Uターン区域をポリエチレン管外径よりやや大きな内径の金属鞘管に通してU字状に曲げることでポリエチレン管の接合をなくす。特許出願中。
地盤の悪い沖積平野の発達した日本ではボーリング工法でなく、基礎杭の兼用や基礎工法(杭打ち機、地盤改良機)の利用が地中熱交換杭のコストを縮減する。この工法では、掘削深の短いためUチューブの本数が増え、全体でUターン箇所数が増える。このUターンは融着接合がなされているが、漏水検証を含めると施工費が嵩む。Uターンでの今回のジョイントレス化は信頼性向上とコスト縮減になる。
また基礎工法を用いると掘削孔が大きくなる。それを活かして往きと戻りの管の間隔を広くする、本数を増やせば能力を高められる。
効果
1.内圧・外圧にも強い
2.施工での傷付けやすい箇所を鞘管で保護
3.ジョイントレス化で信頼性向上
4.往きと戻りの間隔を広く保持で集熱アップ
5.コスト減
6.大半径の曲げで速度損失が減る→節電・ポンプの小型化
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ベンダーで鋼管を絞りながら曲げる | 攪拌・圧入工法でUチューブの間隔を広げ保持する | |
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攪拌・圧入地中熱工法への適用 施工:三谷セキサン |
PHC杭プレボーリング地中熱工法への適用 |
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場所打ち杭地中熱での適用 | 鋼管杭、PHC杭での貯水方式地中熱での適用 |