3.エーゲ海クルーズ
今回のクルーズ船アクアマリン号は、23149トン、全長194m、全幅24m、高さ45m、エンジ
ン4500馬力が4基、制御エンジン2基、客室数517である。世界最大のカリブ海クルーズ船の22万
トン(秋就航)から見れば小さいが、近くで見れば小山の様に大きい。乗船しIDカード(船内買い物、乗
下船のチェックに使う)と引き換えにパスポートを預ける。出航後、合図と共に部屋備え付けの救命胴衣を
付け5F甲板(救命ボート下)に集合。外国人に混ざって女性、子供が前、男性が後ろに整列。点呼。片側
に千人以上の乗客が集合し船が傾くのではと心配する。
船内にはプール、カジノ、図書館、大きなレストラン2、売店、バー、エステ等揃っており、プールサイ
ドのデッキには早くも外人が、エーゲ海の強い日差しと海風に甲羅干し。船内新聞では、毎日のイベントが
目白押し。我々の船室は3Fでツインベッドが置かれ、シャワー、トイレ付の狭い部屋で、いつかバルコニ
ー付き部屋でカリブ海クルーズに参加したいと思う。
アテネのピレウス港を出ると水の色は青黒く、水の色としては初めての経験だった。波頭は多少白かった
程度で船のゆれはほとんど感じなかった。
また、客室係りのサービスとして、我々の部屋のベッドの上に、バスタオルとタオルを使って折り紙の様
に犬とか花を折って飾ってくれた。
アクアマリン号 太いエントツ プールサイドのデッキ 犬の折布 エーゲ海の島
3.1 ミコノス島
ピレウス港を出航して7時間で、ミコノス島の白い家々が建ち並ぶミコノスタウンに着く。18時下船。
ミコノス島は小豆島の40%、人口6千人の小さな島。海岸通りを抜け聖ニコラス教会から迷路の様な(
冬の強風を弱める事と海賊から町を守る為)狭い道を登り、外人に混ざりビューポイント(カト・ミリ)の
五連風車の丘へ行く。昔は粉を挽いていたが今は観光用に残されている。町中には船乗りが建立した小さな
教会が365あるとか。海岸通の岸壁に座って20:41のエーゲ海に沈む夕日を見て船に戻り夕食。23:00
クシャダスに向け出航。
ミコノスタウン 青いドームの聖ニコラス教会 多い教会 夕日に映える五連の風車 エーゲ海に沈む夕日
3.2 エフェソス(トルコ)
トルコのクシャダス港に7時に着く。バスでエフェソス遺跡へ。
16年前にトルコ旅行をした時、ここエフェソスを訪れている。16年の歳月の流れが私にはあったが・・。
遺跡には何の変化もない。現在の遺跡の大半は2世紀のハドリアヌス帝の時代のものだそうだ。両側に柱が
残ったクレテス通りを抜ける。勝利の女神ニケの彫刻(ナイキのマークはここから)、水洗の公衆トイレ(前
回も座った記憶あり)、ヘラクルスの門、セルシュウス図書館(当時は3階建て)、向かいに売春宿(図書
館とは地下トンネルでつながっていた。昔の男も妻に隠れて!)、収容人員2万5千人の大劇場を通り、アル
カディアン道路を通り、バスでクシャダス港へ戻り乗船し昼食。12:00 パドモス島へ向け出航。
マーブル道路 勝利の女神ニケの彫刻 セルシュウス図書館 第劇場 アルカヂィアン通り