『歴史評論』2008年10月号(第702) 定価 770円

特集/「国風文化」を捉え直す

特集にあたって             *     編集委員会
  座談会 『源氏物語』の可能性
  [河添房江著 『源氏物語と東アジア世界』を手がかりに』]
河添房江・服藤早苗
保立道久〔司会・木村茂光〕
  論  説 平安朝の国文学と漢文学
     ―和漢比較のなかの「国風」―
     渡辺 秀夫
  論  説 平安京研究の近年の動向
     ―遺跡の調査成果を中心に―
     山本 雅和
  論  説 一条聖帝観の創出と上東門院      高松 百香
 歴史のひろば 古典文学と近代京都をめぐる素描
     ―名所の女性化と源氏物語千年紀―
     高木 博志
  書  評 山本淳子著『源氏物語の時代』      木村 茂光
  紹  介 財団法人京都埋蔵文化財研究所監修『紫式部の生きた京都』      木村 茂光
 歴史のひろば 歴史データベースの将来と歴史知識学
     ―コンピュータはただの便利な道具か―
     保立 道久
  書  評 高山秀嗣著『中世浄土教者の伝道とその特質』      菊池 大樹
  書  評 柳谷慶子著『近世の女性相続と介護』      小椋喜一郎
  書  評 田中隆一著『満州国と日本の帝国支配』      岡部 牧夫
  紹  介 天野哲也・小野裕子編『古代蝦夷からアイヌへ』      児島 恭子
  紹  介 服部治則著『武田氏家臣団の系譜』      戸谷 穂高
科学運動通信 竹橋事件一三〇周年を迎えるにあたって      松尾 章一
  

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