メンテナンス編(メンテナンスは超重要)
メンテナンスと言っても一般の普通の人が自分で車のメンテナンスをすることは少ないと思います。
でも、ちょっとがんばればできる、超お得なメンテナンス術を紹介いたします。
@タイヤ空気圧
運転席のドアのボディー側に設定空気圧が書いてあります。(椅子のすぐ横です)
だいたい220kPaくらいの値で前輪と後輪に分けて書いてあるはずです。(220kPa(2.2kg/cm2)みたいに書いてます)
タイヤ空気圧はガソリンスタンドでタダで入れられるので、挑戦してみましょう。(やりかたはスタンドで教えてもらえます)
ここの設定されている空気圧は、タイヤが常温のときの設定空気圧です。
スタンドまで走行してきてタイヤが温まっているときは、中の空気も温まっているので設定空気圧どうりなら空気圧がちょっと
高い220+10kPa(0.1kg/cm2)くらいになっていればokです。
スタンドまでほとんど走行してなくタイヤが温まっていなければ、設定どうりの空気圧にセットしてください。
空気圧を設定よりもあげると燃費が向上すると、よくいろいろなものに書いてあったりします。
しかし↓の図のようにタイヤ空気圧をあげると燃費は若干向上しますが、タイヤ寿命が大幅に低下するので、
タイヤ交換まで考えれば、設定空気圧ちょうどで使うのがエコと言えます。
燃費レースをしたいだけなら、タイヤを1回で使いきるイメージで上げるのもいいですが、お勧めできません。
←タイヤの本に書いてあったのを再現した図
Aエンジンオイル
一般に5000kmくらいで交換するのがいいそうです。
とはいえ燃費で体感できるほど違うかというとそうでもないので、普通に1年点検おきくらいにディーラーで交換でokだと思います
自分で交換するときに、『0W-20』みたいに書いてあるSAE粘度ですが、基本的には車の説明書に書いてあるグレードで
OKかと思います。
数字が少ないほど粘性が小さいので燃費には良いのですが、どんな不具合があるかわからないので、ほどほどにして
おきましょう。
オイルレベルゲージで油量を確認するとき、レベルの下限に近付くほど燃費には良いですが、これも体感できるほど
ではないので、中央から上くらいでいいかと思います。
BATFオイル(オートマチック車用)
これもディーラーで点検のときに交換距離がきていたら交換しておきましょう。
燃費には体感できるほどの差はありませんが、オートマチックミッションは非常に精密にできているので、不具合の
未然防止に良いと思われます。(車は長く乗ったほどエコになるので、大事に乗りましょう。多少燃費の良いエコ車に
乗り換えるより大事に乗った方が総合的にお得です。つまりエコなんです)
ひとたびオートマチックミッションが壊れると、バックできなくなったり、発進できなくなったり、何速か入らないギアが
でたり、スムースにギアチェンジしなくなったりします。
ギアチェンジがスムースでなく、各ギアに変わるたびにクラッチが切れるようなエンジン吹けあがり感がでたりすると
燃費は大幅に悪化するので、トランスミッションを点検してもらったほうが良いでしょう。
これも自分で入れる時は手などにつくと体に良くないので気おつけましょう。
オイルレベルも下限に近いほど燃費にはいいですが、これも上限にしたからといって体感できるほどの燃費差があるわけでは
ないので、ほどほどにしておきましょう。
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