不活化ポリオワクチンについて
2015/3/30 改訂
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(1) 使用するワクチンについて
サノフィパスツール社の「イモバックスポリオ」というワクチンを使用します。インフルエンザ
や、三種混合ワクチンと同様の「不活化ワクチン」です。
現在世界86ヶ国で使用されているワクチンで,主にポリオが流行していない国で使用されて
います。
主な副作用は注射部位の痛み,腫れ,発赤で,接種された方の1/2〜1/3に見られます。
注射は皮下注射で実施します。
(2) 注射のスケジュール
(1)今までポリオワクチンを1回もしていない場合
・4回の接種を,生後3ヶ月〜7歳6ヶ月までにすませてください。
・BCGとの同時接種は,しばらくの間見合わせますのでご了承ください。
・このワクチンを行った場合「四種混合ワクチン」は原則として接種できません。
・今まで自費で不活化ポリオを受けた方は,引き続き上のスケジュールで接種を続ける
ことができます。
・不活化ポリオ4回接種後の免疫がいつまで続くかはよくわかっていませんが,一般に
5年程度で効果が弱くなると思われます。流行地への海外出張等では追加接種が必要
になるかもしれません。
(3) その他の注意
(3) 生ポリオワクチンが2回済んでいる場合は,不活化ポリオの接種は必要ありません
(2) 生ポリオワクチンが1回すんでいる場合