停車中編(停車中での低燃費にするコツ)

ここでは、短距離走行で燃費記録を出すのと、バッテリーが新品から交換するまでのトータルのコスト(燃料代+バッテリー代)で
考える普通の人の場合を分けて考えます。


燃費記録狙いの短距離走行

始動で使われるバッテリーは燃費記録を狙っている区間持てばいいので積極的にアイドルストップを使いましょう。
アイドルでいい時間があればすべてアイドルストップするのがいいです。
エンジンの再始動に若干燃料を多く使う場合もあるのであまり短い時間しかアイドルストップできないと、再始動で燃料を多めに
使うことにより逆転してしまう可能性もあるので、アイドル時間が長ければ長いほど有利です。
短いアイドル時間になりそうだと予測される時は、ニュートラルの方が良いかもです。
バッテリーは始動のたびに消耗(放電)していきますが、単に燃費記録を出したいだけなら記録を出す区間で
バッテリーを使いきるのがベストとなります。
バッテリーを使いきると言うことはバッテリー容量が大きい方が有利です。
(例:55D23Rなら最初の55のところの数字が大きいほど有利です。この数字は容量(Ah)と始動性能(CCA)との総合性能
 らしいので同じ数字なら容量が多いものを選びたいです。)
最近はアイドルストップを自動で行う車も増えてきましたが、エアコンのA/C(エアーコンプレッサー)を作動させているなど
電力消費が多い場合はアイドルストップしない場合があるようなので、記録狙いの人はA/CはOFFがいいです。
停車中はフットブレーキで停車状態を維持するのではなくサイドブレーキで停車するようにすると、テールランプの電力が削減
できるのとブレーキアシスト力をエンジン動力から使わないので、ちょっと燃費が良くなります。


普通の人の走行の場合

普通の人は経済性と利便性を捨ててまで燃費を出すわけにはいかないので、ちょっと複雑です。
アイドルストップがアイドル時間が長いほど有利なのは同じなのですが、短い時間で再始動を繰り返すとバッテリーの消耗が
早くなります。(利便性の面でも、自分でストップ&始動を繰り返すのは不便。)
いくら燃費を良くしてもバッテリー交換時期が早くなってしまっては経済的とはいえません。
ある程度以上、長い時間アイドルするならアイドルストップした方が燃費が良くなるという時間があるのですが、さらにバッテリーの
消耗分も考えるとさらに長い時間アイドルする場合でないと経済効果がだせません。
しかし、始動にどれくらい電力を使ってどれくらいの燃料が必要かは車によってまちまちです。
アイドルストップ機能が付いている車はある程度考えて作られているでしょうから、車まかせでokですが、ついていない車の場合は
再始動で電気と燃料を使い、もしかしたら再始動できないリスクを負ってまでアイドルストップする必要はないと思います。
では、何もしなくていいのか?というとそうでもありません。
アイドル中はDシフトにしているよりもNシフトにしている方が燃料消費が少ないので、積極的にアイドルする時間はNシフトに
しましょう。(Dシフトで停車はクリープ力で発進する動力をブレーキで捨てている状態の為)
停車中はサイドブレーキで停車するのがいいのは燃費記録狙いと同じです。
このサイドブレーキテクニックは古い車ほど効果がある傾向ですが、原理は私のノウハウとさせてください。
あと夜間は停車中にヘッドライトを消すのも電力を節約することによって燃費を良くする手法の一つですが、視認性が低下するので
明るい街燈があるような場所に限ったほうが安全なので、周囲の状況を見て判断しください。
バッテリーの種類の選択ですが、これも難しいです。
性能のいいバッテリーは値段が高いので、値段が上がった分だけ燃費が良くなればいいのですが私から言えるのはメーカー純正
同等がもっともいいはずということです。(いろいろノウハウがあるのでここで言えない事もいろいろ有ります)
なぜならメーカーもコスト対効果(燃費)は考えて付けているのでメーカー指定の物が良いのではないかと思います。

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