血管の詰まった部分に血液が流れ始めた状態の透視写真

 部位#11の確保できた太さは、おおよそ50%である。同時に部位#6も太さは、おおよそ50%の太さであることが判る。この事から動脈硬化などで血管の内部の太さの減少は在る物のこれが、血管を詰まらせる直接の原因ではなく、エコノミー症候群のようにどこかでできた血栓が、流れて来て細くなった部分で詰まったと考えるのが妥当らしい。

 流体力学的な見方をすれば、管路の直径が直径の20%になるとその管路の流量は50%位になるはずなので、内径の50%減なので血流としては必要な流量は確保できるはずである。

 こんな考えが正しいか否かは判らないが、ほっとけとは言わないにしても注意をしていけば、さほど心配することではないと考えた。
 

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