2011.05.03

パウロ6世教皇様と聖母

Papa Paolo VI adorna la Madonna di una preziosa collana (1960)
エフェソス(トルコ)の謂ゆる「聖母マリアの家」にて。
1891年、彼女〔カタリナ・エメリッヒ〕の言をもとにエフェソス南手の山地を発掘調査したところ、彼女の言と全く同じ場所に、1世紀と4世紀の壁の跡が発見され、7世紀頃には聖堂が建て直されたことも明らかになり、そこに建てられたのが聖母マリアの家である。
その後、1967年、ローマ教皇パウロ6世がこの家を訪れ、聖母に祈りを捧げたことによって、それまで地方の一巡礼地でしかなかったものが、ローマ法王庁公認の聖地へと格上げされている
私も、パウロ教皇様は何の間違いも犯さなかった、と言うつもりはない。
けれど、私達はとにかく「情報の海」の中に居る。
「情報」の中には「地上的な情報」と「超自然的な情報」とがある。
地上的な情報の中には、もちろん、敵の蒔いたものもあるだろう。
そして、「替え玉」の存在もある。(まぁ、私の確信ではだが。参照
私は、通常のカトリック信者はおろか地上の勝れた分析者達からも感心されないだろうが、結局のところ「他界からの警告」と「ベイサイド」という超自然的な情報源を信じる。そう、一応全面的に。今のところ斥ける必要を感じないので。
それで、パウロ6世教皇様のことではどうなるかというと──
1978年8月
05日: ベイサイドの聖母は喪服(黒いマント)でお現われになる。
06日: パウロ6世教皇様、御帰天。
14日: ベイサイドの聖母はヴェロニカにこうお告げになる。
   「あなた方の教皇様は、今日、私達と共に天国に居ます」参照
──これを信じるのである。
そして、もしパウロ教皇様が「自然に反する罪(真面目なカトリック信者なら口にするのも憚られるような罪)」を犯していたり、一部の人が言うように、彼自身がフリーメイソンだったりしたなら、帰天後一週間で天国に入るのは不可能だろう。
真実はおそらく、地上の最も勝れた分析官(ルイジ・ヴィラ神父のような)の分析をも裏切るほど入り組んでいるだろう。それほど「直線的」なものではないことだろう。立派に点と点とを結んだつもりになっている地上の人間の諸能力は、きっと裏切られていることだろう。
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