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独 り 言 (2014年11月分)
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2014年11月30日(日)
今日はメンサ・テスト合格者の会の例会。
空は晴れて青空が見えるのに、雨粒が顔に当たる。
こうした雨を「狐の嫁入り」と呼ぶのだと、子供の頃に聞いた。

例会は、いつも通りグダグダと。
夜はいつものように飲み会。

帰宅して布団に入ったら蚊に刺された。
明日から12月だと言うのに……

寝る。

2014年11月29日(土)
昼からSF大会のスタッフ会議で表参道に出掛ける。
外に出るとパラパラと雨。
傘を差すほどでもないので、そのまま駅へ。
表参道で地表に出たら土砂降りだった。

初めての会場だったので、早めに行って本屋で時間つぶしをしようとしたらお洒落な本ばかりが並んでいる。
通路を歩く客も店員も、なんかお洒落。
(私の知っている「本屋さん」と違う!)

仕方がないのでそのまま会場に行ったら、他のスタッフがベンチで時間を潰していた。
「下の本屋が『ここはお前のような者が来るところではない』という雰囲気で居づらかったので」
「実は私も……」
などと意気投合しているところに「とりにてぃ」さんがやって来て、
「最近は、青山の本屋でもSFフェアをやる時代。SF者が本屋で気後れしていてどうするの!」
と、叱られてしまった。

スタッフ会議は、各局長の報告等。
コミックマーケットの出店申込みが書類不備で落とされたとのこと。
さすがコミケ事務局、「日本SF大会」だからと言って優遇したりはしないのだ。
職人気質の人間が多いオタクの世界では、こういった「頑固な公正さ」は尊敬の対象となる。

会議中、知人から電話がある。
出たら切れたので、
「いま、電話くれたよな?」
と、かけ直したら、
「いつの間にかスマホの音声コントロールが立ち上がり、電話をかけていた」
のだとか。

私はスマホを使わないので「音声コントロール」仕組みがよく分からないのだが、「いつの間にか」に立ち上がって勝手に
電話をかけちゃったりするものなのか?
相手が友達とかだったらいいけれど「仕事関係の客先」とかに、スマホが勝手に電話してしまったりしたらヤバイんじゃ?

今日は、終了後の懇親会がないと言うので、有志で酒を飲んで帰宅。
寝る。

2014年11月28日(金)
朝。
少し雲はあるが、良い天気。
自転車で出勤。
昼食は、会社の近所のベトナム料理屋。
トウモロコシのような(?)味のする不思議なお茶が出た。

定時に退社。
今日は空想小説ワークショップ。
『マンガを読んで小説家になろう! 』(大内明日香 若桜木虔 アスペクト)という本を題材にして小説の書き方のヒントを考える。

『マンガを読んで小説家になろう! 』小説がうまく書けない時には自分の好きな小説を書き写す……とか、そんなことが書い
てある本らしい。
書き写したいほど好きな小説があるということは、相当量の小説を読んでいる人だろう。
つまりこの本の対象読者は、小説を散々読んで、自分でも書こうとして行き詰まっている人かな?

放課後の飲み会。
ウィスキーのロックを注文したら、NHKの「マッサン」の話になった。
ここ1ヶ月ほどの展開がおかしいとネットで話題になっているという話。

ちなみに、その「マッサン」の展開とは……
主人公マッサンは「何がなんでも日本でウィスキーを作りたい!」とスコットランドに留学までしてウィスキーの製造技術を
学んで来た男。
ところが勤め先である住吉酒造は、株主会の方針でウィスキー製造計画を中止にすることになり、さらに株主から、
「ウィスキーを作りたいなどと言っている社員もクビにしろ」
と意味不明な要求を出されたために会社をクビになる。

話題となっていたのは、ここからの物語の展開。
ウィスキーの製造に興味を持ち、マッサンとも非常に気が合う鴨居商店の社長が、マッサンの妻であるエリーを通じてウィス
キー製造の技術者を探していることを伝えて来た。
マッサンは、それを無視して、近所の食堂で皿洗いをしたり、庭にパン焼き釜を作ったり、大家の家庭問題に首を突っ込んだ
り、実家に戻ったりしながら「わしはどうしてもウィスキーを作りたいんじゃ。しかしそれは実現不可能な夢なのかのう?」
と、悩み続ける。

「どうしてもウィスキーを作りたい」のなら、ウィスキー製造技術者を探している鴨居商店に行けば良いのである。
それをしない理由が、以前に鴨居社長のスカウトを1度、断ったことがあるから。

でも、鴨居社長はそんなことはぜんぜん気にしていないし、断った理由は当時の勤め先である住吉酒造への義理立て。
その住吉酒造は、マッサンをクビにしているのである。
そして、こうした事情は、既に鴨居商店の社長も知っているのだ。
マッサンが鴨居商店に行くのにハードルがあるとするならば「1度断ったので、ちょっと気まずい」ぐらいか?

「ちょっと気まずい」程度のハードルを前に、主人公が「実現不可能な夢なのか?」と、1ヶ月間悩み続けているのだ。
さすがに視聴者も飽きる。

なんでこんな不自然な展開になったのだろう?
これってロケのスケジュールか何かの関係で、どうしても1ヶ月間時間調整をしなければならなかったとかの、番組制作上の
都合か?
裏話があるのなら、どこかで教えて貰いたいな。

ほろ酔いで帰宅。

寝る。

2014年11月27日(木)
今日は仕事。
昨日と打って変わって良い天気。
午前中にコートを着て現地調査に出掛けたら汗をかいてしまった。

定時で帰宅。
RDの字幕の最終チェック。
問題なければ、今月末でこの作業は終了……のはず。
来週は、もう12月なのだ。
夏だったのに、PCから顔を上げたら冬になっていた!

来年2月3日発売の「宇宙船レッド・ドワーフ号」DVD。
私が字幕翻訳を担当したのはシリーズ10の第2話から第6話。
もしもこの部分の字幕に問題があったら……
崎田なんかに字幕を担当させた社長が悪い!(笑)

ちなみに「宇宙船レッド・ドワーフ号」は、アホなメンテナンス係が原子力エンジンの修理にミスをしたせいで大事故が起こ
り、宇宙を漂流する羽目になった宇宙船を舞台にしたSFコメディ。

この修理係の名言が、
「未熟な技術士に重要な修理を任せたシステムが悪い」
(心に沁みる言葉だよね?)

さて、このセリフ、何話のどの辺に出て来るのか?
DVDを買って字幕を確かめてみよう!(^^)v

寝る。

2014年12月26日(水)
今日も雨。
N医師の病院へ。
西武線が遅れていて、原因は東急東横線での車両点検だと言う。
いろんな鉄道会社の線を連絡させると普段は便利だが、トラブルの時には全体に響いてややこしくなるな。

病院。
血液検査をして、問題ないことを確認。
N医師が本を出したというので、
「買いましょうか?」
と、言ったら、
「あげる。どうせ絶版が決定しているから」
とのこと。
貰って読んだが、まあ、私も売れないと思った。(笑)

N医師、常識人なので健康について常識的なことしか書いていない。
インパクトも驚きもない。
要約すると「極端な健康法は、却って体に良くないからやめた方がいい」みたいな内容。
確かに、その通りだとは思うけどね。

帰り道。
コートのポケットの中に職場の鍵を入れっぱなしにしていたことに気づいたので、途中下車して事務所に返して帰宅。

ニュースを見たら、アメリカで人種差別に対する抗議行動が暴動に発展して揉めているらしい。
黒人少年を射殺した警官が不起訴になったのがきっかけなのだとか。
ポケットに手を入れながら近づいて来た黒人少年を警官が射殺したが、調べてみたらポケットの中には武器の類は一切なくて
警官が訴えられたが不起訴になった……という事件があったらしい。

射殺した当事者である警官(白人)がテレビに出て「自分はぜんぜん悪くない」的なことを喋ったそうだ。
事件の直前にこの警官と少年の間で口論があったようで、相手の少年の様子を「激怒しており、悪魔のようだった」と語った
らしい。
だから正当防衛だという主張で、言いたいことは分かるが、事態を沈静化させる狙いなら逆効果な気がするぞ。

国内ニュース。
衆議院選挙関連。
共産党が発表した選挙公約が、ちょっと面白かった。
ともかく何でも自民党の逆。
批判票をかき集めようという作戦が分かりやす過ぎて、いっそ清々しい……。

もうひとつ、国内ニュース。
阿蘇山で断続的な噴火。

地獄谷でも噴気口が拡大したとか言っていたし、日本列島の地下では何が起こっているのだろう?
寝る。

2014年11月25日(火)
朝から雨。
傘を差して出勤。
冷たい雨のせいか、お客様も少ない。
定時で帰宅。

ネットのニュースを見る。
〈産経新聞社とFNN(フジニュースネットワーク)が22、23両日に実施した合同世論調査によると、安倍晋三内閣の支
持率は48・9%で、前回調査(10月18、19日実施)に比べ、4・1ポイント下落した〉

産経の調査で支持率50%を切ったというのが「オヤ?」という感じ。
同じ調査で、首相が衆院の解散を決断したことについて「適切だと思わない」が72・2%。
要するに今回の「解散」そのものが反感を買っているのかな?

但し、比例代表の投票先については、自民党が42%と、民主党の12・7%を大きく上回っている。
安倍さんも、なんのかんの言っても国民は自民党に投票するはず……と踏んだから選挙に踏み切ったのだろう。

夜。
今夜はサントリーの「山崎」をロックで。
(もちろん「山崎」は1杯目だけで、あとは「ブラックニッカ」)。

少し体がポカポカしてきたあたりで、寝る。 /PRE>

2014年11月24日(月)
朝。
テレビで亡くなった高倉健の特集をやっていて、この有名俳優の生い立ちを初めて知った。
九州の裕福な家庭に生まれ、親の金で大学を出て大手企業に就職が決まったものの、「サラリーマン」になるのが嫌で故郷へ
帰ってしまう。
その後、家出して再び上京。
金に困って知人のツテで芸能事務所のマネージャーの面接を受けたら「二枚目だから」と俳優に採用されたのだとか。
……なんか、思ってたのと、ちょっと違う。(笑)

昼。
「ここで死ぬわけにはいかないっ!」というタイトルの芝居を観に、アトリエ第七秘密基地(劇場の名前)へ。
ドタバタコメディだと聞き、入場料2000円を払って観たのだが、ハズレ!
観ていて腹が立つほどつまらなかった。

ストーリーは、人間不信から自殺を企て、ネットで集団自殺を募った男の元に自殺志願者が集まるが、予定が狂っていつの間
にか共同生活が始まり、主人公も自殺を思いとどまって、良かったね……という話なのだが、この集まって来た自殺志願者達
が、揃って大変不愉快な人間ばかり。

約束を守らない奴、嘘つき、自分勝手……
で、物語の終盤、主人公は「自殺することは、彼らを裏切ることになる」と説得されて自殺を止めるのだ。

人間不信に悩む人間が嘘つきに騙されて人間への信頼を取り戻し「(自分を騙した)相手を裏切ってはいけない」と、自殺を
思いとどまる???
特大のハリセンで「なんでやねん?」とツッコミを入れたくなった。

おまけに、役者のひとり(主人公に自殺を思いとどまるように説得する役)が異常に滑舌が悪い。
(どうも「ら行」が言えないようだ)
この滑舌の悪さで、したり顔の長ゼリフを言われる訳で、聞いていてイライラして来る。

夕方。
佐藤編集長の部屋へ行き、2人で酒盛り。
昨日買ったニッカの竹鶴と普通のウィスキー(サントリーの角瓶)の飲み比べ。
さすが「竹鶴」味が濃厚だ。

瓶が空になったので、寝る。

2014年11月23日(日)
朝。
長野の知人からメールの返信が来た。
無事であったらしい。
彼女はそれより2ヶ月前の御嶽山の噴火後、ふもとの駐車場に停められたままの40台ほどの自動車の方を気にしていた。

午後。
佐藤編集長と池袋に行き、今月62歳を迎えた彼に新しいビジネスバッグを買ってプレゼントする。

池袋の街には一時減っていたホームレスの姿が、また目立つようになっている。
これから冬なのに。

夜。
西池袋の居酒屋で、編集長の誕生日を祝う。
NHKのドラマ「マッサン」の影響で、メニューにニッカのウィスキー増えていた。
(どう考えてもCMやってるに等しいよな、NHK?)

ほろ酔いで帰宅。
寝る。

2014年11月22日(土)
今日はスタジオで「宇宙船レッド・ドワーフ号」日本語版の収録予定。

昼過ぎにスタジオに到着する。
私の仕事は、吹き替えを見ながらチェックを入れる作業なのだが、相手は堀内賢雄さんに江原正士さん、山寺宏一さん……。

しかし、社長に、
「違和感を感じたらドンドン言って。今しか修正のチャンスはないんだから!」
と、言われ、
「そこの数字の間隔は、もう少し間を置いて喋って下さい」
なんてことを、演出の方を通じて声優さんに指示。
(エラソーに!)

スタジオを借りるのも声優さんのスケジュールを押さえるのも予算というものがある。
なんとしても本日中に30分番組3本の吹き替えを終えなければならない。

おまけに、本日収録分の第1本目は、ドワーフ号のクルーが「偶然が起きる確率が上がる」という不思議な現象に遭遇すると
いうエピソード。
「2人の登場人物が、偶然同時に同じことを言う」という場面が、やたらに出て来る。

同時に喋る2人の人間のセリフがずれれば、当然、聞き取りにくくなるので、NG。
何度も、何度も、何度も……やり直し。
1時から始まった収録が、この回の分だけで夕方の6時頃までかかってしまった。

そして、それからさらに2本の収録。
疲れて来ているのが、見ていても分かる。
なにしろ声優さん達は、午前中からやって来て特典映像の映像収録を行ってからの本編収録なのだ。

堀内さんや江原さんや、山寺さんまでがセリフをトチるようになって来た。
セリフの多い(というより膨大)クライテン役の岩崎ひろしさんに到っては、ときどき声が裏返ってしまう。

トイレ休憩で廊下に出たら、バッタリ会った江原さんに、
「僕の声は、大丈夫?」
と、聞かれた。
「大丈夫です。声はしっかり出てます」
と、答えたが、江原正士さんが不安になるほどということは、やっぱりこの収録は過酷なのだろう。

なにしろ、ファンクラブ主導で日本語版のDVDを作ってしまおうという前代未聞の試み。(別名「暴挙」)
予算も何もかもがギリギリなのだ。
ファンクラブのメンバーはもちろん、その家族までもがボランティアで駆り出され、収録の合間の休憩時間に我々が何をやっ
ていたかと言えば、BBCに持って行くスタッフTシャツの梱包。

……そんなこんなで、夜の11時。
ようやく全収録が終わり、解散。
スタジオから外に出ると、スマホを持っていた人たちが、
「臨時ニュースが入って来た」
と、言い出した。
「長野県で地震があったらしい」
という。
東京も少し揺れたらしいが、地下のスタジオに籠っていたので気づかなかったのだ。
長野に住む知人の携帯に安否確認のメールを送ろうとしたが「メールが受け取れない状況です」と表示されただけだった。

地下鉄で帰宅。
改めて地震のニュースを確認すると、
 時刻:22時8分頃
 震源:長野県北部(北緯36.7度 東経137.9度)
 深さ:約10km
 規模:マグニチュード6.7
 最大震度は、震度6弱
……と、えらい大きな地震であったようだ。

ところで、昨日、国会が解散したばかりなのだが、国としての災害対策は、いま誰が担当しているのだろう?
こういう場合は、前の防災担当大臣とかが指揮を執るのかな?

テレビのニュースも見てみたが、夜中の山間部の災害で、マスコミのヘリも災害状況がよく分かっていないらしい。
ネットのニュースにもあまり詳しい状況は流れないので、今夜はもう寝る。 

独 り 言 (2014年11月分)
                                       ニュースとお天気

2014年11月21日(金)
出勤。

午前中はずっとデスクワーク。
昼。
衆議院解散の国会中継を観る。
(どうでもいいが「万歳三唱のフライング」というのは初めて見た。早く選挙区に戻りたくて気持ちが焦っていたのか?)

業務と微妙に絡んで来ることなので、今日はテレビをつけっぱなし。
現地調査もそこそこに、お得意様に連絡を入れたりと、あれやこれやで忙しい。

夕方。
帰宅して夕刊を読む。
今回の、この時期での解散総選挙については、やはり評価している人は少ないようだ。

そしてアベノミクスについては……
素人考えを言わせてもらえれば「金融緩和」と「消費税増税」を一緒にやっちゃったところが敗因なんじゃないか?

デノミからの脱却のために金融緩和→インフレになる。
物価は上がるが、給料も少しずつ上がる方向へ。
少しずつでも収入が増えれば、消費者が物価高を容認する。(つまり多少高い商品でも買う)
これがたぶん、政府の見込み。

ところが、ここで消費税の増税。
物価が「インフレ分+増税分」上がる。
消費者は「上がりすぎた物価」を容易できなかった。
収入が少しずつしか増えない(というか中小企業従業員レベルだとまだ増えるところまで行っていない)段階で大きな物価高
が生じてしまったために、消費者は価格が高くなりすぎた商品を買わなくなった→GDPが減少。

この問題を扱っていたテレビ番組の司会者が、
「必要なものまで買わなくなった消費者」の話を聞いて、
「じゃあ、その人達はいったいどうしているんですか?」
と、言っていたが。
たぶん「困っている」が正解なのだと思う。

世の中の人を所得で3分割すると。
(1)金持ち:欲しいものが買える
(2)一般人:必要なものが買える
(3)貧乏人:必要なものも買えない
に、分かれるが、物価が急に上がったために(2)の一般人から(3)の貧乏人になってしまった人が出て来たのだろう。
(例えば栄養のバランスのとれた食事が出来なくなって、職場の廃棄弁当ばかり食べているコンビニのアルバイトとか)

どうも裕福な人が机上でものを考えていると、
「必要なものなら買うでしょう。買わなきゃ自分が困るわけなんだから」
とか言う結論に辿り着いてしまうのだが、「貧乏」というのは「必要なものが買えなくて困っている状態」なのだ。
政府がいまの政策を続けていくと、日本中で「困っている人」が増えるんじゃないか?

夜。
「玉川区役所 OF THE DEAD」を観る。
ゾンビウイルスというものが存在する近未来。
このウイルスに感染、発病すると「悪臭を放つ」という症状から始まり、次第に脳を侵されて理性のない「ゾンビ」となって
しまう。
今回の話では、ついに主人公の義兄がウィルスに感染、発症するという話。
妊娠中の妻のいる身でウィルスに感染してしまった男の苦悩が描かれていた。

この番組の「ゾンビ」のイメージは「ホームレス」とか「エイズ患者」とか「認知症患者」とかの「何かのきっかけで自分も
なってしまうかもしれない社会的弱者」の特徴を総合したものかな?
面白いドラマだと思う。

寝る。

2014年11月20日(木)
朝。
とても寒い。

自転車で出勤。
ずっと、デスクワーク。

午後。
雨が降り出す。
自転車を置いて、帰宅。

衆議院選関連のニュースを読む。
安倍さんは消費税法(正式名称「社会保障の安定財源の確保等を図る税制の抜本的な改革を行うための消費税法の一部を改正す
る等の法律」)の附則第18条の「景気条項」を削るつもりなのだそうだ。
景気があまり悪いようなら「施行の停止を含め所要の措置を講ずる」というアレだ。

つまり安倍さん、消費税の増税を半年ぐらい先送りにしたところで、景気は良くなっていないと考えているわけだ。
消費税値上げの法案が出た時、
「それでより景気が悪くなったら増税しても期待通りの増収は見込めず、かつ日本経済に大きな打撃を与えるのではないか?」
という疑問に対し、
「状況をみて景気が悪くなっていたら、8%から10%への増税は再検討するという内容の附則をつけるから大丈夫」
と答えた、その根拠である「景気条項」をさっくり削ると言うのだから、政治家の言う事は……

今回の選挙において、安倍さんが「自分の考え(つまり景気条項を削ること)が支持された」と考える基準とは「改選の結果、
自民党と公明党の議員が合わせて過半数を確保すること」なのだそうだ。
(ハードル、低ッ!)

これって安倍さん自身がアベノミクスで景気を回復させることを、すでに諦めているということなのじゃないのかな?
『論語』にも過則勿憚改(失敗に気づいたら、グズグズ言わずにやり直しをしろ)と書いてある。

「アベノミクスが失敗だった」と安倍さんが気づいているのなら、急いで別の経済政策の検討に入って貰いたい。
格好を気にして、いつまでも失敗した政策にしがみついている総理大臣に付き合わされたら、国民はたまったもんじゃない。

寝る。

2014年11月19日(水)
仕事は休み。
その分、RDの作業をやらなくてはならない。
(こんなにいい天気なのに……)

昼。
ドラマ「アオイホノオ」のDVDが届く。

夕方。
作業が一段落したので、ひとまず「アオイホノオ」の特典映像だけ観る。

このドラマ「フィクション」と言っているが現実のモデルがいる作品。
監督の意向で、そのモデルとなったひとたちをドラマにカメオ出演させたところ……
うるさい、うるさい、うるさい(笑)
役者の演技にいちいち口出しするので、現場は大変、迷惑であったらしい。

まあ、オタクの目の前で彼らが学生時代に演じた「ウルトラ怪獣」なんかを演じさせたら、ダメが出るよな。
島本先生、ダメ出しを通り越して、どう見ても「演出」をしていた。(^0^)

夜。
ネットでニュースその他を流し読み。

アベノミクスについて。
日銀の副総裁なんかの言う事をさっくり総合してみると……
アベノミクスは経済政策の理論としてはボロボロ。
でも「アベノミクスは大成功、これで景気が良くなる」と言っておけば、国民が「景気は良くなるのか」と思って消費行動を
活発化させる。
国民の消費行動が活発化するので、景気が良くなる。
……これが政治家が狙うアベノミクス成功のシナリオらしい。

ところが、先日、出たばかりのGDP(速報値)は、マイナス成長。
つまり肝心の〈国民が「景気は良くなるのか」と思って消費行動を活発化させる〉という部分がうまく行っていないわけだ。

でも、日本のマスコミは「アベノミクス大成功」と言い続けざるを得ないだろう。
それが政府の政策なのだから。

マスコミの言葉を信じて国民全体が消費行動を活発化させれば、それでいいのだが。
問題は、そうならなかった場合。
馬鹿正直にマスコミの言う事を信じて、手元の資産を減らしてしまった人に悲劇が訪れる予感がする。

まあ、もともと減らす資産もない私には関係のないことだが。
寝る。

2014年11月18日(火)
晴天。

午前中。
気持ちのいい天気なので、現地調査3件。

昼。
俳優の高倉健が亡くなったという、ニュースをテレビでやっていた。
享年83。
傍から見ている限りでは、理想的ないい人生を生きた人だ。
ご冥福をお祈りしたい。

定時で帰宅。
トヨタが来月に燃料電池車を市販するそうだ。
水素を燃料として走る車で、走行中に排ガスを出さず、水しか出さないエコカー。
災害時の停電には車を電源として使えるのだそうだ。

だったら燃料電池を平時から発電に使ったらどうだろう?
水素なら日本国内でも作れるだろうから、高い輸入燃料に頼らなくて済む。

夜。
衆議院解散の正式発表。
来月が選挙だそうだ。
年の暮れの忙しい時に!

……寝よう。

2014年11月17日(月)
出勤。
職場の人の父上が亡くなられたとかいう話。
季節の変わり目には、高齢者がよく亡くなる。
寒い季節は、特にそうだ。

1日中デスクワーク。
帰宅して夕刊を広げたら、1面トップが、
〈2期連続マイナス成長〉
という記事。

〈内閣府が17日発表した7〜9月期の国内総生産(GDP)速報値は、物価変動の影響を除いた実質の季節調整値で前期比
0.4%減、年率換算で1.6%減だった〉

この数値は、総理大臣はもっと早くに知っていたはずだから、要するに「アベノミクスで景気が悪くなっていることが表面化
する前に、急いで解散・総選挙をやってしまおう」ということなのか?

選挙対策として「消費税の増税先送り」を言い出したが、アベノミクスそのものが失敗しているのなら、そんな姑息な手段で
どうにかなる問題ではないと思う。

さて、RDの字幕修正作業……

寝る。

2014年11月16日(日)
朝。
メールのやり取り。

午後。
品川の六行会ホールに《RELAX》の芝居を観に行く。
「The Sign of Five(五つの徴候)」。
タイトルはもちろん「The Sign of Four(四つの署名)」のパロディ。
前回の「A Study in RED RUM(紅い糖蜜酒の研究)」の続編。

たまたま「ホームズ」という名前であるお人好しの私立探偵が、たまたま「モリアーティー」という名前である天才的犯罪者
と対決する話。
事件の解決よりも、その背景にある犯罪者の心理に焦点を当てた作品。

ラストがいかにも「つづく」という感じだったので、終演後に出演者のひとりである戸部公爾さんに、
「続編はあるのですか?」
と、聞いたら、
「三部作にする予定だったのだが、主演のホームズ役の役者が地方に行く事になってしまって……」
とのことで、これで終わりらしい。

モリアーティーとの決着が着かずに終わるのは、少し残念。
今回は、ホームズがモリアーティーにしてやられる話だったので、次作での逆転を楽しみにしていたのに。

帰宅。
腕時計の電池が切れたので、ビックカメラまで買いに行き、帰りに駅前の「フラミンゴ」でお茶を飲む。
こういういかにも「喫茶店」という店が、最近少なくなって残念だ。

家に帰って、寝る。

2014年11月15日(土)
朝。
頭痛がするのでロキソニンを飲む。
原因は分かっている。
肩凝り。
RDの字幕製作作業のせいだ。

目下、製作会社のチェックを受けての最終修正作業中。
例えば「アスピリン」という言葉について「商標です」と、チェックされたら「痛み止め」に書き直すといった作業。
(「マジック」が商標だって、知ってた?)

商標と同時にアウトなのが「差別語」。
「特定の職業を差別する言葉」を使っちゃいけないのは知っていたが「大工」がアウトになるとは思わなかった。
イギリス人は「聖書」の話とかを日常的にするのだが「ナザレの大工」がアウトだと、キリストについて語れない。(泣)

目下、頭を悩ませているのは「○○○という言葉は差別語だ」というセリフ。
このセリフの○○○の部分をちゃんと書くと「差別語です」とチェックが入って戻されてしまうのだ。
(どーせーっちゅんじゃい?)

……なんか、もう午前1時を過ぎていた。
(私の昼間は、どこへ行った?)

寝る。

2014年11月14日(金)
晴天。
自転車で出勤。
現地調査2件。

夕方に帰宅して空想小説ワークショップに出ていたら、RDのことで、社長から電話。
「いま、何してるの?」
「えーと、SF関係者の集まりで、RDのDVDの宣伝を……」
「へえー、そうなんだ。偉いね」
「いやあ、それほどでも……」
(私は正直者なので、ちゃんと教室でチラシは配った)

放課後。
「大馬鹿地蔵」でみんなとアンコウ鍋をつついていたら、また社長、そしてチームリーダーからの電話。
「メール、届いてますよね? 締め切りは今日中なんですけど、何時に上がりますか?」
……酒も飲めずに、泣いて帰宅。

今日中の分の原稿を送ってから、寝る。

2014年11月13日(木)
今日は良い天気。
出勤。
季節の変わり目と乾燥のせいか、体調を崩して休んでいる人が多い。

留守番の人数が足りないので事務所を空けられず、1日デスクワーク。
昼もパンを買って済ませる。
せっかく良い天気なのに。

昼休みにテレビをつけたら衆議院解散の話をしていた。
ちなみに、安倍総理自身は「解散する」とは言っていないらしい。
この間、内閣改造をやったばかりで解散では、せっかく大臣になれたと喜んだ人はガッカリするだろうな。
野党からも「解散しろ」という声は出ていないわけで、いま衆議院を解散するとしたら大義名分は何になるのだろう?

午後もずっとデスクワーク。
定時で帰宅する。

夜。
2号くんがノートパソコンを持ってやって来た。
「電話料金の払い忘れでネットが使えなくなったので、回線を貸してくれ」
だそうだ。
(やれやれ……)

寝る。

2014年11月12日(火)
外は雨。
仕事は休み。
RDの作業の方もデータが来ないのでひと休み。

溜まっていた新聞を読む。
日中首脳会談が行われたということなのだが「会った」という以上のことが、マスコミにも分からないっぽい。
結局「戦略的互恵関係の確認」程度のことしかやらなかったらしい。

一方、中国側の報道は「我が軍大勝利」的で、この報道を読んだ中国人は、ついに日本は尖閣諸島の領有権問題を認め、安倍
は靖国参拝をしないと言ったと受け取るだろう。
(まあ、共産圏の「報道」は昔からアレなんだが……)

昼。
テレビで「アイデンティティー」という映画を観る。
期待しないで観た割には面白い映画。
テレビ東京の昼の映画のラインナップは、なかなかすごい。

【以下ややネタバレ】
ストーリーは知っている人は知っているだろうし、知らない人は知らないで観た方が面白い(ミステリーなので)のだが……

ある死刑囚の話から物語は始まる。
彼の死刑執行は翌日の予定なのだが、精神科医が異議を唱えたのだ。
「彼は精神病患者なのだから死刑にすべきではない」と。

話は変わってとあるコールガール。
客から盗んだ大金を手に「故郷に土地を買って農業をやろう」とハイウエイをやって来た彼女は、ピンヒールの靴を風に飛ば
され、雨で潅水した道路で立ち往生。
バックしようとして電柱に車をぶつけ、電線を切ってしまう。

別の車では、落ちぶれた女優がお抱え運転手の運転する車の後部座席で悪態をついている。
「携帯電話のバッテリーが切れたので、予備のバッテリーを助手席に置いたバッグの中から探し出せ」
とわめきちらし、運転手は仕方なくハンドルを握ったままバッグの中を探る。

別の車では、親子連れが車のパンクの修理をしている。
タイヤが落ちていたピンヒールの靴を踏んでしまったのだ。
そこへ前方不注意の車(つまり女優を乗せた車)が走って来て、妻をはねてしまう。

一行は、怪我をした妻を近くのモーテルに運び込むが、電話をかけようとすると(電線が切れているので)繋がらない。
加害者である運転手は、近所の病院に行こうとするが、道路が潅水しているために諦め、車を電柱にぶつけて立ち往生してい
たコールガールを連れてモーテルへ戻ることに。
その道すがらで出会ったカップルも彼らと共にモーテルへ。

一同の泊まる事になったモーテルに、囚人を護送中の警官がやって来る。
彼も道路が潅水して目的地に辿り着けなくなったのだ。

さて、この舞台で起こる連続殺人事件。
犯人は誰か?
そしてこの殺人事件の真相が、冒頭の死刑囚の話に重要な関わりを持っている事が……

構成の面白い映画で話題になった作品だが、よく見ると低予算映画っぽい。
低予算でも工夫すれば面白い作品が作れるという見本だな。

夜。
雨は止んだみたいだ。
明日は仕事。

寝る。

2014年11月11日(火)
曇り。
出勤したら、2人ほど休んでいた。
出勤して来ている人も咳をしていて、私も咽が変だ。
加湿器を稼働させてみる。

午後。
雨が降って来たが、明日は仕事を休むので傘を差して近くの現場だけ現地調査。

夕方。
雨が小止みになった隙を突いて帰宅。

ニュースで「年内に衆議院が解散」とか言っていた。
自民党的には、この選挙で勝って「国民は消費税増税を肯定した」という流れにしたいのだろう。

夜。
RDのファイルを送信。
……まだまだ先は長い。

寝る。
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2014年11月10日(月)
快晴。
自転車で出勤。

午前中。
なんやかんやでお客様が多い日。
現地調査1件。

昼。
定食屋で食事。
ナスの炒め物

午後。
やたら急ぎだというお客様がご来店。
現地調査1件。

夕方。
帰宅してからRDの作業。
夜中までかかってエクセルファイルの記入。

寝る。

2014年11月9日(日)
朝から1日中、映像字幕のチェック。
眉間にシワを寄せながら、お馬鹿ドラマを繰り返し見る作業。
字幕そのものの翻訳よりも、こういった作業に使うソフトの操作に四苦八苦。

……ときどき意識がふっと途切れる。
「眠る」のではなく「意識を失う」感覚。
夢の中でも作業をしていて、目を覚まして「アレ?」みたいな感じ。

夜。
修正用のエクセルシートが届く。
今月いっぱいは、この作業に追われそう。

明日は出勤日なので、少し寝る。

2014年11月8日(土)
休日。
昨夜から一晩かけてダウンロードしたファイルが開けない。
送信元に問い合わせのメールを送って返事を待つ事に。

午後。
佐藤編集長を誘い、湘南新宿ラインで戸塚の展覧会へ出掛ける。

プロの画家と、その弟子の絵の展覧会。
弟子の絵は未熟な分「技巧」が良く見える。
プロの絵だと絵画として完成されているために見えないものが、「この2色の間をにじみを使ってぼかしているのだな」とか
分かって、それはそれで面白い。

会場の外に出て、昼食がまだだという話に。
編集長が、
「せっかく戸塚まで来たのだから、戸塚の名物が食べたい」
と、言い出した。
(戸塚の名物って、何だ?)

レストラン街の看板を見てみるが、池袋で見慣れたチェーン店ばかり。
「わざわざ戸塚まで来て『大戸屋』や『ミスド』は、ねえよなあ」
と、私。

結局、三崎の魚を使っているという寿司屋へ行く。
(三崎なら、ほら同じ「神奈川県内」だし……)

食事中に2号くんから電話がある。
「PCのメモリの交換をしたいのだけど、ドライバのサイズが大き過ぎて……」
との相談だが、話がさっぱり通じない。
(ドライバのサイズ? メモリのサイズじゃなくて?)

しばらくやりとりしてから、やっと相手の言っていることを理解した。
(PCの裏蓋を開ける道具の事なら「ネジ回し」と日本語で言え!)

帰り道も、湘南新宿ライン。
編集長、片道1時間もしない場所への運賃が800円もしたことに驚いていたようだが、800円も運賃のかかる駅へ1時間
足らずで行けるようになったと考えれば、日本の鉄道、大したものである。

池袋へ戻って来て、ついでなので「郷土資料館」へ。
豊島区の郷土資料館とうのは全国レベルで見てもかなりしょぼい方に入るのではないかと思うのだが、私は好きな場所だ。
『トキワ荘のヒーローたち 〜マンガにかけた青春〜』という冊子を買う。
タイトル通り、むかし椎名町(現「南長崎」)のトキワ荘に住んでいたマンガ家たちの記録をまとめたパンフレット。

裏表紙に「2009年度企画展図録」と書いてあり、企画展のパンフレットとして作られたものであることが分かる。
たぶん人気があったので、企画展終了後も販売しているのだろう。

個人的に「スタジオ・ゼロ」の初代社長、鈴木伸一についての記述、
〈あみだくじで初代社長に就任する〉
に、感動を覚えた。

帰り道、東京芸術劇場の裏で定期券を拾ったので、池袋警察署へ。
エレベーターで2階へ上がると広い室内でお巡りさんが、たった2人で忙しく仕事をしていた。
(他の人たちは、出動中なのか?)

お巡りさん、
「落とし物の処理は、最近やったことがなくて」
とか言いながら応対してくれた。
私だって、別の場所で拾ったのなら警察署までは届けないものな。(笑)
(池袋警察署は東京芸術劇場のすぐ隣にある)

複写になっている書類を書いて控えの用紙を受け取った後で、
「ここに署名を」
と、言われる。
言われた通りに名前を書こうとして、ふと気がつき、
「あのー、これ複写紙の上から書くんじゃ……?」
と、言うと、
「あっ、そうだった!」
(危ういところで、このサイン1カ所のために後日、警察に呼ばれるところだったようだ)

2号くんのアパートに寄ってから、帰宅。
ファイルのダウンロードに再チャレンジする。
ルータを変えたら、5分でダウンロード完了。
問題なく開けた。
ルータとの相性(?)で、ダウンロードがうまく行かなかったようだ。

チェック作業開始。
……午前1時を過ぎたので、寝る。

2014年11月7日(金)
良い天気。
自転車を職場に置いて来てしまったので、徒歩で出勤。
風が強い。
事務所の屋上でタオルを干そうとしたら、入れていた洗面器ごと風に飛ばされる。

午前中。
問い合わせの電話の多い日。
応対しているうちに昼になる。

昼休み。
事務所のテレビで朝に見逃した「マッサン」を観る。
近所の子供が風邪を引き、看病したエリーが熱を出し、そこへ家賃の取り立てが来る……という話。
15分間に見事に「面白い」と思えるシーンが1カ所もない。
(物語の「谷」というやつか?)

なんやかんやしているうちに夕方。
家に帰ってから知り合いが社長をやっているゲーム会社に2号くんと2人で出掛ける。
社長、当然の如くめちゃめちゃ忙しい。
もちろんアポをとって行ったのだが、我々の前に2件の面会人がいて、社長室の中で順番待ちをすることに。

ふと隣を見たら、2号くんが何やら熱心にメモをとっている。
何かと覗き込んだら、社長が商談相手に価格を値切る言い回しをメモしていた。

「すごい商売人だ」
と、目を輝かせる2号くん。
どうやら社長は、2号くんにとっての「憧れの人」になったようだ。
……その後、2号くん自身も仕事の報酬を値切られていた。(^^;

まあ、とりあえず1件仕事を貰えたので、帰りに軽く飲んで帰宅。
家に着いたらRD関係のメールが来ていて「指定のファイルをダウンロードして下さい」とのこと。
クリックしたら「残り5時間」の表示。

そのままにして、寝る。

2014年11月6日(木)
朝。
雲行きがやや怪しいが、自転車で出勤。
昼までは良い天気。

退社時刻の直前から雨。
自転車を置いて帰る。

生命保険の手続きの関係で、医者へ。
形式的な健康診断。
体重が6キロ増えていたのが、ややショック。
どうも最近、体が重いと思ったら……
(チョコレート齧りながらPCに張り付いていたのがまずかったか?)

どうでもいいが、私の健診をした医者、机の上のPCにずっと他の患者の名前のあるファイルを開きっぱなし。
「閉じた方が……」
と言ったら、
「これは閉じられないんです。見ないで下さい!」
「閉じられない」って???

業者に「そういう仕様」だと言われた?
画面がフリーズしている?
それとも単に機械音痴で閉じ方が分からない?
(大丈夫かなあ、この人?)

夜。
2号君のアパートへ。
RDの仕事のことで手伝いを頼む。
(いろいろと人手不足なのだ)

帰宅。
風呂へ入って、寝る。 

2014年11月5日(水)
朝。
朝食をとっていると、目の前の空中を羽虫が匹、通過。
家具にとまると見えづらい赤茶色の体色をした小さな昆虫で、独特の羽音を持っている虫。
バチンッと叩くと、人間の赤い血が出た。

アカイエカ。
昨夜、私の血を吸い続けた奴である。
……闘いは終わった。

出勤。
午前中に現地調査1件。

午後はデスクワーク。
手が空いたので、事務所の部屋中の除湿器を加湿器に入れ替える。

湿度を機械で調整しないと、夏はじとじと冬はカラカラ。
困ったものだ。

帰宅。
RDの作業。

ゆったりとした気分で、寝る。

2014年11月4日(火)
朝。
美味しく朝食を食べていたら、いきないり口の中でガリッという嫌な感触。
歯の詰め物がとれたらしい。
取れた金属をビニールに入れ、カバに放り込んで出勤。

午前中。
職場の冷蔵庫の裏にあった延長コードを外したら、黒い「G」が出現。
思わず「ギャッ!」と声を上げる。
住処をゴソゴソされて驚いて這い出して来たものらしい。
この冷蔵庫は、他の事務所の中古を貰った物なので、もしかしたら幼虫の状態でくっついて来たのかも知れない。
殺虫剤をかけ、トイレに流す。
11月だというのに、まだ虫が活動しているのか。

昼。
穴の開いたままの歯に気をつけながら、そーっと昼食をとる。

NHKのドラマ「マッサン」を観る。
主人公(大学出で留学経験もあり、英語がペラペラの青年)が失業して仕事を探すというエピソード。
大正時代に、こんな立派な学歴を持った人物に「荷下ろしなら誰にでも出来るから」と勧めるバカはいなかったと思うぞ。

午後。
出先で仕事。
モバイルルーターの調子が悪く、お客様を待たせることに。
係の人がPCの接続をやり直している間、話し相手をして時間を稼ぐ。
話し好きのお客様で良かった。

夕方。
帰宅途中の喫茶店で生命保険のおばちゃんと待ち合わせ。

お互いに顔は知らないが、特に問題なく会える。
相手が私を見つけてくれるのだ。
知らない人との待ち合わせは、いつもそう。
とある「知人の知り合い」に言わせると「ひと目で分かった」のだそうだ。
そんなに変わった外見をしているつもりはないのだが???

生命保険の更新の打ち合わせを終えてから、歯医者へ。
とれた詰め物を接着剤でくっつけてもらうだけのつもりでいたのだが、レントゲンを撮られる。
「詰め物が取れたのは、詰め物と歯との隙間に虫歯が出来たから」
だとのことで、新しい詰め物をすることになった。

型を取ってまた来るのかと思ったら、最近はその場で治療が完了するのだとか。
医学の進歩はすごい。
金属の替わり樹脂を詰めるのだそうで、樹脂の色が白いので、ちょっと見は虫歯の治療後と気づかない仕上がりになった。

帰宅。
知人から電話がかかって来て、
「5人で申込むと8000円のセキュリティーソフトが1人分2000円になるというキャンペーンがあるので、一緒に申
し込まないか?」
と誘われたので、OKする。
今週中に、会う約束をして、電話を切る。

夜。
寝ようとしたら、蚊の羽音。
明かりをつけると、姿はない。

11月だと言うのに、なぜ虫が活動しているのだ?
俺たちの闘いは続く……

2014年11月3日(月)
祝日で仕事が休みなので、ゆっくり起きて昼からサンシャシン60へ。
ダイソーで方位磁石を買う。

昨日もそうだったが、今日も気温は暖かい。
冬物の衣料品が、あまり売れていないようだ。

しばらくウロウロしたあと、60階通りへ。
なんだかすごい人だかりがしていて、道の半分ほどが前へ進めない状態になっている。
(なんだろう?)
と、人をかき分けて覗き込んだが、禿げた眼鏡のおっさんの姿しか見えない。

黄色い叫び声とかどよめきとかがなかったから、アイドル系の人が来ていたというわけでもなさそうだ。
(何だったんだろう?)

パルコの「ニコニコ本社」を覗く。
特にイベントをやっていないせいか、空いている。
「ハレ晴レユカイ」のダンスを指導しているコーナーがあったが、あまり興味がないので素通り。

西口に出て、2軒ほどハシゴして軽く飲んでから石ノ森先生のお墓参りに。
「この間、豊島区区長が009のコスプレをした件について、先生はどうお考えになりますか?」
と、墓石に手を合わせたら、墓誌の009が苦笑いをしたように見えた。

そのまま家に帰って、寝る。

2014年11月2日(日)
朝。
「独り言」を更新しようとしたら9月の分のファイルが壊れているのが発覚。
修復作業に午前中を費やす。

午後。
今日はSF乱学講座があるので、高井戸へ。
井の頭線のホームから階段を下り、改札口を出ようとして「なんか変だな?」と、気づく。
ホームに戻って駅名を確認。
「高井戸駅」で降りるつもりが、ひとつ手前の「西永福駅」で降りてしまったことが判明した。

降りる駅を間違えるというのも、私の方向音痴能力のひとつ。
ともかく間違った場所に辿り着くための、ありとあらゆる行動をとる能力があるのだ。
(そのうち時空の狭間で迷子になってしまうのではないかと、ときどき本気で心配になる)

1本あとの電車に乗って高井戸に着いたら、世話人さんから電話。
「遅れるから、代わりに受け付け手続きをしておいて」

手続きをして鍵を受け取り、教室へ。
本日の講座タイトルは「惑星の一日」。
講師は、草場純氏(元小学校教員)。

惑星の自転と公転との関係で、太陽系の惑星の「1年」と「1日」が、それぞれどのような関係になるかという話で、非常に
興味深かった。

まず、「1日」を「太陽が真上にある時から再び太陽が真上に来るまで」と定義する。
そこで、公転はしていても自転はしていない惑星があったと仮定してみる。
分かりやすくするために丸く円で太陽を描き、その下に惑星をやはり円で描く。
方向を分かりやすくするため、この惑星に時計の文字盤のように「3時」「6時」「9時」「12時」の場所に印をつける。

この惑星の「12時」の位置に人がいるとしよう。
「12時」が太陽の方を向いている時が、この人にとって「太陽が真上にある状態」になる。
惑星は公転しているので、太陽の周囲を回る。
公転の方向は、地球と同じ「反時計回り」。

すると、やがて惑星は「9時」の方向を太陽に向けることになる。
このとき「12時」の方向にいる人には「太陽が東に沈んで行く」ように見える。
さらに惑星は動いて、今度は「6時」の方向を太陽に向ける。
「12時」の位置にいる人には太陽がまったく見えなくなり「夜」になったように見える。

そして、惑星が「3時」の方向を太陽に向ける位置に来ると、「12時」の位置にいる人には「西から太陽が昇った」ように
見えることになり、その後、出発点である「12時」の方向を太陽に向けた時、再び「太陽が真上にある状態」になる。

つまり、地球がもしも自転していなかったならば、地球から見た太陽は1年で「西から東へ」1回りすることになるわけだ。
しかし、現実には地球の自転により、地上からの見かけ上の太陽の動きは1日で「東から西へ」1回り。
というわけで、実際には地球は1年に366回自転しているのだが、公転によって見かけ上の太陽の位置が反対方向に動いて
いるために、1回分が相殺されて1年は365日になる。(自転の回数ー公転の回数=1年の日数)

但し、これは自転の方向と公転の方向が同じである地球の話で、公転の方向と逆向きに自転している金星の場合は逆になる。
(自転の回数+公転の回数=1年の日数)

なかなか面白い話だった。
駅前の「包茶」で食事して、帰宅。

寝る。

2014年11月1日(土)
朝。
今日も「宇宙船レッド・ドワーフ号」日本語吹き替え版のスタジオ収録を見学する。
ゲストの若手声優さんの演技があまり上手いので、
「あの人は?」
と、聞いたら「アメイジング・スパイダーマン」で主役の声を当てている声優さんなのだとか。

「だから、スパイダーマンっぽい声も出せます」
と、説明を受けて、
「ぜひ、その声で」
と、リクエスト。
スパイダーマンっぽい声の「○○○様」が出来上がった。

「イメージ通りだ」
と、満足気な配給会社の社長。
「すごいんだけど中身は生身の人間」の雰囲気がよく出ている名演技。

【発売日決定】
「宇宙船レッド・ドワーフ号」シリーズ9&10のDVDーBOX
来年2月3日(火)発売
税抜価格 8,500円
買ってね。(^^)

ちなみに彼が声の出演をしているのは、シリーズ10の第3話。
苦悩する若き「○○○様」を見事に演じているので、群衆を前に演説する彼の長ゼリフに耳を澄ませてみよう。

休憩時間にレギュラー声優さんから聞いた話によると、番組のファンクラブが日本語吹き替え版のDVDまで出してしまう
というのは「前代未聞のこと」らしい。
道理でゲスト声優さん、見学ブースの中の人間が演技にダメ出しするのを不思議そうに見ていたわけだ。

実際、かなり鬱陶しい連中だったと思う。
(私自身は、ごく控えめに「江原(正士)さん、そのセリフ変えましょう」と言っただけだ)

丸1日スタジオで過ごして、赤坂の「アイヒェン・プラッツ」で食事をしてから帰宅。
寝る。

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