設計した油圧装置
削岩機駆動の油圧ユニット、最大圧力140kg/cmもの圧力を必要とし、55KW電力を消費した
大小の容量で2連装のインターナルギヤポンプを使い、圧力と流量で数種類の組み合わせの駆動力を得られるように設計した。
現在でも、富山に工場のある国産メーカーから、仕様に合致したインターナルギヤポンプを試作完成したので、「是非使って性能試験をして欲しい」との申し込みも有り、破格の値段で購入した。
この仕事を離れ、学生時代に明け暮れたスポーツを再開して、親しくしていただいた他校の先輩が、この時、名古屋営業所の所長さんだったとは夢にも思わなった。その後、より一層のお付き合いをさせていただいた。
300kgもあるこのモーターを納期の都合とは言え、もともと200V仕様だった事から、ドイツ側の仕様で400vに結線替えする為、自分で関係工場に運ばされた。
駆動馬力の設定の為にパイロットコントロールバルブを使ってこの油圧制御回路に電気論理回路で言うAND回路、OR回路を組み込んだら、油圧機器メーカーからこの回路について質問されたにはびっくりした。
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青函トンネルの斜坑にて これから先進導坑へ運搬する