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独 り 言 (2017年7月分)
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2017年7月31日(月))
朝。 銀行に行く用ができたので、バイトに行く途中で地下鉄を下車。 銀行で待たされたので、乗り継ぎ時間内に乗り継ぎ改札を通れたのかは微妙。 (セーフとアウトは、何を見れば分かるのだろう?) 夕方6時までバイトして、バイト仲間と恵比寿へ飲みに行く。 サザエのつぼ焼きで日本酒。 勢いがついて止まらなくなり、2軒目。 なぜか移動中にトマトを購入してしまう。 (酔っ払いのやることは、意味不明) 2軒目は「でですけ」といううどんの美味しい居酒屋。 酒とうどんとアイスクリーム。 まあ、太るわな。(笑) 帰宅途中の山手線。 新宿を過ぎたのは記憶している。 次に目を開けると「大塚」。 (ええと……池袋の隣の駅だっけ?) 巣鴨到着。 さすがに気が付いて電車を降りる。 新宿・大塚間でタイムワープが起きてしまったようだ。 (よくあること) スーツを脱いで、そのまま寝床へ歩き、熟睡。
2017年7月30日(日)
日経の朝刊のコラム〈春秋〉が太平洋戦争中に風船爆弾について触れていた。 風船爆弾と言えば、紙風船に爆弾を吊るして空に飛ばした日本軍の「秘密兵器」。 「和紙をコンニャク糊で貼り合わせて作った紙風船」というチープさに、戦後の日本では役に立たない兵器の代名詞のように 言われいたのだが、〈春秋〉によれば、 〈資料館の説明も「大陸間弾道ミサイルなどのはしり」だと位置付ける〉 のだそうで、 〈子供ら6人の民間人の命を奪った〉 とも書かれていた。 私は初めて知ったことなのだが推定1000個は米国本土に届いていたらしい。 前に「ハワイ5ー0」というアメリカのテレビドラマで、風船爆弾をあたかも恐るべき秘密兵器のように扱っているのを見て 「なんでやねん?」 と、思っていたのだが、結構マジな兵器だったのか、アレ? 午後。 メンサ・テスト合格者の会の月例会。 珍しい参加者が来て、いつもより賑やか。 「北朝鮮がサリン入りのミサイルを撃つかと思って解毒剤を準備していた」 とかいうメンバーから、その解毒剤の作り方の話を聞く。 まあ、こういう話は盛り上がるよね。(笑) 飲み会は、いつもの店で。 満映の話。 「フィルムケースは密閉性が高い上、未現像だと言えば中を開けられる心配もないのでやばいものを運ぶのに便利だった」 とか、いろいろとその手の話。 帰り道の100均で「百人一首で遊ぼう」というカードゲームを見つける。 子供用の漫画っぽい絵柄の百人一首かるたで、普通の百人一首かるたと何が違うのかと言うと、50組しかないという点。 この商品、以前に100均の店頭で見かけ、 「どうせなら、50組ずつ2種類出せばいいのに」 と、思っていたら同様のことを考えた人がいたらしく「百人一首で遊ぼう・月」「百人一首で遊ぼう・風」の2種類が出て、 この2つを買うと普通の百人一首として遊べるようになった。 で、迷わず購入。 取り札の裏に短歌の意味が書いてあって、遊びながら学べる仕組み。 「月」と「風」で216円。 (100均の商品なので、当たり前だ) 帰宅。 「警視庁いきもの係」は、ヤギの話だった。 主人公が隠していた記憶障害が、実は部下の婦警にバレていたという衝撃のラスト。 (実はSF大会絡みで、トラブルがあって電話応対に追われ、肝心のところを見逃してしまった) ツィッターに流れていた話によると、本日「インターステラ(「なつのロケット団」のあの会社)」のロケットの打ち上げが 行われ、約66秒間飛行したそうだ。 取材した毎日新聞(電子版)の記者が、どうやらロケットの発射実験というものをよく分かっていなかったようで、 〈ホリエモンロケット 打ち上げ失敗か 宇宙への夢かなわず〉 という見出しの記事を書いてネットで叩かれていた。 〈将来的には超小型衛星を軌道に投入する大型ロケットの商用化を目指していた〉 とか全体に過去形の文章で、まるで「失敗したので、これで終了」みたいな印象を与える。 何度か打ち上げてみてデータを取るものなんだよ、「実験」というものは。 それに、 〈同社の生みの親で、元ライブドア社長の堀江貴文さん〉 という書き方も不正確。 堀江さんは、比較的初期からのメンバーのひとりだが〈生みの親〉というのとは、ちょっと違うと思うぞ。 これに比べると日経電子版の、 〈ロケット、宇宙に届かず 堀江氏「後継機、3カ月後に」〉 〈今回、エンジン開発と姿勢制御は成功した。機体破損の原因究明と対策が、インターステラが2020年の打ち上げを目指 す次世代ロケット開発への第一歩となる〉 という記事の方が正確だと思う。 寝る。
2017年7月29日(土)
朝。 深夜のミサイルの件がニュースで報道されていた。 夜中にミサイルを発射できる技術があるんだねというような解説。 午後。 今夜は、第二回「堺三保 ハリウッド流映画脚本講座2017」があるので、その予習(?)で『映画を書くためにあなたが しなくてはならないこと』(シド・フィールド:著 安藤絋平 加藤正人 小林美也子 山本俊亮:訳 フィルムアート社)に目を通す。 夕方。 練馬の文化センターへ行き、マクドナルドで夕食をとる。 雨が降り出したので、早めに建物に入ったら、しばらくして雷鳴と共に豪雨。 タイミングを外したら大変なことになっていたかも。 「堺三保 ハリウッド流映画脚本講座2017」は、1回毎に申し込みをするシステム。 若干、手続きが面倒臭いが、都合で受講できない日の講座は申し込まなくても良いし、つまらないと思ったら次回から受講を 申し込まないということも可能なので、そういうところは非常に良心的。 (1年分先払いで申し込んで、初回の講義を聞いて「あちゃー!」とかならなくて済む) 逆に言ったら講師も「あちゃー!」とならない講義を、毎回やってくれるということで、内容が充実している。 6時半から講義。 今回は「主役が複数の場合の構成」について。 各パート毎に主役となる人物を変える手法のポイントについて習う。 とても参考になった。 放課後の飲み会。 料理の注文を担当した主催者の方が「ちょうどお腹が空いていた」とのことで、テーブルの上がすごいことに。(笑) 空腹の人に食べ物の注文を任せると、量がハンパなくなってしまう。 西武線で帰宅。 寝る。
2017年7月28日(金)
朝。 テレビで、 「昨日は北朝鮮にとっての〈朝鮮戦争戦勝記念日〉だったのに、ミサイルを発射しなかったのは天候のせいか?」 と言っていた。 昔は北朝鮮がミサイルを「発射すると」ニュースになったが、最近では「発射しないと」ニュースになる??? 午後にバイトがあるので、 昼頃に家を出て渋谷へ向かう。 地下鉄に乗車していくつめかの駅に着いた時「渋谷はまだかな?」と、窓から駅名を確認したら「雑司が谷」。 間違えて有楽町線に乗ったらしい。 池袋に戻って副都心線に乗り直す。 (私の脳には何らかの仕組みで「目的地に着かない機能」が装備されているんじゃ……?) 渋谷。 駅の近くのマクドナルドで食事。 壁の電光掲示板に流れている広告が英語だった。 さて、バイトは大学の試験監督。 1時間立ちっぱなしで、少し休憩を挟んで、また1時間立ちっぱなし。 結構、脚には辛い。 学校の先生って、大変だな。 すごくどうでもいいこと。 午後の2時間目の試験会場。 エアコンの設定温度は低いのに、室内がなぜか暑い。 カーテン(風ではためかないよにマジックテープで壁に止めてある)に違和感があるのに気づいて調べたら、カーテンの外の ガラス度が開けっ放し。 つまり、窓を開けてカーテンだけ閉め、しかもそのカーテンをきっちり壁に止めてあったのだ。 (誰だよ、こんな面白いことをした奴は?) 今日の仕事が終わったので、帰宅。 夜は空想小説ワークショップがあるので池袋へ。 本日の講義は「漢字の書き分け」。 「〈濫用〉と〈乱用〉、どっちを使う?」みたいな話。 雑談でダイエットの話になったが、考えてみると今日の昼食は完全なジャンクフード。 気になってあとでカロリーを調べてみたら、 ・ハンバーガー:275kcal ・マックフライポテト(S):249kcal ・爽健美茶:0kcal さすがジャンクフード、量的には大したことがないのに「望ましい1食分のカロリー」を超えている。 放課後。 近所の店に飲みに行き、ビールをピッチャーで頼んでガンガン飲む。 飲み物だけで1食分のカロリーを軽く超える。 太るな、これは。(^^; 帰宅。 深夜番組を見ていたら速報が入って、北朝鮮がミサイルを発射したそうだ。 やっぱり、お天気のせいで発射が遅れていたのかな? 寝る。
2017年7月27日(木)
午前中。 姉から電話。 先日、親戚のひとりが亡くなったのだそうだ。 葬式にも呼ばれなかったような親戚なのだが、新盆なのでお供えぐらい送っておけとの話。 送り先の住所と名前を聞く(両方とも知らないような関係)。 自分の親の年齢から考えて、今後こういう風に名前も知らない親戚の葬式とか法事とかが増えていくのかも。 昼。 「NCIS」は、主人公の命の恩人の息子が殺人事件の容疑者になる話。 今回は構成が少し変わっていて、事件が起きるシーンを先に視聴者に見せてから話が始まる。 捜査官が間違った推理を展開していく過程で別の事件が発覚し、気がついたら殺人の方の犯人はどうでもよくなってしまって いる?(笑) 午後のロードショーで「MIB 2」を観る。 このシリーズ「3」もあるのだが、それが3Dの映画で、それだからなのか「3」は、なかなかテレビでやってくれない。 (私は映画館で観たけれど) 途中で臨時ニュースの字幕が入り「民進党の蓮舫代表、辞意を表明」だってさ。 民進党、いっぺんなくして野党再編制をやったらどうだろう? さて「MIB 2」。 前作の終わりで先輩が引退し、別のパートナーと組むことになった主人公。 今作が始まった時点では、そのパートナーがすでに引退していて、古い事件がらみの事件が起きたために引退した先輩に復帰 してもらうという流れになる。 どうでもいいこと。 盗品屋を演じているトニー・シャルーブ、あの「謎の動きをする左眼球」は精巧なコンタクトレンズなのだろうか? 嫌でも眼球に注意がいき、逆にキラキラと魅力的に輝く右目が記憶に残った。 (トニー・シャルーブは「名探偵モンク」で主役を演じてエミー賞を撮った人) 夕方。 親戚に送るものを買いに近所のコンビニへ。 ついでに弁当を買って店内で食事をする。 雑誌や弁当を売っていて、テーブルとトイレも完備している24時間営業のコンビニって、そのうち「住む」奴が出てくるん じゃないか? 夜のニュース。 セブンイレブンが女性や高齢者をターゲットにリニューアルという話題を取り上げていた。 うちの近所でも、以前、スーパーマーケットだった店がコンビニに変わったよな。 政治関係のニュース。 南スーダンにおけるPKOで、陸上自衛隊が日報を廃棄したと説明しながら保管していた事態を受け、稲田防衛大臣と、黒江 防衛次官と、岡部陸上幕僚長が辞任するそうだ。 稲田さんが辞める理由には、蓮舫さんの影響もあるかな? 明日はバイトがあるので、そろそろ寝る。
2017年7月26日(水)
海老名往復と冷房がまずかったのか、変な筋肉痛……というか血行不良? ともかく痛い。 おまけに天気が悪い。 天気が悪いと体調が悪くなるのは、子供の頃から。 出かけなくてもできる用事を済ませることにする。 困るのは、筋肉に力が入らないこと。 新聞を手に持つだけで重いと感じてしまう。 昼。 本日の「NCIS」は、犯人がサイコパスという話。 ずっと「感じのいいひと」だった人物が、最後の一瞬だけ異常者の目をするという演出。 その一瞬の表情がとても上手くて、怖い。 午後。 だるさと不自然な眠気。 テレビで「MIB」を、ぼんやりと眺める。 前に見たことのある映画だったのだが、主人公が「MIB」にスカウトされることになったきっかけは「足の速さ」だった という設定だったのだな。 完全に忘れていた。 夕方。 ネットに期間限定公開中の「ツインピークス」(旧作)の第1話を観る。 1990年のアメリカのドラマだが、実は観るのは今回が初めて。 舞台はアメリカの風光明媚な田舎町。 そこで連続殺人事件が起こる。 派遣されたFBIの捜査官は、ビシッとしたスーツに身を固めたエリートっぽいイケメン。 性格は気さくで、甘党、植物に無駄に興味を惹かれるちょっと変わった好人物。 ただし、捜査の腕は一流。 このキャラクターの造形が、なんとも素晴らしい。 田舎町にやって来たエリート捜査官が、地元の警察官と協力して捜査に当たるという王道パターンに「その捜査官は誰からも 好かれる好人物」という設定を加えただけで、話がぐんと面白くなる。 (なんで日本のミステリー・ドラマは、これを真似しないんだろう?) ドラマの内容とは無関係に興味深いのが、1990年当時の電話事情。 「外出中の相手とは電話で話ができない」というのは、1990年には当たり前のことだった。 家と家との距離が離れた田舎町で相手に外出されてしまうと、その居場所を探すのが一苦労。 「ツインピークス」続編が作られるそうだが、ドラマの冒頭部分にあるような「相手と連絡がつかない焦燥感」を再現するの は無理だろうな。 夕食。 妙なだるさの原因は、夏バテなんじゃないかと思い、近所のトンカツ屋で定食(750円)を注文。 隣のテーブルの客が盛大にタバコを吸っていたが、飲食店内での喫煙はオリンピックまでに本当に禁止になるのかな? 定食屋にありがちなことで店の隅にはつけっぱなしのテレビが置いてある。 このテレビで猫の番組をやっていて「ラパーマ」という品種の猫が出て来た。 (頭に「ラ」が付くということはフランス語か?) (「パーマ」ってフランス語だったのか?) などと、とりとめのないことを考えつつ、一口カツ定食を完食。 家に帰るが、あんまり「カツが効いた」感じはしない。 ここのところの気温の変化で、自律神経とかがおかしくなっちゃたのかなあ? 寝る。
2017年7月25日(火)
今日は海老名で「メニッシュ純子&森下唯 デュオリサイタル」があるので出かける。 行き先は、海老名文化会館。 海老名駅を出て歩道橋の上で道に迷う。 海老名駅前の歩道橋は、歩道が設置されていたりする広めの遊歩道みたいなもの。 方向音痴は余裕で道に迷える。 で、途中で道を聞いたところ、私が降りるべき階段の前を素通りしていたことが判明。 ちなみに、海老名に来るのは2回目なのだが、本日初めて階段に標識が立っていたことに気づいた。 階段を降りて道を歩く。 道の脇は遮るものもない空き地。 日当たり良好過ぎ。 「徒歩5分」だそうだが、この日差しの中を本当に「徒歩5分」でたどり着ける速度で歩いたら汗まみれになる。 しかしゆっくり歩けば、それだけ日差しの下を歩く時間も長くなるというジレンマ。 ……ようやくたどり着いた海老名文化会館。 確か建物内にレストランがあったと記憶していたので、係員に場所を聞いたら、 「レストランは本日は定休日です」 思わず、 「ふぁっ?」 と、叫んでしまい、笑われる。 会館の隣の図書館内にスタバがあると教えられ、夏の空気の中へ戻る。 しめった熱気が肌にまとわりつく。 そんな距離じゃなくても、歩かなくても良い距離だったはずと思うと長く感じる。 スタバ。 図書館内のスタバなので、自習室代わりに利用する人が多数。 ノパソやノートを広げ、長時間を過ごしす人ばかり。 当然、席はなかなか空かない。 「テラス席もございます」 と、親切な店の人。 テラス席、当然、屋外。 自然の風、自然の気温、自然の真夏。 海老名は自然がいっぱい! サンドイッチで昼食を済ませ、文化会館へ戻る。 持って行った短編集『ペンギンを愛した容疑者』(大倉崇裕 講談社文庫)を広げ、「ヤギを愛した容疑者」と「サルを愛し た容疑者」を読む。 「ヤギ」は小学校の教頭が殺害され近くでヤギを飼っていた男が容疑者になる話。 「サル」はサルを飼っていた男が容疑者に……。 何かと不満の多い人間で申し訳ないのだが、海老名文化会館、ロビーの冷房が効きすぎ! (まあ、こんなところで腰を落ち着けて本を読み始める阿呆が想定外だったのだろうが) 開場前のホールからは、リハーサルの歌やピアノの音が聞こえて来る。 それは良いのだが、なぜが小さな女の子がチョロチョロと出入り。 子供の割には彫りの深い顔だちの美人な子。 (誰なんだろう?) どうでもいいことだが、個人的に気になったこと。 ロビーにトイレがあって、よくある男女別の表示があるのだが、ロビーのややオレンジっぽい照明が反射すると男性用トイレ の表示が「赤」に(つまり女性用の表示のように)見えること。 実際、おばさんがひとり間違えて入ってもめているのを目撃した。 たぶんいままでのところ大きな問題は起きていないのだろうが、サインとしては欠陥なんじゃなかろうか? 開場。 出演者が舞台に出てくる。 歌手のメニッシュ純子さん、変わったお名前だと思っていたのだがメニッシュさんと結婚した純子さんという方なのだそうだ。 どうやらさっきの女の子は、メニッシュ純子さんの娘さんで、お父さん似の子供であったらしい。 ピアニストの森下唯さん。 いまさら説明はいらないと思うが、ピアニート公爵の生き別れの兄。 「アメリカンアートソング」というジャンルの存在を初めて知った。 「ミンストレル」という言葉は知っていたが「ミンストレルソング」を聴くのは初めて。 コープランドの「古いアメリカの歌」より「船乗りのダンス」陽気な雰囲気の歌だが、歌詞はもちろん英語。 どういう意味の歌だったんだろう? 15分の休憩を挟んで、後半の最初の曲は、アルジェントの「6つのエリザベス朝の歌」。 「春」の演奏が終わったあたりで、唯さんが手を止めて周りをキョロキョロ。 歌手のマイクの確認をしたりし始めた。(2時50分頃) 「なんだろう?」 と、耳を澄ませたら上を向くと「キーン」という音が聞こえるのに気づく。 気をつけないと自分の耳鳴りかと思うような音。 原因不明のまま、次の「眠り」を演奏。 「冬」のあたりで音は消えた。 「哀歌」「ダイアフィニア」「賛歌」の演奏中も問題はなく「6つのエリザベス朝の歌」は普通に終わる。 「バンジョー」は、唯さんのピアノ独奏。 リハーサルの時に歌手のメニッシュ純子さんが立ち上がって唯さんの指の数を確かめた(笑)という超絶技巧。 「当人に聞いてみましたが、演奏中は自分でも自分の指が見えないのだそうです」 という素晴らしい演奏。 誰でも知っている「サマータイム」に「私を見守ってくれる誰か(日本では「誰かが私を見つめている」というタイトルの方 が有名)」「アイ・ガット・リズム」と、ジャズの定番を滞りなく終え、花束贈呈……。 アンコール曲の時に、再びあの「キーン」という雑音が聞こえ出した。 いったい何の音だったのだろう? リサイタル終了。 帰りの小田急線で「最も賢い鳥」と解説を読んで『ペンギンを愛した容疑者』を読み終わる。 「最も賢い鳥」は、人間の4歳児並みの知能を持つという鳥「ヨウム」の前で殺人事件が起きるという話。 解説によると、物語内で動物の保護スペースになっているという設定の「警察博物館6階の事務所」が、実際の博物館の改装 によって「イベント・ホール」になってしまったのだそうだ。 そう言えば、最近は行っていなかった警察博物館。 今度ちょっと遊びに行ってみようかな。 駅を出ると雨。 唯さんの雨男、演奏中はお天気だったのから、まあいいか。(^^) 弁当屋が「うなぎの蒲焼」を売っていた。 今日は「土用丑の日」らしい。 そう言えば「うなぎは絶滅危惧種に指定されている」とネットで騒いでいたな。 うなぎ減少の主な理由は、護岸工事で河川の岸がコンクリートで固められうなぎの住処がなくなったかららしい。 (じゃあ河岸に人工的に「うなぎの寝床」を作れば良いのかな?) そういう研究ってやっていないのだろうか? うなぎが食えなくなると困るので(何よりうなぎ屋が困るだろう)早急に対策をとって欲しいな。 うなぎがまた増えるまでは、うなぎ蒲鉾でも食べるとか。 天気予報によると、明日は大雨らしい。 リサイタルが今日で良かった。 寝る。
2017年7月24日(月)
朝。 今日は衆議院予算委員会の閉会中審査があって、総理大臣が出席するそうだ。 ほんの数週間前まで、自民党は拒否していたので、やはり支持率低下が影響したのだろうね。 昼。 体調、イマイチ。 「風邪をひいた」とはっきり言い切れるほどの症状はないが、ちょっとだけのどが痛くて、ちょっとだけ熱っぽい。 本日の午後のロードショーは「ゴーストライダー」というB級映画。 悪魔メフィストフェレスに騙されて魂を譲り渡す契約を結んでしまった少年が主人公。 なんかこの契約を結ぶと「黄金バットが仮面ライダーになって燃えている」みたいな外見のダークヒーローに変身すること になるらしい。 少年が成人した頃に事件が起こり、メフィストフェレスとその息子が争っているとかで恋人を息子の方に攫われた主人公が 悪魔の親子喧嘩に巻き込まれて…… とことん、わけが分からない話。(笑) 悪魔に騙されて契約を結んでしまった主人公は、ショックで家出する。 大人になって父親を継ぎ、スタントで有名になって父親の夢を叶えるために頑張る。 そんなとき自分が家出したために連絡がつかなくなっていた彼女と再会、デートに誘う。 道で犯罪を見かけて、変身。 教会で謎の男に助けられ「お前はゴーストライダーになったのだ」と説明される。 彼女、誘拐される。 助けに行ってメフィストフェレスの息子と戦う(ここが一応、山場らしい) (1)主人公は父親を継いでバイクスタントの成功を夢見る。 (2)彼女との恋愛。 (3)ダークヒーローとなった犯罪者と戦う主人公。 (4)メフィストフェレスとその息子との争いに巻き込まれた主人公が戦う。 ……と、要素を詰め込みすぎて、どれも中途半端。 (4)の話をやりたかったのなら(1)とか(3)とか、いらなくね? 夜。 SF大会の企画関係で通訳の方と打ち合わせ。 神楽坂へ行き、軽く飲みながら細かい話を詰める。 帰宅。 夕刊の1面トップは、衆院閉会中審査の記事。 〈首相「加計側の依頼ない」〉 まあ、ここで安倍さんが「加計側から依頼されました」と言ったら、大騒ぎだよな。(笑) SF大会関係でメールのやりとり。 気がついたら午前0次過ぎで、さすがに眠いので、寝る。
2017年7月23日(日)
朝。 目を覚まして、昨夜の記憶を辿ってみる。 やや空白があるのは、私の海馬が酔っ払っていたからか? 持って行ったバッグを確認。 なぜか「こち亀はSFか?」とだけ書かれた紙が出て来る。 明らかに私が書いたものじゃない。 (昨夜の私に、いったい何があったのだろう?) とりあえず、リポDとシステインの錠剤を飲んでおく。 午後。 SF大会のことで電話とスカイプでやりとり。 夕方。 ネットに期間限定公開されている「下北沢ダイハード 〜人生最悪の一日〜」のエピソード0を見る。 このドラマは、さまざまな人間が下北沢という土地で遭遇した「人生最悪の一日」の話を、バーのカウンターに座った男が 語るというシリーズ。 エピソード0は、この語り部(古田新太)自身が遭遇した「人生最悪の一日」の物語。 〈ストーリー〉 深酒をした翌朝、自室で目覚めた男。 昨夜の記憶はすっかり飛んでいる。 おまけに、押入れからは妙な物音が…… 自分が酔ってしでかしたさまざまなとんでもないことが、携帯電話の録音によって、次第に明らかになっていくという物語。 ほぼ古田新太の一人芝居で、数時間前の自分自身の言動を知った男のリアクションが笑えるコメディ。 笑えることは笑えるのだが酒飲みにとっては、ある種のホラー? 夜。 佐藤編集長が「一緒に飲もう」と、スーパーでつまみを買って部屋に来た。 ……2人で日本酒を開け、軽く酔ったので、寝る。
2017年7月22日(土)
朝起きて、風邪は……うん、治っている! 朝食は「素冷やし中華」。 具の乗っていない冷やし中華で、私は比較的好き。 午後からSF大会の会議があるので市ヶ谷へ。 途中のガストで昼食をとって、会議室のある建物へ。 会議は細かいことの確認とかスタッフ・ユニフォームについて。 アイロンプリントを配って各自で買ったTシャツにプリントして来てもらうという案が出たが「アイロンを持っていない人は どうするか?」みたいな話になる。 ノーアイロンの服が増えたからか、アイロンのない家というのも増えたらしい。 パーティーでコスプレをするという人に、 「ワンダーウーマンのコスプレですか?」 と聞いたら、 「それは来年」 と言われた。 私はコスプレというものをあまりやったことがない。 (大学のイベントでやった仮装行列を除くと、せいぜい「仮装」が条件のパーティーで猫耳を付けたことがある程度) 「私がコスプレをやったら見苦しくて周囲に迷惑ですから」 みたいなことを言ったら、 「SF者のコスプレは、当人が楽しければ良いんです!」 と、力説される。 「実際、男性で(「うる星やつら」の)ラムちゃんのコスプレをした人もいるんだから、大丈夫!」 と言われたが、私が「ラムちゃん」の格好をしたら「ハムちゃん」になるよな。 会議終了後。 近くの居酒屋で飲みながら、みんなでニコ生の星雲賞の発表を見る。 病み上がり&やや喉が渇いている状態で日本酒を飲んだのがいけなかったのか、軽く記憶が飛んだ。 自宅に帰って寝ようとして、よろめいてとっさに壁にかけてあったスーツに捕まろうとして床に落としてしまう。 (これが話に聞く「千鳥足」というやつか) 寝る。
2017年7月21日(金)
朝。 のどの調子はややマシになったが、だるさは相変わらず。 10月21日のピアニート公爵のコンサート、チケットを予約。 いい席が取れたのでご機嫌だが、あまり簡単に取れてしまったので「お客さん、少ないんじゃ?」と、いらない心配をする。 「NCIS」は、クリスマス・ストーリー。 年に1回必ず「いい話」を流すという向こうのドラマの習慣、いいと思う。 殺人事件の捜査のために、過去の事件に関わった医師を鑑識の部屋に呼んだら、忙しい医師が小児病棟で行われるイベント用 の服のまま現れる。 で、せっかくのクリスマスが殺人事件の捜査で台無しになった女性鑑識係が仕事場に入ると、そこにはサンタさんが! まあ、いくら忙しくても鑑識に呼ばれてサンタの衣装のままやって来る医師はいないと思うが。(^^; 午後。 咳が出なくなって来たので図書館へ。 途中で郵便局へ寄ってチケットの料金を払込み、カレー屋で遅めの昼食。 この店、最初は普通のインド・カレー屋だったのだが、日本人客の味覚に合わせようとしたのか、やや味付けが迷走。 そんなわけで久しぶりに入店したのだが、美味しくなっていた。 ランチタイムを外したせいか、客は私だけ。 店のテレビで「午後のロードショー」を観ながらゆっくり食事。 やっていたのは「シャークネード4(フォース)サメ覚醒」。 竜巻がサメを巻き上げたまま、内陸部へ移動、サメ入りの竜巻が襲って来るという、設定を聞いただけでわかるおバカ映画。 「4」という数字で分かる通り、なぜかシリーズ化されている人気映画なのだ。 この手のB級作品のお約束で、回を追うごとに話がデカくなる。 最初は降ってくるのはサメだけだったが「4」ともなると、油田の油(もちろん火がつく)や原子力発電所の核燃料(!)を 巻き込んで……。 これを主人公がチェーンソー片手に迎え討ち、家族を守るために戦うわけである。 (ね、おバカでしょ?) 店を出るまで客は私ひとり、お陰でゆったり食事が出来たが、お店の人の表情は暗かった。 図書館へ行ってレポートを書いたり、本を調べたり。 だるさが悪化したので、6時過ぎに館を出て帰宅。 夜。 「ぼくらの勇気 未満都市 2017」を観る。 1997年に放映された「ぼくらの勇気 未満都市」というドラマの後日談的な物語らしい。 元の話が「不都合な真実を隠蔽しようとする政府との戦い」という話だったらしく(私は観ていなかった)事実の隠蔽によっ て国民の生命を危険に晒そうとした政府と主人公たちが戦う話。 考えてみたら20世紀には「不都合な真実を隠蔽しようとする政府との戦い」って、割とありふれた設定だったよな。 どうでもいいことだが「銀魂」で村田鉄子を演じていた早見あかりが、ちょい役で出ていた。 12時過ぎから「下北沢ダイハード 〜人生最悪の一日〜」の第1話を観る。 謎の男がスナックのママに、下北沢で起こった様々な人間の「人生最悪の一日」について語り始めるのだが…… 第1話は、選挙間近の国会議員に起きた事件。 彼は実はマゾヒスト。 SMクラブに通っては「女王様」とのプレイを楽しんでいたのだが、あるとき「女王様」の提案で全裸でスーツケースの中に 隠れそのままの状態で下北沢の街中を散歩するというプレイを行うことにする。 ところが、このスーツケースが別人のものと取り違えられ、全裸で外に出ることもできない状態のまま、とんでもない場所へ 連れて行かれてしまい……。 まあ、途中でオチは分かったけれど、頭をカラッポにして観る娯楽作品としてはいいんじゃないかと。 ドラマが終わって、CMを挟まずにいきなり次のドラマが始まったので、勢いで観てしまう。 「デッドストック」 テレビ局の古いビデオテープの中身を確かめて処理を決めるという仕事に派遣された派遣社員の青年が、収録中の事故で放送 できなくなった心霊番組の素材テープを発見。 「これを元にドキュメンタリーを作ろう」と提案した若手ディレクターに巻き込まれて……。 わかりやすいB級ホラー。 ちなみに、この若手ディレクターを演じていたのも早見あかりだった。 なんか、最近「早見あかりとの遭遇率」が高くないか? 最近、売れている人なのか? さて、明日はSF大会のスタッフ会議。 寝る。
2017年7月20日(木)
朝。 朝食を済ませて部屋にいたら、ユラユラ揺れ始めた。 時刻:9時11分頃 震源:福島県沖(北緯37.3度 東経141.6度) 深さ:約40km 規模:マグニチュード5.6 最大震度:4 宮城県:石巻市 福島県:いわき市 福島広野町 楢葉町 富岡町 双葉町 午前中。 図書館に行きたいと思っていたのだが、のどが変で咳が出る。 どう考えても周囲に迷惑なので、断念。 部屋で本を読む。 昼。 本日の「NCIS」は、Wifi乗っ取り事件。 (悪者が他人のWifiを使ってネット犯罪、Wifiの所有者が犯人と間違えられて被害に遭うというパターン) このネタ、前に「CSI」でもやったよな。 アメリカで社会問題とかになっているのかな? アメリカの社会問題と言えば、アメリカのドラマには頻繁に野外パーティーで馬鹿騒ぎする若者というのが出て来るが、こう いう連中も多い国なんだろうか? 午後。 アマゾンから『ペンギンを愛した容疑者』(大倉崇裕 講談社文庫)が届く。 先日観た「警視庁いきもの係」の原作。 面白いことは面白いのだが、犯人もトリックもドラマで見たので知っている。 ミステリーは、原作の小説と映像作品のどちらを先にしたら、より楽しめるんだろうなあ? 夕刊。 1面トップは、 〈物価2%目標 1年先送り〉 日銀の金融政策決定会合で、そう決まったのだそうだ。 簡単に言うと、金融政策で株価は上昇し円安にもなったが、肝心の賃金が上がらないので消費者が買い物を控える。 その結果、物価をあげられない状態ということ。 ただ、人手不足に伴う賃金上昇の圧力もあるし輸出なんかも好調だから、このまま企業収益の上昇が続けば、賃金も上がり、 2019年度頃には「物価2%上昇」の目標が達成できるんじゃないかと期待、みたいな感じかな? 社会面の記事。 〈刑法犯 減少続く〉 前年同期と比べて7.7%の減少らしい。 窃盗犯は、9.9%の減少で、32万312件。 殺人や強盗などの凶悪犯が、11.6%の減少で、2308件。 (殺人のみだと、2%の減少で、434件) 良いことだよね。 この先、自動運転車が普及すれば交通事故も減るだろうから、ひょっとして事故も事件も全く起きない未来が来るのか? 夜。 大学の手続き。 すべてネットで出来てしまう便利な世の中。 今夜の「モーガン・フリーマン 時空を超えて」は「運命か? 自由意志か?」。 人間は何かを決定する時、それは自分の意志で決めているのか? それとも脳内の化学的作用みたいなもののせいで、そういう意志が生じ、それに従っているだけなのか? という話。 面白かった。 このテレビシリーズ、書籍化とかしないのかな? 寝る。
2017年7月19日(水)
気温の急な上下に体がついていけないのか、朝から全身がだる重い。 微熱が出て、のどや耳の奥にも痛みがある。 やることがあるのに、頭がぼんやりして体も思うように動かない。 将棋ソフトを立ち上げて、コンピューターと将棋。 (意味のない行動) 午後。 テレ東でB級SF映画をぼんやりと観る。 「アースフォール」 2015年のアメリカ作品。 つい一昨年に、ここまでムチャクチャな映画が製作されていたという事実に衝撃を受ける、ある意味スゴイ作品。 〈ネタバレ注意〉 まずは登場人物。 主人公は田舎の家で執筆を行っている作家。 妻は都会の研究所で働く地質学者。 娘は若者の集まるコンサートに出かけたティーンエイジャー。 と、3つの視点を持った人物達がひとつの家族に集結しているという都合の良い一家。 そんな一家を襲ったのは、浮遊惑星の異常接近により地球が横転して軌道を外れるという大災害。 その結果、地球は北半球の側だけずっと太陽に向けて、反対側は日が当たらないという状態に。 しかし、主人公は、なかなか異変に気づかない。 なにしろ地球が軌道を外れて太陽から遠ざかっているというのに、主人公のいるアメリカの田舎町では、青空から普通に日が 燦々と降り注いでいるのだ。(なんでだ?) (ちなみに、地球の太陽に照らされなくなった半球では、人類は死滅しているらしい) そしてなぜかときどき燃える炎の嵐が襲って来る。(これも、どういう理屈なんだかさっぱり) 一方、主人公の妻は政府から調査を続けてほしいと言われたのに「家族の方が大事だわ」と、同僚と共に研究施設を出る。 (地球が滅亡したら、家族も死ぬと思うのだが) 娘の方は、友人3人(男2人女1人)とコンサート会場の近くで降り注ぐ隕石に遭遇。 この隕石、結構な大きさなのだが衝撃波とか一切発生しないらしく、直撃しなければ大丈夫という安全な(笑)シロモノ。 でも友人1人は、間抜けにもこの隕石の直撃を受けて死亡してしまう。 逃げる途中で銃を持った男2人に遭遇した娘、水を分けてもらって安心したのもつかの間、友人達のうち残った男1人が、 隕石(ときどき降る)から逃げ遅れて死亡。 さて、ここで謎の暗号というのが出てくる。 それはコンサート会場に散乱していたチラシの裏に書かれた数字で、ネットで拡散されている情報らしい。 そして数字には「避難所」の文字が添えられていた。 ネットの情報によれば、この場所は政府が要人のみを匿うための秘密の避難所だと言うのだ。 娘とその一行は、その「避難所」を目指す。 主人公も同じチラシを見つけ、たまたま出会った老人によって、それが軍隊で位置を示すためによく使われる「座標」である ことを知らされる。 「きっと娘もそこへ向かっただろう」 と「避難所」を目指す主人公。 さて、家族を探してウロウロしていた妻の方は、今度はなぜか冷気の嵐に襲われる。 小屋に逃げ込んだものの、窓ガラスが割れて一緒にいた同僚は凍死。 しかし妻の方はとっさに毛布を被ったので無事だった。(もはや突っ込む気力もない) 妻は重要な研究を行っている科学者なので、救出されて避難テントに連れて行かれる。 主人公は「避難所」に入ろうとして軍に拘束されるが、重要人物の夫だと分かって、無事、妻と再会。 ここで、実は例の座標が避難所だというのはネットのデマで、実は地球の軌道を危険な小惑星帯からそらすために核ミサイル を打ち込むポイントを示したものだったのだとわかる。 そんな危険な場所に向かってしまった娘。 同行している男たちは「政府は一般人を避難所から締め出そうとしている」というデマを信じて、彼らをポイントから遠ざけ ようとする州兵を射殺してしまう。 その頃、運良く(!)衛星から送られて来た画像で娘の居場所を知った主人公とその妻は、娘を救い出すために……。 (なぜこんな映画が、企画段階でボツにならなかったのか、それを知りたい) 夜。 芥川賞と直木賞の発表のニュース。 芥川賞の方の受賞者が「初めての作品なので……」みたいなことを喋っていて、どうやらデビュー作で芥川賞を受賞してしま ったらしい。 今後が楽しみ? これから大変? 深夜。 寝ようとするのに、体のだるさが不快感になって眠れない。 寝返りを打っているうちに、午前3時過ぎ。 いい加減、眠らないと……。
2017年7月18日(火)
午前中。 出かけるつもりでいたのだが、テレビの気象情報を見ると、天気が相当にアレらしい。 昼。 「NCIS」は、海軍の新施設の極秘セキュリティ・チェックだと言われて味方の施設に忍び込むメンバー。 ところが完璧なはずの作戦が相手に漏れていて、おまけにチェックされるべき立場の相手がチェックのことを知っていた。 本当はチェックされたのは自分たちの側だったのだ。 今回の作戦は、怪しい動きをする人間をあぶり出すためのもの。実はNCIS内にスパイがいるようなのだ」と知らされた メンバーたちは……。 登場人物は知らない犯人を、視聴者の側は知っているというパターン。 午後。 2号くんが来る。 「外で食事をしないか?」 と、電話で誘われたのだが、雷鳴が轟いていて外に出たくなかったので、適当に食い物を買って来てもらったのだ。 2号くんが部屋に入って来た後、かなり大きな雨音が聞こえ出し、時間が経つにつれ、さらに大きくなり、窓に叩きつける 音が尋常じゃなくなる。 「こんな大雨は珍しいなあ。外に出なくて良かったよ」 なんて話をしているうちに、雨音が聞こえなくなり、日が差して来た。 「通り雨だったみたいだね」 などと言いつつ、2号くんが帰って行ったので、ネットのSNSを開いたら、1時間前に投稿されたという「池袋駅を撮影 した動画」というのが上がっていた。 駅のホームに叩きつけているのは、雨粒ではなく氷の粒。 つまり「雹(ひょう)」だ。 マジで外に出ていなくて良かった! (いまは7月も後半なんだけど、こんな季節に雹って降るものなのか?) 夜。 渡辺直美につられてドラマをつけたのだが「不倫」というワードが出て来たので消す。 (苦手分野なのだ) ニュース。 聖路加病院の名誉院長・日野原重明さんが呼吸不全で亡くなられたそうだ。 105歳。 十分に生きて、十分に世の中の役に立ったひと。 ご冥福をお祈りいたします。 寝る。
2017年7月17日(月)
本日は、昨日ネットでチケットを取っておいた映画を観に行く予定。 その前に、2号くんのアパートへ寄り、一緒に昨夜放送の「警視庁いきもの係」の録画を観る。 原作は『ペンギンを愛した容疑者 警視庁総務部動植物管理係』(大倉崇裕 講談社)。 銃弾を頭に受けたことで記憶障害の後遺症が残り、総務課に異動になった刑事が、そこで動物オタクの婦人警官と出会い、 彼女のオタク知識に助けられて事件を解決していくというコメディ・ミステリー。 どうでもいいが、ドラマではこの婦人警官を橋本環奈が演じている。 午後。 映画館へ。 連休中の60階通りは、ラッシュアワーの駅通路レベルの混雑。 その中を映画館へ行き、発券機でチケットを入手。 エレベーターで6階に上がってパンフレットと飲み物を購入、椅子に座って上映開始を待つ。 さて映画は「銀魂」。 江戸末期に日本にやって来たのが黒船ではなくエイリアンだったというパラレルワールドの物語。 舞台はエイリアンを排除しようとした「攘夷志士」たちによる「攘夷戦争」も終結し、落ち着きを取り戻した江戸。 エイリアンの高度な文明のお陰で急速に文明が発達したせいで、着物にちょんまげという風俗を残したまま、高層ビルが建ち 並ぶ江戸である。 主人公は、攘夷戦争に敗れ、今は「万事屋(よろずや=いわゆる「なんでも屋」)」を営む、かつての攘夷志士。坂田銀時。 で、この作品、原作は連載漫画で、連載開始は2004年。 テレビアニメ化もされ、その中の人気のエピソードを抜き出した劇場版アニメも作られた。 そのさらに実写リメイクが本作。 ストーリーは、主人公である銀時の親友・桂小太郎が行方不明になり、その謎を追ううちに巨大な陰謀にたどり着いた主人公 が、そこで出会った意外なラスボスとは……という話。 こう書けはわかると思うが、前半部分は「桂小太郎はどこへ消えたのか?」を探るミステリーになっている。 しかしこの物語、「原作」「テレビアニメ版」「劇場アニメ版」と、ファンはすでに3回も同じ話を観て(読んで)いるのだ よね。 よって、いまさら「桂小太郎はどこへ消えたのか?」なんて言われても「みんな知ってる」状態。 たぶんそれだからだろうと思うのだが、今回の劇場版では「銀時による桂小太郎探し」は、敢えてサラッと流している。 その代わりに中心に据えたのが、銀時とラスボスとの因縁話。 これはこれで成功していると思った。 別エピソードの「カブトムシ狩り」を物語冒頭に持って来て主人公に江戸中を走り回らせることで、後半部分の、この映画的 には「本編」に当たる部分に出て来るレギュラーメンバーをまとめて紹介してしまうアイデアも良かった。 後半では話の中心を桂小太郎から別の人物に移したことで不要になった「桂小太郎の配下」の代わりに、本来、このエピソー ドではほとんど活躍しない「真撰組」を活躍させている。 これもよく考えたと思った。 ギャグも多い映画だったが、私が一番笑ったのは、菅田将暉が演じる志村新八が単身、敵地に乗り込んで敵に取り囲まれてか らの、佐藤二朗演じる武市変平太とのやりとり。 失敗したら悲惨な結果になるようなセリフの応酬だけのコントを見事に成功させた両名優に拍手を送りたい。 唯一のアレは、ムロツヨシの登場シーン。 (コレ、必要だっかた?) 唯一のアレは、ムロツヨシの登場シーン。 でもまあ、これは、福田監督がムロツヨシを使いたかったんだろうな……ということで。 全体に、笑える面白い映画だったので、オススメ。 映画館を出て、池袋を東口から西口へと移動し、「ペンギンのいるBAR」へ。 「ペンギンのいるBAR」とは何かと言うと、文字通り「ペンギンのいるBAR」。 それ以上でもなければそれ以下でもない。 店の一角にペンギンの飼育室が設けてあるというBAR。 昨日のドラマに出て来たペンギンの飼育場は、この店の飼育場を参考に作られたらしい。 昨日の「警視庁いきもの係」での知識によれば、ペンギンには南極のような寒い気温を好む種類もいれば温帯で暮らすものも いる。 店にいたのは、たぶん「フンボルトペンギン」で、ウィキペディアによれば〈絶滅危惧種である一方で、日本の動物園では増 えすぎが問題となっている〉という種類であるらしい。 で、店は、ペンギンがいる以外は普通のBAR。 忙しそうに働く店員は、別にペンギンについての解説をしてくれるわけでもなく、普通に酒を運んで来る。 テーブルチャージは、ひとり800円だった。 水族館の入場料と考えれば、そんなもんか? あとビール(600円)とソーセージの盛り合わせ(1000円)。 (全て税抜き価格) もう少ししたら「ペンギンのエサやりタイム」とかもあったらしいが、そこまでペンギンは好きじゃないのでビールを飲み終 わって店を出る。 ひとつ気になったのは、水槽内のペンギンたちが翼を激しく上下に動かして興奮状態(?)に見えたこと。 理由を聞きたかったが、そういう雰囲気じゃなかったのでやめた。 (もしかして、ストレスを与えてしまっていたのかな?) 帰宅。 夕食をとって、寝る。
2017年7月16日(日)
今日は午後に大学のテストがある。 なので資料を揃えてヤマを張り(^^;赤鉛筆でチェックを入れるなどして準備。 午後。 テスト問題がPC画面に表示される。(ネット受験なので) (ヤマが外れたぁぁぁ!!!!) 「ご質問の意味が分かりかねますが」状態になってしまったので、問題文に出てきた単語を索引で調べてテキストのページを めくる。 ご丁寧にテスト問題には「テキストの文章をそのまま書き写さないこと」と注意書きがある。(笑) なので大意を掴んで文章を書き換え、それを入力して送信。 テスト終了。 一夜漬けですらない、即席漬けの答案。 今日は13時からSF大会の企画会議。 少し遅れたが、会場へ向かう。 先に行っているはずの2号くんに「何号室だっけ?」とメール。 この時点で14時半。 「あ」という不気味な返信が戻って来た。 どうしたのかと思ったら「時計を見ていなかったので、今を11時頃だと思っていた」というおバカな返事。 15時に会場に到着。 会議に参加して、終了後に飲み会。 車椅子で参加したスタッフが地下鉄駅のエレベーターの整備状況の問題点について述べていた。 「○○線A駅」のホームから改札階に行くためのエレベーターがなく、エレベータ−があるのは「××線A駅」だけ。 エレベーターのない「○○線A駅」から車椅子で「××線A駅」に移動もできない。 そこで車椅子利用者がエレベーターで改札階に行くために、「○○線A駅」から地下鉄に乗って「○○線B駅」へ行き、そこ で××線に乗り換えて「××線A駅」に戻ってエレベーターを利用しなければならなかったのだそうだ。 これは確かに不便。 早急になんとかした方が良いな。 帰り道は彼と一緒にJRで池袋駅に戻ったのだが(地下鉄はもう嫌になったようなので)、駅のホームにエレベーターはあっ たものの、ホームドアのないホームの縁を人混みを避けながらかなりの距離、移動しなければならなかった。 これもかなり危険。 彼は車椅子に慣れていたので、 「最近、改装された改札口はギリギリ車椅子通れるんです」 と、すっと改札を通り抜けて見せたが、高齢になって車椅子を使用するようになったような人は、この狭い改札を抜けるだけ でも一苦労だと思った。 帰宅。 「警視庁いきもの係」を半分だけ観たところで、眠る。 (あとで録画でゆっくり観よう)
2017年7月15日(土)
朝。 テレビで民放の番組を見ていたら「次の総理はどの派閥から出るか?」みたいな話をやっていて、 (えっ、もう安倍さん、終わった感じになってるのか?) と、ネットで調べたら、産経新聞のサイトに、 〈内閣支持率29.9% 第2次安倍政権で初めて3割を切る 時事世論調査〉 という記事が載っていた。 支持率の数字の細かいところは調査する機関で差が出るものだから、時事通信社の調査で1回だけ3割を切ったからといって 直ちに「安倍さんアウト」とはならないと思うがな。 マスコミ的には、すでに「ポスト安倍」の方向に向かっている感じなのだろうか。 午前中。 針で穴を開けてオキシフル漬けにした指をルーペで確認したら、だいぶ傷も治って来ていてインクの色も消えていた。 「うっかり刺青(笑)」、消すのは手間だったので気をつけないと。 今後、サカムケの傷がインクで汚れたら傷がふさがる前によく洗っておこう。 昼。 2号くんが来る。 「西田敏行が麻薬をやっているとデマを流した連中は、どういう連中だったんだ?」 と、やや憤慨気味。 サイトへの接続回数に応じて広告収入を得る仕事をしていた連中が、接続数を増やそうと人目をひくことを目的にいい加減な 記事を書き、これが拡散されたという事件であったのだそうだ。 で、彼らがそういうデマを思いつく際にヒントになったそもそもの元ネタは、某元プロ野球選手が薬物で捕まった時の「まだ まだこのあとに大物有名人が控えている」という記事であるっぽい。 この「まだまだこのあとに大物」は、この手の記事の決まり文句。 こう書いておいて、たまたま誰かが捕まれば「我々が言った通りになった」と言い、誰も捕まらなければ「大物だからもみ消 されたのだ」と言えばいいから便利なんだろうと思う。 で、まぐれ当たりを期待して、この「大物」をネットやマスコミが探していた最中に、不運な西田氏が怪我をした。 怪我をしたから入院、治療した。 当然、やつれた外見になる。 これを見て、飛びついたバカがいたということらしい。 それでもマスコミには、まだ取材とかチェックとかする担当者がいるが、ネットだと基本的にそんな者はいないからデタラメ をストレートに書いてしまい、今回のような事件が起きたということのようだ。 「……というわけで、接続回数は稼ぎたがるが、情報はチェックしないという連中だったようだ」 と言ったら、 「最悪だ!」 と、2号くん。 私もそう思う。 午後。 ノパソの充電表示を見たら、ケーブルに繋げてあるのに充電がされていないことに気づく。 線は繋がっているのに、刻々と充電状況を示す数字が減っていく。 あれこれ接続を確認しても、充電開始の音がしない。 慌ててケーブルとアダプターを持ってアップルストアへ走る。 「ともかくこのケーブルをワンセット下さい」 と言ったら、 「あいにくアダプターが品切れで」 と、言われてしまう。 ここで少し冷静になって、 「どの部品の異常かを確認してくれませんか」 と言ったら、 「では修理コーナーへ」 と、3メートルほど離れたカウンターに案内される。 そこで部品のチェックをしてもらった結果は「すべて異常なし」 (あれ?) と思いつつ、家にケーブルを持って帰って充電したら普通に充電できた。 なぜそうなったのかはよく分からない。 もしかすると、検査担当者が検査に際して「接続部の清掃」的なことをやってくれたとか? 夜。 映画「銀魂」の紹介番組をネットで視聴。 金曜日ぐらいに流したものを、期間限定か何かで見られるようにしたものらしいのだが、これがヒドかった。 何がヒドイのかと言うと、MC。 彼は映画の監督に可愛がられている若手タレントで、今回のMCに起用されたのだそうだが、出演者のトークをまるで引き出 せない。 途中で監督自身が「前回のトークの時の司会者は、普通の司会で面白いトークを引き出していたよ」とヒントまで出している のに、その「普通の司会」ができない。 出演者のトークが盛り上がりかけると口を挟んで来る。 (司会者なのに、自分が会話に参加しようとする) 盛り上がっているところで止めて、あとになって「じゃあ、さっきの盛り上がりをここでやって下さい」と指示を出す。 (司会者なのに、ゲストの流れより自分の流れを優先する) そもそも、最初にひとりだけ登壇したところで、次の場面を考えた喋りをしていない。 (次に小栗旬と菅田将暉と橋本環奈が出てくるのが分かっているのだから、この3人についての話を振っておけば良いのに) ついに最後に、監督自身が「次回のトークでは、自分が司会をする」と発言。 つまりタレントが公開の場で「クビ」を言い渡されるという珍しい場面を見る羽目になってしまったわけだ。 せっかくチャンスを貰ったのに、自分で潰してしまった若手タレント、見ていて涙が出そうになった。 ……寝よう。
2017年7月14日(金)
やたらに暑い日。 試験用の持ち込み資料(ネット受験なので当然「披見可試験」)をプリントアウト……しようと思ったら「プリンターが検知 できません」というエラー表示。 無線LANは、ケーブルの取り回しを気にしないで済むので便利だが、ときどきこういうことが起きるので困る。 ルーターの位置を変えて、念のためPCも再起動したらプリンターが動き出した。 夕方。 「空想小説ワークショップ」へ行くために部屋を出る。 アパートの階段を降りていて、ふと下の階のドアが半開きになっているのに気がついた。 一応、閉めてあるのだが「カチャン」となっていない状態。 (この、ドア、昨日もこの状態だったな) というか、数日前に見た時も、その前に見た時もこの状態だった気がする。 (いくら池袋が治安の良い町でも、これはちょっと無用心だよなあ……) 昨日も、別の部屋の外人さんにドアに鍵が差しっぱなしなのを注意したばかりだし。 いくら池袋でも、たまには泥棒も出るからね。 もうちょっと用心した方がいいんじゃないかな。 さて、「空想小説ワークショップ」。 本日の講師は、久しぶりに川又千秋先生。 最近の若者向け小説のキーワードは「安全」と「共感」なのだそうで、「読者の想定外の結末にしてはいけない」とまで言わ れるのだそうだ。 読み手が不安と息苦しい同調圧力を抱えているかららしい。 (いやはや、嫌な時代だ) そして伝達による情報の劣化の話。 ある若者が、ある有名な人の講演を聞いたという話。 その有名人、川又先生が名前を失念してしまったそうで「メガネをかけた名前を言えば誰でも知っている有名人」なのだと言 うが、これだけの情報からだとさすがに分からない。 渡辺昇一さんとか?(根拠はないけど) で、その人の講演を聞いて帰って来た若者、 「海軍は、特攻隊員の最後の無線の録音を隠しているのだそうです」 と言ったのだそうだ。 当時の無線機の技術から考えて、そんなことは有り得ない。 そのことを知っているはずの講演者が間違えるはずもない。 恐らく講演を聞いた若者の方が、何か大きな勘違いをしたのだろう。 知識がないと、そういうとんでもない勘違いをするものだ。 ……というのが川又先生のお話だったのだが、実は私もこの、 「特攻隊員の最後の無線」という話を耳にしたことがあるのだ。 それは中学時代に姉から聞いた話で、姉は中学校の教師から聞いた話だと言っていた。 (結構、有名な都市伝説だったのか?) ここから先は私の想像だが、これって本当は「特攻隊員の出撃直前の日記」か何かの話で、それを「特攻隊員の最後の声」と 表現した人とかがいて、無線通信が当たり前になった時代の人が、その文学的表現を「最後の声を無線で聞いた」と勘違いし たのではないだろうか? 放課後に「ひもの屋」で飲み会。 家に帰って、寝る。
2017年7月13日(木)
暑い。 今日はバイトの説明会。 説明会は昼と夕方の2回あって「どちらに行っても可」と言われたのだが、炎天下にスーツを着て出かけるのは嫌だったので 夕方の回に行くことに。 (サラリーマンの人って、すごいよね) そんなわけで、昼はいつものように「NCIS」を観て過ごす。 有名になりたいからと連続殺人を犯す犯人を主人公たちが追うというストーリー。 逮捕された犯人、「これでテレビに顔が出る」と喜ぶような奴だった。 ムカついた(?)捜査官は「テロ組織と関連があるかも知れないので捜査上マスコミに顔や名前は公開できない」と発表。 「はい、残念でしたね」というオチ。 午後。 スーツに着替えて出かける。 地下鉄副都心線で渋谷まで。 地上を走る山手線より日光が当たらない分、涼しい気がするので、地下鉄が好き。 降りた渋谷で、いつも通りに道に迷う。 渋谷駅周辺は、目下、大改装工事中で行くたびに風景が変わるのでただでさえ方向音痴の私には、カオスな街に見える。 説明会、1時間。 外に出て、道路を渡ろうとしたらペシャンコになったヘビみたいなものが車道に落ちていた。 あれはへビの死骸だろうか? それとも脱皮した抜け殻? いずれにせよ、意外な自然に遭遇する渋谷の街。 帰宅。 夕食後に「コズミックフロント NEXT」を観る。 ダークエネルギーと10次元の話。 余剰次元について説明する時に「折りたたまれた次元」というわけのわからない表現を使わなかったので、ちょっと好感度が 上がる。 普通に「短い」で良いと思うんだよね。 我々の住む世界は本当は10個の次元があるのだが、縦、横、高さ、時間、以外の方向は「量子レベルにすごく短い」ので、 普通に見ていたのでは気づかない。 そんな話。 量子の「重なり合い」をパラレルワールドと考えるアイデアも面白かったし。 謎なのはNHK、この番組の裏番組にモーガンフリーマンの科学番組を入れているということ。 どう考えても「客層」が一緒だと思うのだが。 深夜。 4チャンネルでドラマ「脳にスマホが埋められた!」第2話を観る。 社長に恨みを持つ女性に復讐の手伝いを頼まれた主人公。 社長の愛人だという女に近づいたものの……。 いまのところ、仲間が少しずつ増えていくところか? そして主人公の脳に埋められたスマホが故障したために、データが消去されてしまうという弱点が生まれた。 面白いドラマになるかな? 寝る。
2017年7月12日(水)
朝から妙に腕がだるい。 (肩こり?) 昼。 九州の方で大きな地震があったらしい。 時刻11時56分頃 震源:鹿児島湾(北緯31.4度 東経130.6度) 深さ:約10km 規模:マグニチュード5.3 最大震度:5強(鹿児島市) 水害はあるわ、地震はあるわ。 九州はここのところ踏んだり蹴ったりだなあ。 午後。 腕のだるさ、治らず。 気休めにナボリンを飲んだりする。 昨日オキシフルに漬けた指は、絆創膏を剥がしてみたら黒さは取れたようだが傷がついていることになるので地味に痛い。 (たった1ミリ半×3ミリ程度の傷なのだが……) うっかり刺青(笑)今後は気をつけよう。 夜。 実写映画「僕だけがいない街」を観る。 事件・事故に遭遇すると、それを未然に防ぐために過去に戻るという特殊能力を持った青年の話。 ある日、青年は自分の母親が殺されるという事件に遭遇する。 母親が殺害された理由は、1988年に起きた連続幼児誘拐殺人事件の真犯人に気づいたから。 そのせいで青年はなんと1988年に戻ってしまう。 小学生となった青年は、この年に起きた殺人事件を阻止するために奔走するが…… 前にアニメで見た話だったのだが、後半がかなり違っていて、特にラスト近くのストーリー展開に無理が多すぎる。 あとで調べたら、原作の連載中に作られた映画なので、原作のラストがどうなるか知らないまま作ったらしい。 (この映画、一番の問題点は、犯人役の役者がいかにもな人なので、容易に犯人だと推測がついてしまうところかな?) 寝よう。2017年7月11日(火)朝から妙に腕がだるい。 (肩こり?) 昼。 九州の方で大きな地震があったらしい。 時刻11時56分頃 震源:鹿児島湾(北緯31.4度 東経130.6度) 深さ:約10km 規模:マグニチュード5.3 最大震度:5強(鹿児島市) 水害はあるわ、地震はあるわ。 九州はここのところ踏んだり蹴ったりだなあ。 午後。 腕のだるさ、治らず。 気休めにナボリンを飲んだりする。 昨日オキシフルに漬けた指は、絆創膏を剥がしてみたら黒さは取れたようだが傷がついていることになるので地味に痛い。 (たった1ミリ半×3ミリ程度の傷なのだが……) うっかり刺青(笑)今後は気をつけよう。 夜。 実写映画「僕だけがいない街」を観る。 事件・事故に遭遇すると、それを未然に防ぐために過去に戻るという特殊能力を持った青年の話。 ある日、青年は自分の母親が殺されるという事件に遭遇する。 母親が殺害された理由は、1988年に起きた連続幼児誘拐殺人事件の真犯人に気づいたから。 そのせいで青年はなんと1988年に戻ってしまう。 小学生となった青年は、この年に起きた殺人事件を阻止するために奔走するが…… 前にアニメで見た話だったのだが、後半がかなり違っていて、特にラスト近くのストーリー展開に無理が多すぎる。 あとで調べたら、原作の連載中に作られた映画なので、原作のラストがどうなるか知らないまま作ったらしい。 (この映画、一番の問題点は、犯人役の役者がいかにもな人なので、容易に犯人だと推測がついてしまうところかな?) 寝よう。
2017年7月11日(火)
朝から妙に腕がだるい。 (肩こり?) 昼。 九州の方で大きな地震があったらしい。 時刻11時56分頃 震源:鹿児島湾(北緯31.4度 東経130.6度) 深さ:約10km 規模:マグニチュード5.3 最大震度:5強(鹿児島市) 水害はあるわ、地震はあるわ。 九州はここのところ踏んだり蹴ったりだなあ。 午後。 腕のだるさ、治らず。 気休めにナボリンを飲んだりする。 昨日オキシフルに漬けた指は、絆創膏を剥がしてみたら黒さは取れたようだが傷がついていることになるので地味に痛い。 (たった1ミリ半×3ミリ程度の傷なのだが……) うっかり刺青(笑)今後は気をつけよう。 夜。 実写映画「僕だけがいない街」を観る。 事件・事故に遭遇すると、それを未然に防ぐために過去に戻るという特殊能力を持った青年の話。 ある日、青年は自分の母親が殺されるという事件に遭遇する。 母親が殺害された理由は、1988年に起きた連続幼児誘拐殺人事件の真犯人に気づいたから。 そのせいで青年はなんと1988年に戻ってしまう。 小学生となった青年は、この年に起きた殺人事件を阻止するために奔走するが…… 前にアニメで見た話だったのだが、後半がかなり違っていて、特にラスト近くのストーリー展開に無理が多すぎる。 あとで調べたら、原作の連載中に作られた映画なので、原作のラストがどうなるか知らないまま作ったらしい。 (この映画、一番の問題点は、犯人役の役者がいかにもな人なので、容易に犯人だと推測がついてしまうところかな?) 寝よう。
2017年7月10日(月)
暑い、だるい。 炎天下と冷房の効いた建物の中を行き来することの多い季節。 読売新聞の電子版にも内閣支持率関係の記事が載っていた。 〈読売新聞社は7〜9日、全国世論調査を実施した。安倍内閣の支持率は36%で、前回調査(6月17〜18日)の49% から13ポイント下落し、2012年12月の第2次安倍内閣発足以降で最低となった〉 〈不支持率は52%(前回41%)で最高となった〉 つまり、今回の読売の世論調査では、 支持率:49%→36% 不支持率:41%→52% と、支持率と不支持率が逆転してしまったことになる。 どうする安倍さん? つづく……(つづくのか?) 昼。 「NCIS」は、殺人事件の捜査と並行して「職場の冷蔵庫のケーキを食べちゃったのは誰か?」事件の捜査が行われる。 こういう組み合わせ方、好きだな。 午後。 図書館へ。 帰り道でドラッグストアに寄り、オキシフルを買う。 2〜3ヶ月前にサカムケが出来た指をインクで汚してしまい、サカムケが治ったら傷跡が黒く残ってしまった。 放っておけば、そのうち消えるかと思っていたのに、消えない。 なんか気になってきたので、傷跡を針の先でつついてオキシフルに漬けてみたのだが……。 いまのところ傷跡は、まだ黒い。 ニュース。 学校法人「加計学園」の愛媛県今治市への獣医学部新設などを巡る閉会中審査で、国家戦略特区の枠組みで加計学園のみ新設 が認められた経緯に関し、参考人として出席した前川喜平前文部科学次官と政府側の説明が大きく食い違った。 まあ、そりゃそうだろうね。 ここで政府側が「前川さんの言った通りです」とか言ったら、逆に驚く。(笑) 海外のニュース。 イラクのアバディ首相が、北部の都市モスルで続いていたISとの戦いで勝利宣言。 IS掃討の次の焦点はシリア・ラッカに移ることになった。 これもこれで、早く終わりにして欲しい問題。 過激派って中心メンバーじゃない人は社会への不満とかから活動に加わる例が多いと思うので、社会問題の方を解決すれば、 新たなメンバーの補充ができなくなって壊滅するんじゃないかと思うんだけどな。 今日は「丼丸」の割引デー。 そこで夕食は、ちょっと贅沢に海鮮丼(500円)にしてみる。 だるさは、少し改善したかな? 寝る。
2017年7月9日(日)
50代もそろそろ半ばの年齢で3軒ハシゴ酒したのが良くなかったのか、早朝に目を覚ましてしまった。 アルコールは眠りを浅くするって本当みたいだ。 寝直そうとしたが短い夢を見ては目が覚めるので、眠るのを諦めて起き上がり、1日をスタートさせる。 午前中。 SFドラマ「脳にスマホが埋められた!」の第1話をネット配信で観る。 会社員である主人公が、謎の流れ星を見た直後に3日間、意識を失い、気がつくと体を改造されていたという設定。 体を改造された彼は、他人のスマホを覗き見る能力を身につけていた。 さらにアプリを起動させると録画や録音をする能力も……。 この能力を使って社内で自分を陥れようとしていた人物を特定、自分に降りかかったリストラの危機を乗り切ったところで、 第1話終了。 主演は伊藤淳史。 (もしかして、企画段階の仮タイトルは「電話男」か?) とりあえず面白かったので、なぜか「スマホ人間」の存在を知っている謎の女の正体がしょうもないものでないことを祈る。 午後。 2号くんが家に来たので、SF大会の書類を渡す。 来月が本番なので、しばらくはいろいろと忙しい。 夕方。 民放のニュース。 「NNNが週末に行った世論調査によると、安倍内閣の支持率は31.9%」 来月の内閣改造で回復するかな? うっかりしていたが、今日はドラマ「警視庁いきもの係」初回放送日。 ちょっとアレな用事があって全部は観られなかったが、原作は大倉崇裕の「小鳥を愛した容疑者」。 ドラマ版は、第一線で活躍していた刑事が不本意にも日陰部署に異動させられ、不満を抱えつつも仕事をしていたら、ダメな 連中だと思っていたその日陰部署の人々が意外に優秀であることが分かって、次第に彼らをリスペクトするようになる……と いうストーリーっぽい。 第1話は、捜査1係から保護動物の管理部門に異動させられた主人公。 だが、そこにいた女性警察官が動物に詳しいという特技を利用して殺人事件の謎を解いてしまうという話だった。 こういう原作のあるミステリーものの映像作品って、先に原作を読んでしまうと犯人を知っていることになり、先に映像作品 の方を観てしまうと、原作の方が楽しめなくなるというジレンマがある。 「警視庁いきもの係」は、謎解き以外の部分を膨らませてあるので、先に原作を読んでいる人でも大丈夫かな? (次回はペンギンの話っぽい) 午前0時過ぎ。 睡眠のリズムが狂ったのか、眠れないので「ピクトさんをさがせ」などやってしまう。 たぶん明日の午前中は、あまり使いものにならないだろうな。 寝る。
2017年7月8日(土)
朝。 用があって東京芸術劇場へ。 楽屋口で自転車を停めようとして、自転車置き場が見当たらないのに気づく。 守衛に聞いたら、 「短時間なら、車椅子スロープの手すりの下にでも置いておいて下さい」 との返事。 どうやら自転車での利用は想定されていないらしい。 自転車で劇場に来る俳優とか演奏家っていないものなのか? いったん帰宅して朝食をとり、昼からSF大会のスタッフ会議へ。 新橋の「ばるーん」本日は和室。 「あ、いけねえ、靴下に穴が空いていた」 という人が2名。(^^) 会議は割合とあっさり済んで、ニコ生の中継。 和室なので、当然のように掛け軸が飾られている。 掛け軸の映り込みが著作権の侵害になるかどうかが分からなかったので、掛け軸の前にホワイトボードを置いて撮影する。 ニコ生、終了。 「怪獣酒場」へ。 この店は予約できないシステムなので早いもの勝ちだと分かっているのに、決して素早い行動のできない連中。 撤収作業中に「1グループ待ち」だったものが、店に着く頃には「3グループ待ち」に。 待ち時間を潰すのに、近所の居酒屋へ行く。 そこで少し飲んでから「怪獣酒場」へ移動。 店内では円谷プロの過去の作品の怪獣の闘いのシーンの映像が流れ、店員の制服は怪獣ダダをイメージした感じ。 怪獣の名前のついたカクテルがいくつかあった。 我々は人数が多かったので2つのテーブルに分かれて座ったが、隣のテーブルに座った連中、なんだかサイケデリックな色の カレーライスを頼んでいた。 鮮やかなブルーの何かがかかったカレーライス。 あの青いものが何であったのかは、食べた人に聞いても分からなかった。 怪獣酒場は2時間の制限時間があるので、私も含めて飲み足りない連中は、次の店へ。 日本酒で、ようやく酒を飲んだ気分になれるのは日本人だからか? 駅で電車を待つ間、柱にもたれていたら「大丈夫ですか?」と声をかけられる。 年寄りの酔っ払いは危ない感じに見えたのだろうか? 電車の中でウトウトして、危うく乗り過ごしかける。 (やっぱり危なかった) 駅からは寄り道せずに帰宅。 寝る。
2017年7月7日(金)
ゆうべ、夜中に起きて映画「銀魂」の宣伝特番を観てしまったので……眠い。 午前中に雑用を片付け、昼に「NCIS」を視聴。 新しく来た上司のせいで、海軍の空母に配属されてしまった主人公の元部下。 あと3ヶ月は洋上で生活を送らなくてはならない。 だがその空母で事件が起こり、捜査のために陸上で聞き込みを行う必要ができた。 そこで彼は……輸送機でいったん陸に行き、聞き込みが終わったらまた空母に戻るのだ。 空母と陸って、意外に簡単に往復できるものなのだね。 (「密室」じゃなかったのか) 午後。 中央図書館へ。 最寄駅は東池袋。 東池袋駅って、私の記憶では、都電の駅と地下鉄の駅の入り口しかないところ。 いまも荒川線の駅の方(4番出口)の方はそんな感じだが、地下通路が広がりすぎて、6番出口側はもはや別世界。 その6番出口を出て、串焼き屋(前に勘違いして「中華料理屋」と書いた気がする)の前を通過。 エレベーターで4階に上がって、PCコーナーでパソコンをパコパコ。 4時半過ぎに外に出て、池袋駅まで歩く。 三省堂で「H」という雑誌を買う。 変わった誌名だが、発行元が「株式会社ロッキング・オン」なので、まあ、こういうのがロックなんだろうと納得する。 帰宅。 「H」は、映画「銀魂」特集。 志村新八(10代の少年という設定)に扮した菅田将暉が、本当に中高生ぐらいに見えるのに驚いた。 役者って役作りすると、平気で10歳ぐらい若返って見えるものなのだね。 (この映画は観に行こう) 夜。 今日は七夕だったのだな。 そう言えば、最近駅で笹を見かけないけれど、たまたまか? それともテロとか個人情報とかの関係かな? ……寝よう。
2017年7月6日(木)
九州とか山陰の方では、台風の影響で河川が氾濫して大変なことになっているそうだ。 九州の河川の氾濫というのは毎年のことなので、1度「九州河川整備特別プロジェクト」みたいにして、徹底的に河川整備 をやったらどうかと思うのだよね。 国の最重要課題に位置づけて予算を回すとか。 暑い。 ……と、部屋でだらだらしているところへ、2号くんが来る。 出勤中に自転車にぶつけられ、首を痛めたので整形外科に行った帰りなのだとか。 「医者に行ったら損害賠償がどうのと言われた」 そうだが、当人は「交通事故だと思わなかった」のだとかで相手は名前を告げずにそのまま消え去ったらしい。 (いや、自転車にぶつかられても交通事故は交通事故だから) 病院で湿布と飲み薬を処方されたと言うので、 「ロキソニンとムコスタか?」 と聞いたら、 「ロキソプロフェンとレバミピド」 だと言う。 ネットで調べたら、ロキソニンとムコスタのジェネリックだった。 ジェネリックというのは、その薬を開発したのではない製薬会社の作った薬。 「ジェネリックでいいか聞かれたか?」 と聞いたら、どうやら確認されていないようだ。 主成分以外の成分が、体に合わないという人もいると思うので、患者に確認してから出した方が良いと思うな。 昼。 「NCIS」を観る。 前のシーズンの終わりに人事異動で部下を全とっかえされた主人公。 新しく来た連中が、思いっきり使えなくて……と、思ったら、それどころの騒ぎじゃなかったという話。 簡単に言うと「怪しい奴がいたので有能な君の部下に配置して正体を見破ってもらおうと思った」と、ひどい人事。(笑) 午後。 図書館で涼む。 隣の席のご隠居みたいな人が熱心にパソコンの画面を見つめていたので、何をやっているのかと思ったら将棋だった。 昔は縁台将棋をやっていたような人が、今は図書館のPCコーナーで将棋ゲームをやっているのだね。 夕方。 帰宅してニュースを見たら、都内でヒアリが発見されたそうだ。 しばらく港やその周辺には近寄らないようにしよう。 寝る。
2017年7月5日(水)
台風一過。 まだテレビは北朝鮮のミサイルで騒いでいるが、うちの近所で狙われそうな場所と言ったら防衛省か? あるいは練馬や十条の駐屯地? どこにミサイルが落ちても池袋の住人は即死しそうな感じである。 私は宗教の人ではないので、死んだら、ジ・エンド。 (生き残った人の方は大変かも知れないが、もう私は死んじゃってるからなあ……) 昼。 コーヒーを飲みにドトールへ。 最近の喫茶店て、パソコン席がある店が多い。 喫茶店が人と喋る場所から、独りでパソコンに向かう場所に変化したということかな? 午後。 図書館へ行き、冷房の効いた部屋で6時半頃まで過ごしてから、帰宅。 夕食をとって、シャワーを浴びて、寝る。
2017年7月4日(火)
朝。 本日の「ひよっこ」は、なんとインパール作戦の話。 インパール作戦の生き残りという設定の元日本兵のセリフと、本物の記録映像で15分のドラマを作っていた。 岡田惠和さん(このドラマの脚本家)のことだから、インパール作戦を物語に入れたかったのだろうと推測。 そして、そこに変な再現芝居を入れないところが「この話はフィクションじゃない!」という宣言のようでよかった。 岡田さんの狙いは、ドラマを観た若い世代が「インパール作戦ってなんだろう?」と、ググることだったんじゃないかな? そしてググると、ウィキペディアの、 〈1944年(昭和19年)3月に日本陸軍により開始され7月初旬まで継続された、援蒋ルートの遮断を戦略目的として インド北東部の都市インパール攻略を目指した作戦のことである。 補給線を軽視した作戦により、多くの犠牲を出して歴史的敗北を喫し、無謀な作戦の代名詞として現代でもしばしば引用さ れる〉 という記述が見つかるわけだ。 午前中。 北朝鮮が、またミサイルを発射したそうだ。 40分後に排他的経済水域(EEZ)内に着水したとのこと。 (北朝鮮から40分も飛んだら日本なんか飛び越えちゃうんじゃないか?) と、ニュースをよく見たら、思いっきり高く打ち上げたのだね。 垂直距離が長かったわけだ。 午後。 大学のテキストをパラパラ。 ニュース。 北朝鮮のミサイル発射を受けて、アメリカのトランプ大統領が、 「あの男は他にやることがないのか」 と述べたのだそうだ。 ここのところ、週1ぐらいの間隔でミサイルを撃っているものなあ。 で、トランプさん、アメリカ大統領としてこの問題をどうするのだろう? (考えてみたら、今日ってアメリカの独立記念日か?) 夜。 強い雨。 台風が来ているのでしょうがないか。 北朝鮮の発表によれば、今朝のミサイルは「ICBMの成功」なのだそうだ。 テレビに映った北朝鮮市民が、ICBMを「平和の虹」と呼んでいたことが印象的だった。 北朝鮮国内では、あのICBMは「悪いアメリカや日本を倒し、平和な世界を取り戻すためのもの」とかいうストーリーに なっているのかな? やれやれだ。 寝る。
2017年7月3日(月)
朝からテレビをつけると昨日の都議選。 私の住んでいる豊島区の自民党候補は、区長と当時の豊島区選出の自民党国会議員をバックに都議になった元区議の堀宏道さ んが2期目を目指す……はずが、国会議員は都知事になって自民党に離党届を出し、区長もその知事を応援。 普段なら仲良しの公明党も知事につくわ、同じ自民党の区議仲間だったはずの人は知事の推薦で対立候補になるわ。 (先月末に道ですれ違ったとき、すでに堀さん、ヘロヘロだったものね) 世話になった知事を応援しなかった堀さんと、世話になった自民党を辞めた知事のどっちが裏切り者なのかはともかくとして ここまで分かりやすく「ハシゴを外された」パターンもアレだな、うん。(笑) (まあ、本橋さんが区議から都議になって空いた椅子に、また戻って来るとか……) そんな感じで、投票前からすでに結果が見えていたような選挙区なので、さほど盛り上がらなかった。 昼。 いつもの海外ドラマ枠、なぜか今週は別の番組をやっている。 番組編成の都合かな? チャンネルを変えると、また都議選。 興味深かったのは、秋葉原に応援演説に行った安倍さんが野次られたときの映像が流れていたこと。 この映像、選挙中は、なぜか不自然な感じで流されなかった。 NHKは安倍さんのマイクから直接拾った音声を、さらに加工(?)したのか野次の声がまったくない状態で放映し、テレ朝 に至っては、安倍さんの演説の取材はずなのに、その場にいた籠池さんばかり映して安倍さんをほぼ映さなかったのだ。 (たぶんテレ朝の方は、安倍さんのマイクからの直接音声が手に入らず、安倍さんの映像を使うと野次を流さざるをえないか ら苦肉の策で演説の映像そのものを流さなかったのではないかと思う) それが、選挙結果が出て自民党惨敗がわかったら盛大に(むしろそればっかり)流している。 さらにこの話には続きがあって、野次にブチキレた安倍さんが選挙カーの前で「辞めろ」のコールをあげる聴衆を指差して、 「こんな人たちに負けるわけにはいかない」とやっちゃった件に関して、記者会見で質問された菅さんが、 「極めて常識的な発言だ。そうした発言を縛ること自体あり得ない」 と言ったのだそうだ。 選挙の応援演説に行った総理大臣が、選挙カーの前に集まった有権者を「こんな人たち」呼ばわりしたなんてのは、他に聞い たことがないけどなあ。 午後。 ……暑い。 何かを考える余地もないほどに、暑い。 夕食は食欲がなくて、蕎麦。 なんか、台風が来ているらしい。 寝る。
2017年7月2日(日)
今日は都議選の投票日。 投票所になっている近くの公立学校へ。 それから昼食。 地下鉄に乗って銀座一丁目へ行き、SF大会の企画会議へ。 4時過ぎまで会議に参加してから、高井戸へ移動。 SF乱学講座に出席する。 タイトル:物語の中のゲーム 〜映画/小説/マンガ/アニメでゲームはどう描写されてきたか? 講師:渡辺範明氏(ゲームデザイナー/プロデューサー ドロッセルマイヤーズ代表) 映画「バトルシップ」がゲームを原案としていることを初めて知った。 観てみたいなあ。 そろそろテレビ放送を解禁してもいいんじゃないかなあ。 放課後。 「包茶」で食事会。 「包茶」に行く道すがら、薫子ちゃんが、 「崎田さんの作品が『古い』と言われる理由が分かりました」 と声をかけて来る。 「どういう理由だ?」 と聞いたら、 「それは食事の時にでも」 で、食事の時、 「さっきの話だが、どういう理由だ?」 と聞いたら、 「それはまた後で」 で、食事が終わってから、 「だからどういう理由なんだ?」 と聞いたら「ああ、それはですね……」と話し始めて30秒ぐらいで、自分で「あれ? あれ?」と言い出し、 「また今度」 って、何なんだ? (あー、イラッと来る!) 帰りの駅のホームで、スマホでニュースを見ていた人が、 「自民党、惨敗だって」 と、ぼそっと言った。 今回は負けるだろうと言われていたから予想通りか。 「ふーん、やっぱりね」 という感じで帰宅。 テレビをつけたら、予想を超える惨敗だった。 57議席から23議席へ激減。 (事前には「下手をすると38議席まで減る」とか言っていたのだが、それどころの騒ぎじゃなかったようだ) 東京都連会長の下村さんのお膝元(板橋区)では下村さんの元秘書が都民ファーストの会から出馬して、自民党から出た方の やはり下村さんの秘書だった人を破って当選。 下村さん、都連会長、辞めるってさ。 下村さんって文科相時代に「江戸しぐさ」とかのトンデモを学校で教えさせた人だよね? そういうトンデモ信者が辞めるのは、都連にとっても良いことなんじゃなかろうか。 ……さてと、寝ようか。
2017年7月1日(土)
朝からの雨。 昼過ぎに少し小降りになる。 午後。 2号くんと寺の山門で待ち合わせて「ぼうず’n カフェ」へ。 ちょうど葬式だか法事だかが終わったところで、出てくる檀家の方々と入り口ですれ違う。 住職、構わず笑顔で「いらっしゃいませ〜」。 (すでに商売人の顔である) お茶と水羊羹を注文して、1人500円。 1度来たことがあるので、迷わず奥へ。 土曜日のせいか、客は前回よりは多い。 そしてカップルが多かった。 2号くんが読みたがっていた『孫子』を貸してやる。 「なぜ中国古典に興味を持った?」 と聞いたら、 「デップー(「デッド・プール」というアメコミ)に出て来た」 まあ、入り口は人それぞれだから。(^^; しばらくして住職がお茶を運んで来たので、 「お坊さんのお話が聞ける的なサービスはないんですか?」 と聞いたら、 「宗教色はなしでやってますので」 という返事。 「まあ、ご希望があれば追い追い考えます」 と言ってくれたので、 「じゃあ、オプションとかで」 と、希望を述べてきた。 帰宅。 池上彰のニュース解説番組を見て、チャンネルをそのままにしていたらニュースが始まった。 安倍さんが秋葉原で都議選の応援演説をしたという報道のはずだったのだが、なぜか安倍さんが映らずに、 「安倍さんに100万円を返す」 とやって来て、警官に他の場所へ連れて行かれたという籠池さんばかり映す。 (変だな?) と、ネットで調べたら、どうやら応援演説に来た安倍さん、聴衆から相当、野次を浴びせられたらしい。 「安倍、辞めろ」とか「帰れ! 帰れ!」という声の入った動画がネットに山ほど上げられていた。 (それで、テレビに映すには具合が悪かったのかな?) それだけならまだしも、安倍さん、野次にキレて選挙カーの上から聴衆を指差し、 「こんな人たちに負けるわけにはいかない!」 と、怒鳴っちゃったようだ。 選挙の応援演説中に聴衆を指差して「こんな人たちに負けるわけにはいかない!」は、前代未聞の大失言だと思うぞ。 もしも野次を飛ばした連中が、安倍さんがキレやすいのを承知でワザと煽ったのなら、まんまと術中に嵌ったことになる。 (こんなに手玉に取られやすい人が、日本を代表して百戦錬磨のプーチンやら習近平やらと戦うのか?) 不安になった。 寝る。2017年6月分へ 目次へ
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