6.世界遺産 アムラ城

 アムラ城は、首都アンマンから東へ80km。シリア砂漠の中にぽつんと建っている。8世紀にウマイヤ王朝の王が快楽を享

受する為の離宮として建てられた城で、砂漠の城の中で最も美しく有名。

内部の天井、壁、柱にはフレスコ画が描かれており、奥には浴室やサウナがあり、そこのドームに北半球天体、星座図、砂

漠の動物が鮮やかに描かれている。建物外側に焚き口もあり、外にはロバが水汲みに用いられたと思われる深さ25mの井戸も

アムラ4アムラ3残っている。

アムラ5  

アムラ1
アムラ城
 

 

 

 


   アムラ城全景        動物のフレスコ画   柱の裸婦のフレスコ画         井戸

 

7.ワディ・ラム砂漠

 アンマンからデザート・ハイウェイを左手にシリア砂漠を眺めながら300km南下し、サウジアラビアの国境近くにある岩と

と砂漠のワディ・ラム(月の谷)に着くまで4時間ほどかかる。途中、砂漠の山の方に、この国唯一の産業・リン鉱石運搬列車

の線路が鉱山に延びている。砂漠と岩山が近くなりワディ・ラムに着く。ここで、映画「アラビアのロレンス」の多くの場面が

撮影されたとか。映画にも出てくる現地住民ベドウィンは、ここに住み、ラクダや4WD車に観光客を乗せて、砂漠やロックク

ライミングや山歩きのガイドもしている。砂は鉄分を多く含んでいる為赤い。

彼らは、テント生活で、経営するテントのホテルもあった。(砂漠にも電気は通っていた)

 大型バスを降り、4WD車(トラック)3台に分乗し、砂漠を疾走する。多少の砂煙はあるが、気持ち良い風だ。ラクダに

試乗した仲間と合流し、岩山と岩山の間の砂漠地帯を走りまわり(どこをどう回ったのか分からないが)1時間ほどで乗車した

場所に戻ってきた。途中砂の中にチューリップの原種なる草もあり、ナバタイ人が岩に描いた絵、ロレンスの顔の彫刻された

岩などを見た。途中下車した場所の砂は、赤(ほとんど赤)、黄、鼠色と変り陶芸に役立つかもと少しずつ持ち帰った。

日没が近くなり砂漠、岩山は赤く染まってきた。ホテルに戻るバスから赤く染まった岩山(オーストラリアのエアーズロック

ワディ・ラム3の様に)ワディ・ラム5ワディ・ラム4が美しい。

ワディ・ラム6
ワディ・ラム1
ワディ・ラム2
 

 

 

 

 


4WD車で砂漠を疾走  ラクダに乗って   砂漠のチューリップ   岩山に絵が    ハサリ峡谷    夕日に赤く染まる岩山

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