第2日
サンホセ(人口:約35万人)のロッジ風のホテルを8時に
中型のバスで出発。曇り空でサンホセの東50kmイラス火山を
目指す。右側の遠方の眼下にカルタゴ市街を眺め高度を上げて行
く。標高3400m付近で下車。
ホテルのベランダから プール
1.イラス(3432m)火山
バスを降りて溶岩が砕けて砂状になった道を約5分程歩くと
火口の縁に着く。かなり大きな火口だ。下には緑がかった火口湖
が見える。風も強く寒い。早々にバスに戻る。またバスに乗って、
チョット移動して展望所からコスタリカで二番目に高いトゥリア
ルバ火山(3340m)を北方向の遠方に臨む事ができた。
バスに乗り先ほど見えたカルタゴ市内に戻る。
イラス火山の火口
トゥリアルバ火山
2.カルタゴ(旧首都;人口23万人、第3番目の都市)
サンホセが首都となる前、首都であった。じゃがいもや玉ネギの産地で1635年にファンターマ人によって、
石の上にあった小さな黒い聖母マリアが発見され、その像を祀るロスアンヘア大聖堂を見学する。中の建築、装
飾はすばらしい。
ロスアンヘア大聖堂 石の上の黒いマリア像
大聖堂内部
3.サンヘラルド・デ・ドータ
スーパマーケットへ寄った後、南下し今日のホテルのあるサンヘラルド・デ・ドータへ
向かう。途中にあるロスケツァール国立公園へ。くねくねした山道の中、ケツァールを探
す。ケツァールの好むリトル・アボガドの実はあったが見つける事は出来なかった。二、
三か所リトル・アボガドの実のなっている場所を双眼鏡を覗きながら現地ガイドも探すが
みつからなかった。残念だが諦めて山道を下りホテルへ向かう。明日に期待。
ホテルの庭
第3日
1.ロスケツァール国立公園
ホテルを5時15分に出発し前日のサブレベ川沿いの場所へ。ケツァールは幻の鳥、古代マヤの聖鳥で、手塚
修の「火の鳥」のモデルとなった。猛禽類のコチョウゲンボがいたためか固有種の青い目のクロシャッケイはい
たがケツァールはいない。ホテルに戻り朝食をとる。再挑戦。同じような場所を探す。ついに発見。オスのきれ
いな青と赤の青い長い尾のケツァールを見る事が出来た。感動。その他、アカエリシトド、バフムジツグミ、
ギンノドフウキンチョウ、ドングリキツツキがいた。
ケツァール アカユリシトド
パウムジツグミ ギンノドフウキンチョウ
ドングリキツツキ
2.パラモ植生林
その後、昨日来た山道を途中まで登り、標高3400mのパラモ植生林へ。そこ
にはスズメ程の固有種のミヤマユキヒメドりが数羽いた。風も強い。
早々に、120km離れた海岸近くのマヌエルアントニオへ向かう。ホテルから太
平洋の海と夕日の沈むのを鑑賞できた。
ミヤマユキヒメドリ
ホテルから太平洋
太平洋に沈む夕日