長岡京市にひっそりとある雑貨屋のダイアリーです

2021年7月8日(木)
コーヒー豆と上杉鷹山

日記が半年以上も空いてしまった。一向に良くならないコロナの感染状況の中で遠ざかっていたように思う。

先日、久々に大山崎コーヒーロースターズさんの豆を引いて、いただいた。久々だったせいもあるのか、体にしみわたるおいしさだった。いつもの時間が戻ってきた気分になった。
大山崎さんのコーヒー豆にうっとりしてしまうことがある。
美しい粒。丁寧に焙煎され豆たちが輝いているように見える。
遠く離れた世界から大切にバトンを託すようにリレーされようやくたどり着いた、、そんな感動がある。

ものづくりは誠実でなければ伝わらない。

政治も同じなのではないか。最近「上杉鷹山」の名前をよく耳にするようになった。恥ずかしながら歴史をしっかり学んでいない自分としては、江戸時代にこんな大名がいたことを知らなかった。

今の日本はどうなのか。信じられない政治家の事件があり「誠実」という言葉はもはや死語?。
一粒一粒の豆を大切に思うように、当たり前だが一人一人の人間を大切に思う気持ちがなければいけないはず。

コーヒーを飲みながら「でも、、、諦めてはいけない」と思い直し、

「なせば成る なさねば成らぬ何事も 成らぬは人のなさぬなりけり」という鷹山のことばを唱えてみた。

2020年12月14日(月)
学ぶことの意味
ゲバラ。

ある人に教えてもらい10年以上前だったと思うが、ゲバラの映画を見に行った。彼女は「革命家」としてゲバラに惹かれるといっていたような気がする。

その後、ゲバラに興味を持ち、「モーターサイクルダイアリーズ」といった映画も観た。最近、カフェムーレックさんの店主さんにその原作となったの本もお借りして読んだ.

あとがき
「モーターサイクル南米旅行日記」を読んでいくと、この青年が旅の間に拾っていった小石が宝石となって彼を豊かにするのが分かる。板に書かれた話の男は「小石をなぜもっと拾わなかったのか」と嘆いたが、宝石が今度は新しい不安や悲しみの原因となりうるのと同じように「学ぶ」ことはときに私たちを苦しめる。「学べなかった」ことに対する後悔や嘆きよりも先にやってくるのは、「学ぶ」ことによって得た新しいフィルターのためにより多くのことが鮮明に見えてしまう苦しさだ。ちょうどゲバラが、先に言及した喘息の老女をとりまく状況に対して医者としての自分の無力さを苦悩したように。しかし同時に知識が彼を自由にしていくのも分かる。自分にとって「公正なこと」がどんなものであるかがはっきりし、問題があればそれがどんな場所であっても自分にとって同じく問題であると確信するようになり・・・


とあとがきは続いていくのだが、あとがきのこのくだりを読んで自分の気持ちがはっきりした。なぜゲバラに惹かれたのか。

やさしい社会問題の講座で社会の矛盾や不公平さを知れば知るほど、時に絶望感ばかりが押し寄せてきて、知ることや学ぶことから逃避したくなることがある。
でも知ることから逃避できても、当事者は今もその渦中にあるのだと思うと思考停止してはいけないような気がする。(すでに自分も渦中にいるのだが気が付いていないとも言えるが)唯一自分にできることは自分の頭で考えること。

この講座に参加している皆さん、講座を通しての素敵な出会いがいつも自分の気持ちを励ましてくれる。
エレカシの「明日もがんばろう、愛する人にささげよう」と口ずさむ2020年の12月でした!


2020年10月15日(木)
今幸せにならなければ、幸せになれない

コロナ禍ですが、ひっそりと「やさしい社会問題」の講座を続けています。先日はカフェムーレックさんのオンライン哲学講座に参加してベーシックインカムについて考えました。詳しくはhttp://mondoren.sitemix.jp/

このところずっと「格差を考える」というテーマでみんなとワヤワヤやっています。先日、参加者の方からマルクス・ガブリエルさんという人の本の内容の一部を紹介して頂きました。その中で心に残った文章です。

大阪の路上で「どうしたら幸せになれますか?」という大学生の問いにこの哲学者さんは「みな、それを知りたいですよね?。大事なのは、そこに包括的なルールはない、ということです。幸せは絶対に、ここ以外のところにはない、と、わかることでしか幸せになれないんです。今は幸せでも、10分後には死んでしまうかもしれない。今幸せはそこにあるか、二度とこないかどちらかなのです。あなたは今幸せですか?これは、あなたの人生における良い時ですか?もしそうでないならば、考え方を変えたほうがいい。今、今です!明日死ぬかもしれませんから。技術的な問題はありません。それだけが重要なことです。」とこたえたと書いてありました。

これはうまく伝えたい言葉が見つからなかったある人に伝えたい内容でもありました。
哲学という言葉はなんだかとても堅苦しく感じますが、実は人が生きていく上でなくてはならないものだと思いました。

2020年5月25日(月)
河井寛次郎のことば

今日みた毎日新聞。学芸員・鷺珠江さん(河井寛次郎さんのお孫さん)の文章

「助からないと思っても助かっている。」
陶工、河井寛次郎は多くの言葉を残しています。特に第二次世界大戦中は灯火管制下、窯に火を入れることができなかったために作陶が中断。多くの心に響く言葉を残し、戦後それらは『いのちの窓』と名付けた詞句集にまとめられました。
その中の一つ、「助からないと思っても 助かって居る」は将棋の大山康晴十五世名人が座右の銘にしていたことでも有名ですが、悩める時、病める時、苦境の時に、助けられる言葉です。自分ではもう助からないと思っても、その後ろには大いなる力があり、決してあきらめることはない、終わりではないと捉えています。


このあと文章は少し続きますが省略させていただきます
このコロナ禍、お店を休業する中、これから人と人がどのように繋がっていくべきか少し考えていました。
一つは音楽の持つ力。前回の日記にも書きましたが、音を奏でて伝える伝わる事の意味。
そして、今日は人と人が直接接触しなくても、誠実なことばに触れた時、力を見出すのだと改めて思いました。

2020年5月5日(火)
夜明けのうた


夢見る人 わたしはそう dreamer 明日の旅人さ

月の夜も 強い日差しの日も 歩みを止めない

忘れられぬ思い出も 空のこの青さも

ぜんぶぜんぶこの胸に抱きしめたい

わたしの好きなこの世界

時に悲しみにうちひしがれて

ふと忘れたふりしてた涙が 頬をつたうよ

でも町に風が吹き 明日がわたしを誘いに来る

ああ ようこそこの町へ わたしの住む町へ

ああ 夜明けはやってくる 悲しみの向こうに

ああ わたしも出掛けよう わたしの好きな町へ

会いにゆこう わたしの好きな人に

夢見る人 わたしはそうdreamer明日の旅人さ

悲しいときもうれしいときでも 歩みを止めない ああ

きみとふたり歩いた色づく並木道

光の中ふたり包まれ このまま永遠に

でも町に風が吹き ふたりを明日へといざなう

ああ さようならわたしの 美しい時間よ

ああ 夜明けはやってくる やさしさの向こうに

ああ わたしも旅立とう あたらしい明日に

会いにゆこう あたらしいわたしに

ああ 町よ 夜明けがくる場所よ

そしてわたしの愛する人の 笑顔に会える町よ

ああ 心よ 静かにもえあがれ

風がいざなうその先の あたらしい明日に

会いにゆこう 未来のわたしに

会いにゆこう わたしの好きな人に

会いにゆこう あたらしい世界に
  
               詞・曲 宮本浩次


歌詞カードの文字が小さすぎて見えない!が、「書きたい!」という衝動にかられる。
「ああ さようならわたしの 美しい時間よ…」 柔らかで力強い歌詞。そして心地よい声。


2020年4月2日(木)
エレカシ

刻々とウイルス感染拡大のニュースが広がる。

そんなときです。2月の半ばだったと思います。

何気にテレビの歌番組を見ていたら、

なんと懐かしい「時の過ぎゆくままに」のカバーが。

ですが、何より、吸い込まれる吸い込まれる。

その歌の上手さと表情とすべてに。


それから、それがエレカシのボーカル宮本浩次

という人だということがわかりました。


世界が閉塞感漂う今、私はエレカシを聞きまくっています。

音楽はこんなにも人の心を変えてくれるものだと。

そして、エレカシさんに感謝感謝です。

これからもどうか私たちに歌声を届けてください。

2020年1月20日(月)
2020年

天気は少し曇っていますがいつもより暖かく、恥ずかしながら久しぶりにふとんを干しました。このような日常の何気ない営みに幸せを感じます。
幸せと言えば、2020年1月、今年も大好きな信州のペンション「らんたん」に行き、幸せな時間を過ごしてきました。らんたんは、旅に出ていながらも、この何気ない日常を感じることができるオアシスのようなところです。できれば、あまりお客さんのいない時期をねらっていくと、そのよさが感じられると思います。
ハンナは5年目を迎えています。定期的に来て下さるお客さまもできて本当にありがたいことです。人との出会いと同じように一つの物との出会いで気持ちがアップするなら、これも小さな幸せです。
今年も地味にひっそりやっていけたらなぁと思います。

2019年10月28日(月)
謄写版をいただいて

去年の7月に初めてお店に来て下さったお客さまが家に古いガリ版があるはずなのでよかったらもらってほしい。と言ってくださった。

一年以上が過ぎ、先日四周年の記念品をガリ版で製作したことをインスタでアップした。するとその翌日その方から「謄写版が見つかったのでよかったらどうぞ」というメールをいただいた。偶然なのか・・・。不思議に思う。

いただいたガリ版セットを開いて丁寧にみていく。そこにはそのご家族の歩みがあった。おおげさかもしれないけれど古いものにはそういう力があるように思う。

悲しいけれど理不尽な事件や事故が報道されその方が生きていた人生が語られる時がある。

どんな方にも大切な人生があったはず。世の中に貢献しているとかしてないとか立派であるとかないとか関係なくどんな人にも大切な人生があったはず。

どんな人の人生も平等に語られるべきではないか。

4月から始まった「やさしい社会問題」

そこで話し合う中でますますそんな考えが強くなったように思う。

 

2018年12月28日(金)
長田弘さん

先日、久しぶりに来店して下さった知り合いから「日記、更新しなさすぎー!」とのお言葉をいただきました。しかし何より驚いたのは、この日記を見ていてくれたということでした。

そんなこんなで?2018年を締めくくり少し書いておこうと思いました。
11月に悲しい出来事があり(先輩友人が旅立っていかれたこと)これまで以上に、親しい人であってもその瞬間瞬間の時間を大切に過ごしていきたいと感じました。自分と近しい人とはもちろんお店に来て下さるお客さま、様々な出会いを大切に来年も過ごしていきたいと思います。

もう一つは、大好きな長田弘さんの言葉です。
長田さんのことばには、人が人として生きていく沈黙のルールのようなものが書かれていると思います。
12月のある新聞記事に、
「自由に必要なものは、ただ誠実だけだ」
という長田さんのことばが紹介されていました。
今の社会は、この長田さんのことばとは相反する自由を主張する人が多いのではないか・・・そんなことを考えた年の瀬でもありました。

来年は、古代史講座がテーマを変えてみんなで社会の問題を考えていく講座になる予定です。そんなに大それたテーマでなくても、身近な問題について自分のことばで語れる場になればよいなぁと思っています。

2018年8月17日(金)
千代鶴是秀

これまでの暑さとは一転さわやかな朝です。
先日、神戸にある竹中大工道具館へ行ってきました。道具のコレクションが豊富で道具に関われる工夫もたくさんあって楽しい時間となりました。また木のぬくもりに包まれた素晴らしい建物で皆さんがゆっくりと鑑賞されていました。

名工とされる千代鶴是秀について
「あれほどきれいな工房はみたことがない」
「机の上にポンと置かれた定規類も見入ってしまうほど絵になっていた」
いただいた資料の中のこの文章が印象に残りました。

日々の営みをシンプルに生きることが、自分の道を追求する近道なのかもしれないなぁと思いました。情報に溢れた今の世の中でそれを成し遂げることは簡単ではないかもしれませんが。

らんぷミュージアム、そしてお客さまからすすめていただいた小磯記念美術館で開催中の「浜口陽三と南桂子展へも足を運び、アートにどっぷりはまった時間をいただきました。

2018年3月1日(木)
手すりをつけました・・・

うわ、、、気がつけば2018年が3月になっていました。
日記を半年も書いていません。きっと感動する気持ちが日々薄れているのだと思います。

去年からずっと考えていた手すり。
自称「大工」の友人に取り付けてもらいました(ありがとうございます。)
それから猫ベルも外に付け替えました。
階段の苦手な人はベルを鳴らしてください。
手すりはあまりお役にたたないかもしれませんが、ちょっと手助けになればと思います。

2017年9月19日(火)
画家 有元利夫

昨日、たぶん人が少なくなっただろう閉館をねらい、大山崎山荘美術館に行ってきました。

台風が去って
なんとなく秋の気配漂う。ここ数年、この訪れがどうにも空しく感じるのは年齢のせいだろうか。

今日の目的は30年ぶりに再開する有元利夫さんの作品。
38才の若さで亡くなった画家の絵はあの時のまま。

そもそも月日が経っても変わることはないのが絵画だけど、その印象が少しも変わらないのは、自分がまったく成長していないからだと愕然としました。

「風化したものは、僕にとっていつも美しい物語です。」と本人が語ったというくだり。
大山崎山荘美術館の建物に漂う風合いと作品たちが実によくマッチしていて、しばし下界を忘れる贅沢な時間をいただきました。

有元さんは自分にとって永遠にバイブルです。

2017年9月11日(月)
東北の風

2017年3月の日記で紹介させていただいたN夫妻の6年近く続けてきた東北旅行のお話を聞く会がついに9月9日に実現しました。

東日本大震災からずっと東北を見続けてきた夫妻の目を通して感じたことを語っていただき、参加してくださった方々も自然に自分の思いを語っていくという雰囲気がとても素敵だと思いました。

それは何よりN夫妻の気負わずに人に寄り添う姿勢がそうさせているように感じます。

日常では出会うことのない人と人が出会って、趣味や人生、おいしいお酒についてなど話が飛び飛びに盛り上がり、最後はしっかり第二回を開催する約束で会は終了いたしました。

素晴らしい時間を作ってくださったN夫妻、参加してくださった方々に感謝いたします。

2017年8月2日(水)
描くことは「祈り」に似ている

ハンナは8月1日から28日までお休みさせていただいています。
毎年8月中旬に大阪の画廊にグループで絵画の作品を出展しています。今から25年くらい前に縁あって誘ってもらいそれ以来続けています。
最初は自分の絵を画廊に出すなんて・・・とためらいもありましたが、恥ずかしい気持ちを我慢して修行のつもりでやってきました。20年くらい前に新聞の記事で、描くことは「祈り」に似ているという言葉に出会いました。これはある作家がアンリ・マティスが晩年に手がけた礼拝堂を訪れ、「芸術は安楽椅子のようなものである」というマチスの言葉を思い出して感じたことだったそうです。
その言葉に触れた時「ああ・・・」と描くことの意味を再認識しました。
音楽も絵画も手作りの物も作り手の祈りが込められた作品は人の心を癒すものかのかもしれません。

2017年5月27日(土)
小学校6年生

六年生になってからめっきり来店が少なくなったKちゃん「母の日のプレゼント買いに来た!」と久しぶりに顔を出した。
最近、置き始めた古道具に素早く反応。「この電話使い方知ってる!」おお〜〜この子にとって黒電話は、もはやそういう世界のものなんだ。古道具に興味津々だが、その合間にもちゃんとプレゼントのチェック。
「お父さんは、母の日過ぎてるし、もうええんちゃうかっていうんやけど、やっぱりなぁ」とつぶやく。
随分迷って「これにしよう!」と決定。
手作りの貯金箱からじゃらじゃらお金を出す。帰ったらすぐ渡すと愛用の自転車でさーっと帰って行った。

Kちゃん、ええなぁ、ほのぼのします。
この子が成人した時、日本の社会は今より少しは良くなっているのかなぁ。頼りない大人たちだけど、子どもが大事にされる社会を築いていきたいです。

2017年4月17日(月)
きぼう
昨日、「ムーレックで考える被災地支援」というイベントに参加してきました。


最初に、きぼうチャンネルから発信された映像を見て、しばらくしてから福山哲郎さんが来られて、福島第一原発事故直後の対応のお話、今後のライフスタイルがどうあるべきなのかという問いかけ、参加者の方から様々な発言があり、深く考える時間となりました。


一番印象に残ったのは、きぼうチャンネルの中で、原発事故によって土地を奪われた飯舘村の方が、ソーラーシェアリングを通して、きぼうを取り戻して行かれる様子でした。


にんげんにとって「きぼう」というものがいかに大切か。それは原発事故だけではなく困難に直面したとき互いに知恵を出し合い築いていくしかないのだと再確認したことでした。


話が少しそれてしまいましたが、このダイアリーにたどり着いた方にはきぼうチャンネルを見ていただきたいと思いました。


2017年4月6日(木)
ムーレックへ行きませんか

少し暖かくなりました。

先日ムーレックに行ってきました。

北野白梅町にあるイズミヤの第二駐車場に車を置いて
歩いて5分くらいの静かな住宅街にあります。
古くて立派なお家でボッと歩いていたら通り過ぎてしまうくらい町並みになじんでいます。
アジアを中心とした子どもたちの支援を目的に、カフェだけでなく子どもたちが作った雑貨なども置いておられます。
イベントなどもあります。
そしてお店はとても素敵な姉妹さんがお二人で切り盛りされています。
ムーレックさんに行くと、毎日忙しくて自分のことしか考えてない時間から、ちょっとだけ離れて世界を見ることができるような気がします。

2017年3月23日(木)
手作りクッキー

3月なのにまだ少し寒い日、クッキーで心がほっこりしました。

近くのスーパーマーケットがなくなってさらに来店者の少なくなったハンナに「差し入れ!」と手作りのクッキーを持って来て下さるNさんは、ハンナに「みなとまちセラミカ工房」を紹介して下さったお客さまです。

セラミカさんは、東日本大震災後にスペインタイルで街を明るく彩りたい!という思いで、2015年6月「きぼうのかね商店街」の仮説店舗の工房でタイルを作り始め、のちに
女川の駅前にオープンすることとなったお店です。

Nさんは震災後ご夫婦で、ほぼ毎年東北旅行にでかけ、みなとまちセラミカ工房のスタッフさんともお知り合いになられました。
「去年は東北に行けなかったので、今年は行くの・・・」と先日の来店時に教えて下さいました。6年経った被災地を自分の足で歩いて回る・・・すごい事です。

Nさんがまたハンナに東北の風を運んで来て下さることを楽しみしています。

2017年3月16日(木)
ボンボン時計

火曜日に縁あって、
ハンナにボンボン時計がやってきました。


かっこん、かっこん、ぼーんぼん、
かっこん、かっこん、ぼーんぼん。

なんか落ち着きます。なんかいいです。
ボンボンと仲良くなれそうです。


2017年3月9日(木)
高田郁さん

啓蟄すぎても寒いです。
以前のダイアリーで紹介した「銀二貫」という本の作者は高田郁(たかだかおる)さん。
お客さまが貸してくれたエッセイ「晴れときどき涙雨」をよむ。店番をしながら読む。
どのお話も高田さんの人柄がにじみ出ていて、
中でも「差し入れ屋」は思わず泣けた。

頭でわかることと、心でわかることは違うのだ。
あとがきに「あなたの明日に優しい風が吹きますように。」
と記されてあった。その生き方をお手本にしたいけれど、あまりにも立派でとても及ばだろうと。だから何かに弱気になったとき高田さんのことを思い出すとこにしようと思う。

2017年3月5日(日)
講演「骨董と利休」

昨日、念願だったハンナでの山本氏の「骨董を楽しむ」が無事終了。

予想以上にたくさんの方が参加、
皆さんとても喜んでくださいました。


山本さん、ありがとうございました。

骨董をめぐる不思議なご縁のお話。

物が呼んでいる感覚・・・

また最後に話された「骨董には生きる力があるのかもしれない。」

それがとても印象に残っています。

断捨離とか流行っていますが、物にはそれに込められた人の思いがあって、時にそれが人の心を癒したり、幸せな気持ちにしてくれるのではないか。それが生きる力をリレーすることなのでは・・・

そんなことを確認できた時間でした。

で、今日は早朝から東寺のがらくた市に行っちゃいました!みんな笑顔でした。

2017年2月22日(水)
2月ももうすぐ終わり

オープンした日オープンと同時に来店を続けて下さるお客さまが本日も。

普段でも来店者数が超〜少ないのですが、今年の2月はさらに悲惨!雪?ゆき?ユキ?のせいか?!とにかく
リピートして下さるお客さまに支えられる日々でした。


そのお客さまと、店番の傍ら読んだ「銀二貫」の話になり、新たに作者の人物像を教えていただき、発見と感動。

開業して1年半、お店というのはお客さまに支えられて生きているのだ、、、と改めて実感しました。

人気のなくなった時刻、窓際のテーブルの椅子に腰掛けて大好きな大原治雄さんの写真集をまったり眺める、、がすっかり2月のルーティーンになりました。大原さんの写真には人間の根源みたいなものが詰まっています。

興味をお持ちの方はハンナにて是非ご覧下さい。
2017年2月7日(火)
壁かけランプシェード

寒い一日でした。

エイトさんで見つけた壁掛け風シェード。

配線も何もなく!
どうしてあげたら輝く?
いろいろいろいろ考えました。
完成しました。

輝いてるのかわかりませんが。
その灯りに心がほっこりしました。

風前のともしびに近い営業状態ですが〜
このシェードが希望のともしびになることを
祈って!

2017年1月22日(日)
日本茶

1月21日にスタートした美術・芸術講座の休憩時間に、にほんちゃギャラリーおかむらさんに試飲会と販売をしていただきました。

ほっこり楽しく会話もはずむ!ああ、前回ダイアリーに書かせてもらった山本氏の語っておられた千利休のお話、、、
茶の味(産地)を楽しみ語らう、
道具ではない、こころであつくもてなせ、、
ってお話にいたく感動しましたが、

ああ、こういうことなのね、と実感しました。

おかむらさん、皆さん、
素敵な時間をありがとうございました。

あ、是非にほんちゃギャラリーおかむらさんのお茶を飲んでくださ〜い。

2017年1月15日(日)
2017ねん

20年近く年始におじゃましているペンション「らんたん」さんに今年も行ってきました。

12月末にリニューアル完了。想像以上に素敵だった。
特に、野尻湖の桟橋を再利用した壁が印象的でした。

時にお客さんをいじるオーナー、奥様はケーキ作りの達人で一見ほあんとしているが、車で雪道をバックで暴走するスゴ技を時々披露!
大きくなった三人の息子さん、孫同然に溺愛される愛犬。
そして、スキーフリークのリピーターさんたち。
いつも丁寧に指導してくれるスキー学校の先生・・。

変わらない人たちと風景に囲まれてほっと一時。

らんたんはハンナのめざすものがたくさんあります。


2016年12月25日(日)
ランプシェード

2017年、ランプシェードがやってきます。

スペイン→T氏→京都レトロ雑貨eight→京電商会→hanna

京電商会ではコードを付けてもらいました。

海を越え十数年の年月を経て点灯!

二枚目の写真に写る車はeightさんの中から見たエイトさんの社長さんの車です・・・

平安神宮近くにある隠れ家的?(でもなく皆さんよくご存知ですが)

素敵なお店です。店長さんのM子さんの笑顔が特に素敵です。

2016年12月19日(月)
骨董をたのしむ

11月27日に長岡京市で開催された「骨董をたのしむ]

の講演があまりにも面白くて、お客さんやらいろんな方

に「
よかったわ!よかったわ!」と絶賛を続けていたら

トントンと!

ハンナで講演していただけることに・・・


快く引き受けて下さった山本氏に感謝感謝です。

大山崎にある待庵がわずか二畳だったのは・・・って。

そう!ピカソも千利休も芸術家は権力には屈しない〜

表現を阻むものを許さないんです


2016年12月8日(木)
オア・グローリーさんからやってきた

先日、縁あって京都にある

オア・グローリーさんから、

これらの備品がやってきました!

「これ、使い方でええ仕事しますよ」とお店のKさん、、、

本当に親切ないい感じの方でした。

ありがとうね。

2016年12月3日(土)
2016年最後の講座のあとに焼き肉!

オープン以来ずっと講座を担当されている先生と

受講してくださっている方々と、お向かいの焼き肉屋このみさんで焼き肉をいただきました。

ご近所にこんなおいしいお店があったなんて。


参加者全員絶賛!

このみさんありがとうございました。