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主な登場人物   ( )内は配役
リスター Dave Lister リマー Arnold J. Rimmer キャット The Cat ホリー Holly クライテン Kryten

デイブ・リスター(クレイグ・チャールズ )                  Index   3等技術士。最後の地球人。 赤ん坊の時に酒場のビリヤード台の下に捨てられていた。拾って育ててくれた養父も彼が6歳の時に亡くなり 以後は彼が「ばあちゃん」と呼ぶ養父の母親に養育される。 貧困な労働者階級に育ち、10代の頃には窃盗などの小さな犯罪に手を染めたことも。 バンドを組んでミュージシャンを目指すが失敗。アクター・スクールへ通うことも試みるが、これも上手くい かなかったらしい。 フィジーに土地を買って牧場を経営し、ついでにドーナッツ屋も開くという夢を実現させるため、元手を稼ご うと自動販売機の修理員として「レッド・ドワーフ号」に乗り込むが、検疫を受けさせていない猫を船内に持 ち込んだことがバレ、謹慎処分を受ける。 時間静止カプセル内で謹慎中に、例の放射能漏れ事故が起こり、カプセルの外に出たのは300万年後。   性格:楽天主義者。悪人ではないが無神経な性格で、他人の私物を勝手に使うことぐらいは何とも思わない。 年齢:25歳+300万年   リスターからの一言:Look on the bright side.           (いい方に考えようぜ)
アーノルド・J・リマー(クリス・バリー)                   Index   2等技術士。ホログラム人間。 彼の父親は、身長がわずか1インチ足りずに士官になれなかったため、自分の息子を全員士官にするという、 クレイジーな執着に取り付かれていた。 生まれた息子4人のうち、上から3人まではその資質を持っていたが、末っ子のアーノルドだけは、どういう わけか出来損ない。 食事の度に天文航法の問題を出し、間違えると食事は抜き、という父のスパルタ教育にも関わらず、彼は単に 栄養失調で死にかけただけだった。 父親にすっかり嫌われたこの末息子は、兄達にはいいように苛められ、母親さえもそんな苛めを黙認し続ける 日々。14歳の時に、ついに耐えられなくなって裁判所に駆け込み、その結果、親に成人するまでの養育費を 負担してもらう以外は、家族との縁を切ることとなる。 そのため、かなり裕福な階級の生まれであるにも関わらず大学へ行く費用を出してもらえず、学歴のハンデの ために、自動販売機の修理員という、彼としては不本意な職業を選択せざるを得なくなる。 なんとか自分の望む職業・・・「士官」になろうと、退屈な仕事も真面目に務め、空き時間には勉強を重ねる 彼のことを仕事仲間は「出世第一主義の融通の利かない仕事人間」と馬鹿にし、一方、大学出の士官たちには ハナもひっかけられない。 放射能漏れ事故のために死亡した後、かつての部下であり、彼がもっとも軽蔑していた男、デイブ・リスター の精神を慰める目的でホログラムとして再生される。 ホログラム人間となってからは、物に触れられない上、スイッチひとつで簡単に「消されてしまう」立場とな り、「腰抜け」「アホ・ゾンビ」と呼ばれては、ひたすら他のクルーたちのオモチャにされ続けている。 なんとか人間に戻りたいという彼の切望は、しばしばリスターたちによって物笑いの種とされる。   性格:プライドが高く、同時に劣等感の固まり。根は臆病な小心者。 享年:32歳   リマーからの一言:Up, up, up the ziggurat, lickety-split.          (上へ、上へ、上へ、頂点を目指し、駆け登るのだ)
キャット(ダニー・ジョン-ジュールズ)                Index   猫人間。ドワーフ号船内で進化した猫人間一族の末裔。 彼の両親は、いずれも心身に障害を持っていたため、他の猫人間たちが伝説の「約束の地」を目指して旅立っ た時に「レッド・ドワーフ号」に置き去りにされてしまった。父親は知的障害者であり、母親は両脚が不自由 だったという。 放っておけば、障害者たちは間もなく全員自然に死ぬだろうと考えていた猫人間たちの思惑に反して生まれて 来た彼は、両親の死後は盲目の神父に育てられたものと思われるが、その神父もリスターが時間静止カプセル から出て来て間もなく死亡してしまい、「ドワーフ号」に残った、たった1匹の猫人間となる。 しかし、いくらリスターに「この船にはお前以外に猫人間はいないんだ」と説明されても、 「そんなこと、1秒でも信じたら気が変になっちまうよ」と答え、プレゼントの花束を抱えてメガホンを片手 に「レディ・キャットのみなさーん」などと叫びつつ「ドワーフ号」の船内を探し回ったりする。   性格:おしゃれ命のナルシストで、かなり能天気なおバカ。 年齢:猫の年はわからん!   キャットからの一言:So, what is it?           (だから、何なの?)
ホリー(ノーマン・ロヴェット)                    Index   「宇宙船レッド・ドワーフ号」のメイン・コンピューター。 ドワーフ号の放射能漏れ事故の後も機能し続け、300万年経って、安全を確認した後にリスターをカプセル から出す。自称IQ6000だが、300万年の間にやや劣化した模様。   性格:結構なイジワルじじい。 年齢:正確には不明だが、劣化の状態から見て耐用年数をかなりオーバーしているものと思われる。   ホリーからの一言:We are talking April, May, June, July, and August Fool.          (4、5、6、7、8月馬鹿ってわけです)
クライテン(ロバート・レウェリン)                  Index   サービス・メカノイド。  遭難船「ノヴァ5」の家事用ロボットだったが、持ち主が死亡したため「ドワーフ号」に拾われる。 人間の命令に従うようにプログラムされていたが、リスターによって「反抗心」を教えられる。 次第に「いけないロボット」となって、元からのプログラムと戦いつつ、リマーを‘Smeghead(蛆虫野郎)’ と罵ろうと努力したりもするようになった。 製造元は、ディバドロイド・インターナショナル   性格:人間に仕えるようプログラムされている割には、時々かなり辛辣なことを言う。 製造年:2340年   クライテンからの一言:Smerrrrg heeeeed!            (う〜じ〜!)