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独 り 言 (2025年9月分)
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2025年9月30日(火)
明け方に妙な夢を見た。 道を歩いていたら上空で飛行機の事故があり、小さな破片のひとつが飛んで来て近くの植え込みに落ちて燃え上がる夢。 何を考えていたらそんな夢を見るものやら。 気がつけば9月最終日。 心なしか、涼しくなった? 出勤。 副都心線はそこそこ混んでいたものの、新宿三丁目で降りて行った客のお陰で割と余裕で席を確保。 『マーブル館殺人事件』(アンソニー・ホロヴィッツ:著 山田蘭:訳 創元推理文庫 Kindle版)の続きを読む。 〈カササギ殺人事件〉シリーズの最新刊なのだが、このシリーズの特徴として、主人公である女性編集者が作家の書いた原稿を読むという流れ となり、以後はその作品そのものを読者も読んでいくという構成になっている。 ……女性編集者がようやく原稿を読み始めた辺りで、惜しくも駅に着いてしまった。 今日は職場の引越しというか、作業場所の変更。 いまいる建物はちょっと古くてトイレが外といういまどきだと珍しい構造。 トイレットペーパーを引き出したら、ホルダーの中から黒くて大きな蛾が1匹飛び出して来たので驚いた。 しかし向こうはもっと驚いたようで、おまけに少し怪我をしてしまったようで、個室のドアの下の隙間から出て行ったと思ったら、はめ殺しの ガラス窓から外に出ようとパニックになっていた。 (安全な場所を見つけたつもりで油断していたのだろうなあ) 暴れまくる彼(彼女?)を傷つけずに外に出す方法が思い当たらなかったので、無事を祈りつつその場を離れる。 今日からの作業場は、建ったばかりの建物の地下。 白い廊下が迷路のようになっていて、なんとなく映画「8番出口」の話などしてしまう。 そしてトイレが(トイレの話ばかりで恐縮だが)やたらにオシャレ。 (本日、私を含めて3人の人が、それをトイレだと認識できずに前を通り過ぎてしまう事案が発生) ところで、なぜ地下に移動して作業をするのかと言えば、資料を記録したマイクロフィルムにICタグを取り付けるため。 そして、感度の良すぎるICタグの書き込み装置と戦う羽目に。 ICタグに資料番号を記録してマイクロフィルムの箱に貼り付ける仕事をするためには、当然、作業机の傍らに未使用のICタグの束が置かれ ていることになる。 ところが書き込み装置の感度が良すぎて、この束全部を認識してしまうのだ。 それを防ぐために装置をアルミのパネルで囲んで、タグへの書き込みはそのパネルの隙間から。 ……なんか、無駄に疲れてしまった。 定時まで仕事をして帰宅。 1号くんと2号くんが来たので一緒に食事をする。 2号くんに、 「メジャーを持っていないか?」 と聞かれたので3メートルのコンベックスを貸そうとしたら、 「もっと長いのはないのか?」 と言うので、10メートルのメジャーを渡したら、 「もっと短いのは?」 と言う。 どうやら5メートルぐらいの長さのものが必要らしいが、そう都合の良いものは手元にはない。 大は小を兼ねるだろう、ということで10メートルのメジャーを貸す。 明日も仕事。 風呂に入って、寝る。
2025年9月29日(月)
午前中。 二日酔いというのは、あまりないのだが最近、酒を飲むと胃腸に来るようになった。 特に今日は左側腹部にかなりの激痛があった。 数秒間で治ったものの、押すと痛いという状態。 人間の体は、こうやって少しずつガタが来るものなのだろうな。 午後。 適度に安静にしつつ室内でできる作業。 NHKの連続テレビ小説「ばけばけ」第1回を視聴。 ヒロインの父親を演じているのは岡部たかし。 例によって例の如く「アホな男」という設定である。 彼が連続テレビ小説で「アホな男」を演じるのは「ブギウギ」「虎に翼」に次いで今回が3回目。 両ドラマともに視聴率は良かったらしい。 (NHKは岡部たかしに「アホな男」を演じさせると高視聴率が狙えると学んだのか?) 夕方。 昨日の「べらぼう」視聴。 恋川春町の切腹にショックを受けた主人公が、松平定信憎さのあまり闇落ち気味になる話。 夜。 知人から、X(旧Twitter)のDMで「二本目のキュウリの謎 あるいはバートレット教授はなぜ時空犯罪者を支持することにしたのか?」が、 中国語に翻訳されたことを知らされる。 そう言えば、そんな話があったような……と調べてみたら、2020年の1月に、この短編が掲載されている『SFの書き方』(大森望 早川 書房)について中国語簡体字での出版オファーがあったとかで承諾を求められたのだった。 そのまま続報が入って来なかったので、てっきり立ち消えになったものだと思っていた。 さてと…… 明日は仕事なので、寝る。
2025年9月28日(日)
今日は午後からメンサ・テスト合格者の会の月例会で、久しぶりに東京芸術劇場へ。 改装のために1年ほどここを使えずにいたのだが、窓口に着いて電源使用料を支払おうとしたら係の人が金額が分からない様子で奥の方で数人 の係員が料金の書かれた書類を探してあたふたしている。 (改装前は120円だったのだが、料金の変更があったのかなあ?) などと思って大人しく待っていたら、私の後ろの行列がだんだんと長くなっていく。 しょうがないので、後ろの人の受付を先に済ませて貰い、そのあとゆっくり書類探しをして貰ったのだが、その挙句に言われたのが「120円 です」。(^^; まあ、正確さのために確認は大事。 (それにしても料金表は、受付係の手元には用意されていないものなのか?) ところで、東京芸術劇場の改装。 ホールや廊下を見まわした限りでは、どこをどう改装したものやらさっぱり。 劇場内部が大きく変わっているのだろうか? 例会はいつも通り。 仕事の合間にZoom参加してくれる人もいて、これがリモートの利点かも知れない。 終了後は、近所の居酒屋で懇親会。 1時間ほどかけて日本酒から焼酎に進んで、軽くほろ酔い。 家に帰って、寝る。
2025年9月27日(土)
朝。 体調はイマイチ。 とりあえず、昨夜入りそびれた風呂に入る。 午前中。 この間買ったスマートホンを使おうと取り出したら充電切れしていた。 1週間前に充電したばかりなのに。 午後。 2号くんが来る。 引越しのためにクッション材として古新聞が必要なのだとか。 そしてついでに飯を食って帰った。 (何が「ついで」なんだ?) 「買ったばかりのスマホの充電がすぐに切れる」 と愚痴ったら、ガラケーと違ってスマホはすぐに充電切れを起こすものなのだと教えられた。 棚に置いたまま手も触れていなくてもすごい勢いで電気を消費してしまう機械であるらしい。 つまり使おうと思ったら、そのたびに毎回充電しないといけないということじゃないか。 (本当に大真面目に疑問なのだが、スマホのメリットって何なんだ?) 夕方。 空想小説ワークショップ。 時間になってもZoomに入れないのでスクールに電話。 (たぶん、係の人が部屋を開くのを忘れていた) 雑談で、体調の話になる。 病院の検査の前日は緊張して眠れないとか、そんな話。 同意する人が多かったのに驚いた。 さらには検査の前に食事等に気を付けるとか。 私は以前、医師から「検査前には通常と同じ生活を送ってください。そうしないと正確な検査結果が出ません」と言われ、ずっとそれを守って いるのだが??? 夜。 今夜はちゃんと風呂に入ってから、寝る。
2025年9月26日(金)
シフト休み。 NHKの「あんぱん」を最終話まで視聴。 私が感動したのは最終話の1回前。 ヒロインには妹が2人いるのだが、そのうち上の妹(蘭子)のモデルとなったのが作家の向田邦子さんだと言われている。 ご存知の通り、向田邦子さんが海外での取材に向かう途中の航空機事故で亡くなっている。 ドラマでは、恋人から結婚を申し込まれ「帰って来たら考えてくれ」と言われた蘭子が「はい」と微笑んでスーツケースを持って廊下を歩いて いく姿が画面から消えるまで長回しで映される。 蘭子はこれから海外での取材のために空港へ向かうのだ。 そして時間の流れを示唆するナレーションがあって、次の場面。 「サイン会の付き添いは妹さんにお願いできませんか」と話しかけられたヒロインが、躊躇なく「メイコは……」と応じるのだ。 「メイコ」は下の妹の名前である。妹は2人いるはずなのに、ここでヒロインは相手が言っている「妹」が上の妹のこととは思わないのだ。 もちろん上の妹は自分の仕事で忙しいのだから、最初から戦力外なのだということも考えられる。 だが、向田邦子さんの死を連想させる「海外への取材」や「帰って来たら結婚」といういわゆる死亡フラグから、上の妹はもういないのだとい うことを暗に匂わせたとも受け取れる。 主要登場人物の「死」を表現するのに、こんな手があったか……。 午後。 私の仕事が休みだと知った2号くんが「ミルキー☆ハイウェイ」とその続編である「銀河特急 ミルキー☆サブウェイ」というアニメを勧めて 来たのでYouTubeで視聴する。 全12話。 見ながらなんとなく1話10分程度の番組……と思っていたのだが、後で調べたら1話3分半のショートアニメだった。 (それだけ密度が濃かったのだ) 「ミルキー☆ハイウェイ」は、監督・脚本・キャラクターデザイン・制作を担当している亀山陽平氏の専門学校の卒業制作。 「銀河特急 ミルキー☆サブウェイ」は、TOKYO MX(東京のローカル・テレビ局)、公式YouTubeチャンネル、各種配信サービスで放送・ 配信された商業アニメだそうだ。 若い才能は、すごいね。 物語の舞台は「バルナディア合星連邦」であり、登場人物は過酷な宇宙環境に耐えられるように遺伝子組換えした「強化人間」と、身体を一部 機械化した「サイボーグ」。 「ミルキー☆ハイウェイ」のあらすじ。 女の子2人がハイウェイをドライブ中、ついうっかりスピード違反をして警察に追われ、ドタバタ騒ぎの末に逮捕されてしまう。 「銀河特急 ミルキー☆サブウェイ」のあらすじ。 逮捕された女の子たちは、他の非行少年・少女たちと共に社会奉仕として地下鉄車両の清掃をすることになるが、彼女たちが車両に乗った直後 にいきなり列車が発車してしまう。 暴走する列車をなんとか止めて元の駅に戻ろうとするものの、なぜか次々にトラブルが発生。 やがて誰かが故意に事故を起こしていることに気づいた少年・少女たちは……。 比較的オーソドックスで分かりやすい筋書きながら、構成と演出が見事で面白い。 何より少年・少女たちが基本的に素直な良い人間である点が見ていて気持ちが良い。 どうでもいいことだが、作中の固有名詞「宙部鉄道」は「西武鉄道」のパロディだよな。 で「新小竹向原」と「新練馬」の2つの駅名は、普通に「小竹向原」と「練馬」だろうし、となるとこの2つの駅の間の「新如月」という駅は 「新桜台」のことか。 (「聖地巡礼」に行くやつが出そう?) 夕方。 小腹が空いたのでクルミを1袋食べる。 夜。 クルミの食べ過ぎで腹を壊す。 ラジオを聴きながら湯たんぽで腹を温めていたら症状が改善したようなので、寝る。
2025年9月25日(木)
出勤日。 通勤のお供は『マーブル館殺人事件』(アンソニー・ホロヴィッツ:著 山田蘭:訳 創元推理文庫 Kindle版)。 〈カササギ殺人事件〉シリーズの最新刊。 死亡したミステリー作家が書き残した原稿を巡るミステリーのシリーズ。 (ストーリーのキモであるミステリー作家が、すでに亡くなっているのにどうやって続編を?) と思ったら、出版社が別の作家に続編を書かせることにしたという話になっていた。 なんとなく、「屍荘の殺人』と『明智恭介の奔走』を思い出した。 ……電車が明治神宮前〈原宿〉に着いたので、千代田線に乗り換えて表参道で下車。 ラッシュアワーの人混みに歩調を合わせて歩いていたら、下駄の足音が聞こえた。 振り返ったが和服を着ている人は見当たらない。 人混みが途切れたので、足音の方向を目で追ってみたが、普通に革靴にスーツの人ばかりだ。 洋服に下駄を履く人というのもいるかもしれないが、表参道で? 音の主を見つけられないまま、下駄の足音はやがて遠ざかって聞こえなくなってしまった。 (何だったのだろう?) 職場に着いて普通に仕事をし、定時まで働いて帰宅。 ネットで総裁選に関するニュースを見たら、正直うんざりするような話になっていた。 国のトップを決める選挙で完全な泥試合。 明日は休み。 ……寝るか。
2025年9月24日(水)
朝。 ともかく課題をやらなくてはならない。 (締切は明日の正午だが、明日はしごとがあるので実質的に今日中になる) 午前中。 逃避行動。 Tverで過去のテレビのバラエティ番組など視聴。 昼食。 ファミチキを食す。 午後3時。 なんとか仕上げて送信。 ニュース。 〈米航空宇宙局(NASA)が今月10日、「火星の岩石から、生命の痕跡を見つけた可能性がある」と発表した〉 [2025/09/24 05:00 読売新聞オンライン] NASAの無人探査車「パーシビアランス」が火星で採取した試料から、リン酸鉄や硫化鉄などを見つけた。 これらの鉱物が微生物に起因するものであった場合、火星に生命の痕跡があったことになる。 それを確定するには試料を地上の施設で詳しく分析しなければならない。 しかし、トランプ米政権はNASAの予算を大幅に削減する方針を打ち出しているため、分析のための試料回収が中止に追い込まれる可能性が 高い。 (トランプさんは、科学史に悪名を刻みそうだな) 明日は仕事。 寝る。
2025年9月23日(火)
午前中からずっと逃避行動。 「豆腐小僧はなぜ妖怪なのか?」という全くどうでもいいことをずっと考えている。 豆腐小僧が初めて「絵」として描かれたのは、安永8年(1779年)に刊行された黄表紙『妖怪仕内評判記(ばけものしうちひょうばんき) 第2巻』の中で、絵・文ともに恋川春町だそうだ。 ネットの国書データベースで中身を見ることができるが、よく読むと「これハいたちなり」と書かれている。 しかし恋町が描いた豆腐小僧の絵は、はっきりと禿頭の人間の姿をしていて、なぜか振袖を着ている。 妖怪としてのイタチを調べてみたら、オクリイタチというものが出て来た。 夜道で人の後をついて来るものだそうで、オクリオオカミを連想させる。 オクリオオカミは、自分の縄張りに入って来た人間を出ていくまで見張っているのだと聞いたことがあるが、イタチも同様の理由で人の後をつ けて来るのだろうか? オオカミと違って人の住居の屋根裏や床下に巣を作ることもあるイタチは、江戸の人々にも馴染みのある動物であったのだろう。 案外とイタチは、人のそばにいるとエサにありつけると期待して後をついて来たのかも知れない。 また、江戸時代で「いたち」と言うと、大きな板に血を塗った「大いたち」というインチキ見世物も有名である。 つまりこの「いたち」は「インチキ見世物」を揶揄した言葉か? 豆腐小僧というと、私はどうしても戦国時代の連歌師・里村紹巴(さとむら・じょうは)が、秀吉に「丸う四角に長う短し」の上の句を付けよ と言われて詠んだと言う「丸盆に 豆腐をいれて 行くちんば」という句を思い出してしまう。 左右の脚の長さが違う人間が丸い盆に豆腐を入れて歩いている。 この奇妙な情景は、紹巴の脳内にだけあったものなのか? あるいは当時は普通に見かける光景だったのか? 時は戦国時代末期である。 戦闘によって身体に障害を負った人なども多くいたはずである。 当時、脚に障害を負った人ができる仕事として「見世物」があったのではないだろうか? たとえば片脚を中途から失い、文字通り「左右の脚の長さが違う」という状態になってしまった人。 彼がその「特異な歩き方」を見世物として見物代を稼ぐ商売を始めるとする。 となれば、ただ歩くのではなく壊れやすい豆腐を盆に載せて、それを落とさぬように歩くという曲芸にした方が見物人を集められる。 盆に豆腐を載せて歩く男が、見物人に料金を請求する。 見世物が集団で行われていたとしたら、この男は集金係を兼ねていたのではなかろうか? 時代が下り江戸時代となって「戦傷兵」もいなくなると、この「集金係」は、まだ芸が未熟な子供の役割になったのかも知れない。 (『妖怪仕内評判記』の豆腐小僧は、4、5歳の幼児の姿をしていると書かれている) 見物料を払わずに立ち去ろうとする客を追いかけて料金を請求する子供。 但しその両手には豆腐を載せた盆を捧げ持つという曲芸(?)をしながらというハンデをわざと負っている。 もちろん他の見物客が判官贔屓で味方に付くことを狙ってのものである。 江戸時代に「豆腐を持った子供が客を追いかけるギャグ」が定番のものであったならば、江戸時代の人間が江戸時代の人間に向けて書いたもの にその説明が抜けているのは当然である。 「豆腐小僧だよ」で通じてしまうものを、わざわざ説明する必要はなかったはずだから。 つまり「豆腐小僧」とは、つまらぬ曲芸をギャグにして料金を請求する「見世物」であり、「いたち」とはつまらぬものをギャグにして料金を 請求する「見世物」だった? 「豆腐小僧」が、当時のお笑い芸人であったならば、男性が振袖を着ているのも納得できる。 そういう「ステージ衣装」だったのだろう。 ……どうでもいいことを考えているうちに、無駄な時間を過ごしてしまった。 (締切は実質的に明日なんだが) さあ、どうしよう? とりあえず、寝る。
2025年9月22日(月)
朝からくしゃみが止まらない。 花粉症の薬を飲んだら改善したので、風邪ではなくアレルギーの方だったのか? 午後。 NHKの「べらぼう」を視聴。 恋川春町の書いた『鸚鵡返文武二道』が松平定信の政策を批判しているとして、絶版とされる話。 松平定信は、恋川春町の正体が駿河滝脇松平家に仕える武士・倉橋格(くらはし・いたる)であることを突き止め、江戸城に呼び出そうとする が、倉橋は病気と偽って応じない。 ドラマでは松平定信は恋川春町のファンという設定になっており、呼び出して定信を批判するような「間違い」さえ改めて貰えば良いぐらいに 考えていたようなのだが、仮病を見抜かれて追い詰められた倉橋は切腹してしまう。 松平定信の考えでは正しいのは自分の側なのだから、それを指摘して改めさせれば万事解決……のはずだったのに、倉橋格(=恋川春町)の側 にも命を捨てても守らなければならない「正しさ」があったのだ。 今回のラストシーンは定信の号泣で終わる。 夜。 ワープロソフトの画面が、やたら白い。 (そりゃ、何も書かずにテレビを見ていればそうなるな) 寝る。
2025年9月21日(日)
午前1時に寒さを感じてクーラーを切ったのだが、朝起きたら風邪を引いていた。 9月も下旬なんだよな。 昼。 1号くんと2号くんが来て、一緒に昼食。 午後。 『関東大震災「朝鮮人虐殺」否定論を否定する 偽史研究からの新知見』(原田実 星海社新書)が届いたので、読む。 ……さすがは原田先生、大正時代の朝鮮人虐殺事件の解説をするのに、卑弥呼の時代からの日本と朝鮮の関わりからきちんんと解説している。 ところで、これは本日の話。 X(旧Twitter)に、「毎年、コミケの会場外では外国人による同性愛漫画への反対デモが行われています」というデマを書き込んだ人がいて、 コミケの常連から「嘘を書くな」と叩かれたそうだ。 (コミケ参加者なんてSNSのヘビーユーザーが多いだろうし、なんでそんなすぐバレる嘘をついたのかなあ?) と、思ったのだが、世の中にはもちろんコミケに行ったことのない人も大勢いるわけで、どうやら信じてしまった人もいる模様。 怖いな。 夜。 ワープロソフトを立ち上げるだけ立ち上げる。 (今日は風邪気味で体調が悪かった。明日頑張ろう) 寝る。
2025年9月20日(土)
朝。 ワープロソフトを開いて……なんか気がつけば寝てる? 逃避行動その1。 YouTubeで弁護士芸人のトーク動画を視聴する。 法律関係の時事ネタ。 タイでは、僧侶を装う行為は刑法(第208条)で禁止されているそうだが、それを知らない日本人がタイの寺院の前で僧侶のコスプレをして 騒動になったのだそうだ。 タイの僧侶は一種の特権階級なので、警察官の制服のコスプレで道を歩いちゃいけないとかと同じ理由なのだろうか? それとも、いわゆる「不敬罪」の理屈なのだろうか? いずれにせよ、外国に行く時にはその国の文化や法律については、ある程度調べてからにするべきだね。 外国の僧侶で思い出したけれど、日本のお寺の和尚さんがインドに行ったらホテルの宿帳を書く時に「カースト」の記入を求められ、「僧侶」 なんだから「バラモン」で良いだろうとそう書いたらものすごく待遇が良くなって(料金そのままで部屋付きメイドが4人追加されたそうな) 和尚さん、すっかり良い思いをして帰国したあと、 「考えてみると日本では坊主の扱いが雑すぎる」 と憤懣やる方ない気持ちになったと言っていた。 夜。 逃避行動その2。 テレビを視聴「BS12スペシャル ぼくは、夜間中学3年生〜挑戦する生き方〜」。 2024年に開校したばかりの鳥取の夜間中学校の1年間を、ひとりの生徒に焦点を当てて追ったドキュメンタリー。 小学校で不登校となり、フリースクールでプログラミングを学んだものの行き詰まりを感じて引きこもり状態となっていた17歳の青年。 妹の高校入学を機に将来について考えるようになって、夜間中学校の3年に編入。 1年間の勉強の末に工業高等専門学校に入学を果たすまで。 高等専門学校だと5年間の修業で準学士になれる。 夜間中学卒業時点で18歳になっている計算で、高専卒業時は23歳。 小学校時代の彼の同級生が、中学、高校、大学と進んだ場合は卒業時に22歳。 年齢的には、さほど大きなハンデがない状態で社会に出られる計算になる。 ……こういう風に人生で一旦「途中下車」した人間が一般社会に戻って来るためのルートというものは大事だと思う。 寝る。
2025年9月19日(金)
シフトの関係で休み。 朝からワープロソフトを開いていたら目が疲れたので、昼に休憩してラジオを聴く。 パーソナリティーとゲストがどちらも次男なのだそうで、子供時代に兄の「お下がり」をずっと着させられていたせいで、自分の体に合わない 大きすぎる服を着ることに慣れてしまい、大人になってもなんとなくワンサイズ大きめの服を選んでしまう……という話をしていた。 私も子供の頃の服は基本的に「お下がり」が普通で、そういえば今もワンサイズ大きめを着ているな。 意外なことが結構「普遍的」であったりするのだな。 午後。 ローカルニュース。 東京都北区で火事があったそうだ。 火元は高齢の夫婦の暮らすマンションで、お婆さんが仏壇のロウソクに火をつけようとして何かに引火してしまったらしい。 仏壇のロウソクはなあ、高齢になったら電気のやつにした方が安全だと思うな。 線香も最近はLEDのやつがあるし。 夕方。 ラジオを聴いていて、新しい言葉を学ぶ。 「A&R」「アーティスツ・アンド・レパートリー(artists and repertoire)」の略だそうで、新人アーティストを見つけて来てレコード会社 に所属させ、アルバム発売までの全ての活動を管理する仕事なのだとか。 repertoireとは、その個人・団体がどれだけのスキルや知識を持っているかのことで、アーティストの場合はパフォーマンスすることができる 作品のリスト……だよな? A&Rの仕事というのは、スカウターとプロデューサーを合わせたような業務なのかな? 夜。 うっかりamazonのサイトを開いてしまったらカシオ F-91Wが、とても買って欲しそうな目をしてこちらを見ていた。 (腕時計はいくつか持っているけど、みんなアナログだし……) 心の中で「待て! それは新しい時計を買う理由にはならないぞ!」という叫びを聞いたような気がしたが、気がついたらポチリ。 (大丈夫。G-SHOCKを買ったわけじゃないんだ)←どこが「大丈夫」だ? 風呂に入って全ての罪を流し清めてから、寝る。
2025年9月18日(木)
午前中。 忘れないうちにKindle Bookに『マーブル館殺人事件』の上下巻(アンソニー・ホロヴィッツ:著 山田蘭:訳 創元推理文庫 Kindle版)を ダウンロード。 これは後で読む、お楽しみ。 午後。 NHKの大河ドラマ「べらぼう」視聴。 今回は、蔦重が例の『鸚鵡返文武二道(おうむがえし ぶんぶのふたみち)』を出版することになるまでの話。 『鸚鵡返文武二道』は、松平定信の政治を批判した内容で、著者の恋川春町が命を落とす原因となったと言われる黄表紙である。 ドラマでは、こんな危ない本をなぜ春町が書いたのかという理由を、彼が直前に書いた『悦贔屓蝦夷押領(よろこんぶ ひいきのえぞおし)』の 評判が、朋誠堂喜三二の『文武二道万石通(ぶんぶにどうまんごくとおし)』に比べてパッとしなかったことで、多少ムキになっていたからと いう形で描いている。 そして江戸城内では、真面目人間の松平定信が、子作りにしか興味ない将軍・徳川家斉と、その実父であり「政など足軽上がり(松平定信の宿 敵であった田沼意次のこと)にもできたが、跡継ぎをもうけることは上様にしかできない」と言い返しづらい言い方でうそぶく一橋治済に苛立 ちを募らせている。 ……イラッとしている定信の神経を恋町が逆撫でしてしまうという流れなのだろうな。 この脚本は本当に上手いと思った。 夜。 完全ではないもののようやく体調が復活して来たので、風呂に入って、寝る。
2025年9月17日(水)
朝。 今日も通勤電車で席を譲られる。 最近の若者はみんな親切。 『ワニの町へ来たスパイ』( ジャナ・デリオン:著 島村浩子:訳 創元推理文庫 Kindle版)読了。 明るいコメディだったのはいいが、やはり敏腕スパイがマヌケな食いしん坊というのは、ちょっと違和感があった。 まだ駅に着くまで時間があったので先日買った別のミステリーを開こうとして、ダウンロードを忘れていたことに気づく。 マヌケな話である。 職場に到着。 なんか体調が悪いなと思いつつ、定時まで普通に仕事をして、帰宅。 夕食後。 急激に体調が悪化。 水が飲めない状態になってしまったので、横になってそのまま寝てしまうことにした。 明日は良くなっているといいな。 寝る。
2025年9月16日(火)
午前2時過ぎ。 腹痛で目を覚まし、とりあえずロキソニンを飲んで眠る。 (ロキソニンで治る腹痛はあまり良くない気がするなあ) 通常は胃腸の痛みにロキソニンはNGなんだよな。 朝。 変な時間に目を覚ましてしまったせいか、頭がボーっとしている。 出勤。 光の加減は秋っぽいのに空気の湿度がすごくて蒸し暑い。 汗をかいて職場に到着すると、今度は冷房がきつい。 汗で濡れた服が体温を奪っていく。 どう考えても体に良くない。 確実に体調を崩してしまい、仕事は、ロキソニンの助けを借りつつどうにか定時まで仕事をして帰宅。 風呂に入って、寝る。
2025年9月15日(月)
脚がやや筋肉痛。 そんなに長い距離を歩いたわけではないのだがな。 それとも長時間椅子に座っていたのがいけなかったのか? 少しずつマッサージなどしつつ、立ち上がってなんとか歩ける感じになる。 今日は敬老の日。 老人福祉法では、高齢者というのは65歳以上からなのだそうだ。 なんとなく還暦からかと思っていた。 午後。 YouTubeに、先日ネットフリックスで見た「グラスハート」というドラマの出演者たちが打ち上げ(?)か何かで一緒に食事をしている風景の 動画が上がっていたのでちょっとだけ再生してみたのだが、イケメン俳優さんたちは炭水化物の摂取にかなり神経質になっていた。 やっぱり「イケメン」で売っている以上、うっかり太ってしまうわけにはいかないのだろう。 小説『ワニの町へ来たスパイ』に出て来たスリムな女スパイが平気でご馳走をパクついていたのは、やはりフィクションなんだな。 夕方。 イケメン俳優でもスリムな女スパイでもない私は、平気で高カロリー食を摂取。 明らかに体には良くない。 明日は仕事。 寝る。
2025年9月14日(日)
朝。 7時半に1号くん、2号くんと待ち合わせて映画を観に行く予定……なのだが、待ち合わせ場所に到着し、7時25分に2号くんに確認の電話 を入れたところ、 「いま家を出て、これから1号を起こしに行く」 と、不穏な答え。 不吉な予感は的中し、その後に2号くんから「1号が家にメガネを忘れたので取りに戻る」と電話があった。 結局、2人は15分遅れで到着。 上映開始時間は8時15分なのだが……。 どうにか8時前にTOHOシネマズ池袋に到着。 長い列の最後尾に並んで中に入り、飲み物を買うのにまたまた長蛇の列。 思いっきりギリギリに場内に入れた。 映画のタイトルは「8番出口」。 同名のゲームが元になっている。 ゲームの方は、いわゆる「まちがいさがし」で、プレイヤーは地下通路を歩きながらその通路にチュートリアルで見たのと違う何か(異変)を 見つけたら通路を引き返し「異変」が無いと思ったら先へ進む。 プレイヤーの判断が正しければ壁の表示「0番出口」の数字が1つずつ増えていく仕組みで「8番出口」まで辿り着けばクリア、1回でも間違 えると、また「0番出口」に戻されて最初からやり直し。 映画「8番出口」ストーリー。 以下、ネタバレ!!!!!!! ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 主人公は派遣社員の男。 新しい派遣先に行くためによく知らない駅で降りるのだが、車内でサラリーマン風の男に絡まれている泣いている赤ん坊を抱いた母親を見かけ たのに見てみぬふりをしてしまったと……いう状態で電車を降りて歩き出す。 「産むか?」「中絶するか?」相談された男は……。 臆病で優柔不断な男は、派遣先に向かうために電話しながら地下鉄の通路を歩き始めるのだが、ふと気がつくと周囲には誰もいない。 都内の朝のラッシュ時に誰もいない通路というのは、かなり異様なものであり、ここで彼が異世界に迷い込んだことが示唆される。 そして前方から、男がひとり歩いて来る。 ゲーム「8番出口」を知っている者ならお馴染みの、あの「おじさん」である。 つまり主人公はあのゲームの世界に迷い込んだのだ。 ゲーム「8番出口」には、基本的にプレイヤー以外はこの「おじさん」しか存在しない。(存在したらそれは「異変」である) 「登場人物2人のゲームをどうやって1時間35分の映画にするのか?」の答えが「電話の相手である彼女」。 そしてもうひとりが「異変」でもないのになぜか通路で主人公が出会う「少年」。 「まちがいさがしゲーム」を「ドラマ」にするために、スタンダートな「物語(=主人公が事件に遭遇することによって成長する)」を加え、 さらにもうひとりの登場人物である「おじさん」を主人公にしたパートを加えた努力作。 映画を観終わって、食事を摂りに。 「ガスト」に行くと、10時半まではモーニングの時間帯だとかで通常メニューは注文できなくなっていた。 時計を見ると、10時20分。 10分間だべってから注文。 肉、美味し。 サンシャイン60まで歩いて時間を潰してから再び映画館に戻って「大長編 タローマン 万博大爆発」を観る。 疲れていたのか、面白そうな画面なのに途中でウトウトしてしまった。 なので感想は雑になるが、長編のヒーローものは「無敵のヒーローが一度ピンチに陥ってから復活して敵を倒す」というのがセオリー。 (短編ドラマの「無敵のタローマン」をどうピンチに陥らせるのか?) と思っていたら、それなりに考えられていた。 そして「昭和のドラマのお約束」を守りつつそれなりに深みのあるドラマにもなっていたので、これはもう1回観た方が良い作品かな? ちなみにパンフレットには「ご鑑賞の記録」として3回分の日付を書き込む欄が印刷されていた。 そしてパンフレットには、切り取り工作で立体映像を見るためのメガネがついており、劇中にもこのメガネを使う場面がちゃんとある。 (2回目以降はパンフレットのメガネを作って持って行けと?) 大人が全力でおふざけをやっている映画である。 スパゲッティを食べてついでにワインを飲み、帰宅。 白ワインで軽く酔っ払った。 たぶん相当に疲れているのだろう。 今夜はもう、風呂に入って寝てしまうことにする。
2025年9月13日(土)
午前中。 明日1号くんと2号くんと一緒に映画を観に行くことになって、LINEで打ち合わせ。 「8番出口」か「タローマン」を観ようと言う話だったはずが、いつの間にか「8番出口」と「タローマン」を観る話になっていた。 午後。 ニュース。 アメリカで保守系の活動家であるチャーリー・カークという人が射殺されたということは聞いていたが、その犯人が自首したそうだ。 カーク氏は共和党支持者だったので、当初、犯人は民主党支持者ではないかと疑われていたらしいのだが、実際の犯人は共和党支持者だったの だとか。 結局のところ「殺害」までも実行に移してしまう者は、遠い関係の人間より近い関係の人間に多いのだろうか? 夕方。 空想小説ワークショップ。 受講のためにZoomを起動したら、なぜかiPhoneから接続しようとする。 慌ててiPhoneの電源を切って、ノパソを繋ごうとしたらいつも使っている背景やアバターが見当たらない。 改めてノパソからサインインし直して、やっと通常通りに使用できるようになった。 (Apple社の人間は、スマホを買った人間はなんでもスマホでやりたがるものだと決めているのか?) 夜。 iPhoneは、iPod touchの代わりに買ったものなのでとりあえず音が聴ければいいや……と改めて機械全体を眺め回して気づいた。 (イヤホンジャックがないッ!!!) 無線イヤホン専用の奴だった。 念のため、AirPodsの値段を調べたら28,800円? 私はイヤホンなんて100均でしか買ったことがないのだぞ! Amazonにイヤホンジャック 変換アダプターを発注したら、719円もした。 (なんでこう、世の中はどんどん不便になっていくのだろう?) 寝る!
2025年9月12日(金)
朝。 玄関ドアの前にAmazonから傘が届いていた。 いま使っている傘は駅の売店で買った軽いが強度的にやや難のあるもので、最近の土砂降りを相手だとやや心許ない。 なので少しばかり丈夫な傘を購入してみた。 色は外側がベージュで内側が黒という、いま表参道で流行っている(たぶん)カラーリング。 UVカットに効果的で日傘としても使えるのだそうだ。 ドラマ「あんぱん」視聴。 初代アンパンマンは相変わらず不評だったが、訪ねて来たヒロインとその夫の元上司の言葉に励まされ、ついに二代目アンパンマンが誕生。 アニメなどで有名なあの外見のキャラクターである。 しかし「自分の顔を食べさせる」という設定に、やはり読者が引いてしまう。 ところでヒロインのお茶の教室に生徒としてやって来ていた若い女性、見覚えがあると思って調べたら古川琴音という女優で、「クラウド」で 秋子を演じていた人だった。 そしてさらにネットでは「ブギウギ」でヒロインを演じていた趣里と顔立ちが似ているとも言われているそうだ。 それも既視感の一因かな? 午後。 Amazonで電源タップを買おうとしたら、カードが期限切れになっていて決済ができない。 (なんでだ?) と、ノパソを再起動したら普通に支払いが出来た。 謎現象。 カルチャースクールから電話。 例のエラーの件、私がカードの有効期限の入力を間違えたのではないかというのだが、さすがにあれだけ何度も入力をやり直して毎回間違える というのも確率的に有り得ないと思う。 そもそも入力ミスのエラーだったら「回線が混み合っている」というエラーメッセージも変だし……。 というわけで一応それは先方に伝えたものの、相手はシステムについて何も知らなさそうな窓口の人なので、言ってもたぶん無駄だと思う。 夕方。 ……なんだか今日は特に何もしないまま日が暮れてしまった。 ラジオを聴く。 夜。 ふと「そう言えば昨日は911だったんだな」と思い出した。 記憶って、薄れるものなのだな。 寝る。
2025年9月11日(木)
午前中。 カルチャースクールへのネット送金に失敗。 先日から、なぜかエラーメッセージが出て送金できない状態が続いていて電話でも問い合わせたのだが一向に改善されない。 昼。 仕方がないのでカルチャースクールまで出向く。 カルチャースクールに行くには、私が住んでいる池袋の西口側からスクールのある東口側に移動しなくてはならないのだ。 駅の西口から東口までの地下道をテクテク歩く。 (これを面倒がって1週間以上もネット送金にチャレンジし続けていたのだ) ……人類が衰退していく図だな。 東口で地下道からそのまま建物に入り、エレベーターのボタンを「ポチッとな」して無事カルチャースクールの窓口到着。 (江戸から大阪までとかを徒歩で移動していた昔の人は偉かった) 窓口で状況を説明すると、これまでの問い合わせの電話で対応してくれた係員の人が奥から出て来た。 そして、 「じゃあ、システムの方に連絡してみますね」 と、対応策について説明してくれた。 (いままでシステムに連絡してなかったんかーい!) これまで謎であった「いつまでもトラブルが解決されない理由」がすんなり判明。 帰宅。 しばらくしてメールに置き配の連絡が入っていることに気づいた。 iPhone SE 第3世代、。(もちろん中古。SIMなし) wifiのパスワードを入力して必要なアプリをダウンロードし、メーラーの設定を済ませるのになんやかんやで2時間弱。 どうにか使えるようになった。 (あくまでiPod touchの代わりで電話として使用する気はないので、これでOK) 長らく懸案事項であったiPadでのLINE使用もこれでできるようになったわけだ。 新しいデバイスにLINEを入れた時に、いちいちスマホで認証しないと使えないという仕様、本当になんとかして欲しい。 iPod touchやガラホでのLINEのサービスが勝手に終了されてしまったために、デバイスを新しくしたらLINEが使えなくなってしまったのだ。 (私のガラホは、買った時に「これでLINEも使えます」と説明されたやつだったんだぞ) ガラホを知らない人がいるといけないので念のために説明しておくと、外見はガラケーだがスマホの機能がついている携帯電話のこと。 最近、新機種が出ていないようだが、あまり流行らなかったのかな? 午後。 気がついたら大雨で、iPhoneの画面にも雨の表示。 夕方。 佐藤編集長に「iPhone SEを買ったので私の部屋まで見に来るか?」と言ったら「別にいい」と言われ、見せびらかし損ねる。 夜。 ニュースを見たら、大雨の影響で川崎の武蔵小杉駅が浸水したそうだ。 都内でも品川区で立会川が氾濫、世田谷区で谷沢川が氾濫。 目黒区の自由が丘ではビルの地下にある学習塾や半地下になった飲食店に雨水が流れ込み、客が一時閉じ込められるなどの被害。 私が部屋でiPhoneの設定をしている間に、世間ではえらい騒ぎになっていたようだ。 昼に出かけた時には、薄曇り程度の天気だったのだけどなあ。 明日以降の天気がちょっと心配。 寝る。
2025年9月10日(水)
仕事は休み。 iPhone 17が発表されたそうだ。 それより私が注目したのはiPhone Airの方。 厚さ5.6ミリ、重さ165グラム。 iPod touch(厚さ6.1ミリ、重さ88グラム)を愛用していた人間としては、それより薄いというのは衝撃だ。 心は動いたが、15万9800円という価格には、さすがに躊躇してしまう。 そしてそもそも私はスマホが苦手。 (この間、ガラケーからスマホに変えた2号くんが使いづらそうにしてたよなあ) やはりメイン機としてスマホというのは不安が残る。 しかしスマホは必要なのである。 世の中のいろいろなサービスが、消費者がスマホを持っている前提となって来ているので、ないといろいろと支障が出てしまう。 (どうしようかなあ?) 午後。 NHKの「あんぱん」を3日分まとめて視聴。 手塚治虫の「千夜一夜物語」のキャラクターデザインの仕事に、自分が脚本を書いた「やさしいライオン」の映画化、そしていよいよ「アンパ ンマン」が雑誌に掲載されるわけだが、この初代アンパンマンは史実通り評判がイマイチ……という話。 夕方。 風呂場の前を通りかかったら、煙突に共鳴する雨音が聞こえた。 ずっと家の奥の方にいたので気づかなかったが、どうやらかなりの大雨が降っているようだ。 どうも天気が不安定。 夜。 スマホの件、いろいろと悩んで結局、中古のiPhone SE(SIMフリー)をポチる。 26,420円。 結構な値段だが、新品のiPhoneよりはずっと安い。(当たり前だ) サブ機として使うことを考えて、ギリギリ許容範囲の価格かな? 明日も会社は休みなので、出かけないといけない仕事を少し片付けよう。 寝る。
2025年9月9日(火)
今日も仕事があるので、出勤。 通勤のお供は、今日も『ワニの町へ来たスパイ』( ジャナ・デリオン:著 島村浩子:訳 創元推理文庫 Kindle版)。 主人公は痩せた体型の女スパイのはずなのだが、それにしては食い物に興味を持ちすぎじゃないか? ヒロインの食べた料理について延々と解説するシーンがあって、その内容がひたすらにカロリーが高そうなものばかり。(そして量も多い) 一応、警察に追跡されて逃げたりストレスが多いのでカロリー消費が多いとか言い訳はしているものの、こんな食事をしていて痩せ型の体型を 維持できるとは到底信じられない。 ……そんなことを考えているうちに、駅に到着。 地上に出ると、9月だというのに暑い。 今回の現場は、表参道。 道行く人の指している日傘が遮蔽効率が良さそうで、ちょっと心惹かれる。 仕事は今日も問題なくこなし、昼休みに東京芸術劇場に電話をしようとして携帯電話を自宅に忘れて来たことに気づいた。 これは帰りに直接、劇場まで行くしかない。 夕方。 定時で職場を出て「明治神宮前〈原宿〉」(カッコが入っている珍しい駅名なのだ)で副都心線に乗り換えて池袋へ。 東京芸術劇場は駅直結の便利な立地の建物だが、楽屋口は建物の外側をぐるっと回らないと辿り着けない構造になっている。 たぶん自動車でやって来る出演者の人にはその方が良いのだろうが、歌手でも俳優でもない私は芸場通りをひたすらテクテク歩く。 受付で手続きを済ませてから、念の為「芸場側へ行く方法」を確認してみたが、やはり建物の外を歩くしかないようだ。 (この間、改装工事があったので「なんか良い感じの通路とかできていないかな?」と少しだけ期待したのだが) 帰宅。 「足が棒になる」と言う言葉があるが、1日立ち仕事をした上に余計な東京芸術劇場までの往復(まあ、大した距離ではないのだが)で、足の 感覚がなくなって本当に脚の代わりに棒切れがくっついているような錯覚を覚えた。 脚が「棒」なので、足首が上手く動かせず、バランスを崩しやすい。 高齢者がよく転ぶのは、こんな感じになっているからだろうか? 単に上手く動かせないだけなら、座っていれば問題がなさそうなのだが、加えてかなり痛いのだ。 (坐骨神経痛かしらん?) 応急処置的に風呂に入ってマッサージ。 痛みが引いているうちに、さっさと寝る。
2025年9月8日(月)
週明けの出勤日。 先週、書庫に搬入された図書にICタグをつける楽しいお仕事。 午後。 久しぶりに上司に会う。 支店の立ち上げで地方出張が忙しいとかで、出勤しても最近なかなか顔を見られずにいた。 定時で退社。 帰りの電車で席を譲られた。 (そんなに年寄りに見えるのかな?) 帰宅。 昼にはカンカン照りだったのに、家に帰ってしばらくしたら雷鳴が聞こえ始めた。 夕食は、中華惣菜屋のスパゲティナポリタン。 ……以後、中華惣菜屋でイタリアンを買うのはやめよう。 夜。 風呂に入って一休み。 昨夜未明に撮影されたという皆既月食の赤い月の画像がネットに上がりまくっている。 ニュースでローカル情報をチェック。 午後6時2分頃に西武池袋線の石神井公園ー大泉学園駅間で架線に故障が見つかり、一時池袋ー飯能駅間の上下線で運転を見合わせ。 その後、午後6時58分頃に所沢ー飯能駅間での運転を再開したが、9時過ぎになっても池袋ー所沢駅間では上下線で運転を見合わせている。 ……とのこと。 どうやら原因は落雷らしい。 (さっき聞こえていた雷は、そんなすごいことになっていたのか?) 明日には復旧していると良いな。 寝る。
2025年9月7日(日)
日曜日。 疲労回復のための完全休養日にするつもりだったのに、会社は休みでもSF大会の仕事がまだまだあったりした。 メールを送ったりの事務作業を片付け、気がつけば夕方。 夕食を食べてからニュースを見たら、阪神タイガースが優勝して首相が辞任していた。 世間はいろいろと忙しい1日であったらしい。 夜。 今夜は皆既月食があるらしいのだが、明日は普通に会社の仕事なので深夜の1時半まで起きているのはちょっと、なあ。 午前0時になる前に、寝る。
2025年9月6日(土)
午前中。 筋肉痛継続中。 午後。 住んでいるアパートが老朽化のため取り壊しになることになったという2号くんの引越し先のアパートの契約に付き合う。 このアパート「告知義務付き物件(いわゆる事故物件)」と聞いていたのだが、不動産屋に確認したところ特に事故があったわけではないと言 うので、それならば何も問題はないということで先日内見に行った。 綺麗なアパートで玄関ドアも二重ドアという防犯にも良さそうな物件なのだが、なぜか部屋の中にドアがあった。 どこかへ出入りするためのものではなく、ただドアが1枚置いてあるのだ。 「このドアは何ですか?」 と聞くと、不動産屋も分からなかったらしく、 「さあ? 空き部屋なので大家さんが荷物置き場に使っているんじゃ?」 という返事。 他には特に問題もなさそうなので申し込みをして無事に審査も通り、本日、不動産屋(内見に同行した不動産屋ではなく、その不動産屋の元請 け的な立場の不動産屋)に手続きに行くことになったのだ。 手続きの際に、念の為「告知義務」の理由を確認してみると、 「別に何かがあったわけではなく、本来なら告知義務には該当しない物件なのです」 という説明だったのだが、 「ところで、例のドアは?」 と聞くと、 「あれは……お客様がご入居される前に部屋のクローゼットの奥に移動しておきます」 と言う。 (???) 「こちらとしては部屋から外に出して欲しいのですが」 と言うと、 「大家さんに言ってみます」 との返事だった。 2号くん自身はあまり気にしていないようだが、クローゼットの奥にどこにも通じていないドアがあるより、できれば撤去して貰った方が荷物 も入れやすくなって良いと思うのだが。 ドトールでサンドイッチを買って、1号くんのアパートへ。 ドリンクは1号くんが「ライチレモネードソーダ」なるものをリクエストして来たので、何か分からないまま私もそれを頼んだのだが、飲んで みるとハンパなく甘い! これを「すごく美味しい」と言って飲んでいた1号くんは「最近なんか太った」そうだ。 そりゃそうだろう。 (太った人のおすすめドリンクは、飲むとたぶん太る) 帰宅。 ニュースを見たら、本日、悠仁親王の成年式が行われたそうだ。 (もうそんな年齢になられたのか) 成年皇族となられて、これからもいろいろ大変なことがあるだろうけれど、まずはお健やかなご成長をお祝いしたい。 夜。 筋肉痛はだいぶ治って来たが、今日はなんだか精神的に疲れてしまった。 寝る。
2025年9月5日(金)
台風が来るとか言われているが、仕事があるので出勤。 それなりの雨量で、スニーカーが濡れた。 電車が遅れるかと思って早めに家を出たら意外にスムーズに到着。 午後に外を覗いたら土砂降りになっていたものの、夕方には雨は上がり無事に帰宅できた。 ……のはいいが、全身が筋肉痛。 (図書館の仕事って、やっぱり肉体労働だよな?) 棚の下段の資料を取って作業台で処理して戻すという動作の繰り返しはスクワットに似ている。 太腿がパンパンになっていたので風呂に入ってほぐす。 夜。 眠くはないが体を起こしているのが限界に来たので、寝る。夜。 眠くはないが体を起こしているのが限界に来たので寝ようとしたら、部屋が揺れ始めた。 時刻:21時00分頃 震源:茨城県南部(北緯36.1度 東経139.9度) 深さ:約50km 規模:マグニチュード4.3 最大震度:震度4 栃木県:下野市 豊島区は震度1だった。 しばらく身構えていたが、大丈夫そうなので今度こそ、寝る。
2025年9月4日(木)
久々の出勤日。 今日から電車のお供は『ワニの町へ来たスパイ』( ジャナ・デリオン:著 島村浩子:訳 創元推理文庫 Kindle版)。 CIAのスパイである女性が危険な相手に命を狙われることとなり、ほとぼりが冷めるまでルイジアナのシンフルという田舎町で「元ミスコン女 王の司書で趣味は編みもの」という自分とは正反対の女性になりすまして潜伏生活を送る羽目になった。 静かに隠れ住むはずが、この町で起きた殺人事件に巻き込まれ…… CIAの凄腕スパイにしては、ちょっとこのヒロイン、まぬけ過ぎないか? さて、今日のお仕事。 いつも仕事をしていた作業スペースが新図書搬入作業の関係で使えなくなり、可動式本棚の裏側のせせこましい通路で体を丸めて仕事をしてい たら、腰が痛くなった。 昼休みの話題は、なぜかオカルト話。 (私は幽霊を見たことはないのだが、もしかしてそういう人間は少数派なのか?) 午後。 (明日になったら、作業場所について少し工夫しよう) と考える。 明日は台風の予報なので、天候を気にしつつ帰宅。 途中で少しだけ小雨に降られた。 有線LANの調子があまりにも悪いので、ケーブルを交換。 一応、直った。 明日は少し早めに家を出た方が良いのかな? 寝る。
2025年9月3日(水)
今日で休みは終わり。 昼過ぎに住民票を取りに区役所へ行く。 住民票というものは用途によっていろいろと種類があるようで、よく分からなかったので空欄だらけの用紙を手に窓口へ行って用途を伝え、 「こういう場合の住民票ってどれがいいの?」 と聞いたら、 「それはお客様がお決めになることです、が、そういう用途ですと大半の方はこの種類のものを選んでいるようですね」 と、なんて感じで答えてくれたので、そのようにする。 (さすがはプロの窓口係!) それはそうと、夏場で薄着の人が増えると腕にタトゥーを入れている人が目立つようになるね。 アレは本当に墨を入れているのか、それともシールみたいなものなのかな? いまはタトゥー風Tシャツとかタトゥー風アームカバーなんてものも売っているそうだし。 帰宅。 先週分のNHKの「あんぱん」視聴。 性格にかなり難のありそうな少女「中里佳保」登場。 モデルは恐らく、このドラマの脚本家である中園ミホ氏。 中園さん、これは楽しんで書いているな。 ところで、ドラマ第1話の冒頭に出て来たヒロインたちの家が、ドラマ内の家と比べてかなり立派だったのだが、ヒロインの夫の収入がよくな ってもずっと貧乏そうな長屋に住んでいるのでいつ引っ越すことにするのだろうかと思っていたら「中里佳保」に家がボロ家だと言われたこと をきっかけにヒロインの夫が引っ越ししようと言い出す。 (えっ、そんな理由?) 夜。 明日は仕事なので、0時前に寝よう。
2025年9月2日(火)
朝。 筋肉の疲労がまだ残っている。 今日は基本的に部屋から出ないでできる作業をやることにする。 簡単な部屋の整理のつもりだったが、古新聞を束ねたり運んだりと結果的に割と力仕事。 昼。 大河ドラマ「べらぼう」視聴。 1787年に起きた「天明の打ちこわし」を、富本の太夫が義太夫を謳って鎮静化させてしまうという話。 この富本斎宮太夫の役の人、よく見たら「名探偵コナン」のエンディング「Fun! Fun! Fun!」を歌っている新浜レオンだった。 天明の米騒動も「踊ればみなHappy♪」で解決!(^^) 解決しないのは松平定信 vs 田沼意次のバチバチで、ドラマでは、定信の背後には一橋治済が黒幕として存在しているという設定。 この一橋治済を演じている生田斗真は、子役出身ながら最近ますます「悪役」に磨きがかかって素晴らしい役者になっている。 (良いな……) 史実では、この「天明の打ちこわし」をきっかけに田沼時代は終わりとなり、松平定信による「寛政の改革」が行われる。 ドラマでも田沼時代はそろそろ終焉へと向かっている。 午後。 午前中の続き。 そして気がつけば夕方。 明後日から仕事に戻るので、明日中に体調を回復しておかないといけないな。 寝る。
2025年9月1日(月)
月曜だが仕事は休み。 旅行荷物の解体作業をしていて電源タップがないことに気づいた。 Discordで問い合わせて、どうにか所在は確保。 ちなみに昨日、回収忘れが発覚したPCのハブは郵送してもらえることになった。 そんなことをしているうちに午前中が終わってしまった。 午後。 意識の上では元気なのだが、体を「ひょい」と動かそうとすると、その「ひょい」が出来ずに動かしたつもりの頭の中のイメージと現実の動き の齟齬が起きてバランスを崩してしまう。 筋肉疲労が回復していないのだ。 年寄りが何もないところで蹴躓いたりつんのめったりして転ぶのはこんな感じかな? 立ち歩かずにできる作業。 ネットで空想小説ワークショップの受講更新……をしようとしたら、回線が混み合っているとかで決済ができなかった。 (たぶん、京極夏彦先生の特別講座の申し込みが殺到しているのだろうな) 夜になって、そろそろ回線が回復したかと再度挑戦するも、やっぱりダメ。 明日もシフト休みなので、朝にでもまたやってみるか。 こっちのけんとの「ごくろうさん」を聴きつつ、寝る。2025年8月分へ 目次へ
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