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佐世保小6同級生殺人事件

2004年(平成16年)6月1日午後0時45分ころ、長崎県佐世保市の佐世保市立大久保小学校の3階学習ルームで6年生で毎日新聞社佐世保市局長の御手洗恭二(みたらいきょうじ/当時45歳)の長女の怜美(さとみ)ちゃん(12歳)が大量の血を流して倒れているのを担任男性教諭(当時36歳)が見つけ、119番通報。救急隊が急行したが、すでに心肺停止状態だった。その後、長崎大学医学部で司法解剖した結果、死因は首を切られたことによる失血死と判明した。
服に血がついていた女子児童(当時11歳)に事情を訊いたところ、カッターナイフで切りつけたことを認めた。長崎県警は女児を補導し、夕方、児童福祉法に基づき、佐世保児童相談所に通告した。
刑罰・法令に触れる行為をした14歳未満の少年(触法少年)は刑事責任を問われないため、逮捕されることはない。警察は児童福祉法に基づき、児童相談所に通告。相談所は関係者への調査を基に訓戒、在宅指導、施設入所措置を決めるか、殺人など凶悪事件の場合は家庭裁判所へ送致する場合もある。家裁は審判開始か不開始を決め、審判では保護観察、児童自立支援施設や養護施設への送致―の保護処分を決定する。
長崎県警は佐世保児童相談所から委託を受け、同日夜は加害女児の身柄を一時、保護した。長崎県警によると女児は反省している様子で、「すまないことをした」「ごめんなさい、ごめんなさい」と涙を見せているが、動機については話していないという。
午後8時20分すぎ、佐世保市役所で死亡した怜美ちゃんの父・御手洗恭二が記者会見で事件について語ったが、緊急に記者会見を開いた理由について御手洗は「お話しできる内容は何もないが、要請があり応じた。私が逆の立場ならお願いすると思う。簡単にでも答えなければならないと思った」と報道人としての義務感からだったことを明かした。
佐世保市立大久保小学校は市の中心部に近い高台に位置し、児童数は187人で1学年1クラスの小規模小学校である。被害者と加害者の2人の女児はクラスでもかなりの仲良しと見られていた。
2人は大久保小学校の5年生の4月、ミニバスケットボール部に入部。他に2、3人を入れて4、5人で交換日記をつけたり、事件の2ヶ月ほど前から加害女児が主導する形でそれぞれがホームページを立ち上げ、お互いに書き込みやチャットをして遊んでいた。
女児の殺意はささいなことが原因だった。5月下旬ころ、学校で遊びで怜美ちゃんが加害女児をおんぶしたとき、怜美ちゃんが加害女児に対し「重い」と言ったが、そのことで加害女児が腹を立て、怜美ちゃんに「失礼しちゃう」と文句を言った。そこで怜美ちゃんは自分のホームページの掲示板に<言い方がぶりっ子だ>と書いて、からかった。加害女児はその書き込みを怜美ちゃんの掲示板のパスワードを使ってその記述をいったん削除したが、事件の4日前の5月28日に再び同様の書き込みを見つけたことで「この世からいなくなってしまえ」と怜美ちゃんに対し殺意を抱いた。怜美ちゃんは自分のホームページの掲示板が勝手に書き換えられたことについて<荒らしにアッタンダ。マァ大体ダレがやってるかワかるケド>と書くと、加害女児は今度は怜美ちゃんの「アバター」というネット上のキャラクター人形も消去した。さらに、加害女児は怜美ちゃんに対し、交換日記での自分のオリジナルな書き方をマネしないでほしいと言った。
掲示板はその管理者しか書き込みを削除できない仕組みになっているが、加害女児が何らかの方法で怜美ちゃんの掲示板のパスワードを入手したとみられている。
加害女児が事件直前(正確な日時は不明)にホームページ上に書いた日記。なぜか日付が未来になっている。(句読点や行間、半角文字「クラス」「ヘタレ」など原文のまま/「うざったてー」は「うざってー」の誤り?、、、「うざったい」とゴッチャになった?)
日付 2011/12/26

うぜークラス

つーか私のいるクラスうざったてー。

エロい事考えてご飯に鼻血垂らすわ、

下品な愚民や

失礼でマナーを守っていない奴や

喧嘩売ってきて買ったら「ごめん」とか言って謝るヘタレや

高慢でジコマンなデブスや

カマトト女しったか男、



ごく一部は良いコなんだけど大半は汚れすぎ。

寝言言ってんのか?って感じ。

顔洗えよ。

< 『11歳の衝動 佐世保同級生殺害事件』(朝日新聞西部本社/雲母書房/2005) >
事件の2日前、加害女児は殺害方法を考えていた。手かヒモで首を絞めるか、アイスピックで刺すか、カッターナイフで切るかだった。結局、最後の方法を選んだ。また、事件の前日の5月31日にTBS系列で放送された『月曜ミステリー劇場−ホステス探偵危機一髪』のドラマの中で犯人がカッターナイフを振って被害者を襲うシーンが出てくるが、加害女児はこのシーンを観て殺害しようと思ったとも供述している。事件に使ったカッターナイフは普段から筆箱などに入れており、怜美ちゃんを連れ出す際は服のポケットに隠し持っていたと証言。事件前に特に購入したものではないという。
事件当日の6月1日、給食の準備が始まったころ、加害女児は怜美ちゃんを同じ3階にある学習ルームに連れ出した。中に入るとカーテンを閉め、怜美ちゃんをイスに座らせると、後ろから手で目隠しをするようにして一気に右頚動脈をカッターナイフで切った。鮮血が飛び散り、怜美ちゃんはその場に倒れ、大量の血を流し、次第に動かなくなっていった。加害女児はその様子を約15分間、じっと見ていた。さらに、足で体をつつき、動かなくなったのを確認した。
午後0時40分ころ、加害女児はカッターナイフとハンカチを持ち、返り血を浴びたまま教室に戻ってきた。教室にいた6年生の担任は加害女児を見て、「怜美ちゃんはどこにいるの?」と訊くと加害女児は「私の血じゃない、私じゃない」と言って、学習ルームを指差した。その後、担任が学習ルームに行ってみると怜美ちゃんが横たわっていた。
6月2日午前、捜査員が佐世保市内の加害女児の自宅を訪れ、保護者から事情を聴くなどした。通告を受けた佐世保児童相談所は、加害女児の処遇を決める会議を開催。佐世保署内で相談所職員が加害女児や家族らと行った面談内容を確認した。そのうえで同日午後、加害女児を長崎家裁佐世保支部に送致した。
長崎家裁佐世保支部は加害女児と面談し、性格や生活環境などを調査。加害女児の更生方法を探るため、少年鑑別所に収容する「観護措置」(最長4週間)を取り、家庭環境や心理状態などを詳しく調べたうえで少年審判を開始するかどうかを判断する。
6月3日、長崎少年鑑別所で加害女児が付添人の弁護士に面会したが、そのとき次のようなことを言っている。
「何でやったのかな。よく考えて行動すればこんなことにはならなかった。御手洗さんに会って、謝りたい」
加害女児は人の命を奪ったことを理解していなかった・・・?
同日午後、長崎家裁佐世保支部は加害女児の2週間の観護措置を決定した。
加害女児は父母、高校生の姉、祖母と暮していた。父親は会社員だったが、加害女児が2歳になる直前に脳梗塞で倒れ、しばらくは寝たきりの状態が続いていた。その後はリハビリでかなり回復したが、その間は母親がパートの仕事をして生計を支えていた。加害女児は5年生の1学期のとき、ミニバスケットボール部に入部し、楽しく練習していたが、学校の成績が下がり始め、3学期に父親によって強制的に退部させられた。加害女児にとっては退部させられたことがショックだったようで、その後、少し太ったのを怜美ちゃんから「重い」とからかわれたことも気にしていた。時期は不明だが、怜美ちゃんも退部している。
加害女児はR15指定の『バトル・ロワイヤル』(監督・深作欣二)のDVDを姉の会員カードを使ってレンタルビデオショップから借りて何度も観ていた。
『バトル・ロワイヤル』
怜美ちゃん殺害のあと、加害女児のランドセルの中からノートに書かれた「小説」が見つかった。
その「小説」には6年生のクラスと同じ人数の38人の男女中学生が一人ひとり武器を持って登場し、お互い殺し合っていくサバイバル合戦が描かれていた。怜美ちゃんと同じ苗字の「御手洗遥香(はるか)」という女の子も小説中で惨殺されている。『バトル・ロワイヤル』をマネたようなストーリー展開になっていた。
6月14日、長崎家裁佐世保支部(小松平内[へいない]裁判長)は第1回審判を家裁ではなく収容先の長崎少年鑑別所で開いた。審判の進行は小松裁判長と女性裁判官2人の計3人による合議制により行われた。少年法の改正によって少年審判でも合議制での審理は可能となったが、過去の例からも今回の合議制はきわめて異例のことだった。もうひとつの異例は裁判長が担当調査官をすべて女性にするよう関係者に指示していたことだった。ここで加害女児の精神鑑定実施を決定した。
精神鑑定とは一般的に責任能力があるかどうかを調べるために行われるが、今回の事件の加害女児は14歳未満であり、基本的に責任能力がない。ということで、加害女児への精神鑑定は「情状鑑定」と似たようなものになっている。情状鑑定とは被告に心神喪失や心神耗弱などの責任能力について疑う事情はないが、どうしてこのような犯行に及んだのか動機がよく分からないという場合に行われる。最高裁によると、小学生の精神鑑定は過去に11歳と12歳の小学6年生の2例が確認されているだけだという。
6月15日、この日から8月14日までの61日間、長崎家裁佐世保支部は加害女児の鑑定留置することを決定した。刑事責任を問われない14歳未満の触法少年への精神鑑定はきわめて異例である。留置場所は長崎少年鑑別所から佐賀県にある独立行政法人国立病院機構・肥前精神医療センターに移された。

肥前精神医療センターは、以前、「国立肥前療養所」という名称だったが、2000年(平成12年)5月3日に起きた西鉄バスジャック事件の少年T(当時17歳)が事件当日まで入院していた。

同日、長崎県教委は事件を受けて、県内の全公立小中学校約600校で校内でのインターネット活用状況調査を行い、結果を明らかにした。利用度が高いとみられる5・6年の児童が実際に授業で活用している学校の割合は、掲示板が3.7%、チャットが3.2%。ホームページの作成は28.2%だった。また、メールを送ったり、掲示板に書き込む際の情報モラルの指導は、1・2年で23%、3・4年で58%、5・6年で75%が実施していた。一般的な利用方法であるホームページの情報検索は、1・2年で12%、3・4年で94%、5・6年では97%に達した。

8月5日、長崎家裁が加害女児の精神鑑定留置を1ヶ月延長し、9月14日までとする決定を下した。
少年事件では、1997年(平成9年)6月28日に被疑者(当時14歳)が逮捕された 神戸須磨児童連続殺傷事件で60日間(延長なし)、2003年(平成15年)7月1日、長崎市で中1男児(当時12歳)が幼児(4歳)を誘拐したあと、駐車場の屋上から突き落として死亡させた事件では58日間(延長なし)など、いずれも長期にわたっている。
7月6日、佐世保市教委は、現場となった学習ルームを撤去し、テラスに改造する最終方針を固めたことを明らかにした。

7月9日、佐世保市が大久保小学校で欠席者10人を除く児童174人を対象に、心的外傷後ストレス障害(PTSD)の診断基準に基づくアンケートを実施。さらに精神科医や臨床心理士、保健師らによる面談調査の結果、67人に何らかの心の障害が残っており、うち7人(うち6年生が6人)の障害がより重いと判断した。この7人の中には「ふいに事件を思い出す」などフラッシュバックと呼ばれるPTSD特有の症状をアンケートで答えた児童もおり、一部の児童は既に専門医による診療を受けているという。7人を除く60人については「不眠など気がかりな点があり、家庭や学校での見守りが必要」と判断。60人の学年別の内訳も、6年生が20人と最も多く、事件現場に最も近い3年生が18人で2番目だった。

7月15日、佐世保市教委が記者会見し、自宅療養中の担任教諭が、加害女児について「友だちと一緒のときは明るいが、一人のときは暗い表情を見せ、二面性があるのを感じていた」などと話していることを明らかにした。

8月2日、長崎県教委の調査で加害女児が犯行直前の授業で書いた作文に<お前を殺しても殺し足りない>などと記述していたことが分かった。韓国のホラー映画『ボイス』(監督・アン・ビョンギ)に同じセリフがあるという(他にもこのようなセリフがある作品はいっぱいありそうだが、、、)。

『ボイス』

9月6日、中断していた少年審判が再開された。鑑定人が長崎家裁佐世保支部に鑑定書を提出した。
9月14日、精神鑑定の結果、人間関係を築く能力などに遅れがある広汎性(こうはんせい)発達障害の可能性が指摘されたが、診断基準を満たすまでの顕著な症状がなく、特定の精神疾患などの確定診断には至らなかったことが分かった。
アスペルガー症候群・・・自閉症は周囲に無関心、他人とのコミュニケーションが困難で言葉の遅れ、興味をもつことへの並外れた固執などを見せる先天性の発達障害とされる。アスペルガー症候群はこの中で知能や言語能力に遅れがない高機能の一群で、幼児期に気付かれないことが多い。自閉症は療育、教育で症状をかなり改善できるとされている。アスペルガー症候群を含む「高機能広汎性発達障害」の子どもは出生児250人に1人の割合と言われている。
9月15日、長崎家裁佐世保支部は「審判決定要旨」を発表。「コミュニケーション能力の低さや共感性の乏しさ」を指摘し、2年間の児童自立支援施設への送致を決定した。
児童自立支援施設・・・法務省管轄で矯正教育が目的の少年院とは違い、児童福祉法上の支援をするために各都道府県に設置が義務付けられている厚生労働省管轄の福祉施設。不良行為をしたり、家庭環境などに問題がある少年を入所させる。また、少年を保護者のもとから通わせて、職員が生活を共にし、生活・学習の指導などを行うケースもある。国立、民間も含め全国に58施設あり、各都道府県に最低一ヶ所は設置されている。感化院 → 少年教護院 → 教護院 → 児童自立支援施設と名称が変わってきた。
加害女児は栃木県氏家町(現・さくら市)にある「国立きぬ川学院」の特別室に収容されることになった。きぬ川学院は全国に58ある児童自立支援施設の中でも、女子専用としては唯一、強制的に行動の自由を制限できる施設である。定員100名で、集団生活をする寮以外に、外からカギがかかる個室があるのが特徴。精神科医や専門員が常駐しており、個別指導を通して、人間関係や社会性を身につけるよう支援する。
2006年(平成18年)6月30日、佐世保児童相談所は加害女児について長崎家裁佐世保支部に対し、2006年(平成18年)9月15日から向こう2年の間に通算で最長90日間、行動の自由を制限できる強制措置の延長を申請した。加害女児は既に個別処遇から集団生活に移行。院内にある公立中の分校に通い、日常生活や行事を通じて対人関係を築く訓練を積み、定期的に専門家のカウンセリングを受けている。
9月7日、長崎家裁佐世保支部(森大輔裁判官)は児童自立支援施設に入所している加害女児について少年審判を開き、施設内での行動を制限できる強制的措置の延長を決定した。9月15日以降の2年間で通算50日間、強制的措置を取ることが出来るとしており、同措置が異例の長期に及ぶことになった。
2007年(平成19年)5月11日、仙台市内で「少年法改正に反対する市民集会」(仙台弁護士会主催)が開かれた。少年院に収容できる年齢の下限引き下げなどが焦点となっている少年法の改正についての集会だったが、被害女児の父親である御手洗恭二もパネリストとして出席し、被害者の立場から考えを述べた。パネリストは御手洗と代理人の八尋光秀弁護士と宮城県子ども総合センターの本間博彰所長の3人。御手洗は「精神鑑定結果などで(加害女児の)幼少期からの様子は分かってきたが、一番知りたかった事件直前の数日間の感情についてストンと納得する答えはなかった」と話した。そのうえで少年法改正について「動機の解明で11歳、12歳の子供を調べるノウハウが確立されているかは疑問。本来児童相談所が担うべき役割だが、こういう事件が起きた場合には十分に対応できない」と指摘した。八尋弁護士は「(加害)女児自身も表現できない心情をうまく引き出す専門家の関与がないと解明はできない」と述べ、少年審判以外で事件を解明するシステムの必要性を強調した。
2008年(平成20年)5月28日、県佐世保こども・女性・障害者支援センター(児童相談所)が、児童自立支援施設「国立きぬ川学院」に入所する加害少女(当時15歳)について「強制措置」の処遇を延長しない方針を固めたことが分かった。少女の更生状況や心身の成長から、行動の自由を制限できる措置は不要と判断したとみられる。強制措置が解除されても同学院に残れるが、別の施設に移るなどの処遇も可能になる。関係者によると、加害女児は施設で暴れたり自傷行為をすることもなく、鍵のかかる個室に入れるなどの強制措置はほとんどなかったとみられる。加害女児はスタッフや同年代の少女と集団生活を送り、人間関係を築く取り組みをしていた。精神科医などから定期的にカウンセリングも受け、同年春、学院内の中学を卒業した。
2014年(平成26年)6月1日、事件から10年を迎えたこの日、現場となった市立大久保小学校で、「いのちを見つめる集会」が開かれた。参加した児童や教員、保護者は「自分、友達、生き物の命を大切にしていこう」と決意を新たにした。
参考文献・・・
『別冊歴史読本 戦後事件史データファイル』(新人物往来社/2005)
『追跡!「佐世保小六女児同級生殺害事件」』(講談社/草薙厚子/2005)
『11歳の衝動 佐世保同級生殺害事件』(雲母書房/朝日新聞西部本社/2005)
『佐世保事件からわたしたちが考えたこと 思春期の子どもと向きあう』(ジャパンマシニスト社/岡崎勝/2005)
『謝るなら、いつでもおいで』(集英社/川名壮志/2014)
『「家栽の人」から君への遺言 佐世保高一同級生殺害事件と少年法』(講談社/毛利甚八/2015)
『闇を照らす なぜ子どもが子どもを殺したのか』(長崎新聞社/長崎新聞社報道部少年事件取材班/2017)
『僕とぼく 妹の命が奪われた「あの日」から』(新潮社/川名壮志/2019)
『西日本新聞』(2004年6月1日付/2004年6月2日付/2004年6月3日付/2004年6月4日付/2004年6月5日付/2004年6月6日付/2004年6月7日付/2004年6月8日付/2004年6月9日付/2004年6月10日付/2004年6月11日付/2004年6月12日付/2004年6月13日付/2004年6月15日付/2004年6月16日付/2004年6月17日付/2004年6月26日付/2004年6月27日付/2004年6月30日付/2004年7月7日付/2004年7月14日付/2004年8月3日付/2004年8月23日付/2004年9月14日付)
『長崎新聞』(2004年9月28日付/2005年9月23日付)
『毎日新聞』(2006年6月30日付/2006年9月7日付/2006年9月26日付/2007年5月12日付/2007年7月26日付/2008年5月28日付)
『読売新聞』(2009年5月28日付)
『時事通信』(2014年6月1日付)

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