Ｂｈａｇaｖａｄ Gita
　

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わたしたちは、二千数百年に渡ってインドの人々の魂を揺り動かし、神への恋を掻き立てつづけてきた哲学詩篇『バガヴァッド・ギーター（神の歌）』に、今一度心新たにまみえようとしている。 　同族間の戦いに臨んだこの『ギーター』の主人公アルジュナ、その心の揺らぎに差し込んだ生の危機に、クリシュナ神を通して、宇宙の根源的啓示が輝かしく立ち現れてくるわけであるが、わたしたちの住むいのちの星〈惑星地球〉の、四十六億年目の危機の直中に、『ギーター』は再び遥かな時空を超えて顕れ出てきたように思われる。わたしたち人類の存続そのものが間われる生命地球の破局が『ギーター』を引き出してきたのだ。そしてそれは田中かん玉さんの手になる平明で簡潔な訳出による詩篇となってここにある。

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0. 前書き
   
   
1. アルジュナの苦悩
   
   
2. ギーター全体の要約
   
   
3. カルマ・ヨーガ
   
   
4. 智識のヨーガ
   
   
5. 真の離欲
   
   
6. 瞑想のヨーガ

7. 至上者についての知識
   
   
8. 永遠に到る道
   
   
9. 最も神秘な智識
   
   
10. 至上神は全存在の源
    
    
11. 至上神の宇宙的形相
    
    
12. 信愛のヨーガ
    

13. プラクリティ物質源とプルシャ精神源
    　　　　用地とそれを認識する者
    
    
14. 物質自然の三性質
    
    
15. 滅・不滅を超越した一者
    
    
16. 神性と魔性
    
    
17. 三種の信仰
    
    
18. 離欲の完成

１８章をまとめた圧縮ファイルはこちら（gita.zip 162kb）からダウンロードできます。
田中かん玉さんの略歴はこちら。