2.モーレア島

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　ウェルカムドリンクと冷たいお絞り

のサービスを受け、部屋に案内される。

タコの葉（日本の葦に相当）で葺いた

コテイジ風の二軒長屋（ガーデンタイ

プ）だ。塀で囲まれた庭には２ｍ角の

ジャグジーが待っていた。これからの

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　生活が楽しみだ。このタイプの他に、

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　浜辺に面したオーシャンビュウと水上

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　コテイジ（一人一泊１４千円追加）の

タイプがある。

プールサイドの向こうの海辺に、渡り

モーレア島　　　　　　　　　　　　　　廊下で繋いだ水上コテイジが数件建つ。

いかにも南国風景。朝の涼しいうちに朝食のパンをポケットに入れ、岸壁の先端から２ｍ下の海を覗くと熱

帯魚がうようよ見える。さっそくパンをちぎって朝食を与えると更に寄ってきてパンを奪い合う。

　敷地内には、ブーゲンビ国花のティアラ、名も知らぬ花が色々咲いている。南国特有の実を抱いたヤシの木

が風になびき、見知らぬ小鳥がさえずり、ちょっと上空には、白、黒のカモメが舞う。日中は日差しも強く、

プールサイドのベンチで青い空と風を満喫し、部屋の庭のジャグジーで汗を流したり、二人だけの世界を楽し

んだ。夜は、島の反対側のティキ・ビレッジで夕食付きのポリネシアンショーを観る。タオルを腰に巻き、ヤ

シの殻を半分にしたブラジャーを付けた上に、タヒチ特有の大きな一枚布を（）ねじったり、結んだりして、

色々な巻き付け方を見せてくれ、その度に拍手をうけていた。今は雨季だが、この日の夜だけ３時間程雨に降

られた。

モーレア島には、大きな湾とオブノフ湾があるが、オブノフ湾の奥正面に、５０年程前の「南太平洋」の映

画で有名になった“バリハイ山”（この山を一度見たいと、今回来たひともいたが）や両方の湾を見渡せるベル

ベデール展望台、ドルフィンセンター等を見物する半日観光に参加。

その他の時間は、裸でさわやかな風、輝く光、木の葉の音、夜は無数の星を楽しんだ。ニュージランド、南

アフリカ等で見た南十字星を南の水平線上を探したが低緯度の為見えなかった。

　部屋の庭のジャグジー　　　　水上コテイジ　　　　　　　熱帯魚の群れ　　　　　　　　　　　　　　ポリネシアンショー

バリハイ山　　　　　　　ベルベデール展望台（右；クック湾）　　　　タヒチ島からモーレア島　　　　　国花のティアラ

ブーゲンビリア