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最初はPC-8001相当品を作るつもりでしたが…。いろいろ入り混じって違うモノになってしまう
気がしてきました(汗)。
そもそも、なぜ手作りでPCを作るのかということです。わざわざ
そんなことしなくても…と思われるかもしれません。
おなじ電子工作なら、ハイスペックなワンチップマイコンを使ってもっと
技巧的で楽しいことができるとも思いました。
しかし、小さい頃に1つ1つトランジスタをはんだ付けしてつくったラジオや、
アンプ、小さなモーターを回すロボットなどとくらべて、
最近の随所がカプセル化されてしまったハードウェア・ソフトウェアに対しては頻繁に
よそよそしさを感じるようになりました。
「人の血が通った」感じの回路は、やっぱり良いものだと思います。人間は、認知できる 範囲を超えたものに対しては、いかに高性能だろうと本当の「面白さ」を感じることが できないのかもしれません。 特に私の場合は、その水準が低いようで…(^^; 趣味とはいえ、ローテクなものを愛するようになってしまいました。
さんざん言ってなんですが…。PC-xxシリーズが全盛だった時代に私は生れてません(爆)
なので、当時の"マイコン"を知りませんし、PC-8001は実物を見たことも、触ったこともありません。
よって、最も苦労するのは当時の資料集めとなります。神田の古本屋をさんざん歩き回って探したり、
ネットで手に入る文献、大学の図書館など片っ端から調べて、なんとか製作物の
イメージを得る程度です。…そんな感じでノロノロと作ったものを、少しずつ紹介して
いけたらなぁと思っております。
使うCPUはZ80-4MHzです。IOボード、グラフィックボード、FDDドライバを製作後、 最終的にOSまで乗せられればいいなぁ…と考えてます。基本スタンスは「当時にあった 部品だけで作る」ことです。が、開発環境などの補助なら当時なかった技術を使ってもよい ことにしました。…ということで、現在マイコンやC言語(Cは当時もあったらしいですが…)、現在のPCなど に頼りつつ、コツコツとシステムを作ってます。