その本のことと著者の神父様のことを少し見てみます。
イタリアの Amazon を見ると、その本は2018年2月26日にイタリアで出されたようです。総ページ数は、なんと 352ページ。私がこれまで紹介した「手による聖体拝領」を扱った本(参照)の総ページ数はそれぞれ、108ページ、63ページ、138ページですから(本の判型を度外視して言えば)、この新刊書は何だか膨大です。
著者は Federico Bortoli 神父様。Bortoli は「ボルトリ」という感じで発音するようです。よって、「フェデリコ・ボルトリ」神父様。
彼の簡単なプロフィールがここ(英訳、原記事)にあります。それによると、彼はサン・マリノ・モンテフェルトロ大司教区のアックアヴィーヴァにある使徒聖アンドレア教会の主任司祭であり、その本は教会法についての彼の博士論文であるとか。
この神父様はネットにおける露出がまだ少なく、僅かな動画でそのお顔を拝見できるだけのようです。
gloria.tv 現在の教会の背教についてのボルトリ神父の説教
YouTube ボルトリ神父の本についてのプレゼンテーション
ボルトリ神父様は決して独りというわけではなく、このプレゼンテーションでは複数のベテランの神父様方が喋っています。上の絵を指差している指はボルトリ神父様の指ではなくベテランの神父様の指です。それにしても、何とも頼もしい絵ですね。何世紀ぐらいのものでしょうか。
「27. 諸教会に潜入し、啓示された宗教を『社会的』な宗教と入れ替えよ」 - 共産主義の目標
「罪の概念は中世の哲学が聖書の内容を悲観的に解釈したものである、という考えを徐々に刷り込むことによって」 - フリーメイソンの雑誌