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独 り 言 (2026年7月分)
ニュースとお天気
2026年7月22日(水)
朝。 ニュース。 〈円下落、一時1ドル163円台 39年半ぶり円安水準 NY外為〉 [2026/7/22 00:15(最終更新 7/22 00:16)毎日新聞] 〈中東情勢の緊迫化を背景に「有事のドル買い」が強まったとみられる〉 ということだが、このまま円安が進んだら輸入に頼る日本経済はまずいことになりそう。 (どうしてやめ方が分からなくなるような戦争を始めるバカがアメリカ大統領をやっているんだ?) 午後。 百済の昆支王について調べていて気がついたのだが、蓋鹵王の妻で昆支王の妻となった女性が産んだ子供がいる。 蓋鹵王と昆支王は兄弟で、人質となって日本へ行く条件として兄の側室のひとりを貰ったらしい。 『日本書紀』によると、彼女は461年に倭国(日本)に向かう途中、加唐島で子供を産んだらしいのだが、その子供の名に、 「嶋君」『日本書紀』(雄略天皇紀) 「島王」『日本書紀』(武烈天皇紀) 「斯麻王」『百済新撰』 「斯摩」『三国史記』 と、いろいろな表記がある。 でも、どうやら「シマ」か、それに近い発音の名前だったらしいことは分かるよね。 これから分かることは、どうやら大陸の人たちは、日本名を音で聞いてその音を元に漢字表記を行っていたらしいということ。 で、雄略天皇の名前も、 大泊瀬幼武天皇(おおはつせわかたけのすめらみこと)-『日本書紀』、 大泊瀬天皇 (おおはつせのすめらみこと)-『日本書紀』 大泊瀬皇子 (おおはつせのみこ)-『日本書紀』 大長谷若建命(おおはつせわかたけのみこと)-『古事記』 大長谷王(おおはつせのみこ)-『古事記』 と、いろいろな表記があるのだけれど、どうも「オオハツセ」か「オオハツセワカタケ」らしい。 だっから、中国の人がこの天皇の名前を聞いたら「オオハツセ」か「オオハツセワカタケ」の音に合う漢字で表記しているはず……だと、私は 思うのだがなあ。 何が言いたかというと「倭の五王」のひとりである「倭王武」について、「大泊瀬幼武天皇」の文字の中に「武」という字があるから雄略天皇 のことだという説って、ホントに信じていいの?……ということ。 こういう感じで、歴史資料って読んでいるといろいろな想像ができて楽しいね。 夜。 評論家の山田五郎氏の訃報が流れて来た。 ご病気だとは知っていたが、先週17日に配信された動画でお顔を拝見して「動画に出られるほどお元気なのだな」と思っていた。 だから、実はすでに14日には息を引き取られていたのだと知って、本当に驚いた。 動画の内容は、ご自身の著作の紹介についてで、続きを書かないかと聞かれて「無理だよ」と答えていた。 いつ撮影した動画なのかは知らないが、当人の死を知りながら、配信されたこの動画を見たであろう関係者の心中を想像すると言葉を失う。 ご冥福をお祈り致します。 ……明日も暑くなりそうだな。 寝る。
2026年7月21日(火)
朝。 海外のニュース。 〈トランプ氏「ネタニヤフ氏を逮捕させない」 拘束検討のNY市長に反論〉 [2026年7月21日 3:26(会員限定記事)日本経済新聞] 〈ニューヨークのマムダニ市長がネタニヤフ氏が国連総会出席のために同市内を訪問すれば拘束を検討すると表明したことに反論〉 (……でしょうねえ) この辺はもう、言うだろうと思った人が言うだろうと思った通りのことを言っているので、特に驚かない。 午後。 昨日ネットで拾った「根使主=昆支王」説の検証。 まずは、当時の関係者の年表作り。 資料を調べて、問題の人物に関わる事件がいつ起きたのかを書き出してまとめる作業。 本当に「作業」なのだが、意外に楽しく、ついつい周辺資料などを読み耽ってしまうのでなかなか先へ進まない。 さっくり結論から言うと、 454年 根使主、押木玉縵を横領 461年 百済の昆支王、来日 と、もうこの辺りで結論が出てしまう。 昆支王が人質として日本にやって来る以前に、すでに根使主は日本の歴史に登場しているのである。 念の為に続きを見てみたが、 470年(推定)根使主、死亡 475年 昆支王、百済へ帰国 477年 昆支王、死亡 やっぱり、面白いけど無理のある説だった。 ところで私も少し勘違いしていたことに気づいたのだが、5世紀の新羅は国力が弱っていた時期で、百済にとっては脅威ではなかったのだね。 4世紀や6世紀の新羅が割と強い国というイメージだったので。 思い込みって、怖いな。 ただ、根使主が大草香皇子から安康天皇への贈り物である押木玉縵を横領して「大草香皇子は妹と大泊瀬皇子(雄略天皇)との縁談を断った」 と報告した件について、裏で安康天皇の意向が働いていたという仮説までは、否定できないと思っている。 大草香皇子が、安康天皇にとって強力なライバルであった(当時は、天皇による日本統一がまだ完全なものではなかった)というのはそんなに おかしな考えとは思えないのだ。 根使主の「押木玉縵の横領」が安康天皇の許可を得たものであったならば(例えば「嘘の報告で大草香皇子討伐の口実を作ったことへの褒美と して与えられた、とかなら)根使主が(十数後とは言え)堂々と押木玉縵を身につけて雄略天皇の前にやって来た理由もうなずける。 雄略天皇は安康天皇の弟である。 根使主としては「あなたも当然、知っていましたよね?」という気でいたのではなかろうか? しかし表向きはあくまでも「根使主による横領」であり、さらに言うなら「安康天皇が大草香皇子の息子に殺される原因を作った犯人が根使主 であった」ということにもなってしまう。 そして何より、根使主は天皇周囲から人気があり、雄略天皇の目には「いまのうちに潰しておきたいライバル」に見えたのかも知れない。 そう考えると根使主の「うべなり、実に臣のあやまちなり」というセリフも「あ、俺はいま、当時の大草香皇子と同じ立場なのか」と気づいた 彼の悲痛な叫びだったのかも知れない。 「理由があるから殺される」のではなくて「殺すために理由を作る」では、どんな弁明も意味がない。 根使主の絶望を想像してしまった。 これは大草香皇子に似たものであったのか? 夕方。 岐阜の方で、気温が40度を超えたそうだ。 うっかり外に出ると死ぬ気温。 日本政府は「地下都市の建設」ということを真剣に考えるべきではないだろうか? 寝る。
2026年7月20日(月)
今朝も相変わらず暑い。 ニュース。 〈NY市長、国連総会でのネタニヤフ氏拘束を検討 イスラエル側は猛反発〉 [2026年7月19日 9:18 AFP] 〈インタビューでマムダニ市長は「ネタニヤフ氏が行くべき場所はハーグ(国際刑事裁判所)だと信じている」と述べ、「彼は国際刑事裁判所 (ICC)から起訴された戦争犯罪人だ」と続けた〉 〈ハーグに拠点を置くICCは2024年、その前年10月7日のイスラム組織ハマスによる越境攻撃後に行われたイスラエルのガザ侵攻をめぐり、ネ タニヤフ首相に戦争犯罪および人道に対する罪の責任があると疑うに足りる「合理的な根拠」があるとの見解を示していた〉 (これはマムダニさんの立場から見て、割と予想の範囲内の発言かな?) 午後。 ネットで「豊臣兄弟!」ネタを読んでいたら、秀吉の、いわゆる「中国大返し」についての新説を見つけた。 「中国大返し」とは、本能寺の変の知らせを受けた羽柴秀吉(のちの豊臣秀吉)が自軍を引き連れて備中から京までを10日間で移動し、明智 光秀を討ったという逸話。 「なぜこの距離を大軍が10日で移動できたのか?」というのが歴史上のミステリーとされていたのだが、新説では当時、秀吉が大名に宛てた 書簡を下書きを根拠に、実は光秀を討ったのは別の武将であって秀吉は大名に宛てた書簡で「誰が光秀を討ったのか」をわざと曖昧にした上、 自分が十分に権力を手にしてから「光秀討伐を主導したのは秀吉」という風に記録を書き換えさせたのではないかとしていた。 この人文科学的な解決方法、無理な自然科学的解決よりも信憑性が高いのではないか? 「権力者は超人的なことができる」が伝承の中で受け入れられやすいのは、歴史が証明している。 そして何より、秀吉ならやりかねない! 夜。 『日本の古代 (第7巻) まつりごとの展開』(岸俊男 中央公論新社)をパラパラしながら「根使主」をキーワードにネットで検索。 根使主(ねのおみ)は、大草香皇子(おほくさかのみこ)が安康天皇(あんこうてんのう)に贈った押木珠縵(おしきのたまかずら)を横取り した上、大草香皇子について天皇に讒言し、処刑させてしまった人物である。 「シン・ニホンシ」というサイトで、 〈246.坂本臣の祖、根使臣は百済の昆支王と同一人物か〉 という記事を見つけたので(タイトルの頭の数字は記事番号らしい)読む。 昆支王(こんきおう)というのは、百済の蓋鹵王(がいろおう)の弟で、雄略天皇5年(461年)に日本に人質として献上された人。 その際にすでに身ごもっていた女性を与えられたが、彼女は筑紫の各羅嶋(かからのしま)で出産。 その子は嶋君(せきまし)と名付けられて母親と共に百済に帰国、のちに百済の第25代の王、武寧王(ぶねいおう)となる。 (武寧王は、蓋鹵王の子ではなく昆支王の子であるという説がある) 「三国史記」では昆支は百済へ帰って477年に亡くなったと記されている。 この「昆支」の読みと「根使」の読みが中国語では同じになるのだそうだ。 また「昆支は百済に帰らず、日本にいたのではないか」とする説があり、大阪府柏原市安堂町にある「被葬者不明」の高井田山古墳(たかいだ やまこふん)は昆支王の墓ではないかという話もあるのだとか。 (面白いことは面白い説だけどなあ……) 別のサイトを見たら、森浩一氏の説として、大草香皇子と安康天皇のあいだに外交政策上での対立があったという推測が紹介されていた。 難波吉師日香蛟(なにはのきしひかか)という人物が大草香皇子が安康天皇によって殺された際に殉死しているが、難波吉師は、朝鮮半島との 外交関係で活躍する集団。 森浩一氏は、根使主が横取りしたという押木珠縵とは、新羅や伽耶の王族級の古墳に多い黄金製もしくは金メッキをした金銅製の冠の事だろう と推測。 つまり、大草香皇子は「親新羅派」だったことになる。 当時の朝鮮半島情勢を見ると、新羅と百済が対立、百済は日本(倭国)と同盟を組み、日本はさらに中国(南朝の宋)に接近して味方にしよう としていたわけで、仮に根使主が百済の王子である昆支王であったとすると「親新羅派」である大草香皇子が安康天皇とくっついてしまうのは 非常によろしくない。 だから「根使主は、安康天皇と大草香皇子の同盟を阻止しようとしたのではないか?」 これだと「根使主は、単に押木珠縵が美しかったので横取りし、それを誤魔化すために安康天皇に讒言して大草香皇子を殺させた」よりも論理 的に筋が通る気もする。 さらに「(新羅で作られた)押木珠縵が非常に美しかった」とは、それだけ「当時の新羅の技術力が高い」ことを意味している。 大草香皇子が、わざわざこの品を安康天皇への贈り物に選んだのは「こんなに技術力の高い新羅と敵対しても碌なことはないので百済を切って 新羅の側に付きましょう」というメッセージの意味もあったのでは? ついでに言うと、そもそも大草香皇子がこの押木珠縵を安康天皇に贈ったのは、天皇の弟である大泊瀬皇子(おおはつせのみこ)と大草香皇子 の妹である幡梭姫皇女(はたびひめのひめみこ)との婚姻承諾の贈り物としてだったのだが、『日本書紀』によると、この大泊瀬皇子(のちの 雄略天皇)は、乱暴で性格に問題が有り過ぎるという理由で、なかなか結婚してくれる女性がいなかった人なんである。 安康天皇の側に「無理難題を言って、断って来たらそれを口実に攻撃してしまおう」という気持ちはなかったのか? だって「根使主が言ったから」というだけで、相手に確認もせずにいきなり兵を向けて殺しちゃうって変だもの。 ここで「シン・ニホンシ」さんの「根使主は百済の昆支王と同一人物説」を採ると…… 口実をつけてライバルである大草香皇子を消してしまおうと考えていた安康天皇。 誰からも嫌がられている弟・大泊瀬皇子と幡梭姫皇女の婚姻という無理難題を提示する。 ところが大草香皇子はこれを承諾し、押木珠縵を贈ることによって「ただしうちのバックには新羅があることをお忘れなく」と牽制する。 これは根使主(=昆支王:百済の王子)にとって予定外のことだった。 安康天皇の気持ちが「親新羅派」に傾くことを恐れた根使主は、押木珠縵を隠して「断られた」と報告。 安康天皇としては最初から「大草香皇子は婚姻を断って来るだろうからそれを口実に攻めよう」という計画だったので、根使主の報告を受けて 躊躇なく当初からの計画を実行に移す。 うん、確かに「根使主は人質として日本に来ていた百済の王子」と考えると、筋が通ることは通るのだよな。 ただ、その根拠が、なあ……。 とりあえず『記紀の考古学』(森浩一 角川新書)をAmazonでポチッてみるか。 寝る。
2026年7月19日(日)
午前中。 暑いのでクーラーを20度に設定。 昼。 15度に設定し直す。 そんなに喉が渇いている気はしなかったのだが、念のために水を飲んだら何杯でも飲める。 (これって危険な状態か?) ニュース。 国会前と渋谷で大規模なデモが行われているらしい。 (なんで渋谷?) と、思ったのだが、外国人観光客の多い場所でデモを行うことで、外国人にデモの映像を撮影・拡散させるためらしい。 日本政府は外圧に弱いから…??? 午後。 YouTubeで井たくまチャンネル(医師免許を持ったYouTuberの動画)を観ていたら「大便が血管に入ると危険だ」という話をしていた。 なんでそんな話をしたのかと言うと、病院内で排せつ物を入手して点滴に混入させ殺害した疑いで逮捕された看護師が出たから。 (念のため。本人は否定しているらしい) 怖いな……と思ったのは、この事件の報道で「人間の排泄物」という入手が容易なものが殺人のための「毒物」代わりに使えるということが、 知れ渡ってしまったということ。 前に寝たきり老人の介護をしていた家族が精神的に参ってしまって介護を放棄、老人を餓死させてしまう……という小説をプロットまで書いた ことがある。 疲れて正常な判断が出来なくなった人間の手元に「毒物」があるって、危険だな。 夜。 「豊臣兄弟!」視聴。 今回は、本能寺の変の直後の話。 史実とは多少変えていて、秀吉の弟の小一郎(後の豊臣秀長)は、信長への使者として京都にやって来ていたことになっている。 そこで森乱(森蘭丸)から信長が死亡したことを聞き秀吉に知らせるが、光秀の配下に見つかると命がないので、隠れ家から出られない。 そこで細川藤孝(細川幽斎)を隠れ家まで呼んで説得する。 光秀が頼みにしていた幽斎が彼の側に付かなかったのは、小一郎が説得したから……という説明になっていた。 しかしあの状況で小一郎に呼ばれたからと、幽斎がノコノコ隠れ家までやって来るというのは無理がないか?(^^; 一方、備中高松城で毛利軍と対峙していた秀吉は、小一郎からの連絡を受けると「信長様が大軍を率いてこちらへ向かっている」と嘘をついて 毛利を脅し、急いで講和を取りまとめてから京都まで懸命に戻る。 無理な行軍に疲れ果てた秀吉の前に、兵糧と休息所を用意した村人が現れる。 実はこれは信長出陣(本能寺の変がなければ信長は備中へ向かっていた)に備えて、小一郎が手配していた要所での休息所をそのまま流用した もので、さすがは主人公、今回も大手柄なのであった……という話。 さて、Amazonから『日本の古代 (第7巻) まつりごとの展開』(岸俊男 中央公論新社)が届いた。 1円(送料300円)で売られていた古本にしては綺麗な状態。 根使臣(ねのおみ)という、どうやら雄略天皇の時代に反乱を起こしたらしい人物について何か書かれていないかなと期待して買ったのだが、 残念ながら『日本書紀』を読んで分かる以上のことは書いていなかった。 寝る。
2026年7月18日(土)
午前中。 いろいろ雑用を済ませてSNSをチェック。 (最近、SNSを見過ぎかなあ?) 産経新聞を除いた全国紙の新聞が一斉に社説で「皇室典範」の改正を批判しているという話が流れて来た。 そして高市さんを批判するデモ隊の映像がテレビで流れるようになったのだとか。 自民党の重鎮が、そろそろ高市さんを「切る」準備を始めたのかな? 天皇の直系である女子には継承権を与えず、養子の男子の息子には与えるという改正をさせるのには「女性総理」は都合が良かったが、あとは もういらない? 法改正は、強引にでもやってしまえば覆らせるのは難しい。 あとは、その強引な法改正で批判を浴びるスケープゴートがいればいい。 「ハイご苦労さん。じゃあ『悪いのは全て高市』ということで」と、そんな感じか? 自分が22世紀の歴史の教師だったら、2026年のこの出来事をどんな風に生徒に教えるだろう? ところで、なぜかみんな忘れているようなのだが悠仁親王、今後ご結婚されて男子が生まれたら、普通にその子が天皇家を継ぐはずだよね? 午後。 『山岸凉子トリビュート』(山岸凉子 河出書房新社)が届く。 山岸凉子と言えば、名作『日出処の天子』で有名な漫画家だが、山岸氏は安彦良和氏との対談の中で、版元であった白泉社この作品に大反対し ていたということを繰り返し強調しておられた。 どのぐらい反対していたかと言うと、単行本の初版を〈ものすごく少ない数字〉にした上、読者から人気があるということを山岸氏に知らせな かったというぐらいで、 〈ところが人気がなければ取材しない雑誌から連絡があったんです。びっくりして「取材が来ましたけど、人気ないんですよね」と言ったら、 しぶしぶ「まあ人気あるんですよね」と言われた。本当に驚きました〉 と、いうほどだったそうな。 これには私も驚いた。 出版社は営利企業なので、連載前にいくら反対していた作品でも一旦「売れる商品」になったら態度を変えるものかと思っていたのだ。 漫画家が出版社への恨みを喋り出すと盛り上がってしまうらしく、安彦良和氏の方も『アニメージュ』が「ガンダム」から宮崎駿にシフトチェ ンジした時期に掌返しをされた話を語っている。 この本、安彦良和氏関係の資料としても貴重なものであるのかも知れない。 夜。 風呂釜(電気式)とクーラーとサーキュレーターが回っている状態でトースターを使ったら、久しぶりにブレーカーが飛んだ。 夏場は、いつものラインナップにクーラーが加わるので、気をつけないとな。 風呂の湯は入れる温度になっていたので、風呂に入って、寝る。
2026年7月17日(金)
午前中。 九州から帰って以来、少し気分が沈んでいる。 むかしSF大会の関係者から聞いた「コンベンション鬱」って、これかな? 非日常の数日間を過ごした後に、気分が落ち込む現象だそうで、もちろん正式な医学用語ではない。 午後。 ネットでそういうイベント参加者の不調みたいなものを調べようとしたら、なぜか「明石花火大会歩道橋事故」の動画が出て来てしまった。 流れで視聴。 「明石花火大会歩道橋事故」は、2001年7月21日に兵庫県明石市で発生した有名な「群衆事故」である。 当日、警察はイベントに乗じて暴走族が騒ぎを起こすことを危惧して暴走族対策の警備要員を292名も配備していた。 一方で、雑踏警備対策のために配備されていたのは36名。 事件が起きた直後に警備会社が行った新聞発表では、事故の原因は「茶髪の若者が無理に押して群衆雪崩を発生させ、さらに茶髪の若者たちが 歩道橋の天井によじ登って騒いで不安を煽り立てたこと」であるとされていたが、のちにその若者たちは歩道橋中央での惨事を見て歩道橋への 群衆流入を阻止するために屋根に登って後方の人々に危険を知らせると共に119番で救急車を要請していた人たちであったことが判明する。 のちに、実際の原因は警備の不備であったとして、兵庫県警察の警察官と民間の警備会社の職員に実刑判決、市職員に執行猶予付き有罪判決が 出ている。 そして事件当日に起こったとされていることは、以下のようなものであったらしい。 この花火大会は、会場そのものは広かったが、駅と会場を繋ぐ通路が歩道橋1本だけ。 だから会場の係員は、見物客をこの歩道橋に誘導していた。 事故が起きたのは、花火大会の終盤。 そろそろ帰り始めた客が歩道橋を駅方面へ向かう。 まだ間に合うかと遅れて来た客が会場方面へ向かう。 もうどうせ終わりに近いし、会場に移動するよりここで花火見物をして帰ろうと思った客が歩道橋の上で立ち止まる。 この3つの動き方をする「群衆」が歩道橋の上で合流したことで通路のキャパを超えてしまい、身動きが取れなくなってしまった。 まずいことに、この歩道橋は安全のために周囲をプラスチックの壁で覆う形になっていた。 つまり日没後とは言え夏の気温の中、透明なチューブの中に身動きの出来ない群衆が閉じ込められた状態となっていたのだ。 当然、暑さと息苦しさと身動きができないことによる恐怖から、そこから無理に脱出しようと焦る人が出て来る。 歩道橋の上がそのような状態になっていることを知らない花火大会の係員たちは、駅と会場の2方向から見物客を歩道橋上へ誘導し続ける。 群衆雪崩は、こうした状況で起きてしまったようだ。 私が興味を引かれたのは2点。 暴走族対策の警備要員292名の配備に対して、雑踏警備対策要員がたった36名というアンバランス。 事故直後の「茶髪の若者たちが群衆雪崩を起こし、歩道橋の天井によじ登って騒いで不安を煽り立てた」という新聞発表。 これは「イベント警備」を行うに際して、警察や警備会社が想定していた「危険」が「少数の変わった人間によって起こされるもの」であった ということだと思う。 だから事故直後に「プラスチックの壁を壊して歩道橋の屋根に登り大声を出していた若者たち」の存在を知った途端に、よく確かめずに彼らを 「犯人」として発表してしまったのだろう。 でも実際の「危険」は、 ・家に帰ろうとした人々。 ・花火大会の会場に行こうとした人々。 ・花火を見ようと歩道橋の上で立ち止まった人々。 という「普通の人々」のありふれた行動が原因となって引き起こされたのだ。 この件につけて昨今のニュースを見て不安を感じていることがあるのだが、日本政府は日本国に迫る危険を「少数の変わった人間」さえ押さえ 込めば防げるものだと認識していないか? 「普通の人々」のありふれた行動の方に、もう少し注意を払うべきじゃないのかな? そしてもうひとつ不安なこと。 「歩道橋の屋根に登って後方の人々に危険を知らせた若者たち」が当初、事件の「犯人」として発表され、糾弾を浴びたこと。 彼らは「無実」が証明されたから良かったものの、ひとつ間違えたらと思うとゾッとする。 本当は危険な「普通の人々」の行動が見過ごされ、「少数の変わった人間」が犯人扱いされると思ったら、「変わった人間」と思われることを 恐れて「危険に気づいても他人に知らせない人間」が増えるのではないか? 「火事だ!」と叫んで放火犯と疑われるのは嫌だから、小さな火災を見掛けてもそっとその場を離れてしまう人間。 以前だったらすぐに消し止められていたはずの小火が大火事になる。 日本中でそんなことが起き続けると、国全体が徐々に滅びに向かっていく。 そんな不安を感じたな。 夜。 神経性胃炎になりそうなメールが1通。 逃げる者は後ろから斬られる。 「楽」は選ぶな。 寝る。
2026年7月16日(木)
昨夜、クーラーを除湿に切り替えて寝たのだが、普通に涼しかった。 これなら日中もイケそうかな? 普段のルーティンワークを済ませて、午後は部屋のカオス物置と闘うことにする。 その時々で邪魔になったものをとりあえず投げ込んでいたら完全にカオス状態になってしまった物置スペース。 整理整頓が得意な人って、たぶん部屋にこういうカオスを作らないのだろうな……。 どうやっているのだろう? 夕方。 Amazonに注文していた手鏡が届いたのだが、なぜか箱の中に毛抜きが1本入っていた。 説明書を見ても毛抜きについては触れられていないのだが、これはこういうセット商品なのだろうか? 手鏡に顔を映したら髭が気になったので、毛抜きで抜いた。 夕食。 スーパーで安売りしていたデラウエアを買って来て食す。 夜。 クーラーは除湿のまま普通に1日過ごせた。 部屋のカオスは前途多難の状態。 今日はもう諦めて『スター・シェイカー』(人間六度 ハヤカワ文庫JA Kindle版)を読み始める。 人間がみんなテレポーテーションできるようになった未来の話。 SFファン向けの作品だなあ、と思う。 私的には面白そうな話だと感じた。 明日、続きを読む時間がとれるかな? 寝る。
2026年7月15日(水)
午前中。 今頃になって筋肉痛か? 痛む脚で歩いて買い物に行くのが嫌なので、食品はネットでポチる。 午後。 「豊臣兄弟!」視聴。 サブタイトルは「本能寺の変」であり、織田信長を演じる小栗旬の退場回になるはず。 このドラマでは、本能寺の変の黒幕は織田信澄(織田信長の実弟である織田信勝の息子)という設定。 織田信勝は、信長に殺されているので、動機は「親の仇討ち」ということになっている。 ところで、我々は織田信長が統一目前まで迫った歴史を知っているので信勝がなぜ兄である信長と争ったのかがイマイチよく分からなかったり するのだが、当時の信長は「奇行の多い大うつけ」と見られており「こんな奴が当主になったら織田家は滅びる」と家臣が心配するのも無理は ない状況で「織田家を守るため」と家臣たちに説得された信勝が動いたのも不自然なことではないのだ。 さて、ドラマでは信長は実弟を殺害したことをだいぶ気に病んでいることになっている。 そして今回のストーリー、信勝の子・信澄は信長を殺害すべく料理に毒を盛る。 その料理は徳川家康の饗応のために用意された物で、饗応役の責任者は、まいど貧乏くじの明智光秀。 運ばれて来た膳の魚を見た信長は、客である家康よりも自分の膳の魚の方が大きくて立派であることに気づき、家康に気を遣って膳を取り換え させる。 ところが、魚の匂いを嗅いだ家康はこれを口に入れることを拒む。 理由を聞かれ「毒のような匂いがしたので」と答えた家康に、信長はネズミを使って毒味実験。 魚を食べたネズミが目の前で息絶えるのを見て、光秀を問いただす。 光秀は信澄(光秀にとっては娘婿)のことが頭に浮かんだが彼を庇って、例によって信長に殴られ蹴飛ばされる。 (どうでもいいが、ここの跳び蹴りが見事に決まって「小栗旬、カッコエエ!」と思ってしまった) ちなみに家康がすぐに毒に気づいたのは、彼自身も信長を暗殺するチャンスを伺って同じ毒を用意していたからという説明になっていた。 家康の方も信長の命令で妻子(築山殿と信康)が殺されたので、信長を恨んでいたのだ……というのが動機。 そんなことが行われている一方で、毛利をほぼ追い詰めた秀吉は最後の仕上げに信長を呼ぶことで他の武将を牽制しようと企んで(この辺りは あくまで主人公である小一郎の想像であるが、たぶん合っている)小一郎を信長の元へ使者として向かわせる。 当然、そんなことで自分が呼ばれるとは思っていなかった信長は、これを断るが、そこでさっきの「毒殺未遂事件」が起こる。 可愛がっていたつもりの甥に暗殺を企まれるほど恨まれていたことを知った信長は、またも実弟を殺害したことを思い出して悶々とする。 見かねたお市(信長の妹)は、たまたま使者として屋敷に来ていた小一郎(このドラマでは深い兄弟愛の人という設定)を信長の元に指し向け 「信勝様は決して信長様を恨んではいなかったはず」 と言わせる。 この言葉に気が晴れた信長は、機嫌を直して秀吉の元へ向かってやろうと言い出し、まずは本能寺に宿を取る。 (これは完全に、視聴者が「うわあ……」となるのを狙ったな) で、光秀に話を戻すと、毒殺未遂の件で信長の信用を失い、秀吉の手伝いに行かされることになった光秀は、その他にもいろいろあってついに キレる。 そして今回の本能寺の変。 これまでもドラマでやりまくっている事件だが、このドラマでの信長は、いろんな奴に恨まれまくっている自覚があるので光秀が襲撃して来た と聞かされてもさほど驚かない。 炎に包まれた本能寺の中で、彼は自分がこれまでに殺めて来たさまざまな人間の幻を見るのだ。 余談だが、織田信長が明智光秀の幻を切り捨てたときに発した「お前じゃない」という名セリフは、小栗旬のアドリブだそうだ。 このセリフによって光秀の「不憫さ」が、さらに増したなあ。(^^; 信長の心を常に苦しめていたのは、自分が殺した弟の信勝であったのだ。 燃える炎の中で自分に斬りかかって来た信澄の幻(現実には敵兵のひとり)、それを身を挺して庇ってくれた者が、信長には一瞬、信勝の姿に 見える。(実際には信長を庇ったのは森乱、つまりみんな大好き「森蘭丸」) 彼が「赦された」瞬間である。 「小一郎が余計なことを言ったばっかりに信長が本能寺で命を落とすことになった」と思っている視聴者に「いやいや、小一郎の言葉によって 最期に自分を恨んでいない信勝を見ることで、信長は救われたのだ」と、そう言いたいのだろうな、この脚本は。 ところで、ドラマでは「信長の見た幻」として本能寺に姿を現した明智光秀だが、最近の研究では本能寺には行っていなかったらしい。 彼が本命として狙っていたのは信長の息子の織田信忠の方だったっぽいのだ。 なぜなら、織田家の家督は1575年にすでに信忠に譲られていたので(本能寺の変は1582年)信長だけ殺しても意味はなく、また織田軍 の本隊も信忠の側にいたから。 このクーデターが「織田家」を討つことを目的だと考えるならば、本命はあくまで当主である織田信忠だったことになる。 実力者である信長も生きていられると何かとやっかいなので、分隊によって始末したという図になるのかな? さあ、いまが7月の半ばで、大河ドラマは12月まで。 「主役より存在感がある」「主役を喰っている」などと言われていた小栗旬の織田信長が退場した後、本来の主役である仲野大河(小一郎)が どう活躍するか楽しみである。 夜。 暑くはないが蒸し暑い。 クーラーを「除湿」にして、寝る。
2026年7月14日(火)
午前中。 どうも蒸し暑さを強く感じて、暑くもないのに汗が流れる。 そう言えば大分は、日差しは焼けるようだったが蒸し暑さはあまりなかったな……。 午後。 旅行荷物の荷解き作業。 (昨日のうちにやっておけ!) 夜。 2号くんが来て、本日までのネット無料公開映画だという「ねこぢる草」を勧められる。 原作「ねこぢる」は絵柄から、どうも自分には合わない作品のように思えて読んだこともない作品だったのだが、1時間程度のアニメだという ので観てみる。 ……精神病患者の悪夢のような作品だった。 芸術的ではあるのだろうが、視聴後に精神状態が不安定になる。 ストーリー的には、擬人化されたネコである少年が、高熱を出した姉のために死神(?)から魂を奪い返すのだが、その際に魂が2つにちぎれ てしまい、結果的に姉は目覚めたもののずっとボーッとした状態。 少年はこの姉と共に不思議なサーカスを見に行って、魔術師の魔法によって海に流され、砂漠を彷徨い……とさまざまな冒険の末に、姉は元の 姉に戻る。 こうして平和な日常を取り戻したかに見えたが……と、そんな話。 こういう話は、普通は主人公を取り巻く世界は変でも、主人公自体は正常であるものなのだが、この作品では主人公自体がすでに狂っている。 唯一、正常な行動をしているように見えたのは「ブタ」であるのだが、その「ブタ」は、あんなことになり……。 と、そんな感じで、見ている側はいったい何をよりどころにこの作品を「鑑賞」して良いのか分からなくなる。 鑑賞者を「安全な鑑賞者の席」に留めておこうとしない映画だった。 寝る。
2026年7月13日(月)
朝。 我が家で目覚める。 3日間が夢のようだ。 とりあえず忙しくて後回しになっていた「独り言」を更新する。 午後。 帰りの飛行機で読み終わらなかった『明治殺人法廷』(芦辺拓 東京創元社 Kindle版)の続きを読む。 小説としては、いつもの芦辺拓先生(ファンとしては最大の褒め言葉)。 関西人のボケとツッコミで話が進むミステリー。 舞台は明治時代の始め、まだ「弁護士」という名称もなかった時代の大阪。 主人公は新聞社に勤める「探訪記者」と代言人(今で言う弁護士)。 事件は、質屋で一家が惨殺され、赤ん坊とまだ10代の「少年」だけが蔵の中に隠れていて無事だったというもの。 警察は生き残りの、この「少年」が怪しいと見て逮捕する。 この事件を担当することになった代言人と、その知人である探訪記者の2人の活躍を描く物語。 物語の背景として明治政府の民衆弾圧があり、主人公のひとりである探訪記者が、政府を批判する記事を書いたために東京を追放されて大阪に 逃れて来るところから話が始まる。 代言人は、そうした活動家の支援者からの依頼で探訪記者の受け出しを行ったことで彼と知り合う。 そして……という物語。 さすがは芦部先生、多くの資料を読み込んでおられるので明治期の思想弾圧の歴史を知ることのできる貴重な作品。 考えてみれば明治とは、長く続いた江戸幕府が倒れて薩長の支配が始まったばかりの時代。 「急に出て来て勝手に政府を名乗っている薩長なんか倒して、俺たちで第2維新をやっちまおうぜ」という考えが現実的なものだったのだ。 叙述トリックにはまんまと引っかかった。 芦部先生が大好きな「実はその正体は」もちゃんと出て来る。 今回のコレはさすがにいくら何でもバレるだろうと思うのだが、まあ芦部作品だし、先生がお好きなのはこっちも分かっているので、その辺は ご愛嬌というところで。(^^; 夕方。 NHK ONEで、ETV特集「グッドモーニング オハイオ」を視聴。 トランプ政権を支持するアメリカの白人貧困層を取材したもの。 かつては製鉄業で栄えていたオハイオは、外国の安い製品に押されて、いまや失業、貧困、絶望死、そして豪勢麻薬「フェンタニル」の蔓延に よって悲惨な状況に陥っている。 そんな状況で暮らすオハイオの貧困層の白人が、「トランプが〈強いアメリカ〉を取り戻して自分たちを救ってくれる」と信じて彼を支持する 様子が描かれていた。 そんな彼らのリーダー的存在の白人男性が、曇りのない瞳で力強く語るのは「ディープステート」との戦い。 彼は実際に自分の息子(まだ子供である)に銃の撃ち方を訓練し、戦って生き残ろうとしている。 「ディープステート」というのは何かと言うと「悪の秘密結社」とか「謎の悪の組織」みたいなものらしい。 まあ要するに「本来なら誰もがトランプを支持しているはずなのにそうでない者がいるのは、彼らがディープステートによる洗脳を受けている からで、自分は洗脳されていないので〈正常に〉トランプを支持しているのだ」というご意見。 彼はこれを大真面目で言っているのだ。 ところで番組のタイトルの「グッドモーニング オハイオ」、番組制作者が意図したかどうかは分からないが、私はむかし流行ったトンデモを 思い出した。 「オハイオ州のオハイオの語源は、日本語のおはよう」というトンデモで、さすがにそんなバカなことはないだろうと、トンデモを茶化す時に 「それは『オハイオの語源は、おはよう』みたいな話か?」とよくネタにしたのである。 私にはどう聞いてもこのリーダーの主張は「オハイオの語源は、おはよう」と同じようなトンデモに思える。 しかし、オハイオの人々の悲惨な日常は現実である。 そしてその原因が本来真面目な労働者だったオハイオの人々にはないことも事実である。 そこから「これは悪の組織(ディープステート)の陰謀のせいだ」に思考がジャンプしてしまう人間の心の弱さは責められない。 「〈ディープステート〉は、安い外国製品を輸入させることでアメリカの産業を潰して人々を失業させ、さらに移民を送り込んで来ることで、 わずかに残った職も奪っているのだ。 だからトランプが戦って〈ディープステート〉を倒してくれれば、全ての問題は解決してみんな幸せになれる。 それなのにトランプを支持しない人間は、みんなが幸せになることに反対しているのか?」 ……たぶん、そういう思考の流れなのだろうな。 自分の不幸の原因を「複雑な要因が絡み合った解決しにくいもの」と考えるより「単純で解決しやすいもの(だからきっと間もなく解決するの だ)」と信じる方が気持ちが楽になるのだろう。 でも、それは「悪い人」が付け入りやすい隙を作ってしまうのだよなあ。 「悪い人」にとって不都合な相手を「あいつは〈ディープステート〉の手先だ!」と指差せば、そいつは手を汚すことなく自分の敵を倒すこと ができる。 日本でこの〈ディープステート〉の役割を担っているのは、昔は「在日朝鮮・韓国人」だったが、いまは「中国」とか「サヨク」、「反日」に なっているようだ。 最近「サヨク」という言葉の意味が、よく分からなくなっているのは、そのせいかな? 昔は「サヨク」というのは共産主義者を指す言葉だったのだが、今では「環境活動家」や「インテリ層」「フェミニスト」果ては「天皇陛下」 までが「サヨク」と呼ばれたりする。 「そいつ」にとって都合の悪い者をみんな「サヨク」にしてしまうからだろう。 この問題を解決するには、貧困層を救済するのが一番良いのだが、日本の支配層はどうもそれに消極的に見える。 これは私の推測なのだが、これって「俺たち支配層」と「庶民ども」の格差が大きいほど、彼らの自尊心が満たされるからではないだろうか? 大臣が乗っているのと同じ高級車を一般国民が普通に乗り回していたら、あの人たちはむかつくんじゃないか? そう考えると、闇が深いな……。 寝る。
2026年7月10日(金)〜7月12日(日0
【7月10日】 今日は、明日からのSFのために大分へ行く予定。 山手線で池袋から品川へ行き、京急に取り替えて羽田空港第1・第2ターミナルへ。 羽田空港第第2ターミナル。 さっそく知り合いに会った。 まあ、狭い東京のことだから仕方がない。 チケットの予約サイトに〈紙媒体の搭乗券のご用意はございません〉と、不気味なことが書いてあったので、念の為iPhoneでなんかそれっぽい ページを開いておいたが空港内をウロウロしていたら係員に声をかけられ、手荷物を預けたり紙の搭乗券を発行する手続きをやってくれた。 (自分の名前と行き先と便名、予約番号と航空券番号をプリントアウトして手元に持っていると役に立つようだ) 搭乗券が手に入ったので、とりあえず食事をしようと空港のハンバーガーショップに入ったら、ハンバーガー1個が1300円! 空港の食い物は高いという話は聞いていたが、どうしても「マクドナルドのハンバーガー190円」が頭にあるので、4桁というハンバーガー の価格には驚いてしまう。 さて、そうこうするうちにチェックイン時間が来たので、ゲートを通ってリュックとポケットにあった家の鍵をトレイに乗せる。 ペットボトルの水もパソコンもそのままで良いというので全部リュックに入れたまま。 面倒臭いのでウエストポーチもリュックの中に突っ込んだ。 それで特に問題なく検査が終わり、時間が来たらチケットに書かれたグループ毎に呼ばれてバスへ。 ターミナルから旅客機までバス移動するのだが、結構遠いのだな。 そして旅客機。 テレビなんかでジャンボジェットを見慣れていると「なんか、小っさ!」という印象の飛行機に搭乗して座席へ。 一番後ろの列の真ん中の席、29E。 航空券を予約した時に座席指定をせずに、直前になって往路と復路で「同じ席番号で空いている席」を探したら、ここになった。 たぶん普通の人が避ける座席なのだろう。 私にとっては運試し。 座ってみたら、通路側の席の人はずっと読書、窓側の席の人はタブレット端末でずっと「名探偵コナン」を見ていたので大変に静か。 これは「当たり」だった。 ちなみに私は、ずっと『明治殺人法廷』(芦辺拓 東京創元社 Kindle版)を読んでいた。 さて、座席に座ってしばらくすると、小さな旅客機はガタガタ揺れ始め、走り出したのが分かる。 機内アナウンスで「シートベルトは一応ずっと外さずにいろ」みたいなことを言われたのでそのようにする。 途中、退屈したので散歩がてら一番後ろにあるトイレを見物に行ったのだが究極のコンパクト設計で感心した。 機内は禁煙のはずなのに、どう見ても灰皿っぽいものがあったのは昔はタバコOKだったとか? 飛行機が高度を上げて行ったら、右耳が酷く痛くなって来たので指を突っ込んで塞いだら、指が耳の中に吸い込まれるような感覚を覚えたので たぶん機内の気圧が下がったのだろう。 耳の痛みは、空港が近づいて高度が低くなったら治った。 空港で降りたら、即長い廊下でターミナルに直結していた。 羽田で乗る時にはバスを降りてタラップを自分で昇ったのでこっちの方が楽だな。 ベルトコンベアーで流れて来た手荷物を受け取って、 (大分駅直通のバスの乗り場はどこだろう?) なんて思いながらそこらをうろついていたら、 「大分駅直通のバスにご乗車のお客様!」 と、大声で呼ぶ声がしたので慌ててその声のした方に行ってバスに乗る。 大分って、普通にSuicaが使えるのだね。 これは助かる。 バスは走り出してまもなく山道に入り「イノシシ注意」みたいな標識が見えて心に不安が広がる。 (九州は、確かクマは出ないはず……) そして市街地に降りると、今度は渋滞。 どうにかこうにか大分駅まで辿り着き、さっそく道に迷っていたら知り合いに会って会場まで案内してくれ、そこで別の知り合いに会ったので 一緒に会場の中に入り、ディーラーズの設営作業を手伝う。 流れで明日からの仕事が受付担当に決まってしまった。 私は受付の仕事はしたことがなかったのだが、 「今回の大会は、基本的にタイムテーブルを渡すだけの仕事だから」 と言われたので引き受けた。 夕方。 作業途中だったが「飲みに行く」という連中に誘われて居酒屋へ。 ビール3杯と日本酒2杯程度しか飲まなかったのに、疲れていたせいか酔いが回ってしまった。 ホテルにチェックイン。 (幸い、居酒屋の前の道路からすぐに見えるところにあるホテルだった) フロントで温泉に入れると聞かされたが(そう言えばホテル名に「ホット・スプリングス」とあったな)酒が入っていたので大浴場はパス。 部屋の風呂に入ろうとしたら、温泉ホテルには部屋風呂がなかった。 トイレの隣にシャワー室があったので、そこで汗を流してベッドへ……。 【7月11日】 午前3時に目を覚す。 室内で聞きなれない物音がして、なんだろうと思ったらどうやら空調の音のようだ。 機械の調子が悪いのか、元々そういう音のする機械なのか「ブーン、カタカタ」という音が鳴ったり止んだり。 逆に鳴りっぱなしならこっちも慣れるのだが「止んだかと思うとまた鳴る」の繰り返しなので気になってしまった。 まだ酒が抜けていない感じのまま、ウトウトしたり目を覚ましたりで朝を迎える。 7時過ぎに食堂へ。 朝食は別料金。 どこで金を払うのか分からず、ややバタバタした末にフロントで清算してから食堂に行くシステムだと理解したが、どうやらこういう客はイレ ギュラーであったらしい。 (ネットに提示されたプランをそのままポチッたのだが、普通は朝食を食べるつもりなら最初からそういうプランを選ぶよな) ホテルのスタッフに東南アジア系の人がいて、 「おおっ、国際的!」 と感動した。 食堂でモタモタしている時にお世話になったのだが、親切で感じの良い人だった。 慣れていないのかちょっと緊張していたのかな? ややこしいことを言ってすまんかった。 朝食は美味で良かったよ。 さて、会場へ。 ホテルのエレベーターで知人に会って乳酸飲料を貰う。 朝風呂に入って来た由。 「スタッフは大変ですね。頑張って」 と、応援して頂いた。 8時半に会場入り。 9時を待って受付の設営作業開始。 机と椅子を運んで並べる力仕事。 楽かと思った受付業務は「地元券」とか「1日券」とか「当日受付」とか「ゲストの同伴者処理」とかいろいろあって、結構ややこしい。 そしてなぜか、受付で渡す予定のプログラムブックと名札ホルダーが届いていない。 この件をひたすら謝って、荷物の到着を待つ。 昼食。 スタッフ弁当。 スタッフ控え室の場所が分からなくてかなりウロウロしてしまう。 あとで分かったのだが「立入禁止」と書かれたドアを抜けるのが近道だった。 これは教えてくれないと分からない。 下見をサボり続けていた私が悪いのかも知れないが(だって大分は遠いんだもん)プログラムブックには会場の案内図を載せておいてくれ! 午後。 プログラムブックと名札ホルダーは、まだ届かない。 宅配業者に連絡したら、とっくに届けているという返事。 (じゃあ、誰が受け取ったんだ?) と、若手スタッフが会場内を走り回って探したら、なんと誤って「時刊新聞社」に届いていた。 「時刊新聞社」は、SF大会中に連絡事項やニュース(「ゲストの◯◯先生がいま会場に到着しました」とか)を参加者に知らせるための新聞 を発行しているところで、大会の会場内で業務を行っているのだが大会事務局とは独立した団体が運営しているという立ち位置の団体。 「SF大会本部」宛の荷物が、そっちの「本部」に届いてしまっていたのだ。 (言ってよォ!) どうにかホルダーを配布できるようになって一安心していたら、和服姿の男性ゲストが「免許証を落とした」と不穏なことを言って来る。 慌てて場内を探し回ったら、2時間ぐらいしてから、 「ゴメン、帯を締めなおした時に免許証を巻き込んでいた」 と、ご報告があった。 (それは良かった) そして計算外だったのは、今回ゲストの同伴者に人数制限をかけずにいたら思いの外に「同伴者」を連れて来たゲストが多く、名札ホルダーの 残量が心許なくなり、慌てて現地スタッフが文房具屋に走る羽目に。 ようやく入手できたのは、私以外の受付スタッフが帰ってしまった後だった。 仕方なく、受付ブースで「母さんの歌」を歌いながら、ひたすらにホルダーに紐(首から下げるためのアレ)を付ける作業。 なんやかんやでヘトヘトになり、夕方は地元スタッフお勧めの店に飲みに行く。 せっかくだからと郷土料理を注文したのだが、聞いたこともない名前の料理で、出て来たものがたぶんそれなんだろうと思って食べる。 以前、大分の人が上京する際に「東京は飯が不味い」と言われたと何かで話していたが、美味い不味いの問題ではなくて、ともかく味が違う。 刺身のように、どこで食べても基本の味は一緒だろうと思うようなものでも、醤油の味がそもそも違うのだ。 (たぶんこの味に慣れている大分の人が東京の醤油を口にしたら、かなりしょっぱく感じるだろう) ホテルへ戻る。 温泉に行ってみたい気もしたが、ヘトヘトで温泉フロアまで移動する気力が沸かない。 なので本日も結局シャワーを浴びて、即ベッドへ。 (私はわざわざ温泉地まで来て、いったい何をやっているんだ?) 【7月12日】 名札ホルダーの数に余裕があるので、あまりトラブルもなくスムーズ。 受付にはいろいろなことを聞きに来る人がいるもので、中には、 「僕はどの企画を見に行けば良いのでしょう?」 なんて相談に来る人がいる。 「この企画って、僕が見ても面白いでしょうか?」 と、初対面の人に聞かれてもなあ……(^^; 私が昔に受講したことのあるゲンロンSF創作講座の10周年企画があって、「行かないか?」と誘われたのだが嫌な予感がして断った。 あとで会場でタイムキーパーをやっていたスタッフに聞いた話では、私の名前が挙げられたそうだ。 自慢じゃないが、私は他人に貶される覚えはあっても褒められる筋合いはない人間ので、たぶん碌な話じゃなかったのだろう。 企画が全て終了し、クロージングが始まる。 私は滅多にクロージングには出ない私だが、今回は体力的に疲れていたので途中からクロージング会場に入って一番後ろの座席で少し休憩させ て貰うことにした。 星雲賞受賞者の人間六度先生、相変わらず言うことがわけがわからないな。(笑) 「自分が作品を書けたのは、若い頃に白血病に罹った自分を献身的に看病してくれた母のお陰」というような、たぶん言い方によっては感動的 な内容だったのに、なぜか場内が笑いに包まれてしまうのは、さすが六度先生。 夕方。 バスで空港へ。 乗車しているのは、ほぼSF大会関係者ばかり。 空港でお土産を買おうとしたら「ざびえる」というお菓子がお勧めだと言われたので購入。 ここでヘマをやって先に手荷物を預けてしまっていたので、リュックに入るだけの土産しか買えないことに気づいた。 「ざびえる」6個入りを1箱だけ買って、無理にリュックに押し込んだ。 搭乗手続きをしようとしていたら、私の乗る予定の19時45分発の便は検査機械にトラブルが起きて手続き停止との不穏なアナウンス。 それは間もなく解決したようで、無事に保安室検査場へ。 この時は、割とどうということはなかった。 大分空港の保安チェックは羽田と違って結構きびしかった。 精密機械やペットボトルは別にするように言われてトレイを2つ使う羽目になった上、ペットボトルはわざわざ重量を計られ、リュックは1度 ひっかかって、2回機械を通してやっとOKが出た。 保安を考えるとこっちの方が正解なんだと思う。 羽田のあの緩さは何だったのか? (ハサミとかを先に預けておいて良かった) ベンチに腰掛けて搭乗時刻を待っていたら、上空が混雑(?)しているとかで離陸時刻は10分ほど遅れるとのこと。 このときも、 (まあ、10分程度ならいいか) と、さほど気にせず搭乗。 行きと同じで私は29Eの席に座っていたのだが、同じ並びの窓際である29Fの席に乗って来たのは再来年の大会の実行委員長だった。 「こうして隣り合ったのも何かの縁でしょうから」 と、訳のわからない理由で大会スタッフに任命されてしまった。 通路側の29Dの席がなかなか埋まらないので、 (空席かな? ラッキー!) と思っていたら、29Cの座席のあたりで何か揉めている。 どうやら29Cに座っていた人が座席を間違えていたようで、29Dに移動して来た……と思ったら、「座席のリクライニングが変だ」と言い 出して客室乗務員を呼ぶ。 どうやら倒した座席がすぐに戻ってしまうようで、客室乗務員が試してみても同じだったので、その人は26Cだかのもう少し前の方の座席に 移動して行った。 (彼には悪いが、やっぱりラッキー!) と思っていたら、機内アナウンス。 機材トラブルのために離陸が遅れるとのこと。 (機材って、もしや???) と、思っていたら修理の係の人がやって来て、シートの座面をベリベリと取り外し、肘掛けの下にあるおそらく座席を倒す機構に潤滑剤っぽい ものをスプレーしていた。 結局、飛行機が離陸したのは20時20分。 そもそもの予定が19時45分だったわけなので、30分以上遅れたことになる。 普通の時間帯なら気にするほどの遅れではないのだが、さすがに東京に着いてからの終電の時刻が心配になり出した。 幸い、私の日頃の行いが良いせいか(あるいは私を呪う者の力が弱かったせいか???)飛行機はそれ以上遅れることなく、無事羽田へ到着。 手荷物受け取り場に入った瞬間に、私のボストンバッグがベルトコンベアの2周目(?)に入って行ってしまった他は滞りなく外に出る。 (池袋に帰るには……) と、ボーッとした頭で頭上の表示を見回していたら「池袋」という単語が目に入り、そのまま行ったらなぜかモノレールの乗り場に着いてしま った。 (私は京急に乗るつもりだったんだよ!) まあ、方向音痴あるある。 モノレールで浜松町に着いたら池袋方面は内回りだと言う。 どうせ浜松町と池袋なんて、内回りでも外回りでもせいぜい2分ぐらいしか変わらない。 電車の来るタイミングによっては逆向きに乗った方が早いぐらいなのだが、ここは表示に従って内回りのホームへ。 電光掲示板を見ると、電車の到着は「3分後」。 そして向かいのホームから外回りの山手線が出ていくのが見えた。 (あー) で、内回りの山手線へ。 有楽町に着いたところで、 (これって地下鉄に乗り換えたらショートカットができるんじゃね?) と思いついてホームに降りる。 そこでJRと東京メトロの連絡は、そこそこ距離があったことを思い出す。 まあ、降りてしまったものは仕方がないので地下道をテクテク歩いて乗り換え。 結局、自宅に着いたのは23時40分。 風呂に入る気力もなく、そのまま寝る。
2026年7月9日(木)
午前中。 荷造りと自前の「旅行のしおり」作り。 つまり行き先の地図をプリントアウトしてファイルする作業。 電波状況だの充電切れだのに左右されない「紙」は大事。 午後。 SNSに、盆踊りでいまだに「アラレちゃん音頭」が踊られているという話題が流れてきた。 そう言えば昔は夏のお盆の時期になるとアニメのエンディングが「◯◯音頭」に変わったな。 今は、アニメの放映が1クール単位で短い上、オープニングやエンディングの曲が若手歌手の登竜門になっていたりするので、そういうことが やりにくいのかもしれないなあ。 (そう言えば盆踊りの曲ってどんなのがあったけ?) とネット検索したら、相良直美が歌う「二十一世紀音頭」というのが出て来た。 「これから三十一年たてば 地球もかわっているでしょう 誰でもみんなが幸せになり 平和に暮らして いるかしら」 と、そんな風な歌詞の歌。 31年後に21世紀ということは、2001ー31で、1970年に作られた歌なんだろうな。 当時は、自分たちの住む世界を「地球」単位で考えていたんだよなあ。 そして、1970年には、21世紀の地球でこんなに戦争をしまくっているとは想像していなかったんだろう。 どう考えても老人がやらなくていい戦争を始めているんだよな。 (しかもボケているのか作戦が雑なせいで無用に長引く最悪な戦争) 夜。 2号くんが来る。 「アニメ『ライオンキング』の中の歌の歌詞が〈チワワ〉と言っているように聞こえる」 と言うので歌詞を検索。 どうやら「サークル・オブ・ライフ」という歌の、原語の “Nants ingonyama bagithi baba” の部分らしい。 無理にカタカナに直すと「ナーンツ インゴーニャマ バギティ ババ」。 これを音符に合わせて区切りを変更すると「ナーンツ インゴーニャ マバギ ティババ」になるので、2号くんに「チワワ」に聞こえたのは たぶん最後の「ティババ」だと思う。 ちなみに原語はコサ語で、DeepLで訳したら〈「ほら、ここにライオンがいる」と人々は言う〉という意味だそうだ。 ライオンの話であって、チワワは関係ないようだ。 さてと、2号くんも帰ったし、明日は大分に行かなくてはならない。 早めに寝よう。
2026年7月8日(水)
朝。 メンサの会場予約に行ったら、全室すでに埋まっていた。 10月の末に何かイベントがあったけ? 買い物だけして帰宅。 (コンビニ以外でも朝の9時から開いている店が結構あるのは助かるな) ニュースを見ても中国が原潜から発射したミサイルがどうのとか、アメリカとイランとの戦争は再開しそうだとか、気持ちが明るくなる内容の ものがない。 各国の指導者が軒並み年寄りなのがいけないんじゃないかなあ? 「死ぬ前に歴史に名を残すようなでかいことをやりたい」みたいな感情って絶対にあると思うぞ。 プーチン:ウクライナを併合してルーシをひとつに。 トランプ:世界をアメリカの支配の元にひとつにしてノーベル平和賞を。 習近平:名実ともに「ひとつの中国」の達成。 高市:「憲法を改正した総理大臣」になりたい。 こういう人たちの脳内って「平和を守った英雄として後世の人々に讃えられている自分」でいっぱいなんじゃないだろうか? だから批判を浴びても、後の歴史家がきっと「当時の人々はこの英雄の素晴らしさを理解できなかった」とか書き残してくれる、みたいな? 夜。 お中元で届いたハマグリでハマグリパーティー。 スマホで音楽が再生できなかった件、2号くんのスマホで同じサイトを試したらちゃんと音が鳴った。 (やっぱりSIMの問題?) 1号くんが池袋ヨドバシに行ったと言うので感想を聞いたら、 「うんこ臭い気がした」 と言う。 「なんじゃ、それは?」 と聞いたら、開店早々ヨドバシカメラの売り場に「大便」が放置されるという事件が2日続けて起きたていたのだそうだ。 ネットで調べてみたら、開店5日目となる7月4日にヨドバシの売り場に大便が落ちていたというSNSへの書き込みがあり、翌5日にも同様の 書き込みがあって「ヨドバシ池袋 脱糞事件」「うんこヨドバシ」などと、面白がったネット民に拡散されてしまったらしい。 集英社オンライン[7/8(水) 17:00」の記事によれば…… 〈4、5両日の排便問題が実際にあったのかヨドバシカメラに尋ねると、 「事実確認をしておらず、今回はコメントを控えます」(広報担当者) との回答で、確認はできない〉 とのこと。 〈7月6日にも池袋駅西口にある東武百貨店でも店内フロアに大便があったとの情報がSNSで出回った。同百貨店に尋ねると、 「ヨドバシカメラさんとのつながりは把握しておりませんが、6日に排便の事案がありました。個別の事案なので、もよおした方の詳細はお伝 えできませんが、警察沙汰にはなっておりません。発生後は清掃などの対応をさせていただきました。今後も適切に清掃と消毒をしていきたい と思っています」 と、広報担当者は隠すことなく答えた。詳細は明かされなくとも「警察沙汰ではない」との状況から意図的な汚損ではない可能性が高そうだ〉 これ、ヨドバシカメラと東武百貨店の広報担当者の対応が対照的で興味深いなと思った。 どうせSNSで話が広まってしまう時代、下手に「ノーコメント」を貫くよりも事実はさっくり認めた上で、 「もよおした方の詳細はお伝えできませんが、警察沙汰にはなっておりません。発生後は清掃などの対応をさせていただきました」 とユーモアのある言い方で「事件性がないこと」「迅速に対応してすでに問題がないこと」を伝えた東武の広報担当の方が正しい気がする。 本件、ヨドバシカメラはどう考えても被害者側だと思うのだが、西武百貨店から改装した際にヨドバシカメラのエリアにトイレが少ない構造に なってしまったことで不満が出ていたタイミングで起きた事件だったので「トイレが少ないからこういうことになるんだ」と変な方向から弾が 飛んで来てしまったようだ。 基本的に、人を集める時にはトイレ問題とゴミ問題は避けて通れないもの。 ゴミ処理の問題を考えずに建設を進めた民泊の周辺がえらいことになっている理由は、決して利用者のモラルの問題ばかりではない。 池袋の西口で、いま再開発の計画が進められているようだが、集める人の人数に見合ったトイレはちゃんと用意できるのだろうか? 寝る。
2026年7月7日(火)
午前中。 飛行機の予約チケットについてのメールが届いたのだが「紙のチケットは発行致しません」と書かれている。 これってスマートフォンを持っていない人だと詰みになるのか? 私は、ほぼこういう時のためだけに使うSIMなしスマホを中古で買ってあるので、慌てて取り出して充電する。 そして、せっかくスマホを出したのだからとWifiに繋いでサイトで音楽を聴こうとしたらApple Musicがないと聴けないと表示される。 確か1ヶ月は無料だったはず……とApple Musicのサブスクを契約して連携したのだが、再生ボタンが表示されない。 これだからスマホって使いづらい。 基本的に自分がやりたいことは何も出来ない機械。(という認識で合っているのか?) 午後。 荷造り。 ……やっぱり足りないものがいろいろ出てきた。 明日買いに行かなくては。 夕方。 佐藤編集長が、この間私が買ったスポットクーラーを見たいと言って部屋に来たので、見せる。 「このスイッチを入れると冷風が出るんだ」とか説明。 (シンプルな機械なので、あまり説明することがない) 今日が七夕だったことを思い出すが、特に願い事とかないしなあ……。 早めに寝るか。
2026年7月6日(月)
午前中。 ルーティンワークを済ませ、昼から「豊臣兄弟!」視聴。 例によって歴史と関係のなさそうな宴会シーンは飛ばしたのだが、サブタイトルを見たら「信長を笑わせろ!」だった。 (もしかしてこの宴会が、今回の話のキモだった?) さて、史実。 織田信澄という人物がいた。 彼は信長の弟である織田信勝(信行としている史料もある)の息子である。 つまり織田信長の甥にあたる。 信勝は「うつけ」と呼ばれた信長に対して、まともな人物だったとされている。 なので多くの家臣が兄である信長よりも信勝の方が織田家の当主にふさわしいと考え、家督争いが起きた。 結果的に信勝は信長によって謀殺されたのだが、信澄はその信勝の息子なのである。 言わば信長は信澄の「父の仇」になるわけなのだが、信長は信澄の才能を認めて可愛がり、2人の仲は悪くなかったようだ。 信長が出自より能力で人を評価するタイプだったからだろう。 で、本能寺の変が起きる。 信澄にとって不運だったのは、この謀反を起こした明智光秀が、自分の嫁の父親だったということ。 そもそも明智光秀だって、信長に相当に重用されていた家臣だったのだ。 信長としては、可愛い甥と重臣の娘を結婚させたつもりだったのだろう。 ところが、この光秀が謀反人となってしまった。 その娘婿(信澄)にとって、信長は「父の仇」である。 こいつは怪しいということになり、織田信澄は問答無用で織田信孝(信長の息子)・丹羽長秀(織田家の重臣)らによって殺害されてしまう。 とんだ濡れ衣で気の毒……というのが通説なのだが、今回の大河ドラマでは、この織田信澄が本能寺の変の黒幕(?)だったという展開になるっぽい。 家族に恵まれた豊臣兄弟と、恵まれなかった織田信長という対比にしたいのかな? 夕食。 豆腐白玉。 豆腐に白玉粉を加えて作った白玉に、みたらし団子の餡をかけたもの。 (これは自家製より店で食べた方が美味しいかも知れない) 夜。 肩こりのせいか軽い頭痛がするので、寝る。
2026年7月5日(日)
今日はSF大会の作業のために板橋区まで出かける。 目的地の最寄駅は都営三田線。 隣の区なのに電車を使うと微妙に連絡の悪いところ。 そして家を出る直前に気づいたのだが、リュックの肩紐がとれかけていた。 仕方がないので駅のホームで応急修理。 駅から目的地までの間でいつものように道に迷う。 最近、スマホの普及のせいで「他人に道を聞く」という風習が廃れてしまったのか? 地図を手に呼び止めても立ち止まって教えてくれる人が減って、せっかく通行人が多いのにメリットがない。 作業そのものは1時間で終了。 打ち合わせをして、食事会をして、飲み会をやって、帰宅。 寝る。
2026年7月4日(土)
今日は午後からSFコンベンションが2つ。 と言っても両方ともZoom会議だが。 午後。 なんだかネットの接続が不安定。 さらに加えてZoomのホストのPCが雷の影響で突然切れたり、ホストが無料版を使っていた関係で時間切れで切れたり……。 接続のやり直しばかりで話がブツ切れになり、なんだかよく分からなくなってしまった。 リモート会議の思わぬ欠点。 そして肝心のSF大会も、いろいろとトラブルがあって前途多難らしい。 まあ、これは「SF大会なんて毎回こんなもの」なのかも知れないが。 (前の大会の時にも似たようなトラブルはあったけど、どうにかなったし) 夕方。 ようやく会議が終わって、ぐったり。 夕食のおかずは冷奴と茹でたニンジン。 (一見ヘルシーだが、その分、飯は食うのでカロリー的にはたぶん高め) 夜。 ネットが不安定なのは変わらず。 無線はともかく優先LANに切り替えても上手く動かないのはなんでだ? 明日は外出する予定。 早めに寝よう。
2026年7月3日(金)
明日は会議が2つあるのだが、そのうち1つの連絡不手際でちょっと揉めそうな気配。 (リアル参加はやめてZoom参加にしようかなあ) 午後。 佐藤編集長と一緒に池袋のワンダーパーラーへ。 老舗のメイド喫茶で「英国上流階級のもてなし」をコンセプトに、19世紀英国のメイド風の衣装を身につけたウエイトレスが礼儀正しく接客 してくれる上品な店。 場所が池袋なので客の中には、いわゆる「パチンコ屋帰りのおっちゃん」風の人もいるが、隙を見せずに丁寧な接客をする「メイドさん」を前 にすると振る舞いがお行儀良くなる。 そんなわけで、大声で話をする客もいない静かな店で、お茶やケーキも美味しい。 (普通の喫茶店と違ってテーブルチャージを取られるので、それだけは注意) 老舗なので建物も最近ちょっと年季が入って来ているのだが、この立地でこの味でこの価格で頑張っているのだと思えば建て付けの悪いトイレ のドアも、まあご愛嬌。(^^; たまの贅沢で行くには良いお店だと思う。 ……少し散歩して、買い物を済ませてから帰宅。 夜。 NHKの東北放送局で放送した「東北ココから」という番組で、精神疾患の患者の長期入院問題を扱っていたというのでNHK ONEで視聴。 番組には、寛解した患者を退院させる方向への取り組みを行っている病院長、退院後の社会復帰をサポートしているパンションの大家、実際に 退院して社会復帰した人、精神疾患の患者の介護で自分も鬱になってしまった患者家族、精神疾患を患う有名人などが登場して、それぞれイン タビューに答えていたのだが、いまひとつ番組としてまとめ切れていない印象だった。 ありのままの報道という点では正直なのだろうが、30分の番組に内容を詰め込みすぎてどれも深掘りし切れていない感じ。 ただ精神疾患という問題に取り組むこと自体は価値のあることなので、今後もこういったドキュメンタリーは制作し続けて欲しい。 どうでもいいことだが「パンション」という言葉を初めて知った。 ネットで調べてもいまひとつピンと来る解説を見つけられなかったが、イメージとして、風呂・トイレ・台所共同の食事付き集合住宅? 賄い付きのシェアハウスみたいなものなのだろうか? ストレスで精神を病む人は増えているように感じる。 むしろ「完全に正常な人」の方が稀で「精神は病んでいないつもりだがよく眠れない」みたいなグラデーション的な精神疾患の人の方が多くな っているような感じ。 なので、人を「精神を病んだ人」と「正常な人」に分けて「精神を病んだ人」は精神病院に閉じ込めて「居なかったことにする」という従来の やり方では現代の「精神疾患」には対応し切れない。 「ちょっと心が不安定」な人が生活できる社会を作らないと、社会全体が不安定になって、やがて瓦解してしまうような気がするんだよな。 寝る。
2026年7月2日(木)
つい夜食に助六寿司などを食べてしまった……。 食欲が戻ったのは良いのだが、戻りすぎた。 朝から餅。 昼食後にデザート。 おやつにアイス。 そして砂糖たっぷりのコーヒー。 (いまの私の血糖値は、いったいどうなっているのだろう?) 夕方。 『明治殺人法廷』(芦辺拓 東京創元社 Kindle版)を読み始める。 夜。 2号くんが来る。 私が1号くんから借りていた『後宮小説』を借りる約束をしているというので手渡す。 「どんな内容だった?」 というので、 「主人公に都合の良い世界のファンタジーなので、何のストレスもなく気持ち良く最後まで読み終えられるが、人生の深みとかそういうことを 考えさせられる作品ではない」 と答える。 いま気がついた。 私はコレを「絶賛」のつもりで言っていたのだが、文章で書いてみるとあまり「絶賛」の雰囲気が出ていないな。 「いらない小難しいことを言わず、清々しく娯楽に徹しているので、すげえ面白かったよ」 とでも言っておけば良かったか? 「小説」というのは、そもそも「くだらない小話」のことで、さすがそれをタイトルに冠しているだけあると感心したのだ。 2号くんが帰ったあと、部屋で休憩していたらなんだかユラユラする。 時刻:20時48分頃 震源:福島県会津(北緯37.2度 東経139.5度) 深さ:約150km 規模:マグニチュード4.6 最大震度:震度2 福島県:田村市 いわき市 広野町 楢葉町 富岡町 大熊町 双葉町 浪江町 茨城県:水戸市 笠間市 石岡市 埼玉県:宮代町 新潟県:南魚沼市 豊島区は震度が出ていなかった。 特に余震もないようなので、寝る。
2026年7月1日(水)
午前中。 病院に行く予定が寝坊してしまったので予定変更。 午後に行くことにした。 昼過ぎに着いて『後宮小説』(酒見賢一 新潮文庫)を読みつつ順番待ち。 診察は数分で済み、薬を処方して貰って薬局へ。 昼食は、薬局の近くのドトールへ行ってエビのサンドイッチ。 買い物などして、夕方に帰宅。 『後宮小説』読了。 舞台は唐の時代の中国(?)をモデルにした架空の国。 ジャンルはファンタジー。 皇帝が崩御して、新皇帝のための新たな後宮を作るために若い娘たちが集められるところから話は始まる。 主人公は集められた娘のひとりである元気の良い田舎娘。 現実なら昔の中国の後宮で元気の良い田舎娘が元気の良い田舎娘のままでいられるわけはなかったのだが、これはファンタジーである。 理想化された世界なので、もちろん「纒足」なんて風習も存在しない。 ヒロインは後宮で元気いっぱい、自由奔放に振る舞って、そこを皇帝に気に入られて正妃になってしまうのだ。 一方、この物語にはもうひとりの重要人物が出て来る。 ヒロインが田舎から後宮に向かう道中で出会ったヤクザ者だ。 この男は、盗賊団のような集団に加わり、そこの頭目に頼りにされ、この集団は次第に大きな武力集団へと発展していく。 そんなわけで、ヒロインが後宮で気ままに楽しく暮らしている間に、武力集団は勢力を拡大しつつ次第に都へと迫って行くのだ。 しかしこの話はファンタジーであるから、武力集団が迫ったところでヒロインは後宮で怯えてなどいない。 武器庫から大砲を持って来て、元気いっぱいぶちかます。 そしてヤクザ者だった男と再会。 ファンタジーであるから、こんな流れでもなんか話は上手く行ってしまう。 そしてハッピーエンド。 (そんなに都合良くいくかーっ!!!)というような現実離れした展開なのだが、繰り返すがファンタジーなのである。 読後間の爽やかな物語であった。 夜。 久しぶりにプロットを1本書く。 宇宙人が地球に攻めて来る話。 『三体』もヒットしていたし、決して時代遅れの設定ではないと思う。 寝る。2026年6月分へ 目次へ
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