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独 り 言 (2014年5月分)
ニュースとお天気
2026年9月12日(土)
日経朝刊1面に、 〈「一生結婚しない」2割超〉 〈25年調査 望む子供の数も減〉 という見出しを見つける。 国立社会保障・人口問題研究所が発表した2025年の出生動向基本調査の数字らしい。 「関連記事5面に」とあったので、5面を開いたら、 〈生活不安で結婚ためらう〉 〈家庭築く準備 支援薄く〉 〈賃金・住居・教育が障壁〉 〈希望出生数1.46に低下〉 という見出しが並んでいた。 〈結婚の意思のない若者のうち、結婚希望に転じる可能性のある男性の56.1%、女性の44.6%が、収入や貯蓄の増加を要因に挙げた〉 とのことなので、 「金さえあれば結婚したいわ!」 という若者たちが、金がないので結婚を諦めているという状態なのだろう。 夕方。 なんやかんやで気が付けば空想小説ワークショップの時間。 途中で講師の先生のPCが落ちてしまうという事故発生。 しょうがないので世間話をして時間を潰していたら、 「大雨による増水で溢れた下水から逃げて来たネズミや害虫が家の中に入って来て困っている」 なんて話が出た。 直接に水を被る被害はなくても、そういう被害があるのか! 夜。 根使主(ねのおみ)についてネットで調べる。 5世紀の人だが、外交面で結構重要な仕事をしていた人らしいのに「根」という氏の人が彼以前に見当たらないのだ。 しかもこの「根」という氏が出て来るのは根使主が犯した罪に関する記述だけ。 もしかしたら…… と、思い出したのは、どうやら昔は「罪を犯したものは名前を変える」という習慣(刑罰?)があったらしいという話を確か梅原猛先生の著書 で見た気がするという若い頃のおぼろげな記憶。 (『水底の歌』というタイトルだったと思うが、姉の本棚に置いてあった本で、今現在我が家にはない) つまり、根使主は、押木玉縵の横領が発覚する前には、別の名前で呼ばれていた? で、梅原猛先生は、「柿本猿」は「柿本人麻呂」と同一人物という説を唱えておられた。 (名前を変える時には前の名前を連想させるものにする習慣だった?) さっそくインターネットで検索してみることにしたのだが、唯一の手がかりは、 「根使主の後の坂本臣と為ること、是より始まれり」 という『日本書紀』の記述。 (「坂本」の先祖で「根」を連想させる名前の人はいなかったか?) と、調べると「紀」という氏の人が出て来た。 「紀」は、軍事・外交面で活躍した一族であったらしい。 しかも、この「紀」、『古事記』の孝元天皇に関する記述では「木」の字を使っている。 「木」という人の名を「根」に変えるというのは、ありそうな??? 「根使主(ねのおみ)」は、罪人となる前は「木使主(きのおみ)=紀使主」だったのだろうか? 日本の歴史は、奥が深い。 寝る。
2026年9月11日(金)
天気の悪い日が続き、配達された新聞を包んであるビニール袋のゴミが溜まっている。 風雨が強い日は用心のためかビニールも二重になっているので量も多いのだ。 こんなに風雨の強い日が続くのも珍しい。 水曜日に民放の情報番組で、出演者の玉川徹氏が最近の気象状況について「明らかに異常。ちょっと、過去に記憶がない」と発言したそうだが 私もそう思う。 こんなに大雨が続くと地盤にも影響して、八潮市の道路崩落みたいなことがまた起きないかと心配だ。 そう言えば、ニコラス・ケイジの家も敷地内に陥没ができたと言っていたしな。 午後。 息抜きに『日本書紀』をパラパラ。 どうしてもよく分からないことがあるのだが(一応)根使主の子とされている小根使主が失言の結果、 〈故、収へて殺しつ。根使主の後の坂本臣と為ること、是より始まれり〉 と書かれているのだが、文脈から見て殺されたのは小根使主だと思う。 根使主はすでに殺されて、その息子も殺されたという話の続きが「こうして根使主の子孫が坂本臣となりました」は変じゃね? 『日本書紀』には、もうひとり「小根」という名前の人が出て来る。 この人は、雄略天皇の死後に後継者争いでが起きた際に、最初は反乱側の星川皇子につき、皇子が殺されると命乞いして助かったという人で、 フルネームは河内三野県主小根(こうちみののあがたぬしおね)。 でも、似ているのは名前と「反乱を起こした側だった」だけなんだよなあ。 「小根」って当時はよくある名前だったのだろうか? 夕方。 はるこんの翻訳。 本日も1センテンスのみ。 本当に進まない。 夜。 雨が激しくなって来たので換気用に開けていた窓を閉めて、寝る。
2026年9月10日(木)
朝起きたら片足が痛くて、夕べ棚のだるまが落ちて来て脚に当たったのを思い出した。 だるまと言っても木製のリアルタイプの達磨大師像なので結構重くて硬い。 それにしても、なんで落ちて来たのだろう? 午後。 メールを確認したら提出した作品の添削が届いていた。 ……改めて自分の書いたものを読み返してみると、ヘタクソが目について落ち込んでしまう。 SNSに「911のテロ発生時に作業チームを率いて駆けつけ、現場で自ら救助活動をした」というトランプ氏の主張は嘘だ……という話が流れ て来た。 この主張は、トランプ氏が繰り返し行っているものらしいが、2023年にファクトチェック機関であるポリティファクトが当時の記録などを 総合的に検証して、すでに虚偽である可能性が高いと結論づけているのだそうだ。 ……にも関わらず、トランプ氏が今年もまた同じ主張を繰り返しているので批判されているようだ。 そう言えば今日は9月10日、明日が911の日だったのだね。 夕方。 はるこんの翻訳。 本日も訳せたのは1センテンスだけ。 こんなペースで間に合うのだろうか? 夜。 なんとなく眠れなくて『日本書紀』をパラパラ。 押木玉縵を横領した罪で一族もろとも処罰されたはずの根使主(ねのおみ)の一族(坂本氏)が天武天皇13年(684年)に朝臣を賜姓され ているのだが、 (この一族っていつ「復活」したのだろう?) と思いつつ、年表を眺めていたら白髪皇子(しらかのみこ=後の清寧天皇)が皇太子になったのは、478年の1月だったんだね。 478年といったら雄略天皇22年、浦嶼子が海に出たのはこの年の7月である。 そして倭王武が宋に遣使したのもこの年なのだ。(「倭王武」とは、定説によれば雄略天皇のこと) 倭国で1人の人が「行方不明」となり、同じ年に宋の国に「倭国から来た」という人が現れたわけである。 もしかして、同一人物? 朝鮮半島情勢の関係で、宋への遣使の必要に迫られた雄略天皇が、外交に長けた根使主の一族の者(浦嶼子?)に、白髪皇子の立太子を口実に 恩赦を与え、使者として宋に送った……というのは妄想が過ぎるだろうか? この遣使の結果、雄略天皇は宋から安東大将軍の称号を得ることに成功したのだが、直後になんと宋の国が滅亡、雄略天皇自身も病気に罹って 崩御してしまう。 ちなみに倭国の側では、この「使者」の存在は公式な記録としては残っていない。 戦時下の外交使節であった使者は極秘裏に宋に渡った可能性が高く、しかも彼の行った仕事は上記の理由で成功したか失敗したかが微妙な判定 となってしまい、公にする機会を失ったのだろうか? これが公式の記録上は、 ・宋の側では記録されている倭国からの使者が、倭国側では記録されていない。 ・なぜか「行方不明になった一般人」の話が公式に記録されている。 ・根使主の子孫である坂本氏がいつのまにか公職に復帰している。 となってしまった理由か? いろいろと想像を掻き立てる話である。 寝る。
2026年9月9日(水)
午前中。 関東甲信越に雨の予報が出ていたので、今日は家にいることにする。 午前中。 手が空いたので「豊臣兄弟!」視聴。 本日は、徳川家康回だと聞いていたが、本当に家康の幼少期から作品中の「現在」までをまとめた話になっていた。 「どうする家康」の今川義元と違って、本作の義元は陰険なクソジジイで、息子の氏真も分かりやすいイジメっ子。 2人に理不尽な命令をされイジメられまくった挙句、義元の死後に仕えた織田信長には妻子(築山殿と松平信康)を殺すように命じられた。 そして今度は、羽柴秀吉に「息子を人質として差し出すように」と命じられた家康が、ついにキレた……という流れ。 つまり次回は「小牧・長久手の戦い」の話になるということかな? ところで、まもなく日本公開予定の映画「オデュッセイア」関連で、ネットで拾った話なのだが、オデッセウスの運命の話をした人が「映画の ネタバレはやめろ」と怒られたのだそうだ。 これって、うっかり「関ヶ原の合戦は東軍の勝利」とか言っちゃうと、ネタバレだと怒られるということになるのか? ええと……次回の「豊臣兄弟!」。 小牧・長久手の戦いではいったい何が起こるのか、さっぱり分からないなあ。(^^; 午後。 はるこんの翻訳は、遅々として進まず。 今日も1センテンス訳したところで日が暮れた。 夜。 窓を開けると夜風が、涼しいを通り越して寒い。 そろそろ秋が来たのかな? 寝る。
2026年9月8日(火)
朝。 会場予約の日だったのを忘れて寝坊した! 慌てて電話で対応したが、危なかった……。 会社に行かなくなってから、曜日と日付の感覚が鈍くなったな。 困ったものだ。 午後。 はるこんの翻訳。 久しぶりの小説の翻訳なので、思ったより難航。 夕方。 名古屋の方で大雨が降っているらしく、冠水した道路や水が流れ込んで来た地下鉄構内の映像がネットに上がっていた。 (霞ヶ関とかの東京の中心部で同程度の雨が降ったら……?) と、一瞬頭に過ったが、あそこは最優先で治水工事をやっているはずなので、たぶん平気だろう。 それより池袋の方が危ないか。 夜。 小説の翻訳は、ようやく1センテンスだけ訳し終えた。 こんなペースで大丈夫か? (大丈夫なわけがない!) 明日の自分を信じることにして、寝る。
2026年9月7日(月)
朝。 今日が二日酔いで使い物にならないのは織り込み済み。 なら「飲むな」というのが正解なのだが、そうはいかないのが酒飲みである。 ニュース。 「Fermi Explorer Mission(フェルミ・エクスプローラー・ミッション)」が、アルファ・ケンタウリへ向け、小型探査機を2029年までに 打ち上げる構想を発表したそうだ。 既存の技術だけで行うので、片道約7万7000年から8万年かかるらしい。 アルファ・ケンタウリへ探査機を送る計画というと、故ホーキング博士が2016年に発表した「Breakthrough Starshot(ブレークスルー・ スターショット)」が有名で、こっちは片道20年なのだが、実現するにはこれから開発しなくてはならない技術が多すぎるのが欠点。 できるかどうか分からない技術の開発を待つより、さっさと飛ばしちゃえということかな? さて…… 今日は完全休養日。 なので「VIVANT」のシーズン2を見て過ごすことにする。 タイトルの「VIVANT(ヴィヴァン)」は日本語の「別班(べっぱん)」をモンゴル語訛りで発音したものらしい。 「別班」は、日本に存在する秘密のスパイ組織という設定。 シーズン1は、その別班のスパイが、謎のテロ組織「テント」の正体を探る話だった。 そして現在放映中のシーズン2は、別班のメンバー5名が何者かに拉致されてしまったところから始まる。 その最新話までを観たのだが、メンバーを拉致した人物と、その目的、彼らが閉じ込められている場所が判明した……というところで終わった ので、次回からはいよいよ救出作戦が始まるのかな? ところで、このドラマに頻繁に出て来る言葉に「美しき我が国」というのがある。 (こんな大袈裟な言い回しは、普通はしないよなあ?) 大袈裟すぎて、却って白々しさを感じてしまう。 シーズン1では、明らかにテロ組織の方が良いことをしていて、別班員が大切なものを犠牲にしてまで守った政治家はクソ野郎だった。 さらにドラマ全体を通して「美しき我が国」を命懸けで守っているスパイたちが、本当に碌な目に遭わないのである。 一体、このドラマは視聴者に何を伝えようとしているのだろうか? ……そんなわけで、今日は1日、ただドラマを見ていただけの日だった。 明日からいろいろと頑張ろう。 寝る。
2026年9月6日(日)
朝から大雨。 久しぶりにリュックにカバーをかけて出かける。 一応、機材が入っているので濡らしたくなかったのだ。 出がけにWifiルータの充電忘れが発覚しバタバタしたせいで出発が遅れ、乗り換えでは電車に乗り遅れ、慌てて会場に連絡を入れる。 結局、5分の遅刻。 会議はなんとか終了した。 どうでもいいこと。 会議に差し入れられたお菓子のひとつが「VIVANT饅頭」だった。 ドラマでは、VIVANTの諜報員を呼び出す合図として、神社の境内の祠に赤い饅頭を供えるという設定になっていた。 昭和の時代劇「必殺シリーズ」みたいで、ちょっと笑ったのだが、その「赤い饅頭」がちゃっかり商品化されていたとは。 これには感心してしまった。 帰り道。 雨が弱まっていたので油断してリュックのカバーを外したら、風に吹き付けられてびしょ濡れ。 懇親会の会場で青ざめる。 帰宅してから確認すると、PCは無事。 ケーブルと充電アダプターもビニール袋に入れていたおかげでどうにかなったが、その他はびしょ濡れになっていた。 ルータもどうにか守れたので、たぶん一緒に入れていたバッテリーも大丈夫だろう。 ……疲れた。 寝る。
2026年9月5日(土)
今日はSF大会のスタッフ会議。 出かけるつもりでいたのだが、午前中に電話が入って明日の別の会議の機材担当を頼まれた。 病み上がりの体力を考慮して、今日の会議であまりに疲労感を感じたら明日はリモートで出席するつもりでいたのだが、予定変更。 本日はリモート参加にして、明日に備えよう。 で、往復の時間が空いたので「VIVANT」視聴。 第5話。 この話から、第1話から第4話までの話がドンデン返しされるという仕掛けになっていた。 午後。 リモート会議。 来年のSF大会は、若い人が中心になって開催するということなので、大筋は若い人に任せようと思う。 夜。 「VIVANT」の続きを観る。 自衛隊に「別班」という非公式の諜報部署が存在し、秘密裏に非合法の諜報活動や工作任務を行なっているという設定の話で、その「別班」の 人間が「テント」という謎のテロ組織の実態を解明していくというのが全体のストーリー。 そこに、公式の諜報組織である公安警察の人間との友情だの、生き別れの父親だの、恋愛だのを絡めているのだが、たぶん脚本家は「恋愛ドラ マ」なんてものには、あまり興味がない? というか、これ、必要な要素だったか? 面白かったけれど、日本のドラマにありがちなのか、中央アジアでの日本人の評判が良すぎ。(^皿^) そして日本の神道の教義に感銘を受けるイスラム教徒というのも「さすがにこれはない!」と思った。 多神教における「多数の神」という考え方は、一神教の人から見ると欠点でしかないからね。 「VIVANT」のシーズン1を見終わって、シーズン2の第1話が終わったあたりで午前0時を回っていることに気づいた。 明日は会議なので、さすがにもう寝よう。
2026年9月4日(金)
朝。 気圧のせいなのか何なのか、体調がイマイチ。 別にどうということはないのになんとなくだるい。 午後。 〈小泉進次郎防衛相は4日の記者会見で、人口減少を踏まえた自衛隊への外国人登用に関し「考えていない。従来から応募資格を日本国籍を有 する者に限ってきている」と否定した〉 [9/4(金) 12:08配信 共同通信] 一昨日(9月2日)の報道で、自衛官にの登用について笹川平和財団が防衛相に対し、「外国人というだけで考慮外とせず、検討すべきだ」と 提言したと報じられていた。 前から(私ですら)言っている「少子化による自衛官の人手不足」の問題。 この問題に対して、笹川平和財団が「外国人登用」という解決策を提案し、この提案を小泉防衛大臣が否定したというニュース。 共同通信の記事によると防衛大臣は、 〈なり手不足への対応として、処遇改善や業務の見直しを推進すると説明した〉 そうだが、できればもうちょっと踏み込んだ回答をして欲しかったなあ。 夜。 ポッドキャストで得た情報によると「VIVANT(ヴィヴァン)」というドラマが話題になってシーズン2をやっているらしい。 どうやらミステリー・ドラマのようなので、ネット配信でシーズン1を視聴してみた。 主人公は大手商社に勤める会社員。 仕事で中央アジアの取引先に1千万円を送金したところ、なぜか1億円が送金されてしまった。 慌てて返金して貰おうとしたが先方に電話が繋がらない。 このままでは会社をクビになってしまう……というわけで海外の取引先に向かうが、すでに金は下請けに回ってしまっているという。 その下請けを突き止めて出向いたところ、そこは会社ではなくテロ組織で、相手は「お前はヴィヴァンか?」という謎の言葉を残して自爆。 主人公は国際的な犯罪に巻き込まれてしまうという話。 で、この自爆事件の時に主人公を助けてくれた日本の公安の警察官は「ヴィヴァン」を「別班」の聞き違いではないかという。 彼によれば「別班」とは表向きは存在しないことになっている自衛隊の特殊工作班のことであるというのだ。 味方だと思った相手が敵だったり、敵かと思った相手が味方だったりと、ドンデン返しが連続する仕組みの展開。 そして主人公自身にも、社内ではダメ社員だと思われている割にはなぜか妙にスキルが高いという謎がある。 まず中央アジアの言語がペラペラだし、馬に乗って逃げなくてはならなくなると普通に乗れるし、当たり前のようにラクダも乗りこなせる。 そして子供の頃の何らかのトラウマの影響か、ときどき「もうひとりの自分の幻」が現れて会話したりするのだ。 主人公ですら信用できないという設定。 (これは確かに面白いな) 第4話まで観たところで日付が変わっているのに気づいて、寝る。
2026年9月3日(木)
午前中。 作業をしていてどうも髪が鬱陶しい。 鏡で見ると髪がボサボサ。 午後。 床屋へ行く。 髪を切って店を出たところで佐藤編集長と合流し、運動がてら東池袋を少し散歩する。 少し歩いていたら雨が降って来たので「ルノアール」で雨宿り。 雨はすぐに止んだ。 編集長が、 「以前、三越の屋上にあった神社はどうなったのだろう?」 と言うので見に行くことにする。 当時の三越は、今はヤマダ電機になっていてエレベーターで上がって行ったらおもちゃ売り場で男の子がひとり降りて行った。 エレベーターを降りて屋上を見渡したが、見えるのはフットサル場だけ。 (神社はなくなってしまったのかなあ?) と、2人でキョロキョロしていたら、さっきエレベーターを降りた子供が上がって来て、不審そうにこちらを見る。 おもちゃ売り場まで降りてみたらフットサル場の受付があったので、どうやら彼はここで受付を済ませて屋上に上がったようだ。 彼の目から見れば、受付も通らずに意味もなくフットサル場を眺めていた我々は、相当うろんな奴に見えただろう。 (もしかすると子供を怖がらせてしまったかも知れない。ゴメン) ちなみに、あとで調べたら佐藤編集長の言っていた「神社」は正確には「お社(やしろ)」で、三囲(みめぐり)神社の分霊だったらしい。 三囲神社は墨田区の向島にある神社で、三越の前にあったライオン像もそこに寄贈される形で境内に置かれているそうだ。 池袋をふらふらしていたら行き先表示が「訓練中」になっているバスが目の前を通過した。 運転席の後ろには、上司か先輩らしき人が座ってバインダーに挟んだ紙に何やら書き込んでいる。 バスの運転手さんって、こんな風にして運転の練習をするのだね。 (初めて知った) 帰宅。 思ったより疲れなかったのは、体調が回復して来ているからかな? 寝る。
2026年9月2日(水)
午前中。 (SNSに妙に秋山豊寛さんのお名前が流れて来るな?) と思っていたら、昨夜、秋山さんの訃報が報じられたらしい。(ニュースを見ていなかった) ご冥福をお祈りいたします。 1990年に、日本人として初めて宇宙飛行をした人。 当時はTBSの社員だったが…… 〈その後、TBSを退社して福島県で農業を営み、2011年の東京電力福島第一原子力発電所の事故のあと、現在の京都芸術大学、当時の京都造 形芸術大学の教授を務めました。 大学を退任後は三重県で農業を営み……(中略)親族によりますと、秋山さんは先月26日、亡くなったということです。 84歳でした〉[2026年9月1日 15:14 (2026年9月1日 19:00更新) NHK ONE] ……と、宇宙に行ったことで明らかに人生が変わってしまった人。 それにしても、当時の日本のテレビ局は、自局の記者を宇宙に送れたのだよな。 バブル崩壊直前の、輝いていた頃の日本。 午後 短編SFを1本書き上げたものの、どうもイマイチ納得がいかないのでワークショップの講師に送って添削を頼むことにした。 書けば書くほど自分の文章の下手さ加減が嫌になる。 (「愛」が足りないのかなあ?) 夕方。 『おつむの良い子は長居しない』(高嶋政伸 新潮社 Kindle版)を購入。 エッセイ集。 「インティマシーコーディネーター」という職業について説明した文章が載っているというので興味を持って読んでみたのだが、全体的には割 と軽い内容のエッセイだった。 インティマシーコーディネーターとは、映画やドラマ等での身体接触やヌードになる等の性的な撮影の現場で、演者の尊厳や心身の安全を守り ながら、演者側と演出側の意向を調整する仕事のこと。 興味深かったのは、撮影現場で単に相手役や演出家だけでなく撮影スタッフにも「演者本人がいない場合であっても暴行・乱暴・レイプなどの 言葉は使わないこと」と指導が入るということ。 確かに、せっかく演出家や相手役が気を遣っているのに、他のスタッフが「◯◯ちゃん、今日レイプされちゃうシーン撮るんだって?」なんて やったら台無しであるし、当人がいないところでそういう話題で盛り上がった挙句にスタジオ入りした演者を見ながら周囲が「ゲヘヘ」と笑い 合うのもやっぱりダメだろう。 そして驚いたのは「インティマシーコーディネーターのライセンスを持つ人が日本には2人しかいない」ということ。 理由は、現在この資格がアメリカでしか取得できないから。 日本国内でも資格が取れるようにして、インティマシーコーディネーターというものをもっと普及させるべきだと思うのだが、どうも日本では 「役者の人権」は疎かにされがち。 アメリカで映画を撮影した堺三保さんによると、向こうでは「子供の腕を強く掴む」というだけのシーンでも子供に怪我をさせないためにスタ ント指導が入るそうだが、日本の子役経験者によると「子役がカメラの前で上手く転べなかったので、スタッフが蹴飛ばして本当に転ばせた」 なんてことを平気でやっているらしい。 「立場の一番弱い者に我慢させれば全体が上手く行く」というこの考え方、いい加減やめるべきだな。 それはそうと…… この本の中に「ガイラの夜明け」というエッセイがあった。 高嶋氏が子供の頃に見た「ウルトラQ」に「優しいお父さんが悪い宇宙人に光線を当てられて生肉を食べるようになり、やがて手が真っ黒な怪 獣の手になって最後には全身が怪獣になってしまう」というエピソードがあったと記憶していたのに、調べてみたら「ウルトラQ」にそんな話 はなかったという話。 高嶋氏の記憶によれば、怪獣の名前は「ガイラ」だったという。 「ガイラ」と聞いて真っ先に思い出すのは「サンダ対ガイラ」だが、ストーリーがまるで違う。 「人間が生肉を食べた上で怪獣になる話」で思い出せるのは「スペクトルマン」の第49話「悲しき天才怪獣ノーマン」というエピソードだが 怪獣に変身するのは、お父さんではなく独身の出前持ちの青年。 高嶋政伸氏が見たという「優しいお父さんが怪獣ガイラになる話」というのは、いったいどこから出てきたのか、気になって夜しか眠れない。 余談だが、この「悲しき天才怪獣ノーマン」は、第48話の「ボビーよ怪獣になるな!!」との前後編になっていて「アルジャーノンに花束を」を 元ネタにしたエピソード。 動物実験で犬(ボビー)の知能を上げる手術に成功した科学者が知的障害の出前持ちの青年に同じ手術を施すが、この手術の背後には例の悪役 「ゴリ」が存在し、そのせいで手術を施されたものが怪獣になってしまい……という話だった。 そんなこんなで『おつむの良い子は長居しない』、軽いエッセイ集なので1時間もかからずに読み終えた。 本のタイトルは「Nice Girls Don’t stay for breakfast」という歌のタイトルを、村上春樹氏がなぜか「Good Girls Don’t stay Long」と記憶 していたのか「躾のいい子は長居しない」と訳し、漢字の苦手な高嶋政伸氏がこれを「頭のいい子」と誤読したというか、誤って記憶してしま っていたもの……であるらしい。 (要するに、内容がそのぐらいうろ覚えだと言いたいのかな?) 夜。 帯状疱疹。 いまだにしつこく残っている水疱にうんざりしつつ、寝る。
2026年9月1日(火)
9月になった! 帯状疱疹の方も、本日で服薬終了。 多少、水疱は残っているが徐々に潰れて正常な皮膚に戻って行っている。 昼。 佐藤編集長に散歩に誘われるが、体力的にパス。 何もしていないのに疲労感があるのは、病み上がりだからか? ニュース。 韓国の統一教会総裁の自室から押収された30億円分相当の札束の中に「日本円」が含まれていたという記事。 宗教には「理屈ではない理由で他者に何かをさせる力」があるので、それを悪用されるととんでもないことになるな。 「推し活」や「政治活動」にも似たような部分があるので注意。 特に政治活動は「熱狂」や「場の空気」に「有力者の利害」が絡まると大変に危険。 もうひとつニュース。 アメリカのトランプ大統領がアメリカとカナダの国境にあるオンタリオ湖の名称を「アメリカ湖」に変更する大統領令を出したのに対抗して、カナダのオタワ市が、米国のトランプ大統領にちなんで付けられた市内の「トランプ通り」の名称を「TACO通り」などに変更することを検討している。 (TACOは「Trump Always Chickens Out(トランプはいつもビビッて退く)」の略語) 20世紀には、こんな話はフィクションのネタとしてもバカバカしい部類だったのだが、これが現実世界の話なのだから恐ろしい。 私の考えでは、これって「高齢化」の弊害。 権力を持った人間が高齢になって正常な思考・判断ができなくなり、それでも権力の座に居続けているのでこんな「普通に考えて頭のおかしいこと」が行われてしまっているのだと思う。 カナダをアメリカの「51番目の州」にしたいとか言っているトランプ氏が、もしも日本をアメリカに併合すると言い出したらどうする? いまの日本の政府与党だと、なんやかんやで「自分たちの既得権益だけは守れるなら」と受け入れてしまいそうで怖いんだよな。 夜。 10時に就寝するも、午前2時頃、汗が水疱が潰れた傷口に沁みて、痛みで目を覚ましてしまった。 痛み止めを飲んで、また寝る。2026年8月分へ 目次へ
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