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独 り 言 (2018年5月分)
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2018年5月31日(木)
暑いというか、湿度の高い朝。 暑さは感じないのに汗は出る。 (これは熱中症か?) 室内で熱中症で倒れる人は「暑い」と感じないうちに体温が上がってしまうのでと聞いたことがある。 (やばいなあ) とりあえず、水だけは喉の渇きを覚えなくても飲もう。 あと、塩分も必要? 午後。 汗だけは出るのに、体感的にはむしろ寒いという変な状態。 夕方。 『司書のお仕事』刊行記念、大橋崇行さん×小曽川真貴さん×山中智省さん×嵯峨景子さんトークイベント「ライトノベルと図 書館の意外なカンケイ」があるので、八重洲ブックセンターへ、 地下鉄の中でフリック入力の練習。 この技術を習得すると、どんなメリットがあるかについては、未だに不明。 八重洲ブックセンター着。 物理学のコーナーで、ホーキングの論文を理解するための解説小冊子を見つける。 300円だったが、買って自分が理解できるのか自信がなかったので購入を躊躇。 19時開場。 19時30分イベント開始。 『司書のお仕事』はライトノベルと聞いていたので実はあまり期待していなかったのだが、図書館司書の仕事の内容について を物語仕立てで解説している思いの外、実用的な本だった。 ライトノベルと言うと「子どもの本」という印象があり、実際にライトノベルは10代をターゲットに刊行されているわけな のだが、実際の読者層を見ると、むしろ40代ぐらいが多いそうだ。 言い換えれば、ライトノベルも読者層の高齢化という問題を抱えているらしい。 終了後、SF文学振興会のミーティングに参加しつつ、夕食。 帰りの地下鉄でもフリック入力の練習。 「6級」になる。 帰宅。 (あの小冊子、やっぱり買えば良かったか?) と、後悔しつつ、寝る。
2018年5月30日(水)
午前中は、雑用で潰れてしまった……。 昼。 昼食を摂れる店を探してうろついていたら、東池袋駅の近くで「ケネディ」が載っている商店の案内看板を見つける。 (「ケネディ」と言えば、そこそこ有名なチェーン店だったが、確か潰れたんじゃ……?) 真相を確かめに、周囲を探し、ご近所の方らしき人に確認したら、 「潰れましたよ」 との返事。 でも、3つぐらいある案内看板全てに記載が残っているのだよなあ。 管理者、せめて上に紙を貼るぐらいのことをしたら良いと思うのに。 で、結局サンシャインのマクドナルドへ。 ハンバーガーは太るというので、本当はあまり好ましくないのだが。 ハンバーガーとポテトと爽健美茶。 念のため、あとでカロリーを調べたら、 ・ハンバーガー:260kcal ・ポテト(S):232kcal ・爽健美茶:0kcal 合計、492kcal 昼食でこのぐらいは、まあOKかな? 図書館へ。 入り口を入ったら、目の前のカウンターで図書館員に何か質問している20代ぐらいの男性がいた。 派手な服装でもなく、髪を染めているわけでも長髪にしているわけでもなかったが、顔に文字が書いてあった。 文字は漢字2文字の組み合わせで、額や顎や頬などにそれぞれ別の単語。 たまたまこちらを向いていた文字を読んだら「肛門」。 見間違えかと2度見したが、確かに「肛門」。 たぶん刺青シールか何かの類だとは思うが(そうであると信じたい)、それにしても「肛門」。 そもそもパーティーか若者向けのコンサートでこうした文字をお洒落で顔に貼るのは有りかと思うのだが、図書館という場で 見かけるにはインパクトがあった。 そして、単語のチョイスもよく分からない。 ああいうのは、格好良くするために貼るものじゃないのか? 若い人にとっては、格好良い言葉なのか「肛門」? パソコンコーナーに2時間ほどいて、外に出たら雨。 サンシャイン60を通り抜けて、地下からハンズの脇に出たら、かなりの雨になっていた。 ハンズで雨やどり。 「銀粘土」というものを売っていた。 見た目は白い粘土なのだが、好きな形にして加熱、磨くと銀製品になるというものらしい。 (面白そうだが、本当にできるのだろうか?) 小雨を狙ってサンシャイン60通りから池袋駅へ続く地下道へ。 三省堂へ寄る。 「フラワーズ」の7月号と、「文藝別冊 総特集諸星大二郎」(河出書房新社)を買う。 「フラワーズ」は「ポーの一族」の最新話が掲載されている号。 18世紀に貴族のお家騒動に巻き込まれて森に捨てられたイギリス人の少年が、吸血鬼に会って永遠の命を得たために……と いう物語なのだが、最新話では、彼は現代のドイツに姿を現し「スマホ」を使用する人々を眺めていたりする。 つまり18世紀に不老不死になったために21世紀になっても生きているという設定なのだ。 「文藝別冊 総特集 諸星大二郎」(河出書房新社)の方は、文字どおり諸星大二郎の特集。 私はこの人の「栞と紙魚子」のシリーズが好きなのだ。 雨はひどくなる一方なので、折りたたみ傘を広げて帰宅。 夕食は、冷やし中華。 チャーシューとかいろいろと載っているので、そうめんよりは栄養がある。 夜。 ネットで「銀粘土」で指輪を作るという動画を見つけたので、観る。 確かに銀の指輪は完成したが、ひび割れないように水分を補充しながら形を整えたり、加熱の前にドライヤーで完全に水分が なくなるまで乾燥させたりとか、細かい手間がかなり面倒臭さそう。 私には向かない趣味のようだなあ……。 明日も出かける用事があるので、寝る。
2018年5月29日(火)
日経朝刊2面の特集コラム〈迫真〉は〈TOKYO大変身〉。 〈都の重心 東へ東へ〉 の見出しで、 〈かつて私鉄の沿線開発などで西に向かった人口の重心は、15〜25年の10年で約380メートル東へずれる見通しだ〉 〈この10年で乗車人員が増えた駅をみると東京や品川などイーストサイドが目立つ〉 ちなみに、池袋は、新宿や渋谷と同じ「23区の西側」記事の書き方に習えばウエストサイドにある。 こうした東へ向かう人口の流れに抗して、 〈渋谷では27年までに東急グループによる駅上超高層など6プロジェクトが完成。池袋では東武鉄道が再開発を計画し、新 しい新宿駅の整備構想もある〉 のだそうだが…… 27年というと、9年後? 池袋は「計画」、新宿は「構想」の段階。 このまま東京の中心が東へ動いてしまうと、消滅可能性都市豊島区の未来は? 午前中。 会う予定だった人が30分ほど遅刻して、なんだかいろいろと予定が狂う。 (中央図書館の座席は、もう埋まってしまっただろうな……) おまけに体調がイマイチ。 金土日月と4日連続でいろいろあったので、体力が低下したのか、花粉症の症状がひどくなる。 誰か疲労とアレルギー症状の顕在化の関連について研究している人っていないのか? 疲労が溜まると薬を飲んでいても症状が出る気がするのだが。 午後。 そんなわけで外出はやめて、自宅で出来る作業。 ……なのだが、昼過ぎあたりから明らかに胃が変。 胃に異変。 痛いというか、空腹を感じるのにものが食べられない。 消化ができない。 もたれる(?)みたいな感じ。 たぶん気温のせい。 自分の体調ばかりでなく、ノパソも誤作動を連発。 底の部分に触ると火傷しそうに熱かった。 夕食。 食欲が湧かず、結局そうめんのみ。 (栄養価、低いよな) ぐったりと、寝る。
2018年5月28日(月)
朝刊によると、米朝首脳会談、やっぱりやることにしたっぽい。 日本はトランプさんが「会談中止」とか言った直後に「支持」を表明しちゃったんだよな。 そんなことをしたのは、日本だけだったようだ。 (なんか、カッコ悪い) 本日のNHKの朝ドラ「半分、青い。」は、ちょっと面白い展開。 ヒロインの幼馴染み(東京の大学に通っている)が、ややホームシック気味な気分で大学構内を歩いていると「ふるさと」 を弾くピアノの音が聞こえて来る。 その音色に惹かれ、思わず部屋に入ると、そこでピアノを弾いていたのはロボットだった……。 このロボットが、どう見ても「WABOT−2」なんだよね。 そして、この幼馴染みが通う大学の名称は「西北大学」と、たいへん元ネタが分かりやすいネーミングになっている。 午前中。 用事があって出かけたら、電気工事の人に会った。 詳しく言うと「ガチッ、アギャッ!」という物音に顔を上げると、電気ドリルを持った人が脚立に乗って片手で自分の顔を 押さえていたのだ。 どうやら作業中に回転する電気ドリルが何か硬いものに当たって弾かれ、顔面を直撃してしまったようだ。 (「ガチッ」がドリルが硬いものに当たった音で、「アギャッ!」がドリルを持った人の悲鳴) とても痛そうだったので、 「大丈夫ですか?」 と聞いたら、 「大丈夫です」 と答えたのだが、脚立から降りて来たその人の顔を見たら、血がダラーッ。 「血が出ていますよ」 と、鏡を見せたら、当人も自分の顔に驚いた様子で作業手袋で流れる血を拭い。 「あっ、抉れてる!」 「病院に行った方が良いんじゃないですか?」 と、アドバイスするが、 「そんな暇はありません」 と、流れる血を拭きながら作業を続行。 仕事があるのは良いことだが、電気ドリルで顔面を抉ってしまった時には病院に行けるぐらいの暇は必要なんじゃないだろ うか、人間は? 午後。 帰宅したらLINEが来ていた。 昨日、ミーティングで会ったメンバーからのもので「フリック入力」をトレーニングするアプリの紹介。 さっそくダウンロードしてやってみたら、私の入力能力は「7級」だそうだ。 彼に言わせれば20分ほどトレーニングすれば「5級」とかになれるのだそうだが、そこまでして「フリック入力」の能力 を上げても使い道がない。 モバイル端末を使ったLINEの入力には便利なのだそうだが、 (LINEって何に使うものなのだ?) と、根本的な部分が理解できていなかったので「LINEのメリット」で検索したところ、LINEのメリットとは、 1)会話がスピーディ。 2)画像、動画などのファイル転送がスピーディ。 3)個人情報の公開をすることなく連絡できる。 の、3つだそうだ。 1)会話がスピーディ メールだと1通でまとめるような長文のやり取りを、LINEだとひとつの話題をスピーディに進めることができるのがメリット なのだそうだが??? 要するに、 「来月会議を行います」 「何日に?」 「25日です」 「何時から?」 「13時からです」 「場所はどこ?」 「第2会議室です」 とか、そういうことらしい。 「来月の25日に13時から第2会議室で会議を行います」 「わかりました」 これなら1往復で済むのに、なぜ無駄にやり取りの回数を増やす必要があるのか? 2)画像、動画などのファイル転送がスピーディ。 これは確かに必要な人にとっては便利な機能なのかも知れないが、私は別に新聞記者でもテレビ番組のスタッフでもないか らなあ。 急いで画像や動画を転送する必要に迫られた経験がない。 3)個人情報を公開することなく連絡できる。 電話番号、住所、本名、メールアドレスなど、一切の個人情報を教えることなく、LINEのIDだけでやりとりができるのが安 心だと言うのだが、本名やメールアドレスを知らせたくないような相手と個人的に連絡を取るって、一体どんなケースだ? ……というわけで、調べるほどに分からなくなって来るLINEの使い道。 しかし、これだけ普及しているということは、LINEには何らかの使用のメリットがあるはず。 誰かこのツールの正しい使い道をご存知の方がいたら、できる限り論理的かつ正確な400文字以内の文章で教えて頂けな いものだろうか? 夜。 NHKの「ファミリー・ヒストリー」を観る。 本日のゲストは志村けん。 志村けんの両親や先祖の話だったのだが、なぜか「志村さんんといかりや長介さんの間には不仲説もありましたが……」と 前置きをした上で、わざわざいかりや長介の話を取り上げた。 このことに関する志村のコメントは一切なく、番組のまとめは志村の父の柔道部時代の後輩の話という中途半端なもの。 番組スタッフ、変な色気を出したのかな? 「志村といかりやのわだかまりを、当番組が解決しました」みたいな? 私が志村けんだったら、こんなだまし討ちみたいなマネをされたら不愉快だろうなと思った。 寝よう。
2018年5月27日(日)
今日は午後に大学の試験がある。 午前中は試験勉強……だが、いまさら何をする? 午後。 試験本番。 「私が採点者だったら辛うじて合格にするかなあ?」レベルの答案を、なんとか書き上げて提出。 少し遅刻して「メンサ・テスト合格者の会」へ。 25年ぶりに参加したメンバーがいて、思い出話とか「あんた誰だっけ?」とかいう話をする。 終了後の懇親会。 「最近γーGTPの数値がやばくて」 みたいな話をしたら、 「睡眠が足りていないんじゃないですか?」 と、言われたので、帰宅してすぐに、寝る。
2018年5月26日(土)
朝刊の1面トップは、 〈首脳会談中止〉 〈読み誤った金正恩氏〉 〈中国と時間稼ぎ トランプ氏反撃〉 の見出しで、 〈トランプ米大統領が24日、6月25日の米朝首脳会談の中止を決めた〉 という記事。 〈トランプ氏は25日、北朝鮮との協議は続いていると明らかにし「(首脳会談は)12日の可能性すらある」ともうそぶい てみせた。だだ日本の「外務省幹部は「非核化の時期や方法で北朝鮮とどう合意するかという課題は変わっていない。時間軸 は不確実だ」と語る〉 〈トランプ氏は北朝鮮への最大限の圧力を維持するとともに、再び軍事オプションの警告も発している〉 署名記事で(ワシントン=永沢毅、ソウル=恩地洋介、北京=長井央紀)と3名の名前が挙げられていた。 関連記事が国際面にあり、 〈液状化する国際秩序〉 の見出しで、 〈歴代大統領の朝鮮半島政策を批判し「自分こそ」と豪語したトランプ氏だが、実務的な詰めが進められないまま、なし崩し 的に会談を中止するしかなかった〉 〈米自身の変貌で液状化が進む国際秩序のもとで長年の難問を解くのは格段に厳しくなった〉 という内容。 こちらも署名記事で(ワシントン支局長 菅野幹雄)名前が付されていた。 本日は海老名市文化会館で〈小ホールの音楽会・春「2人で奏でるピアノ〜森下唯・山田剛史デュオリサイタル〜」〉がある ので、小田急線で海老名へ。 やや寝不足でボーッとしていたせいか、電車を1本逃す。 駅員に聞いて、江ノ島行きの快速急行に乗り、相模大野で各停小田原行きに乗り換える。 相武台前でなんとなく窓の外を見たら、ファミリーマートとローソンがぴったり並んで建っている。 そしてよく見れば、ファミリーマートの反対側の隣にあるのはセブンイレブン。 (御三家揃い踏み?) 意外な場所にコンビニ銀座。 ……などと、どうでもいいことに感心しているうちに、海老名着。 この駅の改札は2階にあるので、駅を出るとそこは歩道橋の上になる。 今までに2度、この歩道橋の降り口を間違えて道に迷った。 行けばわかると思うのだが、特に雨の日は間違えやすい。 今日は天気が良いので、屋根のない側の通路を歩いて、無事、正しい階段から地上に降りる。 海老名市文化会館、駅から遠いのが欠点。 日陰のない道を延々と歩かなくてはならないのだが、道でチラシを配っていて、間もなく空き地にマンションが建つらしい。 写真で見ると、素敵な日よけになってくれそうな高層マンション。 (早く建つと良いな♪) 文化会館到着。 1階の食堂でランチ。 ハンバーグの単品(つまりハンバーグ定食みたいなのの「ライス、味噌汁抜き」)を注文。 そういう注文の仕方をする客は少ないのか、何度も確認された。 (メニューにちゃんと載せているのになあ) 最近ちょっと自分が物理的に重いやつになって来ているのに気づいて炭水化物の摂取を減らそうかと思ったのだ。 炭水化物は、ハンバーグの付け合わせのポテトサラダとスパゲッティで十分。 これにキャベツが付いているので、全体のバランスを考えるとライスと味噌汁を抜いた方が、栄養バランス的にも塩分摂量的 にも良い気がしたのだ。 食事を終えて、ロビーのベンチでうとうとしていたら、ホールのある2階への階段の通行がOKになったので、立ち上がって 上りかけたらバランスを崩して落ちそうになる。 どうにか踏みとどまったが、危うく浅暮さんのように「階段落ち」してしまうところだった。 開場時刻になったので、中へ。 隣の席に座っていた青年(初対面)が、子供の頃にこのホールで発表会をやったのだとかで、 「あれです。あのピアノが、たぶん僕が弾いたやつ」 と、教えて頂く。 唯さんのファンの方だそうで、 「森下唯さんは、どうやって楽譜を覚えているのでしょう?」 と、質問される。 (なぜ、それを私に聞く?) 幸運なことに、そこに森下一仁先生がいらしたので、 「ご子息は、どうやって楽譜を覚えているのですか?」 と、伺ってみたが、やはりよく知らないようだ。 (とりあえず、何度も練習しているうちに、自然に覚えているっぽいことだけわかる) 開演。 譜めくりの人が2人登場。 演奏者も含めて全員がメガネ男子というのは、唯さんのツィートによると、狙ってやったらしい。 まずはモーツァルトの「2台のピアノのためのソナタ ニ長調」。 「2人で奏でるピアノ」というから連弾なのかと思ったら、グランドピアノを2台舞台の上に設置しての演奏。 次がブラームスの「ハイドンの主題による変奏曲」 いずれもスピーディな印象の演奏だった。 まあ、唯さんだからね。 ところで、本日の唯さんの相方の山田剛史という人、ポスターの写真だと丸顔っぽく見えるのだが、実際にはサラブレッドを 思わせる風貌の人だった。 休憩が入って、今度は普通の連弾。 シューベルトの「幻想曲 ヘ短調」。 そして、アルカンの「ドン・ジョバンニによる幻想曲」。 大好きなアルカンの、それも愉快な曲調の曲のせいか、唯さんが非常に楽しそうに弾いていたのが印象に残った。 最後の曲は、もう1度2台のピアノで、ラヴェルの「ラ、ヴァルス」。 「ラ、ヴァルス」はワルツという意味らしいのだが、早口言葉で言ってみよう、ラヴェルの「ラ、ヴァルス」。 アンコール曲は、フォーレの組曲「ドリー」より「子守歌」。 「連弾らしい曲を」 ということでこの曲を選んだらしいが、確かに本日演奏された他の曲は、全てが力強くスピーディーだった。 帰宅。 夕刊の1面に、 〈米朝会談へ協議継続〉 〈トランプ氏「やるなら6月12日」〉 の見出し。 〈「首脳会談をやるなら、それはシンガポールで同じ6月12日になるだろう」とも表明〉 というトランプ氏の発言内容は朝刊のものと同じ趣旨だが、朝刊では〈うそぶいた〉、夕刊では〈表明〉。 〈ロイター通信によると、サンダース大統領報道官は「会談が6月12日でも7月12日に開かれても、私たちは準備ができ る」と表明〉 だそうで、報道官が公式に発表したのでツィッターで「うそぶいた」だけではなく、本気の「表明」だと判断したということ なのだろうか? じゃあ、やっぱり「米朝首脳会談」は、やる方向なのかな? 夜。 臨時ニュースが入った。 今日の午後に南北朝鮮の首脳会談が行われていたらしい。 (どうも日本、情報が遅いぞ) NHKで〈逆・転・人・生「えん罪・奇跡の逆転無罪判決」〉という番組を観る。 コンビニ強盗が発生し、顔を隠した犯人が右手で入口のドアに触れたように見える防犯カメラの映像が残っていた。 ドアの指紋を採取すると、前科(?)のある無職の男の左手の指紋が発見された。 その男を逮捕し、懸命の取り調べを行ったものの自供は得られず、裁判で無罪判決が出た……という事件を、実際に逮捕され た人の側から追った再現ドキュメンタリー。 専門学校を辞めた後、一時、道を踏み外しかけたものの音楽に出逢ったことで立ち直り、大手レコード会社からのデビューも 決まっていた若手歌手は、ある日いきなりコンビニ強盗の容疑で警察に逮捕される。 身に覚えがないので無実を主張するも長期間の恫喝的な取り調べを受ける。 事件があった時刻は友人と自宅でサッカーのテレビ観戦をしており、その時に撮影した時刻の写った写真もあったが、検察側 は「写真はアリバイ工作のための偽装」と一蹴。 防犯カメラの映像では犯人は右手でドアに触れているのに発見されたのが左手の指紋である点も「映像に映っていない時に、 左手で触れた可能性がある」と否定される。 しかし防犯カメラをよく見ると、犯人は左手で盗んだ一万円札を握ったままドアに向かっているのが映っており、その状態で ドアに指紋を残すのは不自然。 さらに過去に遡って防犯カメラの映像をチェックしたところ、自分が事件の数日前に問題のコンビニのドアに左手で触れてい る映像が発見されたことが決め手となり、無罪判決を勝ち取ったものの、せっかくの歌手デビューのチャンスは消えてしまっ た……。 (現在、彼は結婚して子供も持ち、介護施設で働きながら歌手を続けているとのこと) 現場のドアから「前科(?)のある無職男」の指紋が発見された時点で、簡単な事件だと考えて細部を詰めずに逮捕まで行っ てしまったのが警察の失敗なのだろうね。 ちなみに被害者側は警察に対して損害賠償の民事訴訟を起こしたが敗訴している。 こういった冤罪事件で損害賠償請求が通るケースが、そもそも稀であるらしい。 気になったのは、日本の取り調べ制度。 弁護士を同席させずに取り調べを行うなんてことをやっているのは、主要国のうちで日本ぐらいらしい。 さらに裁判になるまで長期にわたって身柄を拘束する「人質司法」も大きな問題であるらしい。 元警察官という人がゲストで出演して「警察では『自白は証拠の王様』と言われているので、警察はなんとしても犯人からの 自白を引き出したがる」と言っていた。 だから事件が起こると容疑者を逮捕し、精神的に追い詰めて自白を引き出すという方法に頼りがちだということのようだ。 これが「日本の司法は中世」と呼ばれる所以らしい。 冤罪被害者の母親の「日本は良い国だと思っていたのに、浅はかでした」という言葉に重さを感じた。 日本の司法、そろそろ改善すべき時が来ているのではないだろうか? さて、明日は大学の試験だ。 寝る。
2018年5月25日(金)
朝。 トランプがついに米朝首脳会談を中止するとか言い出したそうだ。 テレビで「日朝首脳会談の方はどうなるんだ?」みたいなことを言っていた。 午後。 いろいろと月末で、昼食は赤いきつね。 夜。 空想小説ワークショップ。 教室に係りの人が来て「7月以降の更新を」と言うのでその場でノパソを開いてネットで更新手続き。 昔は、講座が終わる時間には窓口が閉まっていて、更新手続きのだけためにわざわざ別の日に窓口に来たりした。 この便利さがネット時代の良いところ。 本日の講義は「テーマと状況設定」。 ストーリーの根幹である「誰がどうなるのか」という話。 放課後の飲み会の時に、20代の人と話をしていて「その情報、できればLINEで」と言われる。 LINEというのは、最近の若者に人気のツールらしいのだが、まずiPod touchをネットにつないで、その細かい画面に映し出 された文字に指を乗せ、その指を滑らせて文字を選んで入力、それから変換しなくてはならない。 文章を打つのにものすごく手間と時間がかかる。 機械音痴にはついていけないツールが、いつのまにかに一般化してしまっているのがネット時代の困ったところ。 家に帰って、寝る。
2018年5月24日(木)
雨が降らなきゃ暑い。 それも、湿度が高いので蒸し暑い。 日経朝刊総合面の記事。(政治関連) 〈「森友から照会受けた」〉 〈交渉記録 昭恵氏付職員が言及〉 〈「虚偽答弁を裏付け」〉 〈野党批判、首相の責任追及〉 同じ総合面の記事。(国際関連) 〈米朝会談へ募る不信〉 〈トランプ氏「延期も」〉 〈中国介入に警戒感〉 ……というわけで、百戦錬磨の習近平が話に入って来たので「若造を手玉にとって楽勝」のつもりだったトランプの目論見が 外れたということかな? 問題は日本。 アメリカが「北朝鮮を制裁する」と言うから、先頭に立って「制裁だー」と言っていたら「米朝首脳会談を開く」と言われ、 「じゃあうちも日朝首脳会談を」と追随したら、今度は「首脳会談を延期するかも」と、ハシゴを外されまくっている。 日本の情報機関は、ちゃんと仕事をしているのだろうか? 午後。 次の日曜は試験なので、その勉強。 夜。 NHKで「日本人のおなまえっ!」を観ていたら、臨時ニュースの字幕が入って、北朝鮮がの核実験場を廃棄したらしい。 でもこれ、報道陣を集めて予定通り廃棄の様子を撮影させたわけで「臨時ニュース」で流すような情報じゃないよな。 日本の報道陣は入れてもらえなかったみたいだが。 (要はマスコミ同士の「うちの方が早く外国のメディアから情報を入手した」合戦?) 続けて「所さん!大変ですよ」を観る。 業績の良い会社が、社屋、従業員、得意先までセットでそのまま売りに出され、これをネットで購入して社長業を始める人が いるという話題。 こうした会社のひとつを購入した元会社員は、社長業の忙しさに家族と過ごす時間がなくなったという理由で、購入した会社 をまた売りに出すことにしたそうだ。 もちろん、社長になったからと言って必ずしも儲かるわけではなく、むしろ赤字という人もいる。 番組にはこうした「会社の売買」の仲介を行うブローカーが登場。 彼らが狙うのは、社長高齢になり、後継者のいない町工場のようなところのようだ。 ふと思ったのだが、経営・管理ビザを取得して、こういう会社を買いまくる外国人とかって今後増えるんじゃないか? 「気がつけば社長がみんな外国人」とか? 寝る。
2018年5月23日(水)
天気が悪い。 午前中。 試験用の持ち込み資料はプリントアウトすれば良いところまでできているので、特に図書館へ行く必要もなく部屋にいる。 部屋を整理していたら、失くした薬箱(置き薬のストックを入れている箱)が、なぜか新聞紙の山から発見される。 (なぜ、こんなところに?) 普段置いている机の上とか棚の上とかを探し回っていたら、足元に落ちていた感じ。 午後。 胃が痛いので、味のない茹でキャベツで昼食。 たぶん、胃に優しい。 夜。 7時のニュース。 また財務省から破棄したはずの文書が見つかったそうだ。 日本の省庁の文書管理システムってどうなっているのだ? ニュースの最中に臨時ニュース。 日大アメフト部の前監督とコーチが8時から記者会見を開くことになったそうだ。 日大の選手が関西学院大学の選手にわざと怪我をさせ、記者会見でその理由を、 コーチに、 「監督に、お前をどうしたら試合に出せるか聞いたら、相手のQBを1プレー目で潰せば出してやると言われた」 「相手のQBが怪我をして秋の試合に出られなかったらこっちの得だろう」 「これは本当にやらなくてはいけないぞ」 と言われたからだと説明した事件の記者会見らしい。 7時半から「ためしてガッテン!」を観る。 吸引式のインシュリンというものがあるのだそうだが、日本ではまだ認可されていないらしい。 この吸引式のインシュリン、どうやら高齢者の記憶障害に効果があるそうだ。 早く認可すべきだと思う。 8時15分。 「現在、記者会見中です」 とだけ説明が流れて、あとは通常番組。 9時のニュースで、記者会見のまとめ映像が流れた。 コーチによると「潰して来い」という指示は出したが監督の指示ではなく、また、その言葉は「思いっきりプレーして欲しい」 という意味だった。 そして「相手のQBが怪我をして秋の試合に出られなかったらこっちの得だろう」と言った覚えはないと述べた。 監督は、自分が相手のQBを潰せという指示を出していないはずなのに選手がラフプレーを行っているのを放っておいたこと について「見ていなかったから」と説明した。 つまり、「思いっきりプレーして欲しい」という意味で「相手のQBを1プレー目で潰せば出してやる」と言ったら、選手が 勝手に「相手のQBに怪我をさせろ」と意味を取り違え、何かの空耳で「相手のQBが怪我をして秋の試合に出られなかった らこっちの得だろう」と聞いてしまったわけで、試合で選手が問題のあるプレーをしていたときには、監督はたまたまそっち を見ていなかったので気付かなかったというわけだ。 (画面に映ったコーチの目が泳いでいるように見えたのも、たぶん私の気のせいなのだろうな) ……ネットのほのぼの動画でも観て、寝よう。
2018年5月22日(火)
朝。 電話がかかって来て、打ち合わせに出かける。 昼。 打ち合わせが終わったので、ドトールでサンドイッチと紅茶で昼食。 午後。 図書館で試験勉強。 夕方。 医者へ。 狭い雑居ビルの2階にある小さな医院なのだが、評判の良いところなのか待合室は満員。 18時の予約で行ったのに、会計を終えて外に出てから時計を見ると20時。 商売繁盛でめでたい話だ。 (ちなみにここ、ダイエット指導とか疲労回復の点滴とかもやっているところ) 帰宅。 夕食は、暑さに負けてそうめん系。 炭水化物なので、却って太るのだよね。 ネットのニュース。 加計学園学園の加計理事長が2015年2月25日に首相と面会して学部新設の計画を説明していたとする愛媛県の内部文書 が国会に提出された件で、首相は面会を行ったことを否定。 まあ、これは否定しないといままでの発言との整合性がつかなくなるよな。 海外のニュース。 米朝首脳会談は、微妙な駆け引きを続けている様子。 これ、みんな言っていることだと思うけれど、確実に習近平が正恩に知恵をつけているよね? 夜。 「クローズアップ現代 プラス」を観る。 「驚異のテクノロジー“生物工場” いきものが薬も燃料もつくる!」 番組で、紹介されていた光るクラゲの遺伝子を組み込まれた蚕の話。 これまで、遺伝子組換え生物は外に逃げ出した時のリスクを考えて一般の農家では飼育できなかったが、この蚕は一般の農家 で飼育されている。 なぜなら蚕はせいぜい半径10センチ程度の範囲をノロノロ這うだけで、逃げ出すリスクが少ないから。 そもそも蚕という生物が、絹糸を量産するために品種改良を重ねて現在の姿になったもの。 飼育されて人間が毎日桑の葉を与えている状態で生きているので、餌を求めて動き回る必要がない。 そして、番組では言わなかったが、蚕は成虫になる前に殺すことが前提の生き物でもあるのだ。 光る糸を吐く蚕蛾が何らかの方法で外に逃げて卵を産み、その子が……とかSFな妄想をしてしまった。 寝る。
2018年5月21日(月)
病院に行く日なので、予約時刻に待合室に入ったら30分以上待たされる。 こんなのはこの病院の開院以来、初めてのことではないだろうか? 受付で確認すると、少し患者が混んでいるらしい。 まあ、病院経営としてはめでたい話だろうな。 診察のあと、採血。 以前、2度ほどこの病院で採血は受けていて、問題がなかったので安心していたのだが…… 採血というのは、皮膚を貫いた針をそのまま血管に滑り込ませて行う。 硬い皮膚、柔らかい組織、硬い血管壁の順に針が通るのだが、血管というものは皮下に固定されているわけではないから、皮 膚を貫いたところで油断すると血管が「ツルッ」と逃げて、上手く血管壁を貫けない。 採血の下手な看護師や検査技師は、しばしばこの失敗をする。 私は医者でも看護師でも検査技師でもないが、患者として何度もこの「ツルッ」を体験して来た。 (でも、この看護師は大丈夫) ……な、はずだった。 やられた。 久々の「ツルッ」だ。 看護師が焦った表情で針先で皮膚の下の血管を追いかけ回す。 でも、血管壁は(特に何度も採血を行われて硬化してしまった私の血管壁は)勢いよく貫かないと針が通らないのだ。 細くて硬化した血管。 採血する方も嫌だろうが、やられる方は痛い。 やがて看護師は、皮膚の下で血管を追い回すのを諦めて、もう片方の腕でリベンジすることに心を決めたらしい。 しかし、繰り返すが私の血管は細い。 そして皮下の深い場所を通っているのだ。 腕にある唯一の「採血ポイント」が、さっき穴を開けてダメにしてしまった場所。 (ダメだろうなあ) と、思ったらやっぱりダメ。 「採血ポイント」以外の場所で私に採血を試みて成功した勇者はいない。 すっかり自信を失ってしまった看護師。 (ゴメンネ) 看護師、交代。 でも、腕の「採血ポイント」は、もうないぞ。 困惑する看護師、しようがないのでこっちから、 「手の甲で採りますか?」 と、申し出る。 (はっきり言って手の甲からの採血は痛いのだ) でも、これ以上、失敗されて腕にブスブス針を刺され、皮膚の下で針と血管の追いかけっこをされるのは、もう嫌だ。 看護師、手の甲の血管に針を刺す。 固定しようとして針先を動かした瞬間、思わず「痛いッ!」と言ったら、 「どこがですか?」 と来た。 神経にさわるんだよ!(←文字通りの意味で) 看護師は、このぐらいメンタルが頑丈な方が向いているのかもなあ。 (さっきの、少し心が折れてしまったっぽい看護師さん、頑張れ!) 薬局へ寄ってからコンビニへ。 冬場でもないのに血管に針が通りにくかったのは、もしかして脱水気味なのかも知れないと、お茶を買って飲む。 帰宅。 ニュース。 加計学園学園の加計理事長が2015年2月25日に首相と面会して学部新設の計画を説明していたとする愛媛県の内部文書 が国会に提出されたのだそうだ。 (安倍さんは「会ってない」と言ってたのにな) 夜。 「クローズアップ現代プラス」は、「万引き家族」でカンヌのパルムドールを受賞した是枝裕和監督への衛星生中継でのイン タビュー。 「万引き家族」は、生計を立てるために子供に万引きを教え、親子で店の商品を盗んで生活している一家の物語だそうだ。 作品の概要を調べようとネットで検索したら、貧困のために犯罪に手を染める日本人をテーマにしているので、いわゆるネト ウヨ界隈からは評判が悪く、日本人監督の快挙であるにもかかわらず「日本の恥」と叩いている人がいるそうだ。 貧乏で食べるものに困って店のものを盗む人って、普通にいまの日本にいるよなあ。 寝る。
2018年5月20日(日)
食事のメニューがそうめんとかそっち系ばかりになる。 ……暑い。 午後。 家から徒歩4分のドラッグストアに買い物に行ったら、棚の商品が妙に少ない。 店員に聞いたら「明日から店を改装するので」との返事。 しばらくこの店は使えないので、家から徒歩5分のドラッグストアに行くしかないようだ。 往復で2分不便になるなあ……(^^; うちの近所はコンビニが多いことで有名な町らしいのだが、ドラッグストアも少ないわけではないわけだ。 スーパーが潰れてコンビニになり、その客をドラッグストアが狙うといった感じの三色オセロ状態。 その町で意外に健闘しているのが家族経営の八百屋や魚屋だったりする謎。 典型的な都会の近くの田舎町……なのかね? 帰宅。 夕飯に磯辺焼きを作って食べる。 餅、餅、餅、餅……餅ってなんでこんなに美味しいのだろう? わーい炭水化物の塊だあ♪ ……確実に太ったと思う。 そして餅を巻いていた海苔で下唇負傷。 餅を食べ終わって落ち着いたところで、晩飯を食べる。 (「夕飯」という言葉と「晩飯」という言葉がある以上、朝飯、昼飯、夕飯、晩飯は、1日の食事の回数として普通のはず) 夜。 NHKスペシャル「縮小ニッポンの衝撃 労働力激減 そのとき何が」を観る。 老人が多く子供が少ない歪な人口ピラミッドの形を、西洋の棺桶に似ているとして「棺桶型」と名付けた人口学者。 (絶対狙ってるだろう?) 老人を介護する人手が足りないので高齢者を介護職員として雇ったら、職員がだんだんボケて来た。 若い職員を雇って交代させようと言っても、やって来るのは60歳以上の人で、記憶力の低下で仕事のマニュアルが覚えられ ない。 そんな具合で、各分野で労働者が不足して深刻な問題になっているのが日本の現状。 そこで外国人労働者を積極的に導入しようとするのだが、国の規制が厳しくて、規制の弱い韓国や台湾に労働者を奪われてし まう。 やっとの思いで日本に来て貰った外国人に向かって、外国人労働者が日本に殺到していたバブル時代の気分が抜けないっぽい 日本人の現場職員が暴言を浴びせ、脅しのつもりか「ベトナムへ帰るか?」などとやらかしてしまう。 帰られたら困るのは日本の方なんだよ。 フランスのように少子化を克服した国がある。 ところが日本は「日本とフランスは違う」とか言ってそれを参考にしない。 かと言って外国人労働者の導入にも消極的。 その結果、労働者不足で経済がどんどん縮小している。 番組の最後に、ロボットの映像がチラリと映った。 労働を全て機械任せにするのが、日本が選択する未来の方向なのか? 寝る。
2018年5月19日(土)
昼過ぎに池袋へ買い物に行く。 駅の地下道から東口へ行き、帰りはWE ROAD(雑司が谷隧道)を通って戻る。 池袋に詳しい人ならご存知の通り、WE ROADを東から西に抜けると、地上出口は池袋北口。 日本語より中国語が通じやすいイメージの街で、すごく安上がりに海外旅行気分を味わえるエリア。 (私はこのエリアの安い居酒屋が好き) それはともかく、本日のWE ROAD。 歩いていたら、足元に赤黒いシミがポツポツと。 (誰か鼻血でも出したかなあ……) と、のんきに歩いていたら、ポツポツがボタボタな感じになり、ある箇所で、ちょっとシャレにならない出血量。 (もしかして、誰か刺された?) 新鮮な血液ではなかったから、もういろいろと片付いてしまった後なのだろうが、 (掃除しておいてくれよ!) と思う。 喧嘩か何かあったのだろうなあ。 公衆便所の下にあるこの歩行者専用トンネルは、周囲から死角になるので夜中はちょっと治安が悪くなるのだ。 帰宅。 雑用を片付け、 (試験勉強をやらないといけないなー) と、思いつつ、だらだらとネットの動画を観る。 以前読んだSF小説に、未来世界の人間が投稿動画の再生回数を競うという場面があって、 (投稿動画の再生回数なんかいくら増えても良いことはないだろうになあ?) と思っていたのだが、ユーチューバーという職業が一般的になって、やっとあのシーンが理解できた。 ウィキペディアで調べたら、ユーチューバーとは、 〈2007年5月頃に、YouTubeが特に閲覧数の多いユーザーに「パートナー」(YouTubeパートナープログラム)となるよう 勧誘したことが始まりとされる〉 ということなので、ほんの11年前に誕生した職業なのだね。 (こういう時代にSFを書くのは、大変だか面白い) 寝る。
2018年5月18日(金)
蚊の出る季節になったようだ。 朝。 脚が痒いのに気がついた。 それはまあ良いとして、違和感を感じて鏡を見たら、瞼もやられていた。 元来のアレルギー体質のため、普通の人よりも腫れ方が派手になる。 左の瞼が赤くぷっくりと膨らんで、見事に東海道四谷怪談。 (……今日は、家を出なくて良い作業をしよう) 午前中。 テレビをつけたら西城秀樹が死んだと言っていた。 特にファンというわけでもなかったし、有名なアイドルだったという印象しかないが、ガンダムのどれだかの主題歌を歌って いたのだとかで、ガンダムファンがネットで哀悼の意を捧げていた。 死因は急性心不全、享年63。 合掌。 (それで考えると、郷ひろみは元気だよなあ) 午後。 ……暑い。 日経の夕刊にユーチューバーになれば儲かると言われて高額の機材を買わされた人の話が載っていた。 〈約240人のユーチューバーとマネジメント契約する「UUUM(ウーム)」(東京・港)。取締役の中尾充宏さんは「人 気の少ない人は生活するのがやっとの状況」と明かす。ユーチューバーは専業・兼業合わせて国内に数万人いるとされるが、 中尾さんは「生活費を稼げる人はほんの一握り」と分析する〉 ユーチューバーというのは一種の芸能活動なので、売れなければ稼げないのは当たり前。 それを「絶対に稼げる」みたいなことを言って高額の編集機材を売りつけるというのは、最初から詐欺的なやり口だよな。 昔からある「歌手にならないか?」とか「自費出版で本を出しませんか?」に限りなく近い。 この手の悪者は、新しいものが出て来て多くの人が「名前は聞いたことがあるけれど、実態はわからない」レベルの時期に、 大活躍する模様。 「才能がなくてもコミケの同人作家にはなれる」みたいな話だよね。 下手でも描いた漫画をプリントアウトしてホチキス止めすれば同人デビューはできるから。 そして、コミケの同人作家の中には1日で1千万円稼いだ人も、確かにいるようだ。 しかし、これを「ホチキス止めの同人誌で同人作家になれるし、同人作家の中には1日で1千万円稼ぐ人もいる」と、話を繋 げてしまうのは大間違い。 「ホチキス止めの同人誌を出している同人作家」と「1日で1千万円稼ぐ同人作家」は、別の人だからね。 ユーチューバーも「動画を適当に編集してネットに上げているユーチューバー」と「億単位の収入のあるユーチューバー」は 別の人。 それでもどうしてもユーチューバーになりたいという人は「趣味の範囲」と割り切って、趣味に出費できる金額を 超えた金はかけないのが無難。 才能もないのに、55歳の今日まで、なんやかんやと創作関係に金を出してしまっている私が言うのもなんだけど。(笑) 寝る。
2018年5月17日(木)
朝。 目が覚めてすぐに喉が痛いのに気づく。 くしゃみもひどい。 気温が大きく変化すると、鼻とか喉とかが炎症を起こしやすくなるのは、私だけか? 加えて微妙に花粉も残っている。 体内で炎症が起きていると、当然、微熱が出るわけで、なんとなくだるい。 昼。 ゆらゆらと横揺れの地震。 時刻:12時12分頃 震源:千葉県東方沖(北緯35.7度 東経140.8度) 深さ:約50km 規模:マグニチュード5.3 最大震度:4(千葉県 旭、多古町、横芝光町) 発表では豊島区の揺れは「震度1」だったのだが、豊島区の地震計は区役所のある東池袋に設置されているので、池袋の西側 地域での揺れはむしろ板橋区の「震度2」に近かった気がする。 午後。 喉の痛いのはなんとかなったが、図書館内での連続くしゃみは迷惑なので、予定変更して部屋で試験勉強。 空調の効いていない部屋でノパソを使っていると、だんだん熱を持って動作が鈍くなってくるのだよなあ。 (触ると熱いし) 部屋に古いクーラーはあることはあるのだが、 壊れていて温度調節ができないので「すごく寒い」か「切る」の2択。 体調不良の時には使わない方が良い。 夕方。 現実逃避でネット動画を観る。 以前、NHKの番組で紹介されていたヒカキンという人の配信する動画。 内容は、メガネの優しそうなお兄さん(この人が「ヒカキン」らしい)が、子供の喜びそうな面白いお話をしたり、おもちゃ やコンピューターゲームで遊んでみせたりするというもの。 撮影場所は出演者の自宅の一角らしいが、ピンク色の派手なソファーはさすがに撮影用だろうと思う。 基本的には出演者がそのソファーに座ってカメラに向かって語りかけるという形式なのだが、子供からの要望に応えるという 動画では、子供のお願い通りにカメラの前で逆立ちをしてみせてくれたりもする。 一人っ子の多い昨今、こういう擬似的な「兄」は需要があるのだろうな。 夜。 10時から「コズミックフロント NEXT」はブラックホールについてなのだが、演出が半端に子供向き。 (アインシュタインの漫画は必要だっただろうか?) 寝る。
2018年5月16日(水)
……暑い。 寝苦しくて朝から寝不足。 さて、本日の予定は、 「宅配で届く荷物を受け取ってから、図書館へ行く」 昼。 鞄にテキストとかノパソ&充電コードを詰めてスタンバイ。 荷物が届いたらそのまま図書館へ向かえる体制。 届くのが午後の予定だったので、昼の12時からひたすら待っていたのだが、結局、宅配便が届いたのは夕方の5時過ぎ。 (「午後」という時間指定は、ちょっとざっくりし過ぎじゃないか?) さすがにこれから図書館へ行っても、着いて1時間ちょっとで閉館時間になってしまうので、予定変更。 梱包を開けて明日やる予定だった機械の設定を済ませ、せっかく(?)5時も過ぎたので近所の焼き鳥屋で軽く飲む。 夜。 ニュースをチェック。 米朝首脳会談をめぐって、北朝鮮と韓国&アメリカの外交的駆け引きが行なわれているらしい。 こういう微妙な駆け引きは、日本の政治家はどっちかと言うと苦手だよね。 今夜も寝苦しそうだが、寝る。
2018年5月15日(火)
朝。 筋肉痛はだいぶ回復したものの、腰痛が残ってしまった。 布団から起き上がる時が一苦労。 自転車で図書館へ。 無事にパソコン席をゲット。 レポートの結果を確認したら無事通過。 で、再来週がテストなので、その勉強をする。 14時頃。 急に世界がガクンと横に揺れた気がしたが、周囲は無反応。 (気のせいじゃなかったよなあ???) 帰宅してから確認したら、やっぱり地震があったようだ。 時刻 :14時0分頃 震源:山梨県東部・富士五湖(北緯35.5度 東経139.0度) 深さ:約30km 規模:マグニチュード4.6 最大震度は「3」 神奈川県の三浦市と中井町と山北町、山梨県の大月市と富士河口湖町。 でも、豊島区はあまり揺れなかったのかな? 近くだと、練馬区と文京区が震度1だった。 夕方。 山手通りの古着屋をうろうろ。 そろそろ浴衣のシーズンで、新品に見える浴衣が税別500円で売られていた。 池袋は物価が安いので良いね。 (買わなかったけど) 夜。 軽く飲む。 冷えた日本酒が美味しくなる季節。 夏が近づいているのだなあ。 寝る。
2018年5月14日(月)
良い天気。 昨日は肌寒かったのに、今日は暑い。 体調がおかしくなるな。 そして、金曜日から3連チャンで肉体労働だったので、全身が筋肉痛というか疲労でこわばっている感じ。 おまけに腰も痛い。 昼。 豊島区役所へ。 手続きを行って、帰りに中央図書館に寄るつもりが「休館日」。(家を出る前に確認しようね) 予定を変更して千早図書館へ向かい、途中のモスバーガーでハンバーガーとポテトとドリンクのセットを注文する。 マクドナルドと違って、モスバーガーは「速く提供」より「美味しく提供」重視の店。 渡された札を持って席で待っていると店員さんが出来たてを持って来る形式。 今日の札の数は私のラッキーナンバーの1つ「13」。 運ばれて来たハンバーガーもポテトも熱々。 モスバーガーの料理の長所は、出来たてで美味しいこと。 短所は……猫舌には向かない。 (舌をやけどした) そんなこんなで図書館に着いたら、パソコン席が埋まっていた。 たぶん中央図書館から流れて来たのが、私だけじゃなかったからだろう。 (しまった! のんびりハンバーガー食べてる場合じゃなかった) そもそも区役所じゃなく千早図書館の近くの区民事務所でも同じ手続きが出来たのに。 仕方なく一般席で、パソコンを使わない作業をしながら席が空くのを待っていたのだが、夕方、ついに諦める。 ところで、千川駅の近くにあった大きめの銭湯が、いつの間にか保育園に変わっていた。 豊島区は「消滅可能性都市」つまり子どもを産んで育てる世代の女性に敬遠される街だと言われて大慌てで、目下、保育園を 作りまくっているのだ。 だから、ちょっと大きめの店が閉店すると、たちまちそこが保育園になる。 再開発でファミリー向けのマンションも増やすそうだが、うまく街が若返るかな? 図書館を出たあと、池袋に用事があったので、地下鉄2駅分を歩く。 歩いているうちに、こわばっていた筋肉がほぐれてだんだん楽になって来た。 肉体労働でこわばった筋肉は、運動でほぐすのが良いみたいだ。 池袋で2号くんに会って、2人で用事を済ませてから帰宅。 夕食は暑いのでそうめん。 (しかし、なぜか2号くんは「寒い」と言って、私のヒーターを借りて自分の部屋へ持って行った) ニュース。 安倍首相が野党議員の質問中にトイレに行ったことが話題になったそうだ。 質問中だったので、議員の中に「えーっ」と声を上げた人がいて、ネットではそこをすかさず「野党は首相をトイレにも行か せないのか」と叩く者が現れ、さらに、質問中だった野党議員が議長に質問時間のカウントを止めるように言ったのを「野党 議員が首相がトイレに行ったことを議長に抗議した」とか、さっそくデマも流れたらしい。 これだから、ネットの情報は当てにならないと思うのだが、それはさておき、安倍さん、体調が悪いのか? 安倍さん、前にも1度大腸炎を理由に総理を辞めたことがあるので、持病の悪化が心配になる。 (総理大臣の仕事は激務だからなあ……) 寝る。
2018年5月13日(日)
午前中。 2号くんのアパートへ行き、引越しの手伝い。 要は、運送屋さんのトラックまで荷物を運ぶお手伝い。 先週の金曜日に手伝いに行った際に、腰を痛めてしまっているのであまり重い荷物は持てない。 なので重いものは専門家に任せて、途中から引越し先で受け入れた荷物を置くスペースの準備の担当に回る。 2号くん、本の箱の多さ……はともかく本の箱の大きさに、 「こういうものは小分けにしてくださいよ」 と、運送屋さんに苦情を言われたらしい。 (そりゃそーだ) 運送屋さんが荷物を搬入して帰ると、ダンボールをいくつか開封。 この作業に、午後までたっぷりかかった。 暑さと疲労でややバテ気味になって来たので、テレビの接続用の部品だかを買いに行くという2号くんに付き合ってビック カメラに行ったついでに、マクドナルドで遅めの昼食&休憩。 店を出たら雨がポツポツ降り出していて、まもなくハンパない大雨になる。 今日はSF乱学講座なので、少し作業の続きを手伝ってから高井戸へ。 本日の講座は「コードくんで遊ぼう」 講師は、仮説実験授業研究会会員の梶孝司氏。 「コードくん」というのは何かと言うとキャンドゥのフィッシュターナーの5本の突起のうち、人間の指で言うと人差し指 と薬指に当たる突起を切り落としたもののこと。 講師はまず、ヨハン・パッヘルベルの「カノン」とBEGINの「涙そうそう」、光GENJIの「勇気100パーセント」のイン トロ部分を聞かせて、 「これらの曲は似ているか?」 という質問。 「コード進行は同じですが、アレンジが違うので似ているとも似ていないとも言えますね」 と、答えたら、なぜか華麗にスルー。 あとでわかったのだが、本日の講義のオチは「ヨハン・パッヘルベルの『カノン』とコード進行が同じ楽曲は数多くあるが アレンジが違うので別の曲に聞こえる」だった。(^^; (すいませんっ!) で、話はカノン進行について。 鍵盤に不慣れな子供でも鍵盤を1つおきに抑えた時の指の形をしている「コードくん」を使えば、 「ドミソ」→「ソシレ」→「ラミド」→「ミソシ」→「ファラド」→「ドミソ」→「ファラド」→「ソシレ」 のカノンコード進行を容易に弾くことができるのだそうだ。 そして、梶氏の教室では、「ドミソ」とか「ファラド」と言った〈聞きなれない〉言葉を理解しやすくするために、全てを 〈馴染みのある〉数字に置き換えて(「ドミソ」は「1」、「レファラ」は「2」という感じ)覚えやすくしたのだそうだ。 (いや、「ドミソ」は「ドミソ」のままの方が覚えやすくないか?) と、思った私は、梶氏にすっかり「音楽ができる人」認定されたようだ。 中学入学前にピアノに挫折してしまった人なのだがなあ。 「コードくん」には、ダイソーのお砂場セットの5本指の熊手を剪定ばさみを使って「コードくん」と同じ要領で切って作っ た鍵盤ハーモニカ用の「ミニコードくん」というのがあるそうで、鍵盤ハーモニカの吹き口の穴に、夏場に100均で売って いる「ビーチボール用ミニポンプ」を繋ぎ(繋ぎ目のポンプのパイプの太さをガムテープで調節するのがコツ)「ミニコード くん」を使って、 「ドミソ」→「ソシレ」→「ラミド」→「ミソシ」→「ファラド」→「ドミソ」→「ファラド」→「ソシレ」 の順に、コード(和音)の形に鍵盤を抑えてからポンプを押す……を繰り返すとカノン進行が弾けるそうだ。 この方法は子供に和音の構造への興味を抱かせるのに役立つのだとかで、「コードくん」や「ミニコードくん」によって和音 を理解した子供たちは、やがて自分の指を使ってカノン進行の和音を弾くことができるようになるらしい。 放課後。 午前中の暑さに、すっかり夏気分でシャツ1枚で出かけて来てしまった私は、冷たい雨の中で虫のように弱る。 寒いのでとてもビールなど飲める状態ではなく、仕方がないので焼酎を飲む。 (あー、しょうがないなあ……) ここで、 「酒に強い人は飲んでも酔えないのに、なぜ酒を飲むのか?」 という質問をされる。 「甘い物を食べても太らない体質の人は、お菓子を食べても太れないのに、なぜ食べるのか?」 みたいな質問だよな、これ? 美味しいからに決まってるじゃん。 酒が嫌いな人は、どうやら酒の味が嫌いなので「美味しいから飲んでいる」という発想が理解できないらしく。 「きっと酔っ払いたいために、まずい酒を我慢して飲んでいるのだろう」と考えるらしい。 違うから。 少し体が温まったので、傘を差して帰宅。 寝る。
2018年5月12日(土)
朝。 携帯電話に迷惑メールがやたらに届く。 (変なリストに載ってしまったのだろうか?) 午前中。 引越しの手伝いで2号くんアパートへ。 思い切り、昨日、私が部屋を出たままの状態だったので、 「昨日の晩に荷造りを完成させたんじゃなかったのか?」 と、聞いたら、 「そのつもりだったが、ハウスダストを吸い込んで倒れていた」(←アレルギー持ち) のだそうだ。 (マスクしろよ!) 運送屋が15時に来るというので、それまでに2人ががりで荷造り完了。 そして15時……。 来ない。 15時10分。 改めて確認させると、運送屋の手続きが「見積もり」段階でストップしていることが判明。 要はネットで手続きをして最終段階の「予約」の手続きを完了させていなかったのだ。 慌てて予約仕直し、引越しは明日の午前中に変更。 1号くんとファミレスで飲んで愚痴る。 (……無駄に疲れた) 夜。 2号くんが、 「『世にも奇妙な物語』を見たい」 と言って我が家に来る。 (2号くんのテレビは引越し荷物の中だった) 「世にも奇妙な物語」 第1話:フォロワー ネットに嘘のリア充生活を書いていた女性が自分のファンを名乗る変な女のせいで破滅する話。 第2話:不倫警察 不倫が法律で厳罰となっている未来。 無実の不倫を疑われた男が主人公。 やがて法律で罰せられる行為の幅はエスカレートしていき……。 第3話:明日へのワープ ストレスの治療として記憶を1日分だけ消せる薬を医者に処方された主人公。 薬を飲むとそこから24時間の記憶が消えるこの薬を服用して、嫌なことが起こりそうな時に飲んでおくと、主観的には嫌な ことが済んでしまったあとの時間にタイムワープしたような感覚になる。 しかし彼女に振られて自暴自棄になった主人公は、その薬を大量に飲んでしまい…… 第4話:少年 奇妙な少年と出会ったヒロインが、少年に彼氏のことを忘れるように迫られる。 実はその彼氏は…… そして、前編・後編に分けてドラマの間に挟まったショートストーリー「城後波駅」 「ポンキッキーズ」の放送終了で引退したガチャピンとムックが、慰安旅行に行った先で行方不明になる。 2人を追うジャーナリストは、元「ポンキッキーズ」のプロデューサーに、ガチャピンとムックが失踪の直前に送って来たと いう動画を見せられる。 そして、プロデューサーが止めるのも聞かず、2人が動画の中で話していた都市伝説に出て来た「城後波駅」を、路線案内で 検索してしまった…… 今回のドラマで、一番良かったのは「少年」かな? 寝る。
2018年5月11日(金)
久しぶりの良い天気。 図書館に行きたいところだが、2号くんが明日引越し。 なのに荷造りが済んでいない。 そして奴は今日、どうしても外せない用があるのだそうだ。 午前中。 ダンボール箱を買って、2号くんのアパートへ。 5時間かけて荷造り。 ……腰痛を起こして、久しぶりにロキソニンのお世話になる。 夕方。 空想小説ワークショップ。 まず、浅暮先生から受講生のみなさんにお願い。 「放課後の飲み会で、僕に『浅暮先生、飲み過ぎはダメですよ』と注意して欲しいんや」 浅暮先生、前回の飲み会のあと「飲み足りん、飲み直しや」と、別の店へ行って、帰りに千鳥足で階段から落ちて救急車で 運ばれたのだそうだ。 頭部の皮膚が裂けたらしく、頭から血を流しながら、 「かめへん。このまま帰るわ」 と言ったら、店の人に引きとめられて救急車を呼ばれたのだそうだ。 そりゃ、そんなホラーな状態で「かめへん」とか言われても、店の人も困るだろう。(笑) 講義は「構成」について。 リンダ・シガーの構成に関する理論とピカレスク式構成の話。 放課後の飲み会。 表に出ると肌寒く、日中の暑さに油断していた私と違って、みんな上着を着ていた。 幹事が気を利かせてジョッキが空になりかけると次の注文をするので、目の前に置かれたビールをひたすら空けるビール飲み 人形と化す私。 浅暮先生に、くれぐれも飲み過ぎないように注意してから帰宅。 寝る。
2018年5月10日(木)
雨。 天気予報を確認すると、昼頃に一旦止むが夕方にまた降りそうな感じ。 おまけに微熱と変なめまいがする。 体が夏に向かう方向で調整している最中に急に気温が低い日が続き、自律神経系がどうかしてしまったらしい。 午後。 部屋でできる作業。 夕方。 2号くんの部屋へ。 奴は週末に引越しをする予定だと言っているのに、荷造りがまるで済んでいないのだとか。 で、手伝いに行ったのだが…… 部屋に入って「なんじゃあ、こりゃあ!」となる。 生活しながらの荷造りのコツが分かっていないらしく荷物が積み重なっている割には部屋が片付いていない。 「荷造りした荷物を置く場所がなくて、作業が捗らない」 のだそうだ。 とりあえずパッケージストアにダンボールを7個ほど買いに行かせ、部屋の真ん中のものを隅に寄せて作業スペースを作り、 散らばる衣類その他を畳んで収納。 壁際の本棚を片付けさせた空きスペースに荷物を積んでいく。 引越し慣れしていない2号くん、まずは作業用のスペースと完成品の置き場を作ることから始めるということを知らなかった らしい。 狭い空間でやるので作業が捗らず、荷造りをしたものを置くスペースがないので、そこで作業が止まってしまったようだ。 2時間ほど手伝ってから帰宅。 ニュース。 元首相秘書の柳瀬さんの参考人招致。 加計学園側と面会したことは認めるが、そのことを首相には一切報告していなかったという内容の発言。 与党側は「元秘書が首相には一切報告していなかったと言っているのだから、これで一件落着」 野党側は「そんな不自然な話があるか」 で、どうも話は収まりそうもない。 そもそもが野党が「嘘を言ったら罪になる証人喚問で呼べ」と言ったのに対し、与党は「証人喚問ではなく参考人招致にしよ う」と言って行われた参考人招致でのこの発言なので、野党としては納得できないだろうなあ。 海外のニュースでは、米朝首脳会談の日取りが来月の12日に決まったと言っていた。 さすがに1回の会談でこれまでさんざん揉めて来たことが1発で解決するとは思えないが、日本としてやばいのは「じゃあ、 今回は、アメリカに届くミサイルは開発を中止して、日本に届くミサイルまではOKというところで」で、合意されてしまう ことかな? 何事も「アメリカ・ファースト」のトランプさんは「アメリカの安全については米朝会談で合意した。日本のことは日本でや るのが筋だろう」ぐらい言いかねないからなあ。 寝る。
2018年5月9日(水)
今日も雨。 朝イチで、昨日トンパチをやってくれた金融機関へ324円也を受け取りに行く。 業務開始3分前から店舗前で待機して、開き始めたシャッターの隙間にどうにか丸い体を押し込んで入店。 まっすぐに窓口へ行って書類を渡し、234円と粗品のタオル&ポケットティッシュをゲット。 渡した書類を見て、 「この書類はこのままお持ち帰り下さい」 と言う窓口のお姉さん。 「金額の訂正とかしなくても良いの?」 と聞くと、 「いいえ、結構です」 受け取りの書類にサインしろと言われたので、名前を書こうとすると、 「では、その間にこちらで、お持ちいただいた方の書類の金額を訂正しておきます」 30秒前に、訂正はしなくて良いと言ったよな? (私の中で、この金融機関の信用に関する評価がやや下がる) 店舗を出ると15分ほど歩いて、大学への振り込みのために別の銀行へ。 この振り込みのミスをされると単位認定試験の受験ができなくなるのだ。 帰宅。 ニュースをざっと見。 北朝鮮と中国がまた首脳会談を行い、アメリカはイラン各合意を離脱。 安倍さんも中韓と首脳会談。 とりあえず、米朝首脳会談までは、国際情勢の先行きは不透明なようで。 午後。 今日も図書館に行けない雰囲気。 自宅でテキストを広げたかと思ったら、発作的に机の整理を始めたり(←中高生が試験前によくやる逃避行動)。 寒いので、今夜も鍋料理。 いつまで続く、この天候? 寝る。
2018年5月8日(火)
午前中。 メンサ・テスト合格者の会の会場予約に出かけ、今日がゴールデンウィーク明けの休館日だったことに気づく。 マクドナルドで朝食を摂ったあと別件を1件片付け、その後、池袋の店へ。 金額的にちょっと大きな商品を購入して、現金で支払いを済ませようとしたら、 「お支払いは振り込みのみです」 と言われる。 支払い期限は明日までだと言うので、店を出て近所の金融機関へ直行。 振り込みをしようとしたら、 「明日までのお振り込みだと電信扱いになりますので、手数料が100円高くなります」 とのこと。 (なんだかなあ……) 帰宅。 パラついていた雨は午後になると激しくなって来た。 今日も図書館には行けそうもない。 夕方。 金融機関から電話。 「お振込の手数料を規定より多く頂いてしましましたので返金します。明日窓口に受け取りに来て下さい」 だと。 (昔は「金融機関のように」と言ったら、間違いがないことの代名詞だったのだけどなあ) 雨はまだ止んでいないが、近所に買い物に行く。 物理的にちょっと大きな商品だったので、見本を見て「この○○円の商品1つ」と指定し、奥から出して来て貰う。 レジで支払いをしようとしたら、店員同士が揉めている。 正確には、接客係と商品を取り出した男性とレジの女性が揉め始めていた。 男性「私は見本通りの○○円の商品を取って来ました」 接客係「○○円の商品なら○○円でしょう」 レジ係「でも、POSをかざすと××円と表示されます。これは○○円の商品ではないのでは?」 男性「でも私は「私は見本通りの○○円の商品を……(最初に戻る)」 結論から言うと、見本の値札が間違っていて、本来××円の商品に誤って○○円の値札が付いていたらしい。 さんざん揉めた挙句、値札の誤りは店側のミスだからということで××円の商品の商品を○○円で売ってもらった。 (○○円<××円で、差額は40円ほど) 前にデパートで値札が間違っていた時には「これは値札のつけ間違いなので、もう500円頂きます」とか胸を張られたので それに比べるとこの店は良心的。 ……なんだかしょうもないミスでのトラブルの多い日だった。 スーパーで豚肉とえのきとうどんを買って、本日の夕食は豚なべ&シメのうどん。 5月だと言うのに、鍋を食べたくなるほど寒い日だったのだ。 毛布を1枚増やして、寝る。
2018年5月7日(月)
朝。 起き上がろうとしたらふらついてしまった。 昨日の文フリでの肉体的疲労より、その後のSF大会のゴタゴタでの精神的疲労でのダメージが大きい。 そして、せっかく買った「戦利品」を、売れ残った同人誌と一緒に2号くんに預けたままなのに気づく。 外から雨の音がする。 ノパソを濡らさずに図書館まで往復する自信がないので、家で雑用を片付いけているうちに日が暮れる。 夜。 試験勉強をすべきなのに、動画サイトでゲーム実況動画を見つけてつい再生。 ホラーものの脱出系パズルゲームで、パズルを解いて部屋の鍵を見つけ出すというゲームなのだが、ホラーなので、もたもた していると鬼が現れて食われてしまう設定。 この鬼の顔が、恐らく人間の顔写真を目を大きく加工したものでパーツのバランスが崩れた人間の顔は、確かに下手な化け物 の絵より怖い。 このアイデアを思いついてこの顔をデザインした人、すごいな。 雨は深夜になっても止まず、外から救急車のサイレンの音が聞こえたが、どこかで事故か? 明日はいろいろと用事があるので、寝る。
2018年5月6日(日)
朝。 8時半。 コンビニの前で2号くんと待ち合わせ。 おにぎりと水、リポD,ウイダーインゼリーを購入して有楽町線へ。 本日は文学フリ(文学フリーマーケットという小説や詩、評論などの同人誌即売会)。 浜松町経由で流通センターへ行くのに、なぜ有楽町線に乗るのか理解できない方向音痴の2号くん(一応は、東京生まれの 東京育ち)に、路線図を見せて解説。 「池袋と浜松町は、地球で言ったら日本とブラジルぐらい離れているのだ」 有楽町で山手線に乗り換えて浜松町。 そこからさらに東京モノレールで流通センター駅へ。 出店者開場は10時なのに、9時半にはすでに入り口前に長い列が出来ている。 並びながら朝食を摂っている人もいて、我々もウイダーインゼリーでエネルギーを補給。 さて10時。 ブースに到着して机の上の椅子を下ろしてチラシ類を片付ける。 売り場にディスプレイ用の布を敷き、ディスプレイスタンドを立てて見本誌を置く。 イーゼルには両面テープでポップを固定し、その前に商品を並べる。 コンビニ袋を養生テープで椅子の背にぶら下げ、ゴミ袋にする。 準備が整ったところで、隣のブースに挨拶。 朝食のおにぎりを食べる。 11時に一般開場。 しかし、今回の会場は売り場が1階と2階に分かれており、覗きに行ったところ1階には人が多いのだが2階は通路の人も まばら。 「誰も来ませんねえ」 と、隣のブースの人とぼやく。 昼。 2号くんに1階に出店しているインド料理屋へ昼食の買い出しを頼む。 「何か適当に」 という曖昧な指示が悪かったのか、思い切り「テキトー」に、買って来たのはマーガリンと餡をナンで包んだ謎の食べ物。 「これは、なんと言うか、昼食じゃなくてお菓子じゃないか?」 などと言いつつ食べる。 それにしてもインド人、餡にマーガリンとは……。 たぶんインド人の味覚からすると、日本の餡はさっぱりし過ぎて物足りないのだろう。 午後になって1階での買い物を終えた人たちが2階へ上がって来て、やや本が売れ出す。 大森先生がブースに来て下さったので、 「贈呈と書いてサインを入れて1冊差し上げます」 と言ったら、お金を払ってくれた。(笑) 東浩紀さんも来てくれて(というか、他の場所にいたのを私がブースまで引っ張って来た)。 「表紙の絵と挿絵がいいねえ」 と、褒めて下さり、1冊購入して頂けた。 (ちなみに、表紙と挿絵を描いたのは2号くん) 結果、本日の『エンケラドゥスの烏賊』(本文:飛浩隆氏酷評! 挿絵:東浩紀氏絶賛!)の販売数は、24冊。 すぐ近くにあった「はるこん」のブースの人たちと一緒に飲みに行く。 途中でモノレールにリュックを忘れた人がいたりしたものの、穏やかな打ち上げ……のはずだったが、途中から今年のSF 大会の話に。 私がSF大会に連絡先を教えた某病院長の企画が、全く進んでいないのだとか。 私は連絡先を教えただけなのだが、教えた以上はそこそこ責任があるので、目一杯巻き込まれる。 帰宅後もその話で延々と電話。 ようやく「企画中止」で結論が出る頃には午前0時を回っていた。 疲れ果てた……寝る。
2018年5月5日(土)
こどもの日。 ネットの記事によると、 〈「こどもの日」を前に総務省が4日発表した人口推計(4月1日時点)によると、外国人を含む14歳以下の子どもの数 は1553万人で前年より17万人減った。減少は37年連続〉(東京新聞 2018年5月5日 朝刊) 「外国人を含む」のは、住民基本台帳法とか入管法とかの改正や外国人登録法が廃止されたりとかで、外国人住民も日本人 住民と同じに住民基本台帳に記載されるようになったからだと思う。 記事には、 〈都道府県別のある2017年10月1日時点のデータで見ると、子どもの数が前年より増えたのは東京のみ〉 ともあった。 東京は、子供の数が増えているのか。 これは増えた理由を分析すべきだな。 子供が増えた地域で行われている少子化対策にどのようなものがあるのかはぜひ調査すべきだと思う。 午後。 図書館で試験勉強。 夕方。 帰宅して、明日の文フリの準備をする。 これはコミケセット(笑)をそのままリュックに詰めれば良いので、比較的、楽。 夜。 例の兄弟のユーチューバーの動画を観る。 兄が弟に誕生日プレゼントを渡す動画とか、弟が兄に誕生日プレゼントを渡す動画とか、兄弟で昔のアルバムの写真を見て 笑いあっている動画とか、仲良く歌を歌っている動画とか……。 (ユーチューバーの動画には、中毒性があるな) 寝る。
2018年5月4日(金)
図書館へ。 レポートを書いて送信。 (モバイルWifiルータでも安定してレポートのデータが送信できることがわかったので、今後は図書館から送信しよう) 借りた資料をカウンターに返しに行ったら、先日レポートのインタビューでお世話になった司書の方に、 「頑張ってくださいね。僕も同じ大学で資格を取りました」 と、励まされる。 (頑張らねば) 帰りに2号くんのアパートへ。 明後日の文フリの打ち合わせ。 自宅へ戻りプリンターで必要なものをプリントアウトして準備する。 夕方。 先日、NHKで紹介されていたユーチューバーの動画というのを検索して観てみる。 年収が億単位と噂されるユーチューバーで、彼の兄も同じ仕事をしているのだとか。 で、仕事で忙しくて日頃なかなか実家に帰れない罪滅ぼしに正月に豪華なおせちを買って家族と団欒するという内容の動画 だった。 (確かにこれは、全世代的に支持されるな……) 孫に生まれて初めてのキャビアを食べさせてもらって、ニコニコするおじいちゃん。 ユーチューバーの兄弟2人は仲が良く、兄の方は結婚してすでに子供がいるのだそうだ。 なんだこの理想の家族は。(笑) 幸せな人というのは、赤の他人でも、見ていると心が穏やかになって来るものだね。 兄弟が自分たちで作ったという歌を歌う動画を眺めながら、寝る。
2018年5月3日(木)
雨。 (図書館に本を返しに行くのは明日にしょうか……) などと思いつつ、風呂に入ったらぶっ倒れる。 医者に出された薬は飲んでいるのだが。 昼。 2号くんが来て、一緒に昼食。 午後。 雨は上がったが体調がアレなので、家にいることにする。 本来は図書館でレポートをやっているはずだったのだが……。 今日は憲法記念日なので、ツィッターにその辺の話題が上がる。 右翼の街宣車を指差しながら「サヨクはいつも、こうやって警察に迷惑をかける、こいつらサヨクだ」と叫んでいる若者がい たという話が流れて来たので、ネットで調べたら本当に「迷惑な街宣車は右翼の評判を落とすために左翼が右翼に化けてやっ ているのだ」という定番のデマがあるらしい。 思わず笑っのだが、考えてみると少し怖いな。 夜。 今夜の「幻解!超常ファイル ダークサイド・ミステリー」(いわゆるオカルト的なものを科学的に解説する番組)は、水中に 棲むUMA(未確認生物)の話。 直後に同じチャンネルで始まった「コズミック フロント NEXT」のツカミが「ロズウェル事件」。 (ヲイヲイ、それは前番組でやれよ!) と、思わずツッコミを入れてしまった。 本業(?)でないせいか事件の解説はものすごく大雑把だったが、番組よりやや詳しく説明すると「ロズウェル事件」という のは…… 1978年、UFO研究家のスタントン・T・フリードマンが、1947年にアメリカのニューメキシコ州ロズウェルで起こ った事件について関係者であるというジェシー・マーセル少佐にインタビューを行い「アメリカ軍が異星人の乗り物を極秘裏 に回収した」と発表、テレビのドキュメンタリー番組で取り上げられて話題になった。 1947年7月8日にロズウェル陸軍飛行場が「軍は第509爆撃航空群の職員がロズウェル付近の牧場から潰れたflying disc(空飛ぶ円盤)を回収した」というプレリリースを発表したが、その数時間後に第8航空軍司令官が、プレスリリースの 内容について「回収したものは気象観測用気球であった」と訂正した。 しかし、実際に墜落した「モノ」を目撃したというジェシー・マーセル少佐は「あの残骸は気象観測用気球ではなかった」と 言い、アメリカ軍が極秘に回収した異星人の乗り物だと主張。 その後、墜落した空飛ぶ円盤から宇宙人の死体が回収されたという話まで出てきてUFOマニアを色めき立たせた。 1989年、マルタ会談が開催され東西冷戦の終結が宣言される。 長年の宿敵ソ連邦の消滅後、アメリカ軍は改めて「実はあれは気象観測用気球ではなく軍の諜報用気球で、当時は軍事秘密だ ったので気象観測用気球ということにしていた」と発表した…… ……と、私が知っているところでは、だいたいそんな事件。 番組では、目撃情報が錯綜して、1960年代に行われた宇宙開発のために行われた宇宙服を着た被験者を気球で大気圏外に 飛ばすという実験中に起きた事故の目撃情報が混じったのではないかと言っていた。 つまり実験中に宇宙服の頭の部分が破損し、気圧の低下で異常に膨れ上がった被験者の頭部が「宇宙人」に見えたのではない かという話なのだが、この説は初めて聞いたので興味深かった。 布団に入り、うとうとしていたら部屋がいきなり南北方向に揺れた。 (地震か?) と、テレビをつけたが、速報らしきものは流れていない。 改めて布団に入ってしばらくすると、また同じ方向への揺れ。 再びテレビをつけ、速報を待つ。 ……何も映らない。 しばらく待ってから日本気象協会のサイトを見たら、やはり地震だったようだ。 時刻 :5月4日午前2時7分頃 震源:千葉県北西部(北緯35.6度 東経140.2度) 深さ:約80km 規模:マグニチュード4.2 時刻:5月4日午前2時17分頃 震源:千葉県北西部(北緯35.6度 東経140.2度) 深さ:約80km 規模:マグニチュード4.1 両方とも最大震度は2(豊島区は震度1だった)。 この程度の地震だと、夜中には速報を流さないのかね? なんだか目が覚めてしまったが、改めて、寝る。
2018年5月2日(水)
昼過ぎ。 手続きの関係で区役所へ。 帰りに中央図書館へ行く。 区役所と図書館は地下道で繋がっていて、ついでに言うとサンシャイン60とも繋がっている。 区役所→図書館→サンシャイン60のルートを通ってサンシャイン60通りで地上に出る。 池袋で再び地下へ降りて床屋へ。 そしてまた地上へ。 「なか卯」で晩飯を食べてから帰宅。 有楽町線の池袋と両隣の駅って地下道で繋げちゃっていいんじゃないだろうか? (現在は、階段を上がってほんの5分程度地上を歩いてから、また地下道という構造になっている) 都営地下鉄の新宿駅と新宿三丁目駅なんか、地下通路で完全に繋がっているぞ。 まあ、そういうことをするから都営地下鉄は赤字路線なのかもしれないが。 夜。 NHKの「幻解!超常ファイル ダークサイド・ミステリー 」で、「うつろ船」を取り上げていたので、観る。 うつろ船とは、江戸時代に陸奥国の「はらやどり(※1)」の浜の沖合で香炉のような形の船(?)が発見された。 その船には異国の女がひとり乗っていて、女は手に箱を持っていた。 発見した村人は、一旦は船を浜に引き上げたものの、騒ぎになるのを恐れてまた海へ流した…… ……という話で、滝沢馬琴が1825年に発行した『兎園小説(とえんしょうせつ)』の中で紹介している話。 『兎園小説』とういうのは「兎園会」という変な話を持ち寄って披露する集まりのことらしい。 関係無いとは思うが、私は現在の「と学会」を連想してしまったぞ(笑) で、馬琴の作り話で、元ネタは日本に養蚕をもたらした金色姫(※2)の伝説ではないかという説があるものの、よくはわか らないというところで「調査中」の終わり方。 いろいろと想像が広がる話だね。 ※1:はらやどり 実在しない地名。 「常陸原舎利浜(現在の神栖市波崎舎利浜)」の誤りではないかと言われている。 すなわち「常陸原舎利浜=常陸原の舎利浜」を「常陸の原舎利の浜」と誤解したうえ「利」を「り」と誤記。 この「原舎り」を「はらやどり」と読んだのではないかという説。 ※2:金色姫 天竺の姫が継母に殺されかけ、彼女の身を案じた父王が姫を「うつろ船」に乗せて海へ逃がしたという伝説。 金色姫は蚕を入れた箱を持って日本に流れ着き、養蚕をもたらしたとされている。 ……さて、そろそろ寝よう。
2018年5月1日(火)
朝。 広島の方で逃げていた脱獄囚が昨日逮捕された話題を民放が取り上げていた。 橋を見張っていたので、てっきり島の中にいると思っていたら、海を泳いで本州に移動していたらしい。 潮の流れが速いので泳いで渡るのは不可能だと思っていたら流れが止まる時間帯というのがあって、島の人間はみんな知って いたことなのだとか。 何なんだ? 昨夜の暑さで寝不足。 出かける予定はパスして、自宅でできる雑用をゆっくりと片付ける。 夕方。 2号くんが来る。 今週末は、文フリなのだよな。 夜。 池上彰の番組を観る。 言われてみれば、金正恩ってお母さんは在日の人だったね。 もしかして日本語も喋れる人なのかな? 彼のお母さんが日本にいた頃に、日本人はちゃんと彼女に親切にしていたのだろうか? 日本人って、いろいろなところで無意識に外交のチャンスを潰していないか? 番組の後半は『君たちはどう生きるか』(吉野源三郎 マガジンハウス)という本の紹介。 私は子供の頃に別の版で読んだのだが、実はいま書店で一番目に付くのはこれの漫画版で、私はこの表紙の絵が好きじゃな いのだよなあ。 なんでこんな病的な顔をした少年が表紙? どう見ても授業中にカブトムシで遊んでいるような明るく無邪気な少年には見えないのだが。 寝る。2018年4月分へ 目次へ
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