2008.07.05

教皇様は跪いて舌で受ける御聖体拝領を暗に推奨しておられる 1

前回は記念すべきラテラノの聖ヨハネ大聖堂での教皇様の御ミサ(2008年5月22日)のビデオを貼ったわけだけれど、嬉しいので今回は画像として貼っておきましょう。
教皇様以外の神父様方からは、人々は立って舌で御聖体拝領しているようです。
というか、おそらくそれが「ほとんど」だったのではないでしょうか。
不思議ではありません。教皇様は立って拝領することを否定されてはいませんから。(残念ながら)
しかしそれでも、立って手で御聖体拝領している人が一人も映っていないことは注目すべきことだと思います。
しかしまあ、これを見ると、やはり拝領しようと進み出た自分の目の前に「跪き台」という構造物があるかどうかが非常に大きいのだと思います。大きな分かれ道、というか。
そういう意味でも、この辺のことを改めて考えてみるために、ポール・ココスキー氏の「聖体拝領台と跪きの防衛」は参考になると思います。ここにも少し引用しておきます。
聖体拝領台の撤去は、教会の中の多くの人々に大きな痛みを引き起こしました。それは多くの人々の方向感覚を失わせました。人々は、至極もっともなことに──特にご聖体における主のまことの現存に対する信仰の最近における圧倒的な喪失を見る時──「カトリック信仰の正に核心が危うくされている」と恐れました。ミサ聖祭は聖体拝領にその頂点を持つのですから、聖体拝領台は信者達にとって最も高い重要性のある場所として以前のように再び置かれなければなりません。真のカトリック信仰の見地から言って、この昔からの建築構造物は、より大いなる霊魂の救いのために回復されなければなりません。
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