小宮神社祭り概要

西東京多摩地方に多い三匹獅子舞いのひとつである 
 歴史的にはおよそ三百年位であろうと言われています
  東京都あきる野市の小宮神社にて毎年9月23日に..
 子供から大人までの勇壮な獅子舞が奉納されています


小宮神社の獅子舞い(舞の概要)
小宮神社の獅子舞いは、昔から伝承される舞が十六種類あり  
それら八歳位から十八歳位までの子供達が三人一組で五組、 
十五人で祭り当日神社や氏子(部落)で舞を奉納しております! 
 そのほか合間に飛び入りで昔舞っていた大人達が舞い狂うのですが、
 獅子舞のファンは元より一般の方々も迫力に圧倒されます!   
  歴史や舞の意味、由来など、他推測も交えてご紹介します!     
                             
(小宮神社の獅子舞いは、大頭、雌獅子、小頭の三匹で舞を行う ) 
     
 大頭(だいがしら) 雌獅子(めじし)  小頭(しょうがしら) 
 雄獅子    雄獅子
組  笛(舞い)♪(音源) 内   容 
 一組目 @と〜ろひゃり
Aおふふぅ 
Bおかざき 
Cおいだし 
しんげいこ(初めて獅子舞を習う者)に入って初めて習う舞いである小さな子供の舞う姿はとても可愛らしく、親たちはカメラ、ビデオ片手に目を細める姿が見られて微笑ましい! 
二組目  Dみこ 
Eよつばな 
Fと〜ひ〜ひゃひゃら〜
G中庭の雌獅子隠し 
○おいだし 
雌獅子隠しとは雄獅子二頭が雌獅子をめぐり壮絶なバトルを繰り広げる舞いである! 花笠の間を隠れては攻撃し、ある時は逃げ惑い三つ巴の戦いが繰り広げられる! 最後は和解しハッピーエンドかと思いきやその戦いは「しめぇ庭の雌獅子隠し」へと続くのである! 
 三組目 Hしょうでん 
Iくりのきぼぅ 
Jしめぇ庭の雌獅子隠し
Kと〜ひ〜ひゃりほ 
○おいだし
しょうでんは三組目からの全ての組が必ず最初に舞う舞である!その思い入れは強くまた舞う時の美しさやこだわりは皆強く持っているようである!

しめぇ庭の雌獅子隠しは中庭よりも笛は力強く舞いも激しく感じられる!雌獅子隠しもいよいよクライマックスに入ります!
 四組目 ○しょうでん
Lさお 
Mくるい ♪
○おいだし 
さおは雌獅子隠しと雌の取り合いと言う意味で共通している、しかし獅子と獅子の間を竹竿で分けて舞う! なぜ竿なのかはよく解っていない!
 五組目 ○しょうでん
Nおおぎり 
Oたち 
○おいだし 
おおぎりは厳しい冬の季節で獅子達が凍えている場面や春になって活き活きと踊りだすさまを獅子の演技によって表現する!

たちはまさしく獅子舞いのメインイベントである、獅子と棒つけぇ(人間)との死闘を描く! 最後に獅子は人間から太刀を奪い取り得意になって練り歩く! 獅子の力強さを当時の人達は神と重ね合わせていたのだろうか?
 全組 ○おいだし  全ての組みが舞の最後に行う舞である!
 悪霊を祓うと言う意味があるらしい! 
 祭関係者全員 ○ぶっこみ 
○ぶっこみ・太鼓 
(昭和52年祭り当日の録音)
まんどうを先頭に舞の庭へ文字通りぶっこんで行く時に吹く笛である! 笛の合間に「こ〜りぁ〜、こ〜りゃ〜!」の合いの手が入るのが意気である! 
 「棒つけぇ」への特別寄稿
 小宮神社獅子舞のしおり
PDF形式(1.12MB)     
               

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