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独 り 言 (2017年9月分)
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2017年9月30日(土)
日経の1面トップは衆院選の特集記事。 社会面でも選挙の記事が大きな扱いになっていたが、同じ面で文科省の「23区内の大学・短大の定員増や大学の新設を認め ない」との告示についてを改めて報じていた。 〈定員抑制 疑問の声〉 〈専門家「地方創生の効果小さい」〉 パブリックコメントで反対意見が多く、専門家も疑問視している施策を、なぜ強硬に実行するのだろう? 海外からの明るいニュース。 〈スペースX〉 〈ロケットで海外旅行〉 〈NY−上海39分〉 (NYー上海間は飛行機だと15時間程度かかるらしい) 〈東京とアジアの主要都市を30分前後で移動できるという〉 ひとつ気になったのは「NYー上海間」は考えていても「NYー東京間」は考えていないのかな、スペースXの人? 夕方から「第三回 堺三保 ハリウッド流映画脚本講座2017」があるので練馬へ。 本日の講義は「時系列がバラバラな映画の場合」。 「いつも2人で」と「ラン・ローラ・ラン」を例に。 講義終了後、早川のIさんと飲む。 「ペリー・ローダン」の話とか。 久しぶりの酒は、焼酎のお湯割り。 少し酔っ払って帰宅。 寝る。
2017年9月29日(金)
午前中。 レポートを送信。 午後。 知人の入院する病院へ行こうとして、出がけに部屋で以前、駅でなくしたと思っていた手袋を発見する。 この「なくした物がまったく別の場所で発見される現象」に名前をつけたい気がする。(笑) 病院は、隣の県。 ……遠い。 菊名で横浜線に乗り換えてトロトロと。 横浜線が横浜駅に停車しないという事を、今日初めて知った。 駅で地図を確認すると、どうやら病院までは1本道。 (これならGPSを立ち上げるまでもないな……) と、歩き出し、ご期待通り道に迷う。 アンドロメダ通りを行くはずが、間違えて白鳥座通りへ出てしまったらしい。 (って言うか、誰だよ通りにこんな名前をつけた奴は?) 病院着。 受付で入院している人の名前を言って名札を借り、エレベーターで上に上がってナースセンターで病室の場所を聞いて、廊下 で道に迷う。 ウロウロした挙句に部屋番号を頼りに辿り着いた病室で、腹に腹水を抜く管が刺さった病人相手に打ち合わせ。 帰宅。 夕刊を読んだら、 〈23区の私大 定員増禁止〉 〈文部省告示、新設も認めず〉 〈同省が行ったパブリックコメント(意見公募)には否定的な意見が多く寄せられ、今後も議論を呼びそうだ〉 とのこと、パブリックコメントに否定的な意見が多いのに、そのまま告示するのなら、何のためのパブリックコメントだ? 加計学園の獣医学部新設問題があるので「これも安倍さんのお友達がらみか?」と、つい勘ぐってしまったぞ。 〈林芳正文科相は29日の閣議後の記者会見で「地方大に行ってみたいと学生が思うことが大事。文科省も後押しする施策を 用意している」と話した〉 (なんで「地方大に行ってみたいと学生が思うこと」が大事なんだ?) 〈小池百合子都知事も、東京一極集中の問題と学生の抑制に「関連性が見いだせない」として、見直しを求めている〉 これに関しては小池さんに同意。 企業が東京に一極集中しているから、学生が就職に有利な東京の大学を希望するので、原因と結果を完全に取り違えている。 都会の大学に通いたがる若者たちの足をなぜ文科相が引っ張らなくてはならないのだろう? ただでさえ、最近、日本の大学は海外の大学に負けていると言われているのに、なぜ大学の発展を妨げる? いま政府がやっている地方創生というのは「地方にも平等に分ける」という名目の下に、せっかくの大きな壷を粉々に砕いて かけらを分配し、「はい、これで平等」と言っているようなもの。 馬鹿げている。 寝る。
2017年9月28日(木)
朝起きると胃が痛いのが普通の状態になって来てしまっている。 今日も天気は悪い。 朝刊の1面トップは、衆院解散関係。 民進党という党は、どうやらなくなってしまいそうな雰囲気。 いつなくなるかと思っていたので「ああ……やっと」みたいな感想になる。 午前中。 事務作業。 午後。 部屋でパソコンをパコパコしていたら、電話がかかってきた。 知人からで、内容は頼みごと。 さっくり言うと、イベントの仕切りの代役。 ここのところ体調が悪いので断ろうと思ったら、私に代役を頼む理由が、 「実は医者に癌だと言われて入院することになったので……」 ……引き受ける。 病院まで打ち合わせに行くことになりそうで、明日以降の予定が大幅に変更になる。 (引き受けておいて言うのもなんだけど、私ならもっと信頼できそうな相手に頼むなあ……) 夕方。 土砂降りの雨。 夕刊は、やはり選挙の記事が1面トップ。 〈政権継続の是非争点〉 私は、さすがに今回の選挙で政権交代まではいかないと思う。 自民党が負けた場合でも、せいぜい議席が減るぐらい? 夜。 BSでドキュメンタリー「フランケンシュタインの誘惑 人を操る 恐怖の脳チップ」を観る。 ホセ・デルガードが開発した脳に電気刺激を与えて人間をコントロールする技術の話。 現在、この技術はパーキンソン病の治療に応用されているそうだが、病気の症状が治まった反面、ギャンブル依存症や買い物 依存症っぽくなるのが欠点なのだとか。 大きな効果のある治療法には、副作用って何かしらあるのかもね。 寝る。
2017年9月27日(水)
朝。 なんだか早くに目を覚ます。 そして、部屋が揺れている気がする。 時刻:5時22分頃 2017年9月27日 5時22分頃 震源:岩手県沖(北緯40.3度 東経142.5度) 深さ:約30km 規模:マグニチュード6.0 最大震度は「4」で、青森県の八戸市と階上町、岩手県の普代村と野田村と盛岡市、宮城県の登米市。 どうでもいいことだが、青森に七戸町と六戸町と五戸町と三戸町があり、岩手県に一戸町と二戸市と九戸村があるのだ ということを初めて知った。 ちなみに、七戸町と六戸町と五戸町と三戸町と一戸町は「震度3」で、二戸市と九戸村は「震度2」だった。 つい気になって「四戸」という地名を探してみたが、存在しないようだ。 (ネットによると、昔はあったらしい) BSで「ひよっこ」を見ていたら、地震速報のテロップが出た。 時刻:7時36分頃 震源:和歌山県北部(北緯34.2度 東経135.2度) 深さ:約10km 規模:マグニチュード3.4 最大震度は、和歌山県海南市の「震度3」だそうだ。 午前中。 民放の情報番組で、小池新党の立ち上げ会見の中継を見る。 生中継のカメラが会場を映すが、他の関係者は揃っているのに肝心の小池さんの姿が見えない。 「後から入場する演出なんでしょうか?」 と、スタジオの出演者が言ったすぐ後に、音楽が鳴り響き、会場内のスクリーンにイメージビデオみたいなものが映し 出された。 (ナニ、コレ?) と、見ていたら、キャスターが「これは、希望の党の公式ビデオです」と、わざわざ断りを入れた。 (「テレビ局が変な演出をしているわけではない」と言いたかったのか?) 昼。 テレビ東京の、いつも海外ドラマをやっている時間にテレビをつけたら「アウトレイジ」が始まった。 3部作の最終章が間もなく劇場で公開されるとかで、その宣伝のために1と2をテレビでやることにしたらしい。 やくざ映画はあまり好きじゃないのだが、やはり北野監督は上手い。 部屋で事務作業をやりながら、結局、最後まで見てしまった。 やくざの映画なので、当然、出て来るのはみんなやくざ。 やくざなので、登場人物はみんな悪い奴。 平気で暴力をふるい、人を殺す。 警察官も出て来るが、これも悪い警察官なので、やくざと一緒。 その中で、ビートたけしが不器用なやくざを演じていた。 不器用ではあるが、別にいい人ではない。 やくざなので悪い奴なのだが、不器用なので他のやくざに騙される。 最後は、登場人物のひとりが、ビートたけしの演じていたやくざが、他のやくざに殺されたと言って終わり。 ところが、この映画、続編があるわけで、その続編の予告映像でのビートたけしのセリフが、 「お前、俺が死んだってウワサ流したろう?」 人気が出ると、死んだ主人公が一言で簡単に生き返ってしまうのだね。(^^) 夜。 ネットに速報が流れた。 民進党が、次の選挙で候補者を立てないらしい。 この党は、そろそろ寿命かなと思っていたので、このまま解党してしまっても良いと思うな。 NHKの9時のニュースで今朝の小池さんの会見を報じていたが、例のビデオのところは丸々カット。(笑) チャンネルを変えて「テミスの剣」というミステリー・ドラマを観る。 2時間ミステリーだが、ラストに「ミステリー史上最大のどんでん返し!」があるというので観てみる。 ストーリーは、前半は冤罪を苦に自殺した容疑者の無実を晴らすために組織と戦う主人公の話。 後半は、その20年後に仮出所した最初の事件の真犯人が殺害されるという事件の話。 「組織と戦う主人公」の描写がチープで辟易したが、「ミステリー史上最大のどんでん返し!」に期待して、最後まで 観ることに。 で…… ドラマが始まってまもなく「こいつ怪しいな」という感じの人物が登場するのだが、ラストでこいつが黒幕だったこと が判明するというオチ。 何が「ミステリー史上最大のどんでん返し!」なんだろうかと、しばし考えたが、 (そう言えば、2時間ミステリーで、この俳優が犯人役をやるのは初めてかも……) と、思いついた。 あとで調べたら、このドラマ原作があるらしい。 原作の方はちゃんと「ミステリー史上最大のどんでん返し!」になっていたのだろうか? 寝る。
2017年9月26日(火)
9月も最終週なのに、暑い。 午前中。 溜まっていた雑用の片付け。 午後。 クリーニング屋にスーツを出しに行ってから図書館へ行ってレポートを書く。 このところ、夕方になると小学生がやって来る。 (監督者のいない子供の集団に向かって「静かにしていろ」と言うのは無理なのだろうな) 1時間で図書館を出る。 帰宅。 夕食は、近所のスーパーで買ったアジのタタキ。 ビスケットは2枚で吐き気に襲われる。 ハンバーグは端っこを5ミリ程度なら飲み込めた。 (なぜ、刺身は食える?) 胃壁がだいぶ荒れているのかなあ? 睡眠第一と早めに寝たら、23時に目を覚ましてしまう。 なんとかもう1度、寝る。
2017年9月25日(月)
頭痛はやや改善。 胃の痛みも朝起きたときだけになった。 刺身は喉を通ることが分かって来たので、朝食はコンビニで買ったます寿司。 (なぜこの一番消化に悪そうなものだけが大丈夫なんだ?) ネットのニュース。(2017/9/24 22:00日本経済新聞 電子版) 衆議院選挙について、日本経済新聞社とテレビ東京による22〜24日の世論調査の結果。 次期衆院選で投票したい政党や投票したい候補者がいる政党は、 自民党:44% 民進党: 8% で、 小池百合子東京都知事側近の若狭勝衆院議員らが立ち上げる国政政党に投票すると答えた人は、8%だったそうだ。 科学関係のニュース。(2017/9/24 23:55 日本経済新聞) 〈東京大学の古沢明教授と武田俊太郎助教は、次世代の高速計算機と期待される「量子コンピューター」を1つの回路で作れ る手法を開発した〉 〈新手法は、カナダのDウエーブ・システムが世界で初めて商用化した量子コンピューターとは計算方式が異なる〉 文系の私には、量子コンピューターというのがよくわからないのだが…… なんでも量子には「観測されるまでその状態が決まらない」という性質があるのだそうだ。 で、2つセットの極小粒子(=量子)があって、このうちのひとつを観測すると、同時にもう一つの状態が決まるという状態 になっているとする(この状態にある2つの粒子を「量子もつれの状態にある」と言うのだそうだ) 「同時」というのは、つまり「情報の伝達速度がゼロ」ということだから、この仕組みをコンピューターに応用すると、もの すごく速い速度で計算ができる。 ……と、こういう理解で正しいのかな? 昼。 ドラマ「ホワイトカラー」に女優のマーシャ・トマソンが出ていた。 彼女はこのドラマのレギュラーだったのだが、ドラマの撮影中に妊娠し、しかも同性愛者であるという設定だったので「彼女 は人工授精で妊娠したのだ」ということにして、しばらく「妊娠中の女刑事」として出演していた。 その後、ドラマの中で出産したことになって「女刑事は産休中」という話になっていたのだが、この度「女刑事がベビーシッ ターを雇って職場復帰する」というストーリーで、ドラマに復帰して来た。 「3時間おきに、ポンプで母乳を絞っている」というセリフがリアル。 午後。 小池さんが新国政政党の党首になるらしい。 (党名は「希望の党」) 若狭さんじゃダメだと思ったのかね? 夕方。 安倍さんが予定通り、解散総選挙。 夜。 今日は国政に関する大きなニュースが2つもあったのに、ツィッターで流れて来るのが、アニメ「けものフレンズ」の監督が 解任されることになったという話ばかりで笑った。 23時。 寝ようとするが眠れない。 結局、午前2時過ぎまで布団の中で悶々としていた。 ここのところ、やや不眠気味。
2017年9月24日(日)
明け方に見た夢。 病院に行くために準備をしているのだが、なぜかそれが入院に備えての準備なのだ。 「今日はメンサ・テスト合格者の会の例会があるのに……」 とか思っている妙な夢。 午前中。 ネットに流れて来たニュース。 麻生さんが、また失言をしたそうだ。 昨日、宇都宮市内での講演での朝鮮半島からの難民が日本に来る可能性についての話の中で、 「武装難民かもしれない。警察で対応するのか。自衛隊、防衛出動か。射殺ですか。真剣に考えなければならない」 と言ったのだとか。 「射殺ですか」は、言葉の選び方としてまずいだろう。 この言葉が海外のメディアで報道された場合の影響について考えなかったのか? 午後。 予定通りメンサ・テスト合格者の会の例会。 前回の例会を休んだ言い訳と言うか……旅先のビデオを見ながら静岡の土産話。 懇親会は、肉が食べられないので、ひたすら刺身とウーロン茶。 鍼灸師の人がいたので脈を診て貰ったら「風邪と体の冷えと睡眠不足」だそうだ。 磁石をツボに当てる治療器具というもので実演して貰った。 百均でシャープペンシルを買って帰る。 なぜか2本もあったのに両方ともなくしてしまったのだ。 寝る。
2017年9月23日(土)
雨。 起き抜けに沁みるように胃が痛いのは相変わらず。 昨夜の「肉を食ったらアウト」を、コンビニで買った「ますの寿司」と「肉まん」で確認。 「ますの寿司」ではなんともないのに「肉まん」だとキリキリと胃が痛くなる。 (これは……?) 昼。 そんなわけで、食欲が出ないのでパス。 夕方。 雨が止んだようなので、ふくろ祭りへ行く。 わざわざ子供コーナーが作ってあった。 天気のせいか、時間のせいか(夕方6時頃)、それとも豊島区が消滅可能性都市だからか、子供の数は少ない。 会場となっている西口公園(池袋ウエストゲートパーク)全体でも小学校の1クラス分の人数はいない感じがした。 会場をぶらぶら歩く。 ラムネや綿菓子を売っているのは祭りだからで、中華系の屋台が多いのは池袋だからか。 会場を一周してから帰宅。 夜。 「NHKスペシャル 総書記 遺された声 日中国交 45年目の秘史」を観る。 胡耀邦総書記(当時)の肉声が、故・山崎豊子氏の遺品の中から発見されたという特集番組。 (「大地の子」を書くにあたっての取材テープだったようだ) 中曽根康弘氏がインタビューに答えていた。 あのまま胡耀邦が失脚せずにいたなら、日中関係もだいぶ違っていただろうなあ。 寝る。
2017年9月22日(金)
このところ、朝起きるとまず胃が痛い。 だから朝食が食べられない。 非常に困っている。 「胃が痛い」というデメリットと「待合室で長時間待つ」というデメリットを比較して、病院に行くかどうかを考え中。 正直、待合室でのあの時間を考えるだけで、より胃が痛くなって来るのだよね。 下手をすると、却って悪化しそうな気がする。 昼。 雨が降り出した。 ドラマ「ホワイトカラー」を観る。 連続ミステリー・ドラマなのだが、役者で犯人がわかってしまう日本だと、こういう意外な犯人って無理かも。 どうでもいいが、ブリジット・リーガンって美人だな。 午後。 雨は土砂降りになって来た。 家計簿を表計算ソフトに入力。 自分でも驚いたのだが、3月の途中からサボりっぱなしだったのだな。 せいぜい6月頃からかと思っていた。 4月分まで入力したところで、出かける時間になってしまった。 今日は空想小説ワークショップ。 来年の1月から浅暮三文先生が講師で来てくれるらしい。 雨は止んでいたが、念のため傘を持って出る。 講座終了後に居酒屋へ。 外は結構な雨が降っている。 胃が痛いのでアルコールは抜きで。 なめろうを食べたら問題なく胃に収まったので、 (お、治ったか?) と、鴨肉を食べたらキリキリ痛み出した。 (肉がダメなのか? 肉についていたネギがダメなのか?) 小雨の中を傘を差して帰宅。 寝る。
2017年9月21日(木)
ドラマ「ひよっこ」は、ここのところ15分間ほぼ1つのセットの中で登場人物が会話する話ばかり。 予算的には楽な作りを狙ったのか? 午後。 大戸屋で食事。 納豆ととろろとオクラに刺身が載った丼みたいなものがあったので、それを頼む。 「食べる」と考えると胃が痛い気がしたが、どうにか流し込む。 この店は「ご飯少なめ」の注文ができるので、今日のような体調だと助かる。 そのまま図書館へ。 なぜかすごく混んでいる。 そして、うるさい。 子供が多いのだ。 子供は集団で来るので、どうしても喋る。 小声なのだが人数が多いので、騒々しく感じてしまう。 夕方、帰宅。 帰り道にコンビニでコーヒー牛乳を買う。 夜。 BSで、カッシーニの特集をやっていた。 「ロスト」の瞬間に、NASAの職員でもないのにジーンと来てしまった。 寝る。
2017年9月20日(水)
朝。 メキシコで地震があったというニュース。 現地のニュース画面の映像で、すでにスタジオ全体が大きく揺れている中でキャスターが「これは訓練ではありません」と、 繰り返していた。 映像には、キャスターがそのアナウンスを終えてから揺れるスタジオから脱出するシーンまでが映っていて、 (あれだけ揺れていたら、さすがに「訓練」と思う人はいないだろう) と、思った。 トランプ大統領が国連総会で演説を行ったそうだ。 テレビでは「北朝鮮を厳しく非難した」「日本の拉致問題に言及した」が大きく取り上げられていたが、一部のネットでは 「金正恩氏を〈ロケットマン〉と呼んだ」「イランやベネズエラを〈ならず者国家〉と呼んだ」が取り上げられていた。 ちなみに、YAHOO! JAPAN ニュース(産経新聞より)では、 〈トランプ氏が北朝鮮の「完全破壊」に言及した際、議場からはどよめきが起きた。北朝鮮の国連大使も演説途中で抗議の退 席。こうした場面もトランプ氏の強い姿勢を際立たせた〉 と肯定的に報じられていたのだが…… BBC NEWS JAPANでは、同じ場面を、 〈トランプ氏が演説を続けるなか、総会の会場は大きくざわついた。ロイター通信によると、トランプ氏の演説を聞いていた 加盟国の代表の一人は、両手で顔を覆った〉 と、描写し、 〈スウェーデンのマルゴット・ワルストローム外相は、両腕を組んでトランプ氏の演説を聞いていた。外相はBBCに対して、 「あの場所であの時に、あの聴衆を前に、あのような演説をすべきではなかった」と批判した〉 と〈ざわつき〉が、トランプ氏の演説に対して否定的なものであったという方向で報じている。 日本のテレビや新聞を読んでいると、世界各国がトランプ大統領の北朝鮮への強い非難に賛同しているように思えるが、実は ヨーロッパではそうでもなく、むしろ「トランプは困ったちゃん」というイメージなのかな? ここで世界情勢を読み違えると、日本はえらいことになると思うので慎重になって欲しい。 昼。 胃が痛くて食事ができないのがとても困る。 (おかゆとか、その辺のものでもダメなのだ) 午後。 メキシコの地震の続報。 実は地震が起きた日(9月19日)は、1985年に「メキシコ地震」があった日で(日本の「防災の日」みたいなの?)、 当日は午前中に避難訓練が行われていたらしい。 その訓練が終了した数時間後に本物の大地震が起きたのだそうだ。 だからキャスターは「避難訓練ではない」と強調していたのかな? 夜。 私の不思議な胃袋は「刺身」なら難なく食べられることが判明。 (なぜ、おかゆ的なものがアウトで、刺身がOKなんだ?) 自分でもよく分からないが、とりあえず食べられるものを食べて横になることにする。 (明日はもう少し回復しているかな?) 寝る。
2017年9月19日(火)
目が覚めたら頭痛がひどい。 むしろ頭痛がひどくて目を覚ました。 胃が痛くて食欲がない。 試しにコンビニで買ったヨーグルトドリンクを飲んでみる。 昼。 ネットのニュースによると、安倍さんが帰国後に解散について話をすると言っているそうな。 「北朝鮮のミサイル騒ぎで、国民が加計を忘れている今がチャンス!」とかなんだろうなあ。 午後。 厚切りの食パンを1枚食べてみるが、食欲は回復しない。 部屋が揺れたような感じがして、地震かと思ったらめまいだった。 胃は、相変わらず不調。 「食欲と言ったらアレかな?」と、カルビーのかっぱえびせんを食べてみる。 少しは喉を通ったが、それで胃の痛みが治るわけではない。(当たり前だ) こんなに胃に来る風邪は初めてだ。 その代わり、熱は出ない。 もしかして、風邪じゃないのか、コレ? 夜になっても頭痛が引かない。 ロキソニンを飲みたいところだが、余計に胃が痛くなりそうなので、やめる。 そして、寝る。
2017年9月18日(月)
朝からくしゃみが止まらない。 そして胃が痛い。 いつもの季節の変わり目の風邪かな? 午後。 部屋でビデオを観て過ごす。 「自虐の詩」 映画そのものは2007年の作品だが、原作の連載は1985年〜1990年ということで、バブル真っ盛りの頃。 (原作の舞台は東京だが、映画の方は大阪になっている) やくざ者の父に育てられた薄幸の女性の人生。 (しかしこの人、他人には愛されるタイプなのだよね) 考えてみると、今日は「敬老の日」。 ネットで調べたら平成28年(2016年)10月1日現在の数字で、65歳以上の人口は3,459万人。 高齢化率は27.3%らしい。 当然、労働者の人口は減っているわけだが、この問題の解決策は、やはりAIか? 夜。 くしゃみは止まったが、胃はまだ痛い。 今夜は早く寝たほうが良さそうなので、そのようにする。
2017年9月17日(日)
明け方に、また夢の中にしかないあの町にいる夢を見た。 地上から伸びて上り坂になっている鉄道の高架と、その上の駅。 自分が暮らしている町は、坂の下にあり、列車に乗るとどこか遠くに行くことがわかっていて「でも、いまは乗るときじゃな い」と思っているという夢。 フロイト的に言うと、私の潜在意識の何かなのかね? 台風のせいで、朝から雨。 「こんな天気の日は、映画館が空いているだろう」 という佐藤編集長の意見で「ダンケルク」を観に行く。 「ダンケルクの戦い」というものが、あったのだそうだが、歴史の授業で習った記憶がない。 調べたら1940年の5月の末から6月の初めぐらいの間に起きた出来事だったらしい。 真珠湾攻撃が1941年12月8日のことだから、日本人の感覚的には「関係ない外国の戦争」だったのだね。 さて、映画はイギリス人が作ったものであるから「観客はダンケルクで何が起こったのか知っている」という前提で作られて いる。 私の「ダンケルクの戦い」に関する知識は、コリン・ウィリスのSF小説『ブラックアウト』で読んだ程度。 なんか兵隊を助けるために民間の船の所有者たちが頑張たという出来事らしい。 〈ここからややネタバレ注意〉 映画が始まって間もなく、市街戦っぽい感じで敵に追われて逃げる若い兵士。 この人が主人公なのだろうと思って見ていたのだが、ともかくこいつが弱い。 でも、逃げ足だけは速かったようで、一緒にいた者が全員撃たれる中、どうにか味方の陣地まで逃げ込む。 そこで兵隊なら「報告」とかそういうことをすると思うのに、こいつはそうしない。 列に並ぶ。 この列というのが、船に乗り込むための列。 ところが並んだ途端に「これは近衛兵の列だ」と言われて追い払われたのを皮切りに…… 要するに、この若い兵士がなんとか船に乗って海の向こうのイギリスに帰るために大奮闘するという話のようだ。 こう書くとコメディのようだが、シリアスな映画。 映画は3つの視点に分かれていて、ひとつがこのヘタレ兵隊の視点。 もうひとつが、救援に向かう民間船に乗った人たちの視点。 そして、救援を空から援助する空軍のパイロットの視点。 ストーリーラインを追いたかったらヘタレ兵隊の視点で見るのが一番分かりやすいと思う。 人間ドラマを見たかったら、民間船の視点で見ると良いと思う。 真のヒーローの生き様を見たかったら、パイロットの視点で見ると感動できる。 で、映画全体から伝わって来るメッセージは「戦争って理不尽だよね」かな? ハリウッド式の分かりやすい勧善懲悪みたいなのを期待した人にはつまらなかったと思う。 帰宅。 アパートの自分の部屋に戻ろうとしたら、敷地内の通路でピョンと目の前を横切るものが……。 懐中電灯で照らしたら、ヒキガエルだった。 台風の日は、ちょっと珍しいお客に出会える。 部屋に戻って佐藤編集長と一緒に「ブラタモリ」の録画を観る。 今回の旅先は、高野山。 山頂に、女人禁制の「寺院都市」があったのだね。 面白い町だ。 笑ったところ。 高野山には有名人(武田信玄とか上杉謙信とか)のお墓が多い。 なぜならここは、弥勒の出現場所のひとつとされているから。 高野山が弥勒の出現場所とされている理由「通訳がいる場所じゃないと言葉が通じなくて弥勒が救済を行えないから」。 (空海は、語学が堪能だったことで有名) この「異世界人との会話には通訳が必須」という発想が、いかにも日本的。 アメリカ人なんて、神様は当然、英語を喋ってくれると信じているみたいだものね。 大笑い。 寝る。
2017年9月16日(土)
天気が悪い。 午前中。 外出する気になれず、その結果「宇宙のサバイバル戦争」第1章の登場人物一覧が、ほぼ完成してしまう。 午後。 ネットサーフィンをしていて気付いたのだが、1986年発表のアニメーション映画「風が吹くとき」がネットで話題になっ ていた。 (たぶん、Jアラートの影響だと思う) 「風が吹くとき」は核戦争の恐怖を描いたホラー。 原作者はイギリス人なので、皮肉なブラックジョークがちりばめられている。 以下、私のうろ覚えのストーリー紹介。 〈ネタバレ注意〉 主人公は定年退職後に田舎の一軒家で暮らしている男性と、その妻。 (息子は成人して都会で暮らしているらしい) ある日、ラジオで政府から戦争の勃発が発表されたことを知った夫婦は、政府の「手引き」に従って核攻撃に備えるが……。 無知な老夫婦のとんちんかんなやり取りが、ユーモアのある笑いを生む前半。 「手引き」には水や食料の備蓄と共に「出生証明等の書類をまとめておくこと」(だったと思う)という一文があるのだが、 ここではそれは軽く流される。 そして「手引き」には、さらに謎の一文「袋に入っておくこと」。 夫は意味がわからないと首をひねりながらも「政府の言うことに間違いはない」と、袋を用意して被る。 (このシーンもギャグにして流してある) やがて核ミサイル着弾まであと3分という放送があり、夫妻は政府の「手引き書」通りに作った室内用防空壕の中へ。 爆心地から遠い田舎なので、目立った被害は爆風で部屋がめちゃくちゃになったぐらいだった。 (よかった、あとは政府の救助隊が来るのを待てばいい) だが、なぜか2人の体調に、次第に変化が現れて来る。 だるさ、歯茎からの出血、全身に浮く斑点……。 やがて、全てを悟った妻が夫に言う。 「さあ、袋に入ってお祈りをしましょう」 日本風に言うと「被爆した方は、身元確認用の書類を近くに置いて麻袋に入り、政府の回収をお待ち下さい」かな? 怖い映画だったな。 (ふと気になってネットで調べたら「遺体収納袋」って通販で買えるのだね) 夜。 カンヌ国際映画祭批評家週間で上映されたという映画「Oh Lucy!(オー・ルーシー!)」のドラマ版というのをやっていた ので、観てみたが、ちょっと前衛っぽい(?)私の苦手な映画だったので、途中で見るのをやめる。 主人公は40代の独身OL。 メイド喫茶のバイトである姪に頼まれて、彼女が都合で行けなくなったという英会話教室に代わりに通うことにする。 途中キャンセルは無効だが、他の受講生に受講権を譲渡するのは可というシステムなのだそうだ。 (なんだか怪しいよなあ) この英会話教室が、見るからに胡散臭い。 教室というより風俗店かカラオケ店のような造り。 そこで行われる英会話教室が、完全なセクハラ教室。 講師が受講生に抱きつき、金髪のカツラを被らせて「ここではあなたはルーシーだ」と言うのだ。 この教室が気に入った(なんでだ?)主人公は、大金を支払って受講することにする。 ところが、次に教室に行ってみると、前の講師は辞めたと言われる。 代わりの講師は女性で、見た感じ、前の講師よりよっぽどまとも。 しかし主人公は、この講師が気に入らず…… この普通の感覚の人間だったら近寄りたくないと思うようなものに、ことさら近寄って行く異常な人間を描き、 「人間って、そういうものよね? あなただってそうでしょう?」 と、わけ知り顔ですり寄って来られるような気持ちの悪さ。 久々に気持ちの悪い「ゲージュツ」を観てしまった。 寝る。
2017年9月15日(金)
朝。 「ひよっこ」を見ようとBSをつけたら、北朝鮮がまたミサイルぽちゃんをやったらしい。 この間、国連で制裁決議が通ったから、それに対する反応だろう。 (このまま、臨時ニュースで「ひよっこ」は放送延期かな?) と、思っていたら、7時30分ちょうどに、アナウンサーの喋っている言葉をブチ切って「ひよっこ」に切り替わった。 (念のため、総合チャンネルを確認したら、こっちはそのままニュースを続けていた) まあ、日本の上と言っても宇宙空間の話だし、日本から見て落下地点もはるか遠くだし、「ひよっこ」の放送を中止してまで 報道するほどのニュースでもなかったのだろう。 午後。 「宇宙のサバイバル戦争」を見ながら、登場人物の一覧を作ってみる。 〈Irene Lois Humbolt:Dale Humboltの妻。Billy Humboltの母親〉みたいな奴。 英語が読めないので、時間がかかる。 長野のAさんと電話で話をする。 「静岡のSF大会に行ったのに、会えなかったね」 みたいな話。 夜。 ネットのニュースによれば、ロンドンの地下鉄でテロがあったそうだ。 世の中、何かと物騒。 寝る。
2017年9月14日(木)
朝。 東京ローカルの番組で、ガンで余命宣告をされた女性の話題を扱っていた。 テレビ局が取材に行った11日後に、彼女は死亡したのだとのこと。 どうやら入院はしないで、自宅療養をすることにしたらしいその人は、一般に想像される「ガン患者」のイメージとは違って ?もふっくらして、呼吸チューブをつけている以外は健康そうに見える。 そして余命宣告をされて良かったこととして、 「将来の心配をしなくても良くなったこと」 を挙げていた。 少し羨ましい気がした。 9時半頃に地震。 時刻:9時27分頃 震源:埼玉県南部(北緯35.8度 東経139.6度) 深さ:約50km 規模:4.6 練馬や北区は震度3(この地震の最大震度)だったそうで、この辺り(豊島区)も、結構、揺れた。 午後。 図書館に行こうとしていたら、テレビで「エイリアン」が始まってしまったので、30分ほど観る。 この映画、いま観るとあれなのだが、主人公が誰であるかを故意に隠してあるんだね。 最初は画面隅にちょっと映るだけのセリフもない登場人物が、実は主人公という構造。 そう考えると面白い。 昼食を取ろうとハンバーガー屋に寄ったら、 「食べて救おう!スパムバーガー」 というキャンペーンをやっていた。 スパムバーガーの売り上げが全商品中最下位となったとかで、 「売り上げランキング8位以内に入らなければ終了します!」 というポスターが壁に貼ってある。 別にスパムは好きじゃないので、販売を終了してもらっても構わないのだが、こういう強引なスパムの売り方は、モンティ・ パイソン以来の伝統なのか? 図書館へ。 レポート。 ……飽きて来たので英語版の「宇宙サバイバル戦争」のファイルを開く。 夕方。 小学生が何人も閲覧室に入って来た。 普通に喋り出したので「静かに!」と言ったら、おとなしくなった。 素直な子供たちである。 学校の課題か何かでやって来たのだろうか? 6時過ぎに外に出ると、すでに辺りは真っ暗。 9月なのだと思い出す。 帰宅。 夕食後に英語版「宇宙サバイバル戦争」を、最後まで見終わる。 (繰り返すが、私は英語は読めない) 英文を「見た」感じでは……(以下、読んでいない人はネタバレ注意) Gernsという異星人が地球に宣戦布告して来て、航行中の地球の移民船が攻撃を受ける。 捕虜となった地球人は2つのグループに分けられ、Reject(不合格品)とされた人々は過酷な環境の惑星に連行されて置き 去りにされる。 Rejectたちのサバイバルが始まり、そこで何世代も過ごすうちに、惑星の過酷な環境に適応して肉体的に頑丈になる。 そこでその肉体的優位性を利用してGernsに敵討ち! ……そんな話のようだった。 寝る。
2017年9月13日(水)
午前中。 「THE SURVIVORS(別題:SPACE PRISON)邦題:宇宙のサバイバル戦争(別題:宇宙の漂流者)」を開く。 私は英語は読めないのだが、ジャンル的には大河小説っぽい。 移民宇宙船の乗組員が、敵対する異星人に捕まってRagnarockという惑星に島流しにされる。 Ragnarockは資源も少なく、重力も強く、気候の変動も激しいという人類の生存には適さない場所だった……。 で、登場人物は次々に死んでいく。 当然、主人公も交代する。 70ぺージ目ぐらいまで目を通したところでは(繰り返すが、私は英語は読めない)目下の主人公はLakeという名の一行の リーダーのようだ。 午後。 図書館へ。 自転車で出かけたのだが、着いた頃には汗まみれ。 隣の席の人がすっと席から立ったのは、やっぱり汗臭かった? 夕方。 帰宅して自転車のタイヤに空気を入れていたら軽く立ちくらみ。 暑い中で頭の位置を何度も上下に動かしたのがいけなかったらしい。 夜。 SF大会の企画を録画したDVDを途中まで観る。 カメラマン(私だ)が下手すぎ。 寝る。
2017年9月12日(火)
北朝鮮への制裁決議は、内容を中露に配慮してソフトなものに改めて通したようだ。 そして北朝鮮は「怒りを表して」終了。 日本でニュースを見ていると、なんだか世界中が北朝鮮への強固な制裁措置を求めているようだが、実際はそれほどでもない らしいね。 午後。 「バトルシップ」のDVDが届いたので、夕食後に鑑賞。 〈ここからネタバレ注意!〉 特撮を使った軍艦と異星人の宇宙船の派手なドンパチ+その争いに巻き込まれた民間人の話だった。 (1)ドンパチ・パート。 ニートのアレックス・ホッパーは、酒場で出会った金髪美女の気を惹きたいばっかりに、商店からチキン・ブリトーを盗んで 逮捕される。 その結果、弟のあまりのアホぶりに怒った兄貴によって、強制的に海軍に入隊させられてしまう。 数年後。 大尉になったホッパーは、日米合同軍事演習内で行われたサッカーの日米親善試合でミスをした上、対戦相手の日本の自衛官 ユウジ・ナガタと殴り合いの大喧嘩、演習の終了と同時に解雇されることが内定してしまう。 おまけにせっかく仲良くなっていた金髪美女は、実は海軍提督の娘だったので、軍をクビになったら結婚の望みも失われる。 そんな時、異星人の宇宙船に遭遇。 戦闘の中で、艦にいた上官たちが全滅し、彼が臨時艦長として指揮をとることに。 慣れない指揮や不利な戦況の中、知恵を貸してくれたナガタとホッパーの間に友情が生まれる。 だが、乗っていた艦が敵の攻撃によって大破。 このピンチに、ホッパーは閃く。 「そうだ! バトルシップ(戦艦)があるじゃないか!」 第2次大戦で活躍した老兵たちも集まってくれたぞ。 古い戦艦は、小回りも利かずスピードも遅い代わりにとにかく頑丈。 これなら異星人の攻撃を受けても大丈夫だ! 解雇寸前だったホッパーは、一躍、地球を救った英雄となり、美女との結婚も大丈夫そうで、良かったね。 メデタシ、メデタシ。 (2)民間人パート。 研究員であるキャル・ザパタは、NASAが進めようとしているビーコンプロジェクトに危惧を抱いていた。 ビーコンプロジェクトとは、遠く離れた惑星に向けて地球からメッセージを送るというものだが、そんなことをしたら文明の 進んだ異星人によって地球人は、コロンブスに発見されたアメリカ先住民と同じ運命を辿るだろうと予想していたからだ。 だが、発言力もなくヘタレなザパタが、それを公言できないままプロジェクトは実行されてしまう。 数年後。 ザパタが恐れていた通り、異星人の宇宙船が地球にやって来る。 一方、軍のリハビリ施設にいる退役中佐ミック・キャナルズは、絶望に打ちひしがられていた。 軍人を天職と考えていた彼は両脚を失い生きる目標を見失っていたのだ。 さて、科学者であるザパタの方は、研究所で異星人の襲来を受けて命からがら脱出。 異星人たちの狙いが、研究所の通信システムを利用して故郷の星に援軍要請をすることだと気づく。 リハビリの歩行訓練中に逃げて来たザパタと偶然出会ったキャナルズは、ザパタの話を聞いて無線で軍に報告、研究所の通信 システムを破壊してくれと要請する。 だが、異星人たちは刻一刻と研究所に迫っているのだ。 誰かが時間稼ぎをしないと地球が危ない! 打ちひしがれていた彼の心に軍人の魂が蘇って来て→大活躍。 この(1)と(2)の話をつなぐのがホッパーが一目惚れした金髪美女で、実は彼女は理学療法士だったので、キャナルズの リハビリに同行していたわけである。 彼女がいたお陰で、いきなりな無線通信の内容を軍艦の指揮をとっていたホッパーにすんなり信じさせることができたのだ。 ドンパチ映画に、B級SF映画にありがちなストーリーを挟み込んだような構成だったね。 たぶん(2)だけだったら、すごく安い予算で作ることができたと思う。 と言うより(2)のパートだけで独立した低予算映画1本として観ることも可能な気がする。 物語は「真珠湾」での式典から始まって、日米の軍人の友情、そしてバトルシップ「ミズーリ号」の大活躍……と、言いたい ことが、実に分かりやすくなっている。 アメリカでは大コケしたそうだが、日本人にはウケたらしい。 ところで、あの異星人、自分から積極的に人間に襲いかかろうとしなかった。(人間と戦ったのは正当防衛の場合だけ) たぶん、続編があったらその辺の謎が解明される話になったのだろうが(ラストが続編を作る気まんまんだったし)、大コケ してしまったので、これで終わりなのだろうなあ。 それが少し残念。 B級映画としてでもいいから、続編を作ってくれないものか。 夜。 ダウンロードしたゴドウィンの「THE SURVIVORS(宇宙のサバイバル戦争)」を開く。 と言っても英語だから読めない。 30ページぐらい進んだところで眠くなって来てしまった。 ……寝よう。
2017年9月11日(月)
朝のニュースで小田急線が燃えている映像が流れた。 昨夜、小田急線の沿線で火事があり、車両に火が燃え移ったというのはネットのニュースで読んでいて、 (少しくすぶったのかな?) と、思っていたのだが、映像を見ると盛大に炎を上げて、まさに「炎上」していた。 昨夜は、中央線沿線でも火事があったそうだが、列車を狙った連続テロとかじゃないんだよね? 午後。 山手線で乗客の荷物から煙が出る騒ぎがあったそうだ。 (なんなんだ?) 夕方のニュースで続報。 山手線で煙が出たという荷物は大学生のリュックで、火元はアキバで買った安物のモバイルバッテリーだったらしい。 夜。 今夜はSF大会のレッド・ドワーフ企画の打ち上げがある。 渋谷で9時過ぎからということなのだが、初めての店なのでGPSを手に、1時間半ほど早めに家を出た。 予想通り、渋谷の駅を出てから道に迷う。 なぜ目標地点を入力したGPS画面で自分の位置を確認しながら道に迷えるのか不思議だと思われるかも知れないが、それを 可能にするのが方向音痴能力というもの。 私は方向が2つあれば道に迷えるのだ!(威張ることじゃないと思うが) 同じ通りを行ったり来たり、行ったり来たり、行ったり来たり……。 ようやく店を発見したので、残りの時間は近くのハンズで時間つぶし。 店の中をウロウロしていたら、同じ打ち上げに参加予定の武士さん(仮名)にバッタリ出会う。 どうやら同じ目的でハンズに来たらしい。 ハンズでは鉄道関係のイベント中なのか、古い鉄道グッズや電車のオモチャ。 なぜか未使用の古い鉄道員の制服が販売されていた。 ちょっと欲しかったが、今回の目的はそれじゃないので未練を感じつつ、待ち合わせの店に向かう。 「キリンシティ渋谷ウエスト店」 ビールの美味しい店。 ビールが売りなので、つまみもそれに合わせたものが多くて、とても美味しい。 「ハッティが実は鉄子だった」 とか言う楽しい裏話を聞きつつ、食事会。 ちょっと酔っ払って帰宅。 寝る。
2017年9月10日(日)
午前中。 溜まっていた家計簿の整理。 毎日やれば簡単なことのはずなのだが……。 午後。 27時間テレビというのをやっているというので、どんなものか観てみたら、27時間の間、同じテーマで番組を放映する という企画らしく、今回のテーマは「歴史」。 日本の歴史について語るバラエティや、歴史コメディ・ドラマなどが年代順に放映され、私がテレビをつけた時には宝永4 年の富士山大噴火と伊奈忠順(いな・ただのぶ)のドラマをやっていた。 伊奈忠順は、富士山の噴火で田畑に積もった火山灰の影響で収穫を得られず飢える農民のため独断で幕府の米倉を開き切腹 させられたと伝えられる人物。 (但し、公式の記録では「病死」となっており、嫡男が普通に家督を相続している) その後、西郷隆盛と坂本龍馬、桂小五郎の内情が全員かかあ天下で、薩長同盟は実は女たちがまとめたという筋のコメディ ドラマを観て、テレビを消す。 夜。 池上彰がビートたけしと一緒に戦後史を語るというので、そこだけ見たが、三島由紀夫が市ヶ谷の駐屯地で憲法反対の演説 したときに、それを野次って演説を妨害していたのが自衛隊員だったというのが象徴的だなと思った。 「警視庁いきもの係」の最終回を観る。 警察が誤認逮捕した相手が無罪と分かって釈放されるが、彼は養蜂家だったために勾留中に蜂が全滅してしまい……という ストーリー。 主人公とヒロインが捜査の打ち合わせに使ったバーが池袋の「ペンギンのいるBAR」だったのは、このシリーズの「ペン ギンを愛した容疑者」が、この店を取材して書かれたものであることを知っているファンへのサービスかな? 寝る。
2017年9月9日(土)
午前中。 『君の知らない方程式』(山本弘 東京創元社)読了。 今回のテーマである恋愛による三角関係をヒロインは、どう解決するか? その解決方法が、実に山本先生らしいというか、ヒロインが下した決断が支持される世界が山本ワールド。 BISビブリオバトル部シリーズの1編なので、当然、作中で書籍が紹介される。 そのうちの1つトム・ゴドウィンの『宇宙のサバイバル戦争』(岩崎書店)を読んでみたいと思ったのだが、ネットで調べた ら(アマゾン)、中古価格で1万1千200円だと! (ちなみにこれは、以前『宇宙の漂流者』というタイトルで、同じ出版社がから出ていた本と本文は同じらしいが、イラスト は変わっている) 原語版ならネットでただで読めるので、そっちをダウンロードして読んでみようかな。 (あ、私は英語は読めないんだった……) 午後。 録画しておいた「バトルシップ」を観るが、残り15分ぐらいのところで「ハードディスクの容量がいっぱいになって、これ 以上録画できなかったよ」という趣旨のメッセージが出て、そこで切れていた。 GEOに行ったが、置いていない。 アマゾンで調べたら、貯めたポイントを使えば200円で買えることが判明したので、そのようにする。 ちなみに途中まで見た感じでは、深夜営業のコンビニがなかったせいで、アホなニートが海軍士官になって宇宙人と戦う話と いうことで良いのかな。 アメリカ軍のシステムってよくわからないのだけれど、逮捕歴のあるニートが、入隊してすぐに大尉になれるものなのか? ネットで知ったトリビア。 劇中で両脚の膝から下がない傷痍軍人が活躍するが、演じているのは本物の傷痍軍人なのだそうで、意外に演技力があること が判明したので脚本を書き直して出番を増やしたのだそうだ。 ……それにしても蒸し暑い。 アイスクリームを買いにコンビニに行く。 店員に、外国なまりの日本語で、 「スヴォンおつけしますか?」 と言われる。 前後の文脈から考えてスプーンだと気づくまでに3秒ほどかかった私の脳味噌、いい加減もっとフレキシブルに働けよ! 帰り道で神輿とすれ違い、うちの近所でビールをもらった。 今日は長崎神社の祭り。 ビールを振舞われた以上は、本日は終了で良いよね? 寝る。
2017年9月8日(金)
太陽フレアによるプラズマは、予測より早く午前7時頃に地球に到達していたらしい。 東京芸術劇場と郵便局へ出かける。 劇場の警備員さんと話をして都立劇場脇の自転車置き場が、区営であるということを初めて知った。 同じ敷地内のようだが、微妙な境界線があるらしい。 久しぶりに天気が良いので、少し散歩。 山手通りを要町交差点から1分ほど北へ歩いたところに「デミアン」という喫茶店がある。 地番で言うと、豊島区高松1−1。 隣が「めだま家」という変にリアルな人間の目の絵を看板にした古道具屋で、「デミアン」はその手前になる。 豊島区高松1−1という地域は「バブルが見過ごした町」みたいなところで、駅から2分の、しかも大通り沿いという立地に もかかわらず、古い家並みが残っている不思議な地域。 そこに建つ「デミアン」は、外装のメンテナンスをきっぱり諦めたみたいな店で一見ホーンテッド風というのか、なんという か、まあ、そんな外観の店。(笑) 中に入ると、テープで補修された大きな長椅子が目につく、内装も年代を感じさせる風情。 背もたれと一体になった肘掛付きのスツールに座ったら尻が窮屈なのは、私自身の経年変化のせいだな。 アイスティーを注文したら、 「甘くしますか?」 と聞かれ、店主が自らシロップを入れてくれた。 この店、好き。 帰宅。 アマゾンから届いた『君の知らない方程式』(山本弘 東京創元社)を読む。 BISビブリオバトル部シリーズの最新作。 最初の3章を読んだ感じでは、今回は部員同士の恋愛模様がテーマらしい。 さえないヒロインをめぐって部のアイドル的立場の男子部員と無口で無骨な男子部員が三角関係。 部員が不良と喧嘩になりかけたとき、部長が「こいつはビブリオバトル部のエースだ」と決して嘘ではないハッタリをかます あたりが笑いどころか。 (競技の知名度の低さのために、不良は「ビブリオバトル」がどんな競技か知らずにビビる) 興味深いのはレベルの低い大学の「ビブリオバトル」を見学した部員が失望するくだり。 教授が学生に無理に「ビブリオバトル」をやらせ、やる気のない学生がグダグダのバトルを展開、トドメは、その中で最も良 いと見えたバトラーに、ルールを理解していない教授が説教するのだ。 フィギュアスケートに例えると、選手のほとんどが練習をまったくしないで競技に臨み、 「スケートにはまったく興味がなく、スケート靴を履くのも今日が初めてなんです」 と言いながら始める演技を見せられて採点しろと言われるようなもので、選手のひとりがどうにかスピンを決めたら、教授が 「片足を上げるような下品なマネをするとは何事か!」 と、叱るみたいな状態。 なぜこんなビブリオバトルが行われてしまうのかと言うと「ビブリオバトルを行うとプレゼン能力が上がる」とか中途半端に 聞きかじって来た教授が、ビブリオバトルが何であるのかをよく知らないまま、いい加減に競技の開催をしてしまうから。 山本先生、たぶんどこかでリアルにこんなバトルを目撃したのだろうなあ。 夕方。 知人からCメールが届く。 要約すると「SF大会から帰宅した直後に入院してペースメーカーを入れることになったので『バトルシップ』は病室で観ま す」みたいな内容。 「バトルシップ」は観るのね。(笑) 夜。 本日の空想小説ワークショップの講師は川又先生。 佐世保から米国のミサイル追跡艦であるローレンツェン号が出港すると、決まって北朝鮮のミサイルが発射されるという話を 聞かされる。 米国情報部は、ちゃんと仕事をしているということなのだろうね。 軽く飲んで帰宅。 寝る。
2017年9月7日(木)
天気が不安定。 朝のニュースで、宮崎県庁の記者クラブでマダニの危険性について県の職員が記者団に説明した際に、資料として持って来た マダニを逃してしまうという事件があったと報じていた。 何しろ記者会見の最中に起きた出来事だったので、騒動そのものを収めたテレビカメラの映像が放映され、 「これが生きたマダニです」 「まあ、逃げなければ大丈夫です」 「アレ?」 という一連の流れに、思わず笑う。 (何をやってんだか) 殺虫剤を撒いて、掃除機で掃除したから大丈夫みたいな発表があったそうだが、死骸ぐらいは確認した方が良かったんじゃな いかね? 昼。 ドラマ「ホワイトカラー」を観る。 刑事が元詐欺師と組んで事件を解決するというストーリー。 いわゆるバディものなのだが、コンビの相手がいつまでも信頼できないという設定が、観ていてややストレスがある。 これを「心地良いスリル」と感じる人にとっては、面白いドラマなのだろうな。 午後。 どしゃぶりの雨。 日本遺伝学会が用語の改訂を行い、遺伝子の「優性と劣性」を「顕性と潜性」に言い換えることにしたのだとか。 意味を勘違いする人が多すぎるかららしい。 まあ、これは確かに、その勘違いで何べんも問題が起きているからね。 (その昔「劣勢の遺伝子を持つ者は子供を作るべきではない」とかいうトンチンカンな発言をした有名人が本当にいた) その他「変異」を「多様性」に「色覚異常」や「色盲」を「色覚多様性」に変えるとか。 これは、かつては「正常」と「異常」がいるのだと思っていたのが、割とグラデーションになっていることがわかり、どこで 線を引くかが微妙になって来たからかな? 夜。 9時のNHKニュースで、日露首脳会談の結果が報じられた。 北朝鮮への対応について、プーチンさんの「政治と外交による解決しかあり得ない」という意見が通って、安倍さんの「追加 制裁措置を」という提案は蹴られたらしい。 (やっぱり!) それはさておき…… 太陽の表面で大規模なフレアが観測されたというニュース。 プラズマの地球到着は、明日の午後3時以降とのこと。 GPSや無線通信等への影響が心配されるらしい。 ついこの間、藤井太洋先生の「行き先は特異点」を読んだばかりだったので、GPSが狂った世界について、ついあらぬ妄想 をしてしまった。(^^; 寝る。
2017年9月6日(水)
午前10時頃。 出かけるつもりだったのだが、上空で大きな音がする。 窓から見上げると、ヘリが旋回中。 すぐに「池袋 ヘリ」でネット検索してみたところ、ツィッターのつぶやきが何件かヒットした。 そのうちのひとつが、「あまりうるさいので110番 したら警視庁のヘリコプターが警戒で飛んでいるのだと説明された」と いう内容のものだった。 警察は、何に対する警戒なのかは教えてくれなかったらしい。 でも、ヘリまで飛ばしているということは、その下(つまりうちの近所)に何かよほど警戒しなくてはならないものがあると いうことか? ……予定を変更して外出を中止する。 昼。 ドラマ「ナンバーズ」は、第4シーズンの最終話。 パキスタン出身のイスラム教徒である大学教授がテロリストの疑いで警察に逮捕されるという話。 逮捕の理由を「彼の大学時代のルームメイトがテロリストの関係者で……」と、いくつも挙げる捜査官。 これに対して数学者が、その捜査官自身も辿ればどこかでテロリスト関係者と繋がっていることを証明する。 この回のアメリカでの放映は2008年5月だから、大統領選でオバマ氏が優勢だった時期か。 いまとはアメリカ国内の雰囲気もだいぶ違っていたのだろうな。 午後。 ネットを見たら「アルジャーノン」という薬が話題になっているらしい。 ダウン症の胎児を妊娠している母マウスにこの薬を投与したところ、知能が正常な子供が生まれたという京大の発表の話題。 画期的な研究成果だとは思うのだが、ネーミング・センスがアレ過ぎて、そっちの方が話題になっていた。 夕方。 テレビで安倍さんがロシアへ向かったというニュースを見る。 北朝鮮への制裁強化への協力を求める予定らしいが、あのプーチンさんがこっちの思うように動いてくれるかなあ。 夜。 表通りでパトカーが何かを追跡している声がする。 拡声器の声って、内容は聞き取れなくても音は響くのだよね。 別にパトカーが珍しい地域ではないのだが、今朝のヘリコプターの件があるので、やや不安になる。 寝る。
2017年9月5日(火)
笑える話だが、筋肉痛。 不自然な姿勢で3日間、椅子に座っていたのが原因らしい。 全身の筋肉がマラソン直後のふくらはぎみたいに熱を持って痛い。 昼。 役所の手続きのことで、2号くんが来る。 役所の手続きのやり方のコツというのが、未だに掴めないらしい。 「だから関係書類を手元に準備して、役所の交換に電話をし、何の手続きについてかを伝えて担当の係りにつないでもらい、 手続きに必要な書類とその入手先を聞いてメモをとり、メモの通りにそれらを揃えて、窓口に行けば良いのだよ」 と、教えたのだが「なんかややこしい」のだそうだ。 夜。 SF大会の関係者とミニ打ち上げで、飲む。 居酒屋のメンバーズカードが「ゴールド」になってしまった。(^^; 家に帰って、寝る。
2017年9月4日(月)
大学のスクーリング最終日。 講義の最後にテストが行われ、これで落ちていたら3日間が全てパーになるので、結果が出るまで不安。 持ち込み&ネット検索も可なテストって、慣れないと却って難しかったな。 3日間の感想。 教室が狭くて机と椅子の幅があまりなかったので、無理な姿勢で座っていたせいか、肉体的にかなり辛かった。 「ドグラマグラ」を読んだという青年にハーラン・エリスンの「世界の中心で愛を叫んだけもの」を勧めたら、 「それって『世界の中心で愛を叫ぶ』とどっちが先なんですか?」 と、衝撃の質問をされたので、 「ハーラン・エリスンの方に決まってるじゃないですか!」 と、答えたら、 「逆かと思ってました」 ……むかし、漫画でハーラン・エリスンの方をパクリだと言うおバカをネタにしたギャグを読んだが、実在したとは。(笑) 帰宅。 新聞を広げたら、北朝鮮が水爆実験をやったとか。 (また「核戦争で人類が滅亡した後の地球」を舞台にしたSFが流行るのかなあ) 晩飯を食べる気力もなく、そのまま寝る。
2017年9月3日(日)
朝。 大学へ行こうとして道に迷う。 昨日と同じように地下鉄の駅を出て、右の方向へ歩いて行ったのだが、いくら歩いても辿り着かない。 (そう言えば、今朝の地下道は昨日と比べて長かった気が……) 論理的に考えて地下道からの出口を間違えたのだという結論に達し、後ろを向いて反対側に歩き始めたらじきに着いた。 さて、授業開始直前に教室に入って来た青年が、空席を見つけられずに困っていたので手招きして、 「隣が空いてますよ」 と、教えてあげる親切な私。 見るからにパソコンに詳しそうな青年が隣の席にやって来たので、 「すいませーん。この操作は、どのボタンを押すんですかあ? あと、ここの操作方法も教えてくださーい」 と、授業中も(やや一方的ではあったが)会話がはずむ。 あとで聞いたら、青年は地下鉄を乗り間違えて反対方向に行ってしまったので遅れたのだとか。 方向音痴に悪い奴はいない! 青年はとても親切な人だった。 授業は「Yahoo!カテゴリ」の使い方について。 「では、Yahoo JAPANのサイトで、カテゴリ検索をクリックして……アレ?」 と、先生。 言われた通りにすると、 〈「Yahoo!カテゴリ」「Yahoo!ビジネスエクスプレス」サービス終了のお知らせ〉 と、書かれた目立つ赤い文字が。 「これでは、今から使い方を教えても……でも逆に、今がこのサービスを使える最後のチャンスだし……」 と、先生、うろたえて言うことがとっちらかる。 まあ、それはそれとして……。 午後の授業。 「では、国会図書館の日本法令索引を……アレ?」 なぜか〈Not found〉が表示された。 (まあ、これは一時的なものだったらしいが……) そんなこんなで、5時半まで授業を受けてから、ダッシュで高井戸へ向かう。 駅員(?)が駅で他の人に列車の案内をしていたので、 「明大前まで行くには、次の鈍行と、その次の急行ではどちらが早いですか?」 と、質問したら、 「急行の次の鈍行をお勧めします。そちらなら乗り換えなしで行けますから、お時間があるのならそちらの方が……」 「ないです!」 と、答えて急行に乗る。 (なぜ「どちらが早いか?」という質問をしている相手に、ゆっくり行く方法を教えようとする?) 念のため、乗り換える列車は、同じホームのすぐ反対側に着くので、乗り換えに時間がかかるというわけでもないのだ。 今日は、高井戸でSF乱学講座。 タイトル:シナリオと構造 〜自動生成される物語〜 講師:鈴木英仁氏(ゲームシナリオライター/シナリオ講師) 基本的にハリウッド流脚本術の話で、基本的にシド・フィールドのハリウッド脚本術に基づいた話。 あと、思いついた単語を12枚のカードに書いてシャッフルし、タロットカードみたいに並べてストーリーを考えるやり方が 面白かった。 ちなみに私は、 1)主人公の現在:「壁」のカードの逆位置 2)主人公の近い未来:「ドア」のカードの逆位置 3)主人公の過去:「ヘラジカ」のカードの逆位置 4)援助者:「酒」のカードの逆位置 5)敵対者:「から傘」のカードの正位置 6結末(目的):「コメディアン」のカードの正位置 だった。 (※逆位置は、書かれたカードの文字の反対の意味になる) 作った物語。 1)自由気ままに暮らして居るつもりだった主人公は、(「壁」の逆なので「自由」のイメージ) 2)ある日、自分の人生に出口がないことに気づく。(「ドア」の逆なので「出口がない」) 3)実は彼はアル中になって北欧から逃げて日本に来たのだった。(「ヘラジカ」の逆なのでヘラジカの生息地を離れる) 4)断酒会の助けを借りて、(「酒」の逆なので「断酒」) 5)から傘お化けの幻覚から逃れた主人公は、(「から傘」の正位置なので、そのまま) 6)日本でコメディアンとして活躍するようになる。(「コメディアン」の正位置なので、そのまま) 放課後。 明日は大学のテストなので、夕食はアルコール抜きで「包茶」のC定食。 帰宅して、風呂に入って、寝る。
2017年9月2日(土)
目覚まし時計に起こされる。 今朝の「ひよっこ」は、唐突にヒロインの住むアパートの大家さんの恋の話。 ヒロインの勤務先の女店主が外出しなければならなくなる理由を作るためかな? さて、今日はスクーリング。 本日提出のレポートを忘れた人がいて、 「では、明日までに書いて来られますか?」 と、優しい先生。 教科書を買うのを忘れていた人もいて、 「それは、お買い求めになった方がよろしいかと思います」 と、どこまでも優しい先生。 (「持って来るのを忘れた」ではなく「買っていない」というあたり、猛者だと思った) 授業は、途中に昼休み1時間&トイレ休憩を挟んで9時から5時半までみっちり。 疲れたので帰り道のラーメン屋で餃子をつまみにビールを飲んでから帰宅。 寝る。
2017年9月1日(金)
朝。 民放の情報番組でリカレント教育の話題を扱っていたので見ていたら、 「学歴ロンダリング目的で東大の大学院に行きたがる人が多い」 という話をしていた。 「教育の目的は学歴」という考え方をまずなんとかすべきだよな。 午前中。 振込みのために自転車で郵便局へ。 考えてみたら、どうせ機械での振込みなのだから近所のATMコーナーからでもできたのだった。 せっかく自転車で外出したので、ついでに100均に寄る。 そして、ついいらない文房具を買う。(^^; 午後。 明日から大学のスクーリングがあるので、レポートを仕上げてプリントアウトしようとしたら、インク切れ。 インクを入れ替えてプリントアウトしてからよく見ると原稿用紙が1ページ19行の設定になっていた。 (設定では20行になっているのに、なぜだ?) 慌てて設定を直して、原稿の手直し。 夜。 明日の予習。 寝る前に「ねほりんぱほりん」を観る。 いわゆる「ヒモ」である男性と暮らす女性へのインタビュー。 とんでもない「ヒモ」に引っかかって別れた女性。 「小説家になる」とか言って、実際には1本も書き上げない男。 小説は書き上げて初めて「1本」だからね。 料理上手の「ヒモ」と、いまも暮らす女性。 家事をちゃんとやる男性なら、それは「専業主夫」なので、別に問題ないと思う。 この男性は、YOUさんに「ちゃんと女性に指輪を贈ってけじめをつけるように」と釘を刺されていた。 明日は早く起きなくてはならないので、そろそろ寝る。2017年8月分へ 目次へ
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