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11回目の御出現

日付: 1944年5月29日(月)
現在:18:32
その場に居た者: 約300,000人
ヴィジョン: 小さな天使たちを伴った聖母マリア

この月曜も、群衆が洪水のように出現地に流れ込んだ。ギアイエ・ディ・ボナーテでは、病人と虚弱者の流入が顕著だったため、ボランティア、赤十字の看護師、医師、救急車などから成る特別な態勢が作られる必要があった。現場では奇跡的な癒しが多く起こったため、ベルガモの教会当局は型通りの調査をするための特別な事務所を立ち上げた。

アデライデの日記から:

この日の御出現でも、聖母は小さな天使たちを伴ってお現われになりました。赤いドレスと緑色のマントをお召しになっていました。彼女の御出現は二羽の鳩と光の点に先行されました。彼女は今回も、その御手に二羽の黒っぽい鳩を持っておられました。そして、御腕にロザリオを下げておられました。

聖母は私に微笑まれ、こうおおせられました:「癒されたいと思う病者は、もっと私に信頼しなければなりません。もし天国に入りたいと思うなら、自分の苦しみを聖化しなければなりません。もし彼らがそうしないなら、彼らは報いを得ず、厳しく罰せられるでしょう。私は、私の言葉を聞いた誰もが、天国に値する者になるべく、あらゆる努力をすることを願います。不平を言うことなく苦しむ者は、私と私の御子に求めるものを何でも得るでしょう。病んだ魂を持っている人たちのためにたくさん祈りなさい。私の御子イエズスはそのような人たちを救うために十字架上で死んだのです。多くの人はこのようなことを理解しておらず、そのために私は苦しんでいます」

聖母が私にキスを送るために人差し指と親指をつけて御手を御口に持っていかれた時、二羽の小さな鳩が彼女の周りをパタパタと飛び、ゆっくりと消えられる聖母に同行しました。

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