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H8マイコンボードを用意します…

まずはH8マイコンボードです。買ってきたばかりのH8マイコンボードには ピンヘッダがついていません。これは自分で取り付けるわけですが、その際に 一部のピン(自分でRAMとの接続用に使うと決めたポート)を上向き(逆向き) に取り付けます。下の写真はBIOS編(後述)での「RAM制御関数」と対応して ピンを取り付けたものです。

RAM基盤の準備

今度はRAMが乗る基盤をつくります。…と言っても実際のところ必要なのはRAM用の ICソケットと、H8マイコンボードと合体するためのピン・ソケットぐらいです。
ということで、デバッグ等に使えるようにキャラクタ液晶ディスプレイを載せてしまいます。 キャラクタ液晶ディスプレイは合計6本の信号線だけで制御できるので、H8のIOピン数なら 十分余裕をもって使うことができます。あと、何か遊びに使えるようにDIPスイッチも 付け足しておきます。この基盤は表と裏の両方に部品を乗せるのでスルーホール基盤を 使います。

上の写真のすだれケーブルは、この裏側にあるRAMの配線です。

合体させます。

ここまで準備してきた基盤と液晶モジュールを、ピン・ソケット&ピンヘッダで 上下合体させます。液晶モジュールをカウントすると3階建てになります。

  



こんな感じで、1つのモジュールとしてまとまりました。このRAM増設後のH8マイコン基盤 は、マザーボード側から見れば 一部だけピンが欠けているだけでピン配置等はそのままです。 よって、マザーボードの設計やこれ以前に作ったH8用マザーボード基盤に対して大きな変更なく使えるというのが良い点です。

この辺りの回路図は<全回路図>(準備中)参照です。


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