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独 り 言 (2025年10月分)
ニュースとお天気
2025年10月26日(日)
今日はメンサ・テスト合格者の会の月例会。 コロナ前は何度かやっていた茶道体験会をちょっとだけ復活させようかということで、午前中からその準備にかかる。 まずはお茶とお菓子の購入。 風露や茶釜を借りる手続き。 午後。 会場入りしてから、お湯を沸かし、Zoom参加の人がお茶を立てる手元が見られるようにカメラの準備。 で、本番は……まあまあ、上手く行ったかな? いつものように懇親会。 「寒い」という理由で初っ端から熱燗でグイグイ。 帰宅してニュースを見たら、宮城県知事選挙で自民党・公明党・維新の会が推す現職が当選したそうだ。 東日本大震災からの復興等の実績が評価されたらしい。 やっぱり実績がある人は強いよね。 寝る。
2025年10月25日(土)
朝。 舌の先に口内炎が出来ていた。 めまいも残っているが、こっちは起き上がったり寝たりと大きく頭位を動かした時にしか発症しないのでさほど問題はない。 万一めまいで体のバランスを崩しても頭の下にあるのは柔らかい布団だ。 昼。 昨日入りそびれたので風呂を沸かして入る。 午後。 連続テレビ小説「ばけばけ」を1週間分、一気見。 経営者である伯父の死によってヒロインが務めていた織物工場が倒産し、家の収入が減ってしまう。 ヒロインが金貸しに「遊女屋に売る」と言われているのを聞いたヒロインの夫は、金貸しに頼んで遊女屋の客引きとして雇ってもらうことに。 これによりヒロインの夫は、昼は荷上げの力仕事、夕方から夜にかけては遊女屋の客引き、深夜は内職と寝る間もなく働くことになる。 ヘトヘトに疲れ切った彼を、ヒロインの祖父は卑しい仕事で家の格を落としたと言って厳しく叱責する。 その結果ついに、ヒロインの夫は出奔してしまうのだ。 夫を連れ戻すためにその行き先である東京まで訪ねて行ったヒロインだが、夫はもうあの家には戻りたくないと言う。 そして東京で2人でやり直そうとヒロインを誘うのだ。 一度は夫と東京で暮らすことも考えたヒロインだが、やはり家族を見捨てる訳にはいかないとひとりで故郷に戻って行くことになる。 史実にある「ヒロインの離婚」というドロドロした話を、なんとか綺麗な話にまとめた。 ヒロインとラフカディオ・ハーンを出会わせるきっかけとなる人物とヒロインの接点を作った。 「武士」に拘っていたヒロインの祖父が東京までの旅費を作るために家宝の鎧と刀を売ることで、ヒロインの祖父の変化を描いた。 ……というところが今週の物語のポイントかな? 夕方。 空想小説ワークショップは「中断法」について。 ええと…… 浅暮三文先生は、中断法はお嫌い……と。(^^; (小川哲先生は、使いまくっているのだが) 夜。 今夜はちゃんと入浴してから寝床へ向かう。 寝ようとしたら、やはりめまいが起こる。 しばらくは仕方がないかな。 寝る。
2025年10月24日(金)
雨。 通勤のお供は『火星の女王』(小川哲 早川書房 Kindle版)。 人類の一部が火星に移住している時代。 しかし資源の発掘が当初期待していたようには捗らず、地球側は火星からの撤退を計画する。 これに反発したのが、すでに火星で生活している人々。 火星で地球外生命体に繋がるかも知れない発見がなされたのをきっかけに、地球に不満を抱えていた「火星人」たちが行動を起こす……。 ……という辺りで電車が「明治神宮前〈原宿〉」に着いてしまった。 千代田線に乗り換えて「表参道」へ。 職場に着くと、作業スケジュールに変更が出ていた。 変更は今月に入って2回目。 そして変更ごとに納期がタイトになっていく。 さすがに勘弁して貰いたい。 夕方。 定時で職場を出たが、かなりヘトヘト。 帰宅してぼーっとラジオを聴く。 1号くんからLINEで押川春浪について質問されたので、日露戦争以前のまだ潜水艦など発明されていなかった時代に軍事用潜水艦「海底軍艦」 でロシアと戦うという小説を書いた人だと説明する。 「SF作家って枠なん?」 と聞かれたが、その当時はまだSFなんて言葉はなかっただろうからなあ。 夏目漱石:1867年〜1916年 押川春浪:1876年〜1914年 と並べれば、押川春浪が生きた時代がなんとなくイメージできるかな? ちなみに「天狗倶楽部」の人でもある。 夕食はハヤシライス。 こういうものって素人が下手に作るより、ちょっとお高めのレトルトの方が美味だと思う。 夜。 急に眠くなって起き上がれなくなった。 疲れが溜まっていたのかもな。 2号くんから電話。 ちょっと外に出てこないかと言うので断る。 「断るだけの正当な理由があるのか?」 と聞かれたので、 「毛布が温い」 と答えたら納得したようだ。 起き上がるのが困難なので、このまま寝る。
2025年10月23日(木)
午前中。 寒いので毛布を被っている。 昨夜遅くに『火星の女王』の紙の本と一緒にAmazonの置き配で玄関に届いていた毛布だ。 期待したよりやや薄手。 昼。 「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」第4話視聴。 今回の事件は、ストリッパーの息子が通う小学校の担任が家庭訪問でやって来るという話と、上演に必要なライトを手に入れるため、主人公が 以前いた劇団のステージからライトを取り外して盗んで来たことがバレて、その劇団の主催者が乗り込んで来るという話。 担任は、ストリッパーの息子である少年の絵の才能を高く評価しており、才能ある子供がストリップ劇場のような劣悪な環境で育つことを心配 して彼をなんとか助け出そうとやって来たのだ。 そして劇団の主催者の方は、主人公の演出家としての才能を高く評価しており、才能ある演出家がストリップ劇場で上演されるような素人芝居 の演出をやるべきではないと考え、彼をなんとか連れ戻そうとする。 両者共に「敵」は善意で行動している人間であり、見ようによっては正しいのであるが、ドラマはそれを善意の押し付けとして描く。 「敵」の誤りは、自分が助けようと考えている相手を見くびっているところかな? 担任教師は、ストリッパーをしながら子育てをしている母親の覚悟を知らず、劇団の主催者は、自分を追い出した劇団への対抗心という下らな い理由から新劇団を立ち上げた主人公が、新劇団のメンバーたちと稽古を進めるうちに人間的に成長して彼らの信頼を集めるまでになっている ことを知らない。 午後。 あまり寒いので10月になって初めてヒーターをつけた。 『火星の女王』(小川哲 早川書房 Kindle版)は、火星に住む人間と地球に住む人間の間に感情的対立があるという設定の物語。 紙の本と対照してみたら、どうやら最初から3分の1まで読み進んだところっぽい。 ここまでのところ、主人公はどうやらリキ・カワナベという火星の資源調査を行なっている人物と、リリという地球に観光に行こうとしている 火星在住の女性のようなのだが、ドラマのサイトを見ると主人公は白石アオトという、いまのところまだあまり重要なことをやっていない青年 になっているのだよな。 明日は仕事。 通勤電車で続きを読もう。 寝る。
2025年10月22日(水)
朝起きて、本日発売の『火星の女王』をKindle Bookにダウンロード。 紙の本も予約してあるのだが、そっちは保存用(機会があればサインを頂く用)。 出勤。 少し雨が降っているので傘を差す。 いつの間にか、上着を着ていないと寒い気温になっている。 (この間までクーラーなしでは過ごせなかったのに) いつもの列車に乗車。 通勤のお供はもちろん『火星の女王』(小川哲 早川書房 Kindle版)。 ページを開くと主人公(?)は火星にいる。 未来の火星だ。 (うーん、SFだ!) 職場に到着。 体調はまだ完全ではないが、しつも通りのルーティンワークなので特に大きな問題もなくこなしていく。 定時で退社し、家に帰って郵便受けを確認したが、紙版の『火星の女王』は、まだ届いていない。 夕食後。 X(旧Twitter)で「シラス」で東京創元社の小浜徹也さんの配信があるのを知って予約を入れる。 小浜さんが、乗っていた東武東上線が鹿にぶつかったので遅れるかも知れないとポストしていたのだ。 (鹿?) 本日のトークテーマは「江口寿史さんのトレース問題でいろいろと思ったこと」だったのだが、当然のように視聴者の質問は「鹿」。 「熊じゃなくて良かったですね」などと怖いことを言っていた人がいたが、東武東上線に熊が出たらマジで笑えない。 線路伝いにトコトコと池袋まで歩いて来る熊なんて、どう考えても可愛くは思えないだろう。 鹿の話が一段落したと思ったら、次は小浜さんが書いた本、『超SF創作マニュアル』の話。 1時間以上遅刻して参加した人がいたのだが、まだ本題の江口寿史さんのトレース問題の話は始まってもいなかった。(笑) で、その本題。 小浜さんもそうだったみたいだが、私にとってもトレースというものがいつの間にそんな打首獄門級の重大犯罪になってしまったのかが分から ないのだ。 たぶん江口寿史さんも分かっていないひとりなんじゃないかと思う。 それはそうと…… 小浜さんの書いた文章をそのままパクってSF大会の配布物に自分の文章として載せたという実行委員長、誰だよ?(^^; ……なんやかんやで時間延長もあり、シラスの配信が終わると、すでに深夜だった。 寝よう。
2025年10月21日(火)
朝からめまいが治らない。 頭を動かすと世界がぐるりと回るので、具合が大変よろしくない。 良性発作性頭位めまい症? まあ、大したことはなさそう。 大したことはないのだが、立って歩くと目が回るというのは少々危険。 倒れても安全なように、布団の上で姿勢を低くして過ごす。 (要は、寝転がっている) 寝たまま作業。 当然、効率は悪い。 夕方。 やや回復したので、動き回る仕事ができるようになった。 寒いのでAmazonで毛布をポチる。 ニュース。 総理大臣が決まったそうだ。 予想通りの高市さん。 この人、参院選に負けたあたりですでに次期総理に名乗りをあげていたので出来レースだと思っていたのだが、その割にはゴタゴタしたね。 夜。 ドラマ「ちょっとだけエスパー」視聴。 主人公は「経費で落ちないような接待費」のようなセコい金額を会社から横領してクビになった元サラリーマン。 業務内容がよく分からない会社の面接を受けたところ、なぜか社長に気に入られ、最終面接に呼ばれる。 その「面接試験」は、社長に言われた通りに中身の不明なカプセルを飲むことだった。 どうやらこのカプセルは、人になんらかのESP能力を目覚めさせるという薬であったらしい。 薬のお陰でエスパーになってしまった主人公は、業務として目的も分からない会社からのミッションをこなしていくのだが…… 第1話は、主人公がどうにか3つのミッションを成功させ、これらのミッションをサポートしてくれていたのが同僚たちだと分かり、歓迎会に 参加するところまで。 滑り出しとしては、そこそこ面白かった。 次回も見るやつに入れておこう。 寝る。
2025年10月20日(月)
出勤。 駅に着いたらトイレからアラームが鳴っていた。 どうやら身障者用トイレ内で何事かあったらしい。 駆けつけた駅員も中に入れなくて(個室の鍵が内側から施錠されていた)無線を使って誰かと話をしていた。 (中の人が無事だといいなあ)などと思いつつ、ホームへ向かう。 通勤のお供は『英国古典推理小説集 』(佐々木徹・他 岩波文庫 Kindle版)。 古典ミステリの短編集なのだが、犯行のきっかけが「親がスペイン人だったから」というのは??? 昔のイギリスでは「スペイン人は突然激昂して何をするか分からない頭のおかしい人」だったのだろうか? この手の昔の訳のわからん当時の偏見というのは、知らないと何が何やらさっぱり。 ちなみに、聞くところによると「中国人は魔法が使える人」だったらしい。 なんでやねん? 仕事はいつも通りだが、体調は相変わらずで軽い目眩がする。 まあ、よくあること。 定時に退社して帰宅。 佐藤編集長から電話があって「転んで怪我をした」のだそうだ。 医者に行くように勧める。 夜。 9時に部屋の灯りをつけたまま、ちょっとだけ横になったら午前1時までタイムワープ。 慌てて風呂に入って、ちゃんと寝る。
2025年10月19日(日)
午前中。 たぶん最近の急な気温の変化に体がついていっていないのだろう、やたらに疲れやすい。 午後。 パソコンで作業中に、気がつけば寝落ち。 ちょっとヤバ目な感じがしたので横になったら、そのまま2時間ほど眠ってしまった。 夕方。 『妖怪ハンター』の 1 、2、3巻(諸星大二郎 ヤングジャンプコミックス Kindle版)読了。 得体の知れない軟体動物(?)を食べるというネタは諸星先生のお気に入りなのだろうか? 夜。 急に体調が悪化。 夕食は抜き。 22時。 急に猛烈に眠くなって来たので、寝る。
2025年10月18日(土)
朝。 ……明らかな寝不足。 疲れているのに眠れないというのは、なんでだったのだろう。 (夕食の時に飲んだお茶かなあ?) 午後。 はるこんのZoom会議。 ……のはずが、会場の担当者がマイクのスイッチを入れ忘れていて、冒頭40分ほど音が聞こえなかった。 夕方まで会議に参加。 お陰で自分が来年のSF大会の第1回の会議をすっとばしていたことを知った。 (スマホで申し込んで参加するなんて形式は初めてなのだ) 次回の会議は忘れないように登録して、スマホの画面にQRコードが表示できる状態にした。 この作業に30分ぐらい悪戦苦闘。 どうしてスマートフォンというのは、ここまで使いづらいのだろう? 普通にボタンをつけて、普通に押して操作できるようにした機械で良くないか? 画面上のちっちゃなボタンを、隣のボタンに決して指が触れないように用心しながら注意深く「タップ」するという神経のすり減る作業の繰り 返しに、終わった時にはヘトヘトになっていた。 夕方。 NHKの連続テレビ小説「ばけばけ」を1週間分一気見。 ヒロインの勤務先である織物工場の経営が危うくなり、社長も病気になり……という悲劇の予感。 おまけに婿入りして来たばかりの婿さんも、なんだか家に馴染めていなさそうな気配なのである。 次週はたぶん今週「溜めた」分が崩壊するところから始まるのだろうな。 夜。 『妖怪ハンター』の 1 、2、3巻(諸星大二郎 ヤングジャンプコミックス Kindle版)がセールで出ていたのでまとめ買い。 今夜はこれを読みつつ、寝る。
2025年10月17日(金)
出勤日。 通勤のお供は『英国古典推理小説集 』(佐々木徹・他 岩波文庫 Kindle版)。 短編集のようだが。 (うーむ?) 午前中に、元請け会社の人が来た以外は特に変わったこともなく、定時まで仕事をしてから帰宅。 体調はあまり良くない。 さらに妙な寒さを感じる。 疲れたせいかと思ったが、夜中に1時間置きに目が覚めてしまう。 ……そして今は午前6時なのだが、これはもう諦めて起きた方が良いかなあ?
2025年10月16日(木)
朝。 目が覚めてもまだ体力が回復していない。 そしてなんだか風邪っぽいので。風邪薬を飲んでいったん眠る。 午後。 もう1度目を覚まし『マーブル館殺人事件』(アンソニー・ホロヴィッツ:著 山田蘭:訳 創元推理文庫 Kindle版)を手に取る。 夕方。 『マーブル館殺人事件』読了。 後半はヒロインが大きく事件に巻き込まれるハラハラドキドキ展開なのだが、どうもしっくりこない。 理由は、ヒロインがわざわざトラブルに巻き込まれに行っているようにしか見えないから。 回避できるトラブルに自分から巻き込まれに行く行動が不自然に思えてイライラしてしまった。 このシリーズを、もっと書くつもりなのだろうか? だったら買うけど。(←ちょろい読者) ニュース。 総理大臣の指名選挙。 なんかもう、人数集めでポリシーとかどうでもよくなっちゃってる? 誰が総理大臣になるにせよ、こんな形で政権を発足させてまともに運営できるのかね? 政治と関係なさそうなニュース。 私は気づかなかったのだが、YouTubeがトラブルを起こしていたらしい。 夜になってから試しに開いてみたら普通に見られたので、復旧したのかな? 明日は仕事。 寝る。
2025年10月15日(水)
出勤日。 作業スケジュールに変更があったとかで、非常に忙しい日になった。 帰りに病院に寄って花粉症の薬を処方してもらう。 薬局の待合室でテレビのニュースを見ていたら「維新が自民党と連立を協議することになった」と言っていた。 単純に議員数の足し算をすると、高市さんが総理大臣になる可能性が高くなったということかな? 帰宅。 夕食後に風呂に入って、ドラマ「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」第3話視聴。 今回は、主人公である久部が演出家として成長する話。【以下、ネタバレ注意!】 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓潰れかけたストリップ劇場を演劇のための劇場として生まれ変わらせることになった主人公。 シェイクスピアの「夏の夜の夢」を上映台本とした書き直しているところなのだが、ストリッパーのひとり(つまり今回の芝居の出演者)から 「長いと客が飽きる」と言われて書きかけの原稿をビリビリに破いてしまう。 一見、彼が単に癇癪を起こしたように見えるが、実際にはこれも彼の「成長」。 前にいた劇団で似たようなことを言われた彼は、演劇論をまくし立てて自分の意見を通そうとしていた。 なぜ彼がこのストリッパーの言うことには「素直に」従ったのかと言うと、彼女はストリップ劇場で演劇をやるという彼の意見の後押しをして くれた人であるから。 つまり彼の中ではこのストリッパーは数少ない「味方」なのだ。 (もっともこの彼の思い込みは、その後ストリッパー自身によって否定されてしまうのだが) もうひとつの彼の「成長」のきっかけは、素人と見下して人数合わせのつもりで役者に加えた人物が、意外なことに俳優として才能があること に気づいた時。 ついでに言うと、ここでほぼ初めて以前の劇団のメンバーの顔が画面にはっきりと映るのだが、この時はすでに彼らは主人公にとっての「敵」 となっているのだ。 (演出がいい!) そしてその「成長」の結果が、彼を役者のいい芝居を引き出していく優れた演出家に変化させるのが今回のドラマ。 ちなみに私が好きなシーンは、主人公が案内所のおばば(予言者的な立ち位置の人)に「灰皿は灰を捨てるためにある」と助言されるところ。 これは、山場での主人公のセリフ「ぼくは演出家です。役者のいいところを見つけるのが仕事なんです」と対になる。 (「灰皿」は、おそらく「自分の演出通りに演じない役者に演出家が投げつけるアイテム」であり「一方的で横暴な演出家」の象徴) そして役者の芝居が気に入らないと灰皿を投げつけようとするような自分勝手な演出家だった主人公は「演出家は役者のいいところを見つける ためにいるのだ」ということに気づき、役者自身に自らの長所に気づかせつつ自分の演出意図を役者に丁寧に説明する演出家になるのだ。 ……ともかく密度の高いドラマ。 1度見終わったあと録画で見直して、今度はところどころ止めつつ画面の隅々までを観察するという2度美味しい鑑賞の仕方が楽しめる。 来週以降も楽しみ。 寝る。
2025年10月14日(火)
シフト休み。 大河ドラマ「べらぼう」第39話視聴。 老中・松平定信が白州に上がり、町人である蔦重と直接対決??? (そんなバカなことがあるか!) と、突っ込もうとしたら、火付盗賊改頭の長谷川平蔵宣以(はせがわ・へいぞう・のぶため)が押し込み強盗の捕縛に自ら出張って、 「火付盗賊改長谷川平蔵である! 神妙に縛に就けィ!」 (^◇^)・・・(^◇^)・・・(^◇^) ……エンタメに野暮を言ってすいませんでした。 午後。 なんだかだるくて眠くなり。 2時間ほど熟睡。 目が覚めたら風邪っぽいので風邪薬を飲んでまたしばらくウトウト。 『マーブル館殺人事件』(アンソニー・ホロヴィッツ:著 山田蘭:訳 創元推理文庫 Kindle版)の続きを読む。 若手作家の書きかけの原稿を受け取った女性編集者。 読んでいるうちに、小説内の事件が現実で起きた出来事と微妙にリンクして……。 ところで、イギリスでは亭主が女房を殴ると「大事件」なのか? 今は日本でもそうなのだろうか? 私が昭和な人間なだけか? 明日は仕事なので、風呂に入って、寝る。
2025年10月13日(月)
今日は祝日。 「スポーツの日」だそうだ。 (「体育の日」という名称の方が良かった気がするなあ) 昼。 フランスパンにオリーブオイルをつけて食べたら美味しく感じた。 このところ動物性の脂肪に体が変な反応を示すようになって、油が摂りにくくなっていたからかな? 午後。 なんとなく気が向いて木曜日に提出した課題の続きをやってみる。 (登場人物がだんだん増えていく) 夕方。 首相指名選挙関係のニュースをネットでざっと見る。 ……で、いつ決まるんだ、日本の総理大臣? 夜。 ラジオを聴きつつ、寝る。
2025年10月12日(日)
本を読む日。 『マーブル館殺人事件』(アンソニー・ホロヴィッツ:著 山田蘭:訳 創元推理文庫 Kindle版)の上巻を読み終わって、下巻へ。 この小説は、女性編集者が作家から受け取った原稿を読みつつ、その作家自身に関わる事件を究明していくという構成になっている。 上巻で小説の前半部分の原稿を受け取っていた編集者は、作家から続きの原稿を受け取って読み始める。 「小説」の中では、金持ちの老女が殺害され、その夫が容疑者ではないかと疑われているのだが……。 「作家」の書いた「小説」の中での事件と「現実」で起きた事件がリンクする。 「小説」の登場人物それぞれに「現実」におけるモデルがおり、類似する事件が発生している。 面白いのは「小説」を書いている「作家」自身が信頼できる人物であるのかどうかが主人公には分からないという点。 私はこの「信頼できない語り部」って好きなんだよな。 夕方。 『ミステリと言う勿れ』の第15巻が出たのでhontoで買って読む。 タイトルから分かる通り、このシリーズは基本的にミステリなのだが、少女漫画でもあるので恋愛の要素もちゃんと入っている。 15巻では、主人公・久能整(くのう・ととのう)くんと病院で知り合った美女ライカさんとの哀しい恋の物語が描かれる。 お似合いのカップルで、読者としてもこのまま幸せになって欲しいところなのだが、なにしろライカさんは「病気」なので……。 ライカさんに「キスしてもいいだろうか」と聞かれた整くんが丸々6ページかけて悩むシーンは、やはり少女漫画である。 (少年漫画の主人公だったら、たぶんこのシチュエーションで悩まない) 「もうここにいない相手への永遠の恋」というテーマは、美しいが男性には好まれないのかな? そう言えばドラマ化したときには、これを回避するために「整くんに恋する健康な女の子」を出して原作読者から総スカンを喰ったんだよな。 ……気がつけば、午前0時。 猛烈に眠いので、寝る。
2025年10月11日(土)
土曜日なのだが、昨日一昨日がシフト休みだったのであまり週末感がない。 10月も三分の一が過ぎ、さすがに少し涼しくなって来て、クーラーを切ってサーキュレーターだけでもなんとかなる。 午後。 『マーブル館殺人事件』(アンソニー・ホロヴィッツ:著 山田蘭:訳 創元推理文庫 Kindle版)の続きを読む。 編集者であるヒロインは、今は亡き高名な童話作家の孫であるミステリー作家の担当になるのだが……という話。 どうやら作家の書いているミステリーの登場人物にはモデルがいるらしい。 そして作家はそれらのモデルとなった人物たちに悪意(というより復讐心)を抱いている様子なのだ。 このまま作品を書かせたらややこしいことになるのではないだろうか、と懸念したヒロインは、そのモデルとなった人々に会いに行くのだが、 彼らに言わせると作家の方が相当に問題のある人物で……。 夕方。 空想小説ワークショップ。 講義の内容より、終了後の雑談の方が興味深かった。(^^; 現在進行形でサイバー攻撃の被害に遭っている某ビールメーカーの社員さんが受講生にいて、現状を話してくれたのだが、ネット関係が全滅で、 FAXも使えない有様なのだそうだ。 昔のFAXは電話回線を使用していたが、最新型のFAXはネット回線経由なのでサイバー攻撃でネットが使えなくなるとFAXの方もアウトになってしまうらしい。 手書きの注文書を営業担当者が物理的に先方まで出向いて受け取って来るという、昔ながらの方法でしか仕事ができず、業務がいろいろと滞って大変らしい。 ネットでの仕事は便利だが、何もかもネットでやっているとこういう時に困るものなのだな。 夜。 本を読んでいたらウトウトしだしたので、そのまま寝る。
2025年10月10日(金)
……昨夜の講座はためになったが、密度の濃さに精神的にヘトヘトになった。 午前中。 1週間分の連続テレビ小説「ばけばけ」消化。 ヒロインは明治維新で没落した武士の家の娘。 前週は父親が事業に失敗して家屋敷を失い、ヒロインが小学校を辞めて働きに出る話だった。 今回は、働き手を求めてヒロインが入婿を取ろうと見合いをする話。 昼。 初めて知ったのだが、今日は「世界メンタルヘルスデー」なのだそうだ。 そんなわけで「お勧め」に出て来た精神科医のYouTubeチャンネルを視聴。 本物の精神病の患者さんが精神科医にインタビューを受けるという動画。 この患者さんは、発病して仕事を辞めるまではコンサルタントをやっていた方なのだそうで、自分にはカウンセリングという方法が向かなかっ たと言っていた。 確かに、トークのプロみたいなコンサルタント相手では、カウンセラーもなかなか本音を聞き出せなかったのだろう。 (まあ、患者さんとカウンセラーの相性もあると思うしね) そのチャンネルの精神科医は「精神科医やカウンセラーに言われたことは『ああ、医学的にはそういう風に見るんだ』と参考程度に聴いておく と良い」といったアドバイスをしていて、患者さんも納得しておられるように見えた。 この患者さんにとっては、良いセカンドオピニオンになったということなのかな? ところで、今日「メンタルヘルスに問題を抱える方の困りごと」という言葉を覚えた。 どうやら以前は「精神病患者の症状」と呼んでいたものと同じ意味であるらしかった。 午後。 大河ドラマ「べらぼう」視聴。 主人公・蔦重は、松平定信の出版統制に対抗するために、検閲を受けない書籍の出版を禁じるという規定を逆手にとって、膨大な原稿を役所に 持ち込むことで役所の機能をストップさせるという作戦に出た。 定信側は、このやり方を封じるために役所に持ち込む原稿の数量を限定しようとする。 蔦重は長谷川平蔵を味方に引き込み、彼を通じて定信にそんなことをすれば上方の本屋が江戸の出版を牛耳ることになる……と吹き込む。 上方に対抗意識を持つ定信は、まんまと乗せられて地本問屋(黄表紙等を出版している本屋)に株仲間を作らせ、検閲を任せることにするので ある。 これならば役所の検閲を受けるより格段に書籍が出版しやすくなるということで、蔦重の作戦勝ち。 (だが、史実を知っている現代人には、この話がこのままメデタシメデタシで終わらないことは分かってしまう) 夕方。 日経夕刊1面の記事。 〈円、主要通貨で最弱〉 〈NYで153円台「高市トレード」続く〉 「高市トレード」というのはどういうことかというと、 〈自民党新総裁に高市早苗氏が就任し金融緩和路線を志向するとの見方から円を売る動きが続いている〉 と、そんなことであるらしい。 円安だと海外からの輸入品の価格が上がる。 結果的に末端の小売店での商品価格も上がることになるのだが、円安なので海外からの旅行客も増え、彼らは円安のおかげで高い商品でも買う ことができる。 だから小売店は価格を上げても商品を売ることができるのだ。 問題は、日本人消費者である。 正直、日本の庶民のひとりとして、私も物価高に困っている。 夜。 ネットのニュース。 「公明党が連立政権から離脱」 いわゆる「裏金議員問題」のせいでジリジリと支持者が減り、追い詰められていた公明党の「追い詰められ具合」を高市さんが見誤ったという ことかな? 他の党はどう動くのだろう? 寝る。
2025年10月9日(木)
シフト休み。 朝になってもまだ若干、脚は痛い。 椅子に座ってできる作業を中心に動く。 昼。 食欲が回復して来たのでスパゲティナポリタンを食す。 午後。 『マーブル館殺人事件』(アンソニー・ホロヴィッツ:著 山田蘭:訳 創元推理文庫 Kindle版)の続き。 女性編集者が作家の書いたミステリーを読みつつ、その作家自身に関わる事件の謎を解くという面白い趣向のミステリー・シリーズの第3弾。 故人である有名な女流作家の孫だと言う新人作家の作品を担当することになった主人公。 老婦人が殺害されるというミステリーを書いているその新人作家は、実生活では亡くなった自分の祖母を非常に恨んでいるらしく……。 なかなか面白い。 ホロヴィッツにハズレはないという予感は当たりそう。 夕方。 今夜は忙しいので早めに入浴。 夜。 Zoomで「メフィスト賞作家の誰でも書ける小説教室」のお試し受講。 浅暮三文先生と黒田研二先生の小説講座なのだが、今回のゲストは京極夏彦先生なのだ。 京極先生はアドバイスが的確で、大変に役に立った。 そして京極先生は、講師として喋っている時でもちゃんと「京極夏彦」をしておられた。 (さすが!) 途中、回線の関係(?)で一旦落ちてしまったのだが、他の人の作品の講評中で自分の作品の講評には間に合ったので、まあ不幸中の幸い。 (しかし有線LANで、なぜ落ちる?) 21時までの予定が、例によって例の如くの浅暮三文先生のせいで21時33分まで伸びてしまった。 この人は「延長は30分以内で」と言われると「30分までは大威張りで延長して良い」と受け取るタイプっぽい。 よって、21時までの講座が21時33分に終了しても浅暮先生的には「延長したのは3分だけ」になるようだ。(^^; 長時間のZoomで疲れたので、このまま寝ることにする。
2025年10月8日(水)
本日は3連勤最終日。 コンビニで飲み物を買おうとして、ふと張り紙に気づいた。 アサヒ飲料の商品の入荷が難しくなっているらしい。 サイバー攻撃によるシステム障害のせいで出荷に影響が出ているとニュースで言っていたが、まだ復旧できそうにないのか? 通勤電車は混んでいて、座れなかった。 仕事は通常通り。 昼休みに東京芸術劇場に電話して予約をとる。 定時まで仕事をして退社。 帰りの電車で手すりに掴まっていたら、ご高齢のご婦人2人が「ここなら掴まれる」などと言いつつ人混みをかき分けてやって来て、同じ手す りを掴む……のは別に良いのだが問題はその立ち位置で、私は車両の壁に追い詰められる格好になり席が空いても移動ができない。 結局、池袋まで立ちっぱなし。 ご婦人方、趣味でコーラスをされているそうだ。(会話が完全に聞き取れる距離だった) 元気で長生き、結構なことである。 電車を降り、東京芸術劇場へ。 あまり元気ではない私は、傍目からはもしかして普通に歩いているように見えていたのかもしれないが、2本の足をかろうじて交互に前に出し ていたという状態。 脚がむちゃくちゃに痛いのだ。 (靴が合っていないとかかなあ? 普通の運動靴なんだが) いつものように劇場の楽屋口から中へ入ろうとして守衛に止められる。 「何の要件で中に入るのか?」と聞かれたのだが、予約申込日に中に入ろうとしてこんな質問をされたのは初めて。 「お金を払いに来たんですけど?」と、ついしどろもどろになってしまう。 (今日は何かVIPクラスの大物スターが公演でもやっているのだろうか?) と、中の受付で聞いてみたが、特にそういうことではないらしい。 あとで調べたら佐々木蔵之介さんの公演が入っていたが、蔵之介さんを狙うテロリストなんて、たぶんいないと思う) 帰りに外に出るときに守衛の横顔をチラリと見たが、非常に真面目そうな人。 (新人さんがやたら張り切ってしまっているとか、そういうことだったのだろうか?) 帰宅。 夕食を食べようとしたが、固形物が入らない。 疲労がまず胃腸に来るという生物としては一番ダメなタイプなのだ。 (エネルギーを消費し過ぎると、エネルギーの補給が出来なくなるって最悪じゃね?) 夜。 「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」第2話視聴。【ネタバレ注意!】 ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 主人公(久部)は、横暴が過ぎて自分が立ち上げた劇団を追い出された(飛び出して来た)演出家。 今回は、その彼が潰れかけたストリップ劇場で働くこととなったところから。 久部が辞めたために劇団の主催者となった黒崎は、 「またお前と一緒にやりたいと思っている」 「みんなの前で頭を下げてくれ。それだけでいい」 「お前の才能はみんな認めている」 と説得しようとするのだが、久部の返事は、 「僕は2度と君らとはやるつもりはない」 普通に考えると黒崎の方が正しく、久部の方がつまらぬ意地を張っているだけに思える。 なぜなら本来なら久部は今までいた劇団のメンバーとの方が付き合いが長く、これから立ち上げる予定の劇団のメンバーとは関係が浅いわけで 本来ならば彼は、元の劇団員との関係を優先するのが自然なはずなのだ。 しかしこのドラマでは前回の1話まるまると、今回の前半をたっぷり使って新劇団のメンバーがどういう人間たちなのかを描き、それに対して (おそらく意図的に)元の劇団のメンバーたちの顔を画面に映さなという演出を行なっている。 だから視聴者は、久部と新劇団のメンバーとの繋がりの方が深いように錯覚し、その人々との関係を(顔もわからない)元の劇団メンバーとの 関係より優先する判断を自然なこととして受け止めてしまう。 (上手いなあ!) 上手いと言えば「ストリップ劇場を演劇の劇場にする」という久部のアイデアにひとり反対するストリッパーが出て来る。 バランス上そういう人間がいた方が話が締まるわけなのだが、このドラマでは「彼女がなぜ反対しているのか」というその理由までが、丁寧に 描かれている。 (三谷幸喜、さすがである) 明日は休み。 寝る。
2025年10月7日(火)
朝。 なぜか4時に目覚める。 6時に布団から出て朝食。 今日も仕事。 そして電車は混んでいて座れない。 通勤のお供『マーブル館殺人事件』(アンソニー・ホロヴィッツ:著 山田蘭:訳 創元推理文庫 Kindle版)は、小説内の小説で、金持ちの 老婆が殺されてその遺言状が公開され、その小説を読んでいる女性編集者の「現実」の話になったところで降りる駅に着いた。 いつも通り定時まで仕事。 (脚がむくんで痛いのはなんとかならないものか) 帰りの電車の中。 上着が床に落ちていた。 目の前に立っていた中年のご婦人に「あなたのですか?」と聞いたら首を振って、黙って目の前のシートで眠っている女性を指さす。 (分かっているのなら、拾ってあげようよ!) ものすごい人見知りのひとだったのかなあ? 上着を拾い上げて女性の膝に置いたら目を覚まして「すみません」と言ってまた眠った。 相当にお疲れであったらしい。 風呂で脚をマッサージ。 明日も仕事。 寝る。
2025年10月6日(月)
通勤のために駅へ行ったら電車が遅延していた。 昨夜、東急東横線で起きた列車の追突事故の影響だそうだが、事故が起きたのは昨夜11時頃。 まだ復旧していないということが少し意外だった。 (思ったより大きな事故だったのかな?) 実は今日もスマホを持って家を出ていた。 事故のことで上司からなんらかの連絡が来ているかと(同じチームのメンバーが遅れるとか)メールをチェック。 こういう時にはスマホは便利……と思ったら充電切れ。 急いでモバイルバッテリーに繋いで充電。 ……特に連絡はなかった。 仕事は普段通り。 昼休みに部屋に戻ろうとしたら入室カードがエラーを起こしたことと上司が突然やって来た以外は特に変わったことはなく、普段通り定時まで 仕事をして退社。 東横線の事故の影響は、まだ残っていて車内はいつもより混んでいた。 帰宅。 ネットで東横線の事故について調べたら、回送列車を引き込み線に入れる際に、ちゃんと規定の位置まで入っていなかったために列車の後部が はみ出す形になり、そこへ駅に停まるために隣の線路から移動して来た別の電車がぶつかってしまったらしい、 回送列車を引き込み線に入れる際に、規定の位置の手前で停車してしまった理由はオーバーラン防止のための信号が作動したからだらしいが、 信号が作動した理由はまだ不明なんだとか。 機械の誤作動だろうか? 幸い、怪我人は出なかったようだが明日には復旧していると良いな。 寝る。
2025年10月5日(日)
休養日……のはず。 午前中。 2号くんが少し広いアパートに引っ越したので、いろいろ話した結果、自宅に置いてあった和服を一部持って行ってもらうことになる。 (コスプレに使えそうな奴とか) 結局、和服の荷造りで午前中が潰れる。 午後。 2号くんがいらなくなったミニ冷蔵庫を譲って貰い、代わりに和服を渡す。 冷蔵庫は飲み物を冷やすのに役立ちそうだ。 夜。 クーラーは、普通についた。 (一体どうなっているのだろう?) 明日は仕事なので、風呂に入って寝る。
2025年10月4日(土)
朝から天気が微妙。 今日は2号くんの引っ越しのはずなのだが。 午後。 「進捗はどうだ?」 と、電話したら、 「昼飯が食いたい」 と、謎の返事が返って来た。 「近所の◯◯というパン屋のパンが好きだ」 とか、意味不明。 ちなみに2号くんの引っ越し先は、我が家から徒歩5分のアパート。 で、運送屋が荷物を運び込んでいる間、一緒に◯◯のパンを食べながら待つ。 ……つもりでいたのだが、雨が降っている上、道が狭いので荷物が濡れる。 2号くん、運び込まれた荷物を雑巾で拭くのに忙しくなってしまった。 運送屋が帰ってから、ようやく休憩。 一緒に録画してあった「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」を観る。 (菅田将暉はええなあ……) 帰宅。 ニュースを見たら、高市さんが自民党の総裁に決まったそうだ。 どうも小泉さんを推していた麻生さんが、直前になって方針を変更したらしい。 (麻生派は人数が多いからね) 寝る。
2025年10月3日(金)
朝。 クーラーが、またつかなくなっている。 郵便受けにスマホケースが届いていたが、税込165円のケースはバリ取りが全くなされておらず、そのまま持つと手を切りそうだったので、 カッターでバリ取りをしてから装着する。 この間、スマホを持ち歩くと便利だとアドバイスされたので、カバンに入れて家を出る。 通勤のお供『マーブル館殺人事件』(アンソニー・ホロヴィッツ:著 山田蘭:訳 創元推理文庫 Kindle版)では、殺人事件が発生。 名探偵に依頼に来た金持ちの夫人が、お茶を飲んだ直後に死亡したのだ。 いかにもミステリーっぽい展開でワクワクする。 仕事は特に支障なく、定時まで働いて帰宅。 ラジオを聴きながら一休み。 クーラーは相変わらず点かないのでサーキュレーターを「強」にして風を送る感じにしてみる。 今日、地震があったという話を聞いてネットで確認。 時刻:12時37分頃 震源:千葉県南東沖(北緯34.9度 東経140.1度) 深さ:約60km 規模:マグニチュード4.3 最大震度:震度2 千葉県:市原市 館山市 木更津市 鴨川市 君津市 南房総市 東京都:千代田区 豊島区は震度1。 ちなみに渋谷区も震度1だったようだが、地下書庫での作業中だったせいで気づかなかった。 そして地震は2回あったようだ。 時刻:12時48分頃 震源:東京湾(北緯35.5度 139.9度) 深さ:約110km 規模:マグニチュード4.1 最大震度:震度2 千葉県:市川市 白井市 東京都:町田市 こっちは渋谷区は震度1だが、豊島区は震度が出ていない。 但し隣の板橋区は震度1。 (震源が東京湾というのが、ちょっと気になるなあ) 夕食は、スーパーの見切り品野菜(税抜68円)を鶏肉と一緒にケチャップで炒めたもの。 値段の割には意外と「こういうのでいいんだよ!」という味になった。 ところで、1日持ち歩いたスマホだが、結局なんの使い道もなかった。 電子書籍はKindle Bookで読んだ方が楽だし、メールはガラケーの方が入力しやすい、計算は暗算でできるし……。 (これ、いったい何に使う機械なのだろう?) 寝る。
2025年10月2日(木)
朝。 やっぱりクーラーは壊れたようだ。 まだ残暑厳しいのに、困ったなあ。 午前中、池袋の銀行へ。 通帳とセットのハンコがどれか分からなくなってしまったのだ。 窓口で3つぐらい試してみて、そのうち1つが当たりだった。 思いの外早く(5分もかからなかった)解決し、東京芸術劇場で時間を潰したあと カルチャースクールへ。 Zoom会議用に送られて来たファイルが開けなかったので、どうしたら良いのという相談。 窓口が開くのは「12時」と明記されていたにも関わらず、10時過ぎに押しかけた迷惑客に笑顔で対応してくれた係のお兄さん、神。 「ガスト」で昼食。 人間の店員が料理を運んで来たことを「珍しい」と感じてしまった私の感覚は、ややおかしくなっているのかも。 ちなみに店員さんは日本語の上手な外国の方だった。 帰宅。 Tverで、ドラマ「もしもこの世が舞台なら、楽屋はどこにあるのだろう」視聴。 脚本が三谷幸喜で、主演が菅田将暉という「なんか文句ある?」な作品。 ネタバレ注意!!!! ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 舞台は昭和59年(1984年)。 蜷川幸雄に憧れる若手演出家・久部三成(菅田将暉)が、劇団を追い出されるところから物語は始まる。 面白くて分かりやすい芝居をやりたがる劇団員と、難解で笑いのない芝居を正しいと信じる久部は意見が合わない。 そもそも彼の目指す芝居は、観客にも受け入れられない。 劇団を飛び出した久部は、渋谷の繁華街「八分坂(はっぷんざか)」に迷い込み、ぼったくりバーで支払えないような法外な金額を請求され、 借金のカタにと肌身離さず持ち歩いていたシェークスピア全集を取り上げられてしまう。 一方、「八分坂」にあるストリップ劇場は、経営難から閉鎖の危機に陥っていた。 ストリッパーのひとりは照明係と駆け落ち、別のひとりは小学生の息子が迷子になって舞台を休むことに、困り果てた支配人は自分が経営して いるもうひとつの店であるぼったくりバーのホステス(ストリッパーを兼業している)に頼み込んで舞台に出てもらう。 しかし照明係がいないのでライトは固定され、ショーとしてまったく盛り上がらない。 そんなとき、シェークスピア全集を取り戻しに戻って来た久部がぼったくりバーに併設されたストリップ劇場に迷い込み、そこでなっていない 演出を見かねて勝手にライトを操作してショーを盛り上げるのだった……というのが第1話の内容。 ストリッパーの生活を心配してなんとか劇場を守ろうとする人情派の支配人が、ぼったくりバーの客である久部からは情け容赦なく金を巻き上 げようとし、ぼったくりバーの被害を訴えて交番にやって来た久部を冷たくあしらう警察官が、迷子の子供探しには親身になる。 いずれも主人公目線からはひどい奴、冷たい奴である人々が、別の角度から見るとむしろ温かい人間であるという立体感のある人間の描き方が さすが三谷幸喜。 話の流れから見て、次回は演劇に笑いは必要ないという主人公と、どうやら三谷幸喜自身をモデルにしたっぽい漫才作家が出会うことになるの だろう。 これは楽しみかも。 夜。 クーラーが復活した。 部屋の気温が快適になったので、寝る。
2025年10月1日(水)
朝。 クーラーをつけようとしたら、つかない。 電源は入っていて、モーターの唸りは聞こえているのだがファンが回転しないのだ。 30年以上前に購入した機械。 ついにお亡くなりになった? 天気は雨。 朝食は昨日の残りのシャケで作ったおにぎり。 出勤していつものように仕事。 昼食。 コンビニで買ったシャケのおにぎり。 午後。 なぜか資料の数量を確認することになってしまった。 前回、コンピューター上の数量と現実の数量が合わずに揉めたので疑心暗鬼になってしまった人がいるのだ。 電卓なんて持っていなかったので、久々に筆算で計算を行う。 小学生がやるような複数の数字の掛け算や足し算。 頭の体操になって良いね。 結局、数量は合っていたようでめでたい。 定時に帰宅。 夕食のおかずは塩ジャケ。 ……気がついたら今日は3食シャケだった。 クーラーは、やはり動かないので扇風機を使う。 少し涼しくなって来ているので、まあ今夜はなんとかなりそう。 ……と言うか、10月にクーラーが必要ということの方がおかしくね? やっぱり地球温暖化かあ! 寝る。2025年9月分へ 目次へ
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