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石原 潔 牧師が週報に載せているコラム

   牧師紹介: 石原 潔 (いしはら きよし)
          1944年1月29日 山梨県生まれ。
          東京聖書学院、青山学院大学、サンフランシスコ神学校
          アジア神学大学院(D.Min)卒。
          前東京聖書学院院長。現在、東京聖書学院名誉教授(旧約学)として教鞭を執る
          著作に『旧約聖書概論』(日本ホーリネス教団出版局)等。
          小平キリスト教会・下山口教会牧師





2021年6月13日 (神の世界への探求)
  ここ数週間ほど、ユーチューブ配信設備のために下山口教会の桑原兄にご奉仕をして頂きました。
毎回1日の仕事を終えてからの作業、「ご家族が帰宅を待っておられるのにすみませんね」と声をかけると、「パパの趣味で楽しんでいますので」と笑顔での答えが返ってきました。

 作業の手伝いをしながら、自分も建築や電機、無線などに興味があり、小学生の高学年から、小型の携帯ラジオの組み立てに熱中していたこと等を話しながら楽しく過ごしていました。この趣味の発端は、父親が電気の専門学校卒で、鉱石ラジオの組み立てを教えてくれたことにありました。

 さらに無線という目に見えない世界への興味と好奇心に捉えられ、どうして目に見えない電波が発信器から電線を使わずに受信機に届くのか?
不思議であると同時に、組み立てた受信機が電波を受けてそれを音声に変える瞬間の感激と喜び。
それがラジオ工作の妙味といえる魅力でした。

 実はこの妙味こそが15才の6月14日を転機に、目に見えない神の世界へ向けての探求の原点になりました。
あれから62年、尽きないみ言葉の電波を受信続けて歩む恵みに感謝しています。
この妙味を死に至るまで継続したいと願っています。
 

2021年6月6日  (習うより慣れよ)

 
 間もなく6月14日を迎えます。この日は、私が、罪を悔い改め主イエスを救い主として受け入れ、救の体験をした入信記念日です。

実に信仰歴62年を迎えることになります。丁度その頃教会では文語訳聖書から口語訳聖書へ移行する時期でした。

 幼い時から読み慣れ、暗唱し、慣れ親しんできた文語訳聖書。そこから口語訳聖書に親しむまでかなりの年月が必要でした。
文語調で覚えた聖書箇所は今も忘れずに暗唱することが出来ます。心に焼き付けられた言葉の重みは生涯残り続けるでしょう。

 とはいえ、口語訳聖書に慣れ親しんで早60年程になります。口語調もまた学びの場や説教を通して身に浸み込んでいる程に心に蓄えられているように思います。慣れ親しむ大切さと素晴らしさを味わえます。

 こうした状況の中で、聖書協会共同訳聖書を当教会にて用い始めてはや2か月が過ぎました。
まだまだ慣れ親しむには時間のかかることを実感しています。時にわかりやすい表現に新たに目が開かれたり、なるほどと納得したり、
ある時は言語を調べて訳文を自分なりに考えたりしています。

 新しい訳に慣れるには時間がかかります。かつてそうであった様に、「習うよりも慣れよ」で挑戦します。
 

2021年5月30日 「聖書の章/節などの区分の違い」
本日の聖書日課はヨエル書3、4章になっています。今までの聖書日課では4章は在りませんでした。
それは内容の長短ではなく、区分の問題です。以下参考になる文章を引用してみます。

『ヨエル書』は…ユダヤ教では後の預言者に分類され、キリスト教では預言書(12小預言書)に分類される。
伝統的配列では、12小預言書のなかで2番目に位置し、『ホセア書』の次、『アモス書』の前に配置される。
ヨエルとはヘブライ語で、「主は神」という意味。

構成は写本の系統によって異なり、ギリシア語訳聖書である七十人訳聖書 および ラテン語訳聖書であるウルガタでは三章に分けられており、
口語訳聖書 および 新改訳聖書がこれにならっている。

 それに対して、旧約聖書ヘブライ語原典(マソラ本文)では4章に分割され、新共同訳聖書と聖書協会共同訳聖書がこれにならっている。
したがって、…3章に分けたものを使っている教会と、4章に分けたものを使っている教会に分かれている。
分け方の違いは、前者の2章28〜32節の部分が、後者では独立した章(第3章)になっている。(ウィキペディア)
  

 

  
 
2021年5月23日 【 埋もれていた30年前のテープ
 

献堂30周年を迎え外壁塗装工事などの計画が進められています。30年前には予想もできなかった事が起きています。
それはコロナ渦での礼拝をユーチューブにて共に守れるという事です。

献堂の際にはホームテレホンが設置され、1階の受付から2階の事務室、キッチンさらに牧師室を相互に会話や転送が可能なシステムが導入されていました。その後携帯電話やインターネット回線等の驚くべき普及や発展、進歩により生活環境は大きく変化を遂げて来ました。

先日、30年前に講壇のプラットフォームの真ん中に設置した配線用のチューブを用いて、マイク用の配線を拡張する工事に挑戦しました 講壇下にこの配線をする計画は、見栄えとスッキリ感を出すつもりでしたが。放置したままになっていました。

下山口教会の桑原兄の助けもあり、30年も埋もれていたチューブを通して新たなマイク接続口を増設することが出来ました。当時予測し ていたことが30年後に使用可能に出来たことに言葉に表せない達成感を覚えました。

 神様の御計画も長いプロセスを経て実現することもあるか?と、人知れず笑みが浮かびました。

     
 

 
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