2013.06.24

シスター・ルチアの写真をあまり見て欲しくないらしいファチマ公式

大した話題ではありません。
ファチマ聖地の公式サイトは今もシスター・ルチアの写真を掲載しています。参照
それで、そのページの上部をご覧頂くと分かるように、シスター・ルチアの写真は次のような階層構造のもとに紹介されています。
Home > Arquivo Multimédia > Imagens > História > Irmã Lúcia
(言語はポルトガル語)
ところで、階層構造がこのようになっている限り、サイト構築者は普通、トップページ(HOME)に「Arquivo Multimédia」(Multimedia Archive) へのリンクを置く筈なのです。
実際、昔はそうなっていました。私が「シスター・ルチアの替え玉」の存在を知り、最初の記事を書いた頃(2008年9月)は、ファチマ公式のトップページの左側のナビゲーションは次のようになっていました。
ここに「Arquivo Multimédia」の文字があります。
Wayback Machine で2008年11月12日の表示を確認
つまり、トップページの一つ下の階層にある「Arquivo Multimédia」を、ちゃんとトップページで案内しているわけです。
Wayback Machine で確認するだけで十分ですが、なお言えば、私は最初の記事を書いた頃、何度もここを訪れて写真を見ています。その時、この「Arquivo Multimédia」の文字をクリックした筈です。
ところで、現在のナビゲーションはどうなっているでしょう?
「Arquivo Multimédia」の文字が消えてしまっています。
トップページの他のどこを探しても、その文字は見当たりません。
「サイトの階層構造」云々の話は忘れましょう。サイトをどのように構築するかは、まあ、サイト構築者の自由と云えば自由ですから。
でも、とにかく、これでは閲覧者はシスター・ルチアの写真に容易に辿り着けないでしょう。Google の画像検索を多用するような人以外は。
Wayback Machine でなお探れば、ファチマ公式は2010年8月10日から2011年10月16日までの間の何れかの時点でナビゲーションからそれを外したようです。
でも、写真はもう出回り、比較されてしまいました。
例)Lucia dos Santos: Which Is Which?,  掲示板の写し などなど。
私からも一つ二つ、いや三つ。
こんなにどアップで見せられても、まだ「同一人物かも」と思うわけですか?
もしそうならば、少なくともこう言えます。
かつて教皇パウロ六世の幾枚かの写真の中から「本物の教皇パウロ六世」と「高度の形成手術によって造られた教皇パウロ六世の替え玉」を見分けてもらおうとした私の試みは、まったくの無駄事でした。望みゼロの試みでした。否、望みマイナスの試みでした。
だってそうでしょう? これほどのものを見せられてもまだ愚図愚図と判断が付かないなら、実際、昔のシスター・ルチアの写真の横に他のどんな修道女の写真を持って来ても同じです。あなた方は何を見てもいつも決まって言うでしょう──そんな筈はない」と。なら、教皇パウロ六世の替え玉の問題に関しては尚更です。尚更の十乗です。
それほどまでに「常識」に固着した目は、かえって見事なものです。(と皮肉を言うべきではないな・・・)
それとも、あれですか、「教皇パウロ六世の替え玉はあり得ないとしても、このシスター・ルチアについては確かにその可能性がある」ぐらいのことは言いますか?
何もこんなに腹を立てなくてもいいんだがw
次へ
日記の目次へ
ページに直接に入った方はこちらをクリックして下さい→ フレームページのトップへ