『歴史評論』2006年11月号(第679) 定価770円

特集/歴史科学協議会第四〇回大会準備号
  
歴史科学協議会第四〇回大会・総会案内
創刊六〇周年を迎えた『歴史評論』 編集長 池享
論説 戦国大名の密懐法と夫婦
―家父長権力再考―
菅原正子
論説 秀吉政権の東国支配と材木調達について
―大坂湾〜太平洋沿岸の材木流通を中心に―
曽根勇二
論説 一五年戦争下の高等女学校における教練 佐々木陽子
歴史のひろば 歴史教育再構成の課題       
―歴史教育科目「東(北)アジア史」の可能性―
鈴木哲雄
私の歴史研究 中塚明 ”日本近代史と朝鮮問題” 聞き手:井口和起・金文子・大谷正
大会準備号 大会テーマの設定にあたって
《第一日目》歴史学は現在(いま)にどう向き合うか 市民社会形成の基礎学としての歴史研究の今日的位置 奥村弘
《第一日目》歴史学は現在(いま)にどう向き合うか 「つくる会」教科書とジェンダーフリーバッシング 服藤早苗
《第一日目》歴史学は現在(いま)にどう向き合うか 歴史家は現在にいかに向きあうか 宮地正人
《第二日目》歴史のなかの地域・伝統 近代日本の地域社会と神社         
―一九二〇〜三〇年代在地神職集団の動向を中心に―
畔上直樹
《第二日目》歴史のなかの地域・伝統 日清戦争後における軍隊と地域社会         
―兵庫県下の在郷軍人団体を事例に―
北泊謙太郎
《第二日目》歴史のなかの地域・伝統 古代東アジア地域の外交秩序と書状         
―非君臣関係の外交文書について―
廣瀬憲雄
書評 内海愛子著『日本軍の捕虜政策』 小菅信子
紹介 宇野俊一著『桂太郎』 櫻井良樹
紹介 平田雅博著『内なる帝国・内なる他者』 山口公一
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