とんでもないアンテナである。庭の両側の峰から峰へと張られている。しかも、ほぼ、水平に張られている。
両側には、2番ー9番(?)のパンザが配置されている.

 何の因果か? このアンテナの両側のパンザマストは、今は廃業したが、私のローカルのジャンク屋さんから購入したものだ。私が、QRT状態の時にきたらしい。

 直線で150kmも離れている。お店の女将さんいわく、数本買って貰ったはずと言っていた。

 赤い点が給電点、右側の峰の森から頭一つ出ているのが支柱のパンザマスト。
給電点の下は、沢なのでその高さの羨ましいかぎりである。
 昔、電力会社が、このアンテナ(彼の敷地内)の下に送電線(6000v)を通そうとして、無謀にもアンテナの撤去を申し込んで来て、彼の逆鱗に触れ、数キロの遠回りをさせられる事になったとの逸話がある。

 この写真を見ると電力柱が、建っている。「なぜ」と問い合わせたら、どうしても最短距離を通りたいとの改めて丁重な申し込みがあり、このアンテナのメンテナンスには、必ず「安全を確保」する処置を施工するとの約束(文書?)が交わされているとのことだった。自分の庭を通させしてやっているのだから当然と言えるだろう。

 私のローカル局が、この局の強さは信じられないと、わざわざ見に行って、「己のアンテナの粗末さを思い知った」と言って帰ったことを後日談で、両者から聞かされた。

 撮影を依頼した日が、生憎の天候でなので、いまひとつの写りなので、いずれ青空をバックに撮影してもらおう。


     

上の写真と同じ方向に給電点真下からのフィーダーの様子。支柱のパンザマストが見える(青マーク)



 給電点の高さは、梯子のスペーサーを1m間隔として想像すると、、羨ましいの一言である。
水平部分は、シャックへの引き込みであり、ここでも高さも撮影角度からしても数mある、立派なスタンドオフ碍子が、見える。




           
       何故か?この画像は、GoogleChromeで見ると右90度回転して見える。他のブラウザでは大丈夫の様だ。


 2023.01.03追記

 2022年12月梯子フィーダーの下端固定の碍子が、割れたとの連絡。(送信電力か?。電波からは、これが割れるとは思えない)

 何故か、同様の碍子が、2本天井裏で眠って居た。昼のQSOで聞きつけ、天井裏を捜索し、午後2時頃に郵便小包で発送、追跡サービスで追っかけると次の日の午前中に届いていた。

     
 歳が開け、今まで通りの電波で声が聞こえ、新年の挨拶と共に写真が、届いた。
 割れた碍子よりも少し長さが、長いようだ。陽の光に碍子が、輝いているそうだ









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