トップページ > dsPIC入門 > シリアル通信用のハードを作る
シリアル通信に必要な部分だけを書きました。dsPICが動作するための最低限の回路構成は テストボードを作るを参照してください。 回路図を見て分かる通り、dsPICからの信号線は2本だけです。送信用データ線と、受信用データ線 となっています。
PCのシリアル通信ポートで標準的に仕様されているRS-232規格というのがあります。 これに指定されている電圧はマイコン側の電源電圧の+5Vではありません。よって、 “レベル変換IC”をかませてPCと正しく通信できるようにする必要があります。 やり方は簡単で、回路図にある通りにこのIC(秋月さんで入手) へ信号線をつないで、さらにこのICからD-SUB9ピンコネクタへ配線するだけです。
上の回路図のとおり、シリアル通信用の回路を最初に作ったテストボードへ追加してみました。 赤丸で囲った部分です。
D-SUBコネクタは、端子のピッチが基板と若干ずれています。ラジオペンチ等をつかって曲げて、 無理やり基板に押し込みます。(…ただし、これだとコネクタが少し傾きます。外見は若干残念な感じです…)