30年ぶりのトタン張り
以前から気にはしていたのだけれど、おおよそ30年ほど前に張ったトタン屋根の修繕が、待ったなしなっていた。それでも、なんとか雨漏りをしのいではいるが、なんともひどく触ると「ボロ、ボロ」崩れてしまう状態になっていた。
切妻屋根で棟の長さ6間半、両破風(ケラバ)の長さ4間ほどの大きさの倉庫です。計算上、7尺と6尺波トタンで合計80枚いることになった。この屋根の波トタンを剥がしての交換となると作業にかかると絶対に完成させないと屋根がなく、星空の観測用となってしまう。そこで、古い波トタンはこのままにして、この上にもう一枚張り、二重構造にすることにして、少しづつ作業ができるようにと考えた。