『歴史評論』2006年9月号(第677) 定価770円

特集/植民地主義再考
  
特集にあたって 編集委員会
論説 「植民地責任論」試論
―ヘレロ補償問題を手がかりに―
永原陽子
論説 歴史を書くのはだれか
―二〇〇五年フランスにおける植民地支配の過去をめぐる論争―
平野千果子
論説 植民地支配の「清算」とは何か
―朝鮮を事例として―
吉澤文寿
論説 植民地主義もしくは歴史のシニシズム 飯島みどり
歴史のひろば 非公式帝国の「仕掛け」としての「主権国家システム」 半澤朝彦
投稿 鎌倉九州の国御家人統制と惣地頭 清水亮
歴史の眼 杉並区教科書問題をめぐって 大高俊一郎・牛木純江
書評 繁田信一著『陰陽師と貴族社会』 山下克明
書評 告井幸男著『摂関期貴族社会の研究』 井原今朝男
書評 町田哲著『近世和泉の地域社会構造』 藤本清二郎
書評 青木隆浩著『近代酒造業の地域的展開』 渡辺嘉之
紹介 鈴江英一編著『開拓使文書の森へ』 田端宏
紹介 田中比呂志・飯島渉著『中国近現代史研究のスタンダード       
―卒業論文を書く―』
村上衛
科学運動通信 「シンポジウム歴史教科書―今までとこれから―」参加記 川手圭一

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