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独 り 言 (2019年7月分)
2019年8月分へ

2019年7月31日(水)
最後の出勤日。
しかしあまりにやることがないので、ついに箒とモップを渡されて事務所の掃除を始めるグループまで出て来た。
私は箒を渡されなかったので、席に座ったまま昼寝。(^^;

そのまま定時で退社。
制服とIDカードを返却し、外に出た瞬間に、ここ1ヶ月半の記憶が消えた気がした。
(いろんな意味で、なんとも不思議な職場だった)

帰宅。
メールをチェックしたら、先日、履歴書を郵送した会社から連絡が来ていた。
「電話しても繋がらなかったので連絡して欲しい」
という内容だったので、電話をしたら、
「体は丈夫ですか?」
と、聞かれる。

どの程度の「丈夫さ」を求められているのか分からず、一瞬、躊躇すると、
「立って本棚へ行って本を取って来られますか?」
と聞かれたので、
「それは割と得意です」
と答えたら、
「じゃあ、採用です」
と言われた。

めでたく次の仕事が決まったようだ。
(今度も不思議な会社なんだろうか?)

寝る。

2019年7月30日(火)
今日も朝から暑い。

出勤するも、仕事がなくて事務所の中をたらい回しにされた挙句に、どう考えても無理にひねり出したとしか思えない作業を
やらされる。

肉体的にはあまり働いていないはずなのに、精神的な疲労感がハンパない。
同じ派遣の人と会話していて、
「やはり、派遣社員のことを『アレ』とか『コレ』とか呼ぶような社風に馴染めないせいじゃないかという結論になる」

明日までこの職場で仕事。
あと1日だけ、頑張ろう。

定時で帰宅して、寝る。

2019年7月29日(月)
やや雲の多い空模様。

出勤。
外に出て10m歩いたところで、上着を着て出たことを後悔する。
蒸し暑さがハンパない。

地下鉄を乗り換え、コンビニで昼食用のパンを買い、会社に到着。
いつものルーティンワーク。

月末も近いので、そろそろ契約期間の終了時期、明日で辞めると言う人が派遣会社の人に、
「また別の仕事を見つけたら電話しますね」
と言われて、
「なら着拒します!」
と答えていた。(^^;
(確かに小説のネタとしては面白い職場だったが、私も2度とここで仕事をしたくはないなあ)

定時で帰宅。
風呂に入って、寝る。

2019年7月28日(日)
未明。
寝ていたつもりだが半分目覚めていたのか、揺れているのを感じた気がした。
例の「ビィーッ」という独特の揺れ。
間も無く、部屋が大きくユラユラし出した。

 時刻:3時31分頃
 震源:三重県南東沖(北緯:33.0度 東経137.4度)
 深さ:約420km
 規模:マグニチュード6.5度
 最大震度:震度4(宮城県丸森町)

三重が震源なのに、なせ宮城がこんなに揺れる?
プレートの関係だろうか?

午後からメンサ・テスト合格者の会。
実は今日は夕方からSF乱学講座があるのだが、そっちにまで行く体力が残っていない。
韓国SFの話で、興味のない話ではなかったので、ちょっと残念。
(このところの妙に強い疲労感はやや気になるので、来週あたり医者に行ってみよう)

天狗で軽く飲んで帰宅。
寝る。

2019年7月27日(土)
朝。
天気が良いのはいいが、暑い。

今日は大宮でSF大会。
大宮と言えば埼玉県である。
「とても遠いところ」というイメージを持っていたのだが、急行(快速だったかな?)に乗ったら、池袋から大宮まで30分
程度で着くのだね。

しかし、大宮駅に着いてからが大変。
大宮ソニックシティまでは、なんとかたどり着いたのだが、建物が大きすぎて中で道に迷う。
エスカレーターを上がったり、降りたり、SF大会の封筒を手にホールで途方に暮れていたら、見知らぬ人に、
「SF大会の参加者ですか?」
と、声をかけられ、受付まで案内してもらう。
どうやらこの人も参加者だったらしい
(オタクの人は親切だ♪)

入場手続き後、知人のブースでコミケの入場チケットを受け取り、それから来年のSF大会のブースを探す。
参加登録の受付が本日からだという情報をFacebookで掴んだのだ。
どうやら私が最初の申込者だったようで、ブースでちょっとアレコレあったが、どうにか参加登録完了。
宿泊費込みで2日間3万円は……普通か?

会場内で「ローカルヒーロー博覧会」というのをやっていたので、いろいろな「ご当地ヒーロー」を楽しませて頂く。
介護のために活躍するというユニークなヒーローがいて「へー」と感心していたら、自身が車椅子ユーザーというヒーローも
いたりして、バラエティ豊か。

森下先生に声をかけていただいたので、少し話をしたら「杉並太郎さんとは会いましたか?」と、聞かれ「会っていない」と
答えると、わざわざ連れて来てくれた。
で、杉並さんが私に何の用なのかと思ったら「同人誌を買って下さい」とのこと。

「ディーラーズにブースが取れなくて」だそうで、どうやら買ってくれる人がいないので、森下先生に買ってくれそうな人を
紹介して貰っていた様子。
(たまに言われるが、私は見た目が「わかりやすいカモ」なのだとか)

どういう同人誌なのかと思って聞けば「自伝」だそうだ。
おまけに価格が1500円。
(作家でも芸能人でもなんでもない素人のおっさんの「自伝」に1500円?)

見せられた「自伝」は、やたらに紙質が良く、無駄に装丁が豪華。
森下先生が穏やかな口調で、
「いかにも田舎の社長とかが装丁屋に騙されて作った感じの装丁でしょう?」
と、私が言いたかったことを代弁して下さった。

おまけにタイトルが『洟垂れ 自伝』著者名が「エム」。
どこから何をどう突っ込んで良いのかわからない。
(彼は、誰にどういう目的でこの本を読んで欲しいと思って書いたのだろうか?)

でも、「わかりやすいカモ」である私は、模範的なカモとして、その自伝を買う。(たぶん読まないけど)
森下先生とは、その後「最近、浅暮先生の酒量が少し増えたようで心配」みたいな話をして別れる。

その後、杉並さんとはまた会場内で出会ったのだが、彼は満面に笑みを浮かべて私に近づいて来ると、
「さっき浅暮さんに会ったので、崎田さんが浅暮さんをアル中だって言っていたって伝えておきましたよ。ウフフフフッ」
と嬉しそうに笑ったのだった。

……気がつけば、ディーラーズで同人誌を買いまくっていて、荷物がちょっとやばい状態に。
再来年の大会の開催が決定したというニュースが流れ、早速登録受付を開始したと言う。
「今日、申し込めば2万円でOK」と言われたのだが、すでに現金の持ち合わせがない。
とりあえず申し込みだけ済ませて、振込先を教えてもらう。

昼。
会場内で弁当を買って食べる。
疲労を感じたので疲労回復飲料として有名な「モンスター」という物を初めて買って飲んでみたのだが、体が少し熱くなった
程度で、あとは炭酸で気持ち悪くなっただけだった。
「合わない体質」というのがあるのだろう。

午後。
飛浩隆さんの『零號琴』企画だけ観に行ったのだが、うっかり出遅れてしまったために会場の後ろで立ち見をする羽目に。

トークの中では、劇中劇「仙女旋隊あしたもフリギア!」が物語中で重要な働きをするのは、あくまでストーリー上の必要か
らで「私は別にプリキュア・シリーズが好きなわけではないのです」という飛さんの告白(?)が、一番衝撃的だったかな?

夕方。
体力の限界を感じたので帰ることにする。

埼京線に乗って池袋まで戻って来たら浴衣姿にスニーカーとか、サンダル履きとかの「油断した和服ボーイ」の姿を複数見か
けた。
浴衣と帯で力尽きて、下駄まで手が回らなかったのだろうか?
このユルさが、さすが池袋。

コンビニのゆうちょのATMで、忘れないうちにSF大会の参加費を振り込んで、夕食は近所のとんかつ屋。
やっぱり、揚げ物って専門店のものが美味しい。
たっぷりの油で揚げるのがポイントなのだと思う。

店内のテレビで花火の中継をやっていた。
今日は隅田川の花火大会らしい。
(「油断した和服ボーイ」の浴衣姿はそのせいか?)

一口カツ定食を美味しく食べて帰宅。
寝る。

2019年7月26日(金)
休みの日。
いまの職場の契約が今月末までなので、考えてみたら来週の水曜日で仕事がなくなることになる。
「転職は前職を辞める前に」とアドバイスを受けていたので、就活の電話を入れたら、来週の月曜日が面接だと言う。
それだと今の仕事と被ってしまうのでそのように言うと、面接の日までに履歴書だけ送るようにと言われた。
急いで履歴書を書いて郵便局へ。

「今から郵送して、月曜日までに先方に届きますか?」
と聞いたら、
「通常なら普通便で届きますが、いまはオリンピックのための交通規制テストが行われているのでわかりません」
と言われ、仕方なく速達で送る。
オリンピックは何かと迷惑。

夜。
空想小説ワークショップは「キューティ・ブロンド」を教材に、登場人物の物語的な役割について。
「キューティ・ブロンド」は、2001年のアメリカ映画。
大好きだった彼氏に「おバカな金髪女は自分の妻にふさわしくない」的なことを言われてフラれたヒロインが、
「じゃあ、彼にふさわしいハーバードのロースクールに通うような女になれば良いのね♪」
と、単純に考えてハーバードのロースクールに入学。
(この辺で気づくと思うが、彼女は育った環境のせいでおバカに見えていただけで、実は結構「地頭(じあたま)」は良いの
である)

しかし、せっかくハーバードまで追いかけて行った彼氏にはすでにフィアンセが!
おまけに肝心の彼氏に「君の頭じゃ」的なことを言われてバカにされる。
(短期間の受験勉強でハーバードのロースクールに入学できるような女性なのに?)
そこで一念発起したヒロインは……

細かいところだが、ロースクールの学生なのにノートパソコンも持っていなかったヒロインが、勉強のためにと購入したのが
当時のクラムシェル型のiBookであるところに笑った。
Macユーザーである私も一応は購入を検討したのだが、なにしろデカい、かさばる……で、断念したやつ。
見た目はキュートだが、ノパソなのに「持ち運びに不便」という致命的な欠点があった機種なのである。
(その後、Appleも反省したのか、Macのノパソは MacBook Air のような「軽くて持ち運びに便利」な方向に路線変更して
行った)

正直「いったいどういう人間がこんなノパソを買うんだろう?」と思ったものだが、なるほど、彼女のような人間が購入する
ノパソだったわけか。(笑)

放課後は、いつものように「勝や」で飲み会。
参加した人たちに『三体』を勧めまくり、ついでに1号くんの『古白抄』を勧めたら3部ほど売れた。(^^;

家に帰って、寝る。

2019年7月25日(木)
出勤。
雨は降っていないが、空気は蒸し暑い。
窓のない職場は、相変わらずほこりっぽく、隣の席の人がずっと咳をしていた。

定時で退社。
帰り道の電車の中で『三体』(劉慈欣:著 大森望、光吉さくら、ワン・チャイ:訳 立原透耶:監修 早川書房)読了。

中国のSF小説。
一言で言うと、悪い宇宙人が攻めてくる話?
めちゃくちゃに面白かった。
というか、私好み。
(やっぱり、SFは悪い宇宙人に攻めて来てもらわないと)

〈以下、あらすじなので、ネタバレ注意〉
宇宙の彼方の他の文明の存在を知った地球人。
連絡を取ろうと通信を送ると、返信が来る。
それは悪い宇宙人の裏切り者(つまり地球人から見たら「良い宇宙人」)からのもので、
「俺らの仲間はそっちを征服する気満々だから、うっかり存在を知られると危険だ。応答はするな」
という内容。

しかし地球側でこれを受け取ったのが、文革でひどい目に遭った中国人だったものだから、
「うちらの政府は最悪だから、むしろ征服していただいて結構」
という内容を返信してしまう。
(恒星間飛行をするぐらいの文明がある星の宇宙人なら、いくらクソでも地球のクソ政府よりはマシだろう)
と、考えたわけだ。

まあ、そんなわけで中国政府もかなりクソなわけだが、悪い宇宙人の方も輪をかけてクソで……
(どうなる地球?)
……というところで、第2部に続く。

中国でこの小説が出版された際には、文化大革命の非道ぶりを描いた場面がだいぶカットされたそうで、問題の中国人がなぜ
「むしろ宇宙人に征服してもらった方がいい」と考えたのかが分かりづらくなっているのではないかと思う。
先日、早川の方とお会いしたので「劉慈欣と百田尚樹の対談を是非に」と煽って(笑)みたのだが、実現しないかな?

夜。
今夜の「幻解!超常ファイル ダークサイドミステリー」は、ナチスの財宝の話。
第2次世界大戦でドイツが負ける直前に消えたナチスのお宝の伝説なのだが……

そもそもはこの「お宝」を運んでいたのは、当時ドイツに支配されていたハンガリー政府の列車。
敗色が濃くなっていく中でなんとか政府資金を持ち出そうとしたのだが、まず運搬を任された部隊の司令官が積荷をごっそり
盗んで逃亡してしまったらしい。
さらにハンガリーが保護を求めて降伏したアメリカ軍の軍人も「ひゃっほーい!」とお宝をポケットに詰め込んんで帰国。
組織的にまとめて財宝を隠したと言うより、火事場泥棒みたいな連中が寄ってたかって持ち逃げしてしまったというのが真相
に近いようだ。

続いての「コズミックフロント NEXT」は、アポロの月着陸ドキュメンタリードラマの後編。
司令船のパイロットだったマイケル・コリンズが「もしもアームストロングとオルドリンが戻って来れなかったら、ひとりで
地球に帰るのか」と考えると非常に怖かったと言っていたというのが印象的だった。

映画「ゼロ・グラビティ」で、生き残った宇宙飛行士の頭がおかしくなって幻覚を見るシーンを思い出した。
(もしも本当に事故が起きていたら、コリンズの精神はやばかったのではないかという気がする)

それにしても、月着陸直前に、コンピューターが異常を起こした理由が「オルドリンが勘違いしていらないスイッチを入れた
から」だったというのは!
(着陸の際に月面に向けてレーダーを照射するスイッチを入れるところで、一緒に司令船に向けるレーダーのスイッチを入れ
てしまったらしい。司令船の位置をレーダーで確認するのは帰還の時の手順で、1方向からのレーダーからのデータを処理す
るように設計されていたコンピューターが、同時に2方向からのデータを受け取ってパンクしてしまったのだとか)
極度の緊張状態にあると、訓練を積んだ宇宙飛行士でも、とんでもないことをやらかすものなのだな。

寝る。

2019年7月24日(水)
明け方。
あまりにもリアルな夢を見ていたせいで、目が覚めたらこっちの方が夢の中のような気がする。

雨こそ降っていないものの、湿度が高く蒸し暑い朝。

出勤。
朝イチで回って来た書類がやたら面倒臭いやつで、細かい数字を確認するために電卓を叩き過ぎて手が痛くなった。

昼。
椅子に座って休んでいたら、ふっと自分が踏切の前に立っている気がした。
子供の頃に住んでいた家の近くの踏切だ。
眠ったつもりはなかったので、妙な白昼夢?

そして非常にリアルな感覚。
次の瞬間、職場で座っている自分に気がついたのだが、どうにも「こっちの方が夢の中のような気分」が消えない。

夕方。
(疲れているのかもしれない)
と思ったので、残業はせず、定時で帰宅。

こんな日は、風呂に入って早めに寝てしまおう。

2019年7月23日(火)
今日もまた、中途半端に雨。
そして、今日も今日とてトラブル案件の処理に追われる。
(社外に出す書類って、どこの会社もプリントアウトしたあとで内容を確かめないものなのか?)
大事なお客様のお名前を間違えた書類が回って来て、こっちが目を回しそうになった。

定時で退社。
帰りの電車の中で『三体』の続きを読む。
このところ、まとまって読書に割ける時間が取れない。
なので細切れに読んでいるのだが、それでも十分に面白い小説。

帰宅。
書留でクレジットカードが届く。

(まだ有効期限が残っているのに???)
と思って説明書を読んだら、カードをICチップ入りに変えるのだそうだ。
そのため、今後はサインの代わりに暗証番号を使うことになったとか一方的に言われても、そんな番号は忘れた(^^;
(困るなあ)

参院選がらみで、笑っちゃいけないけど笑えるニュース。
静岡県富士宮市選挙管理委員会は21日に投開票された参院選の比例代表の開票作業で、山田太郎氏が獲得した全515票を
山本太郎氏に誤って算入していたと発表。
22日に発表した確定票は山本氏1453票、山田氏0票だったが、訂正後は山本氏938票、山田氏515票になる。

「山田氏に投票したのに0票になっている」と問い合わせがあってミスが判明したとのことだが、私もこの2人の名前は紛ら
わしいなと思っていたので、少し選管に同情する。
(それにしても、いくら何でも「0票」っておかしいとは思わなかったのだろうか?)

……明日も天気は悪いのかな?
もう寝よう。

2019年7月22日(月)
選挙のせいか朝刊の配達が遅れているようで、出勤前に読み損なう。

今朝も雨。
傘を差すまでもないような小雨に見えて、まとわりつくような小糠雨がしっとりと服を濡らす。
折りたたみの傘をしぶしぶ広げて駅へ急ぐ。

仕事は本日もルーティンワーク……のはずが、トラブル案件ばかりでさっぱり捗らない。
精神的に疲れる。

定時で退社して家に帰ってから朝刊と夕刊をまとめ読み。
まず朝刊の1面トップは、当然のように昨日の参院選の記事。
〈与党が改選過半数〉
〈改憲勢力は2/3割れ〉
と、結局のところ与党が勝ったんだか負けたんだかよく分からない微妙な見出し。
記事に添えられた安倍さんの写真も笑っているのだか疲れているのだかよく分からない表情のものが選ばれている。

夕刊の方は、
〈与党71 全議席確定〉
〈改憲勢力2/3届かず〉
安倍さんの写真も、かろうじて歯を見せている感じで、満面の笑みとは言い難いものがチョイス。
(やっぱり日経的には「与党過半数」より「改憲勢力2/3割れ」の方が重大なのかな?)

どうでもいいけど、毎年所属政党を変えていることで有名な音喜多さんは、今回は日本維新の会から出て当選したらしい。
4月に北区長選に落っこちた時には、これまでかと思ったが、ゾンビ……じゃなくて、不死鳥のような???

ネットのニュース。
〈NHK出口調査 消費増税「賛成」43% 「反対」57%〉
私も消費が冷え込んでいる時期の消費税増税は、得策じゃないと思うなあ。

寝る。

2019年7月21日(日)
参議院選挙投票日。
近所の投票所までだからと傘を持たずに出かけたら霧雨のような雨が降り出した。

投票を済ませて、ついでに近所で食事でもしようかと思ったら、目当ての店が閉まっている。
(休業か? 廃業か?)

池袋西口のサイゼリアに行き先を変更。
昼食を済ませて帰宅する。

街の景気は、相変わらず良くない雰囲気だなあ。
これは私の素人意見だが、日本全体が消費を軽視する方向に偏っているのがいけないのではないだろうか?

資本主義国家においては「物を買う人」はもっと大事にされても良い気がするのだが、最近の人手不足の影響か、消費者向け
サービスの低下を、やむなしと考える人が増えている気がする。
昔はもっと社会全体が「なんとかして物を買って貰おう」みたいな方向に動いていた。
物をたくさん買う人が増えれば景気は回復すると思うのだが、最近「贅沢を言うな」とか「我慢しろ」とかいう言葉が飛び出
す機会が増えている。
誰も贅沢を言わず我慢ばかりしていたら、消費は伸びないと思うのだよね。

この上に、今年は消費税の増税が来る。
消費税が増税されれば、当然、消費者は消費をためらう。

そして一番やばいこと。
一家族の消費を増やさないためにはどうすれば良いのかを考えたら、生産せずに消費ばかりする子供という存在を生まないの
が一番手っ取り早いのだ。

厚生労働省が先月に発表した人口動態統計によると、昨年(2018年)の出生数は、91万8397人。
これってもう、90万人を割るのも時間の問題だよね。

若者がどんどん減ったら、老人が貰える年金もどんどん減ることになるね。
少子化で日本経済は縮小する傾向にあるから、自分たちの子供には親を養う余裕なんかなさそうだね。
だから老後の生活費を自分で貯金しておく必要があるね。
子供なんか育てていたら、自分たちの老後の蓄えがなくなるね。
そうなると子供は生まないという人が、もっと増えるね。
年金はさらに減るね……。
この悪循環をどこかで断ち切らないと、日本はマジで亡ぶんじゃないか?

ニュース。
日本政府は19日に行われた米政府主催の説明会において、米国が結成を目指す中東ホルムズ海峡などでの安全確保のための
有志連合結成の経緯と意図について説明を受け、この連合への参加について、参院選後に検討を本格化させる方針。
アメリカが中東で揉めごとを起こして、日本が巻き込まれるのではないかと不安な気もするが、大丈夫なのか?

夜。
開票速報を見る。
投票率は27.30%だそうだ。
(低いなあ)

完全に結果が出るのは、深夜になるだろう。
明日も仕事なので、寝る。

2019年7月20日(土)
今日は「MOMO4号」の打ち上げ予定日。
朝からTwitterで発射準備の様子を見守る。

もはや読み終わるのが惜しくなって来ている『三体』(劉慈欣・著 光吉さくら、ワン・チャイ、大森望・訳 早川書房)の
ページをめくる(電子書籍だけど)。

いま読んでいるのは三部作の第1話なので、続きを早く翻訳して貰いたいところなのだが、中国は共産主義国家なので、小説を
翻訳するのにもいろいろと手続きに時間がかかるらしい。
(だから共産主義国家って嫌なんだ)

ネタバレになると嫌なので慎重に内容に触れると、主人公は科学者。
物語はなぜか基礎科学を研究していたはずの学者たちが次々と謎の死を遂げるところから動き出す。
学者たちが関わっていたのは、いわゆる「三体問題」。

文系頭の私の理解だと「三体問題」というのは「無重力の空間に質量を持つ3つの物体があると、お互いの引力の影響を受け
てデタラメに動き回る」ということっぽい。

で「宇宙の彼方に3つの太陽を持つ太陽系がありました」というのが、この『三体』の基本設定。
3つの太陽ということは、すなわち「無重力空間にある質量を持つ3つの物体」ということになるから、この太陽系に惑星が
あった場合、太陽がデタラメに昇ったり沈んだり、遠ざかったり近づいて来たり(!)という悲劇に見舞われるわけだ。

これだけで、なんかめちゃくちゃに面白そうな気がするよな?
事実めちゃくちゃに面白い小説なのだ。

夕方。
16時40分に打ち上げ予定だった「MOMO4号」は、自動シーケンス移行後に異常を検知したとかで、カウントダウンを
自動停止。
打ち上げは延期になったそうだ。
(「MOMO」に関しては、1発で打ち上がることはないと予想していたので「推測通り」みたいな感じ)

夜。
Eテレでアポロ11号のドキュメンタリーを観る。
「MOMO」を見ていると、改めて「アポロってすげえ!」と思うよな。

映画「万引き家族」をやっていたので、観る。
この作品、キャッチコピーの「家族の絆は万引きでした」が、いろいろと物議を醸したらしいが、一見、温かな絆で結ばれた
家族のように見える集団が実は……という話で、内容を見るとあのキャッチコピーは正解なんじゃないかと思う。

息子を可愛がっているように見える「父ちゃん」が、その息子を言いくるめて万引きをさせている。
「なぜ?」という違和感の正体が、ストーリーが進むにつれて次第に見えて来るという構成。

「父ちゃん」は、一言で言うと優しい人。
だがその優しさは、なんと言うか……「最後まで面倒を見られるわけでもないのに捨て犬を拾って来てしまうような優しさ」
なのだ。

彼は主人公の男の子や、その妹(いずれも親による虐待を受けていた)を、文字通り「拾って」しまう。
そして、彼自身も拾われたような存在。

彼らをひとつにしていた絆の正体は、助け合う関係ではなく縋り合う関係であったわけだ。
だから縋り付くべき相手がその力を失うと、助けるのではなく捨てる方向に行動する。

そんな「父ちゃん」は、最終的に自分に「父ちゃん」の資格がないことを自覚するわけであるが、「最後まで面倒を見られる
わけでもない人に拾われた捨て犬は、自分を拾った人間のことをどう感じるのだろうな?」という問いの答えが主人公の最後
のセリフとなるのだろう。

主人公である聡明な少年は、自分自身の選択によって、より良い人生を掴むのであろうが……というところで物語は終わる。
良い映画だったと思う。

『三体』の続きを読んで、寝ようか。

2019年7月19日(金)
朝。
NHKの「あさイチ」に久米宏が生出演して、
「政治ニュースとか社会情勢や世界情勢を伝える放送局が、その国の国家に、人事に予算に首根っこを握られていることは、
先進国では、あってはならない」
と言っていた。
これを言わせるために、わざわざ彼を呼んだのか、NHKの担当者?

今夜は、五反田で【緊急開催!】陸秋槎×大森望「劉慈欣『三体』日本語訳版刊行記念イベント」【大森望のSF喫茶 #30】
 があるのだが、肝心の『三体』を、まだ読み終わっていない。
なので午後はひたすら『三体』を読み進め、気がついたら午後5時になっていた。

五反田へ。
本日のゲストである中国人作家の陸秋槎氏、正直「誰?」という人だったのだが、トークが面白い。
陸氏にとっては外国語である日本語で喋っているのでいわゆる「喋り」の面白さというより内容の面白さ。

中国SFの歴史についての興味深いお話を伺うことができた。
中国でSF小説が書かれるようになった動機は、戦前の国の弱体化を科学技術の遅れが原因であると捉え、啓蒙を目的とした
ことからなのだとか。
よって中国のSFは、科学を普及させるための子供向けの小説「科普小説」から広まった。

その後、大人向けのよりエンタメ色の強い「科幻小説」が書かれるようになったが、この「科幻小説」は「科普小説」サイド
から「妄想的でリアリティに欠ける」と批判を受けることになった……とか。

『三体』の作者である劉慈欣は、科学を否定的に捉えたSFに対して批判的で、通常は楽観的な終わり方をする作品が多い。
しかし『三体』三部作の最終巻では、日頃の彼のこうした作風に反して悲劇的な未来が描かれている。

この理由を陸氏は、
「第3部が書かれる直前の2009年に、劉先生の長年の勤務先であった発電所が閉鎖されたことが原因だと思います」
と、語る。
愛着ある勤務先の閉鎖が、作者を厭世的な気分にさせたのではないかという推理である。
興味深い見方だ。

あまりにも陸氏のトークが面白かったので、つい『元年春之祭』(陸秋槎 稲村文吾訳 早川書房)を衝動買い。
著者にサインを頂こうとしたら、筆と硯を取り出され、見事な筆跡でお名前を書いて下さった。
(さすがは中国人!)

イベント終了後「坐・和民」で食事をし、終電で帰宅。
(飲み会の席で早川書房の人が言っていた「劉慈欣と百田尚樹の対談」が実現したら面白いだろうな)

寝る。

2019年7月18日(木)
出勤。
職場の朝礼で「事務室のゴミ箱から飴の空袋が発見された」という話を聞かされる。
監視カメラの映像を調査して持ち込んだ者を特定する予定らしい。
あまりにも面白すぎる職場なので、逆に今月で辞めるのが惜しくなったぞ。(笑)

定時で帰宅。
夕食を食べてBSで「幻解!超常ファイル ダークサイドミステリー」を観る。
今夜のテーマは吸血鬼。

ローマカトリックの影響力が低かった東欧の民間伝承として「死者が蘇る」という話があった。
当時の埋葬方法は土葬。
意外に知られていないことだが、人間の遺体は地上に放置されて空気に触れているものの方が、土中に埋められて空気が遮断
されているものより腐敗が早い。

つまり土中に埋葬された遺体は、行き倒れなどで野ざらしになっている遺体より腐敗の進行が遅いのだ。
しかし人は通常、墓を暴いて埋葬された遺体を観察することはないから、こうした知識を持つものは少ない。
死者の墓が暴かれて遺体が人目に触れるのは、その遺体に何らかの問題があるとされた場合のみである。

その結果、何らかの問題があるのされた遺体を掘り起こすと、予想していたより新鮮な状態の遺体が目撃される。
ここから「問題のある遺体は腐らない」という誤った結論が導き出されてしまう。

ちなみに、人間は死んでも身体中の細胞が一度に死滅するわけではないので、死後も髪や髭、爪などは伸び続けたりする。
また、死後に内臓が壊死すると口や耳から血液が流れ出したりすることもある。

要するに土葬された遺体が「思ったより見た目が新鮮で」「死亡直後よりも爪や髭が伸び」「死んだ直後は付いていなかった
血液が唇に付着している」というのは、普通のことであるらしい。

ところがこれを異常な状態と誤認した人が、驚いて胸に杭を打ち込むなどということを行うと、遺体の中に溜まっていた腐敗
によるガスが圧迫されて声帯を振動させてしまったりする。
その結果「胸に杭を打ち込まれた遺体が叫び声を上げる」といった現象が生じるのだそうだ。

実はこうしたことはすでに18世紀の時点で、当時、東欧に権力を拡大していたオーストリアの女帝マリア・テレジアが派遣
した科学者チームによって、かなりの部分が解明されていたらしい。
18世紀って、意外と「科学の時代」だったのだね。

しかしその反動で、18世紀の終わりから19世紀初頭あたりにゴシック・ホラーの時代がやって来て、科学的が葬り去った
はずの「迷信」が「怪奇小説」の形で復活。
(最近流行りのの反科学的デマも「科学の時代」だった20世紀に対する反動なのかなあ?)

続いて「コズミックフロント NEXT」を視聴。
アポロの月着陸の話を見ているうちに眠くなって来た。

寝る前にTwitterを覗いたら、京都アニメーションにガソリンを撒いて放火した馬鹿者がいたらしく、死傷者が出たらしい。
(亡くなった人がいるのか?)
と、驚いてネットのニュースを確認すると、かなり大きな事件であったらしく、亡くなられた人数も20名とか30名とか、
かなり情報が錯綜している。

犯人は京都アニメーションに何か恨みでもあったのか?
それとも単に頭のおかしい人だったのか?
犯人自身も重傷を負っていて、いまのところ正確なことはわからないようだ。

京都アニメーションは、私ですら名前を知っているような有名な会社で多くのアニメ作品を世に送り出していたところ。
亡くなられた方々のご冥福と負傷された方々の回復をお祈りしたい。

寝る。

2019年7月17日(水)
今日も雨。
満員電車に揺られて出勤する。
私のサラリーマン生活も、あと半月。

午前中。
回って来た書類を処理しようとしたら、いきなり謎の書類不備に遭遇する。
わかりやすく言うと、取引先に「Aという書類を送って欲しい」と言ったらBという書類を送って来たので「AではなくBを
送って欲しい」と言ったら、Bという書類の一部をコピーしたものが送られて来たのだ。

これでは処理できないので、上の人に相談したら、
「は?」
という感じで考え込まれてしまう。

しばらく書類を見つめた末に「ちょっと待っていて欲しい」と言われ、別の人が呼ばれる。
さらにその人に呼ばれて、また別の人が……
まるで「大きなかぶ」状態。(笑)

ついに「さらに上の人に相談しよう」ということで相談がまとまったらしく、書類を手に事務所の外へ。
30分ほど待った末に「どうやらこの書類が送られて来たのは、先方の誤りであったらしい」という結論に。

最初からそんな気はしていたのだが、あまりにも堂々と予想外のことをされたために「もしかしたら我々の方が何か間違って
いるのでは?」と不安になったのだと思う。

今日も定時で帰宅。
『三体』を少し読んでから寝ようか。

2019年7月16日(火)
今日も雨。
普通に出勤して、普通に仕事をするつもりが、職場に着いても仕事が来ない。
午前中に1、2件処理した後、まったく仕事が回って来なくなった。
仕事がないのは私だけではなく、職場全体がそうであるようだ。

午後。
あまりに仕事がないので、事務所のうちの島は、揃ってシエスタ・タイム。(笑)
……結局、仕事がないまま退社時刻を迎えて帰宅する。

夕食は中華。
風呂に入って『三体』の続きを読む。
こんなに本を閉じるたびに「作品世界に帰りたい」と思わせる小説は『ハイペリオンの没落』以来かな?
いつまでもページを閉じたくない。

明日も仕事なので、そろそろ寝ないといけないのだが……。
などと言いつつ、BSで〈ダークサイドミステリー「ケネディ暗殺 陰謀論の正体に迫る」〉を最後まで観てしまった。
午前0時45分までの番組。

……さすがにもう寝よう。

2019年7月15日(月)
海の日。
天気は今日もあまり良くない。

昼。
散歩がてらに買い物に出る。

商店街では雑貨屋がセール中。
売れ残りの食器類が50円とか100円とかの値段で売られている。

画廊ではなぜか袋入りのジャガイモが販売されていたのだが「200円」と書いた札と床に空き缶が置いてあるだけで、店員
らしき人は見当たらない。
空き缶の中を覗くと100円玉1枚と50円玉が2枚入っていたので、どうやら1袋売れたらしかった。

午後。
職場で着る制服をクリーニングしなくてはならないので、コインランドリーに行ったが洗濯物を乾燥機に放り込んで間も無く
雨が降って来た。
傘を持って来ていないので「あーあ」と思ったが、服を乾燥させているうちに雨も止んでしまった。

帰宅。
『三体』(劉慈欣著 大森望 光吉さくら ワン・チャイ訳 早川書房)の続きを読む。
紙の本は登場人物一覧が間に挟まっていて、これはありがたかった。
但し、字の大きさはkindleの方が大きい。
迷ったが結局、本文の方はkindle版の方をそのまま読み進めることにした。

夕方。
来週は選挙なので、選挙公報を眺めつつ投票先を考える。
これって結構楽しいのだよ。

夜。
さて、布団に入って『三体』の続きでも読もうか。

2019年7月14日(日)
朝。
2号くんに誘われて映画を観に行く。
どんな映画かも聞いていなくて、チケットも予約していない。
雨の中を傘を差して映画館の前に並ぶ。
こんな時間なのに、かなり長い行列が出来ていたということは、人気の映画なのか?
(パンフレットも売り切れだったし)

タイトルは「プロメア」。
本当に何の予備知識もなかったので、広告が終わって本編に入った時も1分近く気づかなかったぐらいだ。
(どうでもいいけれど、開始10分過ぎに客が何人もバラバラと入って来たのは電車の遅延でも起きたのだろうか?)

物語は、満員電車にイラついたサラリーマンが、いきなりキレるところから始まる。
その他、DV被害者の女性とか、ともかく強いストレスに晒されていた人が、いきなりキレて体から火を吹くという現象が、
テレビのニュースの形で解説される。

そして30年後。
発火能力を持つ人間たちがテロリスト集団を作っており、主人公は彼らによる「放火」から市民を守るレスキュー隊員。
このレスキュー隊員が一癖二癖もある連中で、その中でも主人公は群を抜いた暴れん坊。
なぜか現場には上半身裸で現れ、江戸時代の火消しのモノマネを歌舞伎調にやって見せる。
ところで物語の中では、日本はすでに「極東のある国」と、名前も忘れ去られているようだが、サラリーマンが火を噴いた町
は普通に現代の東京だったような???

さて、せっかく「一癖二癖もあるレスキュー隊員」を出したのだから、彼らがさぞ活躍してくれるものかと期待したのだが、
物語の中心は、発火する体を持つために差別を受けている人々「バーニッシュ」によるテロ組織が生まれた理由の方へ。

この辺の設定が、割合とハードSF。
(私はアシモフの『神々自身』を連想した)

そして、画面がやたらにパステルカラー。
この色設定をした人は、どういう感覚の持ち主なのだろう?
シャープな動きの戦闘シーンで、戦っているメカも背景も軒並みピンクとパーフルというのは???
そして輪郭線がパステルカラーなのも、イマドキの流行りか?
(私の好みでは戦闘シーンは「赤なら赤」「黒なら黒」とはっきりした色の方が良いな)

物語の方は、自分を正義と信じていた主人公が「バーニッシュ」への差別を目にして葛藤する方向へ。
全体が111分の作品で、開始50分ぐらいにラスボスが正体を現す。

ラスボスによってピンチに陥る主人公の前に都合よく助けに現れた味方の名前が「デウス・エックス・マキナ」。
はい、脱力しました。(笑)

全体の感想。
いろいろと詰め込み過ぎで、どれも中途半端。

「火消しかぶれの破天荒な主人公」の破天荒さは、やたらにスケールの大きな設定の中で矮小化され、ただのくすぐり程度の
ギャグ(それも全体のバランスから見ていらない)にしからならない。
戦闘シーンに挟まる主人公の「火消しかぶれ」のこだわりも、単に場面のスピード感の邪魔。

「一癖二癖もあるレスキュー隊員」に至っては、活躍する場がほぼないので、この設定そのものが無意味になっている。
クセのあるキャラが活躍する物語と壮大なスケールの設定がぶつかり合って、お互いを殺してしまったなあという印象。

「博士がSF的な状況設定を説明しだすと主人公が必ず居眠りを始める」という演出に、
(演出家と設定担当者の間に何かあったのか?)
と、勘ぐってしまった。
(ちなみにこの作品、SF設定は、おなじみ堺三保さん)

私は、テレビアニメとかで時間をかけてやるべき題材だった気がしたが、場内の明かりがついて、外に出る時、隣の席にいた
男の子2人が、
「な? 面白いだろ?」
「最高だよな」
と、話し合っていたので、イマドキの子にはウケる作品だったのか?

帰り道。
「ガスト」に寄ろうかと思ったのだが、予定を変更して「デニーズ」へ。
方向音痴2人で「ガスト」に入ろうとして雑居ビルに入ったら「デニーズ」にたどり着いてしまったのだ。(^^;
(「ガスト 池袋駅東口店」さん、入口がわかりにくいです)

スパゲッティーを食べてから、2号くんのアパートへ。
『ドロヘドロ』の最終巻を借りて読む。

魔法でトカゲの化け物に変えられた主人公が自分の顔を取り戻そうとする話……のはずが、途中でもう顔のことなどどうでも
良くなって主人公が、そもそもどんな人間なのかを探る長い旅の話になっていく。
陽気で、心の底にドロドロとした恨みを貯め、友情に厚く、親友を裏切る男。
読み終わっても私には、主人公がどういう人間なのかが、さっぱり分からなかったぞ。

最初に私が主人公だと勘違いした「藤田」の物語も一応は決着がつき、彼は「友人の復讐が終わるまでは」と履き続けていた
葬式用の靴を脱ぐ……。
この作品、アニメ化企画が進行しているそうだ。(マジで?)

ところで、2号くんの部屋には、体脂肪率も測れるというヘルスメーターがあるので、面白半分に乗ってみた。
帰宅。

夕食はトマトだけにして、寝る。

2019年7月13日(土)
朝。
雨は降っていない。

昼過ぎに所用で外出。
気温はそれほど高くないが、湿度が高くて蒸し暑い。
汗が出て、30分ほど歩いただけでバテてしまった。

池袋の東口側で天丼を食べてスタミナ補充。
三省堂で「SFマガジン」を買って帰宅する。
今月号(8月号)の「SFマガジン」の特集は「『三体』と中国SF」。

(いまちょうど『三体』を読んでいる最中なのだが、もしかしてネタバレが載っているのか?)
悩んだ末に「SFマガジン」は、ひとまず脇へおいて『三体』の方を読み進めることにする。

夕方。
多少、体力が回復して来たので、先月から放置していたテレビの接続作業の続きを行う。
BSだと画面がちっちゃくなっちゃう問題を解決するために、分波器を使ってブルーレイレコーダーのリモコンを使ってBS
にチャンネルを合わせられるようにしたかったのだが、線を繋いでもレコーダーがBSを認識できない。
(もう少し調べてから再チャレンジしてみるか……)

夕方。
ジョン・マルコヴィッチがポアロを演じたという「ABC殺人事件」の第1話を観る。
陽気で自信満々、刑事からも信頼されているイメージのポアロが、このドラマでは過去のトラウマを背負って警察からも否定
的な扱いを受ける探偵に変わっている。
人物像に深みが加わったと評価する向きも多いようだが「名探偵ポアロ」にそういうものは、必要か?

夕食後。
とりあえず『三体』に関係ないところを……と「エトセトラ」のページを開き、SF乱学講座の案内を見たら思いっきり誤植
があった。
(もしかして、私が原稿を書き間違えた?)
と、慌てて確認したが、私が送った原稿の段階では間違っていなかった。

なのでこの場で訂正を。
「SFマガジン」8月号271ページの「SF乱学講座 一月・二月の予定」は「SF乱学講座 七月の予定」の誤りです。

寝る。

2019年7月12日(金)
天気は今日もイマイチ。
本日の「なつぞら」は、山寺宏一演じる声優が、NGを出し続ける下手な新人にキレて、本番中にその新人の口を手で塞ぎ、
代わりに自分がセリフを言ってしまうというエピソード。
2人の人物の声を瞬時に演じ分ける山寺さんの芸を見せて貰った。

(実はこれって、山寺さんが現実世界で本当に何度も「やりたい」と思ったことでは?)
と思うと笑えた。

午後。
『三体』(劉慈欣 早川書房)を読んでいるのだが、Kindle版なので読み進めながら自分が1冊の本のどの辺を読んでいるの
かがよくわからない。
もちろん確かめようとすればそういう機能もついているのだが、敢えて本の中で彷徨う感覚を楽しんでいる。
そして、かなり面白い小説。

夕方。
空想小説ワークショップ。
あまりに寒いので教室のエアコンを暖房に切り替えて貰う。

講義はいつものように面白かったのだが、終了後に講師の先生がスクール側から叱られたそうだ。
酒を飲みながら講義するスタイルが、受講生からは「面白い」と好評だったのだが、スクールとしては「ちょっと……」と、
問題にされたらしい。(^^;
(缶チューハイを手に、堂々と受付カウンターの前を横切って喫煙室までタバコを吸いに行っていたのがまずかった?)

放課後は、いつものように飲み会。
情報漏洩にやたら厳しい今のバイト先の話をしたら「まるで刑務所の囚人のようですね」と言われる。
実は私もそう思っていた。(笑)

「部屋への出入りの際には必ず両手を上にあげて掌を広げて見せる」とかの規則が、刑務所の「カンカン踊り(正式名称は、
「検身(けんしん)」)」を連想させるのだよな。
身体に物を隠し持っていないかどうかのチェックなのだが、正直、この検査が毎回必要なのかについてはかなり疑問がある。
(面白い体験をさせて貰っているとは思うが、長く働き続けたい職場じゃないなあ)

家に帰って、寝る。

2019年7月11日(木)
今日は雨が降っていないので、昨日に比べれば通勤は楽。
楽とは言っても職場は遠いので、それなりに大変。

学生時代は、片道3時間の距離を通学していた。
大変だとは言っても、始発駅で電車に乗ってあとは目的地までほぼそのまま寝ていればよかった。
寝ていて移動する3時間と満員電車を乗り継いでの1時間だと、体感的には3時間の方が楽なんだよな。

職場に着いて、迷路のような建物の中に入る。
一緒にゲートを通った人が、
「こっち、こっち」
と誘導してくれたのは良いのだが、なんだか随分と遠回り。
「すぐに行ける道もあるけれど、あなたを案内しようと思ってわざと遠い方へ回ったの」
だそうだ。
よくわからないが、親切な人なのか?

更衣室で制服に着替える。
この制服は機能的な意味合いというより、セキュリティのために部外者を識別する目的のもののようだ。
この建物内で働いている人は、清掃係と守衛を除いて全員が同じ制服を着ている。
なかなかに壮観。

9時から18時まで研修を受けて、1単元ごとに小テスト。
ずっと椅子に座っているのって、疲れるな。
事務の仕事はこれまでに何度もやったが、オフィスワークは意外に立ったり座ったりが多いのだ。

昼休みに廊下に出たら、やっぱり道に迷っている人がいた。
(ひょっとして、セキュリティのために、わざと部外者にわかりにくい構造にしている?)

これだけ大勢の「迷子」を目にすると、自分が多数派になった気分になって心強い。
ついに我々方向音痴の時代がやって来たのだ!(違っ!)

18時過ぎに研修室を出たのに、帰宅したのは19時過ぎ。
やっぱり体感的に遠い。

家に帰ると飯食って風呂に入る以上の体力が残っていない。
今回の短期バイトが終わったら、次はもっと家の近くで仕事を探そう。

寝る。

2019年7月10日(水)
今日からバイト。
初出勤だと言うのに、朝から土砂降りの雨。

片手に通勤鞄を持ち、傘を差しながら地図を広げるのは非常に大変。
いろいろとバージョンアップがあったせいか、目下、地図アプリは思い切り役立たずになっている。
(なぜ急いで地図を確認しようとしているユーザーに「この近くのお勧めのお店」を紹介しようとする?)

さて、分かっている情報として、駅から目的地までは1本道。
1本道というのは、2方向のいずれかが目的地に向かう正解だということだ。
ここで方向を間違えると初日から遅刻というめでたくない結果になるので、慎重に確認。

素晴らしいことに、歩き出して10分ほどで無事に目的地が見えて来た。
ただし、広い道路の向かい側。
横断歩道を探して右往左往したものの、どうにか勤務先にはたどり着いたのだ。
自分で自分を盛大に褒める。

しかし、落とし穴はその後にあった。
職場の建物がやたらに広い。
そして、中が迷路。
廊下で中で何度も迷子になった。
これは私だけではなく他のバイト連中も迷っていたので、方向音痴に悪意を持つ何者かによって設計された建物であるに違い
ない。

本日は初日なので、まずは研修。
最近はセキュリティがうるさいらしく、研修室に入るのにポケットのない服に着替えさせられる。
それは良いのだが、着替えさせられた服が季節柄夏服で、今日の気温にそぐわない。
ひたすらに寒かった。

研修は2週間あると聞いているのだが、今回は短期バイトなので私は7月の末にはここを辞める予定。
なので実質的に「仕事」をするのは1ヶ月と1週間ということになるようだ。

昼。
社員食堂で食事をして、もちろん帰り道の廊下で、いくども迷いつつも研修室まで戻ることに成功を収める。

夕方。
そんなわけでなかなかの滑り出しであったバイト初日であったのだが、帰りに玄関から外に出ようとして他のバイト共々道に
迷う。
(やだもう、この建物!)

帰り道も土砂降り。
そして乗った電車はホームドアの異常だとかで途中で止まる。
なんかいろいろと余計なものに「祝福」されているな。(笑)

帰宅。
冷え切った体を風呂で温めて、寝る。

2019年7月9日(火)
朝。
あまりに寒いので上着を着て出勤。
(夏になったら……)
と、無意識に考えかけて、今が7月であることに気づく。
異常気象か?

シフトが変だったのでメールで問い合わせたのだが、なぜか返事か来なかったので職場に着いてから確認する。
「15日が出勤日になっていますが、これは休日出勤ということですか?」
と聞いたら、
「ああ、それは単なるミスだったのですが、できれば休日出勤をして頂きたいなと思って」
と、笑顔で言われたので、笑顔でお断りする。

今日も残業。
9時過ぎに帰宅して遅めの夕食。
風呂に入って休もうとしたら「はるこん」の校正が来た。

直しを入れてから、寝る。

2019年7月8日(月)
朝。
会社を休んでメンサ・テスト合格者の会の会場予約へ行ったものの、希望の日がすでに埋まっていた。

帰宅。
アマゾンから届いた『昭和・平成オカルト研究読本』(ASIOS・編著 サイゾー)を読む。
むかし懐かしいオカルト系の事件をまとめたもの。
(スプーン曲げとか、ノストラダムスとか、いろいろあったなあ……)

夜。
地震。

 時刻:22時54分頃
 震源:神奈川県西部(北緯35.5度 東経139.1度)
 深さ:役20km
 規模:マグニチュード4.3
 最大震度:3
  東京都:国分寺市
  神奈川県:横浜市旭区 横浜市青葉区 海老名市 綾瀬市 相模原緑区 相模原中央区 厚木市 中井町
  山梨県:上野原市

Eテレと民放にはすぐに速報が流れたのに、NHK総合だけなぜかニュース速報の字幕が出ない。
(おかしいな……?)
と思っていたら、しばらくしてようやく画面の隅に縦に小さく速報の字幕が出た。

地震のあった時に流れていた番組は、安倍さんの政見放送だった。
(まさかとは思うが、NHKが安倍さんに遠慮して地震速報の表示を躊躇した?)

自然災害の速報がすぐに出せないようでは、公共放送としてどうかと思うぞ。
寝る。

2019年7月7日(日)
朝から雨。
それもかなり強い雨。

午後からSF乱学講座なので、その準備。
夕方に出かける。
外は寒くて上着が必要な気温。

気温の変化が激しいせいか、私の体調もイマイチ。
電車に揺られているうちに軽く気分が悪くなり、乗換駅の明大前でちょっと休憩。
そのせいで開始15分前に会場に駆け込む羽目に。

そして開始時刻が近づいても講師の櫻木みわ先生のお姿が見えない。
どうしたのかと思ったら電話をしたら、会場のあるフロアの廊下の廊下まで辿り着いて、そこで道に迷われていた。(^^;
(方向音痴に悪い奴はいない!)

さらに……機材トラブルが発生。
プロジェクターが先生のMacを認識してくれないのだ。

仕方なく、みんなで教室の前の方に集まって先生のMacの画面をダイレクトに見るという形式で講義を進行。
本日のテーマは、旅とSFー『うつくしい繭』を生んだ東ティモールとアジアについて。

ヒロインがより良い生活を手に入れるために故郷の伝統的なあるものを捨てるというラストを、文明によって失われる伝統の
哀しみとして捉えたという参加者に対して、作者はむしろ古い伝統から脱することでヒロインが自由を手にする姿として前向
きに描いたのだと聞いて、目から鱗だった。
確かに私も「古い伝統は良いもの」という固定観念に縛られていたのかもしれない。

いつも通り「包茶」で食事会。
本日は講師が若い女性だったせいか、女性参加者が異例の多さで、下戸ばかりで早く帰りたがる男性参加者と、飲んで盛り上
がっていつまでも帰りたがらない女性参加者という対比が面白かった。(笑)

帰り道でK窓さんに「ヒジャブを身につけた女性の美しさ」についてを淡々と語られた。
家に帰ってからネットで調べたら、ヒジャブって通販で売っているのだね。
通販サイトのヒジャブ姿の女性は、言われてみれば独特の美しさがあるような気もする。
(これってイスラム教徒以外の女性が身につけたら叱られるものなのだろうか?)

……寝よう。

2019年7月6日(土)
午前中。
ゆっくり起きて、朝食、朝風呂……。
「なつぞら」の1週間分放送を見るのをすっかり忘れていたことに気づく。

昼。
いろいろと買い揃えなくてはならないものがあるので買い物へ。

スーパーの壁に求人広告が貼ってあった。
そう言えば新聞にも近隣のスーパーの求人広告が挟まっていたな。
スーパーのレジ係が人手不足なのだろうか?
(そう言えば、近所のコンビニではセルフレジが導入されていたな)

スーパーの近くのファミレスでスパゲティを食べる。
レジで「東ティモールのコーヒー」なるものを見つけたので、購入して帰宅。
クセがなくて、私は好きな味だった。
アイスコーヒーにするとより美味しいかな?

Twitterでは、セブンイレブンのコンビニのキャッシュレス・システムの欠陥についての話題が盛り上がり中。
普段、システムの問題点についてを社内で発言しても文系頭の上司に聞き入れて貰えず、ストレスの溜まっていたエンジニア
たちが一斉に、
「ほーら見ろ、言わんこっちゃない!」
と大合唱しているようだね。

特に記者会見で、セブンペイの社長が「二段階認証」という言葉すら知らなかったことが分かり、どうしてそんな人をこう
した事業のトップに据えたのかと叩かれていた。

Twitterと言えば、建設現場で深刻な人手不足が続いていて、まともな知識や技術を持たない人が現場の責任者になっている
ので、10年も経ったら今の時期に建てられた建築物が次々に劣化してトラブル続出になるのではないかという話も流れて
来た。
日本中、大事なところで必要な人材が確保できていないようだ。

さて、明日はSF乱学講座。
櫻木みわさんの「旅とSFー『うつくしい繭』を生んだ東ティモールとアジアについて」というお話。
会場で東ティモールのコーヒーの試飲会を予定しているので、その準備もしないといけないな。

寝る。

2019年7月5日(金)
会社は休み。(というか休んだ)
眠りたい……。

午前中に会社からメールが届いて、シフトの件は一件落着。
(これで安心して、今日はゆっくり休めるぞ!)
と、休む気まんまんでいたら、乱学講座の件でトラブル発生。
10月の講座で流す予定だったDVDの著作権者との仲介をしてくれていた人の許可の取り方が曖昧だったらしい。

昼に機材関係の調整で会場に電話したら、こっちも割と「ふわあーっ」とした感じ。
「確認して連絡します」というので、電話番号を教えて返事を待っていたが、来ない。

午後。
しびれを切らしてこっちから電話したら、
「まだ返事をしていませんでしたか?」
というのんびりした答えが返って来た。

そして肝心の回答は、やはり「ふわあーっ」とした感じ。
講座の担当者に電話で確かめたら「でも、毎年なんとかなっているから、今年もたぶん大丈夫でしょう」との返事だった。
(もうこれはこれで解決がついたことにしてしまおう)

そんなこんなで、午後が潰れ、夕方。
(夕食までの時間は休めそうだし……)
と、思っているところへメールが1件。
……「はるこん」の翻訳の直しだそうだ。
(^◇^)(^◇^)(^◇^)

(明日は土曜日なので、休みたいと思う)
寝る。

2019年7月4日(木)
雨模様の天気。
傘を差して出勤。
通勤途中の地下鉄の駅でドアが開いたら、何かが足元のホームに落ちているのが見えた。
(はて?)
と、よく見たら眼鏡。
地じゃ鉄なので、すぐにドアが閉まって列車が発車してしまったのだが、確かにあれは眼鏡だった。

(眼鏡を落としたまま気づかずに立ち去ってしまった人がいたのだろうか?)
と、しばらく考えてから、
(眼鏡を落としてしまったので、探し物が出来なかったのかも知れない)
と、気がついた。
(列車を途中下車して駅員を探し出し、拾得物として届けてあげるべきだったかなあ?)

会社に着いて間もなく、土砂降りの雨の音が響いた。
私より少し遅れて出社した人は、
「靴下がびしょ濡れ」
だとぼやいていた。

今日も残業して帰宅。
帰り道で少しは近道になるかと王子から都電荒川線に乗ってみたが、ちんちん電車って走るのが遅い!
急いでいるときに乗車するとイライラして精神衛生上悪いことが分かった。

9時過ぎに帰宅して「幻解!超常ファイル ダークサイドミステリー」の切り裂きジャックの回を途中から観る。
切り裂きジャックがなかなか逮捕されなかった理由の一つとして、当時のロンドン警視庁の主な目的が犯罪の捜査よりも治安
の維持であったことが挙げられたのは興味深かった。
迷宮入りの事件って、犯人がスゴイというより捜査側に問題があるケースが多いのかもな。

続けて観た「コズミックフロント NEXT」は、土星とその衛星。
私の大好きなエンケラドゥスについての話が聞けて興味深かった。

夜。
仕事のシフト表を確認したら誤りを見つけたのでメールする。
こういう風に、気づいたときに夜中でも連絡が入れられるところがメールって便利だな。
まあ、返事は明日になるだろうけれど。

明日は仕事が休みなので、少し夜更かしをしてから、寝る。

2019年7月3日(水)
今日も出勤日。
朝、7時前に家を出る。

職場で「来月も同じところで働く気はないか?」と聞かれたので、お断りする。
仕事の内容そのものは嫌いではないのだが、目が疲れるのが辛い。

部屋の照明が天井の蛍光灯しかないので、老眼の目で細かい文字を1日中読む仕事には不向きなのだと思う。
長くこの仕事をしているらしき人が、昼休みに「眼科に行ったら視力が低下していると言われた」という話をしていた。
やはり目に来るらしい。

夜、9時過ぎに帰宅。
食事をとって、風呂へ入ると、11時過ぎ。
(自宅で何かをやる時間がなくなってしまっているなあ)

気がついたら、午前0時を回っていた。
寝よう。

2019年7月2日(火)
今日もぐずついた天気。

小雨のパラつく中を出勤。
職場では、正職員の青年が「ノルマ達成」について、盛んに訓示を垂れていた。
しかし彼の目の前に座っている相手は、みんな短期雇用の時給労働者。
正職員がノルマを達成できようができまいが関係ない。

「大変なのは今だけです。みんなで力を合わせましょう」みたいなことを言われても、短期雇用の労働者たちは、その大変な
時期が終われば、この職場を去ってしまうのだ。
雇用形態の違う者同士でチームを作る難しさを感じたな。

1時間だけ残業して帰宅。
喉が腫れた感じがする。
今朝、少し雨に濡れたのが良くなかったのか?
疲れているところで体を冷やすというのは、健康に良くないよな。

今夜は風邪薬を飲んで、早めに寝てしまおう。

2019年7月1日(月)
朝。
昨日の米朝電撃首脳会談のニュース。
私的感想としては「パフォーマンス色が強いなあ」という感じ。

トランプさんの言葉が本当なら、今回の首脳会談は、割と前から計画していたようだ。
韓国の文さんは、どの段階で知らされていたのだろうね?
そして日本の安倍さんは、この件では相変わらず蚊帳の外。

さて、出勤。
家を出た時から天気はイマイチで、会社の最寄駅で外に出たら、雨。

職場は今日も忙しい。
仕事中に「ご相談が」と言われて何かと思ったら「いま週4日の勤務ですが、金曜日も出勤できませんか?」という話。
「そして出来れば土曜日も」だそうだ。
このままだと終いには何連勤になるかわからないので、お断りすることにした。

夕方。
今日も1時間半以上残業。

帰宅すると9時を回っていた。
そして、アマゾンから荷物が届いていたので開けてみたら「宇宙船レッド・ドワーフ号」の第11シリーズと第12シリーズ
だった。
(「シリーズ」は、アメリカ英語の「シーズン」と同じ意味)

明日も仕事。
10月に調布でやる森下唯さんのピアノリサイタル「ミクロ・マクロ」 をネットで予約してから、寝る。

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