ドクターソフト( DRS )とは

診療の詳細記録を永久保存・再利用するデータベースと、レセコンの機能を融合させたマルチメディア電子カルテシステムです。 -導入するメリット-
1.月々のレンタル販売ですので、初期導入費を抑え、低コストで導入できます。
  ※法改正や薬価改正などのメンテナンス、機能アップのバージョンアップなどは月々のレンタル料に含まれます。
2.レセコン専用機ではありません。インターネット接続をするパソコンなどと分ける必要がありませんので、余分なパソコンは必要ありません。
3.安心して任せられるサポートをお約束します。
  当社は医療機関向に特化したコンピュータシステム専門会社ですので、高度な専門知識・ノウハウと多数の導入実績、経験豊富なスタッフを誇ります。
  ユーザーの皆様がいつでも安心してご利用頂けるよう、万全のサポート体制を敷いています。

標準機能

■ 窓口業務 マウス操作併用による直感的操作により、窓口業務全般を簡単操作で行えますので、導入・習熟が
容易です。ドクターソフトは、点数計算時に自動加算機能を豊富に持っています。
算定可能な加算項目は、自動で算定処理を行いますので、点数の取り忘れを防ぎます。
また、診療内容に応じて自動的に加算・包括計算を行い、請求判断が必要な物については画面に
表示し、判断を求め請求漏れを防ぎます。

■ カルテ入力 電子カルテがレセコンと融合し、ペンで書く感覚で入力できます。
診療テンプレートを活用して、SOAP(主訴・所見・診断・計画等)を入力します。
診療テンプレートは、それぞれのドクターに合わせて独自に作成でき、独自で作成したテンプレートを使うことにより、紙に書くよりも高速に入力することが可能になります。
また、描画ソフトを別途使う必要はなく、紙のカルテと同様にペンで自由に絵を描くことができます。
※タッチペンを使う場合は、対応ディスプレイが必要になります。

■ レセコン機能 (診療行為入力) すべてのカルテ入力は、メニューから選択することにより入力できます。操作する上で暗黙の知識はほとんど必要がないため、特別な訓練をしなくてもドクターソフトを使い始めることができます。
また、任意の診療日からのDO入力や、セット入力、セットの中からさらに項目を選択して入力するなど種々の場面にあった入力方式が用意されているだけでなく、DOやセットで入力してから一部修正・追加するような柔軟性をもっています。
薬、処置、検査、病名はすべてレセプト電算化対応の全件マスターを備えています。病名は、厚生省と日本医学会の監修による「診療科別標準傷病名集」を採用し、ICD10との互換性もあります。これらのマスターは意味ある傷病統計をとる場合に必須のものです。
ドクターソフトに入力されたカルテ内容は、必要に応じて紙のカルテに印刷することができます。日々印刷・まとめ印刷の選択ができるので、空いた時間を有効に利用できます。預金通帳の記帳のように、前回印刷された位置から自動的に追記印刷するので、無駄な空白部分を作りません。ある患者の全ページの再印刷や、任意のページだけの再印刷もできますので、効率よくコンパクトに長期にわたるカルテを管理、保存できます。また、データの修正、削除の履歴をすべて残すこともできますので、改ざんチェックもできます。
■ レセプト業務 電算レセプト・オンライン請求・紙でのレセプト発行業務が行えます。
紙レセプトは白紙に枠線ごと印刷を行うオーバーレイ方式で、専用の用紙は必要ありません。
各種請求書(総括)・福祉医療費(医療費助成)請求書も白紙の用紙に枠毎直接印刷が可能です。                        
また、労災(アフターケアを含む)・自賠責・公害・介護保険にも対応しています。
計算対象の年月日により、その時有効な点数と計算方法を自動的に判別しますので、4月に法改正
があった後で、3月分の再計算をするときなどにも、改正の時期を一切意識する必要がありません。
たとえば、3月20日から4月10日の期間の入院請求をする場合も、計算は一度に行いますが、
20-31日分は旧法律、以降は新法律に基づいた計算をします。
レセプト印刷中でもカルテ入力・参照が同時にできるため、患者が来院する日中からレセプト発行
業務が開始でき、残業時間の削減にもつながります。

■ 患者管理 患者登録は、1患者1登録(ID)です。例えば、一人の患者が一病院で複数の診療科を受診した場合、あるいは、公費を含む複数の保険を使って受診した場合も、患者の登録は一人で一元管理します。このため、医療の観点からの患者管理の完全性が保証され、薬剤の重複投与なども完全にチェック可能になります。
また、患者は家族単位でまとめるので、ある患者の家族の病気、受診日、診療内容をすばやく確認できます。
このようにドクターソフトに一度入力するだけで、レセプト発行、処方箋発行、患者管理、患者検索、在庫管理、オーダリングなどすべての業務にデータが再利用されます。このため、院内の事務作業の大きな部分を占めるデータ入力を省略可でき、重複保存によるデータの無駄遣いや、再入力による間違いを極限まで減らすことができ、患者様の診療データを永久保存します。
■ 在庫管理 処方データを元に自動的に包装単位に変換して薬品の消費量を計算しますので、入庫だけを入力すれば完全な在庫管理が実現します。
また、発注点を決めておく事で発注リストを出す事が可能です。
頻繁な在庫量のチェックをしなくても適正な発注が出来るので、作業が著しく軽減されます。
※各メーカーの自動発注機との連動も可能です。連動可能なメーカーはお問い合わせ下さい。
※非対応メーカーの自動発注機にもご相談に応じます。
■ 相互作用 ・ 重複投与チェック 処方入力時に相互作用のチェックや同じ薬効の重複投与の飲み合わせチェックを行います。
また、同一医療機関の複数診療科においてもチェックが可能です。
ユーザー様にてオリジナルのルールを作成して自動的にチェックをかけることも可能です。
定期的なデータ更新を行う相互作用チェックデータ(有償オプション)も用意いたしております。

その他機能

豊富な機能が、院内業務の効率化と独自性を支援します。
■ ミニオーダリングシステム 診察室で患者様の待ち状態がわかるミニオーダリングシステムです。
患者さんの来院状況・待ち状況・オーダー状況・実施状況・予約状況を、すべてのワークステーションで参照できます。ドクターは、診察室に居ながらにしてPC上で待ち状況をモニターし、待っている患者のカルテをPC上で参照できます。また、スタッフへの指示も診察室から出せるので、診察を待たずに、紙のカルテが手元に運ばれてくるのを待つまでもなく、検査などの指示を出せます。さらに、わずかな時間を活用し、予約患者のカルテを画面上で参照して事前にプランを練ることも可能です。病院内の業務の流れをスムーズにするとともに、知的生産性を向上させるのに役立ちます。

■ 患者検索機能 各種検索条件にて来局患者の中から該当患者を高速検索できます。
指定した期間内に、Aという薬を使用している患者を抽出したりするこ
とができます。また、それ以外にも病名・検査・処置等、さまざまな条件で検索することができます。
検索した結果は、EXCEL等の外部ソフトに出力してデータ加工を行うこともできます。

■ 写真付薬剤情報 ・ 薬袋発行 写真付薬剤情報は、簡単操作・強力機能・ローコストで薬剤情報発行業務をフルサポートいたします。柔軟なデータ編集機能で、患者さんの状態に応じて印刷したい文章をワンタッチで選択できます。
薬袋発行は、白紙の薬袋用紙に市販のインクジェットプリンタを使用して、低コストでオリジナルの薬袋が作成できます。インクジェットプリンタは、使用する薬袋(サイズ)種類に合わせて設置台数を増減可能で、指定したプリンタから指定した大きさの薬袋を印刷するように設定します。
    

■ 各種帳票 日報・月報 薬剤消費量、在庫関係帳票など経営分析に役立つ各種帳票を標準装備しています。
各種マスターリスト・曜日毎、時間毎、年齢毎、地域毎のリスト・国保、社保からの振込金額予測リストなど細かい部分まで把握できる帳票をご用意しております。
オーダーメイド帳票(有償オプション)の開発も行っておりますので、気軽にご相談ください。

ハードウェア

ハードウェアは原則としてユーザー様にご用意いただきます。。
※以前に比べパソコン等の価格が安くなっている為、初期導入費用の削減にもなります。
当社でもハードウェアの販売 ・ 斡旋もいたしておりますので、お気軽にご相談ください。
また、お手持ちのコンピュータ ・ 周辺機器等ございましたら、弊社担当者までご相談ください。
■ 推奨機種
  ● パーソナルコンピュータ
  Windows7 Pro 32bitを推奨
  ● プリンタ
  Canon(LIPS4)、EPSON(ESC/Page)のレーザープリンタ WinAPI対応のインクジェットプリンタ
  ※上記メーカーでも機種によっては動作しない可能性がありますので、購入前に機種の型番等ご相談下さい。
  ● ラベルシールプリンタ
  EPSON TM-Lシリーズ、ブラザー P-Touchシリーズを推奨 お薬手帳などのラベル印刷使用時に必要になります。
  ● 薬袋プリンタ
  薬袋印刷システムの使用時に必要になります。各社インクジェットプリンターに対応しています。
  ● バックアップ機器
  外付けハードディスクを推奨。他の記録媒体(メモリースティック、CD-R、DVD)等も使用可能です。
  ● 通信回線
  光回線・CATV・ADSL回線 ルーターはYAMAHA ネットボランチルーターを推奨
  ※ オプション製品のご利用の場合には上記以外にも機器が必要となる場合があります。
  ※ Windowsは米国マイクロソフト社の登録商標です。その他記載社名及び製品名は各社の商標または登録商標です。
  

サポートについて

当社は医療機関向コンピュータシステム専門会社ですので、高度な専門知識・ノウハウと、経験豊富なスタッフを誇ります。
ユーザーの皆様が安心してご利用頂けるよう、万全のサポート体制を敷いています。
■ 電話対応
  弊社担当者又は本社窓口にて、電話でのサポートを行います。
■ リモート(遠隔)保守
  光回線・CATV等・ADSL回線を使用した遠隔保守サービスです。リモート接続により迅速かつ確実なサポートが可能になります。
  ※通信回線及び機器、通信ソフトウェアは別途ユーザー様にてご用意下さい。(相談応需)
■ オンサイト(訪問)保守
  弊社担当者が直接訪問の上、初期サポートを行います。