V/UHFのアンテナ基台の製作を取り付け

 4代目と同様にルーフレールに取り付けることにして、その基台の製作に取りかかった。4代目のルーフレールは、丸だったので真鋳板を「エイ!、ヤット!」適当に丸めることで済んだ。しかし、5台目はのそれは丸ではなく、台形をしていたのでそれなりに工夫。

    
 銅線をルーフレールに巻付け、形状と大きさを確認  50ミリ幅で1ミリ厚の銅板をそれらしき形状に加工

 
    
 実際にルーフレールに巻き付け、取り付けられることを確認し、先に4つのボルト穴の穴開け加工をする。まず、しゃこ万などで板を固定し、所定の位置の一か所にボルト穴を開ける。このボルト穴でボルト締めを行い、板の位置がずれなくして、残り3か所の穴開けをする。その後、4本のボルトで仮に組立てから、中央の16φミリのコネクタ用の穴開けを加工した。こうしないとN型コネクタの16ミリφ穴がずれてしまう。逆でも同じだが、加工のしやすからこちら方法で加工



 コネクタの予備加工

 加工と言っても削ったりする訳では無く、配線に使うセミリジット同軸の外形に合わせるアダプタの製作

 手持ちのL型のアンテナ基台用のN型コネクタと、車内からの配線は、セミリジット同軸の外形は、約3.5ミリφを使う。
    
 コネクタとセミリジット同軸                  同軸ケーブル接続寸法が、全く違う


 N型コネクタの同軸接続部の内径約11ミリφなので、セミリジット同軸を直接接続するすることはできない。
 そこで下図のようにする為のアダプタ筒を制作した。こうすれば、それなりの強度と安定した接続を得られる。
 

    
  ロー付前                           ロー付け後(左右に2か所になるので2つ)

 商品を作るのではなく、自己満足のアダプタなので手持ちの銅板を10ミリφ程に丸め、両端を銅板で塞いだ筒を制作した。
 但し、セミリジット同軸とN型コネクタとは、ハンダ付けになる為、大げさになるが銀ロー付けとして、ハンダ付けをしてもこの部分が融けないようにした。(商品ならば、こんな状態では誰も買わない)

 この銀ローは、石油タンカーの原油を加熱する配管のアルミブラスト管を接合する際に使われていた銀50%の物で、遥か若い日に関係の仕事先から頂いた物。(当然、フラックスも 80,000トンのタンカーだった)。

 温度の差こそあるがハンダ付けもロー付けだけど。

    
 同軸コネクタ と セミリジット同軸をアダプタ筒に通す   こんな風のコネクタに嵌め込む


   
 完成したアダプタ筒とコネクタをハンダ付け        自己癒着テープで防水処理を施す


   
 基台をルーフレールの組み付ける             L型のN型コネクタを取り付ける
 見えている線は、グランド用の銅線

 未塗装の部分は、コネクタ、グランド用銅線が金属接触をするようにする為で、組み立て後に塗装する

   
 組み立て後、塗装をして於いた               145MHz帯と435MHz帯のデュアルバンドアンテナ


 車内より同軸ケーブルの引き回し

 アンテナは、車体の外、無線機は車内に設置されるからには、ケーブルを何処かから車外に出さなければならない。先代では、テールランプの取り付け部から車外に引き出していた。
 しかし、今度の車のテールランプアッセンブリーの取り外しは、すこぶる面倒くさい。組み立てたのだから分解でき無いはずは無いと信じてじっくり眺めてみたが、内装の物をかなり外さないとだめっだったので、この方法は諦めた。

   
  そこで、思案結果、安易にテールゲートのパッキンが、嵌る部分に切欠きを作ることにして、ディスクグラインダーでカットの筋を入れ、曲げ込んだ。
  おまじないの錆び止め塗装の為に真っ黒


    
  アンテナ基台からリジットケーブルと車内からの5D-FBを接続 自己癒着テープで防水処理 適当に固定し、車内へ


   
 こんな具合に車内に入る。念の為、防水パテ処理をした


 無線機の装着

   
 コンソールの」助手席側に決定し、現物合わせでマーキング 取り敢えず金具が動かない様にビス止めをして、

   
 金物を付けたままで下穴を開けをして、ビス止め。  無線機は、145Mhzと435Mhzのデュアルバンダー機

 この金具の取り付けには、シフトレバーのあるシフトパネルを外して、ケーブルなどが通っていないかを確認して作業した。


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