2015.02.24

共産主義 Part 1 (クレオン・スクーセン)

 アメリカにクレオン・スクーセン(Cleon Skousen)という人が居ます。(いえ、居ました。1913年1月20日 - 2006年1月9日)
 経歴: amazon,  Wikipedia-en

 その人が1958年に出した本に『裸の共産主義者(The Naked Communist)』というのがあります。 Wikipedia-en
 Internet Archiveで読めたりします。

 その本の最後の方に「Current Communist Goals(現在の共産主義者の目標)」として45項目、列挙されています。

 その27番がこれです。

27.  諸教会に潜入し、啓示された宗教を「社会的」な宗教と入れ替えよ。聖書の信頼性を落とし、「宗教的な松葉杖」を必要としない知的成熟の必要を強調せよ。

27. Infiltrate the churches and replace revealed religion with "social" religion. Discredit the Bible and emphasize the need for intellectual maturity, which does not need a "religious crutch."

 まるでフリーメイソンの言葉です。

 何故こうなるかと云うと、ヒルデブラント氏が言っていたように「フリーメイソンと共産主義(…)はこのゴールに向かっては協働している」参照からです。

 そしてまた、《偽装し、潜入し、内部工作する》というやり方は──人種差別的に言うのではないけれど──「ユダヤ的」なものです。そして、フリーメイソンも共産主義もユダヤと大きく関係しています。その中核はユダヤ人でしょう、どちらも。

のせられた聖職者
(松浦補佐司教様だけではありませんが)

彼のような人は、主観的には真面目なのかも知れません。いや、真面目でしょう。

しかしそれでも、上の言葉をもう一度振り返りましょう。

27.  諸教会に潜入し、啓示された宗教を「社会的」な宗教と入れ替えよ。

そして、この言葉も振り返りましょう。

8.  例えば我々は「義に飢え渇く人は幸いである」という句を口にしながら、これを「人間の権利」の主張のために奮闘している人々と結び付ける。教会がこれまで結び付けていた神聖さとは結び付けない。参照

しかし、彼のような聖職者はなかなか引き返しません。何故なら、保守的なカトリック信者はあまりこれを認めないようだけれども、聖職者たちのこのような傾向は、或る程度、かなりの程度、教会自身から出て来ているからです。

教会の何処から?
例えば『現代世界憲章』のようなところから。

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