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独 り 言 (2014年3月分)
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2014年3月31日(火)
朝。 思いがけないことでドタバタ。 実はFacebookというものをやっていたのだが、ここに私の知人が数年前に撮影した某所での集合写真をUP。 それは別に問題なかったのだが、別の人がこの写真に「タグ付け」ということをやってくれてしまい、そこに顔が映っている 人間ひとりひとり本名を、どうやら全世界に向けて発信してしまったようなのだ。 これはさすがにまずいので、その「タグ付け」ということをやった人間に連絡を取ると同時に、とりあえずFacebook自体を 退会しようとしたらそれには2週間かかるのだそうだ。 とんでもねー仕組みだ。 そんなわけで、やや落ち込んだ気分で出勤。 風が強い。 午前中。 今日で異動になる非メガネくんに100均でチョコレートを買ってプレゼント。 昼。 非メガネくんが「食欲がない」と言うので理由を聞いたら、チョコレートを1箱をほぼ1度に食べてしまったのだとか。 本当に、最後の最後まで……(笑) 近所の蕎麦屋でざる蕎麦を注文する非メガネくんの向かいで、カツ丼を食べる。 蕎麦屋のテレビで「笑っていいとも」の最終回をやっていた。 深夜番組の芸人に昼の司会者をやらせるような実験的なバラエティとしては、長く続いたなと思う。 午後。 異動する人の私物を運び出したり、異動して来る人の荷物を運び入れたりと、なんやかんやでそこそこ忙しい。 夕方。 帰宅して昨夜録画したNHKの「LOST IN TOKYO」を観る。 記憶喪失のフランス人が東京を彷徨うという設定が面白そうだと思って録画したのだが、最近ネットでよく見かける「外国人 から見た日本の素晴らしさ」のパクリみたいな内容で、私的にはイマイチだった。 でも、東京の観光案内なのだと思えば、そこそこ面白いかも。 夜。 ニュース。 北朝鮮が発射したミサイルの一部が、韓国の海域に届いてしまったらしい。 あの国の、最終的な目的が分からない。 「クローズアップ現代」を観る。 クリミア情勢について。 どうもクリミアでロシア領になりたいという動きが起こったきっかけは、ウクライナがクリミアで多くの住人が使用していた ロシア語を禁止しようとしたことにあるらしい。 「その民族が使用している言語の禁止」は、やはり抵抗が大きいよな。 それはともかく、この件でロシアとアメリカの仲が悪り、核軍縮もシリアの化学兵器廃棄もストップするのではないかと懸念 されているのだそうだ。 こういったことがストップすると、ロシアはどう困るのかな? 30分という番組の時間の制約の中では、その辺のところがよく分からなかった。 やっぱり2時間ぐらいかけてじっくり解説して貰いたいな。 風呂に入ってからメールをチェック。 Facebookのタグの問題は、どうやら解決したようだ。 安心して、寝る。
2014年3月30日(日)
雨。 3月30日の日曜日〜♪ 今日は、フランシーヌ・ルコントの命日。 子供の頃にこの人のことを「フランシーヌの場合」という歌で知り、 「フランシーヌは何をした人なの?」 と、父親に聞いたことがある。 「戦争を悲しんで自殺した人」 と、教えられ、なんらかの形で戦争への責任のある立場の人だったのかと思った。 そういうわけではないということを知ったのは、だいぶ後になってから。 フランシーヌが「したこと」は大人になった今でも分からないが、彼女は歌に歌われて、今もときどき思い出される……。 昼からメンサ・テスト合格者の会の例会。 「増税が日本経済に与える影響」とかをネタに未来予測。(笑) お馬鹿SF話が大暴走する。 帰り道。 近道で東京芸術劇場の中を通りかかったら、異様なことをやっている人たちを目にする。 (何かの前衛的パフォーマンスなのだろうか?) と、通り過ぎたものの、 (もしかして本物の犯罪とかアブナイ人だったらどうしよう) とモヤモヤする。 天狗で飲んでから帰宅。 ついでに「なすびの会」の会場を予約。 「なすびの会」 4月19日(土)18時から 池袋「天狗」北口店 新刊を出した方とか、舞台の予定がある方とか、勝手に宣伝しに来て下さい。 寝る。
2014年3月28日(土)
朝。 NHKのドラマ「ごちそうさん」の最終回を観る。 戦地に行っていたヒロインの夫が元気に帰って来てメデタシメデタシ。 とびとびに観ていたので、どうやら私は勘違いしていたようで、戦死したのはヒロインの「息子」の方だったらしい。 戦地から引き上げて来たヒロインの亭主が、やたら元気いっぱいだったのに、やや違和感を感じる。 (なんと立派な「土産」まで持って帰って来る余裕ぶり) 子供の頃観たドラマでは、復員兵というのは、やつれて疲れ果てているのが普通だった。 どちらが史実に近いのだろう? 昼からワークショップの花見で江戸川公園へ。 毎年、みんなでそれぞれ酒やつまみを持ち寄ることになっている。 今回は黒碕先生が「生ハム」を持って来てくれると言うので、肉が傷まないように日陰に場所を取って待機。 ……やがて、先生が旅行鞄に入れてゴロゴロと引きずって来てくれたのは、重さ7キロの生ハムの塊! (で、でかい……) これを木製の台にネジで固定して、刃渡り30センチぐらいのナイフでこそげとるように薄くスライスする。 そこへワイン・シニアアドバイザーの宇都宮斉さんが到着。 秘蔵のワインを取り出して…… 花見というには豪華過ぎる食卓。 ちなみに私が持って行ったのは、ビールとのり巻きとポテチ。 私って、つくづく「普通の人」なのだな。 久しぶりに師匠である森下先生と飲んだのだが、酒が入ると饒舌になる先生に、文章についてしっかり説教される。 すいません、ろくなものが書けなくて……。 日が暮れるまで飲み、カラオケに行くという人たちと別れて自宅へ向かう。 (ご存知の通り、殺人的なオンチなので) 帰り道で息子さん(20代)を連れた「闇夜のうさぎ」さんと会う。 やや飲み足りなかったので、2人を強引に養老乃瀧に誘って一緒に飲み、息子さんの方に、 「SF大会のスタッフは、とても楽しいですよ」 と、ささやいていたら、お母さんに止められた。 家に帰って、寝る。
2014年3月28日(木)
昨日と違って良い天気。 コートのいらない朝。 ルンルンと自転車を漕いで出勤する。 2日ぶりの職場は、今日も長閑。 午前中。 お客様が2人来る。 午後。 定時まで仕事をして自転車で帰ろうとしたら、 「あと1日ですねー」 と、声を掛けられ、振り返ると非メガネくんがニコニコしながら立っていた。 (ホント、良いキャラだったなあ) 帰宅。 警察から電話があって、 「警察官を騙る振り込め詐欺事件があったので注意して下さい」 と言われる。 「警察官の者です」などと言われてもうかつには信用してはいけないらしい。 嫌な世の中だ。 夕方。 空想小説ワークショップ。 「印象に残る表現について」 放課後の飲み会は、明日の花見の打ち合わせ。 酒を飲みながら酒を飲む打ち合わせをするのだから、本当にSF者って……(笑) 「7月の調布音楽祭で行われる森下唯さんとピアニート公爵のジョイントリサイタルで、もしかしたら2人の連弾が見られる かも知れない」 と言ったら、 「えっ、特撮ですか?」 と、聞き返された。 確かに伊福部昭氏(「ゴジラ」のテーマを作曲した人)の『ピアノ組曲』は演奏するらしいが。(^^; 家に帰って、寝る。
2014年3月27日(木)
雨。 調整休暇で仕事は休み。 朝から動画サイトなど観る。 宮崎駿の短編映画「「ジブリ実験劇場 On Your Mark」。 1995年製作。 舞台は未来都市。 カルト教団の建物に踏み込んだ警官隊は、逮捕ではなく殺戮を行う。 教団施設の奥には、なぜか翼の生えた少女がいて…… この少女の正体は、一体なんなのだろうな? 放射性物質? カルト教団の人間が着ている衣装が、光の神を信仰したという古代の宗教の流れを汲むゾロアスター教の衣装っぽいのと、 終盤近くに出て来る「陽光注意」の標識が気になった。 (ヒマな人がいたら、「宮崎駿 On Your Mark」でググッて観てみて下さい。約7分のアニメーションです) 午前中。 朝刊を読む。 日経1面のコラム「春秋」に昨日の日米韓3国首脳会談についてが書かれていた。 〈安倍首相の韓国語の挨拶や笑顔には人工甘味料の舌触りがあったり、朴大統領の硬い表情からは苦みと渋みがしみ出して いる。ぎこちなさは覆うべくもなかった〉 やはりこの会談を「大成功」と思った人は、あまりいないようだ。 午後。 出かけるつもりが、雨が止まず中止。 夕方。 ニュースをつけたら「袴田事件 再審決定」の話題ばかり。 再審が決まったどころか釈放までされたというので、ニュースの画面はずっと「拘置所を出て来る袴田さん」の映像。 再審開始を決定した静岡地裁の村山浩昭裁判長は、決定理由の中で、 「捜査機関によって捏造された疑いのある証拠によって有罪とされ、死刑の恐怖の下で拘束されて来た」 と述べたそうで、 (裁判官が「捜査機関による証拠の捏造」まで言及しちゃうか) と、少々驚いた。 それにしても48年間。 30歳で逮捕されて、釈放されたのが78歳。 そう手放しでは喜べないよな。 こう冤罪事件が続き、裁判官に「捜査機関による証拠の捏造」まで言われてしまうと、警察に対する信頼が揺らぐ。 冤罪事件を起こすぐらいなら、事件が迷宮化した方がまだ警察への信頼は保てると、私は思うのだが。 もうひとつのニュースは、みんなの党の渡辺代表の借入金問題。 袴田さんの釈放がなかったら、こっちがトップニュースになったかも知れないな。 渡辺さん、運がいいのか? 寝る。
2014年3月26日(水)
北朝鮮がまたミサイルを撃ったそうだ。 そう言えば花見の季節。 あの国は、花見の頃になるとミサイルを撃たないか? 仕事が休みなので、部屋で『国の死に方』(片山杜秀 新潮新書)を読む。 国家がその構造システム的な理由で滅んだ歴史を例に分析している本……とは言ってもエッセイをまとめたものなので、そん なに理屈で組み立てられた文章ではなく、著者が心の赴くままにいろんな話がしているという印象。 そして片山さん、よほどゴジラが好きなのか、どうしても話がゴジラに行っちゃう。(笑) 下手にまとまっていない分、読み手が自分で自由な感想を持てる。 「書き手の信者になりたい」という読者には不満を持たれるだろうが。 興味深かったこと。 関東大震災直後に起きた民衆に寄る朝鮮人虐殺の一因として「火災保険の約款に書かれた免責事項」を挙げていたところ。 火災保険の契約書に書かれている「地震又ハ噴火ノ為ニ生ジタル火災」については保証しないという内容の一文。 当時の日本人の多くが、この「小さな文字で書かれた」免責事項を知らずに保険契約を行っていた。 そして震災による火災。 焼け出された人々は、その時になって初めて「地震で起きた火災には保険金が降りない」ことを知った。 せっかく保険に入っていたのに、保険金が降りないのである。 そこに「震災後の火災は朝鮮人による放火」というデマが流れた。 「放火による火災」ならば保険金が降りる。 当てにしていた火災保険が手に入らないことを知って途方に暮れていた人々にとって、これは「希望」であった。 「朝鮮人による放火であって欲しい」という人々の願いが、デマの拡大に拍車をかけたのではないかという見方。 こういった方面からの考察は、初めて読んだ。 もうひとつ面白かった話。 明治憲法の問題点について。 この憲法が作られた当時、天皇をトップに据えた政治体制を構築しようと考えていた人間たちにとって、危険なのは「幕府」 であった。 つまり明治憲法は「幕府」を作る者が出ないようにというところにポイントを置いて作られた憲法であったのだという。 よって、狙いは「権力の細分化」。 各権力組織が横の連絡を持たないように国家のシステムが構築されていた。 私は以前から「日露戦争(勝った)」が出来た日本が、なぜ「太平洋戦争(負けた)」のような頭の悪い戦争を行ってしま ったのかを不思議に思っていたのだが、その謎が解けた気がする。 明治も昭和(戦前)も同じ憲法を使っていた。 この憲法のルールでは、各組織のリーダー同士が情報を共有出来ない。 しかし、明治の時代には「元老」という存在がいた。 維新の功労者である彼らには「超法規的特権」が与えられていた。 本来は横の繋がりを持たないものと憲法に定められている各組織を横断して影響力を行使できるという特権である。 この「元老」の存在によって、日露戦争の時には軍と政府が情報を共有し、協力してことに当たれた。 ところが「元老の特権」というのは、あくまで個人に与えられた特権であったので、彼らが鬼籍に入った後の昭和時代には 「各権力組織は横の繋がりを持たない」という憲法のルールだけが機能してしまっていた。 ぶっちゃけ、身内の中で情報の共有や協力が出来ない。 この体制で日本は太平洋戦争に突入してしまった。 大戦末期、本土決戦による巻き返しを唱えつつ、軍は内閣の情報を持たず、内閣は軍の情報を持たなかった。 要するに、日本が本当にちゃんと本土決戦の準備ができているのかということを誰も知らないまま「本土決戦」を口にしてい たのだ。 大日本帝国において天皇陛下とは実務をなさらないものだったのだが、さすがにこのときばかりは御自ら勅令を下し、長谷川 海軍大将をして海岸の防衛陣地の設営の様子などをじかに見聞調査させた。 細分化された組織の機能不全のせいで、そうでもしないとまともな情報が入手できない状態になっていたのだ。 長谷川海軍大将が陛下に「準備不十分」との結果を奏上したのが1945年6月12日。 このほぼ2ヶ月後が玉音放送である。 明治憲法の問題点。 この憲法のルール通りの体制で戦争をすると、負ける。 夕刊。 一面トップは、 〈日米韓の連携確認〉 3ヶ国首脳会談の記事で、笑顔を見せる3ヶ国の首脳の写真が添えられている。 ところで、Twitterではこの会談直後の3首脳の様子を移した写真が回って来ていた。 会談終了と同時に「あー、終わった終わった」とばかりにそそくさと席を立つ日建の首脳の間で、「ちょっと待ってくれ」と 言いたげなオバマ大統領。 こっちの写真からは、日韓の首脳の、いかにも「アメリカの顔を立てて来ただけ」という雰囲気が読み取れてしまう。 この写真と見比べると、新聞の笑顔の3首脳の写真も、なんだかぎこちなくわざとらしいものに見えてしまった。 日韓の首脳会談は、ちょっと時期が早かったかな? ところで、パク・クネさんが反日的態度を取るのは、彼女のお父さんの朴正煕(パク・チョンヒ)さんが大統領だった時代に 日本と韓国の関係が比較的良好であったことから、大統領就任前後に日本のマスコミが「パク・クネは親日派」という報道を 行ったことが一因……というのは本当かな? 「親日派」というのは、日本では良い意味だが、韓国では朝鮮植民地時代に「日本人にゴマを擦るために仲間を裏切る奴」と いうような意味に使われていたので、イメージの良くない言葉なのだと何かで読んだ。 韓国の大統領が「日本人にゴマを擦るために仲間を裏切る奴」だと言われては、ムキになって「違います!」と言いたくなる のも無理はない。 日本のマスコミが、よく考えることなく報道を行ったせいで韓国の大統領が自国民に「日本人にゴマを擦ろうとしていない」 とアピールせざるを得なくなり、そのことで外交関係に悪影響が及んでいるのだとしたら、それはまずいことだろう 寝る。
2014年3月25日(火)
朝。 風呂に入って酒を抜き切る。 今日は遅番出勤なので、出勤時刻まで、部屋でゆったりとお茶を飲む。 穏やかな春の日の朝……。 電話が鳴る。 職場の非メガネくんから。 すでにご存知の方も多いと思うが、非メガネくんは私の上司である。 「今日は休むんですか?」 「えっ、今日は遅番じゃなかったんですか?」 「そんな話は聞いていませんよ」 時計を見ると、9時13分前。 急いで自転車を走らせ、9時3分前に会社に着く。 「今日は遅番だと思っていたんですけど……?」 と確認すると、事務所のカレンダーに赤い印。 「でも、俺、聞いていなかったんです」 「そんな話は聞いていません」 ×そのような事実はない ○俺が個人的にその話を聞いていなかった 今日は遅番出勤だったので、就業時刻まで、事務所でゆったりとお茶を飲む。 穏やかな春の日の朝……。 昼。 いつもの店が混んでいたので、非メガネくんと一緒に始めて近所の洋食屋に入る。 ハンバーグ定食。 テーブルのバスケットからナイフとフォークを取ったら、割り箸を差し出してくれていた非メガネくんに意外そうな顔をさ れる。 (中年は箸を使うものだと思っていたのか?) ハンバーグ定食は美味だった。 「もっと早くにこの店を見つけていれば良かった」 と、非メガネくん。 来月異動。 午後。 遅番の時刻まで仕事をして帰宅すると、飲み屋が店を開いている時間にその前を通ることになる。 これは大変危険だ。 それでもアパートの自転車置き場に自転車を置きに行ってから暖簾をくぐる私は交通法規を守る偉い人。(褒めて!) 9時前に帰宅。 「福家警部補の挨拶」を観る。 最終話。 今回の犯人は八千草薫。 そして完全に「八千草薫回」になっていた。 この女優さん、こんなに迫力のある演技をする人だったのか! 八千草薫が殺人者を演じると、ものすごく怖いということが判明。 目の前で推理を展開する福家にしらばっくれて「へえ」と言う、この「へえ」の一言に鳥肌が立つ。 主役の壇れい、残念ながら負けていた。 「福家警部補シリーズ」またいつか映像化にチャレンジして欲しい。 出来れば他の女優さんで。 気の毒だが壇れいは、この役には合わなかった。 壇れいには、もっと彼女の魅力を生かせる別の役があると思うな。 寝る。
2014年3月24日(月)
とりあえず、出勤前に日焼け止めなど塗ってみる。 なんかよく分からなかったので、50ナントカと書いてあるやつ。 で、出勤。 年度末なので、さすがに忙しい。(当社比) あまりに忙しかったせいか、非メガネくんがちょっとしたミスをしてしまった。 多くの人に気をつけてもらいたい種類のミスだったので、当人の特別許可を得てここにその内容を記すが…… 「間違ったファイルを添付して上司にメールしちゃったんです」 だそうだ。 「あのファイル、その上司の悪口が書いてあったんですよね。アハハ……」 【注意】 ・メールの添付ファイルは、よく内容を確かめてから送信しましょう。 ・場合によっては取り返しのつかない結果を招く危険性があります。 このキャラが、他部署に異動してしまうなんて、本当に惜しい……。 午後。 仕事をしていたら、なんだか顔が火照って来た。 夕方。 帰宅して鏡を見ると顔が赤く腫れていたので、慌てて石鹸で日焼け止めを洗い流す。 【注意】 ・日焼けの炎症が治まらないうちに、患部に強い日焼け止めを塗るのはやめましょう。 ・場合によっては取り返しのつかない結果を招く危険性があります。 夜。 池袋で職場の飲み会。 中華料理屋で紹興酒を飲んだのだが、いつものようにあまり食べずに酒だけ飲んでいたら…… ……気がつくと自宅のベッドの上にいた。 【注意】 ・紹興酒は、脂っこい中華料理と一緒に口にするのが前提の強いお酒なので注意して飲みましょう。 ・場合によっては取り返しのつかない結果を招く危険性が…… 久々に、完全に記憶が吹っ飛んだ。 ……寝なおそう。
2014年3月23日(日)
朝になっても昨日の日焼けで顔がヒリヒリしている。 もはや軽い火傷。 ニュース。 クリミア情勢。 アメリカの次の1手が見えない。 国内ニュース。 コンピューターと人間の将棋対局で、2回目も人間が負けたそうだ。 「あまり頭の良いコンピューターが出来ると、独創的でない仕事をしている人間は失業してしまうのではないか?」 なんて話を、このあいだ非メガネくんとしたのだが、最終的に決定の判子を押すのは人間なんじゃないかと思う。 (盲判を押しちゃう人だと意味はないが) 午後。 最近、評判の深夜アニメ「キルラキル」の第1話をネットで観る。 「許可を取ってアップしているものなので、通報するのはやめましょう」的な字幕が流れたのが、ちょっと可笑しかった。 話は「学園を仕切る生徒会長対転校生」の懐かしき学園もののような出だしで(但し、生徒会長も転校生も女子)実は繊維 生物対人間の戦いを描くSFらしい。 ちなみに、作ったのはガイナックスで「グレンラガン」を作っていたチームが独立して設立した会社なんだとか。 夕方。 刺身を買って来て、熱燗で軽く飲む。 夜。 テレビで「プラチナデータ」という映画を観る。 DNAによる犯罪捜査システムを作った責任者が、殺人現場から発見されたDNAが自分のものであることを知り…… ……犯人がなんで彼のDNAを現場に残さなくてはならなかったのかが、最後まで観ても分からなかった。 もっと話がややこしくならない人間のDNAで良くないか? 設定が面白かったので期待した割には、ちょっとガッカリな映画だった。 寝る。
2014年3月22日(土)
朝。 東京新聞の電子版(2014年3月22日 08時36分)の記事を読む。 〈OSCE、ウクライナに監視団 クリミアは派遣先に入れず〉 欧州安保協力機構(OSCE)が、ウィーンで開かれた常設理事会の特別会合でウクライナに国際監視団を派遣することを 合意したが、クリミアについてはロシアが反対したので派遣先に入れないことにしたという内容。 昼。 同じ件についての読売新聞電子版(2014年3月22日12時08分)の記事を見つける。 〈ウクライナに国際監視団100人派遣へ…露同意〉 記事には〈クリミアへの介入や、周辺地域でロシア系住民への支援を行うロシアは、監視団の派遣をこれまで拒んできたが、 歩み寄った〉と書かれ、まあそれは良いのだが、肝心の「ロシアの反対でクリミアが派遣先から除かれた」という部分 が書いていない。 これ、読売の記事だけを読んだ人は、ロシア側が一方的に譲歩した「欧米大勝利」のニュースだと受け取るのではないか? 問題は「クリミア半島がロシア領になるかならないか」なのに、その肝心のクリミアに国際監視団が入れないわけだから、 むしろ欧米側の譲歩の割合の方が大きいんじゃないかと思うのだが。 午後。 良い天気。 今日はつくば国際会議場でSF大会のパーティーで出すワインの試飲会。 少々早めに着いたので、会場近くの屋外イベントを覗く。 つくば大学の落研が落語をやっていたが、屋外イベントで落語というのは初めて見た。 正直な感想を言うならば、ちょっと変。(笑) 18時から試飲会。 宇都宮斉さんが大活躍。 さすが米国ワインエデュケーター協会認定CWE。 試飲なので、それほど飲んだわけでもないのに顔が少し赤くなって来た。 (なんでだろう?) 試飲会終了後は、近所のロック酒場で2次会。 軽く飲みつつ、なつこんについて語り合う。 帰りの電車では、宇都宮さんから日本及び朝鮮半島における社会、政治システムの問題点についてのお話を伺う。 自分より頭が良くて知識もある人の話を聞くのは、とても楽しい。 帰宅。 やっぱり顔が赤い。 そしてなんだかヒリヒリ……。 (これは、「日焼け」だ!) と、気づく。 そう言えばつくばのイベント会場で落語をやっていた学生が、盛んに日の光を眩しがっていた。 高い建物の多い池袋では、当然に日陰も多く(さらに地下道も多いので)こんな季節に日焼けするほど日光を浴びるという ことは、あまりない。 すっかり油断していたのだ。 赤く腫れた顔面を濡れタオルで冷やし、マキロンを塗って、寝る。
2014年3月21日(金)
連休初日。 とてもダラダラと過ごす。 午前中。 ネットサーフィン。 クリミア半島の新司法長官ナターリヤ・ポクロンスカヤのことを日本のネット民が「美人すぎる」とはしゃいでいる件につい て、BBCが批判的に報道したそうだ。 日本のオタクが無責任に描いてネットに挙げた彼女の「美人画」が、ロシアのイメージ宣伝に使われているのだとか。 日本人の若者の多くは「自分たちの言動が政治家に無視される」ことに慣れていて、自分の行動が政治的な意味を持つなどと いうことを想像し難いのかも知れないが、「日本鬼子(ひのもとおにこ)」の例もあるように、日本人絵師の影響力というも のは国際的に侮れないものであるので、少しは注意して行動して欲しいな。 昼。 安倍総理が「笑っていいとも!」に出ると言うので観る。 何しろ相手が総理大臣なので、急用で来られなかった場合を考えて「そっくりさんコーナー」みたいなものを流し、安倍さん が到着したらトークを開始するという段取り。 やがて安倍さん到着の合図でCMへ。 登場して来た安倍さんは、まずはタモリのフリで人気歌手グループ「EXILE」と会食した話から。 続いてタモリが「総理大臣は大変ハードなスケジュールで仕事をしている」ことをアピールすると同時に「麻生さんとの仲」 についてを話題に。 安倍さんはもちろん笑顔で「麻生さんとは仲が良い」的なことを答える。 その後もタモリは安倍さんを上手に誘導して「お笑いやバラエティーにも理解のある総理」を巧みに演出し、トークの締めは 「イチゴを食べるラブリーな総理大臣」の絵。 そして次回の出演者である木村拓哉とも電話で会話させて「キムタクとも知り合いである安倍総理」で、コーナー終了。 タモリは、以前にも他の番組で政治家とのトークをしたことがあるが、なるほど政治家が安心して出演できる番組司会者なの だなと思った。 プロフェッショナル! ところで次のコーナーが、タモリ自身の企画による「出演者が単にサルのマネをするだけのコーナー」であったのは、タモリ なりのオチなのか? 夕方。 最近流行りのスマートフォン、いくらするものなのかとネットでアップル社のスマホの価格を調べてみたら、71,800円 だって。 遊びで買うには、まだちょっと高い。 夜。 テレビをつけたら「インドネシアのトラジャ村の葬式」というのが紹介されていた。 葬式にかかる費用が年収の10倍ぐらいになるので、遺族がその費用を溜めるまで遺体をミイラにして自宅内に保管しておく のだと言う。 ちょっと葬式に費用をかけ過ぎなんじゃないかと思うのだが、興味深かったのは、この村の人間たちが、昔なんらかの理由で 海を渡って中国から逃げて来た人たちだという話。 そして、その年収の10倍の費用をかけて作ると言う「遺体を安置するための建物」が舟の形をしていること。 村自体は内陸にあるのだが、葬儀のためには「舟の形の建造物」を作らなくてはならない。 これはもしかしたら、いずれ子孫が故郷に帰る日のために、舟の建造技術を伝えておこうとした先祖の知恵だったのではなか ろうか? ハインラインの『宇宙の孤児』っぽいことを考えてしまった。 さて、 ……寝るか。
2014年3月20日(木)
雨。 自転車が使えない。 ジョギングシューズで出勤したら、靴下に水が沁みてしまった。 濡れた靴下を事務所のストーブで乾かしていると、哀しい気持ちになるのはなぜなのだろう? 午前中。 プリンターが壊れて仕事ができなくなる。 急いで業者を呼んで、昼休みのうちに直して貰う。 午後。 プリンターに書類がいっぱい溜まっているのに気づく 午前中にエラーになった分のデータを復活したプリンターがせっせとプリントアウトしたものらしい。 仕分けして、いらないものを捨てる。 (電化製品が高性能化しすぎると、いらない仕事が増えるような……) 夕方。 定時で帰宅。 ニュースで「今日は地下鉄サリン事件から19年目」と言っていた。 カリスマ性を持つ人物が、現実の世の中に疑問を持つ若者たちを集めて「やがて来るより高い世界」についてを語り、その 前段階としての「人類の滅亡」を説いた。 この話を真に受けた真面目で純粋な(だから騙された)信者たちが「理想世界を実現させるための殺人」を実行したという 事件。 他人を「適度に疑う」って、大切なことだと思うな。 寝る。
2014年3月19日(水)
仕事は休み。 録画しておいた「福家警部補」と「チームバチスタ4」を観る。 福家警部補は、暴力団員の更生に努める元暴力団組長が、彼に反対して再び暴力団を結成して麻薬を売ろうとしている男を 殺害する話。 福家警部補は彼を逮捕して説教するわけだが、その説教の内容が元組長の娘の内面に関する話に絞られている。 で、元暴力団員の更生事業の方はどうなったんだ? 「チームバチスタ」最終回を含む2回分。 舞台は末期癌患者が多数入院する終末期医療の病院。 当然、多くの患者が死亡するのだが、その死に方があまりにも理想的過ぎることに不審を抱いた白鳥・田口コンビが、その 病院で行われていた医師による安楽死の実態を暴くという話。 「安楽死はいけない」、白鳥はセリフで言うのだが、同時に画面に映し出されるのは安楽死によって幸せそうに死んでいく 患者の映像。 なかなか面白い演出だと思った。 夕方。 ネットのニュースによると、クリミア自治共和国の通貨は、来月からウクライナ・グリブナからロシア・ルーブルに切り替 わるのだそうだ。 なんか着々とクリミアのロシア領化が進んでいるようなのだけれど、アメリカはどうするのだろう? 「ロシアへの制裁強化」とか、完全に無視されているみたいなのだが。 夜。 ツィッターで「SF大会で『レッド・ドワーフ』の上映会をやるよ」的なことをつぶやいたら、リツィートが結構あった。 意外とまだ人気があるのだな、「レッド・ドワーフ」。 寝る。
2014年3月18日(火)
自転車で出勤。 風が強い。 ともかく風が強い。 午前中。 非メガネくん、盛んにクシャミをしていて、どうやら花粉症らしい。 昼。 ニュースは、クリミア情勢とベビーシッターに預けられた子供が死亡したという事件。 クリミアの話は、正直言って私にはよく分からない。 クリミアがロシア領になると、日本にとってどういう不利益があるのかとかを、ぜひ池上彰さんに解説して欲しい。 ベビーシッターの事件。 なんか「インターネットで見つけたベビーシッター」というところをニュースがやたら強調しているのが気になった。 「タウンページで見つけたベビーシッター」だったら、どうだったのだろう? 午後。 私の今月の休みをどうするかを話し合う。 夕方。 定時で退社。 吹き矢の講習に行く。 帰りに1号くんを電話で呼び出して軽く飲む。 お互いに人の話を聞かない上、相手が自分の話を聞いていなくても気にしないタイプなので、一緒に飲むには良い相手。 帰宅。 SF大会にRD企画の申し込みをしてから、寝る。
2014年3月17日(月)
朝のニュース。 クリミアの住民投票は、どうやらロシアへの編入賛成派が多数らしい。 これに対して、 ウクライナ及び欧米は「この住民投票はウクライナの憲法に違反しているから無効」 クリミア自治共和国及びロシアは「クリミアはウクライナから独立するのでウクライナの憲法は関係ない」 という主張をしているようだ。 この間、20代の男の子に、 「万一、戦争が起こったら、日本は集団的防衛権を主張して自衛隊をウクライナに送るのかなあ?」 と、言ったら、 「別にいいでしょ。行くのは自衛隊で俺らは関係ないし」 という返事が戻って来た。 いまの20代って、みんなこんななのか? 出勤。 午前中。 非常ベルが鳴ったので何ごとかと思ったら、廊下のトイレから顔を覗かせたご老人に、 「水って、どのボタンで流すの?」 と、聞かれた。 確かに最近のトイレはボタンが多過ぎるが、それを押しちゃったか! 午後。 「障子の張り替えを頼みたい」 という老婦人が窓口に来たので、 「お客様の目的の会社は、3年前にこのビルから移転しています」 と、説明したのだが、なかなかご理解いただけない。 タウンページを持って来て、目的の会社の電話番号を教えてお引き取り頂く。 夕方。 帰宅途中でコンビニに寄ったらレジ係は「研修中」のネームプレートをつけた、推定年齢70代の男性。 どうも合計金額がおかしいので他の人に計算をやりなおして貰ったら180円ほど違っていた。 レジ係はしばらくして老眼鏡を取りに行った。 正しい判断だと思う。 帰宅。 ニュース。 クリミア関係。 アメリカガロシアに追加制裁をすることにしたそうだ。 日本も追随する感じか? 政治の緊張が経済に悪い影響を与えないと良いと思うのだが。 寝る。
2014年3月16日(日)
明け方。 寺院に似た知らない建物の中にいる夢を見た。 中庭に小屋のようなものがあり、 「あれは断酒のための施設だ」 と、説明される夢。 「夢は五臓の煩(わずら)い」と言うから、私の肝臓くんが疲れを訴えていたのかも知れない? 午後。 会議のため新宿へ。 某社の社長さんたちと一緒に「わるだくみ」。 (「わるだくみ」の内容については、情報解禁までもう少し待ってね) それはさておき…… 「社長さん」という人種と話をしていると「億」という言葉が普通にカネの単位として出て来るので面白いな。(^^) 夕方。 副都心線で帰宅。 先日、黒碕先生から伺った「ザ!鉄腕!DASH!!」(これが正式名称らしい)という番組を観る。 ジャニーズのグループ「TOKIO」が無人島を開拓するという企画の番組。 ネットで調べたところでは、この無人島は由利島という島で、弘安年間に地震により島の一部が水没したという伝説のある ところだそうだ。 先日の四国の地震の震源地の近くだという話だが、やっぱり過去にも地震の被害があった場所なのか。 さて、今日の放送は「TOKIO」が島に舟屋(満潮になると1階まで海水が来て、ここが舟のガレージのようになる構造 の建物)を完成させるという話。 で、海岸で入り口に使う流木を探している際に出演者が栓をしてある竹筒を拾う場面があったのだが、中身を取り出したら 何かのお札のようだった。 (これって宗教的に、大丈夫なのかなあ?) 夜。 1号くんから電話。 「夕方、池袋でデモ隊を見たけど、あれは何だったのだろう?」 というので、ネットで調べてみたら、やっぱり在特会の豊島公会堂での集会に関するものだったようだ。 在特会と、これに反対するグループが、公会堂周辺でそれぞれデモを行ったらしい。 (ネット情報を信じるならば「機動隊も出動した」そうだ) 豊島区が施設利用を認めたことについて叩いている新聞もあったらしい。 何かとややこしいね。 明日は仕事。 寝る。
2014年3月15日(土)
土曜日。 休み。 ゆっくり起きてネットでニュースを見る。 第1次安倍内閣で官房副長官補を務めた柳沢協二氏が昨日記者会見で「集団的自衛権行使を容認する憲法解釈変更」に関して コメントしたそうだ。 〈安倍晋三首相が設置した安全保障に関する有識者懇談会が、集団的自衛権を行使すべきだとした複数の事例を指摘。米国を 狙った弾道ミサイルの迎撃に関し「米国へ向かうミサイルの軌道は北極圏を通る。日本の兵器の能力では物理的に撃ち落とせ ない」と語った〉(「東京新聞」2014年3月14日 20時02分) これはたぶん「集団的自衛権行使を認めないということは、日本の頭の上を通って北朝鮮からアメリカにミサイルが飛んで行 っても放っておくということになる」という誤解についての話だと思う。 柳沢氏の言う通り北朝鮮からアメリカに向けてミサイルを撃ったら、北極圏を通ることになるので「日本の頭の上」なんか通 らない。 (たぶん平面の地図を見てミサイル軌道を考えたことによる誤解だろうと思う。地球は丸いのだ) そして、北極圏を飛んで行くミサイルを発見してそれを途中で撃ち落とすというのは、これも柳沢氏の言う通り日本の兵器の 能力では物理的に無理。 さらに言うなら、日本の頭の上(つまり日本の領空内)を他国のミサイルが横切った場合に撃ち落とすのは「個別的自衛権」 の行使なので、そもそも「集団的自衛権」は関係ない。 議論をするのも意見を言うのも構わないが、その前にまず正しい知識を得てからにして欲しい。 「集団的自衛権」というのは、自国を直接護るための権利ではなく(それは「個別的自衛権」)、他国(同盟国)の戦争に軍 隊を送る権利のこと。 (例えば、今の場合だと、ウクライナで米ロが戦争を始めた時に、自衛隊をウクライナに派兵できる権利かな?) この「集団的自衛権」についてマスコミ各社が世論調査をやっているが「首相が設置した安全保障に関する有識者懇談会」が アメリカを狙った弾道ミサイルを日本が物理的に迎撃できるつもりで議論しているようでは、調査に応じた一般の人たちが、 正しい理解の下に回答をしているのかどうかに疑問を感じてしまう。 午後。 相変わらずネット・サーフィン中。 御近所のニュースを見ていたら「在特会(※)」が明日豊島公会堂で集会を開き、周辺でデモを行う予定なのだそうだ。 集会は「特定秘密保護法の活用と発展を目指す国民集会」なのだそうだ。 (要するに、その時流行りの話題に乗っかって騒ぎたいだけの人たちなのかな?) 周辺の住人としては、こういう騒動が話題になっているような集団に来られるということは迷惑な話なわけで、やっぱり区に (公会堂は豊島区が管理しているので)抗議の電話やメールが来たそうだ。 豊島区生活産業課の田中真理子課長は、区議会で、 「生命に危険が及ぶような明白な危険が具体的にある場合は、利用制限する可能性はある」 と答弁。 マスコミの取材に対しては、 「施設を貸すのは(区が在特会の主義に同調するかどうかとは)別問題」 「表現の自由はよほどのことがない限り制限できない」 という主旨の回答をしたそうだ。 役所の回答としては一般的なものだと思う。 あとは周辺住人とのトラブルがあった場合の対処かな。 ※在特会 「在日韓国・朝鮮人は、日本人には与えられていないさまざまな特権を持っている」という考えを持った人の集まり。 例えば…… 生活保護を受けている人には、在日韓国・朝鮮人が多い。 これは彼らが「特権」を持っているからだ。 ……という考え方。 (私は、在日韓国・朝鮮人は、就職等でしばしば差別されるので貧乏な人が多いのだろうと思うのだが、彼らはそのようには 考えないらしい) だいたい「生活保護受給者になれる特権」って何だよ?(笑) 生活保護受給者って、そんなに「なりたい」ものなのか? 私は、全然なりたくないぞ。 むしろ「高額納税者」の方になりたい。(^^)v ……気がつけば日が暮れている。 ほぼ部屋から出ないうちに1日が終わってしまった。 そろそろ寝よう。
2014年3月14日(金)
雨が止んでいたので、普通に出勤。 職場は引き継ぎでバタバタ。 正午前にお客様が1人。 午後。 部屋の模様替えでバタバタ。 パソコンの数を減らすと言われたのだが、撤去す対象の機械が受付用のものだったので、ちょっと慌てる。 担当者と話し合ってなんとかなりそうな話に。 夕方。 定時で帰宅。 ニュースを見たら、夜中に四国の方で大きな地震があったと言っていた。 時刻:2時6分頃 震源:伊予灘(北緯:33.7度 東経:131.9度) 深さ:約80km 規模:マグニチュード6.2 最大震度は、震度5強だそうだ。 空想小説ワークショップへ。 今日は黒碕先生のブラジル土産話。(笑) シルク・ド・ソレイユの楽屋を見学した話をして頂いた。 半裸に見える服は、演者の肌の色に合わせた(乳首まで描いてある)体にピッタリの衣装なのだそうで、サンダルの ように見える履物も実は先端が足の指の形をした靴なのだそうだ。 そうしないと火を使ったショーのとき、演者が危険というもっともな理由。 もうひとつの利点は、女性が男性の役も出来るということ。 写真で見せて貰った人は、どうやら胸を押さえた下着の上に裸に見える服を着ているようで、その上からアラビア風 のベストを羽織って男性の役をやっていた。 放課後の飲み会。 黒碕先生から、 「テレビの『鉄腕ダッシュ』という番組でダッシュ村があったところは、福島の震災で被害に遭ったところだけれど 今度の四国の地震の震源地は、ダッシュ島の近くらしいんですよね」 という話を聞く。 マジすか? 本当だったら番組関係者、運のない人たちだ。 家に帰って、寝る。
2014年3月13日(木)
そう寒くない朝。 朝刊1面トップの見出しが 〈ベア回答7割に 業績回復追い風 経営者アンケート〉 だった。 つまり経営者アンケートで7割が春に基本給を底上げする「ベースアップ」を実施すると答えたというのだ。 (おお、これは景気が良くなったのか?) と、よく読んだら、 〈今年賃上げをすると回答した企業の約7割〉 だそうだ。 「賃上げをしないと回答した企業」は、抜いてあるのね。 自転車で出勤したら雨が降って来た。 非メガネくん、今日も隣でせっせと引き継ぎ用のマニュアルを書いている。 「文章を書くのは苦手なんです」 と言うので、読んでみたら、 「A、B、C、Dは、○○○なのでしないが、〜の時はE、Fは……すること」 みたいな文章になっていた。 (うーむ、確かに文章は苦手なような……) 普通は、 〜の時、E、Fは……すること。 但し、A、B、C、Dについてはしない。(○○○なので) とか書くと思う。 昼。 近所のパン屋でパンとお茶を買って済ませる。 午後。 昼に買ったお茶が残っていたので、飲む。 雨は止んだようだ。 夕方。 止んでいた雨が再開。 濡れて帰る。 夜。 NHKの「クローズアップ現代」を見たら、今年の春に賃金を上げるという企業は、どうやら全体の1割程度であるらしい。 それも、非正規雇用の社員になると、その賃上げ対象の中にも入っていないようだ。 そして日本では、スーパー、コンビニなど小売業者の社員の多くがパートやアルバイトの非正規雇用。 (うーむ……) もうひとつの問題点。 今朝の日経の記事によると今春の労使交渉に「安倍政権が賃上げを求めていること」が影響したと回答した企業は、約8割。 NHKの「クローズアップ現代」では、大手自動車メーカーが「今後に期待して」という理由で賃金を値上げしていた。 そして、その下請け業者は、客である大手メーカーが「大幅な部品の値下げ」を要求して来たために賃金を上げるどころでは なくなってしまった。 日経のコラム〈春秋〉に、 甘利経済財政・再生大臣が、 「(利益が上がっているのに非協力的な企業は)経済産業省から何らかの対応がある」 と述べたと書いてあった。 大手企業としては、景気が良くなって来たこの機会に、今まで先送りにして来た設備投資をしたいらしい。 そうすると賃金の値上げが出来ない。 しかし、賃上げをしないと「経済産業省から何らかの対応がある」ということなので、賃上げはする。 その分、どこかで節約をしなくてはならないので原料費を値切る。 値切られた下請けは、利益が減る。 当然、下請け企業は賃上げは出来なくなる。 こんな構造かな? で、当たり前だが「大手」より「下請け」である中小零細企業の方が数が多い。 大手企業の社員の懐が豊かになることで、経済が活性化し、景気回復が中小零細企業にまで回って来るまで、こうした企業が 持ちこたえられれば、アベノミクスは成功すると思う。 それまでの期間、こうした下請け企業をサポートする制度を作れないかな? さもないと、ピラミッドの底からグズグズと経済が崩れそうな気がする。 さて、風呂に入って、寝るか。
2014年3月12日(水)
休みの日。 今日は昨日よりも暖かい。 朝。 民放の情報番組で「ワンパンマン」が取り上げられていたが、ONEさんが原作者で作画は村田雄介さんが担当していると いう点の説明が不十分(というか、飛んでいた)。 村田さんの絵を画面に映しつつONEさんの説明をしていたので、あの絵をONEさんが描いたと錯覚した人も多かったの ではないかな? NHKの「ごちそうさん」を観る。 料理の腕を持っている人は、サバイバルに強い……と、まとめて良いのかな? 午後。 パソコンの調子が悪くて、いじくっているうちに夕方になる。 夜。 「相棒」を観る。 このドラマ、あまり好きじゃないシリーズなのだが、今回の脚本は良かった。 物語は主人公の杉下右京が田舎の駅の待合室でひとりの男性と知り合うところから始まり、一方、右京の相棒の甲斐享は、 都内の喫茶店である女性に声をかける。 物語が進むに連れて、この2人がある事件の関係者であったことが分かって行き「何が起きているのか?」を解く謎解きに なっている。 こういう構成のドラマは、視聴者が途中でチャンネルを回してしまうことを恐れるテレビでは一般に嫌われるのだが、高視 聴率番組ならではのチャレンジか。 ネットの情報によると、脚本は古沢良太という人らしい。 調べたら「キサラギ」の脚本を書いた人なのだね。 あれも面白いミステリーだった。 続けて「明日、ママがいない」を観る。 ラストでポストの本名が明かされるのは予想通り。 いろいろあって不幸なドラマだったが、報道で一番気になっていたのが、主人公である子供が「ポストと呼ばれている」と いう表現。 正しくは「ポストと名乗っている」である。 脚本家も気になっていたのか、最終回でわざわざ施設長役の三上博史にそう言わせている。 彼女は施設の子供のボス的存在で、他の子供たちに自分を「ポストと呼ばせている」という設定なのだ。 報道だとまるで彼女が他の子供たちに「ポストと呼ばれている」イジメの対象みたいで、そういう前提で議論をしている人 が多かった。 里親会の人の「施設長に『ポストという渾名はやめよう」と言わせればいい」などという発言は、この誤解に基づいたものだったと思う。 最終話は、施設の子供たちそれぞれふさわしい落ち着き先が見つかり、そして子供たちのボスとしていつも誰かを護る立場 だったポストは……という話。 ある意味、予想通りだったのだが、私はこのドラマ、世間で騒がれているのとは別の意味でかなりヤバイと思った。 ポストを演じている芦田愛菜があまりにも大人っぽい表情を見せるので、施設長と遊園地で遊ぶシーンが子供が大人に連れ られて……という風に見えない。 大人の男女のデートに見えてしまうのだ。 あぶないドラマだ。(笑) 寝る。
2014年3月11日(火)
3月とは思えない非常に寒い朝。 自転車で出勤。 事務所でもセーターの上にパーカーを着たまま仕事。 午前中。 非メガネくんが、 「異動先ではエクセルを使えるようになりたいですね」 と言うので、私のポケット版ポケット版操作マニュアルを貸したら、 「電車の中で読みます」 と言っていた。 基本的に真面目な青年なのだよな。 午後。 東日本大震災の犠牲者への黙祷。 非メガネくんに、 「内心に思い浮かべるべき震災犠牲者の知り合いがいない人間の黙祷は、偽善なのではないでしょうか?」 と、質問される。 どこまでも真面目な青年なのだよな。 夕方。 定時で帰宅。 近所の中華料理屋に飲みに行く。 中華料理なのに熱燗。 (寒いのだ) 帰宅。 ネットでニュースを見る。 ウクライナ関連。 ウクライナ南部にあるクリミア自治共和国が、ロシア編入の賛否を問う住民投票を16日に実施することを決定 ↓ ウクライナ議会は、クリミア自治共和国がこの決定を12日までに撤回しなければ、ウクライナ憲法の規定(領土の変更は 全国民の投票で決める)に基づいて憲法違反である自治共和国議会の解散手続きに入るとの決議を採択 ↓ クリミア自治共和国議会が、ウクライナからの独立宣言を採択 ←いまココ もちろんアメリカはウクライナ側についているわけで、日本もそっちの側のはず。 問題は、オバマさんの外交能力だなあ。 むやみに強硬姿勢で行くと、老獪なプーチンさんの術中に嵌り、ロシア側に有利な落としどころへと誘導されてしまう。 私が総理大臣だったら、この件、表向きはアメリカにニコニコと「ですよねー」とか言いながら、手続きに手間取る振りをし て時間を稼ぎ、裏から手を回してロシアと「落としどころ」の協議をするけどな。 さてと…… 履歴書を書いてから、寝よう。
2014年3月10日(月)
天気晴朗なれど…… 強風。 風さえなければそこそこ暖かな日。 自転車で出勤。 来月異動するウサギ好きの非メガネくんに、餞別代わりにウサギの人形をプレゼント。 非メガネくん、パッケージのビニール袋の口を少しだけ開けて引き出しに仕舞ったので、 「なぜ?」 と、聞いたら、 「そうしないと息ができないじゃないですか」 (??????) 「……いや、人形だから」 と言うと、 「これは、魂が宿るタイプの人形なんです」 そういうタイプなのか。 (人形に詳しくない私には、そういう区別はよく分からないが) それにしても非メガネくん、この1年間、本当に良いキャラとして活躍してくれた。 ありがとう。 午後。 異動前で少し落ち着かないとは言え、うちの事務所は基本的に今日も長閑。 夕方。 帰宅途中で2号くんと「磯丸水産」に行って軽く飲む。 店内のテレビ画面に「私はいるだけで人の役に立っている」という字幕がずっと映し出されていたのは何の洗脳だろう? 「いるだけで人の迷惑」という人なら、知っているがなあ……(^0^)/ 2号くんは、相変わらずデッドプールの話ばかり。 新宿の大型書店がデッドプールのフェアだか何だかをやっていたそうだ。 幸せそうで、何より。 帰宅。 なつこん関係の連絡メールを1通書いて、寝る。
2014年3月9日(日)
朝。 天気は良い。 ファイルの転送が、やはり上手く行かない。 ノパソに別のファイル転送ソフトを入れて何度か繰り返すと、どうにかなるのだが、上手く行ったときと上手く行かなかった ときの違いが分からない。 午前中。 ネットのニュースを流し読み。 ウクライナ情勢。 オバマさんに、 「お前は当然こっちの味方なんだよな?」 と、言われた安倍さんが、 「えー、でもぉ、北方領土の問題もあるしぃ……」 とか、言っているらしい。 この辺はプロの政治家の外交のワザを見せて頂きたいところ。 ところで憲法を改正したら、ウクライナへの派兵も可能になるのだろうか? 午後。 ギターセミナー。 「B」から半音上がると「C」で、「C」から半音上がると「C#」…… よく分かんなくなって、ノートに鍵盤を描き始める私。 ギターの話なんですけど。(^^; 実は今日から新しく入って来た受講生の方は、すでにギターで作曲をしてステージで歌っている人なのだそうだ。 「私、音を出してみないと分からないんです」 音を出してみれば分かるのか? 私はチューナーの表示を見ないと分からないぞ。(笑) バスで帰宅。 最近、iMacの動作が遅くなったので、キャッシュのクリーンアップとかディスクの修復とかいろいろやってみる。 気がついたら夜になっていた。 ニュース。 リビアのシドラ港に入稿した北朝鮮のタンカーが、リビア首相の「港を去らなければ爆破する」との警告を無視して、原油の 積み込みを始めたらしい。 シドラ港を掌握しているのは、リビアの反政府勢力の方なのだそうで(あの国もいろいろとややこしい)北朝鮮のタンカーは リビア政府の力は、そこには及ばないと考えているのだろうな。 今後いったいどうなるのだろう? 寝る。
2014年3月8日(土)
朝。 今日は、つくばでSF大会の会場下見会とスタッフ会議があるので、出かける前に「独り言」をUploadしてしまおうとした のだが、なぜかファイルが転送できない。 ノパソの方で試してみたが、結果は同じ。 諦めて、そのまま出かける。 池袋から山手線で西日暮里、千代田線で北千住、そこからつくばエクスプレス……と乗り換えが多くてやや面倒。 つくば駅に着いて、バリアフリー状況を確認しつつ会場へ。 11時から見学会だと言うので、10時半に待ち合わせ場所のメインエントランスに到着。 まわりを見回すが、スーツ姿の、見るからに「カタギさん」みたいな人しかいない。 しばらくして携帯電話に「2人ほど遅れる」との連絡が入る。 向かいのコンビニで肉まんとあんまんを食べてお茶を飲んで戻ってみるが、それでも誰もいない。 11時を過ぎた頃になって、やっとそれらしき人たちが来た。 遅れた理由。 「お茶を飲んでいた」 (ほーお、それは仕方がないね) 「遅れる」と連絡のあった2人を待つ間に、再び「独り言」の更新に挑戦。 ……やっぱりダメ。 どうにかメンバーが揃い、会場の担当者もやって来る。 担当者は、気さくで親切な方だったが、ワイシャツにネクタイにGパン(但しベルトはビジネスタイプ)という出で立ちは どういう哲学のファッションセンスなのだろうか? おまけに、 「この会場でテスラコイルの実験をやっても大丈夫でしょうか?」 という質問に、 「ああ、あれですか」 と、妙に分かっていらっしゃるのも謎。(^^; 午後は吾妻交流センターに場所を移してスタッフ会議。 「ここはメンサ・テストで使ったことのある場所だ」 と言うとスタッフのひとりから、 「メンサなら、昔は僕も入っていた。もうやめたけど」 と言われたので、 「私も、もうやめました」 と、答える。 昨日も黒碕先生に「私の友達もメンサの会員で……」とか言われたから、SF者にはメンサに入る人が多いのかな? まあ、アイザック・アシモフが名誉会長をやっていたクラブだからね。 会議の始まる前に、もう1度「独り言」の更新にチャレンジ。 なぜか今回は上手く行った。 理由は不明。 会議終了後、ペンペンさんが無料券を持っていたので西武百貨店で行われていたキルト展を観に行く。 ペンペンさんの家のネコが、今週の月曜日に18歳7ヶ月で永眠されたと聞き、お悔やみを言う。 キルト展の会場を出たところが下着売り場で「エイジング用」と書かれた補正下着が売られていた。 「エイジング用ということは、着ると歳をとると言う?」 「きっと幼女に着せると大人の女になるのでしょう」 (メルモちゃんかい!) いまどきの若い人は「不思議なメルモ」を知っているのかな? あのアニメのエンディングは、いま考えると犯罪レベルにエロティックだったと思う。 飲み会。 クビにする社員を投票で決める会社の話とか。(実在するそうだ) 夜。 11時頃に帰宅。 寝る。
2014年3月7日(金)
昨日とは打って変わった曇り空。 自転車で出勤。 今日は昼に人事異動の内示があるとかで、正職員の人が朝からソワソワしている。 午前中。 書類のファイリング。 昼。 パンを買って、事務所のテレビで「ごちそうさん」を観る。 ヒロインの夫の戦死公報が届くという話。 これまでの回であまりにも露骨に死亡フラグを立てまくっていたので、 「ああ、そう」 とつい笑ってしまう。 午後。 異動の内示の発表。 非メガネくん、異動になるそうだ。 「異動先に行ったら『前の事務所は良かったなあ』とか思うんでしょうねえ」 と、言っていた。 私もなんとなくそう思う。 夕方。 定時で帰宅。 日暮里に芝居を観に行く。 「HOT DOGS」という芝居で、空想小説ワークショップの受講生が出演するのだ。 ストーリーは、8匹も犬を飼っている夫婦に離婚の危機が訪れ、今まで通り飼っていて貰いたい犬たちが離婚を回避させる ために頑張るというもの。 場内に入ったらスタッフに「前の方のお席にどうぞ」と誘導されたので、素直に一番前の席で観ていたら、終演後に役者で あるワークショップ受講生に「一番前でガン見されて緊張した」とか言われた。 私は芝居はいつも「一生懸命」観るんです!(^0^) 芝居が終わって客席にいたワークショップ・メンバーで飲み会。 黒碕先生の「ブラジル里帰り講演」の話とか。 帰国子女である黒碕先生、11歳の時に御両親がそれまで暮らしていたブラジルから日本に帰国されたそうで、 「いきなり家は狭くなるわ、自宅の使用人も運転手すらいなくなるわで、子供心にてっきり両親が何かの事情で急に貧乏に なったのだと思い込み、すっかり『小公女』気分だった」 のだそうだ。 同じ収入でブラジルと日本では、生活水準がグッと低くなるものなあ。(笑) 終電で帰宅。 寝る。
2014年3月6日(木)
朝。 PC遠隔操作事件の被告が保釈されたとかで、その記者会見の映像がYoutubeに上がっていたので、観る。 朝刊(日経)の記事によると…… 〈東京高裁は4日、いったん保釈を認める決定をしたが、検察側が最高裁への特別抗告と保釈執行停止を申し立て、高裁は 保釈の執行を停止するとしていた。しかし、本来は東京高裁の検察官が行う申し立てを東京地検の検察官が行っていたミスス が5日に判明。高裁は4日の保釈執行停止決定を取り消した〉 ……のだそうで、検察側はなんとか彼を保釈させないように頑張ったのだが、事務手続きのミスで保釈が執行されてしまっ たという経緯のようだ。 役人が「事務手続きのミス」って、それはちょっとマヌケだと思う。 それはさておき、今回の被告の保釈についての堺徹・東京地検次席検事の話というのが、朝刊に載っていた。 〈罪障消滅の高度の恐れが認められず遺憾。判例違反や重大な事実誤認があり、特別抗告している最高裁において適切な判断 がなされると考えている〉 「罪障消滅の高度の恐れ」って具体的に何のことだろう? 被告のPCは、すでに押収済みなんだよな? 「判例違反」というのは、どの判例にどのように違反しているというのだろう? 「重大な事実誤認」って? 素人には分からないことばかり。 出勤。 天気は良いが、風が冷たい日。 午前中。 再雇用のとても優しいおじさまに、 「面倒な図面の描き方って、ときどき練習しておかないと腕が鈍るよね?」 と、有り難くってしょうがないことを言われ、とてもとても面倒臭い図面を持って来られる。 (まあ、好きだからいいけど……) 午後。 部屋を間違えてうちの事務所に来た外人さんに、 「きゃんゆうすぴいくじゃぱにいず?」 と、聞いたら、 「英語、お上手ですね」 と、褒められる。 そういう日本人的なお世辞が言えるとは、さては日本生活が長いな。(^^) 今日は、外回りの仕事が3件。 日差しはそろそろ春。 帰宅。 指先にひび切れが出来たのでメンソレータムの「ヒビプロ」という薬を買って来て塗ったら、これがハンパなくメンソレー タム臭い。 遊びに来た2号くんが、 「あ、いい匂い。オレ、メンタムの匂い大好きなんだ」 と言うので、あげる。 夕食は2号くんと2人でラーメン屋へ。 帰宅して、英語の問題集を少しやってから、寝る。
2014年3月5日(水)
雨。 憂鬱な雨音。 ニュースによると、昨日、千葉県で通り魔事件が起きたとか。 仕事は休みなので、部屋の中で録画しておいた映画番組を観る。 「冤罪死刑」 ミステリーなので、感想を書くとネタバレになってしまうのだが、以前読んだ横山秀夫の『半落ち』という小説を思い出し たな。 「ツナグ」 死者と生者を会わせるボランティアを代々行っている一族という荒唐無稽な設定を樹木希林が妙に説得力のある話にしてい た。 嵐美砂役の橋本愛は、「あまちゃん」で足立ユイを演じた女優さん。 かなりの美人なのに、なんとなく華のない印象が「演劇部で親友に主役を取られて恨む女子高生」がハマッていた。 夕方。 先日買った眼鏡を受け取りに行く。 夜。 日本テレビのドラマ「明日、ママがいない」を観る。 「先に手を離した方が、本当の母親だ」を、マジでやるとは思わなかった。(笑) そのままつけていたらニュースが始まった。 千葉県の通り魔事件は、容疑者が逮捕されたらしい。 事件現場となった通りのアパートに住んでいる人で、事件後に日本テレビのインタビューに答えていたのだが、何度もイン タビューを受けるうちに、その内容がだんだん派手になって行くのを(最初は「窓の外で物音は聞いたがそのまま寝てしま った」だったのが、最終的に「事件現場をスマホで撮影した」に変わった)怪しんだ記者が、警察に情報提供を行ったのだ とのこと。 不思議に思ったのは、問題のインタビュー映像にボカシの加工が施されていたこと。 従来のテレビ報道では、逮捕された容疑者の顔にボカシはかけない。 テレビ局が方針を変えたのか? それとも資料として発表するつもりで映像にボカシ加工をして編集を終えてから「逮捕」の報せが入ったのか? それにしても逮捕された彼が犯人だとすると「自宅の前の道」で犯行に及んだことになる。 そして「事件現場をスマホで撮影」って、どんな自分撮りだよ? もうひとつニュース。 PC遠隔操作事件の片山容疑者が保釈そうだ。 これもよく分からない事件だ。 明日は仕事なので、そろそろ寝る。
2014年3月4日(火)
そう言えば昨日はひな祭りだった。 ……と、今朝になって気づくほどそういういものと縁遠くなっている。 女の子の成長を祈る行事とか言われても、女の子も男の子も周囲の人間から「子供が生まれた」系の話を聞かなくなった。 単に私がそういう年代にいるのか? 出勤。 今日は良い天気。 昼休み。 暖かいので上着を着ないまま、少し離れた中華屋へ。 本日のNHKの「ごちそうさん」は、たぶん大阪大空襲の時の話。 (連続ドラマをとびとびに見ているので全体のストーリーが良く分からない) ヒロインが駅員を説得して地下鉄の駅のシャッターを開けさせ避難するエピソードは、どうやら実話に基づく話らしい。 午後。 ずっと事務所の中。 書類を手に持ったら紙の端で指を切った。 夕方。 帰宅して吹き矢の講習へ。 的を1個壊して終了。 家に帰ってドラマ「福家警部補の挨拶」を観る。 「オッカムの剃刀」後編。 壇れいの福家警部補は、やはりイマイチ。 「螺鈿迷宮」は、安楽死の話。 主要登場人物にセリフではっきりと「安楽死否定」の発言をさせつつ、人命優先だった医師が患者となって安楽死を求める ようになるエピソードや、延命処置によって命は取り留めたものの脳に残った障害のために周囲に暴力をふるうようになっ た患者のエピソードが出て来る。 この話を最終的にどうまとめるのだろうな? 寝る。
2014年3月3日(月)
朝。 小雨が降っていたが、自転車で出勤。 昼には止む。 午後。 日が差して来たので、外回りの仕事へ。 一緒に行った非メガネくんが、なぜか通りすがりの人に不動産屋と間違えられていた。(笑) 夕方。 定時で帰宅。 ニュースを見る。 ロシア寄りの政権が倒されたウクライナで、ロシアがクリミア半島へ軍を派遣したそうだ。 クリミア半島というのはウクライナが領有しているが、半島の大半はクリミア自治共和国となっており、この共和国の住人の大半はロシア 系なのだとか。 そんなわけで、クリミア自治共和国は、ロシア側についているらしい。 で、任命されたばかりのウクライナの海軍司令官が、このクリミア共和国側についてしまい…… もちろん、欧米各国は、今回のロシアの行動に一斉に反発。 (日本も当然、欧米側についた) ところで、ソチのパラリンピックって、今年だったよね? 国内ニュース。 昨年の夏、優しく性格が明るい人気者の高校生が、友達と花火を観に行った帰り道で、通りすがりの女子中学生を窒息死させて6000円 を奪った……という事件について。 男子高校生は。翌日のツィッターに事件と無関係であるかのような書き込みをし、学校友達との間で、この事件の話題が出ても普通の反応 をし、警察に同行を求められた日まで何ひとつ変わった様子もなく過ごした上、警察の取り調べにも当初は犯行を否認していた……という 事件の報道。 逮捕の決め手は、事件現場近くのコンビニのビデオカメラに、この高校生の姿が映っていたかららしい。 逮捕された高校生は、事件現場近くに住んでいた。 被害者の女子中学生が外出していた理由は、花火を観に行った帰りだったから。 男子高校生は、当初は事件と無関係だと犯行を否認していたが、任意同行による取り調べの結果、夕方になって「私がやりました」と自白 したそうだ。 夜。 「世界まる見えテレビ特捜部」は、アメリカで起きた冤罪事件の特集。 「取調室で刑事さんと話していると『ハイ、その通りです』と言いたくなっちゃうんだよね」 と、ビートたけしが言っていた。 さすがは経験者。(^0^) さてと、寝ようか。
2014年3月2日(日)
雨。 雪でないのが幸いなような寒さ。 最近、ニュースで「ビットコイン」という仮想通貨についてが話題になっているのだが、私にはどうもこれが分からない。 ビットコインを発行していた会社の社長によると「客から預かっていたビットコインを盗まれてしまった」のだそうだが、 仮想通貨を「盗む」というのは、どういうことなのだろう? 「盗んだ」通貨は使えるのか? 夕方。 SF乱学講座へ。 ちょっと気分を変えて副都心線に乗ったら(普段は山手線)乗り換えで駅を間違えて遅刻しそうになる。 座席に座ってiPodを聴くということをやったら、車内アナウンスが聞こえづらかったのだ。 これは危険だな。 それにしても座席に座った客のほぼ9割がスマホの画面を見ているのだよな。 イヤホンを付けて目はスマホ。 視覚と聴覚から入る情報が現実世界のものではないというのは、その人は感覚的にどこに「居る」感じになるのだろう? 教室に着いたら、世話人のM坂さんが、ちょうどドアの鍵を開けようとしているところだった。 本日の講座タイトルは、映画『スノーピアサー』方舟列車は銀河鉄道を走れるか −吉本隆明と柴野拓実 講師はご存知大宮信光さん(科学ジャーナリスト、SF乱学者) 内容が内容だけに、映画「スノーピアサー」のネタバレされまくり。(^^; 私は未見だったのだよな。 予習をサボッたオノレが悪いわけだが。 「スノーピアサー」は、さっくり言うと…… 狭い世界での白人の権力争いを尻目に、有色人種は広い世界へと脱出。 シロクマも生きてたし、なんとかなるんじゃね? ……というような映画らしい。 (私は、まだ見ていないわけだが) で、宮沢賢治の『銀河鉄道の夜』の話。 SFファンは、つくづくこの童話の「深読み」が好きなのだなあ……。 私は、この作品は深読みされ過ぎなところがあると思うぞ。 最後に、吉本隆明と柴野拓実。 本日の講義を最後まで聞いても、私にはこの2人の関連性が分からなかった。 確かに「同年代」かも知れないけれど、それ以上の繋がりが見えない。 放課後の食事会。 海老と野菜の炒め物とビールで済まそうとしたのだが、餃子とマッコリが美味しそうで追加注文。 M坂さん(下戸なのだ)に、 「マッコリって、飲むと太りませんか?」 と、質問されるが、実験結果(「なれの果て」とも言う)を目の前に、いったい何を聞いている? 山手線で帰宅。 寝る。
2014年3月1日(土)
朝。 夜に降った雨がまだ空気に残っている。 湿っぽい風に、時おり小さな雨粒が混じって吹いて来る。 午前中。 英語のテキストを開く気分になれず、発音だけipodで聴いている。 基本的に怠け者。 午後。 佃区民館でなつこんの企画会議があるので、出かける。 佃とは、行政的には東京都中央区に所属する地域。 「中央区って」、以前、地方に住む友人に聞かれたことがあるが、銀座のあるところである。 最寄り駅は月島。 「島」という地名で分かる通り、地図で見ると本当に東京湾に浮かぶ島。 佃の特産品として有名なのが佃煮。 佃煮とは、そもそも地元の漁師が荒天時の食糧用に雑魚を醤油で煮詰めて保存していたもの。 つまり、歴史的には漁師町だったところなのである。 そして月島と言えば、もんじゃ焼きが有名。 もんじゃ焼きは、昔よく駄菓子屋の店先で見かけたうどん粉を水で溶いてソースを混ぜ、鉄板で焼いたもののこと。 (たぶん食品衛生法とかに引っかかるからだろう、最近はお好み焼きと一緒に店内で焼いて食べるのが主流) さっくりまとめるならば、佃とは、元は漁師町で、銀座の近くにあり、もんじゃ焼き屋の多いところ。 佃という場所がイメージ出来ただろうか? 佃区民館は、有楽町線月島駅のすぐ目の前にある。 それでも駅から道に迷い、一度は交番で道を聞こうかと思ったほどに、私は方向音痴。 なぜ実際に交番で聞かなかったのかと言えば、交番まで行ったらその隣が佃区民館だったから。 会議室は3階。 廊下で迷ってウロウロしていたら(建物の中でも道には迷える!)なつこんのスタッフがエレベーターで上から降りて来た。 「間違って4階に行っちゃって」 とのこと。 (垂直方向の方向音痴というのもあるのだろうか?) さて会議。 「ホワイトボードの係かパソコンでの記録か、どちらかをやってくれ」 と言われる。 1台しかないプロジェクターを資料投影用に使う関係上、パソコンの記録とは別に会議の進行が全体に見えるようにホワイト ボードに書く必要があるのだそうだ。 私のノパソを別の人に使って貰って、ホワイトボードの係をやろうとしたら(会議終了と同時に消えてしまう文字を書く方が 気が楽だよね?)相手が「ひらがな入力」しか出来ないと言う。 入力方式なんて切り替えたことがなかったので、切り替えの方法が分からない。 しょうがないので、私が記録係に。 「ひらがな入力(JISかな入力)」というのは、私の学生時代に通産省がさかんに奨励していた入力方式。 だから私も大学ではこの方式を習った。 その後、就職して実際に高速で文字を入力しなくてはならなくなったら、JISかな入力がブラインドタッチで素早く文字を 入力するのに、まるで向いていないことが判明。 仕方なくローマ字入力を覚え直したのだ。 そんなわけで、私と同じ世代(学校で文字入力を教えるようになった時期にパソコンを習った世代)の人にはローマ字入力が 苦手な人がいる。 現場を知らない役人が、いらん口出しをして失敗した例だ。 会議は5時で終了。 近所の居酒屋で飲み会。 アシモフが女性ファンに人気があるのは、彼のロボット三原則が「私を守って」「お願いを聞いて」「元気でいてね」という 「女がカレシに求める三条件」と同じだからなのではないだろうか……という話をビールと焼酎を飲みながらベラベラ喋る。 有楽町線で帰宅。 寝る。2014年2月分へ 目次へ
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