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独 り 言 (2016年12月分)
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2016年12月31日(土)
4時半に目覚ましが鳴って、5時過ぎに起きる。(^^; コミケ(コミックマーケット)3日目。 今日はSF大会のブースを担当するので、サークル参加になる。 コミックマーケットというのは、同人誌即売会のこと。 同人誌を頒布(得る)人がいて、それを買う人がいないと成立しない。 その頒布側に回る形の参加がサークル参加。 とは言っても、今日は別に何かを得るわけではない。 SF大会の案内チラシを配るだけ。 リュックにガムテープ、養生テープ、セロハンテープ、両面テープ、ハサミ、カッター、紐、マジック、ボールペン、ホカロン 等、ウエストポーチの財布に千円札を20枚ほど、ポケットに小銭入れを用意して出発。 6時に2号くん(こいつも大会スタッフ)と駅で待ち合わせて有楽町線に乗る。 豊洲で乗り換え、ゆりかもめで国際展示場正門駅へ。 会場前のセブンイレブンでおにぎりとお茶を購入。 7時半入場開始ということだったが、7時過ぎにはもう入り口が開いていたのでサークルチケットを提示して中に入る。 ブースに到着すると、隣の「DAICON清算事業団」(そういうサークル名であって別に清算団体ではない)の人は、もう やって来ていた。 そして、我々が配るべきチラシは……来ない。 なんと言ってもSF大会スタッフ、こっちは7時半前にブースに到着しているのに、肝心のチラシが届いたのは8時をかなり 回ってから。 スタッフも揃い、落ち着いたところで手分けしてSF大会でお世話になる作家さん、漫画家さんのブースにご挨拶。 私は企画局長と島崎和彦先生のブースへ。 東7ホールのaのブース。 「壁」と呼ばれる壁際のブースで、配置が少し分かりにくいのでホールの中で迷ったもののどうにか先生のブースを発見。 ブースの前に立つ島崎先生も発見。 (よかった……) と思った瞬間、企画局長が謎の質問。 「ところで、崎田さんは島崎先生の顔って分かる?」 「は?」 だって島崎先生は、我々のすぐ目の前(距離2メートル弱、間に障害物なし)に立っているのだ。 「もちろん分かりますよ」 と、答えて2人で島崎先生にご挨拶&SF大会の案内を無事済ませた帰り道。 「島崎先生の顔写真って、いろんなところで見かけますよね?」 と、企画局長に聞くと、 「でも、写真と実物は違うことがあるから」 一般論としてはそうかも知れないが、今回の場合、島崎先生のブースと分かっている場所のすぐ目の前に、写真と同じ顔の人 が立っていて、おまけにトレードマークのあのベレー帽まで着用していたのだぜ。 企画局長、「石橋を壊れるまで叩き続ける人」という噂は本当だったか……。(笑) まあ、慎重なのは良いことだと思う。 1日中、ブースに座ってチラシ配り。 交代で昼食&買い物。 今回、コミケのジャンル(頒布する同人誌を内容別に分けた区分)から「SF」がなくなってしまったため、「評論」という ジャンルのスペースにいたために、周囲のブースには面白い同人誌がたくさんあった。 コミックマーケットの主旨は、商業出版には向いていないが世に発表したいものを頒布するというもの。 そのあtめに「一般の書店では販売できないようなどぎついエロ本」を販売する人もいて、そっちの方で有名になりすぎてしま ったきらいもあるのだが、要するにマニアック過ぎる書籍を販売するための場所。 物理学の本を売っているブース(「『量子力学』売り切れました」なんて紙が貼ってあった。人気らしい)や、マーガリンの 研究書のブース、ツナ缶の研究書のブース、燻製の作り方の本のブースなどなど。 私は『マンガで覚える英文法(改) 第10巻 比較級 オタクバージョン』を購入。 英語が苦手で大嫌いな子供向けに書かれた英文法のテキストで、嫌だけれど英語の成績をなんとかしなくてはならないという 子供を想定して書かれた本。 「読んで英語を好きになる」などという御託は並べず、あくまで「嫌だけれどこれを覚えればテストで正解を出せる」という スタンス。 (この「比較級」の本は、先生の講義でなんとか比較級の文章は書けるようになったものの、子供達はすっかり比較級嫌いに なったというオチがついている。 ある意味、正直な本だが、さすがに一般の書店には並べにくいだろうと思う。 コミケ終了まで会場にいてから、撤収。 蕎麦屋で年越しそばと軽く1杯。 家に帰って大掃除の続き。 テレビの紅白歌合戦をつけてみたが、知らないグループが踊りを踊っているだけで、つまらなかったので、消す。 掃除の続きをして、どうにか形がついたので、寝る。 どうぞみなさま、良いお年を。
2016年12月30日(金)
朝刊の1面トップ。 いきなり黒田さんの、どアップの写真にびびる。 (黒田日銀総裁へのインタビュー記事だった) 見出しにデカデカと、 〈経済は良い方向とハッキリ言える〉 この人に「大丈夫だ」と言われれば言われるほど不安な気持ちになるのは、私の心がひねくれているせいか? 〈語り口が少し慎重になったのが政策目標に置く物価の見通しだ。米大統領選初めてになる17年1月の経済・物価見通しに ついては「具体的に成長率や上昇率がどんな見通しになるかは金融政策決定会合でみんなで議論することだ」と多くを語らなかった〉 一般国民が一番知りたいのは、その「物価の見通し」だと思うんだけどね。 黒田さんが経済政策で重きを置いている部分が、なんか国民の大多数とズレている気が……。 さて、年末なんである。 午前中に買い出しに行き、昼からコミケ。 豊洲まで乗った有楽町線が、なぜか駅に停止するたびにガクンと揺れる。 普段は少しずつ速度が落ちてすうっと停まるのに、今日は急ブレーキをかけたみたいな停まり方。 (運転手は体調不良か何かか?) 豊洲でゆりかもめに乗り換える。 ありえない色の髪をした人たちが、当たり前のように乗車している光景は、コミケ当日なので普通のこと。 国際展示場正門駅で下車。 国際展示場に入り、東7ホールを目指す。 1番奥のホール。 遠い……。 途中でペットボトルの水を買って飲んで、一休み。 東7ホールでは、手帳にメモしたブースの場所を頼りに『ゆりかもめに会いに行こう』と『銀河え〜ゆう伝説』をGET。 『ゆりかもめに会いに行こう』は、鉄道本。 『銀河え〜ゆう伝説』は、田中芳樹先生の『銀河英雄伝説』のBLパロディ本で、作者はもちろん田中圭一先生。 買い物がスムーズに終わったので、急いで帰る。 コミケは、うっかり帰るタイミングを外すと、ホームに辿り着くまで延々と列に並ぶ羽目になるのだ。 本日買った『ゆりかもめに会いに行こう』によると、ゆりかもめの混雑の原因のひとつは、計画段階で利用者数を低く見積も り過ぎたことなのだそうだ。 ゆりかもめ開通当時、東京国際展示場は、まだ出来ていなかったので、まさかこんなに人を満載して走る路線になろうとは思 わなかったらしい。 (ゆりかもめは、建設費が安かった代わりに多数の客車を繋げて牽引できない仕組みなんだとか) 帰宅。 部屋の大掃除。 夜。 ネットでニュースを読む。(日経 2016/12/30 21:41) 〈オバマ米大統領は29日、米大統領選に干渉するサイバー攻撃に関与したとして、ロシアの情報機関職員35人を国外追放 するなど新たな制裁を発令した〉 〈ロシア政府は30日、ロシアに駐在する米外交官35人の国外追放を柱とする米国への報復制裁案をまとめた〉 でも、トランプさんは、ロシアと仲良くするつもりなんだよなあ……。 米露関係、どうなるんだろう? 寝る。
2016年12月29日(木)
今日はコミケ初日で行きたかったのだが、それどころではない年の暮れ。 風邪でぶっ倒れてしまったために、完全にスケジュールが狂った。 年末に風邪を引くのは決して珍しいことではないのに、それを予定に組み込んでおかなかったオノレが全て悪い。 午後。 ちょっと休憩して食事。 忙しいのでカップ麺。 ついでにニュースサイトをうろうろ。 ネット通販が普及したせいで、宅配業界がパンク寸前なのだそうだ。 そこで考えられたのが「宅配ボックス」という商品。 (でも、宅配便が玄関まで荷物を届ける理由は、受け取りのハンコが必要だからじゃ???) と、通販サイトにあった「宅配ボックス」の商品説明を読んでみると、宅配屋向けの案内に、 「内側のポケット内の印鑑で受取伝票に捺印してください」 と、書いてある。 (これで受取印の意味があるのか?) 夕方。 衝撃のニュース。 根津甚八が死んだ! 「状況劇場」とか言っても、いまの若い人には「何それ?」なんだろうなあ……。 合掌。 夜。 年賀状を書き終えたので、ポストへ。 明日はコミケに行こう。 寝る。
2016年12月28日(水)
朝から年賀状書き。 ……なんか夏休みの宿題を思い出す。(^^; 民放で、北海道で雪のために飛行機が飛ばず、空港で足止めされた客と空港係員の間でトラブルが起きたと言っていた。 客側が中国人だったために、テレビでは「これだから中国人は」的な扱いだったが、ネットで詳細を読んだところでは、 〈「2晩空港に足止めされた女性によると、床の上に直接寝なければならず、物資はほとんど尽きていて、空港職員が配る食 事も全員がもらえたわけではなかった。旅行者の中には薬や赤ちゃんの粉ミルクがなくて困っている人もいた」などと伝えた。 実際、中国人2人が体調不良を訴えて病院に運ばれている〉(レコード・チャイナ) という状況だったらしい。 これは空港側も対応も悪かったのだな。 今後、オリンピックに向けて「言葉が通じないために不安な心理状態に置かれた集団」への対応マニュアルをきちんと作って おく必要があると思う。 午後。 ツィッターで知ったのだが、キャリー・フィッシャーさんが心臓発作で亡くなられたそうだ。 「スター・ウォーズ」のレイア姫を演じていた女優さん。 ご冥福をお祈りいたします。 夕方。 2号くんが来て、一緒に夕食。 夜。 寝ようかと思っていたら、地震。 時刻:21時38分頃 震源:茨城県北部(北緯36.7度 東経140.6度) 深さ:約10km 規模:マグニチュード6.3 最大震度:震度6弱(茨城県高萩市) テレビの地震情報を見ていたら、しばらくして、もう1回来た。 時刻:21時53分頃 震源:茨城県北部(北緯36.7度 東経140.7度) 深さ:約10km 規模:マグニチュード4.7 最大震度:震度4(茨城県高萩市) 最近、茨城県震源の地震が多い気がするなあ。 寝る。
2016年12月27日(火)
朝から年賀状書き。 普通ならもう1週間前にやっているべき作業。 ニュース。 安倍さん、ハワイの真珠湾へ行く。 オバマさんが広島に来た直後に真珠湾行きは考えていないっぽいことを言ったのに、今回、オバマさん在任中に急いで行った のは、就任前のトランプさんと会談しちゃったことへのお詫びの意味があるんじゃないかと解説していたサイトがあった。 オバマさんが広島に来てくれたけれど、真珠湾には行かないので、その代りに選挙中は民主党のヒラリーさんヨイショ。 アテが外れてトランプさん当選。 慌ててトランプさんに会いに行く、オバマさん不機嫌。 しょうがないので真珠湾へ……と、そんなことなんじゃないかという話。 確かに、ここのところ日本の外交は読み違えで、後でバタバタが多いよな。 (ロシアにも、ただ金を取られたし) 安倍さんが真珠湾に行きたくなかった理由は、それが「謝罪」の意味を持つと、あっちこっちから「じゃあうちの方も」と言 われてややこしくなるからかな? だからスピーチでも「謝罪」という言葉は避けて「和解」と言い、戦争の「責任」は避けて「惨禍」で通したらしい。 お疲れさん。 日本国内のニュース。 将棋でスマホを使って不正をしたと言われて処分を受けたプロ棋士が、調べてみたらシロだったという話。 私は将棋に詳しくないので、ネットでざっとニュースを読んだだけなのだが、そのプロ棋士は、 1)対局中に30分近くも離席した直後に、 2)人間には考えられないような差し方で勝った。 3)その差し方がコンピューターの将棋ソフトの差し方と酷似していた。 →スマホを使って将棋ソフトをカンニングしたのではないかと言われてタイトル戦に出場させて貰えなかった。 で、調べてみたら、 1)彼のスマホに問題のソフトが入っていなかった。 2)よく調べたら、別に考えられないような差し方ではなかった。 3)それに将棋ソフトに似た差し方をしているプロ棋士は他にも山ほどいた(つまり不自然なことじゃなかった)。 そしてここが一番重要だと思うのだが、 4)記録係に確認したら、そもそも30分近く離席したという事実がなかった。 将棋連盟の調査のやり方が良くわからないのだけれど、私だったらまず記録係に確認するところから調査を始めると思うが。 なんでこんなことに??? 夜。 BSで映画「三銃士 王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」を観る。 デュマの「三銃士」を現代スパイ物風に演出した作品。 レオナルド・ダ・ヴィンチが、実はすごい飛行船を設計していたということにして、17世紀の話なのに空中戦が出てくると いう、まあメチャクチャなんだけれど面白い映画。 人間関係のドロドロの部分が大幅にカットされているので、清々しいお話になっている。 個人的にルイ13世のキャラが好き。 政略結婚で結ばれた自分の王妃に恋をしていて、頭は「バッキンガム公のようにオシャレになりたい」で、いっぱい。 果てしなくおめでたい人なのだ。 三銃士は、立場上、国王に忠誠を誓うべきなのだろうが、肝心のルイ13世が「こんな王様で大丈夫か?」な人なので、その 「忠誠」そのものが馬鹿馬鹿しく感じられるところが笑いどころのひとつ。 頭をカラッポにして楽しむ映画。 ……寝よう。
2016年12月26日(月)
朝起きると、すごく寒い。 気温というより、私自身の体調的なものかな? さて、年賀状を書かないと…… ……などと思いつつ、ぐーたら過ごす。 熱は下がっているのに、だるさだけ抜けない困った状況。 午後。 座っていると急激に眠気が襲って来て、うとうとしては目を覚ます。 夕方。 その眠気を覚ますニュース。 来年7月に東京電力が家庭向け都市ガス販売に参入へ 。 「東電 vs 東京ガス」がいよいよ本格化するのかな? どちらも大企業同士なので、これはちょっと面白い。 独占企業の弊害が解消される方向に向かうと良いな。 もうひとつニュース。 〈正社員の副業後押し 政府指針、働き方改革で容認に転換〉(日経 2016/12/26 1:31) 「過労死する社員がいるので残業はやめよう」とか言っている傍から「でもダブルワークならOK」って、個人の労働時間は 減らないじゃん。 つい最近、 〈高齢者「70歳以上に」 内閣府、定義引き上げ提言〉(日経 2016/12/20 1:22) という記事が出たばかり。 結局「会社が終わったら別の会社で働け」そして「年を取っても働け」ということか。 経済産業省の資料には「高齢者の定義を75歳にして厚生年金の支給開始年齢を75歳に」という提案も出ているのだそうで 日本国民は、そのうちみんな疲れ果てそう。 寝る。
2016年12月25日(日)
今日は午後からメンサ・テスト合格者の会の月例会。 咳も止まったし、他人に伝染す心配がないあたりまでは回復している感じなので参加することに。 今年最後の例会は、毎度のことながらどうでもいい話をくちゃべって終わり。 ピザ屋が「持ち帰りピザを1枚買うと1枚オマケ」みたいなサービスをやったところ、時期がクリスマスと重なって店に客が 殺到。 大混乱になったという話を参加者から聞く。 ピザ屋なら、ピザを1枚作るのにかかる時間がどのぐらいかは知っているはず。 ピザ屋なら、クリスマスに注文が増えるのも知っているはず。 なぜ生産のキャパを考えて「先着○名様のみ」とか最初から決めておかなかったのだろうか? 5時近くになって清掃員が部屋の前にやって来た。 私は見ていなかったのだが、佐藤編集長によると清掃員、若い女性だったらしい。 「昔は、清掃の仕事をするのはもっと年齢が上の方の人だったよなあ」 と、編集長。 不況の影響かな? 軽く忘年会をやって帰宅。 寝る。
2016年12月24日(土)
胃の痛みで目を覚ます。 風邪薬は、胃に来るのだ。 ネットの記事に目を通す。 〈南スーダン制裁案、安保理が否決…日本は棄権〉(読売 2016年12月24日 08時32分) 〈決議案を主導した米国は、安保理15か国のうち採択に必要な9か国以上の賛成を目指して働きかけを行ってきたが、日 本など8か国が棄権し、賛成は7か国にとどまった〉 ということで、可決には日本ともう1か国の賛成が必要だったわけだから、日本の棄権が直ちに可決を妨げたわけではない ようだが、 〈同盟国の米国が主導する決議案に日本が賛同しないのは珍しい〉 ということだから、アメリカさんから見れば「日本のくせに生意気な!」かな?(^^; 記事では、日本が棄権に回った理由を、 〈制裁で南スーダン政府が反発すれば、国連平和維持活動(PKO)部隊の安全な活動に支障を来す懸念がある〉 としている。 海外に部隊を派遣するということは、そういうことも心配しなくてはならないということなんだよね。 昼。 胃が痛くてものが食べられない。 非常に空腹も感じないから食べられないこと自体は苦痛ではないのだが、貧血状態になるのか頭がふらふらするのは困る。 午後。 新潟県糸魚川市の火事の続報。 火元は中華料理店の鍋。 72歳の店主が、鍋を火にかけているのを忘れて帰宅してしまったらしい。 (おじいちゃーん!) 今回の火災、150軒以上の被害を中華屋の72歳のおじいちゃんに弁償しろと言っても無理だけれど、焼け出された人数 がこれだけ多いと放っておくわけにもいかないから「危険な住宅密集地の区画整理を行わず、かつ消火体制も不十分だった」 とか理由をつけて、行政から保障が降りるようにするのかな? 夕方。 なんとかヨーグルトを胃に入れて、風邪薬を飲む。 ツィッターで、やたらに「クリスマス」という単語がつぶやかれているようだが、ハテ? 12月24日って、何かの日だったっけ? あー、そうだそうだ、ガイナックスの創立記念日だ。 夕刊。 〈米大使「極めて失望」南スーダン制裁否決〉 という記事にあったアメリカのパワー国連大使の発言。 「国連がジェノサイドを警告する中、各国の投票が記録されたことはとても重要だ」 なんかものすごく「覚えておれよ」みたいな感じで怖いんですけど。(^^; 夜。 咳が出て眠れないので咳止めシロップを飲む。 ……眠る。
2016年12月23日(金)
明け方に変な夢を見た。 老婆に誘われて石段を登って行くと、途中に上着と本が落ちている。 拾い上げて階段を上り切ると、その先は崖っぷちに続く幅30センチぐらいの細い道。 荷物を持っていては通れないので、そこに上着と本を置いて両手両足を使ってそろそろ道を辿り老婆の後をついて行く…… ……というところで目が覚めたのだが、どういう心理状態が反映した夢だったのだろう? 民放の情報番組によると、昨日の新潟の火災では150軒以上の家が焼けたそうだ。 気の毒に。 どうしてそんなに燃え広がったのかと言うと「飛び火」という現象が起きたかららしい。(テレビでそう言っていた) 100メートルも離れた場所から飛んで来た火の粉で飛び火。 火災現場からそんなに離れていたら、普通は大丈夫だと思うだろうに、怖いな。 昼。 咳があまりにもひどいので、駅前のドラッグストアまで咳止めシロップを買いに行く。 家の中では大丈夫だったのに、表の道を歩くと少しフラフラする。 咳止めシロップ、変な使い方をするアホのせいで最近のものは効き目が弱い。 困ったものだ。 今日は天皇誕生日。 〈天皇陛下は23日、83歳の誕生日を迎え、これに先立って皇居・宮殿で記者会見に臨んだ。8月に退位の意向をにじませ るお気持ちを表明したことに触れ、「多くの人々が耳を傾け、おのおのの立場で親身に考えてくれていることに深く感謝して います」と述べた〉(朝日 2016年12月23日05時00分) 大御心に従うのが一番正しい気がするが、反対している人は何をゴネているんだ? 午後。 四つ切りの食パンをトーストにして、ジャムを塗って食べる。 甘いものはあんまり好きじゃないのだが、以前、杉江松恋先生が、 「炭水化物抜きダイエットをしていたら風邪の治りが悪くなった」 と言っていたので、 「じゃあ、逆に炭水化物をたっぷり摂れば風邪に良い?」 という安易な発想。 ネットのニュース。 〈全国銀行協会(千代田区)の職員を装って高齢者からキャッシュカードをだまし取り、現金を引き出す詐欺事件が6月以降、 都内で未遂3件も含め計33件(被害総額約4500万円)起きていることが捜査関係者などへの取材でわかった〉 これ、私がやられかけたやつだ。 〈百貨店員を装った女から「あなたのカードが不正に使われた。暗証番号を変えるので、全国銀行協会に連絡して」との電話 があった。教えられた番号に電話すると、同協会職員を名乗る男が暗証番号を尋ねた上、自宅に現れてカードを受け取り、直 後に約500万円が引き出された〉 手口がほぼ同じなので、あのとき途中で気がついて電話を切らなければ、自宅にカードを取りに来られたのか。 恐ろしいね。 ネットでニュースを見ていたら、 〈出生数、初の100万人割れへ 少子化止まらず〉(日経電子版 2016/12/22 0:41) という記事を見つけた。 そりゃ、少子化で子作り世代の人数が減っているのだから、出生数も減るだろう。 この間、テレビのインタビューでボーナスの使い道を聞かれた若い人が「貯金」と答えていた。 老後に備えてだそうだ。 こんな風に若い人たちがみんな、老後のための貯金ばかりしていると、その人自身は蓄えがあるから老後も大丈夫だろうが、 国が困る。 国としては、老後の貯金を削ってでも消費して結婚して子供を育てて欲しいのだ。 というわけで、若い世代と国との利害が対立してしまっているのだよな、そもそも。 夜。 月見うどんで炭水化物補給。 「勇者ヨシヒコと導かれし七人」の最終回。 予告であったシーンがなかったぞ。(笑) 七人の玉人を召喚する玉を手に入れたヨシヒコは、魔王の前にやって来るが、まさかの「玉人役の俳優のスケジュールがつか ない」という理由で誰も召喚できない。 (なるほど、そう来たか) 咳止めシロップを飲んでから、寝よう。
2016年12月22日(木)
昨日は冬至だったんだな。 忘れてた。 朝から咳が止まらなくなって、呼吸が苦しい。 寝床で上半身を起こした格好でうとうと。 午後。 新潟の方で火事があったとニュースで言っている。 夕方。 新潟の火事がまだ消えていないっぽい。 家が100軒以上燃えたとか。 「フェーン現象」で乾燥した風が火災を広げたという説明。 「フェーン現象」と言うと、冬場に北風が中央山脈を越えるときに日本海側に雪を落とし、太平洋側に乾燥した空気をもたら すものというイメージがあったのだが、今回のフェーン現象は南風で起きたらしい。 つまり太平洋側に雨を降らせて新潟の方に乾燥した風を吹かせたようだ。 今回の火事で焼けた老舗が、店のインターネットサイトに「2度の大火にも延焼をまぬがれ、現在まで一度も焼けることなく 家業を続けております」書いていたことがツィッターで話題になっていた。 なんとなく宮部みゆきの怪談「迷いの旅籠」のに出てきた〈おくらさま〉を思い出してしまった。 どんな大火事が起きても不思議と焼けない店があって……という怖い話。 あの小説、単行本化されないのかな? 夜。 東海道線が火事で止まったというニュース。 (えっ、新潟の火事で?) と、思ったら、別口の火事があったらしい。 2号くんが来る。 「いろいろ悩みがあるのだが、原因を突き詰めると、つまるところ金がない」 と愚痴られる。 月の手取りが15万そこそこだから、家賃を払うとあまり残らないらしい。 それも派遣切りにあって、来年頭からはしばらく無収入を覚悟している模様。 「税込み108円のパンを買って、朝昼晩に3分の1ずつ食べている」 とか言っていたが、若者がこんな状態じゃ消費が低迷するのも無理はないな。 そろそろ寝ようかと思ったら、消防自動車のサイレンがやかましい。 池袋でも火事かな? 風の強い天気。 火の元には気をつけないと。 寝る。
2016年12月21日(水)
朝起きたら喉がひどく痛い。 NHKの「朝イチ」をぼーっとした頭で見ていたらのん(本名:能年玲奈)さんが出ていて、 (あー、NHKだけは、この子を出演させるんだよなあ) と、ぼんやり思う。 咳と鈍い腹痛が1日続き、夕方頃についに嘔吐。 熱で頭がぼんやりする。 夕食。 うどん。 夜。 NHKで北野武の「ファミリーヒストリー」を観る。 彼は父親のことを「父ちゃん」母親のことを「さきさん」と呼ぶのだな。 (この「父ちゃん」、家族にとってとても困った人であったらしい) そして北野氏によれば、「さきさん」は子供達に自分の経歴を詐称していたのだそうだ。 子供に言っていた経歴:師範学校を出て、子供に勉強を教えていた。 実際の経歴:貧しい小作の家に生まれ、奉公先で便所掃除をしながら懸命に裁縫を学んで嫁入り、姑と帽子店を営む。 この嫁入りが少し変わっていて、後の姑がまず彼女を気に入って息子の嫁に。 しかし嫁入り数ヶ月で息子が病死。 そこで姑が養子をとって「さきさん」と結婚させる。 この養子・菊次郎さんが北野氏の父親なんだとか。 その後、上手く行っていた帽子店を菊次郎さんが見栄やら他人に騙されるやらで作った借金で潰してしまったらしい。 (困った父親だ) で、北野家は専ら「さきさん」の内職と姑(うしさん)の義太夫の師匠としての収入で支えられていたのだとか。 そんなに苦労して入れてくれた大学を勝手に中退してしまった武は、とんでもねー息子だな。(笑) さて、早めに寝ようと思ったのだが、咳が止まらない。 龍角散を飲んで、湯たんぽで体を温めて毛布を被り、寝る。
2016年12月20日(火)
朝。 ロシアの大使がトルコで暗殺されたそうだ。 警備を装った男に演説中、後ろから撃たれたらしい。 そして、この男、現役の警察官だったのだとか。 動機はアレッポで反政府勢力がシリア政府に制圧されたことへの報復らしい。 アレッポは反政府勢力の最大の拠点で、制圧の際にシリア政府を支援したのがロシアだった。 午前中。 PCで年賀状を作成。 午後。 郵便局へ年賀葉書を買いに行く。 ニュース。 ベルリンでテロ。 犯人は難民としてドイツにやって来た男だったそうだ。 難民の評判を落として受け入れを断念させるために、難民に紛れてドイツに潜入した奴かね? 夜。 池上彰のニュース解説を見る。 私は知らなかったのだが、リオのオリンピックで試合後にエジプトの選手がイスラエルの対戦相手との握手を拒むという事件 があったのだそうだ。 池上さんによると、 「パレスチナのアラファト議長と握手したイスラエルのラビン首相が暗殺されたということがあったからではないか?」 要するに中東の人は、下手な相手と握手なんかしているところがテレビに映ると命が危ないということらしい。 その辺のところを承知の上で握手を求めたのなら、イスラエルの選手の方が意地が悪いな。 国内のニュース解説。 安倍内閣に所属する自民党の政治家は軒並み「神道政治連盟」という団体に所属しているという話。 その話が終わってから、つるの剛士というタレントがゲストで登場した。 つるの剛士というのは「日本会議」の高橋史朗氏が提唱する「親学」の賛同者として有名なタレント。 「神道政治連盟」の会長である長曽我部延昭氏は「日本会議」の代表委員。 「神道政治連盟」のコーナーが終わってから出て来たのは、そのせいなんだろうな。 で、次のコーナーは「シン・ゴジラ」についてだった。 つるの氏も「ゴジラなら大丈夫だろう」と出演を承諾したのかも知れない。 でも、池上氏が取り上げたのは「シン・ゴジラ」の中の「日本は彼の国(アメリカ)の属国」というセリフ。 そして、いかに日本がアメリカの言いなりになっているのかを具体例を挙げて解説し始めた。 つるの氏、不満げに「最近は違うでしょう」とか言っていたが「TPPも駆けつけ警護もそう」と言われて沈黙した。 池上さん、性格悪い!(^^; ニュースも終わって、ドラマ鑑賞。 高視聴率ドラマ「逃げるは恥だが役に立つ」。 ヒロインは比較的裕福な家庭の娘で、大学院卒という高学歴の20代。 しかし就職が上手くいかず派遣切りに遭い、目下は独身男性の家で住み込みの家政婦として働いている。 そして、諸般の事情で親や男性の勤務先には「事実婚の夫婦」ということにしている。 物語は、前回「雇い主」である男性が、このヒロインを「籍を入れて妻にする」と言い出したことで揉めているところから。 「妻」にしてしまえば「家政婦」として支払っていた賃金が浮くからというのが、男性側の口にした理由。 まあ、断られるわな。(笑) このドラマ、ヒロインの叔母として、もうひとり女性が出て来る。 経済力と社会的地位を持った、特に子供を欲してもいなそうな女性である。 この叔母と結婚したいと思っている男性がいる。 さて、どう言えば彼女は結婚する気になってくれるのだろうか? さらにもう1つカップル。 こっちは同性愛の男性同士。 軽いラブコメに見えて「人はなぜ結婚をするのか?」という問題を意外に深く掘り下げているドラマだった。 ちなみに、前回のヒロインの決め台詞は「愛情の搾取」。 「あなたは私が好きなのだから、私のために何かすることは、あなたにとって喜びのはず」というのは搾取だということ。 経済力と社会的地位を持った、特に子供を欲していない女性に対し「あなたは私を好きなのだから」以外の理由で結婚を納得 させるにはどうすれば良いか? ちょっとパズルみたいになっていて面白いドラマだった。 寝る。
2016年12月19日(月)
午前中。 メンサ・テスト合格者の会の会計処理関係のイロイロ。 午後。 なぜか爆睡してしまう。 夕方。 目を覚まして「喉が痛いな」と思う。 ネットのニュースを見たら、覚醒剤使用容疑で逮捕された有名歌手が不起訴になったと言っていた。 この事件、 以前、覚醒剤の使用で逮捕されたことのある有名歌手が「盗撮されている」と110番。 「言っていることがおかしい」と判断した警察が尿の提出を求める。 提出された「尿」から微量の覚醒剤が検出される。 歌手の側はブログで潔白を訴える。 しかし逮捕。 歌手の主張「実は提出したのはお茶だった」。 警察側「歌手の尿であったことが特定できない」→不起訴。 ……という流れだったらしい。 薬物使用の被疑者が、尿の代わりにお茶を提出するというのは、過去にもあったらしい。 それが発覚して以来、警察に身柄を拘束した被疑者にはお茶を出さなくなったのだと、何かの本で読んだことがある。 つまり尿の代わりにお茶を提出するというのは「よくある手」なのだ。 ではなぜ、そのお茶から覚醒剤が検出されたのか? ミステリー小説の世界だと、覚醒剤を混入したのは警察になるのが普通。 ・尿から覚醒剤を検出できれば容疑者を逮捕できる。(動機) ・覚醒剤を入手出来る。(手段) ・尿に覚醒剤を混入できる。(機会) の、3つが揃うから。 フィクションとしてストーリーを考えてみた。 覚醒剤使用の前歴のある有名歌手が意味不明のことを言って110番通報して来た。 これはまた覚醒剤を使用したに違いないと、尿の提出を求める。 身に覚えのある歌手、これはやばいと尿の代わりにお茶を提出。 警察が自信満々検査すると、なぜか覚醒剤が検出されない。 でも絶対にやってるはずだから、ちょっと検査結果を偽造しちゃえ。 覚醒剤が出たと言えば、相手も自供するはず。 ところが歌手が提出したのはお茶。 「絶対に覚醒剤が出るはずがない(お茶だから)」と自信のある歌手は徹底的に無罪を主張。 挙句に「実はお茶でした」とネタばらし。 このまま起訴すると、捜査の過程で「ちょっと偽造しちゃった」のがバレてしまうかも。 そこで今回は不起訴にして釈放。 この歌手がきっとまた、今度は逃げられない状況で覚醒剤を使用してくれると信じて。 ……と、こんなストーリーでミステリー小説を書いたら、売れるかな?(^^; (ドンデン返しで、歌手が実はお茶を入れていた湯飲みに、直前に使用した覚醒剤が微量残っていたのだったというオチでも 良いかも) 夜。 「クローズアップ現代プラス」 久しぶりにNHKで池上彰氏を見た。 返済義務のある奨学金のせいで若者が貧困に陥っているという話。 そもそもは学費が高すぎるのが原因? 人口を増やしたいのなら、出産、子育て、教育にかかる経費をゼロにするのが良いと思うのだが、1人の国民が生まれて育っ て税金を納めるようになるのには時間がかかる。 その時間が待てない政治家が「青田刈り」をやってしまう。 結果、最終的な獲れ高(税金)も減る。 普通に考えて高等教育を受けた者の方が高額納税者になる確率は高いのだから国が国民を教育する経費を負担するというのが 合理的だと思うのだけどね。 そして、ふと思い出した最近、近所で目に付いた3つのもの。 1)靴や鞄の「修理屋」が増えた。 2)ボロボロのニッカポッカを身につけた工事現場労働者。(複数) 3)老人の乞食。 高い靴や鞄は、壊れたら買い換えるより修理する人が増えたのだろう。 低額所得者が衣服に金をかける余裕を失って来たのだと思う。 ちょっと前までは、ホームレスは見かけても通行人に「お恵み」までねだる乞食は池袋の辺りにはいなかった。 確実に国民は貧しくなって来ていて、社会の底の方からそれが目につくようになって来たんじゃないかなあ? ひたひたと押し寄せる津波のように。 熱が出てきたので、寝る。
2016年12月18日(日)
朝。 寝坊した! 朝食をとらずに、いきなり昼食。 午後。 年賀状の準備。 昨年の年賀状をチェックして、住所変更を名簿に書き加える地味な作業。 数が多いので手間がかかる。 夕方。 なんとか名簿だけ完成。 録画しておいた「勇者ヨシヒコと導かれし七人」を観る。 前回、魔王の城にたどり着いたヨシヒコたち一行……。 ゲームのパロディーのダンジョン。 私はやったことがないのだが、ゲームの中で人が死ぬと、その場で棺桶に変わる仕組みなのか? 夜。 NHKで日露外交の特集番組をやっていたので途中から見る。 日本が外交を急ぐ理由を北方領土出身者の高年齢化だと言っていたが、中国への牽制の方が大きいだろう。 チャンネルを回すと、民放でも安倍さんが映っていて、プーチンさんいついて「相手を疑っては信頼関係を築けない」と語っていた。 まあ、直前に「自分がテレビで喋ったことは相手国にチェックされている」と言っていたから、これは対ロシア向けの発言かな? 心配なのは、あまりロシアとくっつき過ぎて対米関係が悪くなること。 人事を見ると、トランプさんは親露路線っぽいけど、クリミア半島の件とかはどうなるんだろう? 寝る。
2016年12月17日(土)
今朝も目が覚めると9時というこのパターン……。 午前中。 2号くんから電話。 「風邪ひいた。風邪薬、買って来てくれ」 だと。 再放送で「べっぴんさん」を観る。 自分の子供の靴のサイズが合わなくなっていたのに気付かなかった主人公は、自責の念に駆られて仕事を辞める宣言。 (そんなくだらないことで、いちいち仕事を放り出すか?) 昭和の人間の逞しさがない。 このキャラは絶対に平成の人。 午後。 風邪薬とリポDを買って2号くんのアパートへ。 ついでにプリンターのセットアップを手伝う。 箱から出すとケーブルが1本。 つまり電源ケーブルだけ。 最近の電気機器は、みんな無線で繋がるのだよな。 物理的な「電気コード」が繋がっていないと何か不安になる私は昭和の人。 帰宅。 USB接続の機器をまったく認識しなくなったノパソと格闘。 アダプターを取り替えたり、再起動させたり試行錯誤していたら、突如、更新プログラムが立ち上がった。 更新、再稼働後にはメモリーやDVDの接続が行われるようになっていた。 何なんだ? 夜。 ネットのニュース(日経電子版) 〈「プーチン氏と隔たり」 歯舞・色丹島引き渡しで首相 〉 安倍さん、 〈「(1956年の日ソ共同宣言には)『主権を返すとは書いていない』というのがプーチン氏の理解で日本側と齟齬があ る」と語った〉 のだそうだ。 ※( )内は、崎田が補足 なんか、心配していた通りになったなあ。 プーチンというのは、元KGBで、現在進行形で米ヤフーから平気で個人情報を盗んだりしている人……というのが私の認識 なので、なんでそんな奴を信用して友好関係を築けると思ったのかが全く理解できない。 一番、信用しちゃアカン奴だと思うのだが。 安倍さん、 〈「(プーチン氏は)制裁を科されることは不愉快だろうが、それをのみ込んで日ロ関係を前進する価値を理解している」と 強調した〉 のだそうだが。 (そーかぁ?) 寝る。
2016年12月16日(金)
仮眠のつもりがたっぷり寝てしまったようで、目を覚ますと9時前。 とりあえず昨日の夕刊に目を通す。 1面の記事。 〈米ヤフー、10億人分流出〉 〈個人情報「特定の国家が関与」〉 で、その「特定の国家」とはどこのことかと記事を読めば、 〈ロシア政府の関与が疑われている〉 そして、この記事の真下に組んであった記事が、 〈日ロ首脳 午後会談〉 これって日経のデスクが記事の組みに「ロシアって油断のならない国だからね」というメッセージを込めたんじゃないかと、 つい深読み。 〈山口で、領土を集中討議で〉 とか書いてあるが、プーチンさん、つい先日「領土問題など存在しない」と発言したばかり。 これって……、 まず、プーチンさんが安倍さんのに向かってニコニコしてみせる。 安倍さんが「これなら領土問題が解決できるかも」と喜んで、そういうことを国民に喋ってしまう。 そこでプーチンさん「これで安倍は引っ込みがつかなくなったな(ニヤリ)」。 「首脳会談で領土問題の話なんかしないよ」と、プーチンさん。 「えっ、国民にはロシアとの話し合いは上手くいっていると言っちゃったのに」 「上手くいっている感じの声明を出したかったら金を出せ」 ……そんな感じかね? 会談を終えて東京に戻った飛行機のタラップを降りる安倍さん、心なしか肩を落として見えた。 (これは……「負け」かな?) 午後。 WiFiが使えなくなった件で、ヤフーに電話。 回線が混み合ってどうとかというアナウンスが流れたのは、昨日の夕刊の個人情報流出が響いているのかな? 幸い、修理部門にはすぐに繋がったので「電源が入らなくなっちゃったんですけど」と言ったら、 「電池パックを取り出して、1分ぐらい放置してからまた元に戻して下さい」 と言われたので、言われた通りにしたら直った。 夜。 「シンガポール・リパブリック品川」でワークショップの忘年会。 シナガワグースの前庭にあるお店なのだが、シナガワグースの前庭がクリスマス仕様なのか普段からそうなのか低木の植え込 みがライトでディスプレイされており、通路を歩くと光の中を歩いているような感じになる。 少し早めに着いたので、通路を散歩して景色を楽しむ。 「シンガポール・リパブリック品川」は、シーフード料理の店。 スパイシーに味付けされたエビやカニがとても美味。 そしてタコ。 アジアン系シーフード料理が好きな方ならお勧めの店。 ワインで軽く酔って帰宅。 寝る。
2016年12月15日(木)
朝。 昨日1日、届くのを待っていたアダプターが届かなかった。 宅急便屋に電話すると「何らかの理由で荷物が配達に適さない状態になっている」という謎の返事。 どうも私の荷物が宅急便屋の内部でそういう状態に分類されてしまっているらしい。 「できれば急いで欲しいのだけど」 と言うと、午後になって荷物が届いた。 「何らかの理由で荷物が配達に適さない状態」の箱を見ると、他の箱から滲み出た何かで外箱が汚れていた。 薬品か、酒か? とりあえず、その場で外箱を開けてもらうと、中は汚れていなかったので、そのまま荷物を引き取る。 (さあ、これで!) と、ノパソにアダプターを繋ぎ、USBメモリを読み込もうとしたら、やっぱりダメ。 (なんでだ?) 今日はゲンロン創作講座の日なので、いつまでもノパソと闘っているわけにはいかない。 風呂に入って五反田へ。 サイゼで食事。 30分ほど卓球をやってから教室へ入る。 本日のゲスト講師は小川一水先生と、東京創元社の小浜徹也さん。 NASAのある時代の宇宙SFと、なかった時代の裏庭でロケットを打ち上げてしまうような宇宙SFの話が面白かった。 「この中に宇宙戦艦の設計図を描いたことがない人っていますか?」 と、質問され、 「それは小学生とかの頃も含むのですか?」 と聞いたら、 「いつだっていい」 とのこと。 だったらSFファンなら大抵の人が描いたことがあるんじゃないかなあ? (私はロボットの設計図の方が多かったが) 一般誌にもSFは書けないことはないが、宇宙モノで連載というのは難しいらしい。 「地に足がついたものを」と言われてしまうのだとか。(^^; 講評。 今日も私の梗概は、安定の玉砕だった。 講座終了後に忘年会、朝まで。 (途中で少しウトウトしてしまった。若者の体力ってすごいね) 大森先生に、私は「プロになるのは無理」と言われたので、同人作家になるかどうかを考え中。 始発の時刻を調べようとWiFiを立ち上げようとしたら電源が入らない。 なんだがここのところ身の回りの機械がみんな不調だ。 家に帰って、仮眠をとる。
2016年12月14日(水)
朝から喉が痛い。 熱がある。 外では雨が降っているようだ。 いろいろな意味で最悪な気分。 テレビをつけたら、オスプレイが不時着したというニュースをやっていた。 (不時着か……) と、思いながらテレビ画面を見ると、キープアウトのテープに沿ってびっちりと並ぶ警官隊が目に入った。 事件が起きればキープアウトのテープが張られ、そこを警官が守るのは当たり前だが、こんな風に隙間なく並んでいるのを 目にするのは初めて。 (沖縄は、いろいろと揉めているからかなあ?) と、ニュースを見ていたら、上空から撮影した「不時着したオスプレイ」の機体の映像が映った。 どう見ても「大破」している。 (ちょっと待て。「不時着」だろ? 「墜落」じゃないよな?) もしかして、何らかの政治的な意図によって「墜落」を「不時着」と言い換えているのかな? (やっぱり「沖縄だから」かね?) もうひとつ、別のニュース。 牛乳アレルギーの子供を持つ母親が、子供に牛乳を飲ませて殺人未遂で逮捕されたそうだ。 「未遂」で終わったのは、母親がすぐに救急車を呼んだから。 母親は、アレルギーのある子供の治療に日頃から熱心に取り組んでいたそうだ。 子供のアレルギーについてよく知っていた。 にもかかわらず、アレルゲンを摂取させた。 →殺意があった。 という認定なんだろうな。 なんとなく火事の時にビルの高層階から飛び降りようとした人の話を思い出す。 ビルの高層階から飛び降りれば死ぬことは知っていた。 にもかかわらず、飛び降りようとした。 →自殺しようとしたのか? しかし、助かった当人から話を聞くと、自殺の意図はなかったのだと言う。 「なんだか地面が近くに見えて、飛び降りても大丈夫なような気がしたんです」と言っていた。 ビルの高層階なんだから、地面が近いわけがない。 「飛び降りても大丈夫」という判断は誤っているし、異常だ。 要するに、追い詰められて正常な判断が出来なくなっていたということなのだろう。 精神的に追い詰められた時に願望と現実を混同するという体験をした人は、少なくないのではないかな? 子供のアレルギー治療に熱心に取り組んでいたというこの母親が、子供が治れば良いという願望を持っていたと推測するの は容易だ。 「なんだか子供のアレルギーが治って、牛乳を飲んでも大丈夫なような」気がしちゃったんじゃないかなあ? 精神的に追い詰められて、正常な判断が出来なくなった、一種の心神耗弱の状態だったとか? だから直後に「正気に返って」ちゃんと救急車を呼んでいる。 人間の精神は、しばしば冷静な状態で考えているようには論理的に働いてくれないものだから。 午後。 4時間寝る。 というか、眠ってしまった。 熱は、やや下がる。 夕方。 昨日発注したアダプターが、まだ届いていない。 (今日届くと書いてあったからネット注文したのに……) 2号くんが来たので、部屋に入るついでにアパートの入り口の郵便受けを確認してもらったが、何も届いていないという。 夜。 あまりに遅いのでネットで配送状況を確認すると、 〈調査中 ただいま不明な点があり担当店にて調査を行っております〉 の表示。 私のアダプターは、どこへ消えてしまったのだろうか? 昨夜、第2話を見損なったドラマ「東京裁判」。 戦後に制定された法律で戦時下の犯罪を裁くのはおかしいと主張するインドのパル博士。 彼の主張が容れられなかったことは、歴史に記述されている。 そしてもうひとつ、東條さんの発言で天皇が裁判で戦争責任を追及されそうになり、慌てて次の公判でこの発言を取り消さ せるというエピソード。 ドラマではサラッと流したが(東條さんが、どう見ても尋問の内容をあらかじめ知らされていたとした思えないと判事達が 話すだけ)ここの舞台裏は相当にドタバタしたものだったのだろうなと思う。 東郷茂徳(朴茂栫jさんの奥さんが、判事のひとりの知人と友達になって……という辺りが、ドラマ的に言って今回、一番 緊張の走るシーンだったな。 (残念ながら、明日は予定があるので最終話は観られそうにない) 寝る前に、短編集『自生の夢』(飛浩隆 河出書房新書)を読む。 第4話「曠野にて」。 第3話「#銀の匙」でその誕生が描かれたアリスが5歳になり、天性の才能を発揮して遊び仲間をゲームで負かす話。 ……アダプターがないと作業ができないので、寝る。
2016年12月13日(火)
本格的に熱っぽい。 風邪。 午前中。 年賀状を書こうとしたのだが、ノパソがUSBメモリを認識しない。 午後。 ノパソ、回復せず。 悪戦苦闘中。 夕方。 ネットのニュース。(Livedoor’NEWS) 〈(プーチン大統領は)平和条約締結に前向きな姿勢を見せた。ただ、領土問題に関しては「ロシアは、領土問題は全くない と思っている。領土問題があると考えているのは日本だ」と指摘。一方で「われわれには話し合う用意はある」とも語った〉 つまり「領土問題? そんなの日本が勝手に言ってるだけじゃん。ま、話し合いをしないとは言ってないけどさぁ」か? 日本の政治家は、プーチンに振り回されるのではないかと不安になるな。 ノパソはアダプターの故障と判断してアップルに発注。 アップルのアダプターは、どうしてこうすぐに不調を起こすのだ? 夜。 アメリカのトランプさんが、国務長官を親露派のティラーソン氏にすると発表したそうだ。 ロシア、対日的に強気になりそう。 だるさがひどくなったので、早めに寝る。
2016年12月12日(月)
朝起きると寒い。 おまけになんか体調が悪い。 医者に行こうかどうしようか悩むが、とりあえず寝ていることにする。 ネットのニュース。 シリコンバレーのレストランで出前ロボットが実用化間際。 人手不足の日本でも、配送の自動化って必要だなと思う。 ちょっと切ないニュース。 先日、南米でサッカーの試合に行く途中のチャーター機が墜落して乗っていたチームの選手たちが死亡した事故。 生き残った選手が意識を回復したのは良いのだが、当人には事故の記憶がないらしく、 「試合に行こうとしていた」→「病院のベッドで目を覚ました」 という状態になり、当人はどうやら「自分は試合中の事故で病院に運ばれたのだ」と思ったらしい。 試合結果を何度も尋ねる選手に、医師はまだ本当のことを告げられずにいるのだとか。 (うわあ……) 夜。 テレビのニュース。 大手コンビニで完全自動セルフレジ機の実証実験が開始。 ネットで検索したところ、この大手コンビニとは「ローソン」であるらしい。 実証実験が行われているのは大阪府守口市の「ローソンパナソニック前店」で、完全自動セルフレジ機の名称は「レジロボ」 だそうだ。 「レジロボ」は、客が自分でバーコードをスキャンした商品を専用の「スマートバスケット」に入れて、バスケットごと専用 レジに設置すると自動的に精算と袋詰めをする機械。 バーコードスキャナーは、バスケットについているので商品を入れる時にピッとする感じ。 これはちょっと面倒くさいなと思ったら、来年の2月には商品スキャンの必要がない「電子タグ」を導入した実証実験が行わ れる予定なのだとか。 コンビニの人手不足はかなり深刻らしいので、これは良いシステム。 でも、うちの近所に「ローソン」ってあまりないんだよね。 (ファミマとセブンの激戦区) 夜。 「クローズアップ現代プラス」はもんじゅの廃炉。 1兆円がドブにバッシャーン。 ああっ、もったいない! ドラマ「東京裁判」第1話。 東京裁判の舞台裏を追ったドラマ。 今回は、各国の裁判官が東京に集まって来るのだが、基本的なところで揉めていてなかなか本題に入れないという辺りまで。 ドラマの終わりにメイキングがあって、白黒だった当時の映像に画像処理で色をつけてドラマに使用したということを得意げ に(笑)説明された。 ……寝よう。
2016年12月11日(日)
6時頃帰宅。 3時間ほど仮眠を取って目を覚まして朝食。 昨日買った短編集『自生の夢』(飛浩隆 河出書房新書)を開く。 1話目「海の指」。 前衛的な小説。 ソラリスの海に島があるような状態になった未来の地球でDV夫に苦しむ妻の話。 舞台がすごいのに、人の悩みは21世紀と変わらない。 2話目「星窓」。 夏休みの旅行をなぜかキャンセルした青年とその実在しない姉の話。 2話目を読み終わったところで休憩。 ニュースを見る。 静岡県の陸上自衛隊富士駐屯地で、自衛隊員約350人が下痢や嘔吐。 ノロウィルスか何かが原因の集団食中毒らしく、十数人が入院という事態になったのだそうだ。 健康管理はあらゆる仕事の基本なので、そこはしっかりして欲しいなあ。 (自衛官に一体何を食わせた?) 海外のニュース。 ミャンマー北東部で発見された琥珀の中に、羽根に覆われた恐竜のしっぽが保存されていたことが明らかになった。 恐竜って、意外とモフモフだったんだ。 夜。 『自生の夢』の3話目を読む。 「#銀の匙」。 女流天才詩人の誕生の時のエピソードを、その幼い兄の視点で描いた作品。 この後の作品のプロローグなのかな? 寝る。
2016年12月10日(土)
午後から市ヶ谷でSF大会スタッフ会議。 いつものように遅れて開始。(笑) 終了後、企画の会議。 夜。 ゲンロンカフェで大森望のSF喫茶 #23」。 本日のゲストは飛浩隆さん。 『自生の夢』刊行記念イベント。 ニコ生での放送があったのだが、有料放送中に機材トラブル。 途中から通常のビデオカメラではなくMacのカメラで中継をする羽目に。 あとで聞いたら中継に必要な大事な機材が壊れ、同時に予備の機材までが故障するというめったにないトラブルが起きたのだ そうだ。 途中でなんとか機材が復活。 最後まで放送をやり切れてよかったと思う。 『自生の夢』(河出書房新社)購入。 飛さんにサインして貰う。 「かまどか」で始発まで飲んで帰宅する。
2016年12月9日(金)
今朝のNHKニュース。 〈来年から月末の金曜日に消費を盛り上げる大がかりなキャペーンの実施を検討している政府と経済界は、より効果をあげる ため、企業に対して従業員が午後3時をめどに退社できるよう対応を呼びかける方針です〉 これが実施されたらどうなるだろう? 一般の企業「クソ忙しい月末に、何を言ってるんだ?」 ブラック企業「はい、3時だからタイムカード押して、そして仕事は続けて」 時給労働者「勤務時間が短くなった分、収入も減った。節約しなきゃ」 ……どう考えても消費が盛り上がっている情景が浮かばない。 午後。 通帳の磁気が消えてしまった(?)ようなので、銀行へ。 池袋西口のこの支店、いつも暖房がきつい。 女性行員が多いせいかな? 三省堂に寄って『毎日かあさん13 かしまし婆母娘(ばばははむすめ)編』(西原理恵子 毎日新聞出版)を買う。 思春期(反抗期)の娘と同居するマイペースの婆、間に挟まった、これも自主張の強い母。 小さい頃はこのシリーズの主役であった(つまり問題を起こしまくった)息子は、すっかり騒動の調整役に退いている。 まあ女3人対男1人じゃ、そうなるか。 ニュース。 韓国の大統領の弾劾が可決されたそうだ。 これはもう織り込み済みか。 腹の立つニュース。 原発の廃炉その他に使う金額が想定の倍に膨らみ、電気料金が高止まりする恐れも。 これ、何度も言うが、津波多発地域で水に弱い機械を使っていて「安全です」とか言っていた挙句の事故なのだ。 (なぜ安全だと思った?) 「地震大国で大地震が起こるなんて想定外だった」とか「津波多発地域で津波が起こるなんて想定外だった」と、堂々と主張 されても到底納得できない。 夜。 テレビ東京の「勇者ヨシヒコと導かれし七人」を観る。 魔王を倒す玉を持つ7人の「玉人」を見つけて魔王を倒すというのが今作品での主人公のミッション。 全12話の第1話で玉人の存在を知らされ、2話〜9話で7人の玉人を見つけ(中に1人偽物がいた)あと3話。 今回は「魔王の城に行くための手段を手にいれる」という話だった。 ゲストは小堺一機。 ところでこのドラマの監督をやっている福田雄一氏、実写版「銀魂」の監督でもある。 観に行きたいな。 寝る。
2016年12月8日(木)
(今日は真珠湾攻撃の日だな……) と、なんとなくネットを見ていたら、吉田茂元首相が真珠湾に行ったことがあるというブログ記事みたいなのを見つける。 (吉田さんなら、あるかな?) 今日の「べっぴんさん」。 大手百貨店に出店したものの、客が1人も来ないヒロインの店。 そこでポスターを描いて張ったらいきなり千客万来。 別に特別なポスターだったとかそういう話でもなければ、それまで宣伝をまるでしなかったという話でもない。 むしろ開店前には新聞に結構大きな絵入りの広告を載せたりしている。 新聞広告で客がゼロ。 ポスター張ったら千客万来。 その差が何なのかの説明は無し。 見ていて何か腑に落ちないドラマ。 さて、課題。 未来人が地球の滅亡を知らせるために時間旅行をしてやって来るという話。 ……ぜんぜん進まない。 午後。 「アルカン ピアノ・コレクション2《協奏曲》」のCDをかける。 そして、課題をやる。 夜。 8時過ぎ。 どうにか送信完了。 テレビで「夏目漱石のアンドロイドを作った」というニュースを観る。 製作したのは、おなじみ阪大の石黒教授だが、二松学舎大学と共同というところが面白い。 文系の大学が技術のある理系の大学と共同で何かするのが、今後流行るかな? 午前0時を回ったので「モブサイコ100」の最新話を読んでから、寝る。
2016年12月7日(水)
スマトラ島で地震があったらしい。 このところ地球規模で自然災害が増えて来た気がするが、単に情報が届きやすくなっただけか? 午前中。 課題をやらなくてはならないと思う。 昼。 「ブラックリスト」という海外ドラマの第1話を観る。 犯罪者のブラックリストを握る超A級犯罪者が若手の女性プロファイラーと組んで犯罪を捜査する話。 映画「ハンニバル」のシリーズのドジョウすくい番組か・ 午後。 課題をやらないと、明日が締め切り。 夜。 酒も飲まずに、寝る。
2016年12月6日(火)
朝から喉が痛い。 うがいをすると吐き出した水がなんか茶色い。 朝刊の1面トップは、安倍さんが真珠湾に献花をしに行くことになったというニュース。 オバマさんの顔を立てたんだろうな。 オバマさんは「せっかく広島に行ってあげたのにトランプなんかと一番に会見って何?」みたいになっていたみたいだし。 今朝の「べっぴんさん」。 問題児を抱えた母親の苦悩の話なのだが、その問題児がぜんぜん問題児に見えない。 昭和の子供と考えると、むしろ大人しすぎて心配になるレベルの子。 椅子に座って目の前のカードに落書きをする程度で、物を破壊することも他人を傷つけることもしない。 これで「どう育てていいか分からない」とか泣かれてもなあ。(笑) 午前中。 課題……。 もう何がなんだか自分でも分からなくなっている。 昼。 「ハワイ5ー0」が最終回だと言うので観てみるが「今シーズンの最終回」だったようで、ラストはクリフハンガー。 アクションと恋愛と家族の問題を、ともかくぶち込んでおけば良いだろうという安定のつまらなさ。(^^; 一番引っかかったのは「花嫁の介添人が車に忘れた結婚指輪を取りに行ったら悪者に待ち伏せされた」というシーン。 普通、花嫁の介添人は結婚指輪を車に置き忘れたりしないものだから、これは予想外のアクシデントだったはず。 なぜ待ち伏せが出来た、悪者? 午後。 ニュース。 アマゾンがシアトルで「レジなしコンビニ」を開店したのだそうだ。 あらかじめアプリをインストールして登録しておいた客が入り口のゲートでスマホをかざすと、棚から商品を取り出すたび に記録される(棚に戻すとキャンセルされる)、ゲートを通って外に出るときに清算されるという仕組み。 これ、いいな。 土曜日にNHKの「週刊ニュース深読み」で問題とされていた「コンビニ店員の長時間労働」問題が解決されるじゃん。 ファストフードとコンビニは、もっと店舗内の無人化を進めるべきだと思う。 夜。 うがいではっきり血の色を見る。 秋花粉の名残り。 うっかり外出すると喉が腫れて炎症部分から頻繁に出血する。 医者に行っても「あー、花粉ですねー」で済んでしまうのだが、当人としては地味にかなり嫌な感じ。 課題。 書いた分を消して、寝る。
2016年12月5日(月)
課題が完全にストップしてしまった。 1行も書けないまま午前中が終わる。 ニュース。 〈AIが国会答弁下書き 経産省が実証実験〉 公務員の長時間労働の要因になっている答弁対応の負担を減らそうというものらしい。 国会での質問に対する答弁は、官僚が作っているのだが質問が届くのは大抵が真夜中。 それから翌朝までに答弁書を作成しなければならないので、国家公務員は徹夜が当たり前になる。 その負担を軽減させるためにAIにやらせようと言う話。 医師の診断にもAIが使われるようになって来たし、そういう「機械でもできるような仕事」は機械に任せて、人間は人間に しかできない「独創的で創造的な仕事」だけやるようにしたらいいんじゃないかなあ?(笑) 海外のニュース。 〈トランプ次期米大統領は4日、中国が南シナ海に人工島を造成し軍事複合施設を建設していることをツイッターで批判し た〉 昨今の世界情勢を見ていると、 「第一次世界の開始が1914年で、第二次世界大戦の終結が1945年だったな」 とか考えてしまう。 歴史は、だいだい100年サイクルぐらいで繰り返すのかね? また戦争の時代になって、21世紀の半ばぐらいに「もう戦争はやめよう」とか言って、そしてまた100年経って……。 (ディストピアSFって、最近はもう流行らないのかなあ?) ディストピアものって、世の中の人が幸福じゃないとウケないよね。 乱気流の中の機内でで墜落パニック映画を観たくないのと同じ理由。 さて、課題を……。 寝る。
2016年12月4日(日)
午前中。 佐藤編集長に誘われて近所のコインランドリーへ。 開店記念「キャッシュバック・イベント」があるのだそうで、彼はそういうのが好きな男。 「きっと列ができているぞ。時間つぶしに読む本を持って行った方が良いいんじゃないか?」 との編集長の提案で、ブルーバックスを1冊コートのポケットにねじ込む。 で、行ってみたら客がいない。 キャッシュバックをしてくれるはずなのに、店員もいない。 明らかにスタッフ用っぽい書類が机に放置。 (なんなんだ?) と、首を傾げていたら、店員らしき人が慌てて店に入って来る。 「1人200円のキャッシュバック」 と説明されたので、大型のドラム式全自動洗濯機を使うことにする。 洗濯物を放り込んでスイッチを入れると、勝手に洗剤や柔軟剤を投入してくれて乾燥までやってくれるという洗濯機で、1度 試してみたかったのだ。 確かに便利だが1回1000円(今回は200円キャッシュバックなので800円)。 両替機で1000円札を100円玉に替えて機械に入れ、50分ほど周囲を散歩。 この時点で、我々以外の客は1人もいなかった。 散歩から戻っても、やはり誰も客はいない。 店に入って来る人は店のスタッフばかり。 1人だけ様子を見に来た老人がいたが、何も使わずに帰ってしまった。 「経営は大丈夫なのか、あのコインランドリー?」 と、無駄な心配をしつつ帰宅。 午後。 課題をやらなくてはならない。 今日はSF乱学講座の日だが、それどころではない。 夜。 現実逃避でネットサーフフィン。 〈トランプ氏 「受けるべきではない」 台湾総統との電話会談を弁明〉 〈2日、ツイッターで「私は祝いの電話を受けるべきではない」と弁明した〉 という記事を見つけ、 (えっ? トランプさんがそんなことを?) と、添えられていたツイッターの原文を読むと、 “Interesting how the U.S. sells Taiwan billions of dollars of military equipment but I should not accept a congratulatory call.” ええと……(英語は苦手なので、辞書を引きながら読む) “Interesting”「面白い」 “military equipment”「軍装備品」 “accept”「受ける」 “congratulatory”「祝いの」 さっくり訳すと、 「アメリカは台湾に数百万ドルの軍装備品を売っているのに、祝いの電話は受けちゃいかんとは面白い話だな」 だよな。 どう考えても「私は祝いの電話を受けるべきではない」という弁明には読めないんだけど??? (変だなあ?)と思いつつ見出しをクリックしたら、見出しの文字が〈トランプ氏、台湾総統との電話会談についてツイー ト〉に変わり(訂正)の表記と共に記事の内容も、 〈トランプ氏は1時間後、2つ目のツイートで「米国が台湾に数十億ドル規模の軍装備品を売っていながら私は祝いの電話を 受けるべきではないというのは興味深い」と述べた〉 になっていた。 どうやら誤訳を元に記事を書いてしまい、気が付いて」訂正したらしい。 ネットの記事って速さを競うあまり、こういう根本的なレベルの大間違いをやらかすので怖いよな。 ……寝ようか。
2016年12月3日(土)
池袋にメガネを引き取りに行く。 出来上がったメガネを調整してもらうのだが、何度やっても合わない。 つるの曲がりを調整すると、レンズの位置が左に寄ってしまったり、鼻の上で安定しなかったり。 しばらくして別の人がやって来て、 「2人で確認しながら合わせます」 と言われたが、どう考えてもギブアップ。 いままでこのメガネ屋でこんなことはなかったから、最初の人は新人さんかな? 帰り道で寿司を買って2号くんのアパートへ。 昨日、録画しておいてもらったニュース番組を見る。 「この世界の片隅に」を特集していたというフジテレビの深夜のニュース。 想像した通り、主演声優ののん(本名:能年玲奈)さんの話は出なかった。 レポーターが、この映画について説明しようと四苦八苦していたのだが、どうもうまく伝わらない。 なんと言うか「サザエさん」の話が昭和20年の広島で展開しているような話と言えば分かりやすいのかな? サザエさんが得意になって作った料理が「ありゃー」という味。 「まいったなあ、アハハハ」と笑っているのが昭和20年の7月××日の出来事だったというような、そんなイメージ。 ほのぼのコメディの画面の横に、秒読みのように昭和20年8月6日が迫っていることが表示されているというアニメ。 帰宅。 トランプさんが台湾の蔡総統と電話で会談し、彼女のことを “The President of Taiwan” と呼んだとツィッターでつぶやい たことがニュースになっていた。 大陸の中国の立場では、台湾はあくまで中国の1地方、 “The President of Taiwan” などという者は存在しないことになっ ているのだが、トランプさんは大統領選中、アメリカ国内の雇用が中国に奪われているとして、「中国を『為替操作国』に認 定し、輸入関税を45%にする」とか「中国は米国民の飢死を望んでいる」とか、いろいろと言っていた。 トランプさんがどういう人なのか私はイマイチよく知らないのだが、彼はもともとが実業家だし、これを「取り引きのテク ニックと考えれば「アメリカの雇用を奪うなら台湾とくっつちゃうよ」というメッセージのつもりなのかな? で、対する習さんは、これをどう受け止めて、どう対抗するのか? 巻き込まれるのか、日本? 寝る。
2016年12月2日(金)
朝刊の1面トップが、 〈キャノン、ロケット参入〉 〈宇宙航空研究開発機構(JAXA)が手がけるミニロケットの開発に参入〉 機体の制御システムを供給するのだそうだ。 ミニロケットというのは、小型衛星打ち上げ用のロケットのことだそうで、これまでは大型衛星の打ち上げに相乗りする形で 打ち上げられることが多かったが、そうすると大型衛星の方の都合に合わせなくてはならず、最適な軌道に打ち上げる機会が 得にくいなどの問題があったのだとか。 で、ミニロケットで打ち上げれば、こう言った問題が解消される。 〈キャノン子会社のキャノン電子は開発チームに技術者を送り込んだ。デジタルカメラなどの設計・生産手法を応用し、最適 な調達部品の選択や制御機器の軽量化を推進。3段ロケットを宇宙空間で切り離したり、機体の向きを変えたりするシステム を構築した〉 つまり、キャノンの技術で制御機器を軽くすることで、ロケットを小さくできたわけね。 興味深いのは、 〈従来の人工衛星は気象や防衛に使い、国が発注した大型タイプが多かった。今後は災害の把握や農業向けの小型タイプの打 ち上げが増え、これに適した低コストロケットの需要も伸びる見通し〉 と、ここで、今後需要の伸びが見込める産業が育つことは、日本の経済にとって良いことだと思う。 午後。 課題をやらないといけないのだが……。 完全に詰まったので、気分転換に散歩に行く。 新築の家が増えたのに驚いた。 近所に「女性用シェアハウス」というものが出来ていたのを発見。 家賃3万円程度の部屋に、共同の台所、トイレ、シャワールームが付いたアパート。 昔の「トキワ荘」みたいなもののようだが、部屋がきれいで女性専用というところが大きな違い。 ひとり暮らしをしなくてはならない貧乏な女性用ということなのだろうな。 「貧乏」で「女性」で、でも「ひとり暮らしをしなくてはならない人」か……。 人手不足で女性も働くのが当たり前の時代。 地方には働き口が少ないので都会に出ざるを得ない。 でも世の中が不況なので貧乏。 考えてみればそういう人は増えているはず。 そのニーズを見つけて商機と考えた企業は賢いな。 夜。 野暮用で2号くんが来る。 「今週の『モブサイコ100』、読んだか?」 って、それが挨拶かよ。(笑) 「勇者ヨシヒコ」を観てから、寝る。
2016年12月1日(木)
今日から12月。 天気は雨。 急いで「課題その2」を上げなければ、どう考えても間に合わない。 「課題その1」に手間取り過ぎたのだ。 午後。 焦ってPCに向かうが、焦ったからと言って作業がはかどるわけではない。 ニュースを見たら、韓国の大統領の実家が放火されたそうだ。 物騒な話だ。 パク大統領のお父さんも大統領だったけれど、暗殺されているんだよね。 以前、池袋で外国人にお茶に誘われて(^^; マクドナルドで食事をしたときに、 「日本の政治家は失脚しても暗殺されないのはなんでだろう?」 と、聞かれたので、 「あなたの国では暗殺されるのか?」 と聞いたら、 「よく暗殺される」 と答えられてびっくりしたことがあるのだが、政治家の暗殺は海外では珍しいことではないらしい。 (その外国人は、むしろ建国以来、天皇家がずっと続いている日本の方が珍しいと言っていた) 夜。 どうせ課題が進まないので、酒を飲んで、寝る。2016年11月分へ 目次へ
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