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椋 イメージ通りのキャラでしたね。発売前の画像はおとなしくて少し天然なキャラに見えました。実際その通りだったですね。姉がメインキャラで妹がサブキャラと最初に知った時はありえないと思いましたが、CLANNADはサブキャラにもシナリオを用意すると聞いたので、とりあえず納得しました。 杏 これまた定番なキャラ。普段そんなそぶりを見せなくても主人公に思いを寄せているという勝気萌えの王道まっしぐらですね。終わってみたら…終わるまでが長かったですが、名雪を彷彿とさせるようなベタベタした甘々しいエピローグで…この辺大好きですよ。主人公とのやり取りが、部分的に志保を思わせたりします。 余談：名雪を彷彿とさせるのは、かつてどこかで名雪が髪を切るシリアスな二次を見た所為かも知れません。 それでは、まとめてシナリオの方を。 まず椋ですが、朋也の「そんな状態で付き合うってなっても、うまくいくかどうかわからないと思うんだ」「それでも良かったら、付き合ってみるか」ですが…キャラ違うでしょ…。朋也はこんなときは「だから付き合うのは…」と言うべきキャラじゃないですか？まあ、そもそも椋シナリオ(単体)は、少なくとも私はギャルゲーで一度も聞いたことのない、悪い意味で現実的なシナリオですね。面白みがない話になってしまったと思います。たまにはこういうストレートな話もいいですが、結局杏の引き立て役としてのみ存在意義があるシナリオってことでしょう。 そして杏シナリオですが、まず難しさに文句を付けます。時間的に遠くしかも先が見えない選択が多いので、少なくともKeyでは最難関でしょう。長森シナリオのような、話がわかってしまえば全部裏をかいた選択をすればいいというわけではないので。ちなみに私は「目覚めのキスだとか…/目覚めの○○○○○だとか…」を間違えていて攻略見るまで解けなかったんですが。非道いですよ…。そういうわけで杏はクリアに最も時間がかかりました。話はKeyで初めて三角関係をテーマにしていますが、せっかく椋シナリオを捨て石にしたのに、勝平シナリオとの兼ね合いで椋がどの程度本気なのか怪しかったりするので今一つかと。別に泣かせるわけでもなく、恋愛を楽しむだけというわけでもなく、結局何が言いたかったのか疑問です。 勿論悪いことばかりではないですから挙げておきます。二人ともいいキャラです。互いに信頼し合っていていい感じだったり、他のシナリオ、特にことみではいい仕事してます。 何かキャラだけの話になってしまいましたが、シナリオは置いといて良く出来ていると思いますよ。 以上、藤林シナリオをまとめてお届けしました。 |
藤林姉妹シナリオのCLANNADは…きっと「姉妹愛」なんでしょう。
蛇足：C65でSoldier Frogから発行された、いたるさんの描かれた杏と椋のマウスパッドですが、実は杏と涼って書いてあります。いえそれだけです。