2012.08.13

クリスマスの中に紛れ込んでいるもの 1

彼らの建築をいろいろ見ているうち、彼らのクリスマスツリーが自然と目に入って来た。
ユニバーサル・スタジオ・ジャパン
アプローズタワー
ハービス・エント・オフィスタワー
ヒルトンプラザ大阪
梅田スカイビル
梅田スカイビル
特別枠 六本木ヒルズ
六本木ヒルズ自身はこれをツリーだとは言ってないだろう。が、とにかくクリスマスに飾られたものである。
特に信心深くもない彼らが、クリスマスツリーに関してこれほど熱心なのは何故か?
私は、その問いと共にこれらのクリスマスツリーを眺めながら、「気持ち悪い」と思った。(六本木ヒルズのものを除外してさえ。)
彼らの「商業活動」というだけでは説明のつかないものがあるような気がした。(梅田スカイビルの例もあることだし。)
私は、ここに来て初めて、クリスマスの世俗的習慣(クリスマスツリー、サンタクロース、クリスマスリース、ヒイラギ等々)に目を向け始めた。
第二バチカン公会議後の流れをこそ問題にしている人間にとって、それらはあまりにも「世俗的」であって、普通、視界にすら入って来ない。
教会権威が正式に認めたり励ましたりしているものでもないし。
しかし、かつて聖ピオ十世会の神父様が(そして教皇様も)ハリー・ポッターのことを問題にしたことがあったが(参照)、もし私達がハリー・ポッターを問題にしていいなら、おそらくサンタクロースのことも問題にしていいだろう。
それらのクリスマスの世俗的習慣は
本当に「キリスト教的」なものか?
キリスト教的」なものであったり、
場合によってはそれでは済まず、
キリスト教的」なものであったり
するのではないか?
季節外れの話題を始める。
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