コントロールボックス
これは、シャックに置くので少しスマートな物にしたかった。自作でいくにしてもスマートにするには、かなり大変な作業になる事は容易に想像できる。あれこれと思案したが、これといった案は浮かばなかった。
そんな時、ひょいと思いついた妙案で、昔のステレオチューナーを改造しようと思い立ち、近くにある家電のジャンク屋を覗いてみた。すると、ちょっと大きいが、パイオニア製のチューナーが,「金315円也」と格安で売られていました。
これは、もってこいで、ケース、電源、糸かけ機構は、丸々利用できるのでこれを利用しない手はないと思った次第。この様なダイアル表示ではなく、ポイントごとにロータリースイッチでセットすれば、もっと小型になることは解っていたが、敢てこのダイアル表示を採用した
=315円也
チューナ改造のコントロールボックス(仮調整の目盛りが見える)
目盛りは、3.5Mhzから3.8Mhzまでを10センチ位に展開できる様に工夫をした。実際に調整してみると、バリコンでの調整する回転角度は、180度ではなく3.5Mhzから3.8Mhzまでは、30度位になる事が判った。そこで、位置検出VRは、5KΩなので180÷5=36と計算できる。従って、VR=1KΩの両側に基本位置設定用としてに5KΩの半固定VRを接続して、表示中心を1KΩで180度に展開して拡大表示させている
アンテナ単独で使用帯域幅が、80Khz位あることからかなりラフでも良いと思ったが、一応、中心位置になるように校正している。
コントロールボックス内の様子(がらんどうになっている)
流石に往時の高級機なので糸かけ駆動シャフトには立派なフライホイルがある。
回転時の感触は、すこぶる快適だ
RFチューナ部の基板は、取り除いて、10oのベニヤ板に組みこんだ。背面パネルにある白い箱は、ネットワーク用コンセントのボックス。心配したが、電流「1Α」位は大丈夫の様だ。
コントローラ側のVRの取り付け ネットワーク用コンセントの内部
安易に木ネジを使った カプラ側からのケーブルを中継する
こちらの位置決めの1KΩVRの両端には、5KΩの半固定VRをハンダ付けして、前述の様にダイヤル目盛りを拡大表示させている。
プーリーの直径が変ったことによりパネル面から糸の通る角度が、変化した。その為、糸がプーリーから外れない用にするには、強引だがVRのシャフトの向きを少し傾ける必要ができてしまった。
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