『歴史評論』2008年2月号(第694) 定価 770円

特集/文芸作品から読み解く民衆世界

     *    二〇〇八年をどのような年にするか 代表委員
大日方純夫
 特集にあたって                   * 編集委員会
   論  説 日本文学の近代
    ―史料論への接近―
原田 敬一
   論  説 『浮世物語』から時代を読む
    ―近世人の思想形成と書物―
若尾 政希
   論  説 人情本にみる江戸庶民女性の読書と教養
    ―為永春水『梅暦』シリーズを素材に―
青木美智男
   論  説 歴史・実録・講談
    ―「越後騒動物」の変遷―
佐藤 宏之
   論  説 三遊亭円朝の時代
    ―大衆芸能に見る、一九世紀民衆の日常心性―
須田  努
   投  稿 小磯国昭内閣期の政治過程に関する一考
   ―一元的な戦争指導体制の構築にむけた取り組みから―
関口 哲矢
   書  評 松浦利隆著『在来技術改良の支えた近代化』 石井 寛治
   書  評 島田昌和著『渋沢栄一の企業者活動の研究』 中村 宗悦
   書  評 源川真希著『東京市政』 櫻井 良樹
   書  評 藤野豊著『ハンセン病と戦後民主主義』 廣川 和花
   書  評 成田龍一著『歴史学のポジショナリティ』 岡本 充弘
   紹  介 ことばの中世史研究会編『「鎌倉遺文」にみる中世のことば辞典』 鎌倉 佐保
   紹  介 星名定雄著『情報と通信の文化史』 酒井 紀美
   紹  介 河村貞枝・今井けい編『イギリス近代女性史研究入門』 富田 裕子
   紹  介 ミーテク・ペンパー著/下村由一訳『救出への道』 井上 茂子
  

戻る