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独 り 言 (2014年8月分)
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2014年8月31日(日)
8月最終日。 今日もとても涼しい。 メンサ・テスト合格者の会の例会で池袋へ。 今回は、参加者全員がノパソ持って出席という風景になった。 タブレットでもスマホでもないところは、平均年齢の問題か? 終了後、いつもの天狗北口店に行こうとしたら、改装中というか、同系列の別の店に変わるのか? しょうがないので隣の「大都会」で飲む。 久しぶりに行った「大都会」(20年ぶりぐらいか?)は、食券制の大衆居酒屋になっていた。 1号くんが引っ越しをしたというので、今川焼を土産に遊びに行く。 なかなか見晴らしの良い部屋だった。 帰宅。 RDの資料に目を通してから、寝る。
2014年8月30日(土)
天気はぐずついているようだが、雨は降っていない。 「わるだくみ」をするために出かける。 1時間は道に迷う予定だったのだが、30分ほどで目的地の近所の公園に辿り着く。 時間つぶしに中に入ると、ネコが「ニャア」と声をかけて来た。 傍にすり寄って来て、腹を見せて「ウニャーン」と甘えた声を出す。 (こいつ、誘ってるのか?) 撫でてやると気持ち良さそうに丸まった。 警戒心というものがないらしい。 しばらくして、ネコが薮の中に入って体を小さくしたので、振り返ったら一回り体の大きい白いネコがやって来ていた。 人間は警戒しなくても、ネコ同士にはいろいろあるのか? さて、楽しい「わるだくみ」の時間。 イタリアレストランでランチを食べながら。 「社長」がデザートを頼んだのだが、私はパスタのみ。 どうやらこれが社長には解せなかった様子。 「デザートを頼まないの? どうして? 美味しいのに。後悔するよ、きっと」 と、自分で私の分のデザートを注文。(^^; 「わるだくみ」続行。 あまり店に長居するのも何なので、別の店に移動しようということになり、「社長」お勧めの甘味屋へ。 私が椅子に座りながら注文を済ませると、「社長」が驚愕の表情。 「あなたはメニューの使い方を知らないの? メニューというのはね、眺めていろいろと迷いながら楽しむものなんだよ」 そして、私が頼んだものが「抹茶」であることにも、「社長」は納得がいかないようだった。 「美味しいの、それ? シロップ入れる?」 「いや……いいッス」(笑) 本日一番偉かったのは、この「わるだくみ」の間、スケジュール表を手にひたすら「所要時間」の調整をしていたスタッフ。 ちなみに、このスタッフと私との会話は、 「崎田さんの作業にかかる所用時間は?」 「4日?」 「4日ですね(表に書き込んで全体のスケジュールの調整をする)」 「あ、待って、5日かな?」 「5日ですね(表に書き込んで全体のスケジュールの調整をする)」 「余裕見て、7日ってダメ?」 「7日ですね。なんとかします(表に書き込んで全体のスケジュールの調整をする)」 「なんとか出来るんだったら、いっそ10日にしてくれる?」 「10日ですか?(表に書き込んで全体のスケジュールの調整を……)」 ……立派な人だと尊敬した。 で、「社長」の方はと見れば、この後ちょっと苦手な取引先の人と会うとかで、会話のシミュレーションをしていた。 「……で、相手が『えっ、それは困ります』と言ったら「いやあ、こっちも下請けの都合があって……」と、これでいいな。 これで行こう」 (考えていることが、みんな口から出るタイプの人らしい) 夕方。 「わるだくみ」を終えて帰宅。 寝る。
2014年8月29日(金)
小雨。 一応、自転車で出かけられる程度。 涼しいというより、やや寒いような気温。 出勤。 現地調査3件。 客足が盆休み前のレベルに戻って来た。 夕方。 また雨が降り出す。 急いで自転車を漕いで、帰宅 アマゾンから届いた『江戸しぐさの正体』(原田実 星海社新書)を読む。 現在進行形で行われている詐欺(と言って良いと思う)事件に対して警鐘を鳴らしている本。 「江戸しぐさ」というのは、「NPO法人 江戸しぐさ」という団体が「江戸時代から伝わる」という触れ込みで広めてい る一種のマナーのこと。 この「江戸しぐさ」の講師になるための講習会(もちろん有料)というものもあるらしい。 どうやら、いわゆる「西洋式マナー」をアレンジしたものを「江戸時代から伝わる伝統的なマナー」という嘘で飾り立てる ことで、さも価値のあるものであるかのように見せかけ、講習会を開いて金を集めるという商法のようだ。 著者である原田実氏は、そうした行為を真っ向から批判する論客として、ネットでは有名な人。 こうした「江戸しぐさ批判」に対する批判として「良いマナーなら良いじゃないか」というのがあるが、「江戸しぐさ」を 「江戸時代から伝わるもの」として広めるのは、現代人が自分で描いた絵を「江戸時代の絵画」と称して売るようなもの。 「私が描きました」と言って売るなら問題ないが、泊を付けるために「江戸時代の絵画」と言って売ったら詐欺になる。 同様に「私が考えたマナーです」と正直に言って広めるのなら問題ない。 「江戸時代から伝わる伝統的マナー」として広めているということに問題があるのだ。 で、この嘘に騙されまくった教科書会社が学校用の副読本に載せてしまい、学校教育にこの嘘が取り入れられてしまったと いうところに、原田氏は危機感を覚えておられる様子。 現在進行形の事件なので、まだ全体を俯瞰した構図が出来ていない。 それが「読み物としての面白さ」という点でこの本に不利に働いているが、それでも多くの人、特に教育に携わる人たちに 読んでもらいたい1冊。 さて、今夜の「アオイホノオ」は録画することにして、寝るか。
2014年8月28日(木)
夏休み。 朝からRDの資料読み。 外は雨らしい。 ニュースによると都内で「デング熱」の患者が出たのだそうだ。 原因は、代々木公園の蚊。 そう簡単に死ぬような病気じゃないらしいが、ちょっと恐いね。 午後。 RDの資料…… 気分はなんだかランナーズ・ハイ? 今週末が打ち合わせ。 それまでに「ざっと目を通しておいて」と言われて渡された資料が全部英語だもんなあ……(^^; 夜。 どうにかこうにか5話分の資料を一通り読み終わる。 第10シリーズのRDは、感動的ないい話だった。 もう寝よう。
2014年8月27日(水)
雨模様。 朝からRD、RD、RD……。 うたた寝して何かの物音で目を覚ます。 夢の中でもRDの映像を見ていたようだ。 目を閉じた状態で目を覚ますと、いきなり目の前が真っ暗になるのだな。 初めて知った。 目を覚ましても反射的に目が開かなかったのは、それだけ目が疲れていたのかも。 (揺れる電車の中でスマホを見ている人たちって大丈夫なんだろうか?) ところで、ニュースによると網膜に直接、レーザーを照射するタイプのヘッドマウントディスプレー「レーザアイウェア」と いうものが開発中であるらしい。 網膜に直に映像が照射されるので、ユーザーの視力に関係なく見られるところが特徴。 近眼の1号くんは、遠くのものを見るときスマホを使って拡大して見ていたが、このヘッドマウントディスプレーを装着して いたら、遠くのものを見るときに便利そう。 RDのシリーズ4にアンドロイドのクライテンが人間になる回があって、人間の目に望遠機能がないことに戸惑っていたが、 これがあれば大丈夫? 夕方。 エアコンを買いに行くという1号くんに付き合ってビックカメラへ。 ウィンド・クーラー(冷房専用)を買うことにした1号くんに、店員が使用上の注意を説明。 「消費電力が大きい製品なので、電気ヒーターとの併用は避けて下さい」 「俺、クーラーとヒーターを同時使用するほどの家電上級者じゃねえ」 と、1号くん。 「ふっ、負けたな」 と、私。 そんなわけで、判定はこの店員のひとり勝ち。(ここは突っ込まないやうに) 「養老乃瀧」で軽く飲んで帰宅。 寝る。
2014年8月26日(火)
朝。 雨模様の天気だが自転車で出勤。 職場の天井裏のゴウンゴウンいう音は、専門家の人が来て、ようやく原因が突き止められた。 とりあえず問題の装置のスイッチを切り、静かな職場で楽しくお仕事。 昼。 RDのDVDの関係で、社長から携帯に電話。 午後。 現地調査へ。 道に迷っていたら、外国人に道を尋ねられる。 (語学音痴の方向音痴に何を期待している?) 持っていた地図を指差してなんとかコミュニケーション。 夕方。 図面を仕上げて退社。 買い物に行こうと遠回りしたら途中で雨に降られ、井上涼の「ぜんぶマシになーあれ」という歌を思い出す。 雨は途中で小雨になり、家に着く頃には止んだ。 RDの資料読みの続き。 見たこともない単語(むろん辞書にも載っていない)に出会って1時間ほど悩む。 この作品、コメディなのでしばしば造語が出て来るのだ。 うちのノパソ(優秀なコンピューターなのだ)に聞いたら、どうやら「選手が全員肥満体のサッカーチーム」を意味する単語 だったらしい。 そんな言葉、作るなよ。(笑) 夜。 「みんなの家庭の医学」を観る。 長らく無症候性脳梗塞と呼ばれ、症状が出ないと考えられていた隠れ脳梗塞に、実は「尿トラブル」という症状があることが 最近の研究で分かったという話。 「最近の研究」って何だろう? これはあくまで私の推測だが、診療受付のシステムが改良されて診療時間が長く取れるようになったことで、直接の診療科と 一見、関係のなさそうな症状を医師が問診で聞き出せるようになったということなのではないだろうか。 脳の病気で病院に行って小便の話をする患者は、むかしはあまりいなかったと思う。 夕食後。 RDの作業をやってから、寝る。
2014年8月25日(月)
朝。 小雨がパラついていたが、自転車で出かけられる程度。 出勤すると、みんなが天井裏から変な音がすると騒いでいる。 ゴウン、ゴウンというモーター音が部屋の中に響いている。 昼頃。 業者の人が来ていろいろ点検したが、異常箇所が見つからないという。 午後。 異音がだんだん大きくなる。 頭上からの低いうなりを聞きながら仕事をしていたら、気のせいか頭痛がして来た。 天気がよくなったので、現地調査へ。 外に出るとほっとする。 夕方。 ロキソニンを買って帰宅。 RDの資料読み………………………… ……休憩。 テレビで「探偵ナイトスクープ」を観る。 視聴者から寄せられた依頼を解決するという番組。 今回の依頼は「むかし『アリバイテープ』で音だけ覚えた外国語が、何語で何を言っているのかを知りたい」というもの。 「アリバイテープ」というものが最近もあるのかどうか知らないが、要するに電話をかけるときにバックに流して自分がいる 場所をごまかすためのテープ。 一種の冗談商品で、どうやら依頼者が聞いたのは「海外旅行をしているように見せかけるテープ」であったらしい。 道行く外国人に発音を聞いてもらい、ドイツの人に「イタリア語っぽい」と、教えて貰う。 で、iPhoneのSiriをイタリア語設定にして依頼者が発音してみせると、どうもイタリア語として認識されるようだ。 そこで、語学学校を訪ねてイタリア人講師に聞いてみると、なんとか言葉として聞き取れた。 (どうやら「イタリアレストランの客の会話」が録音されたテープだったらしい) 感心したのは、意味の分からない外国語を聞いてちゃんと覚えていたこの依頼者の能力。 羨ましい。 休憩終了。 RDの資料読みに戻り……寝る。
2014年8月24日(日)
午前中。 昨日の続きの作業。 午後。 ギター教室。 今月から先生が新しい人に変わった。 今度の先生は、ミュージシャンの人。 最初に「どんな音楽が好きですか?」と、聞かれる。 まず「音楽は好きですか?」と、聞いて欲しかった。 そうしたら「いいえ」と答えたのに。(笑) 音痴克服の修行にギターを始める人間がいるなんて、彼には想像もできなかったのだろうな。 彼に「一番好きな物理法則は?」と聞いたら、どんな答えが返って来るだろう? ちなみに私は「熱力学第2法則」。 夕方。 帰宅して作業の続き。 終わらないなあ……(^^; 夜中になったので、寝る。
2014年8月23日(土)
朝刊に「行方不明者数」についての記事が載っていた。 広島の土砂災害についての日経の記事。 県警によると、 〈発表している行方不明者数は、安否確認が取れないとの情報が警察や消防に寄せられている数字〉 なのだとか。 そうすると、独り暮らしで身寄りもないような人は「行方不明者数」に含まれない可能性があるのか。 私が住んでいる地区は、いわゆる独居老人が多いのだが、こういう場所で大規模災害が起きたらどうなるんだろう? もうひとつ新聞の記事から。 これは海外ニュース。 〈オゾン破壊物質 放出〉 〈議定書で製造禁止のはずが〉 〈NASA「未知の放出源」〉 という見出し。 オゾン層破壊物質のひとつとしてモントリオール議定書で製造が禁止され、排出量ゼロのはずの四塩化炭素という化学物質が なぜか毎年大量に放出されていることが分かったという話。 調査を行ったNASAの研究チームは、 「何らかの工業生産過程で漏れ出るなど未知の放出源が存在する可能性がある」 と、言っているのだそうだ。 四塩化炭素って何に使ってたんだ? ……と、調べてみたら、ドライクリーニングの溶剤、冷却材、消火器の薬剤、貯蔵穀物に対する農薬、機械器具の脱脂とか。 (さてはミュータントがもぐりでドライクリーニング屋を……) などとくだらないことを考えてしまうほど、目下、脳みそがRDに毒されている。 午前中。 RDの資料を読んでいる。 もう言っておくが、午後も夕方もずっとそう。 ドラマ1クール分の資料が、ぜんぶ英文なのだから嫌になる。 念のため、私は英語はまったくダメ。 なので、辞書を片手に読んでいる。 夜。 メールで月末に打ち合わせをやると連絡が来た。 それまでになんとか報告できる形のものを持っておきたい。 ところで、RD(宇宙船レッド・ドワーフ号)というドラマを知らない人のために簡単にストーリーを説明すると…… 事故によって地球から300光年離れた宇宙船内にただ1人取り残された男が、地球に帰還しようと右往左往するというSF コメディ。 この設定でシリアスなドラマだと、主人公は勇気ある若者か、最初はダメでも次第に成長していくという物語になるはずなの だが、そこはコメディ(しかもイギリスの)なので、主人公はずっとダメ人間のまま。 しじゅう飲んだくれているか、テレビゲームをやっている。(あるいはその両方) 制作はBBCで、1988年の放送から断続的にとはいえ、いまもシリーズが続いている人気ドラマ。 日本ではNHK教育が日本語版をシリーズ8まで放送し、DVDまで出したものの、視聴率がいまひとつアレだったとかで、 そこでストップ。 【無用の知識】 アメリカ英語とイギリス英語の違い。 アメリカでいう「シーズン」を、イギリスでは「シリーズ」という。 そこで頭のおかしい日本のファンの連中が、 「NHKが出さないのなら、オレらで日本語版を作っちゃえ!」 と、BBCとかNHK版の声優さんたちに交渉して、来年「シリーズ9」と「シリーズ10」のDVDを出そうとがんばって いるところ。 で、私もその頭のおかしいファンのひとりなので、当然のように手伝う羽目になっている。 (英語も喋れないのに) 気がついたら夜中になっていたので、寝る。
2014年8月22日(金)
出勤。 午前中。 現場に行こうとするも、肝心の現場までの私道がまだ工事中。 (つまり、目的地までの道が未完成) お客様には「道が出来たらまた行きます」と電話して了解を得る。 昼のニュースで「広島で大雨」と言っていた。 崖崩れで大変なことになっているという町は、大丈夫なんだろうか? 午後。 お客様がポツポツ。 夕方。 定時で退社して、空想小説ワークショップへ。 レトリックについて。 「 “しるこ” を使った回文を作って」 と言われたので、 「田舎しるこに凝るしかない」 と、答えたら、 「すごい早い! 天才!」 と、褒めて頂けた。 「一応、高IQ者なので」 と、言うと、 「そう言えば、知り合いのメンサ会員もそんな感じだね」 と、言われた。 確かに、高IQ者にはパズルや言葉遊びが好きな者が多い。 黒碕先生によると、 「こんなことに使うなんて、能力の無駄遣い」 だそうだが、135を越えた知能指数なんて日常生活ではほとんど使い道がないのだから、しょうがない。 「でも、高い知能があると人生が楽しいんじゃない?」 と、聞かれたので、 「では、私と人生を取り替えてみますか?」 と、聞いたら、 「やだ!」 と、即答。 そう、よく考えるとそう楽しいもんじゃないのだよ。 放課後は、大馬鹿地蔵の地下でカラオケ。 広いフロアを貸し切りで使えるので、カラオケボックスよりお得な感じ。 帰宅。 メールを読んで返信して、寝る。
2014年8月21日(木)
出勤。 そろそろ取引先の夏期休業も終わりなのか、お客様が増えて来た。 午前中。 現地調査1件。 昼。 事務所のテレビで見たニュースで、広島の土砂崩れの死者数はまた増えたと言っていた。 行方不明者の死が次々に判明していっているということなのだろうな。 少し気になったのだが、こういう災害の場合、「行方不明者数」というのは、どうやって調べるのだろう? 「被災した家には何人の人がいた」とかいう近所の人の証言とか? それとも役所の住民票の数とかで調べるのだろうか? 旅行者の人数はカウントされるのだろうか? ふらりと一人旅で立ち寄り、災害に巻き込まれてしまった人なんかは? 午後。 現地調査1件。 夕方。 定時で帰宅。 夜。 新宿に「 池澤春菜&堺三保のSFなんでも箱 10」を聞きに行く。 会場の場所が分からなくて地図を持って周りを見回していたら、近所の人らしい中年のご婦人に、 「どこ行くの?」 と、声をかけられる。 ここは江戸っ子の産地。 会場は近所の人でもよく知らない場所だったらしくご婦人と一緒にウロウロしているうちに、近くのビルの警備員の人とか、 通りすがりの人とかが集まって来て、 「あっちじゃないか、こっちじゃないか」 と、なんかドタバタ。 東京の街を歩いていると、リアル「寅さん」を体験してしまう。(笑) で、そんなこんなでどうにか会場へ到着。 店の入り口に「中国嫁日記」のイラストが書かれていたのは、作者がここに出演したということかな? ゲストは作家の長谷敏司氏。 1回分50枚の連載を依頼され、「枚数が自分で読めないので」と言ったところ、枚数は自由で良いという話になったので、 だんだん1回分の原稿の量が増え、終いに1回分の原稿が140枚になってしまった話とか。 雑誌にはページ数というものがあるので、だんだん文字の大きさが小さくなっていったそうだ。 編集さん、大変。 長谷氏、SF小説の売り上げをあげるために「オープンソース・プロジェクト」というアイデアを考えているのだそうだ。 具体的には長谷氏の長編『Beatless』の世界観をオープンソース化して、誰でも使えるようにするというものらしい。 成功したら、面白いな。 その後、懇親会に出て、午前0時過ぎに帰宅。 寝る。
201年8月20日(水)
朝。 仕事は休み。 テレビのニュースは、広島の土砂崩れ。 なんだかすごいことになっているらしい。 午前中。 RDの資料読み。 昼。 RDの資料読み。 夕方。 RDの資料読み。 ……充実しているんだかしていないんだか分からない1日。 夜。 テレビ埼玉で「傷だらけの天使」をやっていたので、観る。 1970年代半ばの東京の風景が妙に懐かしい。 萩原健一演じる主人公は、探偵事務所の下請けのような仕事をやっている。 ところがこの事務所、受けて来る仕事がロクなもんじゃなく、主人公は毎回シャレにならないほど酷い目に遭う、という話。 今回のエピソードのタイトルは「渡辺綱に小指の思い出を」。 主人公は「背中に渡辺綱の彫り物をしたやくざ」に変装して暴力団事務所に潜り込まされる……と言えば、主人公の遭遇する 「酷い目」がどんなものかはだいたい想像がつくよな? どうでもいいこと。 主人公の子分のチャラ男、亨(アキラ)を演じていた水谷豊が、若い! 良くも悪くも日本に元気の会った1970年代。 いまの10代、20代の人がこのドラマを観たら、どんな感想を抱くのか、ちょっと興味を持った。 夜。 RDの資料読み。 DVDの発売日が延びたと知らされたとき、 「えー、なんでー、早く出せよー」 とか思ったのだが、正直、この事態は想定していなかった……。 ……明日は仕事。 そろそろ寝よう。
2014年8月19日(火)
。 出勤したら、風邪と夏期休暇で2人が休み。 それでも支障がないほど長閑なのは取引先がまだ夏期休業中だからだろう。 昼休み。 区民事務所まで税金を納めに行く。 午後。 ポツポツと窓口に来るお客様の対応。 夕方。 定時で帰宅。 夜。 吹き矢の講習。 講師の先生が辞めてしまって、新しい先生に変わったのは良いのだが…… ベテラン受講生にこの先生がアドバイス。 「立ち位置をもう少し左にして」 受講生、アドバイス通りに。 いままで的の中央に当たっていた矢が、左側に外れる。 「そして、もう少し上を狙うように」 受講生、アドバイス通りに。 いままで的の中央に当たっていた矢が、上に外れる。 先生……(^^; 帰宅。 RDのDVDのことでメールが入っていたので返信。 寝る。
2014年8月18日(月)
休み明けで今日から仕事。 お客様は、ボチボチ。 午前中。 事務所の冷蔵庫が壊れたので、他部署の中古を綴ってもらうことに。 届いたのを見たら、5ドアのやたらでかいやつだった。 中を掃除していたら、アイスキャンデーを発見する。 1本だけ取り出し忘れていたらしい。 (いつのものか分からないので廃棄) さらに、たぶん食品であったものだろう何かの残骸も発見。 でか過ぎる冷蔵庫の中は、少しホラー。 昼休み。 「お台場にまた高層ビルが建っていた」という話。 まさにコンクリートの壁状態で、海風を遮断された副都心周辺は、ますますヒートアイランド状態に。 日照権の時には、ビルを斜めに切った形に設計させたりしたのだから、沿岸の高層ビルにも「風穴」を開ける条例とか作って 欲しい。 午後。 外回りの仕事に行くという人がいたので代わってもらう。 ずっと事務所の中にいると、体調がおかしくなる気がするのだ。 夕方。 定時で帰宅。 英語の駄洒落や聞き間違いをネタにしたギャグを日本語のギャグに置き換える作業を行う。 俳優のジェスチャーから見てもおかしくないようなギャグを考えるわけだ。 まさに「作業」だな、これ。 夕食後も「作業」の続き。 シャワーを浴びて、寝る。
2014年8月17日(日)
午前中。 録画しておいた「アオイホノオ」を観る。 主人公が、漫画原稿の持ち込みで出版社に行く話。 (なんのかんの言っても彼は持ち込み出来る作品を1本、ちゃんと仕上げているのだ) しかし、彼としては自信作のその作品に、編集者はざっと目を通し、表紙のコピーをとって名刺を渡すだけ。 主人公は失望するが「編集者が名刺を渡してくれた」というのは、持ち込みとしては一応の合格ということじゃなかろうか? 次回の持ち込みの時には、その編集者を名指しで行けるわけだから。 午後。 RDの資料を読む。 ずっと読んでいる。 むしろ、読もうとしている。 英文なのだ。 夕方。 近所に買い物に行ったら、いつも通勤で脇を通っていた居酒屋が、いつのまにか別の店になっていて驚愕する。 (いつの間に?!) 夜。 ツィッターを見たら、小林幸子がコミケ参加者に絶賛されていた。 あそこはオタクが多いので、非常にマナーにうるさい。 どうやらベテランのコミケ参加者がいろいろと指導したらしいが、それでも初心者である小林氏が「マナーが良い」と褒めら れていたのだから、なかなか大したものである。 ネットのニュース。 御近所の事件。 東池袋のマッサージ店で中国人経営者に「国税局特別国税調査官」と記載された偽造身分証とニセの捜索令状を提示し、財布 にあったキャッシュカードを差し押さえと称してだまし取ろうとした男が逮捕。 犯人は、外国人の店ばかりを狙って犯行を繰り返していたのだとか。 マッサージ店の経営者は、不審に思って知人女性に電話し、この女性が警察に通報して犯人が逮捕。 言葉の壁のある外国で仕事をするには、何かトラブルに遭った時に、その国の言葉で警察に事情を説明出来る知人がいると、 だいぶ違うよね。 さて、明日は仕事。 寝よう。
2014年8月16日(土)
朝。 ゆっくり起きてネットでニュースを拾い読み。 東京電力福島第1原発海側の地下道に溜まっている汚染水を遮断するための「氷の壁」が3カ月以上たっても凍らない問題に ついて、政府が別の工法を検討する方向で動き始めているのだとか。 2号機のタービン建屋から海側の地下道へ汚染水が流れ込むのを防ぐために、凍結管を通して周囲の水を凍らせて「氷の壁」 を作るというアイデアだったらしいが、実際にやってみたら水温が高くて凍らず、氷を投入したが効果がなく、ドライアイス を投入したら小さい配管に詰まってしまい……というわけで、ともかくうまくいかないらしい。 ちなみに「氷の壁」が凍結しないのではないかということについて、規制委の検討会でも有識者から指摘されていたそうな。 (なぜやった?) 福島の原発事故関係全般について私が思うのは、 「自然の力をナメ過ぎじゃね?」 「堤防を作れば津波は防げる」とか「凍結管を通せば膨大な地下水も凍らせられる」とか、この件に関係した技術者たちは、 根本的に「自分たちは自然の力を簡単に制御できる」と考えているとしか思えない。 もう少し謙虚であれば、そもそも津波多発地域の海岸に、海水をかぶると壊れるような原発は建てなかったと思う。 昼。 コミケで買って来た特撮ドラマの研究書に目を通す。 素人というのは、時間にも上の方針にも縛られないので、時にプロを凌ぐ研究をする。 読んで思わず笑ったのは「宇宙船レッド・ドワーフ号」のガイドブック。 1999年に声優の山寺宏一さんのファンクラブの集いの質問コーナーで、このガイドブックの著者が、当時イギリスで計画 されていた劇場版(これは後に中止となった)の話をし、これに対して山寺さんが、 「あっ、じゃぁひとつ、よろしくお願いします」 と、(もちろん冗談で)返事をしたというエピソードが紹介されていた。 「宇宙船レッド・ドワーフ号」は、劇場版こそ見送られたものの、ドラマの続編が作られ、来年にはその日本語版がDVD化 して発売される予定となっている。 この続編の日本語版制作に携わり、レギュラー声優に山寺宏一氏を起用したのが、1999年当時は単なるファンのひとりで あったガイドブックの著者、豹坂氏なのだ。 豹坂氏、SF大会で会った時に、 「山寺さんとの約束が守れて、本当に良かった」 と言っていた。 ファンは大事にしておくに越したことはないな。 夕方。 佐藤編集長が酢蛸を持って現れたので、2人で飲みながら、これも昨日買って来た「アオイホノオの真相!!」というDVD を観る。 元ガイナックスの岡田斗司夫氏による、島本和彦氏(漫画「アオイホノオ」の作者)へのインタビュー。 「アオイホノオ」は、島本氏の自伝漫画なので、若い頃の島本氏の「若気の至り」がイロイロと描いてある。 その辺のところを岡田氏が突っ込むのだが、私はそれより学生時代のガイナックスメンバーが岡田氏の家に遊びに来たときの 話が面白かった。 当時、岡田氏の実家は金持ちで、玄関には人間国宝の彫刻家が彫ったという実物大の鹿の彫刻が飾られていた。 そんなことは知らない庵野、赤井、山賀の3氏は、玄関先でその彫刻の角にひょいと自分たちの鞄をかけてしまう。 岡田氏が、 「それは4000万円ぐらいするんだぞ」 と言ったところ、慌てて鞄を外したのは山賀氏ひとりだけだった。 その後、株式会社ガイナックスが設立されたときに社長になったのは「4000万円」という言葉に即座に反応した山賀氏だった。 (金の話に即座に反応できるというのは、経営者に必要な資質のひとつなのだろうな) ……軽く酔いが回って来た。 寝る。
2014年8月15日(金)
今日はコミック・マーケットなので、ビッグサイトへ向かう。 コミック・マーケットというのは、同人誌の即売会のことで、作家が自分の作品を自分で印刷所に持ち込んだり、コピー機で コピーしたりして製本し、自分で売るというイベント。 ここで本を売る作家の主流は素人だが、中にはプロの作家もいる。 商業出版では採算が合わないような少部数の出版物を手に入れる機会なのだ。 同時にプロやアマチュアの作家たちに会える機会でもある。 で、私の目的は、主にこちらの方。 ブースで自分の作品を売っている関係者をランチやお茶に誘っては、いろいろと打ち合わせを行う。 その他、SF大会関係の人のところへ差し入れを持って行って挨拶まわりをしたりとか。 どうでもいい話。 今年、米子で開催される「米子映画事変」用の特撮映画「ネギマン」のチラシの宣伝文に感心した。 〈伝説の「DAICONFILM」からの流れを受け継ぎ〉 ガイナックスが企画・制作した映画なのだが、なんなんだこの〈流れを受け継ぎ〉って??? チラシに掲載されている「ネギマン」を見ると、巨大ヒーローっぽい感じの巨人が出て来る特撮モノらしい。 念のため「DAICONFILM」は、女の子が敵と戦うというストーリーのアニメーション。 どこをどう〈流れを受け継〉いだんだ? そんな突っ込みを入れつつ、その辺のブースを巡って買い物とか。 「レッド・ドワーフ」はもちろん「ドクター・フー」や「アイアンキング」の研究書などを購入。 まあ、確かにこんな本は、商業出版じゃ出せないよな。(笑) 帰りがけに、会場の床にビニールの小袋に入った白い結晶状のものが落ちているのを発見する。 コミケのスタッフを呼んで、 「警察に届けた方が良いものでしょうかね?」 と、聞いたら、 「暑さ対策で塩を持って来る人もいますからね」 との返事。 岩塩にしては結晶が細長い感じがしたが、私は専門家じゃないから詳しくは分からない。 小袋はコミケのスタッフが持って行ったので、適切に処理してくれたと思う。 4時に来年のSF大会のブースが撤収。 新橋まで移動して飲み会をやろうと、ゆりかもめの列に並ぶ。 客が多すぎて危険なため、改札口に入場制限がかけられている。 少しずつ進む行列の途中あたりから後ろを振り返ると、私の後にも長い人の列。 列の後ろの方はよく見えなかったが、コミケの会場である国際展示場の出口まで届いていた感じか? 国際展示場の警備員が駅までやって来て、駅員に、 「入場制限は、まだ解除されないのですか?」 とか、聞いていた。 で、どうにか乗車したと思ったら、発車しない。 しばらくしてアナウンスがあり「車両点検のため、発車が遅れている」とのこと。 結局、列車が動き出すのに30分ぐらい待つ羽目に。 新橋で飲み会。 山陰地方の料理が出るという店に行ったら「李白」があったので喜んで飲む。 気持ちよく酔っぱらって帰宅。 寝る。
2014年8月14日(木)
出勤。 雨模様。 今日もお客様は少ない。 お盆明けにどっと来ることになるのかな? パンフレットの折り込みをやっていたら、 「ややこしい図面の仕事があるので、やってくれない?」 と、言われた。 寸法の資料のない建物を地図に描き入れなくてはならないのだそうだ。 全体の形状は分かっているので、あとは比率で全体の寸法を算出してパソコンに座標で入力。 ヒマな時には、こういう手間のかかる仕事をゆっくり出来ていいな。 昼。 テレビをつけたら民放にチャンネルが合っていて「タイで15人の子供を育てていた日本人男性」の話題をやっていた。 この事件「人身売買ではないか?」と騒いでいたのだが、DNA鑑定の結果、子供の父親は同一人物だと分かったそうだ。 日本人男性は「全て自分の子供」と主張しているそうで、鑑定結果はこの主張に合う形。 男性は資産家なのだとかで、子供もひとりひとりにベビーシッターがつけられて大切に育てられていた様子。 番組では「15人も子供を作った」ことに対して、その異常性を強調していたが、私の爺さんは12人兄弟だったぞ。 また「代理母」という点も強調していたが、どうやら卵子は出産した女性のもので、じゃあ単なる「体外受精」だ。 いま分かっている範囲で、この人のやったことは「複数の女性に体外受精で子供を出産させて育てていた」ということのみ。 動機は「自分の事業を継がせるために、子供がたくさん欲しかったから」。 同様の理由で妾を何人も抱えて子供を産ませる金持ちは、戦前の日本では特に珍しくなかった。 この人、なんでこんなに叩かれているのだろう? 午後。 帰ろうとしたら雨が降って来たので、事務所で30分ほど雨宿りしてから帰宅。 夜。 「吹雪ユキエ「花ことば」発売記念ライブ」を聴きに青山へ。 「藤岡藤巻without藤巻」が、ゲストとして出演しているのだ。 その他「吹雪ユキエBAND」以外の出演者は「フォークシンガー小象」と「沢田王子」。 「フォークシンガー小象(しょうぞう)」は、フォークソングのパロディみたいな歌手。 「僕の部屋に君が来た」というフォークソングにありがちなシチュエーションから「僕の部屋のものが無くなるようになり、 盗んでいたのは君だった」というオチに繋げるコミックソング等。 「沢田王子」は、そのまんま、沢田研二の物まね。 沢田研二のCD音源に合わせて振り付けを物まねするという芸で、意外に面白かった。 さて「藤岡藤巻without藤巻」。 今回は、バンド抜きで伴奏は別音源。 いろいろ事情もあるのだろうが、正直せっかくのライブなので、出来れば生バンドでやって欲しかった。 おまけに歌詞を間違えるという痛恨のミス。 「歌詞カードのファイルがライトを反射して見えにくい」って……覚えておけよ。(笑) 本日の「藤岡藤巻without藤巻」の演奏した曲で、いちばん良かったのは「ぼくらはみんな生きている」。 もちろん「手のひらを太陽に」のパロディ。 曲は短調にアレンジしてあり、歌詞はこんな感じ。 「ミミズだって オケラだって アメンボだって みんなみんな きっと僕より幸せなんだ♪」 そして、毎度お馴染み「他人のMCに割って入って来て空気の読めないことをボソボソ喋る天然芸人」金谷あつし氏も、もち ろん健在。 「藤岡藤巻without藤巻」ばかりではなく、本日の本命である「吹雪ユキエBAND」でまで大活躍。 会場全体を失笑の渦に巻き込んでいた。 終演。 CDは買わずに会場を出る。←CDの発売記念ライブでこれをやると、出演者に嫌われるよ。(^^; 外苑前駅近くの交差点で、ビル全体を覆うような大きな看板を見る。 どうやら建築現場で使う足場を組む職人を募集しているらしい。 建築業界は人手不足で大変なことになっているようだ。 アベノミクスで景気が良くなったと報道されているのだが、好景気のせいで人手不足倒産をする企業が増えているのだとか。 景気が良くなって人手が不足すれば、その分、企業も社員の待遇を良くして労働者ひとりひとりの賃金が上がるのだと社会科 では習ったのだが、給料を上げる代わりに倒産してしまう企業が増えるというのは、どこかで経済の回り方がおかしくなって いるのではないだろうか? 外苑前で銀座線に乗り、赤坂見附で丸ノ内線に乗り換える時に、うっかり「池袋行き」に乗ってしまう。 赤坂見附から池袋に帰るには「新宿行き」に乗るべきだったのだ。 これが丸ノ内線の罠。 Uの字型をしたこの路線では、乗る場所によっては目的地を終点とした列車に乗ると「23区内周遊の旅」に連れて行かれて しまうのだ。 乗り換えるのも面倒なので、そのままぐるりと遠回りして池袋へ。 やっと家に辿り着くと、そのまま寝てしまう。
2014年8月13日(水)
仕事は休み。 朝「花子とアン」を観る。 昨日、一昨日は、花子の5歳になる息子の楽しいわがままぶりが描写されていた。 大雨の日に海へ行きたいとだだをこね、母親が仕事で構ってくれないからと高価な辞書に落書きをする。 子供なんてこんなものかも知れないが、やたら子供に厳しい現在の基準では完全にNG。 その子供にひたすらチヤホヤした挙げ句、ラジオまでプレゼントする周囲の大人たち…… この子はきっとろくな大人にならないか、あるいは「良識ある大人」によってガツンという目に遭わされるに違いない! ……と、現代の視聴者が期待したところで、突然、この子は急死してしまう。 疫痢という、当時の子供の伝染病だ。 むかしは子供は大切にされたのだ。 だっていつ死ぬか分からなかったから。 「子供だからと言って許される事ではありません」と、ひとこと言えば、幼児をよってたかって吊るし上げるのも正義という 「弱い相手には毅然とした態度をとる派」の人間には、さぞ納得のいかないオチだっただろう。 脚本家が狙ってやったのなら面白い趣向だな。 午後。 区民事務所に書類を取りに行く。 天気は微妙に雨模様。 最近は、交付書類の自動販売機みたいなものがあるので、楽。 夜。 テレビをつけたら、横井庄一さんの特集をやっていた。 終戦を知らされないままグアム島のジャングルに取り残され、1972年に発見されて帰国した元日本兵。 あの事件が、既に遠いむかしの出来事として語られる時代なのだな。 寝る。
2014年8月12日(火)
空は雨模様。 出勤するも、1日でお客様は1人。 こういうのって却って精神的に疲れる。 帰宅。 レッド・ドワーフを観る。 ニュースはエボラ出血熱。 「日本は医療体制が整っているから大丈夫」みたいなことを言っている人がいたが、日本中が東京並みの医療体制というわけ ではないはずなので、油断は禁物。 新聞の記事によれば、ロビン・ウィリアムズが死亡したそうだ。 この俳優、「アンドリューNDR114」で、アンドリュー・マーチンを演じて以来、私の中ではなんか印象が良くないのだが、 (あのアンドリューは最悪だった。あんなのアンドリュー・マーチンじゃない!)名優ではあったようで、アメリカ大統領が 哀悼のメッセージを発表したそうだ。 急死の理由は、自殺であるからと報道されていた。 どうやら鬱病を煩っていたらしい。 キリスト教は宗教的に自殺を「悪」としているが、鬱病が原因の自殺は病死と見なされるのかな? 享年63。 意外に若いのに驚いた。 ウィリアムズが主演した映画「ジャック」に、主人公ジャック(早老症のため寿命が短いという設定)を流れ星に例えて、 “Jack, you'll never be regular. You're spectacular.”(ジャック、君は普通にはなれない。輝ける者なんだ) というセリフがあるが、彼の輝ける人生の「密度」から考えれば、十分に生きたと言って良いのではないだろうか? 寝る。
2014年8月11日(月)
台風一過の晴天。 自転車で出勤。 午前中。 お盆のシーズンだからか、お客様が少ない。 係全員で書類棚の整理をやる。 午後。 引き続き、とても長閑。 定時で退社して家でRDを観ていたら、1号くんに誘われて近所の中華料理屋へ。 店には我々以外、客がいなかった。 お盆は、どこもこんな感じか。 帰宅。 シャワーで汗を流し、寝る。
2014年8月日10(日)
雨。 台風が来ているらしい。 ニュースで「アメリカがイランを空爆した」と言っていた。 「山岳で孤立しているヤジーディ教徒を救援するため」だそうだが「ヤジーディ教徒」って何だ? 外は相変わらずの雨。 録画しておいた「アオイホノオ」を観る。 1980年の大阪芸大を舞台に、自信満々で入学して来た漫画家志望の青年が自分より優れた人間達に出会い、衝撃を受け るというコメディ。 天狗になっている主人公が自分より優れた者に出会って打ちのめされる……という話は多いのだが、このドラマの良いとこ ろは、彼を打ちのめす相手が「同じ学校の同級生」であるというところ。 「そんなに負ける気のしない相手」なのだ。 これが「すごく年上」とか「すごく修行を積んだ人」とかの、最初から力の差が歴然というパターンだと、主人公がすぐに 「とてもかなわない」と気がついて修行を始めてしまったり、下手をすると相手に「弟子入り」してしまったりする。 このドラマ、主人公が自分の負けを認められないところがとてもリアルで、かつ面白い。 一見、負けを認めない主人公は馬鹿に見えるが、彼は結局は「漫画家・島本和彦」になるわけなのだから「俺は負けていな いはず」という主人公の認識の方が正解なのだ。 スマートにかつ潔く、己の負けを「認めなかった」人間が勝つというドラマ。 1980年代の日本が強かった理由が分かる気がする。 午後。 雨は止まず。 夕方。 今日は地域の盆踊り。 中止ではないというので出かけたが、家を出ると間もなくポツポツ雨が降り始め、会場に着く頃には土砂降り。 しばらくテントの中に避難。 綿アメなど食べながら小降りになるのを待ち「養老乃瀧」へ。 雨が上がったようなので、会場に戻ったがやぐらに飾られた提灯の灯りが、さっきの大雨のせいか消えていて、笛や太鼓も 薄暗がりで演奏……という有様。 イマイチ気分が盛り上がらず、家に帰ってシャワーを浴び、寝てしまう。
2014年8月9日(土)
朝から天気が不安定。 午後。 リブロとジュンク堂、ついでにビックカメラを回って、軽く散歩。 小腹が空いたので西一番街の回転寿しへ行く。 初めて入った店。 気のせいか店内に便所の臭いが漂っている。 そして出て来た寿司が、かつてない不味さ! 寿司というのは、酢飯に刺身を載せて握るだけのシンプルな食べ物のはず。 いったいどこの工程をどうすればここまで不味いものが作れるのだ? シメサバはやたら酸っぱくて身がグズグズだし、玉(ぎょく)はいわゆる甘い卵焼きが酢飯に載っているというシロモノ。 (普通、ダシ巻き卵を使うよな?) この店の寿司職人は、きっと不味い寿司を作るために日々努力研鑽を積んでいるに違いない。 ある意味「極めた」店だった。 最近、池袋が妙にきれいになって、こういう「信じられないような店」が減って、変なモノ愛好家としてはちょっと寂しい。 気がつくと夕方の4時。 5時半から来年のSF大会のスタッフ会議があるので、急いで家に戻り、ノパソを持って新橋へ。 今年のSF大会の幹部スタッフだったK合くんに会う。 「池袋で今年の大会の打ち上げを企画してくれたら行きますよ」 と、言われたので、 「『生卵を用意して集合』と、案内を出せとでも?」 と聞くと、 「いやだなあ、それじゃまるでつるし上げみたいじゃないですか、ハハハ……」 (彼は「みたい」という言葉の使い方を知っているのかな、ハハハ……) スタッフ会議。 「本日の会議に招集されたのは、来年のSF大会の参加申込みの際に、スタッフを希望することを表明した方で……」 とのこと。 「私は参加申込書を渡したら『スタッフ希望のところに○を忘れている』とか言われて、勝手にスタッフにされたのですが」 と、抗議すると、 「あなたは企画部の『備品』ですから」 と、説明されて衝撃を受ける。 (私は「備品」だったのか!) 自分でも知らなかった。 会議終了後の飲み会。 今年の大会からスタッフになったという人から、 「スタッフ会議で、ちゃんと会議を行っているということに驚きました」 との感想。 (なつこんの会議は「会議」じゃなかったものな……) そのまま「なつこん」の猛烈反省会となる。 大会の直前まで、会場の「どの部屋を借りるか」が決定していなかったという話は、私も初耳だったので驚いた。 地下鉄で帰宅。 寝る。
2014年8月8日(金)
普通に出勤。 天気は不安定で時々雨がパラついたが、今日は事務所での仕事なので関係ない。 定時に退社して帰宅。 パソコンを開いて、今日がワークショップの日だということに気づく。 第2、第4金曜日なのだが、今月は第1週が2日しかなかったので、軽く錯覚を起こしていた。 鞄にノートと筆箱を放り込んで出かける。 エレベーターで、袴に下駄という出で立ちの甲野善紀氏と乗り合わせる。 (この人、普段からこの格好で生活しているのかなあ?) 本日の講座は「日本語のレトリック」について。 日本語の表現をギリシャ以来の西洋のレトリックに当てはめて解説するという感じかな? 放課後は、O河内さんが予約していた大馬鹿地蔵の地下のカラオケルームへ。 1フロア完全貸し切り状態でカラオケ大会をやる。 この部屋の注文はいわゆるカラオケ屋の方式で、電話を使わなくてはならない。 面倒なので、店員さんが料理を運んで来たタイミングですかさず追加注文。 気がついたら目の前にビールと焼酎とワインが並んで置いてあった。 つい、歌うのに夢中で……(^^; A木さん(女性の方)とのデュエットでは、私の方が女性パートを歌う。 「そんな声が出せるんだ」 と、感心(?)される。 帰宅。 「アオイホノオ」は録画に任せて、寝る。
2014年8月7日(木)
今日も良い天気。 現地調査が1件あったので午前中の涼しいうちに、と出かけたが、朝の10時はそれなりに暑い。 自販機でアクエリアスを買う。 午後。 現地調査の仕事が2件来る。 セミの声に包まれつつ太陽の下、自転車を走らせる。 夏だねー。(^^)v 夕方。 定時で帰宅。 夜。 「レッド・ドワーフ」を原語で観るが、何を言っているのだか聞き取れない。 (特にリスターのリバプールなまり) やっぱり字幕が必要だな。 寝る。
2014年8月6日(水)
……外はまだ暗い。 時計を見たら午前1時を過ぎているから、今日はもう8月6日なのだろうな。 扇風機が、なぜか異常な騒音を立てている。 手探りでスイッチを切ったり入れたり…… スイッチを切ると音は止み、入れるとまた鳴り出す。 正直、かなりうるさい。 扇風機を止めたままにしておけば音は静かになるが、今度は暑くて眠れない。 音の方を我慢することにして、しばらく放っておいたらいきなり止んだ。 静かになって……良かった……。 次に目が覚めたのは、朝6時。 8時にテレビを点けると、平和記念公園の式典の映像が映った。 今日は原爆忌。 参列者がみんなレインコートを着ているところを見ると、広島は雨であるらしい。 (東京は朝から晴れ上がって1日カンカン照りの予感) 69年前の今日が雨であったなら、広島に原爆は落ちなかったのではないかと、ふと思う。 8時半。 昨日、早退した社員さんが今日も休みならば出勤しないとまずいので会社に電話。 幸い大丈夫だったようなので、安心して休む。 午後。 なんとなくベッドの上の扇風機に目をやったら、ガード用の網の内側に何かが貼り付いている。 よく見ると羽根に貼ってあったはずの「手を触れるな」というあのシール。 羽根から少しずつ剥がれて、ついに網に貼り付いたらしい。 (昨夜の異音の正体はこれか?) 夜。 「宇宙船レッド・ドワーフ号」の日本語版DVDのことで、制作会社の人から電話がある。 私もファンとして、制作会社の人には「出来るだけ早くDVDを観たいので早くで作って下さい」とお願いしたいと思っていた のだが、電話の内容は「作るのを手伝って」だった。 ただ待ってるだけじゃ、だめ?(笑) ……というわけで、出来るだけ早くDVDを発売できるように手伝うことになる。 「欲しいものは、自分で作る」 オタクの基本だ。 寝る。
2014年8月5日(火)
出勤。 午前中に現地調査1件。 カンカン照りの山手通りを自転車で走り抜ける。 ……帰り道で曲がり角を間違えて遠回りをする。 昼。 隣の席の人が夏風邪で早退する。 屋外の気温と冷房の効いた室内の温度差が体に悪いらしい。 テレビで宝くじの当選番号の発表があったので、ワクワクしながら見たが、はずれ! 期待していた6億円は手に入らなかった。 午後。 現地調査3件。 事務所でお客様にお送りする書類の発送作業をしていたら、隣に来て、 「モスラー、ヤ、モスラー♪」 と、歌う人がいたので、 「『ゴジラ』を観て来たんですか?」 と、聞くと、 「そ!」 と言って去って行った。 (新作「ゴジラ」にモスラは出ていないと思ったが……) 夕方。 ほぼ定時で帰宅。 西日に照らされた帰り道も結構暑い。 スポーツシューズをバッグに入れて、吹き矢の講習会へ。 いつもの講師の先生が来られない。 (どうしたのかな?) と、思っていたら、他の受講生が、 「K先生、辞めたらしいよ」 ちょっとガッカリ、いい先生だったのに。 養老乃瀧で軽く飲んでから帰宅。 メールを見たら、ギター教室の先生からの連絡。 「講師を他の人に交代します」 とのこと。 (いい先生だったのに……) 夜。 ネットのニュースを見たら、STAP細胞論文の共著者のひとりだった理研の笹井芳樹センター長が自殺したらしい。 「STAP細胞を必ず再現して下さい」という趣旨の内容が記された小保方リーダー宛の遺書が残されていたのだそうだ。 これは、笹井さんが「STAP細胞は必ず再現できる」と死ぬまで信じていたという意味なのかな? (私が知りたいのは「STAP細胞は本当にあるのか?」だけ) 寝る。
2014年8月4日(月)
今日も仕事は休み。 メールを読んだら、なつこんの反省会はやっぱり揉めたらしい。 揉めポイントは、やっぱりワールドコン招致についてだとか。 なつこんを成功させる事で、ワールドコン招致を目指して国内の支持を集めようとしたのが見事に裏目に出てしまった。 あまりに気の毒で何も言えない。 ニュース。 中国で大地震。 震源地は「雲南省昭通市魯甸県」というところだと言う。 (中国って「市」の中に「県」があるのだな) と、どうでもいいことを考える。 午後。 パソコン画面を見ていて、気がついたら少しウトウトしていたようだ。 そして目が覚めたら左手に怪我をしていた。 (なぜだ?!) パソコンから謎のメッセージを受け取り、なんやかんやあって悪い宇宙人と戦って地球を救った後に。未来から来た何者かに 記憶を消されたとか? ネットの記事を読む。 中国の地震の続報。 安倍首相が、雲南省で起きた地震について「心よりのお見舞いと哀悼の意を表明し、最大限の必要な支援を行う用意がある」 とのメッセージを送り、これに対して中国側は「今後、必要が出てくれば随時連絡したい」と答えたそうな。 夕食。 なんとなく中華。 NHKをつけたら「おせっかいさん」という結婚仲介グループの活動が紹介されていた。 グループのメンバーが、一組の男女を見合いをさせたのだが、しばらくして男性の側から「相手の女性に連絡がとれなくなっ た」と言われる。 で、女性の側にメールすると「放っておいて下さい」という返事。 たぶん、相当にひどい男を紹介されたと感じているのだろうな、この女性。 番組ではかなり肯定的に紹介されていた「おせっかいさん」だが、実は「被害者」も多いのではなかろうか? 風呂に入って、寝る。
2014年8月3日(日)
朝起きて、メーラーを立ち上げると、本日実施予定の「なつこん反省会」のお知らせが来ていた。 しかし今日はSF乱学講座。 時間をやりくりすれば、途中までなら「反省会」の方にも参加できそうだが、今回の反省会は紛糾するのが目に見えている。 ……やっぱり、行くのはやめよう。 で、SF乱学講座読書会。 今回の課題図書『常夜』(石川緑 メディアワークス)は、参加者には不評。 「小説として面白くない」という意見が多かった。 「目から鱗」だったこと。 これ、BL小説だったのか! イマイチ分かりづらかった人間同士のつながりが「ホモ」だったのだと考えると理解できた。 個人的に、この小説の分からなかったところ。 「その六 西方」 77ページ5行目に「三年ほど前」とあるのに、物語の終わりの部分(92ページ)には「五年経った今も」とある。 作中の「今」とは、このエピソードの事件から見て、一体「何年後」なのだ? 「その九 九相」 128ページ終わりから2行目「彼が安全に門の中に入ってゆくのを見送った」(この「彼」は小木老人のこと) その直後の行に「家に帰ると」とあり、主人公の妻が野々宮先生からの電話を受けた話となる。 なので、ここは「老人を見送った同じ日に家に帰ると」と読むのが自然だろう。 130ページ1行目「その翌日、書留郵便で祝い金が届いた」の「その」は「妻が電話を受けた日」としか読めない。 そして同じページの5行目から6行目「針は翌々日から止んだ〜報告すべき小木老人はすでに亡くなられていた」。 つまり??? 主人公が小木老人を見送った日を1日目とすると…… 2日目 祝い金が届く。 3日目 小木老人は既に亡くなっている。 小木老人、急死したのか? それとも、主人公は既に何年も前に亡くなっている小木老人と会話をしたと思い込んでいる頭のおかしい人なのか? 乱学講座世話人さんの意見によると、この主人公は、いわゆる「信頼できない語り部」のパターンであり、彼の異常さを整合 性の取れない地の文の記述に織り込むことで読者の不安感を煽る作者の計算ではないかと言うのだが、ともかく、読めば読む ほどわけの分からない小説なので、読書会の議論のネタにするには良い本かも。 放課後。 「包茶」へ。 最近では珍しく店に入れた。(ここのところ「満員」を理由に断られることが多かったのだ) いつもの店長(?)の姿が見当たらなかったのは、休みか? 薫子ちゃんが「SF大会に行けなかったので」と、クッキーをくれた。 「SF大会に行けなかった」と「クッキー」の間が私の頭では繋がらないのだが、人が人を100%理解することはできない ものなので、有り難く受け取っておく。 その薫子ちゃんによると「前回、日本で開催したワールドコンでは、日本人スタッフの仕事がきちんとしていた点が評価され た」のだそうだ。 今回「なつこん」は「ワールドコン的なやり方」にこだわりすぎていたんじゃないかなあ? 日本で行うイベントなのだから、日本風のやり方でやった方が良かったのではないだろうか? 山手線で帰宅。 寝る。
2014年8月2日(土)
朝。 わざわざ言うのもなんだが、暑いな。 午前中。 デスクトップが熱を発するせいかとノパソに切り替えたが、それでも部屋が暑い。 午後。 2号くんの誕生日なので一緒に池袋のデパートへ行って、食堂でハヤシライスを食べる。 それからバースデーケーキとワインを買いにデパ地下に行ったら「ノンアルコール・ワイン」という商品を見つける。 こういうフェイクっぽいものは、実は大好きなので、早速「ノン・アルコールワイン(赤)」を買って飲んでみたら、甘みの 少ないぶどうジュースみたいな味だった。 夜。 1号くんのアパートへ行き、2号くんがPSPに録画したという昨夜の「アオイホノオ」を一緒に観る。 PSPに番組を録画してテレビの画面に繋いで再生する機能があるということは、今日まで知らなかった。 (買おうかなあ?) 2人とも大学が芸術系なので、 「芸術系の大学の授業は、本当にドラマの通りなのか?」 と、聞いたら、 「本当にあんな感じ」 とのこと。 (但し、課題を出されてから提出までの時間は、ドラマと違って3〜4週間であるらしい。確かに1週間で「企画から始めて CM1本撮って来い」は、無茶ぶりだよな。 だからなのか2号くん「登場人物にとても親近感を覚える」のだとかで、ショップでアニメのオープニング映像集を観ながら オタク同士が(当時はまだオタクという言葉は一般的でなかったと思うが)語り合うシーンでは、 「ドラマを観ていて俺が思ったことをそのまま登場人物が喋る」 と笑っていた。 このシーン、主人公(ぬるいオタク)、庵野と赤井(コアなオタク)山賀(どちらかというとオタクじゃない)が、この順に 並んで立ち、庵野と赤井の会話に主人公がぬるい視点でつっこみを入れ、山賀の方は一般人として普通の反応を示す。 (つまり、つまらなそうに振る舞う) コアなオタク同士の会話を、普通の視聴者を振り落とさずに映像化するための最もシンプルな方法なのだろうな。 ビデオを観ながら、当然酒盛り。 酔っぱらって帰宅、寝る。
2014年8月1日(金)
出勤。 午前中。 「暑いですね」と、そればかり。 昼のニュースで「政府が、尖閣諸島など日本の領海の範囲を決める基点としている国境離島のうち、名前がなかった158島 の名称を決めた」と言っていた。 あれだけ騒いでいる尖閣諸島に名前もつけていなかったということに、ストレートに驚いた。 ちなみに、尖閣諸島の島々については「南東小島」「南西小島」「東小島」「西北西小島」「南東小島」と名付けたそうな。 なんか、もうちょっと考えられなかったのか? 午後。 出先でPCを使用。 ルーターの調子が悪くて、お客様にプリントアウトを渡した直後に接続が切れる。 手元でマウスを操作、再起動を繰り返しつつ、顔だけ笑顔、額に冷や汗。 吾妻ひでおの描く漫画状態になっていた。 ほぼ定時で帰宅。 暑さでバテて、しばらくひっくり返っている。 ニュース。 厚生労働省の発表によれば、2013年の日本人の平均寿命は、女性86.61歳、男性80.21歳で、いずれも過去最高を 更新。 (これはめでたいニュースなのか?) 夜。 テレビで「るろうに剣心(実写版)」を観る。 アクション・シーンがすごくいい映画。 セリフを喋ったり演技をしたりするシーンを全部カットして、チャンバラやっているところだけで再編集したら、もっと良い 映画になったんじゃなかろうか? ともかく主演の佐藤ナントカ、セリフが軽い。 (一応、「武士」で、一流の腕を持つ「剣客」なんだからさあ……) 深夜。 「アオイホノオ」第3話をリアルタイムで観る。 1980年代の大阪芸大を舞台に描かれる、クリエイターを目指す主人公とライバルたちとの熱き戦いの物語。 前回まで何を作っても庵野ら(後のガイナックス・メンバー)に負けていた主人公だが、今回は新展開。 主人公が何も作らない。(笑) 本当はアニメーションを作ろうとしたのだが、道具は揃えたもののアイデアが浮かばず、時間切れで提出できなかったのだ。 対する庵野は、名作「じょうぶなタイヤ!」を発表。 このドラマでみると主人公、口ばっかりのダメ人間なのだが、現実世界では彼は「島本和彦」なわけであるのだから、結局の ところは、成功者なのである。 これを見て「口ばっかりで何もしないダメ人間でも成功する」と思う奴が出たら、罪な話だ。 念のために若い人に言っておくと、成功した人が自分の若い頃の話をする時には「頑張ったところ」は、省く事が多い。 (だって、そんな話、恥ずかしいもん) 成功した人の「俺はダメだった話」は、本気にしないように。 ……そろそろ午前1時なので、寝る。2014年7月分へ 目次へ
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