2015.07.15

【噂ではなく事実】
本田哲郎神父は未信者にも御聖体を与えている 4

注)私がこれらの記事を書いて暫くして後、シスターは御自分のサイトを丸ごと削除しました。そのため、前回と今回に於けるシスターのサイトへのリンクは全て “リンク切れ” となっています。Wayback Machine などでキャッシュを追うこともできます。が、ここでは、そこまで “しつこく” しないでおきます。

前回からの続き)

そのカトリック・シスターが、ご自分が参加した「釜ヶ崎越冬セミナー」について報告しています。そのセミナーは毎年行なわれているのでしょうが、彼女が報告しているのは2002年12月31日から2003年1月3日にかけてのものです。

そして、その報告の中で彼女は、ご自分が本田神父の "ミサ" に与った時のことも書いているのです。
引用させてもらいます。強調は私による付加。
(今回は本田神父以外の事にも目を配ります)

体験の分かち合い(2003年/2004年)>
2003年1月 釜ヶ崎越冬セミナーの体験

スタッフは大谷牧師さん(釜ヶ崎医療連絡会に勤務)と一年間釜ヶ崎でボランティア活動をしておられる若者3人で、英神父さま(イエズス会)もご自分がお出来になる限り参加してくださいました。

「旅路の里」が宿泊場所で(…)

ミサは第一日目は「ふるさとの家」で、本田神父様の司式で「労働者と共に捧げるミサ」にあずかりました。ミサの式文もそれに合わせて作ってあるものを左右交互に読みながら祈るものでした。ご聖体拝領は、食パンの耳を落として小さく四角に切ったパンを御血に浸していただきました。次の日は、英神父様の司式で「愛徳姉妹会」の聖堂で、シスター方とセミナー参加者が一緒に。最後の日は「旅路の里」で守護の天使のシスター方と一緒でした。日本基督教団の牧師さんが3日間「この釜ヶ崎では特別です」とご聖体をいただかれました

NHKの放送について書いたところで「後で、この事と或る記事との符号を見ましょう」と書いたのはこの事です。

NHKの番組が映し出した本田神父の「ご聖体」も、まさしく「四角い」ものだったのでした。

シスターはその同じ体験を「日記」の中でも回想しています。

2003年2月~12月の「日記」>
日記 その1

2月13日(木)

(…)今日の朗読で思い出したのは、「釜ヶ崎のセミナー」での3日間のミサでした。
それは、"特別" と言って日本キリスト教団の牧師さんもご聖体を拝領されたのでした(…)
一日目に「ふるさとの家」のH神父様は「労働者のミサ」をされ、「ここに集っている皆にご聖体を差し上げたいと思いますが、もし、いやだと思う方は申し出てください」と言ってご聖体(食パンの耳を落とし、小さく四角に切ったもの)を配られ御血に浸していただきました。(…)
しかし、他の神父様方もあずかっておられましたが、「あれは、やばいよね」と首をかしげておられました。
2・3日目は、「旅路の里」のH神父様(イエズス会)の司式でした。牧師さんが「拝領出来ますか」と聞かれると「この "釜" ではそんなの関係ないですよ。だいたいこんなことに縛られるのがおかしいのとちゃいますか」と答えられました。イエスさまも同じでしょう。
時々、ファリザイ的見方の自分が恥ずかしくなります。“信仰を増してください!”

注)このシスターは本田神父やH神父の行ないや考え方を受け入れています。このシスターによれば、釜ヶ崎のようなところで「未信者は御聖体を受けることはできない」と言えば「ファリザイ的」なことになるのだそうです。

本田神父が御聖体に「食パン」を使っていることのみならず、ここでは少なくとも、未受洗者ではないがプロテスタントの牧師さんにそれを与えたことが確認されます。(シスターの報告が正しいとして。しかし、正しいでしょう)

そして、振り返り、再確認すれば、本田神父自身の言葉以上に確かなものはありません。参照
彼は間違いなく未信者にも与えているのです。

本田神父についてはこれで終わります。

しかし、記事はまだ終わりません。
何故なら、私は上で緑色や黄色の強調もしたからです。

聖体拝領した牧師さん

先ず、緑色の部分ですが、聖体拝領した「牧師さん」とは、「大谷牧師さん(釜ヶ崎医療連絡会に勤務)」「日本キリスト教団の牧師さん」という二つからして、大谷隆夫牧師で間違いないでしょう。しかし私には、彼を責める気持ちが全くありません。責任はカトリック側にあります。

ページを改めます。

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