去年の7月に初めてお店に来て下さったお客さまが家に古いガリ版があるはずなのでよかったらもらってほしい。と言ってくださった。
一年以上が過ぎ、先日四周年の記念品をガリ版で製作したことをインスタでアップした。するとその翌日その方から「謄写版が見つかったのでよかったらどうぞ」というメールをいただいた。偶然なのか・・・。不思議に思う。
いただいたガリ版セットを開いて丁寧にみていく。そこにはそのご家族の歩みがあった。おおげさかもしれないけれど古いものにはそういう力があるように思う。
悲しいけれど理不尽な事件や事故が報道されその方が生きていた人生が語られる時がある。
どんな方にも大切な人生があったはず。世の中に貢献しているとかしてないとか、立派であるとかないとか関係なくどんな人にも大切な人生があったはず。
どんな人の人生も平等に語られるべきではないか。
4月から始まった「やさしい社会問題」
そこで話し合う中でますますそんな考えが強くなったように思う。
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