上り線ホームから竜飛側
 レール(1.067m)の幅とぷラットホームの幅を
 比べて見ると1m無いことが解かる

吉岡海底(駅)

本当は、海底竜飛に行きたかったが、日程の都合で青森から列車に乗り、一旦北海道側の「木古内」に渡り、函館から来る列車に乗り換えて、吉岡海底駅に降り立ち、ツアーに加わった


 駅とは名ばかりと言っては叱られるかも知れないが、もともと緊急時の非難用なのだからしかたが無い
 新幹線の開通のあかつきには、この海底駅見学ツアーはどうなるだろうか?。
 残すくらいの余裕があってもいいじゃないかと思うが?
 

 2020.5.10 追記

 新幹線が、開通して時速140kmでの走行では、トンネル内の圧力の関係から本坑以外の出入り口は、封鎖さることから、一般に開放されることは無いらしい。
吉岡海底駅にある海面下145mの定点に立った

北海道側の入り口から17km地点にあり青函トンネルの北海道拠点(定点)となっているそうだ。
 ちなみに竜飛海底駅は北海道側の入り口から41km地点にあり青函トンネルの本州拠点(定点)となっている。トンネル内に『定点』と呼ばれる

トンネルの外と似たような環境を設置し、ここに火事になった列車を止めて乗客の避難・救援や消火活動を行える方法を採る事し、これを『定点方式』呼ぶそうです
 新幹線開通時には、新幹線仕様の避難施設として改修される。
 青函トンネルの地質説明パネル
 平面及び縦断面

作業坑の様子
 この作業坑は本坑より少し低い所にあり、本坑に向かって空調された空気が送風されている。
 当時とは、雲泥の差の環境だ

ドラえもんワールド

 実は、緊急時の新幹線車両の退避場所で2両の車両が収容できるそうだ
新幹線化の工事のために平成18年8月から見学できなくなっている

外壁のコンクリートの厚さ
  二重構造で、内側30センチ、
外側30センチを表示している

外壁のコンクリートの厚さ
  ここは内側50センチ、外側90センチ


試験時に我々が、持ち込んだ鑿岩機と同等の機械である。古川工業製もしくは、東洋工業(自動車のマツダの親会社)製だろうと思う


よく解からないが天井から白い糸状のつららのような物が見える。これは、染み出てきた海水に解けている成分が析出したものである。(鍾乳洞の石筍「せきじゅん」と同じようなもの)当時の現場では、いたる所にもっと太いものがあったし、壁面には白い塊があった

  
作業用の自動車がある。作業坑とは言え直径4.5m〜4.7mあるトンネルであり、本坑に沿って作られていて所々で連絡坑で結ばれている。緊急時の非難通路として、また機材の運搬には欠かせないだろう。

     
 作業用の重機 前方のバケットで土砂をすくい後方のコンベアで連結されている貨車に積み込む。エアー駆動なので、コンプレッサーとの連結ホースのひも付き。


 反対側のホームの様子とは入っても同じ構造なのだが


 青函トンネルの説明パネル
 平面及び縦断面

上り線ホームから北海道側
  もちろん、列車通過時は立ち入り禁止


列車とトンネルの内壁は、こんなに狭くプラットホームと呼ぶにはどうかと思ってしまう
 どこでもドア−?

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