長岡京市にひっそりとある雑貨屋のダイアリーです

2018年12月28日(金)
長田弘さん

先日、久しぶりに来店して下さった知り合いから「日記、更新しなさすぎー!」とのお言葉をいただきました。しかし何より驚いたのは、この日記を見ていてくれたということでした。

そんなこんなで?2018年を締めくくり少し書いておこうと思いました。
11月に悲しい出来事があり(先輩友人が旅立っていかれたこと)これまで以上に、親しい人であってもその瞬間瞬間の時間を大切に過ごしていきたいと感じました。自分と近しい人とはもちろんお店に来て下さるお客さま、様々な出会いを大切に来年も過ごしていきたいと思います。

もう一つは、大好きな長田弘さんの言葉です。
長田さんのことばには、人が人として生きていく沈黙のルールのようなものが書かれていると思います。
12月のある新聞記事に、
「自由に必要なものは、ただ誠実だけだ」
という長田さんのことばが紹介されていました。
今の社会は、この長田さんのことばとは相反する自由を主張する人が多いのではないか・・・そんなことを考えた年の瀬でもありました。

来年は、古代史講座がテーマを変えてみんなで社会の問題を考えていく講座になる予定です。そんなに大それたテーマでなくても、身近な問題について自分のことばで語れる場になればよいなぁと思っています。

2018年8月17日(金)
千代鶴是枝

これまでの暑さとは一転さわやかな朝です。
先日、神戸にある竹中大工道具館へ行ってきました。道具のコレクションが豊富で道具に関われる工夫もたくさんあって楽しい時間となりました。また木のぬくもりに包まれた素晴らしい建物で皆さんがゆっくりと鑑賞されていました。

名工とされる千代鶴是秀について
「あれほどきれいな工房はみたことがない」
「机の上にポンと置かれた定規類も見入ってしまうほど絵になっていた」
いただいた資料の中のこの文章が印象に残りました。

日々の営みをシンプルに生きることが、自分の道を追求する近道なのかもしれないなぁと思いました。情報に溢れた今の世の中でそれを成し遂げることは簡単ではないかもしれませんが。

らんぷミュージアム、そしてお客さまからすすめていただいた小磯記念美術館で開催中の「浜口陽三と南桂子展へも足を運び、アートにどっぷりはまった時間をいただきました。

2018年3月1日(木)
手すりをつけました・・・

うわ、、、気がつけば2018年が3月になっていました。
日記を半年も書いていません。きっと感動する気持ちが日々薄れているのだと思います。

去年からずっと考えていた手すり。
自称「大工」の友人に取り付けてもらいました(ありがとうございます。)
それから猫ベルも外に付け替えました。
階段の苦手な人はベルを鳴らしてください。
手すりはあまりお役にたたないかもしれませんが、ちょっと手助けになればと思います。

2017年9月19日(火)
画家 有元利夫

昨日、たぶん人が少なくなっただろう閉館をねらい、大山崎山荘美術館に行ってきました。

台風が去って
なんとなく秋の気配漂う。ここ数年、この訪れがどうにも空しく感じるのは年齢のせいだろうか。

今日の目的は30年ぶりに再開する有元利夫さんの作品。
38才の若さで亡くなった画家の絵はあの時のまま。

そもそも月日が経っても変わることはないのが絵画だけど、その印象が少しも変わらないのは、自分がまったく成長していないからだと愕然としました。

「風化したものは、僕にとっていつも美しい物語です。」と本人が語ったというくだり。
大山崎山荘美術館の建物に漂う風合いと作品たちが実によくマッチしていて、しばし下界を忘れる贅沢な時間をいただきました。

有元さんは自分にとって永遠にバイブルです。

2017年9月11日(月)
東北の風

2017年3月の日記で紹介させていただいたN夫妻の6年近く続けてきた東北旅行のお話を聞く会がついに9月9日に実現しました。

東日本大震災からずっと東北を見続けてきた夫妻の目を通して感じたことを語っていただき、参加してくださった方々も自然に自分の思いを語っていくという雰囲気がとても素敵だと思いました。

それは何よりN夫妻の気負わずに人に寄り添う姿勢がそうさせているように感じます。

日常では出会うことのない人と人が出会って、趣味や人生、おいしいお酒についてなど話が飛び飛びに盛り上がり、最後はしっかり第二回を開催する約束で会は終了いたしました。

素晴らしい時間を作ってくださったN夫妻、参加してくださった方々に感謝いたします。

2017年8月2日(水)
描くことは「祈り」に似ている

ハンナは8月1日から28日までお休みさせていただいています。
毎年8月中旬に大阪の画廊にグループで絵画の作品を出展しています。今から25年くらい前に縁あって誘ってもらいそれ以来続けています。
最初は自分の絵を画廊に出すなんて・・・とためらいもありましたが、恥ずかしい気持ちを我慢して修行のつもりでやってきました。20年くらい前に新聞の記事で、描くことは「祈り」に似ているという言葉に出会いました。これはある作家がアンリ・マティスが晩年に手がけた礼拝堂を訪れ、「芸術は安楽椅子のようなものである」というマチスの言葉を思い出して感じたことだったそうです。
その言葉に触れた時「ああ・・・」と描くことの意味を再認識しました。
音楽も絵画も手作りの物も作り手の祈りが込められた作品は人の心を癒すものかのかもしれません。

2017年5月27日(土)
小学校6年生

六年生になってからめっきり来店が少なくなったKちゃん「母の日のプレゼント買いに来た!」と久しぶりに顔を出した。
最近、置き始めた古道具に素早く反応。「この電話使い方知ってる!」おお〜〜この子にとって黒電話は、もはやそういう世界のものなんだ。古道具に興味津々だが、その合間にもちゃんとプレゼントのチェック。
「お父さんは、母の日過ぎてるし、もうええんちゃうかっていうんやけど、やっぱりなぁ」とつぶやく。
随分迷って「これにしよう!」と決定。
手作りの貯金箱からじゃらじゃらお金を出す。帰ったらすぐ渡すと愛用の自転車でさーっと帰って行った。

Kちゃん、ええなぁ、ほのぼのします。
この子が成人した時、日本の社会は今より少しは良くなっているのかなぁ。頼りない大人たちだけど、子どもが大事にされる社会を築いていきたいです。

2017年4月17日(月)
きぼう
昨日、「ムーレックで考える被災地支援」というイベントに参加してきました。


最初に、きぼうチャンネルから発信された映像を見て、しばらくしてから福山哲郎さんが来られて、福島第一原発事故直後の対応のお話、今後のライフスタイルがどうあるべきなのかという問いかけ、参加者の方から様々な発言があり、深く考える時間となりました。


一番印象に残ったのは、きぼうチャンネルの中で、原発事故によって土地を奪われた飯舘村の方が、ソーラーシェアリングを通して、きぼうを取り戻して行かれる様子でした。


にんげんにとって「きぼう」というものがいかに大切か。それは原発事故だけではなく困難に直面したとき互いに知恵を出し合い築いていくしかないのだと再確認したことでした。


話が少しそれてしまいましたが、このダイアリーにたどり着いた方にはきぼうチャンネルを見ていただきたいと思いました。


2017年4月6日(木)
ムーレックへ行きませんか

少し暖かくなりました。

先日ムーレックに行ってきました。

北野白梅町にあるイズミヤの第二駐車場に車を置いて
歩いて5分くらいの静かな住宅街にあります。
古くて立派なお家でボッと歩いていたら通り過ぎてしまうくらい町並みになじんでいます。
アジアを中心とした子どもたちの支援を目的に、カフェだけでなく子どもたちが作った雑貨なども置いておられます。
イベントなどもあります。
そしてお店はとても素敵な姉妹さんがお二人で切り盛りされています。
ムーレックさんに行くと、毎日忙しくて自分のことしか考えてない時間から、ちょっとだけ離れて世界を見ることができるような気がします。

2017年3月23日(木)
手作りクッキー

3月なのにまだ少し寒い日、クッキーで心がほっこりしました。

近くのスーパーマーケットがなくなってさらに来店者の少なくなったハンナに「差し入れ!」と手作りのクッキーを持って来て下さるNさんは、ハンナに「みなとまちセラミカ工房」を紹介して下さったお客さまです。

セラミカさんは、東日本大震災後にスペインタイルで街を明るく彩りたい!という思いで、2015年6月「きぼうのかね商店街」の仮説店舗の工房でタイルを作り始め、のちに
女川の駅前にオープンすることとなったお店です。

Nさんは震災後ご夫婦で、ほぼ毎年東北旅行にでかけ、みなとまちセラミカ工房のスタッフさんともお知り合いになられました。
「去年は東北に行けなかったので、今年は行くの・・・」と先日の来店時に教えて下さいました。6年経った被災地を自分の足で歩いて回る・・・すごい事です。

Nさんがまたハンナに東北の風を運んで来て下さることを楽しみしています。

2017年3月16日(木)
ボンボン時計

火曜日に縁あって、
ハンナにボンボン時計がやってきました。


かっこん、かっこん、ぼーんぼん、
かっこん、かっこん、ぼーんぼん。

なんか落ち着きます。なんかいいです。
ボンボンと仲良くなれそうです。


2017年3月9日(木)
高田郁さん

啓蟄すぎても寒いです。
以前のダイアリーで紹介した「銀二貫」という本の作者は高田郁(たかだかおる)さん。
お客さまが貸してくれたエッセイ「晴れときどき涙雨」をよむ。店番をしながら読む。
どのお話も高田さんの人柄がにじみ出ていて、
中でも「差し入れ屋」は思わず泣けた。

頭でわかることと、心でわかることは違うのだ。
あとがきに「あなたの明日に優しい風が吹きますように。」
と記されてあった。その生き方をお手本にしたいけれど、あまりにも立派でとても及ばだろうと。だから何かに弱気になったとき高田さんのことを思い出すとこにしようと思う。

2017年3月5日(日)
講演「骨董と利休」

昨日、念願だったハンナでの山本氏の「骨董を楽しむ」が無事終了。

予想以上にたくさんの方が参加、
皆さんとても喜んでくださいました。


山本さん、ありがとうございました。

骨董をめぐる不思議なご縁のお話。

物が呼んでいる感覚・・・

また最後に話された「骨董には生きる力があるのかもしれない。」

それがとても印象に残っています。

断捨離とか流行っていますが、物にはそれに込められた人の思いがあって、時にそれが人の心を癒したり、幸せな気持ちにしてくれるのではないか。それが生きる力をリレーすることなのでは・・・

そんなことを確認できた時間でした。

で、今日は早朝から東寺のがらくた市に行っちゃいました!みんな笑顔でした。

2017年2月22日(水)
2月ももうすぐ終わり

オープンした日オープンと同時に来店を続けて下さるお客さまが本日も。

普段でも来店者数が超〜少ないのですが、今年の2月はさらに悲惨!雪?ゆき?ユキ?のせいか?!とにかく
リピートして下さるお客さまに支えられる日々でした。


そのお客さまと、店番の傍ら読んだ「銀二貫」の話になり、新たに作者の人物像を教えていただき、発見と感動。

開業して1年半、お店というのはお客さまに支えられて生きているのだ、、、と改めて実感しました。

人気のなくなった時刻、窓際のテーブルの椅子に腰掛けて大好きな大原治雄さんの写真集をまったり眺める、、がすっかり2月のルーティーンになりました。大原さんの写真には人間の根源みたいなものが詰まっています。

興味をお持ちの方はハンナにて是非ご覧下さい。
2017年2月7日(火)
壁かけランプシェード

寒い一日でした。

エイトさんで見つけた壁掛け風シェード。

配線も何もなく!
どうしてあげたら輝く?
いろいろいろいろ考えました。
完成しました。

輝いてるのかわかりませんが。
その灯りに心がほっこりしました。

風前のともしびに近い営業状態ですが〜
このシェードが希望のともしびになることを
祈って!

2017年1月22日(日)
日本茶

1月21日にスタートした美術・芸術講座の休憩時間に、にほんちゃギャラリーおかむらさんに試飲会と販売をしていただきました。

ほっこり楽しく会話もはずむ!ああ、前回ダイアリーに書かせてもらった山本氏の語っておられた千利休のお話、、、
茶の味(産地)を楽しみ語らう、
道具ではない、こころであつくもてなせ、、
ってお話にいたく感動しましたが、

ああ、こういうことなのね、と実感しました。

おかむらさん、皆さん、
素敵な時間をありがとうございました。

あ、是非にほんちゃギャラリーおかむらさんのお茶を飲んでくださ〜い。

2017年1月15日(日)
2017ねん

20年近く年始におじゃましているペンション「らんたん」さんに今年も行ってきました。

12月末にリニューアル完了。想像以上に素敵だった。
特に、野尻湖の桟橋を再利用した壁が印象的でした。

時にお客さんをいじるオーナー、奥様はケーキ作りの達人で一見ほあんとしているが、車で雪道をバックで暴走するスゴ技を時々披露!
大きくなった三人の息子さん、孫同然に溺愛される愛犬。
そして、スキーフリークのリピーターさんたち。
いつも丁寧に指導してくれるスキー学校の先生・・。

変わらない人たちと風景に囲まれてほっと一時。

らんたんはハンナのめざすものがたくさんあります。


2016年12月25日(日)
ランプシェード

2017年、ランプシェードがやってきます。

スペイン→T氏→京都レトロ雑貨eight→京電商会→hanna

京電商会ではコードを付けてもらいました。

海を越え十数年の年月を経て点灯!

二枚目の写真に写る車はeightさんの中から見たエイトさんの社長さんの車です・・・

平安神宮近くにある隠れ家的?(でもなく皆さんよくご存知ですが)

素敵なお店です。店長さんのM子さんの笑顔が特に素敵です。

2016年12月19日(月)
骨董をたのしむ

11月27日に長岡京市で開催された「骨董をたのしむ]

の講演があまりにも面白くて、お客さんやらいろんな方

に「
よかったわ!よかったわ!」と絶賛を続けていたら

トントンと!

ハンナで講演していただけることに・・・


快く引き受けて下さった山本氏に感謝感謝です。

大山崎にある待庵がわずか二畳だったのは・・・って。

そう!ピカソも千利休も芸術家は権力には屈しない〜

表現を阻むものを許さないんです


2016年12月8日(木)
オア・グローリーさんからやってきた

先日、縁あって京都にある

オア・グローリーさんから、

これらの備品がやってきました!

「これ、使い方でええ仕事しますよ」とお店のKさん、、、

本当に親切ないい感じの方でした。

ありがとうね。

2016年12月3日(土)
2016年最後の講座のあとに焼き肉!

オープン以来ずっと講座を担当されている先生と

受講してくださっている方々と、お向かいの焼き肉屋このみさんで焼き肉をいただきました。

ご近所にこんなおいしいお店があったなんて。


参加者全員絶賛!

このみさんありがとうございました。