噛むことのメリット

噛むことのメリット
“動”で怠けていることの 運動不足は誰でもが認めるところです 電車や自動車に乗ることで歩かなくなったことが一番の原因でしょう
“食”で怠けていることは 咀嚼(噛む・食べる)です
1.顎の発育
最近の子供はよく噛まないために 顎の発育が悪く歯並びが悪かったり 7番目の歯の未萌出が多くなりました 成人でも噛めなくなると骨濃度減少 低石灰化 骨粗鬆症がおきてしまいます
2.ダイエット
よく噛むことで消化が進み 満腹中枢を刺激することでおなかがいっぱいになりますよく噛んでいないと噛みたいという欲求が残り 間食が増えてしまいます
3.ボケ予防
よく噛むことで脳を刺激し 脳の血流量が増えることで頭の回転がよくなります
4.ストレス緩和
どんな人でも寝ているときに歯ぎしりをしています それは起きているときの精神的なストレスを取り除こうとしているのです 昔のドラマや漫画なのでハンカチの端を噛んで悔しがっている様を思い浮かべるのですが理にかなっている行為なのです よく噛むことでストレスを解放してあげましょう
次からのは 噛んでいると舌や粘膜や顎と歯のつなぎ目の感覚への刺激で唾液の
分泌量は増えます その唾液の作用によるものですが
5.消化吸収
よく噛むことで唾液中のアミラーゼなど 消化酵素と食物を混ぜ合わせ消化を進めます胃腸の調子がよくなり便秘もなくなり肌もきれいになります
6.ガン予防
唾液中のペルオキシダーゼは催ガン性の物質を無効にします 噛んでいないと混ざり合うことが無くなってしまいます
7.虫歯口臭予防
リゾチームやラクトフェリンという殺菌抗菌力成分を分泌します
よく噛むことで大脳で味わうことができ体中のホルモンや酵素や消化分泌機能が活発になり しかも栄養の消化吸収が円滑になります 唾液は薬局で売っているどんな効果の胃薬よりもきわめて有効な胃薬です 唾液腺からはパロチンという若返りホルモンがでて膵臓が消化液を出す信号の役目をします パロチンは歯や骨の成長石灰化を促進し インスリンの分泌促進することで糖尿病を予防し また動脈硬化の予防をします
1口30回噛もうと思っていても柔らかい食べ物ばかりでは ずーと噛んでいられません 体外消化が進み(ハンバーグなど加工され調理されている)カラダのなかで消化しなくてもよくなってしまいました また食べる物自体がバランスを失っている(食物自体が品種改良されたり精製されているため もともとカラダによい成分がなくなってしまいました たとえば お米では美味しくするためや害虫に強くするためなどの品種改良や美味しい部分の白米だけを食べています)