六代目 中曽根組 について

平成24年10月に六代目が社長に就任、五代目は会長に。

 

 

五代目親方の口伝ですが…

初代親方の七五三松(しめまつ)は武家の出。三代目親方の常松は神田の鳶。四代目親方の秋次に従事し、中学校の下校とともに現場に向かい修行を積んだ三晴が現在の五代目親方です。


以下五代目の思い出話。

基礎工事の玉石地業は真棒搗きと言う工法で、木のやぐらを造り、3mほどの樫丸太を8人で綱を引き、木遣りを唄いながら搗き固める。今現在もこの工法で建てた病院等が現存している。

昭和30年代の壁下地は小間結(小舞、こまい)という竹材を1インチほどに割き、みご縄(稲の穂の芯で綯った縄)を絡めて造ったが、中学校を下校後そのまま現場へ向かい作業した。

軽石ブロック(ブロック塀)の歴史と、私の職人暦はほぼ同じ。